JP3080575B2 - 吊下体の振れ止め構造 - Google Patents

吊下体の振れ止め構造

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JP3080575B2 JP08021317A JP2131796A JP3080575B2 JP 3080575 B2 JP3080575 B2 JP 3080575B2 JP 08021317 A JP08021317 A JP 08021317A JP 2131796 A JP2131796 A JP 2131796A JP 3080575 B2 JP3080575 B2 JP 3080575B2
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    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファンダクト等の
吊下体を天井に吊り下げて支持する際の振れ止め構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】工場等において、天井にダクト等を配設
する場合には、図4に示すように、ダクト(21)の両側
に適宜の間隔で長尺の鋼材等からなる支持材(22)を並
設し、この支持材(22)の上端をアンカー(23)で天井
(24)に固定してダクト(21)を吊り下げ状態で支持す
るようにしている。
【0003】ところが、このままでは、地震等の際にダ
クト(21)が振動して隣接する他の配管類を損傷させる
おそれがある。そこで、従来では、図5に示すように、
各支持材(22)の下端部に取付け具(26)を装着し、こ
れにワイヤ(27)の一端を取付けると共に、他端をアン
カー(28)で天井に固定し、さらにワイヤ(27)中の適
所に設けたターンバックル(29)でワイヤ(27)を引き
締めることにより、各支持材(22)に対抗力を付与して
ダクト(21)の横振れを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
各ワイヤ(27)の上端をアンカー(28)で天井(24)に
打設しているが、一般に天井はコンクリート製であるた
め、アンカー(28)の打設には煩雑な作業を必要とす
る。また、各ワイヤ(27)ごとに取付け具(26)やター
ンバックル(29)等の部品を必要するので、部品点数が
多く、部品コストも高くなる。従って、従来構造では、
施工コストが高騰する傾向にあった。しかも作業者は、
ワイヤ(27)をアンカー固定する際に、狭い足場の上で
上を向きながら無理な作業姿勢をとらなければならず、
作業者が過重労働を強いられる点も問題となっていた。
【0005】そこで、本発明では、低コストで施工可能
であり、且つ、作業者の作業負担を軽減することのでき
る振れ止め構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、吊下体を、その両側に並設した複数の
支持材を介して天井に吊り下げ状態で支持するものにお
いて、吊下体の幅方向及び長さ方向の双方向に離隔する
一対の支持材間に、伸縮自在で且つその全長を所望長さ
に固定可能な連結材を、一方の支持材の上端部と他方の
支持材の下端部とを結んで斜めに配置し、上記連結材を
互いに交差させて一対配置し、連結材の両端部に切り起
こしを設けると共に、この切り起こしによって形成され
る空間に連続させて支持材が挿入可能となる内径を有す
る挿入孔を形成し、挿入孔に支持材を挿入した後、切り
起こしを元の位置まで折り曲げて、挿入孔の内縁を支持
材のねじ山と係合させたることとした。
【0007】この場合には、両連結材をその交差部にお
いて互いに固定するのが望ましい。
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図3に基づいて説明する。
【0010】図1に示すように、ダクトを始めとする吊
下体(1)の両側には、適宜の間隔をあけて複数の支持
材(2)が並設される。この支持材(2)は、長尺鋼材
の外周面にその全長にわたってねじ山を形成したもの
で、その上端部はアンカー(3)によって天井(基部
材)(4)に固定され、下端部はダクト(1)側面に装
着したブラケット(5)にナット等を用いて固定されて
いる。
【0011】前記支持材(2)のうち、矩形を描くよう
な位置関係にある四本の支持材(2)間には、互いに交
差させて二本の連結材(6)(7)が配置される。具体
的には、4本の支持材(2)のうち、ダクト(1)の幅
方向及び長さ方向の双方向に離隔する一対の支持部材、
すなわち対角線上に位置する二つの支持材(2)間に第
1の連結材(6)が配置され、残りの二つの支持材
(2)間に第2の連結材(7)が第1の連結材(6)と
交差させて配置される。両連結材(6)(7)は、何れ
も一方の支持材(2)の上端部と他方の支持材(2)の
下端部を結ぶように斜めに配設され、その両端部は何れ
も後述する係合手段(14)により支持材(2)に係合固
定されている。
【0012】両連結材(6)(7)は、図2(a)
(b)に示すように、外方部材(9)の内部に内方部材
(10)をスライド可能に嵌め込んで構成される。外方部
材(9)は、断面略コ字型の長尺鋼材で形成される。外
方部材(9)の両側縁部は内側に折り曲げられて底板
(9b)となっており、強度を確保すると共に、内方部材
(10)の脱落を防止し、しかも内方部材(10)の両端縁
によって作業者が怪我をしないようになっている。内方
部材(10)は、断面コ字型の長尺鋼材からなり、外方部
材(9)の内部に収容可能な外寸を有する。外方部材
(9)及び内方部材(10)の双方には、その長手方向に
沿って長穴(9a)(10a)が形成される。両長穴(9a)
(10a)には、内側からボルト(11)が挿通されてお
り、このボルト(11)の先端部に外側から蝶ナット(1
2)が螺合されている。以上の構成により、蝶ナット(1
2)を緩めて、内方部材(10)を外方部材(9)から引
き出し、或いは、外方部材(9)に押し込めば、連結材
(6)(7)を伸縮させることが可能となる。また、蝶
ナット(12)締め付ければ、連結材(6)(7)の全長
を所望の長さに固定することができる。
【0013】連結材(6)(7)の両端部には、支持材
(2)と係合可能で且つ支持材(2)に対して脱着可能
な係合手段(14)が設けられる。この係合手段(14)
は、図3に示すように、内方部材(10)及び外方部材
(9)(但し、図面では外方部材(9)を例示してい
る)の両端部の中央部付近に切り起こし(15)を設けて
これを側方に起立させると共に、この切り起こし(15)
によって形成された挿入空間(16)に連続させて、支持
材(2)が挿入可能となる内径を有する挿入孔(17)を
形成したものである。支持材(2)を挿入空間(16)を
通して挿入孔(17)に挿入した後、矢印で示すように切
り起こし(15)を元の水平位置まで折り曲げれば、支持
材(2)の挿入孔(17)からの抜けを確実に防止するこ
とが可能となる。
【0014】以上により、本発明にかかる振れ止め構造
が構成される。なお、この振れ止め構造は、ダクト
(1)の長さ方向の複数箇所に適宜設けられる。
【0015】以下、上述した振れ止め構造の組立手順を
説明する。
【0016】まず、予め縮めておいた第1及び第2の連
結材(6)(7)をそれぞれ対角線上に位置する支持材
(2)間に斜めに配置する。次に、両連結材(6)
(7)を伸張させて各支持材(2)を挿入孔(17)に挿
入し、その後、蝶ナット(12)を締め付けて連結材
(6)(7)の長さを固定する。最後に、切り起こし
(15)を元に戻して両連結材(6)(7)の両端部を各
支持材(2)に係合させる。
【0017】この構造であれば、各支持材(2)がこれ
と対をなす対角線上の支持材と一体化されるので、両支
持材(2)の剛性をダクト(1)の幅方向と長さ方向の
双方向で向上させることができる。従って、地震等で生
じる水平外力に対して十分な対抗力を発揮することがで
き、ダクト(1)の横振れを防止又は低減させることが
可能となる。また、連結材(6)(7)の両端部に設け
た挿入孔(17)の内縁が支持材(2)のねじ山と係合す
るので、支持材(2)と連結材(6)(7)とがより強
固に固定され、より有効な振れ止め効果が発揮される。
この時、図1に示すように、両連結材(6)(7)をそ
の交差部分でボルト等の締結部材(18)を用いて固定す
れば、さらなる振れ止め効果の向上が期待できる。
【0018】このように、本発明では、十分な振れ止め
効果を発揮しつつも、従来構造(図5参照)で使用した
ワイヤ(27)が不要となるので、ワイヤの上端を天井に
アンカー固定する工程を省略でき、また、取付け具やタ
ーンバックル等の部品も不要となる。従って、施工手順
を簡略化すると共に、部品点数を少なくすることがで
き、全体の施工コストを安価に抑えることが可能とな
る。また、上を向きながらの作業も不要となるので、作
業環境も改善される。
【0019】なお、以上の説明では、吊下体(1)とし
てダクトを例示しているが、本発明はこれに限らず、天
井(4)に吊り下げ支持されるあらゆる形状の長尺部材
に同様に適用可能である。また、図1では、四本の支持
部材(2)間に二本の連結材(6)(7)を配置する場
合を例示しているが、何れか一方の連結材を省略して一
本の連結材のみを使用してもよい。
【0020】
【発明の効果】このように本発明によれば、従来構造で
使用したワイヤが不要となるので、ワイヤの上端を天井
にアンカー固定する工程を省略でき、また、取付け具や
ターンバックル等の部品も不要となる。従って、施工手
順を簡略化すると共に、部品点数を少なくすることがで
き、全体の施工コストを安価に抑えることが可能とな
る。さらに、上を向きながらの作業も不要となるので、
作業環境の改善も達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる振れ止め構造の斜視図である。
【図2】(a)図は上記振れ止め構造で用いられる連結
材の平面図であり、(b)図は(a)図中のA−A線で
の断面図である。
【図3】連結材と支持材の係合手段を示す斜視図であ
る。
【図4】従来の吊り下げ支持構造の斜視図である。
【図5】従来の振れ止め構造の斜視図である。
【符号の説明】
1 ダクト(吊下体) 2 支持材 4 天井(基部材) 6 連結材経線 7 連結材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊下体を、その両側に並設した複数の支
    持材を介して天井に吊り下げ状態で支持するものにおい
    て、 吊下体の幅方向及び長さ方向の双方向に離隔する一対の
    支持材間に、伸縮自在で且つその全長を所望長さに固定
    可能な連結材を、一方の支持材の上端部と他方の支持材
    の下端部とを結んで斜めに配置し、上記連結材を互いに交差させて一対配置し連結材の両端部に切り起こしを設けると共に、この切り
    起こしによって形成される空間に連続させて支持材が挿
    入可能となる内径を有する挿入孔を形成し、挿入孔に支
    持材を挿入した後、切り起こしを元の位置まで折り曲げ
    て、挿入孔の内縁を支持材のねじ山と係合させた ことを
    特徴とする吊下げ体の振れ止め構造。
  2. 【請求項2】 両連結材をその交差部において互いに固
    定したことを特徴とする請求項1記載の吊下げ体の振れ
    止め構造。
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