JP3048962B2 - 時間測定方法及び時間測定システム - Google Patents

時間測定方法及び時間測定システム

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JP3048962B2 JP9164080A JP16408097A JP3048962B2 JP 3048962 B2 JP3048962 B2 JP 3048962B2 JP 9164080 A JP9164080 A JP 9164080A JP 16408097 A JP16408097 A JP 16408097A JP 3048962 B2 JP3048962 B2 JP 3048962B2
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    • G04FTIME-INTERVAL MEASURING
    • G04F10/00Apparatus for measuring unknown time intervals by electric means
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時間測定システム
およびその測定方法に関し、特に本システム自身で任意
の測定基準を生成し本システムで測定した値との差異を
求め、システムクロックを用いて測定対象の信号の時間
間隔を計測するか否かの制御をする時間測定システムお
よびその測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の時間測定システムは図9
の構成図、図10の回路構成図に示されるように半導体
製品プロセス限界速度より速い(短い)パルス処理を得
るために、図11の構成である高周波パルス発生回路1
03を用いる。しかし、カウント値が少なくとも±1カ
ウントずれる欠点を持っている。その理由は、フリップ
フロップの入力タイミングでレーシング(入力間競合)
になった場合、出力は不定状態となり、ある一定時間後
にレベルがHigh,Lowどちらに安定するか不明の
ために起こる。
【0003】この欠点を解決するために、カウント値の
ズレを補正した総数で平均処理を行う。その手段とし
て、高周波パルス発生回路103の遅延バッファ105
の段数が異なる信号n個に対し、mbitカウンタ92
を4段以上にして平均カウント値(Σ/n)の整数部を
求めるmbitカウンタ92(パイプライン化)と、小
数点以下を求める1bitカウンタ93をn段設ける
(パイプライン化)。
【0004】小数点以下を求める1bitカウンタ93
は1bitから2bitへの桁上がり情報が欠落してお
り、1bitカウンタ93の1bitカウント値が1か
ら0に変化する際、1bitカウンタ93の1bitカ
ウント値の1および0に対し+1補正および桁上がり情
報を強制出力するために、図12の構成である第1の補
正回路108を設ける。
【0005】しかし、小数点以下を求めるために1bi
tカウンタを使用したことにより時間測定精度に誤差が
生じる。誤差が生じるプロセスはパイプライン化した1
bitカウンタ各々は別の回路であるので、システムク
ロックを分解する分解能数をnとするとn個の1bit
カウンタ各々のカウント値はQ,Q+1,Q+2の3種
類の値となる場合がある。1bitカウンタのカウント
値は0或いは1の値しか持てない。時間測定精度の誤差
を解消するために、図12の構成である第2の補正回路
109を設ける。
【0006】第2の補正回路109は1bitカウンタ
93のn個のパイプライン化した1bitカウント値の
内、必要な任意の複数のカウント値各々をセレクトする
セレクタ110と、セレクタ110からの信号をラッチ
するD−FF111と、D−FF111からの出力とD
−FF111の出力が一致回路112からD−FF11
3を介しインクリメントされた値とを比較する一致回路
112と、一致回路112の出力をラッチするD−FF
113と、D−FF113の出力値と加算部89のセレ
クタ96からの第1の補正回路108を介した出力値で
0検出する0検出回路114と、0検出回路114の出
力と加算部89のセレクタ96からのmbitカウンタ
92の下位2bit目のカウント値を加算部89のmb
it側或いは1bit側の演算処理を切り換える制御信
号によりセレクトするセレクタ115で構成され、セレ
クタ115の出力を加算部89に入力することでQ+2
のカウント値を演算することが可能となる。
【0007】次に、mbitカウンタ92のカウント値
の総和を求めて1bitカウンタ93のカウント値を求
める選択をしMPU102で求める分解能数nと図13
の構成の演算回数制御回路116のXbitカウンタ1
17で求める加算回数を比較器118で比較する。比較
器118で比較した結果をD−FF119にラッチし、
1bitカウンタ93の加算回数を制御する。
【0008】mbitカウンタ92のカウント値の加算
回数は、使用するmbitカウンタ92の個数回とする
よう、予め設定し、mbitカウンタ92側の或いは1
bitカウンタ93側の加算回数制御信号を選択し加算
回数を制御するセレクタ96を設ける。
【0009】セレクタ96からのmbitカウンタ92
のカウント値或いは1bitカウンタ93のカウント値
をD−FF97,ADD98,D−FF99,D−FF
100により加算処理し、mbitカウンタ92のカウ
ント値の総和或いは1bitカウンタ93のカウント値
の総和を求め、レジスタ101に格納する。レジスタ1
01に格納されたデータはMPU102のリード・ライ
トのタイミングでMPU102にリード・ライトされ
る。
【0010】MPU102で、mbitカウンタ92側
の総和は使用するmbitカウンタ92の個数で割算
し、1bitカウンタ93側の総和は1bitカウンタ
94をn個(mbitカウンタ92の最下位1bitを
使用および1bitカウンタ93を使用)と、上記使用
のMPU102のリード・ライトタイミング制御用のレ
ジスタ101と1bitカウンタ94のn個それぞれの
カウント値がLow或いはHighの連続する値の個数
によりクロックφの1周期の分解能数nを求め、加算部
89で加算する回数をn回で停止する制御をMPU10
2で行う。
【0011】図11の構成の高周波パルス発生回路10
3で使用している遅延バッファ105は電源電圧条件お
よび温度条件により、遅延時間にバラツキが生じ、分解
能数nは随時変動するため、MPU102は、mbit
カウンタ92のカウント値及び1bitカウンタ93の
カウント値を分解能数nで除算することにより平均値を
求める。
【0012】パイプライン化したmbitカウンタ9
2,1bitカウンタ93共、クロックφの1周期内の
カウント値のバラツキは+1以内或いは+2以内であ
る。従って、1bitカウンタ93のカウント値は図1
1の構成の高周波パルス発生回路103で使用している
遅延バッファの段数が最小のときの1bitカウンタ9
3のカウント値、+1のカウント値或いは+2のカウン
ト値となり、小数点以下の要素を含んでいる計数は1b
itカウンタ93の最下位1bitのカウント値と図1
2の構成の第2の補正回路109の+2補正した下位2
bit目の値となる。
【0013】ここで求めた小数部の平均値を求め、整数
部の平均値を加算しクロックφの周期を掛け算すること
で測定時間を算出する。
【0014】図10、14に示すように、測定対象の信
号入力を受けて、所定の開始命令と所定の終了命令のS
TOP1からSTOPnでmbitカウンタ92、1b
itカウンタ93、1bitカウンタ94のカウント開
始および終了の制御をするイネーブル信号のEN1から
nを高周波パルス発生回路91で生成する。
【0015】所定の終了命令のSTOP1からSTOP
nはシステムクロックφをn分解するためにn通りの遅
延時間がある。所定の終了命令のSTOP1からSTO
Pnより生成するEN1からnは高周波パルス発生回路
91によりLow或いはHighレベルの2種類の値に
分けられmbitカウンタ92、1bitカウンタ9
3、1bitカウンタ94のカウントの開始および終了
の制御をすることでmbitカウンタ92のカウント値
は2種類の値すなわちQ或いはQ+1となり、1bit
カウンタ93のカウント値は3種類の値すなわちQ、Q
+1或いはQ+2となり、1bitカウンタ94のカウ
ント値は2種類の値すなわち0或いは1となる。
【0016】mbitカウンタ92のカウント値である
Q或いはQ+1と1bitカウンタ93のカウント値で
あるQ、Q+1或いはQ+2を加算した総和を、1bi
tカウンタ94のカウント値である0或いは1の連続す
る値の個数によりMPU102で求めた分解能数nをM
PU102で除算してカウント値を求め、除算して求め
たカウント値にシステムクロックの周期と乗算すること
で、システムクロックより短い時間精度で測定すること
を可能としていた。
【0017】図10、12、15に示すように、システ
ムクロックを分解する分解能数n内の1bitカウンタ
93のカウント値はQ、Q+1或いはQ+2の3種類の
値が存在するため図15の1bitカウント値を図12
の構成の第2の補正回路109を介すことにより+2の
補正をかけ出力することにより小数部のカウンタを1b
it構成で、システムクロックより短い時間精度で測定
することを可能としていた。なお、図16A、図16B
は、図10に示す時間測定システムの処理を示すフロー
チャートである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の技術は、システムクロックの周期より短いカウント
値(以下、小数部と略す)を求めるために遅延バッファ
を複数段使用する構成にしているので遅延バッファ1段
毎の遅延時間により時間測定の精度が決まる。ところ
が、遅延バッファの遅延時間は温度、電圧等の環境の変
化で数倍ばらつく。このため、設計の際、使用温度範
囲、使用電圧範囲から遅延バッファの遅延時間のばらつ
きを考慮して必要な時間測定精度が得られるようにする
が実使用上、測定精度の計測を行っていないため、必要
な時間測定精度が得られなかった場合の制御ができなか
った。従って、時間測定システム或いは時間測定システ
ムを使用したセットにおいてイレギュラーな環境での使
用となり必要な時間の測定精度が得られなかった場合、
時間測定した結果を出力するのみで時間測定システムを
使用したセットでは時間測定した結果を周辺のシステム
に出力するのみであった。そのため、必要な測定精度外
の時間測定結果となる可能性があり、必要な測定精度内
或いは必要な測定精度外の時間測定結果であるのか識別
できなかった。
【0019】本発明は、従来の時間測定システム自身に
デューティのばらつきをフリップフロップ等で整形した
システムクロックの逆エッジ或いは、システムクロック
の倍の周波数等でシステムクロックの周期の間になる測
定基準値と測定開始信号及び測定終了信号を生成し、測
定基準値と従来の構成の時間測定システムで測定した測
定値との差異を求め、実測可否を制御する測定基準値制
御部を設けることにより、必要な測定精度外のアラーム
及び測定精度計測のフィードバック行えると共に車間距
離制御装置等に使用した場合、測定精度値と時間測定値
より求められる車間距離等でエンジンブレーキの制御を
行うか否かの判定等の安全性を向上することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の時間測定システ
ムは、測定開始信号及び測定終了信号により制御される
高速カウンタ部と、前記高速カウンタ部に用いられるク
ロック信号と該高速カウンタ部の出力を用いて前記クロ
ック信号の計数値の総和を出力する加算部と、前記加算
部により求められた総和出力から分解能データを出力す
る制御部と、予め設定した任意の時間に対する測定開始
信号及び測定終了信号を生成し予め設定した任意の時間
の測定基準値と前記加算部により求められた総和出力と
の差異を前記制御部からの分解能データを用いて出力し
測定開始信号の発信を制御し時間測定システムの外部か
ら入力される測定終了信号或いは予め設定した前記任意
の時間に対する測定終了信号を選択し前記高速カウンタ
部に出力する測定基準値制御部を有し、時間測定毎に前
記基準値制御部で生成する前記測定基準値と、前記加算
部からの総和出力と前記制御部からの分解能データを用
いて測定開始から測定終了までの値を算出した測定値と
の比較或いは差異を求めて、前記時間測定システムに必
要な測定精度を満足しているか否かの判定をし、前記時
間測定システムの外部から入力される測定終了信号に対
する測定を行うか再度前記任意の時間に対する時間測定
を行い前記測定基準値との比較或いは差異を求めて前記
時間測定システムに必要な測定精度を満足しているか否
かの判定をするか或いは前記時間測定システムを停止し
アラームを立てる機能とを備えている。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明を実施するための最良の形
態について図面を参照して詳細に説明する。図1を参照
すると、本発明の実施の形態は、測定開始信号及び測定
終了信号により制御される高速カウンタ部1と、高速カ
ウンタ部1に用いられるクロック信号と該高速カウンタ
部の出力を用いて前記クロック信号の計数値の総和を出
力する加算部2と、加算部2により求められた総和出力
から分解能データを出力する制御部3と、予め設定した
任意の時間に対する測定開始信号及び測定終了信号を生
成し予め設定した任意の時間の測定基準値と加算部2に
より求められた総和出力との差異を制御部3からの分解
能データを用いて出力し測定開始信号の発信を制御し時
間測定システムの外部から入力される測定終了信号或い
は予め設定した前記任意の時間に対する測定終了信号を
選択し高速カウンタ部1に出力する測定基準値制御部4
で構成する。
【0022】そして、時間測定毎に測定基準値制御部4
で生成する前記測定基準値と、加算部2からの総和出力
と制御部3からの分解能データを用いて測定開始から測
定終了までの値を算出した測定値との比較或いは差異を
求めて前記時間測定システムに必要な測定精度を満足し
ているか否かの判定をし、前記時間測定システムの外部
から入力される測定終了信号に対する測定を行うか再度
前記任意の時間に対する時間測定を行い前記測定基準値
との比較或いは差異を求めて前記時間測定システムに必
要な測定精度を満足しているか否かの判定をするか或い
は前記時間測定システムを停止しアラームを立てる機能
等を備えている。
【0023】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図8A〜図8Dを参照して詳細に説明する。本発明
の時間測定システムを初期化するステップ42と、測定
時間基準値に対する実測値の測定により分解能数の測定
をするモードを開始するステップ43と、測定時間基準
値の設定と測定時間基準値に対応する測定対象信号を生
成するステップ44と、測定時間基準値に対するステッ
プ44からの測定対象信号入力を受けて、所定の開始命
令によりカウントを開始するステップ45と、ステップ
45からの測定対象信号入力を受けて、所定の終了命令
により当該カウントを終了するステップ46と、ステッ
プ46におけるカウント終了後に、所定の整数部におけ
る当該カウント値の加算を開始するステップ47と、予
め定められた加算回数により、前記整数部のカウント値
の総和を求めて加算を終了するステップ49とを有す
る。
【0024】さらに、前記整数部におけるカウント値の
加算処理終了後に、当該整数部のカウント値の総和を前
記加算回数により除算して平均処理を行うステップ50
と、ステップ50において求められた整数部の平均値を
補正するステップ51と、補正された整数部の平均値を
保持するステップ52と、ステップ46におけるカウン
トの終了後に、小数部のカウント値の桁上がりの判別か
ら当該小数部カウント値に+1の補正を行うステップ5
4と、前記小数部のカウント値の連続する等しいカウン
ト値を判別して当該小数部カウント値に+2の補正を行
うステップ55と、前記小数部の加算を開始するステッ
プ56と、ステップ46におけるカウントの終了後に、
分解能数を測定するステップ48と、測定した分解能数
を保持するステップ53とを有する。
【0025】次いで、このステップ53における分解能
数の保持後に対応するカウント値を当該分解能数に対応
する所定回数だけ加算して、小数部の加算終了とするス
テップ58と、前記小数部のカウント値の総和を求める
ステップ57と、小数部の加算終了後に、当該小数部カ
ウント値の総和を前記分解能数で除算して平均処理を行
うステップ59と、ステップ59において平均処理して
求められた小数部の平均値を補正するステップ60と、
補正された小数部の平均値を保持するステップ61と、
ステップ52において保持されている補正された整数部
の平均値と、ステップ61において保持されている補正
された小数部の平均値とを加算して、カウント値の平均
値を求めるステップ62と、ステップ44の測定時間基
準値とステップ62において求められたカウント値の平
均値を比較し、差異を求めた比較値により処理を振り分
けるステップ63とを有する。
【0026】またさらに、このステップ63の比較値が
任意の時間測定精度を得られていない場合、比較回数を
カウントし、任意の回数に到達したか否かで処理を振り
分けるステップ64と、ステップ64の任意の回数に到
達した場合、システムを停止するステップ65と、ステ
ップ63の比較値が任意の時間測定精度を得た場合、カ
ウンタ部を初期化するステップ66と、測定対象の信号
入力を受けて、実測値の測定を行うモードを開始するス
テップ67と、所定の開始命令によりカウントを開始す
るステップ68と、所定の終了命令により当該カウント
を終了するステップ69と、ステップ69におけるカウ
ント終了後に、所定の整数部における当該カウント値の
加算を開始するステップ70と、予め定められた加算回
数により、前記整数部のカウント値の総和を求めて加算
を終了するステップ71と、前記整数部におけるカウン
ト値の加算処理後に、当該整数部のカウント値の総和を
前記加算回数により除算して平均処理を行うステップ7
2とを有する。
【0027】また、このステップ72において求められ
た整数部の平均値を補正するステップ73と、補正され
た整数部の平均値を保持するステップ74と、ステップ
69におけるカウントの終了後に、小数部のカウント値
の桁上がりの判別から当該小数部カウント値に+1の補
正を行うステップ75と、前記小数部のカウント値の連
続する等しいカウント値を判別して当該小数部カウント
値に+2の補正を行うステップ76と、前記小数部の加
算を開始するステップ77と、ステップ53に保持され
た分解能数に対応するカウント値を当該分解能数に対応
する所定回数だけ加算して、小数部の加算終了とするス
テップ79と、前記小数部のカウント値の総和を求める
ステップ78と、小数部の加算終了後に、当該小数部カ
ウント値の総和を前記分解能数で除算して平均処理を行
うステップ80と、ステップ80において平均処理して
求められた小数部の平均値を補正するステップ81とを
有する。
【0028】さらに、補正された小数部の平均値を保持
するステップ82と、ステップ74において保持されて
いる補正された整数部の平均値と、ステップ82におい
て保持されている補正された小数部の平均値とを加算し
て、カウント値の平均値を求めるステップ83と、ステ
ップ83において求められたカウント値の平均値と、シ
ステムクロックパルスの周期との乗算により、測定時間
を算出するステップ84とを有し、これらにより時間測
定システム自身で任意の測定基準値を持ち、時間測定シ
ステム自身で時間測定した値との差異を求めて時間測定
システムに必要な測定精度を満足しているか否かの判定
をするか或いは前記時間測定システムを停止しアラーム
を立てる機能等を備えることを可能とすることができ
る。
【0029】
【実施例】以下本発明の詳細を、その実施例につき図面
を参照して説明する。図1は本発明のシステム構成図で
ある。図2は本発明の一実施例の回路構成図である。図
3は本発明の測定基準値制御部の一実施例のシステム構
成図である。図4は本発明の測定信号生成部の一実施例
の回路構成図である。図5は本発明の基準値設定部の実
施例の回路構成図である。図6は図5の動作チャートで
ある。図7は本発明の比較部の実施例の回路構成図であ
る。
【0030】半導体製品プロセス限界速度より速い(短
い)パルス処理を得るために、図2の高周波パルス発生
回路9の回路構成である図11の高周波パルス発生回路
103を用いる。しかし、図11の高周波パルス発生回
路103の遅延バッファ105の各遅延バッファは電源
電圧変動および温度変動によりばらつき時間測定精度が
各遅延バッファのばらつき範囲以内での精度となり各時
間測定毎の測定精度値が判らない欠点とカウント値が少
なくとも±1カウントずれる欠点を持っている。
【0031】各時間測定毎の測定精度が判らない理由
は、各遅延バッファが電源電圧変動および温度変動によ
りばらつき時間測定精度が各遅延バッファのばらつき範
囲内での精度となるにも関わらず時間測定システム内で
時間測定毎に時間測定精度の測定を行っていないためで
ある。
【0032】この欠点を解決するために、時間測定シス
テム自身で任意の測定基準値を持ち、任意の測定基準値
に対応する測定開始信号および測定終了信号を生成し、
図11の高周波パルス発生回路103を用い時間測定し
た値と任意の測定基準値の差異を求める。
【0033】その手段として、図2の測定基準値制御部
8のシステム構成である図3の測定基準値制御部21の
測定信号生成部22で測定可否切り換え信号を図3の測
定信号生成部22の回路構成である図4の測定信号生成
部25のD−FF26がクロック信号でラッチし測定開
始信号として出力する。
【0034】測定開始信号を受けて、基準値設定部23
の回路構成である図5の基準値設定部28のWbitカ
ウンタ29が任意のカウント値に達するとD−FF30
が任意の値を出力し、D−FF31が任意の値をWbi
tカウンタ29のクロック信号と同エッジでラッチし、
D−FF32がD−FF31で保持している値をクロッ
ク信号と逆エッジでラッチした測定基準値に対する測定
終了信号を測定信号生成部22の回路構成である図4の
測定信号生成部25のセレクタ27に出力すると共に、
基準値生成部33がWbitカウンタ29のカウント値
とD−FF30、D−FF31、D−FF32のラッチ
タイミングから測定基準値を比較部24へ出力する。
【0035】測定基準値に対する測定終了信号を受け
て、測定信号生成部22の回路構成である図4の測定信
号生成部25のセレクタ27が比較部24からの測定モ
ード切り換え信号により、時間測定システム外からの実
測での測定終了信号或いは基準値設定部23の回路構成
である図5の基準値設定部28のD−FF32からの測
定基準値に対する測定終了信号をセレクトし、高速カウ
ンタ部1へ出力する。
【0036】もう一方の基準値生成部33からの測定基
準値は図6に示すように生成部の値と小数部の値に分
け、小数部の値はD−FF32がクロック信号と逆エッ
ジでラッチした測定基準値に対する測定終了信号なので
図2のMPU20からの分解能数の半分の値(分解能数
データを1bitシフトした値)を用いる。
【0037】図3の比較部24の回路構成である図7の
比較部34の整数部比較器35が基準値生成部33から
の整数部の測定基準値と加算部2からの整数部の平均値
を比較する。次に図3の比較部24の回路構成である図
7の比較部34の小数部比較器36がMPU20からの
分解能数の半分の値と加算部2からの小数部の総和値を
分解能数に対応する任意の必要な測定精度に対する値以
内か否かを判定し、整数部比較器35からの比較結果と
の論理をとり、D−FF38がクロック信号でラッチす
る。D−FF39はD−FF38でラッチした信号によ
り任意の値を測定モード切り換え信号として測定信号生
成部22へ出力する。
【0038】また、比較部24の回路構成である図7の
比較部34の小数部比較器36がMPU20からの分解
能数の半分の値と加算部2からの小数部の総和値を分解
能数に対応する任意の必要な測定精度に対する値以内か
否かを判定し、整数部比較器35からの比較結果との論
理をとった値と、高速カウンタ部1からの加算無効信号
をタイミング調整37により高速カウンタ部1と加算部
2により測定した実測値との測定精度選別したデータの
タイミングを合わせた値と、D−FF32がクロック信
号と逆エッジでラッチした測定基準値との論理をとり、
D−FF40でクロック信号によりラッチし、D−FF
40でラッチした信号でカウンタ41をカウントし、カ
ウンタ41のカウント値にリミットを設けることで測定
精度の再測定をするかあるいは時間測定システムを停止
し、アラームを立てることを可能とする。
【0039】次にカウント値が少なくとも±1カウント
ずれる理由は、フリップフロップの入力タイミングでレ
ーシング(入力間競合)になった場合、出力は不定状態
となり、ある一定時間後にレベルがHigh,Lowど
ちらに安定するか不明のために起こる。
【0040】この欠点を解決するために、カウント値の
ズレを補正した総数で平均処理を行う。
【0041】その手段として、高周波パルス発生回路1
03の遅延バッファ105の段数が異なる信号n個に対
し、mbitカウンタ10を4段以上にして平均カウン
ト値(Σ/n)の整数部を求めるmbitカウンタ10
(パイプライン化)と、小数点以下を求める1bitカ
ウンタ11をn段設ける(パイプライン化)。小数点以
下を求める1bitカウンタ11は1bitから2bi
tへの桁上がり情報が欠落しており、1bitカウンタ
11の1bitカウント値が1から0に変化する際、1
bitカウンタ11の1bitカウント値の1および0
に対し+1補正および桁上がり情報を強制出力するため
に、図12の構成である第1の補正回路108を設け
る。
【0042】しかし、小数点以下を求めるために1bi
tカウンタを使用したことにより時間測定精度に誤差が
生じる。誤差が生じるプロセスはパイプライン化した1
bitカウンタ各々は別の回路であるのでシステムクロ
ックを分解する分解能数をnとするとn個の1bitカ
ウンタ各々のカウント値はQ,Q+1,Q+2の3種類
の値となる場合がある。1bitカウンタのカウント値
は0或いは1の値しか持てない。時間測定精度の誤差を
解消するために、図12の構成である第2の補正回路1
09を設ける。
【0043】第2の補正回路109は1bitカウンタ
11のn個のパイプライン化した1bitカウント値の
内、必要な任意の複数のカウント値各々をセレクトする
セレクタ110と、セレクタ110からの信号をラッチ
するD−FF111と、D−FF111からの出力とD
−FF111の出力が一致回路112からD−FF11
3を介しインクリメントされた値とを比較する一致回路
112と、一致回路112の出力をラッチするD−FF
113と、D−FF113の出力値と加算部6のセレク
タ14からの第1の補正回路108を介した出力値で0
検出する0検出回路114と、0検出回路114の出力
と加算部6のセレクタ14からのmbitカウンタ10
の下位2bit目のカウント値を加算部6のmbit側
或いは1bit側の演算処理を切り換える制御信号によ
りセレクトするセレクタ115で構成された115の出
力を加算部6に入力することでQ+2のカウント値を演
算することが可能となる。
【0044】次にmbitカウンタ10のカウント値の
総和を求めて1bitカウンタ11のカウント値を求め
る選択をしMPU20で求める分解能数nと図13の構
成の演算回数制御回路116のXbitカウンタ117
で求める加算回数を比較器118で比較する。比較器1
18で比較した結果をD−FF119にラッチし、1b
itカウンタ11の加算回数を制御する。
【0045】mbitカウンタ10のカウント値の加算
回数は使用するmbitカウンタ10の個数回とするよ
う、予め設定し、mbitカウンタ10側の或いは1b
itカウンタ11側の加算回数制御信号を選択し加算回
数を制御するセレクタ14を設ける。
【0046】セレクタ14からのmbitカウンタ10
のカウント値或いは1bitカウンタ11のカウント値
をD−FF15,ADD16,D−FF17,D−FF
18により加算処理し、mbitカウンタ10のカウン
ト値の総和或いは1bitカウンタ11のカウント値の
総和を求め、レジスタ19に格納する。レジスタ19に
格納されたデータはMPU20のリード・ライトのタイ
ミングでMPU20にリード・ライトされる。
【0047】MPU20でmbitカウンタ10側の総
和は使用するmbitカウンタ10の個数で割算し、1
bitカウンタ11側の総和は1bitカウンタ12を
n個(mbitカウンタ10の最下位1bitを使用お
よび1bitカウンタ11を使用)と、上記使用のMP
U20のリード・ライトタイミング制御用のレジスタ1
9と1bitカウンタ12のn個それぞれのカウント値
がLow或いはHighの連続する値の個数によりクロ
ックφの1周期の分解能数nを求め、加算部6で加算す
る回数をn回で停止する制御をMPU20で行う。
【0048】図11の構成の高周波パルス発生回路10
3で使用している遅延バッファ105は電源電圧条件お
よび温度条件により、遅延時間にバラツキが生じ、分解
能数nは随時変動するため、MPU20はmbitカウ
ンタ10のカウント値及び1bitカウンタ11のカウ
ント値を分解能数nで除算することにより平均値を求め
る。
【0049】パイプライン化したmbitカウンタ1
0,1bitカウンタ11共、クロックφの1周期内の
カウント値のバラツキは+1以内或いは+2以内であ
る。従って、1bitカウンタ11のカウント値は図1
1の構成の高周波パルス発生回路103で使用している
遅延バッファの段数が最小のときの1bitカウンタ1
1のカウント値,+1のカウント値或いは+2のカウン
ト値となり、小数点以下の要素を含んでいる計数は1b
itカウンタ11の最下位1bitのカウント値と図1
2の構成の第2の補正回路109の+2補正した下位2
bit目の値となる。
【0050】ここで求めた小数部の平均値を求め、整数
部の平均値を加算しクロックφの周期を掛け算すること
で測定時間を算出する。
【0051】図2,14に示すように、測定対象の信号
入力を受けて、所定の開始命令と所定の終了命令のST
OP1からSTOPnでmbitカウンタ10,1bi
tカウンタ11、1bitカウンタ12のカウントの開
始および終了の制御をするイネーブル信号のEN1から
nを高周波パルス発生回路9で生成する。所定の終了命
令のSTOP1からSTOPnはシステムクロックφを
n分解するためにn通りの遅延時間がある。
【0052】所定の終了命令のSTOP1からSTOP
nより生成するEN1からnは高周波パルス発生回路9
によりLow或いはHighレベルの2種類の値に分け
られmbitカウンタ10,1bitカウンタ11,1
bitカウンタ12のカウントの開始および終了の制御
をすることでmbitカウンタ10のカウント値は2種
類の値すなわちQ或いはQ+1となり、1bitカウン
タ11のカウント値は3種類の値すなわちQ,Q+1或
いはQ+2となり、1bitカウンタ12のカウント値
は2種類の値すなわち0或いは1となる。
【0053】mbitカウンタ10のカウント値である
Q或いはQ+1と1bitカウンタ11のカウント値で
あるQ,Q+1或いはQ+2を加算した総和を、1bi
tカウンタ12のカウント値である0或いは1の連続す
る値の個数によりMPU20で求めた分解能数nをMP
U20で除算してカウント値を求め、除算して求めたカ
ウント値にシステムクロックの周期と乗算することで、
システムクロックより短い時間精度で測定することを可
能とする。
【0054】図2,12,15に示すようにシステムク
ロックを分解する分解能数n内の1bitカウンタ11
のカウント値はQ,Q+1或いはQ+2の3種類の値が
存在するため図15の1bitカウント値を図12の構
成の第2の補正回路109を介すことにより+2の補正
をかけ出力することにより小数部のカウンタを1bit
構成で、システムクロックより短い時間精度で測定する
ことを可能としている。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
従来の時間測定システムに、デューティのばらつきをフ
リップフロップ等で整形したシステムクロックの逆エッ
ジ或いは、システムクロックの倍の周波数等でシステム
クロックの周期の間になる測定基準値と測定開始信号及
び測定終了信号を生成し、測定基準値と従来の構成の時
間測定システムで測定した測定値との差異を求め、実測
可否を制御する測定基準値制御部を設けることにより、
システムの動作速度で一義的に定められる周期よりも細
かい精度の計測を可能とするシステムの実測での測定精
度内の測定結果が確実に得られることが可能である。こ
れにより、必要な測定精度外のアラーム及び測定精度計
測側のフィードバック行えると共に車間距離制御装置等
に使用した場合、測定精度値と時間測定値より求められ
る車間距離等でエンジンブレーキの制御を行うか否かの
判定等ができ、安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る時間測定システムの構成図であ
る。
【図2】本発明の回路構成図の一例である。
【図3】測定基準値制御部の回路構成図の一例である。
【図4】測定信号生成部の回路構成の一例である。
【図5】基準値設定部の回路構成の一例である。
【図6】図5に示す回路の動作チャートである。
【図7】比較部の回路構成の一例である。
【図8A】本発明に係る時間測定システムの処理を示す
フローチャートである。
【図8B】本発明に係る時間測定システムの処理を示す
フローチャートである。
【図8C】本発明に係る時間測定システムの処理を示す
フローチャートである。
【図8D】本発明に係る時間測定システムの処理を示す
フローチャートである。
【図9】従来技術のシステム構成図である。
【図10】従来技術の時間測定システムの回路構成図で
ある。
【図11】クロック1周期を分解する従来技術の回路構
成図である。
【図12】従来技術の第1、2の補正回路の回路構成図
である。
【図13】従来技術の演算回数制御回路の回路構成図で
ある。
【図14】図10に示す時間測定システムの動作チャー
トである。
【図15】図10及び図11に対する真理値表である。
【図16A】従来技術に係る時間測定システムの処理を
示すフローチャートである。
【図16B】従来技術に係る時間測定システムの処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,5,85,88・・・高速カウンタ部 2,6,86,89・・・加算部 3,7,87,90・・・制御部 4,8,21・・・測定基準値制御部 9,91,103・・・高周波パルス発生回路 10,92,104・・・mbitカウンタ 11,12,93,94・・・1bitカウンタ 13,95・・・加算回数制御回路 14,96・・・nto1セレクタ 15,97・・・mbitD−FF 16,98・・・Adder 17,18,26,30,31,32,38,39,4
0,99,100,111,113・・・D−FF 19,101・・・レジスタ 20,102・・・MPU 22、25・・・測定信号生成部 23、28・・・基準値設定部 24,34・・・比較部 29・・・wbitカウンタ 35・・・整数部比較器 36・・・小数部比較器 37・・・タイミング調整 41・・・カウンタ 105・・・遅延バッファ 106・・・シフトレジスタ 107・・・論理回路 108・・・第1の補正回路 109・・・第2の補正回路 112・・・一致回路 114・・・0検出回路 115・・・セレクタ 116・・・演算回数制御回路 117・・・xbitカウンタ 118・・・比較器 119・・・xbitD−FF
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−211165(JP,A) 特開 昭62−79388(JP,A) 特開 昭61−181990(JP,A) 特開 平3−211914(JP,A) 特開 平9−43366(JP,A) 特公 昭42−16794(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04F 10/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストップウォッチ機能を有する時間測定
    システムにおいて、測定開始信号及び測定終了信号によ
    り制御される高速カウンタ部と、この高速カウンタ部に
    用いられるクロック信号とこの高速カウンタ部の出力を
    用いて前記クロック信号の計数値の総和を出力する加算
    部と、この加算部により求められた総和出力から分解能
    データを出力する制御部と、予め設定した任意の時間に
    対する測定開始信号及び測定終了信号を生成し、予め設
    定した任意の時間の測定基準値と前記加算部により求め
    られた総和出力との差異を、前記制御部からの分解能デ
    ータを用いて出力し測定開始信号の発信を制御し、時間
    測定システムの外部から入力される測定終了信号或いは
    予め設定した前記任意の時間に対する測定終了信号を選
    択し、前記高速カウンタ部に出力する測定基準値制御部
    とを有し、かつ時間測定毎にこの測定基準値制御部で生
    成する測定基準値と、前記加算部からの総和出力と前記
    制御部からの分解能データを用いて、測定開始から測定
    終了までの値を算出した測定値との比較或いは差異を求
    めて前記時間測定システムに必要な測定精度を満足して
    いるか否かの判定をし、前記時間測定システムの外部か
    ら入力される測定終了信号に対する測定を行うか、再度
    前記任意の時間に対する時間測定を行い、前記測定基準
    値との比較或いは差異を求めて前記時間測定システムに
    必要な測定精度を満足しているか否かの判定をするか、
    或いは前記時間測定システムを停止しアラームを立てる
    機能を有することを特徴とする時間測定システム。
  2. 【請求項2】 前記高速カウンタ部は高周波パルス発生
    回路を有し、該高周波パルス発生回路は複数の遅延バッ
    ファ各々の入力と出力を各々直列に接続し、前記複数の
    遅延バッファ各々の出力を各々入力とする複数のシフト
    レジスタを有し、前記複数のシフトレジスタ各々の出力
    の論理合成を行う複数の論理回路を有することを特徴と
    する請求項1に記載の時間測定システム。
  3. 【請求項3】 前記高速カウンタ部は複数ビットカウン
    タを有し、該複数ビットカウンタは前記高周波パルス発
    生回路の複数の出力のうち定められた出力を各々入力し
    カウントの開始、終了を行うことを特徴とする請求項1
    に記載の時間測定システム。
  4. 【請求項4】 前記高速カウンタ部は複数の1ビットカ
    ウンタ部を有し、該複数の1ビットカウンタ部は前記高
    周波パルス発生回路の複数の出力を各々入力しカウント
    の開始、終了を行う複数の1ビットカウンタと、前記加
    算部からの演算結果から前記複数の1ビットカウンタの
    複数の1ビットカウンタ値に+1の補正を行う第1の補
    正回路と、前記複数の1ビットカウント値と加算部で選
    択されたデータから複数の1ビットカウント値に+2の
    補正を行う第2の補正回路を有することを特徴とする請
    求項1に記載の時間測定システム。
  5. 【請求項5】 前記高速カウンタ部の第1の補正回路と
    第2の補正回路を有さない複数の1ビットカウンタ部を
    有し、該複数の1ビットカウンタ部は前記高周波パルス
    発生回路の複数の出力を各々入力しカウントの開始、終
    了を行う複数の1ビットカウンタを有することを特徴と
    する請求項1に記載の時間測定システム。
  6. 【請求項6】 前記加算部は、前記高速カウント部によ
    る各々の1ビットカウント値出力と各々の複数ビットカ
    ウント値を入力とするセレクタを有し、前記セレクタの
    出力を入力とする第1のラッチに接続し、該第1のラッ
    チで保持されたデータとアダーの出力とを入力とする第
    2のラッチの出力を前記アダーの入力へ接続し、前記第
    2のラッチで保持されたデータ入力とする第3のラッチ
    とからなることを特徴とする請求項1に記載の時間測定
    システム。
  7. 【請求項7】 前記測定基準値制御部は測定信号生成部
    を有し、該測定信号生成部は測定可否切り換え信号をク
    ロック信号でラッチし測定開始信号を出力するラッチを
    有し、測定終了信号と前記測定基準値制御部の基準値設
    定部による測定終了信号を入力とするセレクタを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の時間測定システム。
  8. 【請求項8】 前記測定基準値制御部の基準値設定部
    は、前記測定信号生成部の測定開始信号を入力しカウン
    タの開始を行うWbitカウンタを有し、前記Wbit
    カウンタのカウント値が任意の値に達すると、任意の値
    を出力する第1のラッチと、前記第1のラッチで保持さ
    れたデータを第2のラッチに接続し、前記第2のラッチ
    で保持されたデータをシステムの動作速度で一義的に定
    めた周期よりも細かいタイミングでラッチする第3のラ
    ッチに接続し、前記Wbitカウンタのカウント値と前
    記第1のラッチ、前記第2のラッチ、前記第3のラッチ
    のラッチタイミングから基準値を出力する基準値生成部
    を有することを特徴とする請求項1に記載の時間測定シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記測定基準値制御部は比較部を有し、
    該比較部は前記基準値設定部の前記基準値生成部からの
    クロック信号の計数値に対する整数部の基準値と前記加
    算部からのクロック信号の計数値に対する実測値とを比
    較し、或いは差異を演算する整数部比較器と、前記基準
    値生成部からのクロック信号の周期より細かい計数値に
    対する小数部の基準値と前記加算部からのクロック信号
    の周期より細かい計数値に対する実測値とを比較し、或
    いは差異を演算する小数部比較器と、前記整数部比較器
    からの比較し或いは演算結果と前記小数部比較器からの
    比較、或いは演算結果との論理をとり前記基準値設定部
    の前記基準値生成部からの測定基準値と、前記高速カウ
    ンタ部と加算器により測定した実測値との測定精度選別
    したデータをクロック信号でラッチする第1のラッチと
    前記第1のラッチからの出力でラッチする第2のラッチ
    を有し、前記高速カウンタからの加算回数制御信号をク
    ロック信号で前記整数部比較器からの比較、或いは演算
    結果と前記小数部比較器からの比較、或いは演算結果と
    の論理をとり前記基準値設定部の前記基準値生成部から
    の測定基準値と、前記高速カウンタ部と加算器により測
    定した実測値との測定精度選別したデータとのタイミン
    グを合わせるタイミング調整と、前記実測値との測定精
    度選別したデータと前記タイミング調整の出力とクロッ
    ク信号で論理をとりクロック信号でラッチする第3のラ
    ッチと前記第3のラッチの出力で前記測定基準値と前記
    実測値との測定精度選別した回数をカウントするカウン
    タを有することを特徴とする請求項1に記載の時間測定
    システム。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の時間測定システムに
    おいて、時間測定システムを初期化する第1のステップ
    と、測定時間基準値に対する実測値の測定により分解能
    数の測定をするモードを開始する第2のステップと、測
    定時間基準値の設定と測定時間基準値に対応する測定対
    象信号を生成する第3のステップと、測定時間基準値に
    対する前記第3のステップからの測定対象信号入力を受
    けて、所定の開始命令によりカウントを開始する第4の
    ステップと、前記第3のステップからの測定対象信号入
    力を受けて、所定の終了命令により当該カウントを終了
    する第5のステップと、前記第5のステップにおけるカ
    ウント終了後に、所定の整数部における当該カウント値
    の加算を開始する第6のステップと、予め定められた加
    算回数により、前記整数部のカウント値の総和を求めて
    加算を終了する第7のステップと、前記整数部における
    カウント値の加算処理終了後に、当該整数部のカウント
    値の総和を前記加算回数により除算して平均処理を行う
    第8のステップと、前記第8のステップにおいて求めら
    れた整数部の平均値を補正する第9のステップと、補正
    された整数部の平均値を保持する第10のステップと、
    前記第5のステップにおけるカウントの終了後に、小数
    部のカウント値の桁上がりの判別から当該小数部カウン
    ト値に+1の補正を行う第11のステップと、前記小数
    部のカウント値の連続する等しいカウント値を判別して
    当該小数部カウント値に+2の補正を行う第12のステ
    ップと、前記小数部の加算を開始する第13のステップ
    と、前記第5のステップにおけるカウントの終了後に、
    分解能数を測定する第14のステップと、測定した分解
    能数を保持する第15のステップと、前記第15のステ
    ップにおける分解能数の保持後に対応するカウント値を
    当該分解能数に対応する所定回数だけ加算して、小数部
    の加算終了とする第16のステップと、前記小数部のカ
    ウント値の総和を求める第17のステップと、小数部の
    加算終了後に、当該小数部カウント値の総和を前記分解
    能数で除算して平均処理を行う第18のステップと、前
    記第18のステップにおいて平均処理して求められた小
    数部の平均値を補正する第19のステップと、補正され
    た小数部の平均値を保持する第20のステップと、第1
    0のステップにおいて保持されている補正された整数部
    の平均値と、前記第20のステップにおいて保持されて
    いる補正された小数部の平均値とを加算して、カウント
    値の平均値を求める第21のステップと、前記第3のス
    テップの測定時間基準値と前記第21のステップにおい
    て求められたカウント値の平均値を比較し、差異を求め
    た比較値により処理を振り分ける第22のステップと、
    前記第22のステップの比較値が任意の時間測定精度を
    得られていない場合、比較回数をカウントし、任意の回
    数に到達したか否かで処理を振り分ける第23のステッ
    プと、前記第23のステップの任意の回数に到達した場
    合、システムを停止する第24のステップと、前記第2
    2のステップの比較値が任意の時間測定精度を得た場
    合、カウンタ部を初期化する第25のステップと、測定
    対象の信号入力を受けて、実測値の測定を行うモードを
    開始する第26のステップと、所定の開始命令によりカ
    ウントを開始する第27のステップと、所定の終了命令
    により当該カウントを終了する第28のステップと、前
    記第28のステップにおけるカウント終了後に、所定の
    整数部における当該カウント値の加算を開始する第29
    のステップと、予め定められた加算回数により、前記整
    数部のカウント値の総和を求めて加算を終了する第30
    のステップと、前記整数部におけるカウント値の加算処
    理終了後に、当該整数部のカウント値の総和を前記加算
    回数により除算して平均処理を行う第31のステップ
    と、前記第31のステップにおいて求められた整数部の
    平均値を補正する第32のステップと、補正された整数
    部の平均値を保持する第33のステップと、前記第28
    のステップにおけるカウントの終了後に、小数部のカウ
    ント値の桁上がりの判別から当該小数部カウント値に+
    1の補正を行う第33のステップと、前記小数部のカウ
    ント値の連続する等しいカウント値を判別して当該小数
    部カウント値に+2の補正を行う第34のステップと、
    前記小数部の加算を開始する第35のステップと、前記
    第15のステップに保持された分解能数に対応するカウ
    ント値を当該分解能数に対応する所定回数だけ加算し
    て、小数部の加算終了とする第37のステップと、前記
    小数部のカウント値の総和を求める第38のステップ
    と、小数部の加算終了後に、当該小数部カウント値の総
    和を前記分解能数で除算して平均処理を行う第39のス
    テップと、前記第39のステップにおいて平均処理して
    求められた小数部の平均値を補正する第40のステップ
    と、補正された小数部の平均値を保持する第41のステ
    ップと、前記第33のステップにおいて保持されている
    補正された整数部の平均値と、前記第41のステップに
    おいて保持されている補正された小数部の平均値とを加
    算して、カウント値の平均値を求める第42のステップ
    と、前記第42のステップにおいて求められたカウント
    値の平均値と、システムクロックパルスの周期との乗算
    により、測定時間を算出する第43のステップを有する
    ことを特徴とする時間測定方法。
JP9164080A 1997-06-20 1997-06-20 時間測定方法及び時間測定システム Expired - Fee Related JP3048962B2 (ja)

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