JP3084722B2 - 符号誤り訂正方式 - Google Patents

符号誤り訂正方式

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JP3084722B2
JP3084722B2 JP02047656A JP4765690A JP3084722B2 JP 3084722 B2 JP3084722 B2 JP 3084722B2 JP 02047656 A JP02047656 A JP 02047656A JP 4765690 A JP4765690 A JP 4765690A JP 3084722 B2 JP3084722 B2 JP 3084722B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は符号誤り訂正方式に関し、特に多値QAM方式
におけるブロック符号による符号誤り訂正方式に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、多値QAM方式におけるブロック符号による符号
誤り訂正方式においては、各系列が複数のデータ列から
なる2系列の信号に対して、送信側で、訂正符号化回路
によって各データ列毎に誤り訂正符号化し、変調器で搬
送波を変調して多値QAM変調搬送信号を生成し送出して
いる。受信側では多値QAM変調搬送信号を復調器で復調
し、更に誤り訂正復号化回路によって各データ列毎に復
号している。
いま、多値QAM方式として例えば256QAM方式である場
合は、各系列が4列のデータからなる2系列の信号とな
る。この4列の各データ列のビットエラーレートをそれ
ぞれP4,P3,P2,P1とし、シンボルエラーレートをPSとす
ると、 P4=1/4PS,P3=1/8PS,P2=1/16PS,P1=1/32PSの関係
がある。
ここで、1重誤り訂正の場合で考えると、訂正前のビ
ットエラーレートPiと訂正後のビットエラーレートP′
との間に次式の関係がある。P′=APi 2〔i=1,2,
3…〕、ここでAはブロック長で決まる定数である。
従って、誤り訂正後のビットエラーレートをそれぞれ
P′4,P′3,P′2,P′とすると、 P′=AP4 2=A/16PS 2,P′=AP3 2=A/64PS 2,P′
=AP2 2=A/256PS 2,P′=AP1 2=A/1024PS 2となる。
シンボル毎に4列の各データを1列にまとめたときの
ビットエラーレートPTは、 PT=1/4(P′+P′+P′+P′)=85/40
96APS 2となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に、多値QAM方式の各データ列の符号誤り率は列
毎に異なっているので、全体としての符号誤り率は最も
誤り率の大きいデータ列で決まる。従って、上述した従
来の符号誤り訂正方式では訂正能力を十分に発揮でき
ず、全体として誤り率の改善効果が少ないという欠点が
ある。
本発明の目的は、データ列を1ブロック内で1シンボ
ル単位で入れ替えて伝送することにより、誤り訂正回路
の訂正能力を十分に発揮させて誤り率を改善させること
のできる符号誤り訂正方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の符号誤り訂正方式は、多値QAM方式における
複数のデータ列からなる2系列の信号に対するブロック
符号による符号誤り訂正方式において、前記系列のデー
タ列の最下位桁データと最上位桁データを1ブロック内
で1シンボル置きに入れ替えるデータ列変換手段を送信
側に備え;前記系列のデータ列の最下位桁データと最上
位桁データを1ブロック内で1シンボル置きに前記デー
タ列変換手段とは逆に入れ替えるデータ列逆変換手段を
受信側に備えている。また、前記データ列変換手段が前
記系列のデータ列の各桁のデータを1ブロック内で1シ
ンボル毎に順次入れ替え、前記データ列逆変換手段が前
記系列のデータ列の各桁のデータを1ブロック内で1シ
ンボル毎に前記データ列変換手段とは逆に順次入れ替え
てもよい。
〔実施例〕
次に図面を参照して本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
データ列として256QAMの場合を示している。送信側に
は、誤り訂正符号化回路1、データ列変換回路2および
変調器3を備え、受信側には、復調器4、データ列逆変
換回路5および誤り訂正復号化回路6を備えている。
送信側において、誤り訂正符号化回路1は、2系列各
4列からなる256QAM方式のデータ列10に対して誤り訂正
符号化を行ってデータ列11として出力する。データ列変
換回路2は、データ列11に対して1ブロック内で1シン
ボル単位にあらかじめ定めた列を入れ替えてデータ列変
換を行ってデータ列12を出力する。変調器3はデータ列
12で搬送波を直交変調して256QAM変調搬送信号20を生成
し送出する。
受信側において、復調器4は、256QAM変調搬送信号20
を復調して2系列各4列からなる256QAM方式のデータ列
21を出力する。データ列逆変換回路5は、データ列21の
各4列のデータ列に対して送信側のデータ列変換回路2
で行われたデータ列変換とは逆に1ブロック内で1シン
ボル毎に入れ替えてデータ列22として出力する。誤り訂
正復号化回路6は、入力するデータ列22に対して誤り訂
正復号化を行い、データ列23として出力する。
さて、データ列変換回路2およびデータ列逆変換回路
5で行うデータ列変換の第1の実施例を第2図に示して
いる。256QAM方式の4列の各データ列を20,21,22,23
桁で表現したとき、最下位の20桁と最上位の23桁を1ブ
ロック内で1シンボル置きに入れ替えている。すなわ
ち、データ列変換回路2によって、2系列各4列のデー
タ列11の20桁と23桁が1ブロック内で1シンボル置きに
入れ替えられてデータ列12に変換され、また、データ列
逆変換回路5によって、データ列21はデータ列変換回路
2で行われた変換とは逆に20桁と23桁が1ブロック内で
1シンボル置きに入れ替えられてデータ列11と同じ配列
のデータ列22に変換される。
いま、データ列の変換を行わない場合の誤り訂正前の
各桁のビットエラーレートをそれぞれP4,P3,P2,P1
し、シンボルエラーレートをPSとすると、P4=1/4PS,P3
=1/8PS,P2=1/16PS,P1=1/32PSの関係がある。ここ
で、20桁と23桁のデータ列を1ブロック内で1シンボル
置きに入れ替えることによって、ビットエラーレートP4
およびP1がそれぞれP40およびP10になるとする。データ
列変換によってビットエラーレートが平均化されるの
で、 P40=P10=1/2(P4+P1)=1/2(1/4+1/32)PS=9/64P
Sとなる。
従って、1重誤り訂正の場合、誤り訂正後のビットエ
ラーレートをそれぞれP′40,P′30,P′20,P′10とする
と、 P′40=P′10=A(9/64PS2,P′30=A(1/8PS
2,P′20=A(1/16PSとなる。Aはブロック長で決
まる定数である。
ここで、シンボル毎に4列の各データをまとめたとき
のビットエラーレートPT′は、 PT′=1/4(P′40+P′30+P′20,+P′10) =A/4(81/4096+1/64+ 1/256+81/4096)PS 2 =60.5/4096APS 2となる。
ビットエラーレートPT′を従来のビットエラーレート
PTと比較すると、約1.4倍改善される。
次に、データ列変換の第2の実施例を第3図に示して
いる。この場合は、20〜23桁の各桁全体にわたり、20,2
1,22,23→21,22,23,20→22,23,20,21のように順次1ブ
ロック内で1シンボル毎に各桁が巡回するように入れ替
えている。すなわち、データ列変換回路2によって、2
系列各4列のデータ列11はデータ列12に変換され、ま
た、データ列逆変換回路5によって、データ列21はデー
タ列変換回路2で行われた変換とは逆に1ブロック内で
1シンボル毎に入れ替えられてデータ列11と同じ配列の
データ列22に変換される。
いま、データ列の変換を行わない場合の誤り訂正前の
各桁のビットエラーレートをそれぞれP4,P3,P2,P1、シ
ンボルエラーレートをPS、データ列の変換を行った場合
の各桁のビットエラーレートをそれぞれP40,P30,P20,P
10とすると、各桁全体にわたり順次1ブロック内で1シ
ンボル毎に各桁が巡回するようにデータ列を入れ替える
ので、ビットエラーレートは平均化されて、 P40=P30=P20=P10=1/4(P4+P3+P2+P1)=1/4(1/
4+1/8+1/16+1/32)PS=15/128PSとなる。
従って、1重誤り訂正の場合、誤り訂正後のビットエ
ラーレートをそれぞれP′40,P′30,P′20,P′10とする
と、P′40=P′30=P′20=P′10=A(15/128PS
となる。
ここで、シンボル毎に4列の各データを1列にまとめ
たときのビットエラーレートPT′は、 PT′=1/4(P′40+P′30+P′20,+P′) =A(15/128P2 =56.2/4096APS 2となる。
ビットエラーレートPT′を従来のビットエラーレート
PTと比較すると、約1.5倍改善される。
なお、上記実施例では、256QAM方式で1重誤り訂正の
場合について説明したが、他の多値QAM方式、および1
重以上の誤り訂正の場合であっても、同様な効果が得ら
れることは明らかである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、送信側にデータ
列変換手段を備え、受信側にデータ列逆変換手段を備え
て、多値QAM方式の2系列の各データ列のデータを1ブ
ロック内で1シンボル単位で入れ替えてデータ列変換お
よびデータ列逆変換を行うことによって、データ列のビ
ットエラーレートを平均化することができるので、誤り
訂正回路の訂正能力を十分に発揮させて誤り率を改善さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
データ列変換の第1の実施例を示す図、第3図はデータ
列変換の第2の実施例を示す図である。 1……誤り訂正符号化回路、2……データ列変換回路、
3……変調器、4……復調器、5……データ列逆変換回
路、6……誤り訂正復号化回路、10〜12,21〜23……デ
ータ列、20……256QAM変調搬送信号。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多値QAM方式における複数のデータ列から
    なる2系列の信号に対するブロック符号による符号誤り
    訂正方式において、前記系列のデータ列の最下位桁デー
    タと最上位桁データを1ブロック内で1シンボル置きに
    入れ替えるデータ列変換手段を送信側に備え;前記系列
    のデータ列の最下位桁データと最上位桁データを1ブロ
    ック内で1シンボル置きに前記データ列変換手段とは逆
    に入れ替えるデータ列逆変換手段を受信側に備えること
    を特徴とする符号誤り訂正方式。
  2. 【請求項2】前記データ列変換手段が前記系列のデータ
    列の各桁のデータを1ブロック内で1シンボル毎に順次
    入れ替え、また前記データ列逆変換手段が前記系列のデ
    ータ列の各桁のデータを1ブロック内で1シンボル毎に
    前記データ列変換手段とは逆に順次入れ替えることを特
    徴とする請求項1記載の符号誤り訂正方式。
JP02047656A 1990-02-27 1990-02-27 符号誤り訂正方式 Expired - Fee Related JP3084722B2 (ja)

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