JP3046670B2 - 部品搭載装置 - Google Patents
部品搭載装置Info
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
より具体的にはベルトコンベア状の基板搬送装置を使用
して基板を順次搬送してその上に電子部品を搭載する部
品搭載装置において、基板を搭載位置に待ち時間なく順
次搬送し、電子部品を効率良く搭載する様にしたものに
関する。
流側から基板を搬送し、待機ステーションで待機せしめ
たのち搭載ステーションに送り、そこで必要な電子部品
を装着して列外に送る部品搭載装置は従来から知られて
おり、その一例としては特開平3−30496号公報記
載の技術を挙げることができる。
は図9に示す様に、搬送路をAからEまでの5個所のブ
ロックに分け、部品の搭載をB,Dの2個所のブロック
で交互に行わせることにより、基板搬送による搭載ヘッ
ドの稼働時間のロスをなくしていた。具体的に説明する
と、先ずブロックEより基板を搬入し、ブロックDまで
送る。ブロックEには新たに基板を搬入して待機させて
おくと共に、ブロックDでセットされた基板へ全搭載部
品の中の約半数を搭載し、ブロックCを介してブロック
Bへ送り、そこで残りの半数の部品を搭載し、全部品を
搭載した基板をブロックAへ送る。他方、ブロックE上
の基板をブロックDへ送り、新たにブロックEへ基板を
搬入すると共に、ブロックCにて待機中の基板をブロッ
クBへ送る。かかる手順を繰り返しつつ搭載ブロック
(搭載位置)に基板を順次搬送して搭載していた。
術の場合には部品を半数づつ搭載するブロックB,Dの
間に待機ブロックCを介挿していたため、部品搭載ヘッ
ドの稼働範囲内に3個のブロック、即ち、3枚の基板が
並ぶこととなり、搭載ヘッド側が対応することができる
基板寸法がヘッドの移動範囲の1/3程度に限られてし
まう不都合があった。更には、上記した従来技術の場合
には、1枚の基板への部品搭載を2個所のブロックで行
うため、各ブロックでの基板の位置決めないしは位置決
め後の補正のための認識動作を1枚の基板に対して2回
行う必要があった。また稼働開始した後、最初の基板上
にブロックDで部品半数個搭載してブロックCを経由し
てブロックBに送ると共に、ブロックE上の基板をブロ
ックDへ送る間にブロックDで待ち時間が発生して稼働
時間のロスがあった。
消し、搭載ヘッドが対応することができる基板寸法を増
大し、より寸法の大きい基板についても対応することが
できると共に、稼働時間のロスを更に低減することがで
きるようにした部品搭載装置を提供することにある。
めに本発明は例えば請求項1項に示すように、基板を部
品搭載位置に順次搬送して基板上に電子回路を搭載する
部品搭載装置において、前記部品搭載位置を搬送路に沿
って少なくとも2個所設け、搬送方向上流側の第1の部
品搭載位置付近に第1の基板を搬送路から一時退避させ
る機構を設け、第1の基板を退避させた後搬送路を介し
て第2の基板を下流の第2の部品搭載位置に搬送すると
共に、前記第1、第2の各部品搭載位置において、前記
第1、第2の基板上に所要の電子部品の全てをそれぞれ
搭載する如く構成した。
C,B(部品搭載位置)を2個所設けると共に、ブロッ
クC(及びブロックB)に第1の基板を搬送路から上下
方向に退避(オフセット)させる機構を設け、退避位置
で部品を搭載する。その間に第1の基板の下を通って第
2の基板をブロックBに搬送し、そこでも上方に退避さ
せて部品を搭載する。搭載を終えた第1の基板は第2の
基板の下を通ってブロックAに搬送されると共に、新た
にブロックDより第3の基板がブロックCに送られる。
この様にして部品搭載ヘッド移動範囲には2枚の基板が
並ぶのみとなり、基板寸法をヘッドの1/2まで増大す
ることができる。また、各ブロックB,Cでは一度に全
部品をそれぞれ搭載する様にしたので、稼働開始の1枚
目の基板の稼働時間のロスをなくすことができる。
明する。図1ないし図6は本発明に係る部品搭載装置を
詳細に示す説明図である。
板搬送装置の中のブロックB(あるいはC)の詳細を示
す説明図であり、図2はその平面図、図3はその正面
図、図4はその側面図、図5はオフセット(基板退避)
機構を作動させた状態を示す図3に類似する正面図、図
6は同様の状態の図4に類似する側面図である。尚、部
品搭載装置全体としては、図7に示すように、かかるブ
ロックを2基連結させ、その上下流にブロックD,Aを
連結させたものからなる。
号2は基板のクランプ機構を、符号3はクランプ機構を
搬送機構1より上方にオフセットするオフセット機構を
示す。搬送機構1はベルトコンベア10を備えており、
その上に基板4を載置して移動させる。基板クランプ機
構2は図4に良く示す様にブロックを横方向に伸びるフ
レーム20と、そのフレームに取着された基準ピン2
2、プレート24及びエアシリンダ26とを備えてお
り、基板4を、所定の搭載位置で下方からエアシリンダ
26により駆動される基準ピン22を挿通して位置決め
し、更にフレーム20に取着されたエアシリンダ28で
駆動されるバックアップピン29とプレート24とによ
りクランプして所定位置に強固に固定する。
如く、前記したフレーム20と平行に伸びる第2のフレ
ーム30を備えており、第1のフレーム20と第2のフ
レーム30とはロッド32で連結される。より具体的に
はロッド32はその一端で第1のフレーム20に枢動自
在に連結されると共に、その他端側でエアシリンダ34
のピストン36に連結されており、エアシリンダ34の
シリンダ部38が第2のフレーム30に連結される。従
って、ピストンを駆動することにより第1フレーム20
は第2のフレーム30に対して図3に示す位置(非オフ
セット位置)と図5に示す位置(オフセット)位置との
間を上下動自在であり、よって第1フレームに取着され
るクランプ機構2に固定される基板4も非オフセット位
置とオフセット位置との間を上下動自在に構成される。
そして図7に示す様に、基板4は上方のオフセット位置
で2枚並んでそのそれぞれに全部品がヘッド40を介し
て各ブロックB,Cで一度に搭載される。
と、ブロックDより第1の基板4aがブロックCに搬送
され、そこで基板クランプ機構2(図示せず)でクラン
プされ、上方のオフセット位置に駆動される。そこで必
要な電子部品が全て搭載される。その間に第2の基板4
bが第1の基板4aの下を通ってブロックBに搬送さ
れ、そこで同様にクランプされて上方にオフセット位置
に駆動され、同様に必要な電子部品の全てが搭載され
る。ブロックBで部品が搭載されている間にブロックC
で全部品の搭載が終わった第1の基板4aは第2の基板
4bの下を通ってブロックAに送られて列外に搬送され
ると共に、ブロックDより第3の基板4cがブロックC
に到着してクランプされる。
時的にオフセット(退避)させる様に構成したので、先
ず部品搭載ヘッド移動範囲には2枚の基板を置くのみと
なって搭載できる基板の寸法を1/3から1/2に増大
することができ、より大きい寸法の基板に順次部品を搭
載することができる。更に、その構成に加えて、ブロッ
クB,Cでそれぞれ所要部品の搭載を完了する様にした
ので、搭載が完了した部品は直ちにブロックAに搬送す
ることができ、作業を開始した最初の基板からブロック
Cの待ち時間をなくすことができてロス時間を一層低減
することができる。
り、搬送装置を上方から見た平面図であって、基板を水
平方向にオフセットする様にしたものである。この例に
よっても基板を退避させた後に搬送路を使用して次の基
板を送ることができる。
クをB,C2基設ける例を示したが、それに限られるも
のではなく、3基以上連続させても良い。
次搬送して基板上に電子部品を搭載する部品搭載装置に
おいて、前記部品搭載位置を搬送路に沿って少なくとも
2個所設け、搬送方向上流側の第1の部品搭載位置付近
に第1の基板を搬送路から一時退避させる機構を設け、
第1の基板を退避させた後搬送路を介して次の第2の基
板を下流の第2の部品搭載位置に搬送すると共に、前記
第1、第2の各部品搭載位置において、前記第1、第2
の基板上に所要の電子部品の全てをそれぞれ搭載するよ
うに構成したので、部品搭載ヘッド移動範囲に併置され
る基板の数を2枚までに低減することができ、基板の寸
法をヘッド移動範囲の1/2まで増加することができる
と共に、作業の最初から稼働時間のロスをなくすことが
できて作業能率を一層向上させることができる。
示す説明図である。
す平面図である。
機構を作動させて基板を搬送路から退避させた状態を示
す説明図である。
ット機構を作動させた状態を示す説明図である。
オフセット機構を作動させつつ基板を搬送する状態を示
す説明正面図である。
る。
す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 基板を部品搭載位置に順次搬送して基板
上に電子部品を搭載する部品搭載装置において、前記部
品搭載位置を搬送路に沿って少なくとも2個所設け、搬
送方向上流側の第1の部品搭載位置付近に第1の基板を
搬送路から一時退避させる機構を設け、第1の基板を退
避させた後搬送路を介して第2の基板を下流の第2の部
品搭載位置に搬送すると共に、前記第1、第2の各部品
搭載位置において、前記第1、第2の基板上に所要の電
子部品の全てをそれぞれ搭載するようにしたことを特徴
とする部品搭載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3349200A JP3046670B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 部品搭載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3349200A JP3046670B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 部品搭載装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05160597A JPH05160597A (ja) | 1993-06-25 |
JP3046670B2 true JP3046670B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=18402151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3349200A Expired - Fee Related JP3046670B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 部品搭載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046670B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4466711B2 (ja) | 2007-10-10 | 2010-05-26 | 株式会社デンソー | ワーク搬送装置 |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP3349200A patent/JP3046670B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05160597A (ja) | 1993-06-25 |
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