JP3040305B2 - フィルタ - Google Patents

フィルタ

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JP3040305B2
JP3040305B2 JP6071625A JP7162594A JP3040305B2 JP 3040305 B2 JP3040305 B2 JP 3040305B2 JP 6071625 A JP6071625 A JP 6071625A JP 7162594 A JP7162594 A JP 7162594A JP 3040305 B2 JP3040305 B2 JP 3040305B2
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浩光 安達
浩二 今井
恵一 寺田
裕章 山下
博 森川
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルタに関し、特
に、濾材を交換可能にケーシングと端板とを締結部材を
介して一体化したフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、種々のフィルタに於いて濾材を交
換可能にしたものがあり、例えば特開平2−21910
号公報に開示されているものがある。そのような構造の
フィルタにあっては、濾材を収容する有底筒状のケーシ
ングと、ケーシング内外を連通可能にケーシングの開口
部を閉塞する蓋部材(管継手結合用部材)と、その蓋部
材とケーシングとを一体化するべくケーシングの開口部
に設けた拡径部(外向フランジ部)により抜け止めされ
て蓋部材にねじ結合される環状締結具とが設けられてい
る。
【0003】上記したような構造では、ケーシング開口
部と蓋部材との間には液密状態にするためのOリングな
どが介装されている。しかしながら、Oリングの装着不
良など何らかの原因によるシール不良のためオイル漏れ
が発生する虞があるが、上記したような従来の濾材交換
型フィルタでは、シール不良の確認作業を容易に行うこ
とが困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、シール不良による
液漏れを容易に発見し得るフィルタを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、濾材を収容する有底筒状の胴部と当該胴部
の開口部に設けられた拡径部とを有するケーシングと、
前記ケーシング内への流出入口を有して前記開口部を覆
うと共に前記拡径部よりも大径の雄ねじ部を有する端板
と、前記雄ねじ部に螺合可能なリングナット部と前記拡
径部に当接可能に当該リングナット部の軸線方向端部に
形成された内向フランジ部とを備える環状締結具と、前
記端板の前記雄ねじ部よりも半径方向内側部分と前記ケ
ーシングとの間に設けられたシール手段とを有し、前記
内向フランジ部を前記拡径部に当接させつつ前記リング
ナット部を前記雄ねじ部にねじ結合して前記ケーシング
と前記端板とを一体化するようにしたフィルタであっ
て、前記ケーシングと前記端板とを相対的に回り止めす
るべく、前記ケーシングの前記拡径部の軸線方向端縁に
前記雄ねじ部に向けて延出するように形成された係合突
片と、前記係合突片を受容可能に前記雄ねじ部の軸線方
向両端面の前記ケーシング側に開口しかつ当該軸線方向
中間部に至るまで前記雄ねじ部の外周面に形成された係
合凹部とを有し、前記雄ねじ部に、前記雄ねじ部の軸線
方向両端面の前記ケーシング側とは相反する側に開口し
かつ前記係合凹部に連通すると共に前記係合凹部よりも
前記雄ねじ部の周方向について狭められた液流通路を設
けたことを特徴とするフィルタを提供することにより達
成される。また、濾材を収容する有底筒状の胴部と当該
胴部の開口部に設けられた拡径部とを有するケーシング
と、前記ケーシング内への流出入口を有して前記開口部
を覆うと共に前記拡径部よりも大径の雄ねじ部を有する
端板と、前記雄ねじ部に螺合可能なリングナット部と前
記拡径部に当接可能に当該リングナット部の軸線方向端
部に形成された内向フランジ部とを備える環状締結具
と、前記端板の前記雄ねじ部よりも半径方向内側部分と
前記ケーシングとの間に設けられたシール手段とを有
し、前記内向フランジ部を前記拡径部に当接させつつ前
記リングナット部を前記雄ねじ部にねじ結合して前記ケ
ーシングと前記端板とを一体化するようにしたフィルタ
であって、前記拡径部と前記内向フランジ部との間に流
体通路が設けたり、あるいは前記環状締結具の外面に、
前記リングナット部を前記雄ねじ部に螺合する際の突状
の工具係合用突部が設けられ、前記環状締結具に、前記
工具係合用突部を介して内外を連通するように貫通する
流体通路が設けられていると良い。
【0006】
【作用】このようにすれば、濾材を交換可能にするべ
く、ケーシングとその開口を覆う端板とを環状締結具を
介して結合するようにしたフィルタに於いて、その構造
上ケーシングと端板との間に設けたシール手段の装着不
良などにより液漏れが生じた場合に、流体通路を介して
漏出液が流出し易くなるため、シール不良の確認作業を
早期にかつ容易に行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0008】図1は、本発明が適用された自動車用エン
ジンオイルフィルタを示す縦断面図である。図に於い
て、有底筒状のケーシング1内には、円筒状の濾材2が
同軸的に収容されており、ケーシング1の図に於ける下
端の開口端部には、その開口を覆う端板としてのセット
プレート3が、ケーシング1を外囲する環状締結具4に
よりケーシング1に結合されている。
【0009】セットプレート3には、その中心に図示さ
れないシリンダブロックに突設された管継手にねじ結合
される貫通ねじ孔3aが設けられ、貫通ねじ孔3aを外
囲する部分に複数の連通孔3bが設けられている。エン
ジンオイルは、シリンダブロック側から連通孔3bを介
して濾材2の円筒状濾紙内に入り、その内周側の円筒状
隔壁に設けられた多数の孔を介して筒孔部内に流出し、
上記貫通ねじ孔3aを介してシリンダブロックに戻され
る。なお、セットプレート3の濾材2側には、ケーシン
グ1内の連通孔3bを介しての逆流を防止するためのリ
ード弁として環状の皿状をなすバルブ5が設けられてい
る。
【0010】濾材2の筒孔部であってケーシング1の底
部近傍には、濾紙の目詰まりが許容値以上になった際の
油圧上昇を逃がすためのリリーフバルブ6が設けられて
いる。また、濾材2とケーシング1の底面(図に於ける
上方)との間には、濾材2をセットプレート3とケーシ
ング1の底面との間で弾発的に保持するための板ばねか
らなるチェックスプリング7が介装されている。
【0011】ケーシング1は、濾材2を収容する胴部8
と、胴部8の開口端部側に形成された拡径部9とからな
り、拡径部9は、その断面形状を胴部8からクランク状
に曲折されて形成されている。セットプレート3の外周
部の軸線方向内側端面と拡径部9の対向する端面との間
にはOリング11が挟持されている。また、セットプレ
ート3の外径は、拡径部9の外径よりもやや大きめに設
定されており、セットプレート3と拡径部9との突き当
て量を一定にすることができ、両者間に挟持されるOリ
ング11のつぶれ代を一定にすることができる。なお、
胴部8の内周面の開口端近傍には、Oリング11の内周
側を位置決めするべく帯材を環状にしたOリングガイド
ボディ12が固着されている。
【0012】環状締結具4は、上記拡径部9の外面を覆
うような逆L字状断面に形成されており、セットプレー
ト3の外周面には形成された雄ねじ部3cを外囲するリ
ングナット部4aと、リングナット部4aの軸線方向端
部から半径方向内向きに延出して胴部8の外周面に近接
するように形成された内向フランジ部4bとを有する。
そのリングナット部4aの内周面には、上記雄ねじ部3
cに螺合する雌ねじ部4cが形成されている。
【0013】セットプレート3のエンジン取付側端面に
は、図2に併せて示されるように、同心円状の大小の環
状リブ13a・13bにより画定された環状溝14内に
リングパッキン15が取り付けられている。その大環状
リブ13aとセットプレート3の最外周の外壁13cと
の間には、複数箇所(実施例では6箇所)に半径方向リ
ブ16が両環状リブ13a・13c同士を連結するよう
に形成されている。また、セットプレート3には、貫通
ねじ孔3aの周壁と環状リブ13aとの間であって各連
通孔3bを周方向について区切る位置に半径方向リブ2
8が設けられており、これらによりセットプレート3の
貫通ねじ孔3aや連通孔3b回りの剛性を高めることが
できる。
【0014】また、セットプレート3の雄ねじ部3cに
は、図3に良く示されるように、等角度ピッチで例えば
3箇所に回り止め溝17が設けられている。この回り止
め溝17は、セットプレート3の組立状態に於けるケー
シング1側の軸線方向内側端面に開放され、相反する外
側端面方向には軸線方向中間部まで切り込まれている。
ケーシング1の拡径部9の端縁には、組立時に回り止め
溝17に係合するべく軸線方向に延出する係合舌片9b
が対応する位置にそれぞれ設けられている。
【0015】このようにして構成されたフィルタに於い
ては、ケーシング1内に濾材2を収容し、回り止め溝1
7と係合舌片9bとを係合させてセットプレート3とケ
ーシング1とを互いに回り止めしつつ、環状締結具4を
胴部8側から嵌装してセットプレート3の雄ねじ部3c
に螺合する。そして、環状締結具4をねじ込むことによ
り、拡径部9の肩部9aが内向フランジ部4bと当接し
て抜け止めされ、ケーシング1とセットプレート3とが
結合されて一体化される。
【0016】なお、本実施例の環状締結具4には、その
内向フランジ部4bの外側端面4d(図に於ける上面)
に軸線方向に延出する工具係合用突部としての厚板状の
突部18が、等角度ピッチで例えば4箇所に設けられて
いる。この突部18に、遊端部を円弧状に形成された工
具のその先端のL字状爪部を引掛けるようにして環状締
結具4を回して、締結力を増すことができる。また、逆
に引掛けて回すことにより、容易に外すこともでき、濾
材2の交換を容易に行うことができる。
【0017】また、突部18の半径方向内向き端面が、
図1に良く示されるようにケーシング1の胴部8の外周
面に近接して沿うように形成されている。このようにす
ることにより、環状締結具4を胴部8に嵌装して回す際
に、ケーシング1の軸線に対する環状締結具4の倒れを
防止でき、環状締結具4を回す際の芯出し用ガイドとし
て有効である。さらに、厚板状突部18が半径方向に延
在するように形成されており、環状締結具4のリングナ
ット部4aと内向フランジ部4bとの両者間の開きを防
止でき、環状締結具4の剛性を高める効果がある。
【0018】ところで本発明によるセットプレート3に
は、上記回り止め溝17の部分に、回り止め溝17内に
開口し軸線方向に貫通する流体通路としての例えば半円
断面形状のオイル案内溝19が形成されている。例えば
Oリング11の装着不良によりケーシング1内のオイル
がOリング11から漏れ始めた場合には、オイル溝19
を介してオイルがフィルタ外部に流出し得るため、オイ
ル漏れの不具合を早期にかつ容易に発見することができ
る。
【0019】図4は本発明に基づく第2の実施例を示す
部分拡大側面図であり、前記実施例と同様の部分につい
ては同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。図
4に於いて、セットプレート3には、係合舌片9bを受
容する回り止め溝17の端面から図に於ける軸線方向外
側端面に至る流体通路としてのオイル案内溝20が凹設
されている。このオイル案内溝20は、図に示されるよ
うにセットプレート3の軸線方向外側端面に至るに連れ
て溝幅(周方向幅)を漸次狭められたテーパ溝状に形成
されている。このようにすることにより、回り止め溝1
7内に漏れてきたオイルの補捉量を十分確保し、かつ外
部への流出量を必要最小限にすることができる。
【0020】図5は第3の実施例を示す図1に対応する
部分断面図であり、前記実施例と同様の部分については
同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。この第
3の実施例では、環状締結具4の突部18を設けられた
部分に、内向フランジ部4bから突部18を貫通して環
状締結具4の内外を連通するように流体通路としてのオ
イル確認孔21が設けられている。このように孔を肉厚
部に形成することにより、強度上有利であり、エンジン
への取付状態で外方に臨む側に孔の開口があり、オイル
漏れの確認を容易に行うことができる。また、突部18
にオイルが流出するようになっているため、全周のどこ
から出てくるか不明な場合に比べて、オイル漏れの確認
を容易に行い得る。
【0021】図6は第4の実施例を示す図1に対応する
部分断面図であり、図7は図6の矢印VII線から見た部
分側面図であり、図8は図6の矢印VIII線から見た部分
端面図であり、前記実施例と同様の部分については同一
の符号を付してその詳しい説明を省略する。この第4の
実施例では、環状締結具4の内向フランジ部4bの軸線
方向内側端面に、リングナット部4aのねじ部と連通し
かつ半径方向に延在する流体通路としてのオイル案内溝
22が凹設されている。このようにすることにより、オ
イル案内溝22の形成を容易に行うことができると共
に、ケーシング1側にオイルが流出してくるため、確認
を容易に行うことができる。また、オイル案内溝22が
突部18の下面に設けられており、このようにすること
により、オイル案内溝22を設けたことによる剛性低下
を防止し得る。
【0022】また、図8に併せて示されるように、リン
グナット部4aのねじ部にも軸線方向に延在する流体通
路としてのオイル案内溝23を設けても良い。このオイ
ル案内溝23をねじ山を切除して形成することにより、
ねじ山に邪魔されずにオイルが流出可能であり、オイル
漏れの早期発見を促進し得る。なお、上記オイル案内溝
22と本オイル案内溝23とを同時に設ける必要はな
く、いずれか一方のみであって良い。
【0023】図9は第5の実施例を示す図1に対応する
部分断面図であり、図10は図9の矢印X線から見た部
分端面図であり、前記実施例と同様の部分については同
一の符号を付してその詳しい説明を省略する。この第5
の実施例では、環状締結具4のリングナット部4aの外
周面に工具係合用突部としての複数の突部24が設けら
れており、環状締結具4の任意の突部24を設けられた
部分に、その突部24及びリングナット部4aを半径方
向に貫通する流体通路としてのオイル確認孔25が形成
されている。このようにすることにより、孔を肉厚部に
設けることによる強度の確保と、環状締結具4の外周面
側にオイルが流出可能であることによる確認容易の効果
がある。また、突部24にオイルが流出することによ
り、前記第3の実施例と同様にオイル漏れの確認を容易
に行い得る。
【0024】また、この第5の実施例に於ける環状締結
具4に於いて、上記したようにオイル確認孔25を半径
方向に貫通させて設けることに限らず、前記図8に示し
たように軸線方向に延在するオイル確認溝をリングナッ
ト部4aのねじ部の一部を切除して設けても良い。この
場合にも、工具係合用の突部24に対応する位置に設け
ることにより、環状締結具4の剛性低下を防止し得る。
【0025】上記第3〜第5の実施例に於いて、ケーシ
ング1の拡径部9の周縁部に図11に示されるように半
円状の切り欠き26を設けると良い。この切り欠き26
と、各実施例に於けるオイル確認孔21・オイル案内溝
22・オイル確認孔25とを、環状締結具4を回し締め
した際に概ね一致するように形成しておくことにより、
漏れオイルが、各実施例に於けるオイル確認孔21・オ
イル案内溝22・オイル確認孔25へ流れ易くなる。ま
た、Oリング11の装着の有無を切り欠き26から確認
することができる。
【0026】なお、前記したようにOリング11のつぶ
れ代を規制するべく組み付け状態でセットプレート3に
拡径部11の端縁が当接することから、環状締結具4の
締め付け時の回し量が概ね一定するため、セットプレー
ト3の雄ねじ部3cと環状締結具4の雌ねじ部4cとの
ねじ切り始めを合わせることにより、上記切り欠き26
の位置合わせを容易に行い得る。また、切り欠き26の
切り込み深さをOリング11の高さの1/3程度にする
と良く、このようにすることにより、Oリング11の切
り欠き26からのはみ出しを防止できる。
【0027】
【発明の効果】このように本発明によれば、シール手段
の装着不良などによるオイル漏れが生じた場合に、回り
止め用の係合凹部にオイルが流れ込み、その係合凹部よ
りも周方向について狭められた液流通路を介して漏れオ
イルを外部に流出させることから、漏れオイルをまとめ
て外部に流出させることができ、オイル漏れを早期に発
見し得ると共に、液流通路を絞っているため、外部から
のごみなどの侵入を防止する効果もある。また、ケーシ
ングの拡径部と環状締結具の内向フランジ部との間に流
体通路を設けることにより、ケーシング側にオイルが流
出して容易に発見可能であると共に、その流体通路がケ
ーシング及び環状締結具間に設けられていることから、
ごみ詰まりなどを防止できる。また、環状締結具に、工
具係合用突部を介して内外を連通する貫通孔からなる流
体通路を設けることにより、その流体通路を肉厚部に設
けることになり、環状締結具の剛性を確保し得ると共
に、上記と同様に外方からの確認を容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された自動車用エンジンオイルフ
ィルタを示す縦断面図。
【図2】図1の矢印II線から見たエンジン取付側端面
図。
【図3】フィルタの要部分解組立斜視図。
【図4】第2の実施例を示す部分拡大側面図。
【図5】第3の実施例を示す図1に対応する部分断面
図。
【図6】第4の実施例を示す図1に対応する部分断面
図。
【図7】図6の矢印VII線から見た部分側面図。
【図8】図6の矢印VIII線から見た部分端面図。
【図9】第5の実施例を示す図1に対応する部分断面
図。
【図10】図9の矢印X線から見た部分端面図。
【図11】ケーシングの別の実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 濾材 3 セットプレート 3a ねじ孔 3b 連通孔 3c 雄ねじ部 4 環状締結具 4a リングナット部 4b 内向フランジ部 4c 雌ねじ部 4d 外側端面 5 バルブ 6 リリーフバルブ 7 チェックスプリング 8 胴部 9 拡径部 9a 肩部 9b 係合舌片 11 Oリング 12 Oリングガイドボディ 13a・13b 環状リブ 13c 外壁 14 環状溝 15 リングパッキン 16 半径方向リブ 17 回り止め溝 18 突部 19 オイル案内溝 20 オイル案内溝 21 オイル確認孔 22 オイル案内溝 23 オイル案内溝 24 突部 25 オイル確認孔 26 切り欠き 28 半径方向リブ
フロントページの続き (72)発明者 寺田 恵一 静岡県浜北市中瀬7800番地 東洋▲ろ▼ 機製造 株式会社内 (72)発明者 山下 裕章 静岡県浜北市中瀬7800番地 東洋▲ろ▼ 機製造 株式会社内 (72)発明者 森川 博 静岡県浜北市中瀬7800番地 東洋▲ろ▼ 機製造 株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−100307(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 27/08 B01D 35/02 F01M 11/03

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濾材を収容する有底筒状の胴部と当該胴
    部の開口部に設けられた拡径部とを有するケーシング
    と、前記ケーシング内への流出入口を有して前記開口部
    を覆うと共に前記拡径部よりも大径の雄ねじ部を有する
    端板と、前記雄ねじ部に螺合可能なリングナット部と前
    記拡径部に当接可能に当該リングナット部の軸線方向端
    部に形成された内向フランジ部とを備える環状締結具
    と、前記端板の前記雄ねじ部よりも半径方向内側部分と
    前記ケーシングとの間に設けられたシール手段とを有
    し、前記内向フランジ部を前記拡径部に当接させつつ前
    記リングナット部を前記雄ねじ部にねじ結合して前記ケ
    ーシングと前記端板とを一体化するようにしたフィルタ
    であって、 前記ケーシングと前記端板とを相対的に回り止めするべ
    く、前記ケーシングの前記拡径部の軸線方向端縁に前記
    雄ねじ部に向けて延出するように形成された係合突片
    と、前記係合突片を受容可能に前記雄ねじ部の軸線方向
    両端面の前記ケーシング側に開口しかつ当該軸線方向中
    間部に至るまで前記雄ねじ部の外周面に形成された係合
    凹部とを有し、 前記雄ねじ部に、前記雄ねじ部の軸線方向両端面の前記
    ケーシング側とは相反する側に開口しかつ前記係合凹部
    に連通すると共に前記係合凹部よりも前記雄ねじ部の周
    方向について狭められた液流通路を設けたことを特徴と
    するフィルタ。
  2. 【請求項2】 濾材を収容する有底筒状の胴部と当該胴
    部の開口部に設けられた拡径部とを有するケーシング
    と、前記ケーシング内への流出入口を有して前記開口部
    を覆うと共に前記拡径部よりも大径の雄ねじ部を有する
    端板と、前記雄ねじ部に螺合可能なリングナット部と前
    記拡径部に当接可能に当該リングナット部の軸線方向端
    部に形成された内向フランジ部とを備える環状締結具
    と、前記端板の前記雄ねじ部よりも半径方向内側部分と
    前記ケーシングとの間に設けられたシール手段とを有
    し、前記内向フランジ部を前記拡径部に当接させつつ前
    記リングナット部を前記雄ねじ部にねじ結合して前記ケ
    ーシングと前記端板とを一体化するようにしたフィルタ
    であって、 前記拡径部と前記内向フランジ部との間に流体通路が設
    けられていることを特徴とするフィルタ。
  3. 【請求項3】 濾材を収容する有底筒状の胴部と当該胴
    部の開口部に設けられた拡径部とを有するケーシング
    と、前記ケーシング内への流出入口を有して前記開口部
    を覆うと共に前記拡径部よりも大径の雄ねじ部を有する
    端板と、前記雄ねじ部に螺合可能なリングナット部と前
    記拡径部に当接可能に当該リングナット部の軸線方向端
    部に形成された内向フランジ部とを備える環状締結具
    と、前記端板の前記雄ねじ部よりも半径方向内側部分と
    前記ケーシングとの間に設けられたシール手段とを有
    し、前記内向フランジ部を前記拡径部に当接させつつ前
    記リングナット部を前記雄ねじ部にねじ結合して前記ケ
    ーシングと前記端板とを一体化するようにしたフィルタ
    であって、 前記環状締結具の外面に、前記リングナット部を前記雄
    ねじ部に螺合する際の突状の工具係合用突部が設けら
    れ、前記環状締結具に、前記工具係合用突部を介して内
    外を連通するように貫通する流体通路が設けられている
    ことを特徴とするフィルタ。
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