JP3081671B2 - 食品用トッピングミックス及び食品用トッピング - Google Patents

食品用トッピングミックス及び食品用トッピング

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JP3081671B2
JP3081671B2 JP03172498A JP17249891A JP3081671B2 JP 3081671 B2 JP3081671 B2 JP 3081671B2 JP 03172498 A JP03172498 A JP 03172498A JP 17249891 A JP17249891 A JP 17249891A JP 3081671 B2 JP3081671 B2 JP 3081671B2
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weight
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food
food topping
flour
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秀明 桝田
潔 落合
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NIPPN Corp
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Nippon Flour Mills Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、食品用トッピングミックス及び
それから製造される食品用トッピングに関する。さらに
詳しく言うと、本願発明は、粉末油脂を配合してなる食
品用トッピングミックス及びそれから製造される食品用
トッピングに関する。
【0002】
【従来技術及びその解決すべき課題】食品用トッピング
は、ストロイゼルまたはそぼろと呼ばれ、パンの表面に
付けたり、振りかけたりする装飾的な食材である。従
来、食品用トッピングは、油脂を軟化し、糖を混練
し、さらに、小麦粉等の穀粉を少しずつ混練して生地
のまとまりをつくり、目の粗い篩いを通してそぼろ状
とし、次いで冷蔵庫で冷却する、という工程を経て製
造されるもので、その製造は大変に手間のかかる作業で
あった。
【0003】さらに、食品用トッピングの製造に使用さ
れる油脂がバター等の半固形状油脂であるため、季節変
化等の温度変動によって食品用トッピングの粒の大きさ
がばらばらになってしまい、安定したものを製造するこ
とが困難であった。また、従来の配合では、ミックス化
しても、常温で流通させた場合には、油脂が溶解してし
まいそぼろ状を維持することができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
の結果、粉末油脂を配合することによって上記の従来技
術の課題を解決することができることを見出し、本発明
を完成させた。即ち、本発明は、容易に製造することが
できしかも温度変動によって形状が変動しない食品用ト
ッピングと、その食品用トッピングの製造のためのミッ
クスを提供するものである。
【0005】本発明は、穀粉100重量部に対して糖2
0〜100重量部と粉末油脂20〜100重量部を配合
してなることを特徴とする食品用トッピングミックスか
らなる。本発明は、第二に、上記の食品用トッピングミ
ックスに水を添加することによって製造されることを特
徴とする食品用トッピングからなる。
【0006】本発明において使用される穀粉としては、
小麦粉、米粉、蕎麦粉、大麦粉、上新粉等の穀物粉及び
小麦澱粉、コーンスターチ、馬鈴薯澱粉、タピオカ澱粉
等の澱粉類を使用することができるが、穀物粉が好まし
く、特に小麦粉は好ましい。また、本発明において使用
される粉末油脂は、融点が40℃以上で、常温において
粉末状態を維持できるものならいずれのものであっても
よく、その原料の油脂の種類は問わない。
【0007】この粉末油脂は、穀粉100重量部に対し
て20〜100重量部の割合で配合される。20重量部
より少ないと、食感が硬くなるので好ましくなく、10
0重量部より多いと、べたつきが生じ柔らかくなるので
好ましくない。また、本発明において使用される糖とし
ては、公知のいずれの糖をも用いることができ、アスパ
ルテーム等の人工甘味料をも使用することができる。
【0008】この糖は、穀粉100重量部に対して、2
0〜100重量部の割合で配合される。20重量部より
少ないと、甘味が感じられなくなり、また100重量部
より多いと、ストロイゼルが褐変し、食感もガリガリと
硬い感じとなるので好ましくない。本発明の食品用トッ
ピングミックスは、上記の穀粉と糖と粉末油脂を、常法
により混合することにより製造することができる。
【0009】また本発明の食品用トッピングは、上記の
食品用トッピングミックスに水を添加することによっ
て、製造することができる。この水の添加料は、食品用
トッピングミックス100重量部に対して、2〜30重
量部程度であることが好ましい。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳しく説明す
る。 比較例1 ボールにバター100gを入れ、泡立器でなめらかにし
た後、砂糖100gを加え、よくすりまぜた。
【0011】これに薄力小麦粉400gを少しずつ合わ
せ、ひと固まりになったところで、目の粗い篩いを通し
て、そぼろ状のストロイゼルを得た。この間、製造に要
した時間は、約20分であった。 実施例1 薄力小麦粉 100重量部 粉糖 60重量部 粉末油脂 50重量部 ホバートミキサーのボールに上記の配合割合からなる食
品用トッピングミックスを400g取り、水30gを添
加しながら中速で2分間ミキシングして、そぼろ状のス
トロイゼルを得た。この間の製造に要した時間は、わず
か約3分間であった。
【0012】得られたストロイゼルを予め準備しておい
たデニッシュペストリーの生地の上にふりかけ、オーブ
ンで焼成したところ、良好な風味と食感を呈していた。 実施例2〜6並びに比較例1及び2 比1 実2 実3 実4 実5 実6 比2 薄力小麦粉 100 100 100 100 100 100 100 上白糖 10 20 40 60 80 100 120 粉末油脂 50 50 50 50 50 50 50 (上記数値はいずれも重量部を単位とする) 上記配合割合からなる食品用トッピングミックスを製造
し、それぞれ実施例1と同様にしてストロイゼルを製造
した。
【0013】これらを予め準備したデニッシュペストリ
ーの生地の上にそれぞれふりかけ、オーブンで焼成し、
10人のパネラーに対して官能検査を実施したところ、
次の様な結果を得た。 評 価 比1 実2 実3 実4 実5 実6 比2 良好○ 0 1 6 8 7 3 1 △ 1 7 3 2 3 5 1 不良× 9 2 1 0 0 2 8 配合される糖の量が20重量部より少なくなると甘味を
感じなくなり、また100重量部を越えると、ストロイ
ゼルが褐変し、食感がガリガリと硬く感じるため、不良
と答える人が多かった。 実施例7 薄力小麦粉 100重量部 粉糖 60重量部 粉末油脂 60重量部 バターフレーバー 0.2 重量部 カロチンパウダー 0.01重量部 上記割合で配合した食品用トッピングミックス400g
をホバートミキサーのボールに取り、水20gを加えな
がら、中速で2分間したところ、直径約2mmの細かい
ストロイゼルを得た。また、同様にして、上記割合で配
合した食品用トッピングミックス400gに対して、4
0gの水を添加しながら2分間ミキシングしたところ、
直径約8mmの大粒のストロイゼルを得た。
【0014】両方のストロイゼルを予め準備しておいた
デニッシュペストリーの生地の上にふりかけ、オーブン
で焼成したところ両方とも良好な風味と食感を呈してい
た。 実施例8 上新粉 100重量部 果糖 70重量部 粉末油脂 60重量部 上記割合で配合した食品用トッピングミックス400g
をホバートミキサーのボールにとり、水50gを加えな
がら、中速で2分間ミキシングしてストロイゼルを得
た。これを予め準備しておいたデニッシュペストリーの
生地の上にふりかけ、オーブンで焼成したところ、良好
な風味と食感を呈していた。 実施例9〜13並びに比較例3及び4 比3 実9 実10 実11 実12 実13 比4 薄力小麦粉 100 100 100 100 100 100 100 グラニュー糖 70 70 70 70 70 70 70 粉末油脂 10 20 40 60 80 100 120 (上記の数値はすべて重量部である) 実施例2〜6並びに比較例1及び2と同様にして官能検
査を実施した。 評 価 比3 実9 実10 実11 実12 実13 比4 良好○ 1 3 7 8 6 2 0 △ 3 6 3 2 2 6 1 不良× 6 1 0 0 2 2 9 配合される粉末油脂の量が20重量部よりも少なくなる
と食感が硬く、100重量部を越えると、べたべたと柔
らかくなり官能検査の結果、×と評価する人が多かっ
た。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、食品用トッピングをミ
ックス化することができ、ミックスの形態で、常温下で
の流通が可能である。また、本発明の食品用トッピング
ミックスを用いることによって簡単にかつ容易に食品用
トッピングを製造することができる。
【0016】また、加水量を変えるだけで、食品用トッ
ピングの粒の大きさを、自由に調節でき、しかも安定で
粒のそろった食品用トッピングを製造することができ
る。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粉100重量部に対して糖20〜10
    0重量部と粉末油脂20〜100重量部を配合してなる
    ことを特徴とする食品用トッピングミックス。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の食品用トッピングミッ
    クスに水を添加することによって製造されることを特徴
    とする食品用トッピング。
JP03172498A 1991-07-12 1991-07-12 食品用トッピングミックス及び食品用トッピング Expired - Lifetime JP3081671B2 (ja)

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JPH0515307A JPH0515307A (ja) 1993-01-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0548284U (ja) * 1991-12-02 1993-06-25 富士通株式会社 電源接続構造

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JP2000093071A (ja) * 1998-09-28 2000-04-04 Fuji Oil Co Ltd 焼成スナック菓子の製造方法
JP2008125384A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Tokyo Food Kk 耐熱性トッピング材

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