JPH0217611Y2 - - Google Patents

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JPH0217611Y2
JPH0217611Y2 JP4745386U JP4745386U JPH0217611Y2 JP H0217611 Y2 JPH0217611 Y2 JP H0217611Y2 JP 4745386 U JP4745386 U JP 4745386U JP 4745386 U JP4745386 U JP 4745386U JP H0217611 Y2 JPH0217611 Y2 JP H0217611Y2
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JP
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case
joint pipe
oil
packing
cover
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は油圧回路に挿入して油を濾過するオイ
ルフイルター、特に、該オイルフイルター内に装
着する油を濾過するフイルターエレメントの着脱
構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のオイルフイルターとして第4図
及び第5図に示すものがあつた。すなわち、上記
の図面において、1は有底円筒形状のケースで、
その上端の円形開口部の外周にはフランジ部2が
形成されていると共に、このフランジ部2には、
所定間隔毎にナツト3を螺合するメネジ4が刻設
されている。また、ケース1の上部の対向位置に
は、円形状に形成された油の流入口5と油の流出
口6とが夫々設けられており、この流入口5と油
の流出口6の外側には、夫々フランジ7,8が形
成されている。又、ケース1の下面中央にはドレ
ンプラグ9が螺合されており、10は上記のケー
ス1の下面中央とドレンプラグ9との間に介装さ
れるパツキングである。11は上記ケース1の円
形開口部を閉塞するカバーで、このカバー11は
ケース1のフランジ部2と同一形状に形成されて
おり、その外周には上記のナツト3を挿入される
穴12が形成されている。13はカバー11の上
面中央に設けられた油圧検知器で、14はケース
1の上端とカバー11との間に介在されるパツキ
ング、15は油を濾過するための円筒形状のフイ
ルターエレメント、16はケース1の流入口5か
ら流入した油を流出口6側に変更するL字型形状
の接手パイプで、下端開口部17と水平開口部1
8とを有する。19は流出口6と水平開口部18
との間に介在されるパツキングである。又、接手
パイプ16の水平開口部18の反対側には、上記
の流入口5に挿入自在な連結用筒体20が突設さ
れており、該連結用筒体20の外周にはオネジ2
1が刻設されていると共に、図示しないが、その
外周の一部には油を外部に流出させるための開口
部が形成されている。なお、連結用筒体20は接
手パイプ16の内部とは導通していない。22は
上記の連結用筒体20のオネジ21に螺合する締
付けナツトで、このナツト22の外形は、流入口
5の開口径より大きく形成されている。23は上
記の連結用筒体20のオネジ21に螺合するリン
グ金具、24は該リング金具23をフランジ7に
固定するボルト、25は接手パイプ16の両側か
ら突設したリリーフ弁である。26は接手パイプ
16の上端面とカバー11の下面部との間に介装
される円筒パツキング、27は接手パイプ16の
下端開口部17とエレメント15の上端部との間
に介装されるパツキングである。28は所定の長
さを有するシヤフトで、その上端は接手パイプ1
6の下端開口部17から内部に挿入され、その天
面の中央に固定されており、シヤフト28の下端
にはネジ29が刻設されている。30はシヤフト
28に挿入されるパツキングで、31は平座金、
32はバネ座金、33はシヤフト28のネジ29
に螺合されるナツトである。
次に、作用について説明すると、まず、接手パ
イプ16から垂下されたシヤフト28にパツキン
グ27を介してエレメント15を挿入し、シヤフ
ト28の下端にパツキング30、平座金31、バ
ネ座金32の順で挿入した後、シヤフト28のネ
ジ29にナツト33を螺合し締付けることによ
り、接手パイプ16の下端開口部17にエレメン
ト15を固定する。一方、接手パイプ16の連結
用筒体20のオネジ21に締付けナツト22を螺
合する。
次いで、ケース1の内部に接手パイプ16をエ
レメント15側から挿入すると共に、流出口6に
接手パイプ16の水平開口部18をパツキング1
9を介して当接し、連結用筒体20の締付けナツ
ト22の前部を流入口5に挿入する。そして、流
入口5側に締付けナツト22を回転すれば該締付
けナツト22はケース1の内面に当接するが、さ
らに、締付けナツト22を同一方向に回転する
と、接手パイプ16は流出口6側に移動するの
で、該接手パイプ16の水平開口部18は流出口
6に強く圧着される。その後、流入口5から外部
に突出した連結用筒体20のオネジ21にリング
金具23を螺合し、該リング金具23をボルト2
4によりフランジ7に固定する。
上記の作業が完了したならば、ケース1のフラ
ンジ部2にパツキング14を介してカバー11を
載置し、該カバー11の穴12に挿入したナツト
3を、フランジ部2のメネジ4に螺合し締付けて
フランジ部2にカバー11を固定する。そこで、
流入口5からケース1内に流入した油は、エレメ
ント15の外周から内部に流入して濾過された
後、接手パイプ16の下端開口部17から水平開
口部18を経て流出口6から流出する。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のオイルフイルターにおいては、上述した
ように、エレメント15は接手パイプ16から下
方に突出したシヤフト28に挿入した、シヤフト
29の下端にパツキング30、平座金31、バネ
座金32の順で挿入した後、ナツト33を螺合す
ることにより固定していた。従つて、エレメント
15の交換には非常に面倒で時間がかかり、作業
能率が悪いと共に、部品点数が多いという欠点が
あつた。
本考案は上記のような欠点を解決するために成
されたもので、接手パイプとフイルターエレメン
トとの連結部分を簡略化して、エレメントの交換
が簡単、迅速に行えることができると共に、部品
点数を減少することのできるオイルフイルターを
提供するのが目的である。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案は、有底円筒形
状のケースと、このケースの開口部に着脱自在な
カバーと、ケース内の装着される油を濾過するた
めのフイルターエレメントと、このエレメントに
連結して油の流通路を変更する接手パイプとから
構成され、上記接手パイプの下端開口部にパツキ
ングを介してエレメントを圧入し固定できるよう
に構成したものである。
(実施例の構成) 以下、本考案を第1図乃至第3図に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。なお、第1図は本考
案に係るオイルフイルターの分解斜視図、第2図
は同組立て時の縦断面図、第3図はカバーを取外
したオイルフイルターの平面図を示す。
上記の図面において、1は有底円筒形状のケー
スで、その上端の円形開口部の内面にはメネジ部
2が刻設されており、該ケース1の上部の対向位
置には、夫々円形形状に形成された油の流入口3
と流出口4とが設けられている。
5は上記のケース1の円形開口部を閉塞するカ
バーで、このカバー5の下面には、ケース1のメ
ネジ部2と螺合自在なオネジ部6が刻設されてお
り、該カバー6の上面にはこのカバー6を回動す
る際に使用する複数個の突条部7が放射状に形成
され、その中央には油圧検知器8が設けられてい
る。9はケース1の上端とカバー5との間に介在
されるパツキング、10は油を濾過するための円
筒形状のフイルターエレメントである。
11は流入口3から流入した油を流出口4に変
更するL型形状の接手パイプで、この接手パイプ
11には互いに導通する下端開口部12と水平開
口部13とが設けられているとゝもに、接手パイ
プ11の水平開口部13の反対側には、板バネや
スリング等の弾性体14がボルト15により固定
されている。なお、この弾性体14の横幅はケー
ス1の内径とほぼ同一に形成されている。
16は接手パイプ11の両側から突設したリリ
ーフ弁、17は接手パイプ11の水平開口部13
とケース1の流出口6との間に介装されるパツキ
ング、18は接手パイプ11の上端面とカバー5
の下端部との間に介装される円筒パツキングであ
る。
19は接手パイプ11の下端開口部12とフイ
ルターエレメント10の上端部との間に介装され
るパツキングで、このパツキング19の外周に
は、フイルターエレメント10の上端内周縁10
aと嵌合する周溝20が形成されている。
21はケース1の下端中央部に固定されるドレ
ーンプラグで、その上端には、エレメント10の
落下阻止用の突起21aが形成されており、22
は上記のケース1の下端中央部とドレーンプラグ
21との間に介装されるパツキングである。23
はカバー5に固定されたエアー抜きプラグで、パ
イプ24により流出口6側に連結されている。
(実施例の作用) 次に、上記の実施例についてその作用を説明す
ると、先ず、パツキング19の周溝20に、フイ
ルターエレメント10の上端内周縁10aを嵌合
するとゝもに、該パツキング19を接手パイプ1
1の下端開口部12に圧入して、接手パイプ11
にフイルターエレメント10を固定する。
次いで、ケース1の内部に接手パイプ11をフ
イルターエレメント10側から挿入すると共に、
弾性体14の両端を前方(水平開口部13側)に
変形し、この状態で流出口4に接手パイプ11の
水平開口部13をパツキング19を介して当接す
る。そして、上記の弾性体14の変形を解除すれ
ば、該弾性体14の両端は復元してケース1の内
面に当接するが、前述したように、弾性体14の
横幅はケース1の内径と同一で、かつ弾性体14
はケース1の直径位置から外れた位置に在るの
で、弾性体14の伸長しようとする弾性力によ
り、接手パイプ11の水平開口部13は流出口4
に強く圧着される。
上記の作業が完了したならば、ケース1のメネ
ジ部2にパツキング9を介してカバー5のオネジ
部6を螺合し、カバー5の突条部7にスパナ等の
回転工具を係止して回動し締付ければ、ケース1
の上端にカバー5が強固に固定される。
しかして、流入口3からケース1内に流入した
油は、フイルターエレメント10の外周から内部
に流入して濾過された後、接手パイプ11の下端
開口部12から水平開口部13を経て流出口4か
ら流出する。
(考案の効果) 本考案は叙上のように、有底円筒形状のケース
1と、このケース1の開口部に着脱自在なカバー
5と、ケース1内の装着される油を濾過するため
のフイルターエレメント10と、このフイルター
エレメント10に連結して油の流通路を変更する
接手パイプ11とから構成され、上記接手パイプ
11の下端開口部12にパツキング19を介して
フイルターエレメント10を圧入し固定できるよ
うに構成したものであるから、フイルターエレメ
ント10の交換が簡単、迅速に行なえると共に、
部品点数の減少を図ることができ、コストも低減
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るオイルフイルターの分解
斜視図、第2図は同組立て時の縦断面図、第3図
はカバーを取外したオイルフイルターの平面図、
第4図は従来のオイルフイルターの分解斜視図、
第5図は同組立て時の一部を切断した正面図を示
す。 1……ケース、5……カバー、10……フイル
ターエレメント、11……接手パイプ、12……
下端開口部、19……パツキング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底円筒形状のケースと、このケースの開口部
    に着脱自在なカバーと、ケース内に装着される油
    を濾過するためのフイルターエレメントと、この
    フイルターエレメントに連結して油の流通路を変
    更する接手パイプとから構成され、上記の接手パ
    イプの下端開口部にパツキングを介してフイルタ
    ーエレメントを圧入し固定できるように構成した
    ことを特徴とするオイルフイルター。
JP4745386U 1986-03-31 1986-03-31 Expired JPH0217611Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4745386U JPH0217611Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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JP4745386U JPH0217611Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62160624U JPS62160624U (ja) 1987-10-13
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