JP3048624U - 装飾道路 - Google Patents

装飾道路

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JP3048624U
JP3048624U JP1997009718U JP971897U JP3048624U JP 3048624 U JP3048624 U JP 3048624U JP 1997009718 U JP1997009718 U JP 1997009718U JP 971897 U JP971897 U JP 971897U JP 3048624 U JP3048624 U JP 3048624U
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JP
Japan
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decorative
boundary block
decorative stone
stone
stone plate
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JP1997009718U
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神秀 松林
秀佳 松林
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Goto Concrete Co Ltd
Original Assignee
Goto Concrete Co Ltd
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  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種バリエーションのある装飾の優れた境界
ブロックを安価な価格で提供でき、これにより景観の優
れた道路自体の形成コストをも安価にしうる装飾道路及
び該道路に使用される石貼り境界ブロックを提供する。 【解決手段】 表面材を敷設して形成される歩道部と、
該歩道部より下り段差を有して形成される車道部と、前
記歩道部と車道部の境目に設置される境界ブロックと、
を備え、前記境界ブロックは、上面に装飾石材面を有す
る上面装飾石板が貼り付けられ、かつ車道部側の側面に
は前記上面装飾石材面と同一または異なる色彩あるいは
表面処理からなる側面装飾石材面を有する側面装飾石板
が貼り付けられた略台形体状をなすコンクリートブロッ
クで形成され、前記上面装飾石板と側面装飾石板は各々
異なる色彩の石板に変更可能に構成された、ことを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、装飾用石材をコンクリートブロックに貼り合わせて形成したいわゆ る石貼り境界ブロック及びその製造装置に係り、かつ当該石貼り境界ブロックを 使用した装飾道路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に道路の形成に際しては、景観の良好な道路とすべく、該道路に所 定の装飾を施すため、道路形成材料として擬石コンクリート、石材、タイル、レ ンガ等を使用していた。 特に、車道と歩道の境目に設置される境界ブロックには、道路形成上ワンポイ ントの装飾として趣向を凝らすことが多く、従来境界ブロックに擬石コンクリー ト、洗い出しコンクリート、石材等を使用し、もって道路全体の美観の向上を図 り、良好な景観の道路を形成、提供しようとしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これら擬石コンクリート、洗い出しコンクリート、石材、特に石材は きわめて高価で、そのため前記石材を使用してのバリエーションのある装飾の優 れた境界ブロックを安価に提供し得ないとの課題があった。 そして、境界ブロック自体が高価であるため、いわゆる装飾道路の敷設工事も コストが割高なものとなっていた。
【0004】 かくして、本考案はかかる従来の事情に鑑みて創案されたものであり、各種バ リエーションのある装飾の優れた境界ブロックを安価な価格で提供でき、これに より景観の優れた道路自体の形成コストをも安価にしうる装飾道路及び該道路に 使用される石貼り境界ブロックを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、 表面材を敷設して形成される歩道部と、 該歩道部より下り段差を有して形成される車道部と、 前記歩道部と車道部の境目に設置される境界ブロックと、を備え、 前記境界ブロックは、上面に装飾石材面を有する上面装飾石板が貼り付けられ 、かつ車道部側の側面には前記上面装飾石材面と同一または異なる色彩あるいは 表面処理からなる側面装飾石材面を有する側面装飾石板が貼り付けられた略台形 体状をなすコンクリートブロックで形成され、 前記上面装飾石板と側面装飾石板は各々異なる色彩の石板に変更可能に構成さ れた、 ことを特徴とし、 または、前記境界ブロックは、底型枠と底型枠から立ち上がる側面型枠とで略 逆台形体状をなして形成された境界ブロック形成型枠と、 該境界ブロック形成型枠内の底型枠に敷設される平板状をなす上面装飾石板と 、一方側の側面型枠に添接されて設置された側面装飾石板と、 該境界ブロック形成型枠内に充填されるコンクリートとで構成された石貼り境 界ブロックの製造装置により製造されたことを特徴とするものである。
【0006】 (作用) 本考案によれば、境界ブロックにつき、露出し可視しうる部分にのみ装飾用の 石板を使用し、露出しない、すなわち可視し得ない部分はコンクリートで形成す ることにより、従来に比して装飾用の境界ブロックのコストを格段に安価にでき 、しかも、上面装飾石板と側面装飾石板の色彩及び表面処理を異ならせて各種バ ラエティーにとんだ、装飾の良好な境界ブロックを提供しうる。
【0007】 しかも、このような境界ブロックを使用することにより全体として景観の優れ た装飾道路が安価に提供できる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図に基づいて説明する。 図において符号1は石貼り境界ブロックを示す。 本考案による石貼り境界ブック1は図1及び図2から理解されるように、断面 略台形状をなす方形体の形状に形成されており、かかる石貼り境界ブロック1が 図3に示すように、車道部2と歩道部3との境界線に敷設される。
【0009】 ここで、石貼り境界ブロック1の形成につき説明すると、まず石貼り境界ブロ ック1を製造する石貼り境界ブロック形成型枠10を用意し、この型枠10を組 み立てる。 該石貼り境界ブロック型枠形成型枠10は、底型枠11と底型枠11の周囲か ら立ち上がる側面型枠12とから形成されている。
【0010】 尚、図4に示す型枠10は石貼り境界ブロック2個取りの型枠のため、中央部 に仕切壁13が設けられている。 しかして、図4のように石貼り境界ブロック形成型枠10を組み立てる。 その後、当該石貼り境界ブロック形成型枠10を構成する底型枠11上に上面 装飾石板4を添接して配置する。
【0011】 続いて、石貼り境界ブロック形成型枠10を構成する仕切壁13側に、すなわ ち石貼り境界ブロック1を敷設したときに車道部2側に位置するようになる面に 側面装飾石板5を添接して設置する。 そして、上面装飾石板4及び側面装飾石板5とを配置して組み立てた石貼り境 界ブロック形成型枠10内にコンクリート9を充填する。
【0012】 コンクリート9の充填後、当該コンクリート9が固化するまで所定の期間養生 させ、コンクリート9の固化後に前記型枠10を脱型する。 ところで、本考案による石貼り境界ブロック形成型枠10では各種のバラエテ ィに富んだ石貼り境界ブロック1が大量に形成可能である。 たとえば、前記上面装飾石板4あるいは側面装飾石板5につき各々色彩が異な るものを数種類用意し、それらを色彩を違えて数種類の組み合わせを作り、これ らを使用して石貼り境界ブロック1を複数種類大量に形成することができるので ある。
【0013】 また、上面装飾石板4あるいは側面装飾石板5につき各々表面処理を異ならせ て印象が異なったものとし、それらを数種類用意して数種類の組み合わせを作り 、これによっても石貼り境界ブロック1を複数種類大量に形成することができる 。 この石貼り境界ブロック1の敷設は図3に示す通りであり、例えば、歩道部3 を形成する歩道部3の表面と石貼り境界ブロック1との上面とが面一になるよう 構成される。
【0014】 尚、図1に示す石貼り境界ブロック1と図2に示す石貼り境界ブロック1との 違いは、上面装飾石板4と側面装飾石板5との接合箇所の違いであり、図1に示 すものはその継ぎ目8が上側に見え、図2に示すものは継ぎ目8が側方に見える ものとされている。 このように継ぎ目8の箇所の違いによっても装飾道路の印象がかなり異なるも のとなる。
【0015】 ここで図3を参照して装飾道路の構成を説明すると、該装飾道路は歩道部3と 車道部2と歩道部3と車道部2との境界線に設置される石貼り境界ブロック1と により構成される。 歩道部3は、図3から理解されるように、一般に複数の表面材6、例えばレン ガ等を表面に敷設することにより形成される。
【0016】 ここで、表面材6には上記レンガのほか、タイル、石、コンクリートブロック 等があげられる。 車道部2は前記歩道部3より低い下り段差をもって形成されており、一般にコ ンクリート9あるいはアスファルト7によって形成されている。
【0017】
【考案の効果】
かくして、本考案は以上の構成からなる。 そして、本考案による石貼り境界ブロックであれば、石材のボリュ−ムを少な くすることにより製品のコストを安価にすることができる。 また、当該石貼り境界ブロックの歩道側と車道側のテクスチャーや色彩を簡単 に変更して形成することができ、これにより印象の異なった装飾道路を容易に形 成できるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による石貼り境界ブロックの構成を説明
する説明図(その1)である。
【図2】本考案による石貼り境界ブロックの構成を説明
する説明図(その2)である。
【図3】本考案による装飾道路の構成を説明する構成説
明図である。
【図4】本考案による石貼り境界ブロック形成型枠の構
成を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 石貼り境界ブロック 2 車道部 3 歩道部 4 上面装飾石板 5 側面装飾石板 6 表面材 7 アスファルト 8 継ぎ目 9 コンクリート 10 石貼り境界ブロック形成型枠 11 底型枠 12 側面型枠 13 仕切壁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面材を敷設して形成される歩道部と、 該歩道部より下り段差を有して形成される車道部と、 前記歩道部と車道部の境目に設置される境界ブロック
    と、 を備え、 前記境界ブロックは、上面に装飾石材面を有する上面装
    飾石板が貼り付けられ、かつ車道部側の側面には前記上
    面装飾石材面と同一または異なる色彩からなる側面装飾
    石材面を有する側面装飾石板が貼り付けられた略台形体
    状をなすコンクリートブロックで形成され、 前記上面装飾石板と側面装飾石板とは各々異なる色彩あ
    るいは表面処理が施された装飾石板に変更可能に構成さ
    れた、 ことを特徴とする装飾道路。
  2. 【請求項2】 前記境界ブロックは、 底型枠と底型枠から立ち上がる側面型枠とで略逆台形体
    状をなして形成された境界ブロック形成型枠と、 該境界ブロック形成型枠内の底型枠に敷設される平板状
    をなす上面装飾石板と、一方側の側面型枠に添接されて
    設置された側面装飾石板と、 該境界ブロック形成型枠内に充填されるコンクリート
    と、 で構成された石貼り境界ブロックの製造装置により製造
    されたことを特徴とする請求項1記載の装飾道路。
JP1997009718U 1997-11-05 1997-11-05 装飾道路 Expired - Lifetime JP3048624U (ja)

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JP1997009718U JP3048624U (ja) 1997-11-05 1997-11-05 装飾道路

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JP3048624U true JP3048624U (ja) 1998-05-22

Family

ID=43182901

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0875189A (ja) * 1994-09-07 1996-03-19 Minoru Nakamura 室内暖冷房方法とそれに使用される室内暖冷房装置

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