JP3063653B2 - チョークコイル - Google Patents

チョークコイル

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JP3063653B2
JP3063653B2 JP8328543A JP32854396A JP3063653B2 JP 3063653 B2 JP3063653 B2 JP 3063653B2 JP 8328543 A JP8328543 A JP 8328543A JP 32854396 A JP32854396 A JP 32854396A JP 3063653 B2 JP3063653 B2 JP 3063653B2
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magnetic
bobbin
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choke coil
flange
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辰之 山田
隆明 大井
公一 山口
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F37/00Fixed inductances not covered by group H01F17/00

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チョークコイル、
特に、電子機器等から発生するノイズや電子機器等に侵
入するノイズを除去する際に用いられるチョークコイル
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コモンモードチョークコイル
は、ノーマルモードの漏れインダクタンス成分をわずか
ながら有しているため、ノーマルモードノイズにも効果
があるが、ノーマルモードノイズが強い場合には、これ
とは別にノーマルモードチョークコイルを使用してノイ
ズ対策をする必要があった。
【0003】そこで、コモンモードノイズ及びノーマル
モードノイズの両者を効果的に除去することができるも
のとして、図11に示すチョークコイルが提案されてい
る。このチョークコイルは、筒部101とこの筒部10
1の両端部及び中央部にそれぞれ設けられた鍔部10
2,103,104を有した磁性体ボビン100と、前
記筒部101に巻回された一対の巻線105,106
と、筒部101の穴101aに一辺が挿通されている磁
性体コア110を備えている。
【0004】以上の構成において、一対の巻線105,
106にコモンモードノイズ電流が流れると、それぞれ
の巻線105,106に磁束が生じる。この磁束は互い
に加え合わされて磁性体コア110内において、渦電流
損の形で熱エネルギーに変換されて減衰する。これによ
り、コモンモードノイズ電流が除去される。一方、一対
の巻線105,106にノーマルモードノイズ電流が流
されると、巻線105,106に磁束が生じる。この磁
束は磁性体ボビン100内において渦電流損の形で熱エ
ネルギーに変換されて減衰する。これにより、ノーマル
モードノイズ電流が除去される。
【0005】ところで、従来のこの種のチョークコイル
にあっては、ボビン100の筒部101の略外周全域に
巻線105,106を巻回することになるため、両巻線
間の絶縁を確実に取るために、鍔部104の厚みを厚く
することがおこなわれている。例えば巻線105と巻線
106との間の沿面距離Lが3.2mmを確保できるよ
うに、鍔部104の厚み寸法を設定していた。従って、
ボビン100の各鍔部102,103,104の高さ寸
法Tには特別な配慮がなされておらず、通常、各鍔部1
02〜104の高さ寸法Tは同じ寸法に設定されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】その結果、従来のチョ
ークコイルにあっては、図12に示すように、鍔部10
4の先端部と磁性体コア110の隙間距離Dが比較的大
きくなってしまっていた。このため、ノーマルモードノ
イズ電流によって発生した磁束が磁性体コア110を通
ることがほとんどなく、磁性体コア110はノーマルモ
ードノイズ電流による磁束の磁路として利用されていな
かった。そのため、結果として、従来のチョークコイル
は、ノーマルモードのインダクタンス成分を得る効率が
低かった。
【0007】そこで、本発明の目的は、ノーマルモード
のインダクタンス成分を効率良く得ることができるチョ
ークコイルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明に係るチョークコイルは、(a)筒部とこの
筒部の両端部及び中央部に設けられた鍔部とで構成さ
れ、少なくとも磁性材からなる部分を有したボビンと、
(b)前記筒部の外周に巻回された一対の巻線と、
(c)前記筒部の穴に挿通された磁性体コアとを備え、
(d)前記ボビンの筒部の中央部に設けられた磁性材か
らなる鍔部の前記磁性体コア側先端部の方が、前記ボビ
ンの筒部の両端部に設けられた鍔部の前記磁性体コア側
先端部より延在していること、を特徴とする。
【0009】ここに、ボビンの筒部の中央部に設けられ
た鍔部は、磁性体コアの横断面の外周の20%以上に面
していることが好ましい。また、ボビンの筒部の中央部
に設けられた鍔部の磁性体コア側先端部に少なくとも突
起部又は凹部又は穴部のいずれかを設け、この突起部又
は凹部又は穴部が磁性体コアに面するようにしている。
さらに、少なくとも磁性体コアに囲まれた領域を残し
て、前記ボビンの鍔部外周面に磁性体カバーを配置し、
この磁性体カバーとボビンの磁性材からなる部分とで閉
磁路を形成していることが望ましい。
【0010】
【作用】以上の構成において、一対の巻線にコモンモー
ドノイズ電流が流れると、それぞれの巻線に磁束が生じ
る。この磁束は互いに加え合わされて磁性体コア内にお
いて、渦電流損の形で熱エネルギーに変換されて減衰す
る。これにより、コモンモードノイズ電流が除去され
る。
【0011】一方、一対の巻線にノーマルモードノイズ
電流が流されると、巻線に磁束が生じる。この磁束は磁
性体ボビン内において渦電流損の形で熱エネルギーに変
換されて減衰する。これにより、ノーマルモードノイズ
電流が除去される。さらに、ボビンの筒部の中央部に設
けられた磁性材からなる鍔部の先端部が磁性体コアに近
接し、鍔部の先端部と磁性体コアの隙間距離が、従来の
チョークコイルと比較して小さくなり、ノーマルモード
ノイズ電流によって発生した磁束が磁性体コアを通り易
くなる。従って、磁性体コアがノーマルモードノイズ電
流による磁束の磁路としても効率良く利用される。
【0012】また、磁性体カバーとボビンの磁性材から
なる部分とで閉磁路を形成することより、ノーマルモー
ドノイズ電流によって発生した磁束の一部がボビンと磁
性体カバーからなる閉磁路をも周回するため、ノーマル
モードのインダクタンス成分を更にアップさせることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るチョークコイ
ルの実施形態について添付図面を参照して説明する。各
実施形態において同一部品及び同一部分には同じ符号を
付した。 [第1実施形態、図1〜図5]図1及び図2に示すよう
に、チョークコイル1は、概略、ボビン2と、磁性体コ
ア3と、一対の巻線5,6とで構成されている。ボビン
2は、筒部21と、この筒部21の両端部及び中央部に
それぞれ設けられた鍔部22,23,24を備えてい
る。筒部21の左側外周面には巻線5が巻回され、右側
外周面には巻線6が巻回されており、鍔部24にて巻線
5と6が仕切られている。第1実施形態の場合、筒部2
1の穴21aは横断面が矩形であり、鍔部22〜24の
形状も略矩形である。ただし、必ずしもこれらの形状に
限るものではないことは言うまでもない。ボビン2の材
料は、比透磁率が1以上(例えば2〜数十)の磁性体材
料が使用される。具体的には、Ni−Zn系やMn−Z
n系のフェライト粉末と樹脂の結合材とを混練したもの
等が使用される。
【0014】鍔部24の磁性体コア3側の先端部24a
は、他の鍔部22,23の磁性体コア3側の先端部22
a,23aに対して延在しており、先端部24aには磁
性体コア3を挿通するための穴25が設けられている。
一方、磁性体コア3は、コ字形状の磁性体片32,33
をそれぞれ筒部21の穴21aと鍔部24の穴25に挿
入して突き合わせてロ字形状としたものである。磁性体
片32,33は接着剤やワニス等にて固定される。磁性
体コア3と穴25の隙間は、2.0mm以下に設定され
ている。隙間が2.0mmを越えると、ノーマルモード
ノイズ電流によって発生した磁束が磁性体コア3を通り
易くなるという効果を得にくくなるからである。特に、
磁性体コア3と穴25の隙間を0.3〜0.5mmに設
定すれば、安定した効果が得られ、好ましい。磁性体コ
ア3の材料は、比透磁率が数千のものが好ましく、具体
的にはフェライトやアモルファス等が使用される。
【0015】以上の構成からなるチョークコイル1は、
鍔部24の先端部24aが磁性体コア3に近接し、鍔部
24の先端部24aと磁性体コア3の隙間が、従来のチ
ョークコイルと比較して小さくなる。このため、ノーマ
ルモードノイズ電流によって発生した磁束が鍔部24の
先端部24aを介して磁性体コア3を通り易くなり、磁
性体コア3を、コモンモードノイズ電流によって発生し
た磁束の磁路として利用するだけでなく、ノーマルモー
ドノイズ電流による磁束の磁路としても利用することが
できる。この結果、大きなノーマルモードのインダクタ
ンス成分を効率良く得ることができるチョークコイル1
が得られる。すなわち、ノーマルモードノイズ電流を効
率良く低減することができるチョークコイル1が得られ
る。
【0016】図3はチョークコイル1の電気等価回路図
である。ここに、以上の構成からなるチョークコイル1
のコモンモードノイズ除去作用について図4(a),
(b)を参照して説明する。図4(b)に示すように、
チョークコイル1は電源30と電気機器等の負荷31の
間に配設された二つの信号線に電気的に接続されてい
る。電源30とグランド間に浮遊容量C1が発生し、負
荷31とグランド間に浮遊容量C2が発生している。二
つの信号線をそれぞれ図中矢印方向にコモンモードノイ
ズ電流i1,i2が流れると、図4(a)に示すように、
巻線5,6に磁束φ1,φ2が生じる。この磁束φ1,
φ2は互いに加え合わされて磁性体コア3の閉磁路内を
周回しながら、漸次減衰する。磁束φ1,φ2は渦電流
損等の形で熱エネルギーに変換するからである。これに
より、コモンモードノイズ電流i1,i2は低減される。
【0017】次に、チョークコイル1のノーマルモード
ノイズ除去作用について図5(a),(b)を参照して
説明する。図5(b)に示すように、ノーマルモードノ
イズ電流i3が二つの信号線をそれぞれ図中矢印方向に
流れると、図5(a)に示すように、巻線5,6に磁束
φ3,φ4が生じる。この磁束φ3,φ4はボビン2と
磁性体コア3を磁路として有した磁路内を周回しなが
ら、渦電流損等の形で熱エネルギーに変換され、漸次減
衰する。これにより、ノーマルモードノイズ電流i3
低減される。
【0018】[第2、第3及び第4実施形態、図6〜図
9]図6、図7及び図8にそれぞれ示されているよう
に、第2、第3及び第4実施形態のチョークコイル4
1,51,61は、鍔部44,54,64の形状を残し
て前記第1実施形態のチョークコイル1と同様の構造を
有している。第2実施形態のチョークコイル41は、図
6に示すように、鍔部44の磁性体コア3側の先端部4
4aに、磁性体コア3に面した突起45が設けられてお
り、他の鍔部22,23の磁性体コア3側の先端部22
a,23aより鍔部44aの先端部44aの方が磁性体
コア3に接近している。突起45の幅Xは磁性体コア3
の横断面の外周の20%以上に面するように設定されて
いる。突起45の幅X、すなわち鍔部44が磁性体コア
3に面する長さが磁性体コア3の横断面の外周の20%
未満になると、ノーマルモードノイズ電流によって発生
した磁束が磁性体コア3を通り易くなるという効果を得
にくくなるからである。具体的には、磁性体コア3と突
起45の隙間は2.0mm以下に設定されている。
【0019】このため、ノーマルモードノイズ電流によ
って発生した磁束が突起45を介して磁性体コア3を通
り易くなり、磁性体コア3をコモンモードノイズ電流に
よって発生した磁束の磁路として利用するだけでなく、
ノーマルモードノイズ電流による磁束の磁路としても利
用することができる。この結果、大きなノーマルモード
のインダクタンス成分を効率良く得ることができるチョ
ークコイル41が得られる。
【0020】第3実施形態のチョークコイル51は、図
7に示すように、鍔部54の磁性体コア3側の先端部5
4aが、他の鍔部22,23の磁性体コア3側の先端部
22a,23aに対して延在しており、先端部54aに
は磁性体コア3に面した凹部55が設けられている。凹
部55と磁性体コア3の隙間は2.0mm以下に設定さ
れている。従って、凹部55が磁性体コア3に近接し、
鍔部54の先端部54aと磁性体コア3の隙間が、従来
のチョークコイルと比較して小さくなる。
【0021】このため、ノーマルモードノイズ電流によ
って発生した磁束が鍔部54の先端部54aを介して磁
性体コア3を通り易くなり、磁性体コア3をコモンモー
ドノイズ電流によって発生した磁束の磁路として利用す
るだけでなく、ノーマルモードノイズ電流による磁束の
磁路としても利用することができる。この結果、大きな
ノーマルモードのインダクタンス成分を効率良く得るこ
とができるチョークコイル51が得られる。
【0022】第4実施形態のチョークコイル61は、図
8に示すように、鍔部64の磁性体コア3側の先端部6
4aが、他の鍔部22,23の磁性体コア3側の先端部
22a,23aに対して延在しており、磁性体コア3に
面している。先端部64aと磁性体コア3の隙間は2.
0mm以下に設定され、従来のチョークコイルと比較し
て小さいので、ノーマルモードノイズ電流によって発生
した磁束が鍔部64の先端部64aを介して磁性体コア
3を通り易くなり、磁性体コア3をコモンモードノイズ
電流によって発生した磁束の磁路として利用するだけで
なく、ノーマルモードノイズ電流による磁束の磁路とし
ても利用することができる。この結果、大きなノーマル
モードのインダクタンス成分を効率良く得ることができ
るチョークコイル61が得られる。
【0023】図9(a)は、このチョークコイル61に
おける、ノーマルモード電流によって発生した磁束のシ
ミュレーション分布図である。比較のため、従来のチョ
ークコイルの場合を図9(b)に表示している。これか
ら、第4実施形態のチョークコイル61は、従来のチョ
ークコイルと比較して約2倍のノーマルモードのインダ
クタンス成分が得られることがわかる。
【0024】[第5実施形態、図10]図10に示すよ
うに、第5実施形態のチョークコイル71は、磁性体カ
バー75を残して前記第1実施形態のチョークコイル1
と同様の構造を有している。磁性体カバー75は、横断
面がU字形状のものであり、磁性体コア3が囲んでいる
領域から外れた位置に配置されている。磁性体カバー7
5の凹状湾曲面76は、ボビン2の鍔部22〜24の外
周面に当接され、ボビン2と磁性体カバー75とで閉磁
路を形成する。磁性体カバー75の材料は、ボビン2と
同様に、比透磁率が1以上の磁性体材料が使用される。
【0025】このチョークコイル1は、ノーマルモード
ノイズ電流によって発生した磁束φ3,φ4の一部が、
ボビン2と磁性体カバー75とで構成された閉磁路内を
周回しながら、渦電流損等の形で熱エネルギーに変換さ
れ、漸次減衰する。従って、ノーマルモードのインダク
タンス成分を更にアップさせることができ、ノーマルモ
ードノイズ電流は更に効率良く低減される。
【0026】[他の実施形態]なお、本発明に係るチョ
ークコイルは前記実施形態に限定するものではなく、そ
の要旨の範囲内で種々に変更することができる。前記実
施形態は、ボビン全体を磁性体材料にて製作したが、必
ずしもボビン全体を磁性体材料にて製作する必要はな
い。また、ボビンは磁性体粉末と樹脂の結合材とを混練
した材料で製作されるものの他に、フェライトコアやダ
ストコア等からなる所定の形状をした磁性体を樹脂の中
にインサートモールドすることによって製作されるもの
であってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、ボビンの筒部の中央部に設けられた鍔部の磁性
体コア側の先端部の方が、ボビンの筒部の両端部に設け
られた鍔部の磁性体コア側の先端部より延在しているの
で、筒部の中央部に設けられた鍔部の先端部と磁性体コ
アの隙間距離が、従来のチョークコイルと比較して小さ
くなり、ノーマルモードノイズ電流によって発生した磁
束を磁性体コアに通り易くさせることができる。従っ
て、磁性体コアをコモンモードノイズ電流によって発生
した磁束の磁路として利用するだけでなく、ノーマルモ
ードノイズ電流による磁束の磁路としても利用すること
ができ、大きなノーマルモードのインダクタンス成分を
効率良く得ることができるチョークコイルが得られる。
【0028】また、磁性体カバーを用いて、ボビンと磁
性体カバーとで閉磁路を形成することにより、ノーマル
モードのインダクタンス成分を更にアップさせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチョークコイルの第1実施形態を
示す断面図。
【図2】図1に示したチョークコイルのII−II断面図。
【図3】図1に示したチョークコイルの電気等価回路
図。
【図4】図1に示したチョークコイルによるコモンモー
ドノイズ除去を説明するもので、(a)は磁気回路図、
(b)は電気回路図。
【図5】図1に示したチョークコイルによるノーマルモ
ードノイズ除去を説明するもので、(a)は磁気回路
図、(b)は電気回路図。
【図6】本発明に係るチョークコイルの第2実施形態を
示す断面図。
【図7】本発明に係るチョークコイルの第3実施形態を
示す断面図。
【図8】本発明に係るチョークコイルの第4実施形態を
示す断面図。
【図9】ノーマルモード電流によって発生した磁束のシ
ミュレーション分布図であり、(a)は図8に示したチ
ョークコイルの場合であり、(b)は従来のチョークコ
イルの場合である。
【図10】本発明に係るチョークコイルの第5実施形態
を示す断面図。
【図11】従来のチョークコイルを示す断面図。
【図12】図11に示したチョークコイルのXII−XII断
面図。
【符号の説明】
1…チョークコイル 2…ボビン 3…磁性体コア 5,6…巻線 21…筒部 22,23,24…鍔部 22a,23a,24a…先端部 25…穴 41,51,61,71…チョークコイル 44,54,64…鍔部 44a,54a,64a…先端部 45…突起 55…凹部 75…磁性体カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 37/00 H01F 17/06 H01F 27/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒部とこの筒部の両端部及び中央部に設
    けられた鍔部とで構成され、少なくとも磁性材からなる
    部分を有したボビンと、 前記筒部の外周に巻回された一対の巻線と、 前記筒部の穴に挿通された磁性体コアとを備え、 前記ボビンの筒部の中央部に設けられた磁性材からなる
    鍔部の前記磁性体コア側先端部の方が、前記ボビンの筒
    部の両端部に設けられた鍔部の前記磁性体コア側先端部
    より延在していること、 を特徴とするチョークコイル。
  2. 【請求項2】 前記ボビンの筒部の中央部に設けられた
    鍔部が、前記磁性体コアの横断面の外周の20%以上に
    面していることを特徴とする請求項1記載のチョークコ
    イル。
  3. 【請求項3】 前記ボビンの筒部の中央部に設けられた
    鍔部が少なくとも突起部または凹部又は穴部のいずれか
    を前記磁性体コア側先端部に有し、この突起部又は凹部
    又は穴部が前記磁性体コアに面していることを特徴とす
    る請求項1記載のチョークコイル。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記磁性体コアに囲まれた領
    域を残して、前記ボビンの鍔部外周面に磁性体カバーを
    配置し、この磁性体カバーと前記ボビンの磁性材からな
    る部分とで閉磁路を形成したことを特徴とする請求項1
    記載のチョークコイル。
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