JP3076023B1 - 低摩耗伸びサイレントチェーン - Google Patents

低摩耗伸びサイレントチェーン

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JP3076023B1 JP11055062A JP5506299A JP3076023B1 JP 3076023 B1 JP3076023 B1 JP 3076023B1 JP 11055062 A JP11055062 A JP 11055062A JP 5506299 A JP5506299 A JP 5506299A JP 3076023 B1 JP3076023 B1 JP 3076023B1
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    • F16G13/00Chains
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 プレートのピン孔内でのロッカーピンのがた
つきを防止し、両者の間に生じる偏摩耗を防止してチェ
ーンの摩耗伸びを低減することができる低摩耗伸びサイ
レントチェーンを提供する。 【解決手段】 ロッカーピン3,4はプレート1のピン
孔2内周面と対向する第1の非接触面F1と、前記第1
の非接触面の周方向両端にそれぞれ連続する一対の荷重
受け面Cと、これらの荷重受け面とロッカー面Rの周方
向両端との間をそれぞれ連結する第2の非接触面F2を
有し、ピン孔内周面の一部は、ロッカーピンの一対の荷
重受け面にそれぞれ整合してピン孔内でのロッカーピン
の回転を阻止する一対の着座面Sとして形成されてい
る。ロッカーピンの2カ所の荷重受け面がピン孔の着座
面に整合して支持されることでピン孔内での回転やがた
つきが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイレントチェー
ンに関し、特に、摩耗伸びを少なくしたサイレントチェ
ーンの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4示すように、従来のサイレ
ントチェーンA1は、2本一組のロッカーピンA2,A
3によって屈曲自在に無端状に連結された多数のプレー
トA4で編成され、スプロケットA5の歯とそれぞれの
プレートA4の噛合い面Tとが直接噛み合って、図示し
ていない別のスプロケットとの間で動力伝動を行うよう
に構成されている。
【0003】また、プレートA4は、サイレントチェー
ンA1の幅方向に多列に設けられ、サイレントチェーン
A1の走行方向前後に隣り合うプレートA4を幅方向に
一つおきに挟み込んだ状態で配列されている。
【0004】前記2本一組のロッカーピンA2,A3の
うち、一方のロッカーピンA2は他方のロッカーピンA
3よりも長く、その両端は幅方向に配列されている複数
のプレートA4の両外側に隣接して配置された、スプロ
ケットA5の歯側面に案内されるガイドプレートA6の
非円形のピン孔に嵌着されている。
【0005】図5に示すように、これらのロッカーピン
A2,A3は、略同一の横断面形状を有していて、ロッ
カー面Rどうしが隣り合うように互いに反対向きにピン
孔A7,A8に嵌挿されている。
【0006】それぞれのピン孔A7,A8内のプレート
A4の外端寄りのロッカーピンA2は、そのロッカー面
Rの反対側に形成されている凹円弧状の荷重受け面C1
と、前記荷重受け面C1の両側に形成されている凸円弧
状の荷重受け面C2が、それぞれプレートA4のピン孔
A7,A8の凸円弧状の着座面S1と凹円弧状の着座面
S2と整合してその回動が規制されている。
【0007】なお、荷重受け面C1と荷重受け面C2の
間は、小さい曲率半径r1の凸円弧状面によって滑らか
に連結され、また、着座面S1と着座面S2との間は、
前記曲率半径r1よりやや小さい曲率半径r2の凹円弧
状面によって滑らかに連結されている。
【0008】そのため、これらの2つの円弧状面間に
は、曲率半径r1,r2が異なることに起因して僅かな
隙間が生じている。
【0009】一方、ピン孔A7,A8に嵌挿されている
プレートA4の中央寄りのロッカーピンA3は、その荷
重受け面C1,C2が前後方向に隣り合う図示していな
いプレートの着座面にそれぞれ整合している。
【0010】そして、図3に示すようにサイレントチェ
ーンA1がスプロケットA5に掛け渡されて、前後のプ
レートA4間に張力が作用すると、ロッカーピンA2の
ロッカー面RとロッカーピンA3のロッカー面Rとの間
が互いに押し付けられて動力伝達が行われる。
【0011】この際、ロッカーピンA2,A3の対向す
るロッカー面Rどうしは、それぞれ凸円弧状に形成され
ているため、ロッカーピンA2,A3間で相対的な揺動
が可能となり、前後に隣接するプレート間の屈曲が行え
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述したように構成さ
れている従来のサイレントチェーンA1においては、プ
レートA4のピン孔A7,A8に形成されている凸円弧
状の着座面S1と、その両側の2つの凹円弧状の着座面
S2にそれぞれ、プレートA4外側寄りのロッカーピン
A2の凹円弧状の荷重受け面C1と凸円弧状の荷重受け
面C2とを同時に整合させることによって、前記ロッカ
ーピンA2,A3のプレートA4に対する回動を規制し
た状態で張力の伝達を行うようにしている。
【0013】ところが、実際には製作上、これらの3つ
の面どうしを同時に当接するように高精度に仕上加工す
ることは極めて困難であり、片当たりによってプレート
A4のピン孔A7,A8内でロッカーピンA2,A3に
がたつきが出ると、片当たり部分に偏摩耗を生じること
になり、特にピン孔A7,A8の着座面S1やロッカー
ピンA2の荷重受け面C1に摩耗が集中すると、摩耗の
進行する方向がチェーンの長手方向となるため、これが
チェーンに摩耗伸びを増加させる原因となる問題があっ
た。
【0014】そこで、本発明は、前述したような従来技
術の問題を解決し、プレートのピン孔内でのロッカーピ
ンのがたつきを防止し、両者の間に生じる偏摩耗を防止
してチェーンの摩耗伸びを低減することができる低摩耗
伸びサイレントチェーンを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的のため、第1の
本発明(請求項1)の低摩耗伸びサイレントチェーン
は、2つのピン孔を有する多数のプレートと、それぞれ
のプレートのピン孔に凸円弧状のロッカー面を隣り合わ
せにして2本ずつ嵌挿され、プレートどうしを屈曲自在
に連結する複数のロッカーピンとを備えたサイレントチ
ェーンにおいて、ロッカーピンの外周面は、ロッカー面
と、該ロッカー面の反対側略々中央部でプレートのピン
孔内周面と対向する第1の非接触面と、該第1の非接触
面の周方向両端にそれぞれ連続する一対の凸円弧状の荷
重受け面と、これらの荷重受け面とロッカー面の周方向
両端との間にそれぞれ連続する長尺の第2の非接触面と
から形成され、プレートのピン孔内周面の一部は、ロッ
カーピンの前記一対の荷重受け面にそれぞれ整合して、
ピン孔内でのロッカーピンの回転を阻止する一対の着座
面として形成され、前記一対の荷重受け面がそれぞれ着
座面に整合した状態で、第1の非接触面とピン孔のプレ
ート中央側へ膨出した凸円弧状内周面との間に隙間を生
じ、第2の非接触面とピン孔内周面との間にロッカー面
側に向かうにつれて間隔が徐々に広がる隙間を生じてい
るように構成されている。
【0016】前記一対の荷重受け面はそれぞれ、第1の
非接触面に周方向の一方の端が連続する小凸円弧状面
と、前記小凸円弧状面の周方向の他方の端に連続し、こ
れより曲率半径の大きい大凸円弧状面から形成されてい
ることも望ましい。
【0017】
【作用】サイレントチェーンに作用する張力は、互いに
ロッカー面を当接させている一対のロッカーピンを介し
て、前後に隣り合うプレート間で伝達される。この際、
ロッカーピンは、第1の非接触面の両側に設けられた一
対の荷重受け面がそれぞれプレートのピン孔内周面の一
部として形成されている一対の着座面に整合状態で当接
支持される。
【0018】ロッカーピンは、ピン孔内周面に2カ所で
支持されるため、ピン孔内での回転およびがたつきが抑
えられ、また、これらの荷重受け面を間に挟んだ第1の
非接触面と第2の非接触面のそれぞれと、ピン孔内周面
との隙間には、チェーン外部から供給された潤滑油が蓄
えられ、前記隙間から潤滑油が荷重受け面と着座面間に
徐々に流入する。
【0019】その結果、ロッカーピンの荷重受け面とピ
ン孔の着座面との間には、3箇所の隙間から潤滑油が入
り込み、着座面は境界潤滑状態に陥りにくくなり、チェ
ーンの摩耗伸びの原因となる、ロッカーピンとピン孔内
周面間の摩耗を低減することができる。
【0020】また、ロッカーピンの一対の荷重受け面が
それぞれ、第1の非接触面に一方の端が連続する小凸円
弧状面と、前記小凸円弧状面の他方の端に連続し、これ
より曲率半径の大きい大凸円弧状面から形成されている
場合には、ロッカーピンの小凸円弧状面がピン孔の着座
面と整合してロッカーピンのプレートピン孔内での回転
を確実に阻止し、且つ、大凸円弧状面と着座面との間で
は接触面積を広く確保できるので、接触部分の面圧が低
くなり、ロッカーピンとピン孔内周面間の摩耗はさらに
低減できる。
【0021】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の低摩耗伸び
サイレントチェーン(以下、単にサイレントチェーンと
いう。)の実施例を説明する。
【0022】図1は、本発明の第1実施例を示すロッカ
ーピンを嵌挿した状態のサイレントチェーンのプレート
の部分側面図であって、プレート1の外周の輪郭は、前
述した従来のサイレントチェーンに用いられているプレ
ートと同一輪郭で形成されている。
【0023】プレート1に形成されている一対のピン孔
2のそれぞれに嵌挿されているロッカーピン3,4は、
凸円弧状面で形成されているロッカー面Rの反対側に、
ピン孔2の内周面と対向する凹円弧状面からなる第1の
非接触面F1が形成されている。
【0024】第1の非接触面F1の周方向両端にはそれ
ぞれ凸円弧状面からなる一対の荷重受け面Cが連続して
おり、さらに、これらの荷重受け面Cと、ロッカー面R
の周方向両端との間は、凸円弧状面からなる比較的長尺
の第2の非接触面F2で滑らかに連続している。
【0025】一方、プレート1に形成されている2つの
ピン孔2はそれぞれプレート1の中央寄りでは単純な円
形の輪郭部分aで形成されており、ロッカーピン3の第
1の非接触面F1と対向する部分は、内周がプレート中
央側へ膨出した凸円弧状面bで形成されている。
【0026】前記凸円弧状面bの周方向両端には、前述
したロッカーピン3の一対の荷重受け面Cとそれぞれ整
合する凹円弧状面からなる一対の着座面Sが形成されて
いる。これらの着座面Sの凸円弧状面b側と周方向に反
対側の端は円形の輪郭部分aに滑らかに連続している。
【0027】従って、本発明のサイレントチェーンを構
成している一つのプレート1のピン孔2内周面に対して
は、プレート1の両外側寄りに配置されているロッカー
ピン3の一対の荷重受け面Cがそれぞれ対向するピン孔
2の一対の着座面Sに凹凸が整合した状態で当接し、ピ
ン孔2内でのロッカーピン3の回転並びにがたつきが防
止される。
【0028】そして、これらの荷重受け面Cが着座面S
に整合した状態では、ロッカーピン3の第1の非接触面
F1とピン孔2のプレート中央側へ膨出した凸円弧状内
周面bとの間に僅かな隙間G1を生じ、また,第2の非
接触面F2とピン孔2の内周面との間にロッカー面R側
に向かうにつれて間隔が徐々に広がる隙間G2を生じ、
これらの3箇所の隙間内に外部から供給される潤滑油を
保持しておくことができる。
【0029】なお、ロッカーピン3と対になっているロ
ッカーピン4は、ロッカーピン3とロッカー面Rどうし
を当接させた状態でピン孔2内を揺動することができる
とともに、プレート1と前後方向に隣り合っている、図
示しない別のプレートのピン孔に対して、ピン孔2とロ
ッカーピン3の関係と同様な関係で回転しないように支
持されている。
【0030】また、図示していないが、ロッカーピン3
は、ロッカーピン4よりも両側に長く突き出ていて、そ
の両端には、従来のサイレントチェーンと同様なガイド
プレートが嵌着固定されている。
【0031】次に、図2は、本発明の第2実施例を示す
ロッカーピンをピン孔に嵌挿した状態のサイレントチェ
ーンのプレートの部分側面図であって、この実施例のも
のでは、プレート1’のピン孔2’に形成されている一
対の着座面S’と、これらの着座面S’に整合状態で当
接するロッカーピン3’4’の荷重受け面C’の形状が
前述した実施例のものと異なっている。
【0032】すなわち、図2に示すものでは、ロッカー
ピン3’,4’の荷重受け面C’は第1の非接触面F
1’に周方向に連続する部分の近傍が曲率半径R1の小
凸円弧状面で形成され、これに続く部分が曲率半径R2
の大凸円弧状面で構成されている。
【0033】前記大凸円弧状面の曲率半径R2は、ピン
孔2’の円形の輪郭部分aの半径に略等しく形成されて
いる。また、ロッカーピン3’4’には、ロッカー面R
の周方向両端と一対の荷重受け面C’との間に短い第2
の非接触面F2’が形成されている。
【0034】この実施例では、ロッカーピン3’の荷重
受け面C’の小凸円弧状面が着座面S’と整合する部分
で主にロッカーピン3’のピン孔2’に対する回り止め
を行うとともに、大凸円弧状面と着座面S’との間の整
合部分で広い接触面積を確保することができ、接触面圧
を低くすることができる。
【0035】ロッカーピン3’の一対の荷重受け面C’
が対向するピン孔2’の着座面S’とそれぞれ整合した
状態で、第1の非接触面F’とこれに対向するピン孔
2’内周面の凸円弧状面bとの間に潤滑油を貯留可能な
僅かな隙間G生じるようになっている。
【0036】なお、図2には、プレート1’のピン孔
2’とロッカーピン3’との当接状態のみ図示している
が、ロッカーピン3’と対になっているロッカーピン
4’は、ロッカーピン3’とロッカー面Rどうしを当接
させた状態でピン孔2’内を揺動することができるとと
もに、プレート1’と前後方向に隣り合っている、図示
しない別のプレートのピン孔に対して、ピン孔2’とロ
ッカーピン3’の関係と同様な関係で回転しないように
支持されている。
【0037】なお、ロッカーピンの荷重受け面とピン孔
の着座面の形状は、前述した各実施例のものに限定する
ものでなく、プレートのピン孔に対してロッカーピンの
がたつきや回転を防止できるように、離れた2カ所で互
いに整合する形状であればよい。
【0038】
【発明の効果】前述したように、請求項1記載の発明に
よれば、プレートのピン孔に対する前記ロッカーピンの
回動とがたつきを確実に防止することができ、しかも、
プレートピン孔とロッカーピンとの間に形成される3箇
所の隙間に潤滑油が蓄えられ、ロッカーピンの荷重受け
面とピン孔の着座面との間に、3箇所の隙間から潤滑油
が入り込み、着座面は境界潤滑状態が生じにくくなるた
め、チェーンの摩耗伸びを低減させることができる。
【0039】また、請求項2記載の発明によれば、荷重
受け面の接触面積を広くとれるため、ピン孔内周面とロ
ッカーピンに作用する面圧を小さくでき、摩耗をより低
減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例におけるサイレントチェ
ーンのプレートのピン孔とロッカーピンの当接状態を示
す図である。
【図2】 本発明の第2実施例におけるサイレントチェ
ーンのプレートのピン孔とロッカーピンの当接状態を示
す図である。
【図3】 従来のサイレントチェーンの部分側面図であ
る。
【図4】 従来のサイレントチェーンの一部切欠き断面
を含む部分平面図である。
【図5】 従来のサイレントチェーンのプレートのピン
孔とロッカーピンの当接状態を示す図である。
【符号の説明】
1,1’ プレート 2,2’ ピン孔 3,3’,4,4’ ロッカーピン R ロッカー面 F1,F1’ 第1の非接触面 F2,F2’ 第2の非接触面 C,C’ 荷重受け面 S,S’ 着座面
フロントページの続き (72)発明者 楠 欣浩 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 船本 隆幸 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 丸山 正夫 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (56)参考文献 特開 平8−291847(JP,A) 特開 昭57−57940(JP,A) 実開 平4−84851(JP,U) 実開 昭62−196950(JP,U) 実開 平5−312238(JP,U) 実開 平5−42794(JP,U) 実開 昭63−190641(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16G 13/02 - 13/10 F16G 5/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのピン孔を有する多数のプレート
    と、それぞれのプレートのピン孔に凸円弧状のロッカー
    面を隣り合わせにして2本ずつ嵌挿され、プレートどう
    しを屈曲自在に連結する複数のロッカーピンとを備えた
    サイレントチェーンにおいて、 ロッカーピンの外周面は、ロッカー面と、該ロッカー面
    の反対側略々中央部でプレートのピン孔内周面と対向す
    る第1の非接触面と、該第1の非接触面の周方向両端に
    それぞれ連続する一対の凸円弧状の荷重受け面と、これ
    らの荷重受け面とロッカー面の周方向両端との間にそれ
    ぞれ連続する長尺の第2の非接触面から形成され、 プレートのピン孔内周面の一部は、ロッカーピンの前記
    一対の荷重受け面にそれぞれ整合して、ピン孔内でのロ
    ッカーピンの回転を阻止する一対の着座面として形成さ
    れ、 前記一対の荷重受け面がそれぞれ着座面に整合した状態
    で、第1の非接触面とピン孔のプレート中央側へ膨出し
    た凸円弧状内周面との間に隙間を生じ、第2の非接触面
    とピン孔内周面との間にロッカー面側に向かうにつれて
    間隔が徐々に広がる隙間を生じていることを特徴とする
    低摩耗伸びサイレントチェーン。
  2. 【請求項2】 一対の荷重受け面はそれぞれ、第1の非
    接触面に周方向の一方の端が連続する小凸円弧状面と、
    前記小凸円弧状面の周方向の他方の端に連続し、これよ
    り曲率半径の大きい大凸円弧状面から形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の低摩耗サイレントチェー
    ン。
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