JP3077226B2 - 内燃機関の排気装置 - Google Patents
内燃機関の排気装置Info
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Description
関する。
気装置において、その排気系のマフラに触媒を設け、こ
の触媒に排気ガスを接触させて、排気中に含まれる未燃
成分や有害成分を再燃焼させ、排気を浄化させるように
した排気装置(例えば実開平2−61312号公報参
照)がある。
続される上流側の管体および下流側の管体の少なくとも
一方のマフラ側の端部に触媒体を直接設け、この触媒体
をマフラの膨脹室内に臨ませた構造を有している。
体の端部に触媒体を設けるので事前に管体に触媒体を取
り付けた後、マフラ端部に挿入して組み立てることがで
き、組立性がよくなるというものである。
来の構造によると、触媒を有するマフラと有しないマフ
ラとのマフラボディの共通化を図る場合、上流側および
下流側の管体との接続部の溶接、シールが著しく困難と
なる。また管体のみ溶接した支持では破損する可能性が
高い。
れたもので、触媒の有無に拘らずマフラボディの共通化
を図ることができると共に組立が容易であり、かつ排気
ガスのシール性の向上と触媒未通過ガスの通り抜けを防
ぐことができる内燃機関の排気装置を提供することを目
的とする。
の排気装置は、上述した課題を解決するために、エンジ
ンシリンダの排気口に接続された排気管と、この排気管
に接続されたマフラボディと、このマフラボディに接続
された第2マフラであるサイレンサとを有し、上記マフ
ラボディは前記排気管に接続された拡開テーパ状のテー
パブロックと、この拡開テーパブロックに接続されたほ
ぼ円筒状のストレートブロックと、このストレートブロ
ックに接続された先細テーパ状のテーパブロックと、こ
の先細テーパブロックに接続されてテーパ延長部分を形
成するテーパパイプとから構成され、前記マフラボディ
に収容される触媒担持体が前記ストレートブロックの範
囲に位置する大径部分と、先細テーパブロック内に位置
する小径部分と、大径および小径の両部分を繋ぐトラン
ジションピースとからなり、前記触媒担持体は、その下
流側端を、先細テーパブロックのテーパパイプとの接続
部に、先細テーパブロック内の室とテーパパイプ内の室
とを気密に区画する支持部材を介してテーパパイプ内の
室に連通支持させる一方、触媒担持体の上流側端を、ス
トレートブロックの拡開テーパブロックとの接続部に、
マフラボディ内前後を連通する抜き孔を備えた支持部材
を介して固着支持したものである。
持構造を改良する一方、触媒担持体をマフラボディ内に
収容し、膨脹室の上流側に配置したので、高温の排気ガ
ス中に触媒担持体が晒され、触媒の活性化が短時間に行
われて排気浄化性能の向上に寄与し、さらに触媒担持体
の下流側端部と後流側管体との間に室を形成してあるこ
とによりガスのシール性が向上すると同時に触媒未通過
ガスの流出がない。また触媒担持体を有するマフラと有
しないマフラとの使用に関わりなくマフラボディの共通
化を図ることができる。
する。
排気口3に接続された排気管4に接続されるマフラボデ
ィ5は、図4の最中合せ構造、図5のパイプ構造のいず
れでも実施可能であり、前記排気管4に接続される拡開
テーパ状のテーパブロック6と、この拡開テーパブロッ
ク6に接続されるほぼ円筒状(スリーブ状)のストレー
トブロック7と、このストレートブロック7に接続され
る先細テーパ状のテーパブロック8と、この先細テーパ
ブロック8に接続されこのテーパの延長部分を有するテ
ーパ状の短かいテーパパイプ9とからなっており、この
テーパパイプ9にパイプ10を介して第2マフラである
サイレンサ11が接続される。
される。この担持体12は、前記ストレートブロック7
の範囲に位置する部分12aと、先細テーパブロック8
内に位置する部分12bと、これらを繋ぐ部分(トラジ
ションピース)12cとからなっており、この触媒担持
体12の上流端は前記拡開テーパブロック6とストレー
トブロック7とのパーティングラインである接続部13
の近傍に位置して支持部材であるサポートディスク14
によりマフラボディ5の内周面に溶接により固着され
る。サポートディスク14には、図2および図3に示す
ように、複数の抜き孔14aが周方向に間隔をおいて形
成されている。また触媒担持体12の下流端は先細テー
パブロック8とテーパパイプ9とのパーティングライン
である接続部15の近傍に位置し、この接続部15の内
周に支持部材であるサポートディスク16により全周が
溶接されてシールされている。このサポートディスク1
6は先細テーパブロック8内の室17とテーパパイプ9
内の室18とを気密に区画している。そしてテーパパイ
プ9内の室18は触媒担持体12の下流端と後流側のパ
イプ10との間に形成されている。
ートディスク14,16を一体あるいは一体的に組み立
ててユニット化された1つの組立体20として構成され
る。触媒付きのマフラとする場合には前記マフラボディ
5を組み立てる際にその内部に触媒担持体12の組立体
20を組み込めばよいようになっている。
は、触媒担持体12の内部を通過したガスがその下流端
から室18に排出され、パイプ10、第2マフラである
サイレンサ11へ流れて外部に排出される。触媒担持体
12を通らないガスはその担持体12の下流端を支持す
るサポートディスク16が気密に全周シールされている
ので室18へは流入せず、未燃未浄化ガスがそのまま排
出されることがない。
ーパブロック6とストレートブロック7が別体となって
いるので触媒担持体12の上流側の支持部14の溶接が
容易にでき、下流側のサポートディスク16は先細テー
パブロック8の接続端に溶接するので容易にできる。触
媒を有しないマフラの場合は、角ブロックを接続するこ
とによりマフラボディが得られる。
持体を内蔵する構造のマフラとする場合に触媒担持体を
マフラボディ内に溶接することが簡単にできると共に、
触媒を有しないマフラとの作り分けが容易にできる。ま
た触媒担持体の下流端側で先細テーパブロック内の室と
テーパパイプ内の室とを前後に気密に仕切る支持部材を
設けたので、排気ガスのシール性能の向上が図られると
同時に未燃ガスの通り抜けが防がれ、浄化性能を高める
ことができる。また、マフラボディ内に触媒担持体が収
容され、この触媒担持体の全体が上流側の膨脹室内に晒
されるので、高温排気ガスにより触媒の活性化が短時間
のうちに図られ、所定の排気浄化性能を効率よく有効的
に得ることができる。
面図。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンシリンダの排気口に接続された
排気管と、この排気管に接続されたマフラボディと、こ
のマフラボディに接続された第2マフラであるサイレン
サとを有し、上記マフラボディは前記排気管に接続され
た拡開テーパ状のテーパブロックと、この拡開テーパブ
ロックに接続されたほぼ円筒状のストレートブロック
と、このストレートブロックに接続された先細テーパ状
のテーパブロックと、この先細テーパブロックに接続さ
れてテーパ延長部分を形成するテーパパイプとから構成
され、前記マフラボディに収容される触媒担持体が前記
ストレートブロックの範囲に位置する大径部分と、先細
テーパブロック内に位置する小径部分と、大径および小
径の両部分を繋ぐトランジションピースとからなり、前
記触媒担持体は、その下流側端を、先細テーパブロック
のテーパパイプとの接続部に、先細テーパブロック内の
室とテーパパイプ内の室とを気密に区画する支持部材を
介してテーパパイプ内の室に連通支持させる一方、触媒
担持体の上流側端を、ストレートブロックの拡開テーパ
ブロックとの接続部に、マフラボディ内前後を連通する
抜き孔を備えた支持部材を介して固着支持したことを特
徴とする内燃機関の排気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03067104A JP3077226B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 内燃機関の排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03067104A JP3077226B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 内燃機関の排気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04303108A JPH04303108A (ja) | 1992-10-27 |
JP3077226B2 true JP3077226B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=13335256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03067104A Expired - Fee Related JP3077226B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 内燃機関の排気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3077226B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP03067104A patent/JP3077226B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04303108A (ja) | 1992-10-27 |
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