JP3076495B2 - フィルタ - Google Patents

フィルタ

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JP3076495B2
JP3076495B2 JP06071624A JP7162494A JP3076495B2 JP 3076495 B2 JP3076495 B2 JP 3076495B2 JP 06071624 A JP06071624 A JP 06071624A JP 7162494 A JP7162494 A JP 7162494A JP 3076495 B2 JP3076495 B2 JP 3076495B2
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裕章 山下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルタに関し、特
に、濾材を交換可能にケーシングと端板とを締結部材を
介して一体化したフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、種々のフィルタに於いて濾材を交
換可能にしたものがあり、例えば特開平2−21910
号公報に開示されているものがある。そのような構造の
フィルタにあっては、濾材を収容する有底筒状のケーシ
ングと、ケーシング内外を連通可能にケーシングの開口
部を閉塞する蓋部材(管継手結合用部材)と、その蓋部
材とケーシングとを一体化するべくケーシングの開口部
に設けた拡径部(外向フランジ部)により抜け止めされ
て蓋部材にねじ結合される環状締結具とが設けられてい
る。
【0003】上記フィルタに於ける環状締結具には、ね
じ締め時にピンスパナなどの手工具を掛けるために、そ
の外周面に複数の肉厚の突部が複数設けられている。し
かしながら、上記肉厚突部を設けたことにより環状締結
部の外径が大きく、フィルタが大型化するという問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、極力コンパクト化
し得るフィルタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、濾材を収容する有底筒状の胴部と当該胴部
の開口部に設けられた拡径部とを有するケーシングと、
前記ケーシング内への流出入口を有して前記開口部を覆
うと共に前記拡径部よりも大径の雄ねじ部を有する端板
と、前記雄ねじ部に螺合可能なリングナット部と前記拡
径部に当接可能に当該リングナット部の軸線方向端部に
形成された内向フランジ部とを備える環状締結具とを有
し、前記内向フランジ部を前記拡径部に当接させつつ前
記リングナット部を前記雄ねじ部にねじ結合して前記ケ
ーシングと前記端板とを一体化するようにしたフィルタ
であって、前記環状締結具には、前記リングナット部の
軸線方向両端面の少なくともいずれか一方に、前記リン
グナット部を前記雄ねじ部に螺合する際に工具を係合す
るための突部が設けられていることを特徴とするフィル
タを提供することにより達成される。また、前記工具を
係合するための突部が、前記リングナット部と前記内向
フランジ部との角部から突出するように設けられ、さら
に、前記工具を係合するための突部が、前記リングナッ
ト部の外方軸線方向端面に形成されたくし歯状突部から
なると共に、前記拡径部に、その軸線方向開口端面から
前記くし歯状突部に平行するように延出する複数の舌片
が設けられ、前記くし歯状突部と前記複数の舌片との周
方向相対的ピッチが不等ピッチとされていると良い。あ
るいは、前記環状締結具に、前記内向フランジ部の外面
に、前記リングナット部を前記雄ねじ部に螺合する際の
工具係合用突部が設けられていると良く、特に、前記工
具係合用突部が、前記内向フランジの内周面と略同一面
を形成しかつ前記胴部の外周面に沿って延出するように
形成されていると良い。
【0006】
【作用】このようにすれば、環状締結具の外周面に突部
を設けることなく、環状締結具の軸線方向端面や内向フ
ランジ部の外面に設けた突部に工具を掛けて回して、ケ
ーシングと端板とを一体化するべく環状締結具を締め付
ける作業を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0008】図1は、本発明が適用された自動車用エン
ジンオイルフィルタを示す縦断面図である。図に於い
て、有底筒状のケーシング1内には、円筒状の濾材2が
同軸的に収容されており、ケーシング1の図に於ける下
端の開口端部には、その開口を覆う端板としてのセット
プレート3が、ケーシング1を外囲する環状締結具4に
よりケーシング1に結合されている。
【0009】セットプレート3には、その中心に図示さ
れないシリンダブロックに突設された管継手にねじ結合
される貫通ねじ孔3aが設けられ、貫通ねじ孔3aを外
囲する部分に複数の連通孔3bが設けられている。エン
ジンオイルは、シリンダブロック側から連通孔3bを介
して濾材2の円筒状濾紙内に入り、その内周側の円筒状
隔壁に設けられた多数の孔を介して筒孔部内に流出し、
上記貫通ねじ孔3aを介してシリンダブロックに戻され
る。なお、セットプレート3の濾材2側には、ケーシン
グ1内の連通孔3bを介しての逆流を防止するためのリ
ード弁として環状の皿状をなすバルブ5が設けられてい
る。
【0010】濾材2の筒孔部であってケーシング1の底
部近傍には、濾紙の目詰まりが許容値以上になった際の
油圧上昇を逃がすためのリリーフバルブ6が設けられて
いる。また、濾材2とケーシング1の底面(図に於ける
上方)との間には、濾材2をセットプレート3とケーシ
ング1の底面との間で弾発的に保持するための板ばねか
らなるチェックスプリング7が介装されている。
【0011】ケーシング1は、濾材2を収容する胴部8
と、胴部8の開口端部側に形成された拡径部9とからな
り、拡径部9は、その断面形状を胴部8からクランク状
に曲折されて形成されている。セットプレート3の外周
部の軸線方向内側端面と拡径部9の対向する端面との間
にはOリング11が挟持されている。また、セットプレ
ート3の外径は、拡径部9の外径よりもやや大きめに設
定されており、セットプレート3と拡径部9との突き当
て量を一定にすることができ、両者間に挟持されるOリ
ング11のつぶれ代を一定にすることができる。なお、
胴部8の内周面の開口端近傍には、Oリング11の内周
側を位置決めするべく帯材を環状にしたOリングガイド
ボディ12が固着されている。
【0012】環状締結具4は、上記拡径部9の外面を覆
うような逆L字状断面に形成されており、セットプレー
ト3の外周面には形成された雄ねじ部3cを外囲するリ
ングナット部4aと、リングナット部4aの軸線方向端
部から半径方向内向きに延出して胴部8の外周面に近接
するように形成された内向フランジ部4bとを有する。
そのリングナット部4aの内周面には、上記雄ねじ部3
cに螺合する雌ねじ部4cが形成されている。
【0013】セットプレート3のエンジン取付側端面に
は、図2に併せて示されるように、同心円状の大小の環
状リブ13a・13bにより画定された環状溝14内に
リングパッキン15が取り付けられている。その大環状
リブ13aとセットプレート3の最外周の外壁13cと
の間には、複数箇所(実施例では6箇所)に半径方向リ
ブ16が両環状リブ13a・13c同士を連結するよう
に形成されている。
【0014】また、セットプレート3の雄ねじ部3cに
は、図3に良く示されるように、等角度ピッチで例えば
3箇所に回り止め溝17が設けられている。この回り止
め溝17は、セットプレート3の組立状態に於けるケー
シング1側の軸線方向内側端面に開放され、相反する外
側端面方向には軸線方向中間部まで切り込まれている。
ケーシング1の拡径部9の端縁には、組立時に回り止め
溝17に係合するべく軸線方向に延出する係合舌片9b
が対応する位置にそれぞれ設けられている。なお、各回
り止め溝17に対応して上記半径方向リブ16が設けら
れており、回り止め溝17を設けたことによる剛性の低
下を半径方向リブ16で補強している。また、セットプ
レート3には、貫通ねじ孔3aの周壁と環状リブ13a
との間であって各連通孔3bを周方向について区切る位
置に半径方向リブ28が設けられており、これらにより
セットプレート3の貫通ねじ孔3aや連通孔3b回りの
剛性を高めることができる。
【0015】このようにして構成されたフィルタに於い
ては、ケーシング1内に濾材2を収容し、回り止め溝1
7と係合舌片9bとを係合させてセットプレート3とケ
ーシング1とを互いに回り止めしつつ、環状締結具4を
胴部8側から嵌装してセットプレート3の雄ねじ部3c
に螺合する。そして、環状締結具4をねじ込むことによ
り、拡径部9の肩部9aが内向フランジ部4bと当接し
て抜け止めされ、ケーシング1とセットプレート3とが
結合されて一体化される。
【0016】ところで、本発明による環状締結具4に
は、その軸線方向両端面の一方になる内向フランジ部4
bの外側端面4d(図に於ける上面)に軸線方向に延出
する工具係合用突部(工具を係合するための突部)とし
ての厚板状の突部18が、等角度ピッチで例えば4箇所
に設けられている。この突部18に、遊端部を円弧状に
形成された工具のその先端のL字状爪部を引掛けるよう
にして環状締結具4を回して、締結力を増すことができ
る。また、逆に引掛けて回すことにより、容易に外すこ
ともでき、濾材2の交換を容易に行うことができる。
【0017】また、突部18の半径方向内向き端面が、
図1に良く示されるようにケーシング1の胴部8の外周
面に近接して沿うように形成されている。このようにす
ることにより、環状締結具4を胴部8に嵌装して回す際
に、ケーシング1の軸線に対する環状締結具4の倒れを
防止でき、環状締結具4を回す際の芯出し用ガイドとし
て有効である。さらに、厚板状突部18が半径方向に延
在するように形成されており、環状締結具4のリングナ
ット部4aと内向フランジ部4bとの両者間の開きを防
止でき、環状締結具4の剛性を高める効果がある。
【0018】なお、セットプレート3の回り止め溝17
の部分には、回り止め溝17内に開口し、軸線方向に貫
通する例えば半円断面形状のオイル案内溝19が形成さ
れている。例えばOリング11の装着不良によりケーシ
ング1内のオイルがOリング11から漏れ始めた場合に
は、オイル案内溝19を介してオイルがフィルタ外部に
流出し得るため、オイル漏れの不具合を早期にかつ容易
に発見することができる。
【0019】
【0020】図4は、本発明に基づくセットプレート3
の工具係合部の第2の実施例を示す要部拡大平面図であ
り、前記実施例と同様の部分については同一の符号を付
してその詳しい説明を省略する。前記実施例の突部18
は厚板状に形成されて、その断面形状が矩形状であった
が、本実施例の突部21は、図4に良く示されるよう
に、半径方向内側を狭められた台形状断面形状をなすよ
うに形成されている。
【0021】このように台形断面形状の突部21を形成
することにより、図4に示されるように鋭角に曲折され
たかぎ爪部22aを有する工具22を用いて、工具22
と突部21との係合をより確実にして、図4に於いては
矢印Aの向きに工具22を回すことにより、セットプレ
ート3を容易に回し締めすることができる。その他の効
果は第1の実施例と同様である。
【0022】図5は、第3の実施例を示す要部拡大平面
図であり、前記実施例と同様の部分については同一の符
号を付してその詳しい説明を省略する。本実施例に於け
る工具係合部としての突部23は、図5に良く示される
ように、半径方向に延在する部分と、リングナット部4
aの外周面と同一面を形成するように周方向に延在する
部分とからなるL字断面形状をなすように形成されてい
る。
【0023】この第3の実施例の場合にも、上記第2の
実施例と同様に突部23に対して略補完的形状をなすよ
うに形成された爪部22bを有する工具22を用いるこ
とにより、工具22と突部23との係合をより一層確実
にして、セットプレート3を容易に回し締めすることが
できる。その他の効果は第1の実施例と同様である。な
お、セットプレート3を緩める場合にも同じ工具を使用
できるように、突部23を半径方向外向きのT字断面形
状をなすように形成しても良い。
【0024】また図6(a)は、第4の実施例を示す要
部断面図であり、図6(b)は、図4と同様の要部拡大
平面図であり、前記実施例と同様の部分については同一
の符号を付してその詳しい説明を省略する。本実施例に
於ける工具係合部としての突部24は、環状締結具4の
リングナット部4aの外周面と同一面を形成するように
周方向に延在する長円断面形状をなし、リングナット部
4aと内向フランジ部4bとの角部から突出するように
形成されている。この実施例の場合には、リングナット
部4aと内向フランジ部4bとの角部の剛性を高める効
果がある。
【0025】図7は第5の実施例を示す要部断面図であ
り、図8は図7の矢印VIII線から見た部分側面図であ
り、図9は図7の矢印IX線から見た部分端面図であり、
前記実施例と同様の部分については同一の符号を付して
その詳しい説明を省略する。本実施例に於ける工具係合
部は、環状締結具4のリングナット部4aの軸線方向両
端面からそれぞれ軸線方向に延出するように形成されて
おり、リングナット部4aの図7に於ける上端面には前
記第1の実施例と同様の突部18が設けられ、リングナ
ット部4aの下端面には多数の突部25が周方向にくし
歯状に形成されている。また、ケーシング1の拡径部9
には、その軸線方向開口端面から突部25に平行するよ
うに延出する舌片26が周方向について適所に設けられ
ている。この舌片26は、前記係合舌片9bをさらに延
長させたものであって良く、前記と同様にセットプレー
ト3の回り止め溝17に係合する。
【0026】この構造のものでは、環状締結具4をセッ
トプレート3の雄ねじ部3cに螺合する場合には、まず
前記第1の実施例と同様に工具を突部18に掛けて締め
付ける。次に、図に示されるように棒状の工具27を隣
り合う突部25同士の間に差し込み、図9に示されるよ
うに工具27の先端部を舌片26の一方の周方向端に係
合させて、その係合点を支点として図の矢印Bの向きに
工具27の基端側を傾動させることにより、環状締結具
4を回すことができるため、環状締結具4の増し締めを
容易に行うことができる。
【0027】なお、舌片26を複数設けて、舌片26と
突部25との相対的ピッチを不等ピッチとすることによ
り、突部25間に臨む舌片26の周方向端の位置が各舌
片26毎に周方向について異なるようになるため、工具
27の差し込み場所を適宜変えることにより好適に増し
締めを行うことができる。また、実施例では環状締結具
4の軸線方向両端面にそれぞれ工具係合突部を設けた
が、くし歯状に設けた突部25のみにしても良く、その
場合には上記棒状工具27のみを使用すれば良く、複雑
な形状の特殊工具を用意する必要が無く、例えばドライ
バを使用することもできる。
【0028】
【発明の効果】このように本発明によれば、環状締結具
螺合して回し締めする際の工具を係合するための突
を環状締結具の軸線方向端面に設けたことにより、環状
締結具の最大外径が大きくならず、フィルタの大型化を
防止することができると共に、突部をリングナット部と
内向フランジ部との角部から突出するように設けること
によりリングナット部と内向フランジ部との角部の剛性
を高めることができ、さらにリングナット部の外方軸線
方向端面に形成されたくし歯状突部からなると共に、拡
径部の軸線方向開口端面からくし歯状突部に平行するよ
うに延出する複数の舌片を設け、くし歯状突部と複数の
舌片との周方向相対的ピッチを不等ピッチにすることに
より、工具の差し込み場所を適宜変えることにより好適
に増し締めを行うことができる。また、工具係合用突
を環状締結具の内向フランジ部に設けることにより、内
向フランジ部の剛性を高めることができ、口開きを防止
してケーシングと端板との間のシール性を向上し得る。
また、工具係合用突部をケーシングの胴部の外周面をガ
イド可能に形成することにより、ケーシングと環状締結
具との芯出し整合性を確保でき、回し締め時の環状締結
具の軸線の傾きを防止し得ると共に、締め付け後の振動
などによるケーシングの倒れを防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された自動車用エンジンオイルフ
ィルタを示す縦断面図。
【図2】図1の矢印II線から見たエンジン取付側端面
図。
【図3】フィルタの要部分解組立斜視図。
【図4】第2の実施例を示す工具係合部の要部拡大平面
図。
【図5】第3の実施例を示す工具係合部の要部拡大平面
図。
【図6】(a)は、第4の実施例を示す要部断面図であ
り、(b)は、図4と同様の要部拡大平面図。
【図7】第5の実施例を示す要部断面図。
【図8】図7の矢印VIII線から見た部分側面図。
【図9】図7の矢印IX線から見た部分端面図。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 濾材 3 セットプレート 3a ねじ孔 3b 連通孔 3c 雄ねじ部 4 環状締結具 4a リングナット部 4b 内向フランジ部 4c 雌ねじ部 4d 外側端面 5 バルブ 6 リリーフバルブ 7 チェックスプリング 8 胴部 9 拡径部 9a 肩部 9b 係合舌片 11 Oリング 12 Oリングガイドボディ 13a・13b 環状リブ 13c 外壁 14 環状溝 15 リングパッキン 16 半径方向リブ 17 回り止め溝 18 突部 19 オイル案内溝 21 突部 22 工具 22a 爪部 23 突部 24 突部 25 突部 26 舌片 27 工具 28 半径方向リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 恵一 静岡県浜北市中瀬7800番地 東洋▲ろ▼ 機製造 株式会社内 (72)発明者 山下 裕章 静岡県浜北市中瀬7800番地 東洋▲ろ▼ 機製造 株式会社内 (72)発明者 森川 博 静岡県浜北市中瀬7800番地 東洋▲ろ▼ 機製造 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭51−128364(JP,U) 実開 昭51−128365(JP,U) 実開 昭63−13658(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 27/08 B01D 35/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濾材を収容する有底筒状の胴部と当該
    胴部の開口部に設けられた拡径部とを有するケーシング
    と、前記ケーシング内への流出入口を有して前記開口部
    を覆うと共に前記拡径部よりも大径の雄ねじ部を有する
    端板と、前記雄ねじ部に螺合可能なリングナット部と前
    記拡径部に当接可能に当該リングナット部の軸線方向端
    部に形成された内向フランジ部とを備える環状締結具と
    を有し、前記内向フランジ部を前記拡径部に当接させつ
    つ前記リングナット部を前記雄ねじ部にねじ結合して前
    記ケーシングと前記端板とを一体化するようにしたフィ
    ルタであって、 前記環状締結具には、前記リングナット部の軸線方向両
    端面の少なくともいずれか一方に、前記リングナット部
    を前記雄ねじ部に螺合する際に工具を係合するための突
    部が設けられていることを特徴とするフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記工具を係合するための突部が、前
    記リングナット部と前記内向フランジ部との角部から突
    出するように設けられていることを特徴とする請求項1
    に記載のフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記工具を係合するための突部が、前
    記リングナット部の外方軸線方向端面に形成されたくし
    歯状突部からなると共に、前記拡径部に、その軸線方向
    開口端面から前記くし歯状突部に平行するように延出す
    る複数の舌片が設けられ、 前記くし歯状突部と前記複数の舌片との周方向相対的ピ
    ッチが不等ピッチとされていることを特徴とする請求項
    2に記載のフィルタ。
  4. 【請求項4】 濾材を収容する有底筒状の胴部と当該
    胴部の開口部に設けられた拡径部とを有するケーシング
    と、前記ケーシング内への流出入口を有して前記開口部
    を覆うと共に前記拡径部よりも大径の雄ねじ部を有する
    端板と、前記雄ねじ部に螺合可能なリングナット部と前
    記拡径部に当接可能に当該リングナット部の軸線方向端
    部に形成された内向フランジ部とを備える環状締結具と
    を有し、前記内向フランジ部を前記拡径部に当接させつ
    つ前記リングナット部を前記雄ねじ部にねじ結合して前
    記ケーシングと前記端板とを一体化するようにしたフィ
    ルタであって、 前記環状締結具には、前記内向フランジ部の外面に、前
    記リングナット部を前記雄ねじ部に螺合する際の工具係
    合用突部が設けられていることを特徴とするフィルタ。
  5. 【請求項5】 前記工具係合用突部が、前記内向フラ
    ンジの内周面と略同一面を形成しかつ前記胴部の外周面
    に沿って延出するように形成されていることを特徴とす
    る請求項に記載のフィルタ。
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