JP3046064B2 - 高能力臭気制御組成物 - Google Patents

高能力臭気制御組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、月経帯、おむつ、包帯、成人失禁衣料など
の物品に、特に有用な臭気制御剤に関する。本発明での
臭気制御剤は、すっぱい「アンモニアタイプ」の臭気を
含む悪臭を放つ広範囲の物質に対抗するように考えられ
たものである。本発明の臭気制御剤の好ましい粒状形態
は、この物品の製造を簡便化し、臭気制御剤はその効力
を製造工程の間中、保持する。
発明の背景 血液、尿、経血などの体液の吸収に効果のある許りで
なく、衛生的で、使用しても快適に考えられた広範囲の
吸収構造は、文献で周知である。このタイプの使い捨て
製品は、一般に、ある種の流体透過性トップシート材
料、吸収芯、および流体不透過性バックシート材料とを
含む。このような物品の種々な形状、寸法、および厚さ
は、それらの使用を、更に快適に、しかも、便利にする
ような考案がなされ開発されてきた。
多くの年月、研究された衛生製品の一つの特殊な局面
が臭気制御の部門である。多くの体液は不快な臭気を有
し、または、長い期間、空気および/またはバクテリア
と接触した時に、いろいろな臭を発する。文献として
は、おむつ、または月経帯のような製品での臭気を制御
することに関する参考文献が多数ある。
種々の臭気制御剤が文献で開示されている。特に、特
定のゼオライト物質の臭気制御性が知られている。ゼオ
ライト物質は、一般に、極めて安全であり、体液と結び
付く多くの臭気を、効果的に制御するが、不幸なこと
に、それらはアンモニア臭と、恐らくは短鎖アミンおよ
び/または尿素と結び付く、類似の臭気には、最適な制
御をもたらさないと、決定されている。
更に、ゼオライト臭気制御物質は、商業規模で取扱う
のが困難な、非常に小さく、埃っぽい粒子の形になりや
すい。このような物質は、現代の月経帯またはおむつ製
造ラインに使用される高速(500〜600個/分)で動く吸
収構造物から、飛散したり、吸収され易い。
粒状臭気制御剤は、湿気により、吸収性ゲル化材料の
大部分の粒子の表面に接着されると示唆されている。結
果として出来た粒子は、埃っぽさが少くなり、取扱い易
くなり、アンモニアを含む臭気の制御が改良される。し
かしながら、このような粒子は、典型的に、水を用い
て、約10重量%までのみの臭気制御剤と“配合(loa
d)”され得ることが発見された。好ましくは、混合し
た吸収性ゲル化物質/臭気制御剤粒子は、このように少
い配合量よりは大量を、更に都合のよい事に、前記粒状
臭気制御剤を20%以上のオーダーで含むだろう。
最後に、特定の粒状臭気制御剤は、月経帯、おむつな
どの製造時に、その臭気制御活性のある部分を失うこと
が、今や、決定された。この喪失の理由は全く明らかで
はないが、このものが、製造工程から、その辺にある物
質を吸収し、そのために、その臭気吸収能力が、部分的
に消費(“used up")されるからであると思われる。
従って、複合された臭気、例えば、ゼオライト物質が
容易に取り扱うような臭気のみならず、アンモニアのよ
うな単純な臭気をも制御する臭気制御剤を提供するのが
望ましい。取り扱い易い形で、このような薬剤を提供す
るのも、また、望ましい。
本発明は、以下の明細書に詳細に開示されるように、
バインダー物質を用いて、粒状臭気制御剤と吸収性ゲル
化物質を結合させることによって、これらの欠陥を安全
に有効に克服する手段を提供するものである。本発明と
結び付く、これらの、また、あれらの利点が以下の開示
から明らかになるであろう。
背景技術 本発明の文献には衛生製品、例えば、おむつ、包帯お
よび月経帯などで臭気制御に関する著しく多数の参考文
献が含まれる。以下はその説明である。
EPO特許出願0304952号(1989年3月1日発行、米国優
先日1987年8月28日)は、ウエブまたはティシューに被
覆され、かつ、脱臭粉末を有し、衛生ナプキンのような
液体吸収構造物に使用される膨潤性ポリマーに関する。
米国特許第4,385,632号(1983年5月31日)は、S.O.O
delhogによって発明されLandst−ingens Inkopscentral
に帰属されるもので、吸収性物品の表面に用いられる銅
臭気制御剤を教示する。
米国特許第3,804,094号(1974年4月16日)は、K.Dos
sou,M.Gascon,G.Manoussosによって発明され、L'Oreal
Frに帰属されるもので、吸収性物品の表面に用いられる
過ヨウ素臭気制御剤を教示する。
米国特許第4,525,410号(1985年6月25日)はHagiwar
a,H.Ohki,S.Hoshino,S.Nohara,S.Ida,K.Tagawaによって
発明され、カネボー(株)および関東化学(株)に帰属
するもので、ウエブに可融性繊維のある部分を配合し、
加熱することによって繊維状ウエブに安定に保持される
とし、たとえば「一般的衛生品」に「外側カバー層」と
して使用される、ゼオライト粒子(殺菌性カチオンでド
ープされる)を教示する。
日本特許J63224734−A号(1988年9月19日)優先は8
7JP−058738(1987年3月16日)J63224734 ASK KKは
海泡石を粉砕して得られる、粉末または繊維を含み、か
つ、脱臭応力を有する紙に関する。
日本特許J63242261−A(1988年10月7日)、87JP−0
76111 J63242261ASK KKは、海泡石粉末を有し、不織
布層である臭気吸収マットで、海泡石が接着剤で付着さ
れているシートのように思われる臭気吸収性マットに関
する。
米国特許第2,690,415号(1954年9月28日)はF.A.Shu
lerによって発明され、接着剤により透過性ウエブの隙
間に、均一に固着されて例えば月経帯に臭気吸収媒体を
賦与する臭気吸収性材料の粒子を教示する。粒状カーボ
ン、シリカゲルおよび活性アルミナが特記される。粒状
体のずれ/変位は避けられるといわれ、シートは柔軟性
である。
米国特許第3,093,546号(1963年6月11日)はR.L.Atk
insonによって発明され、「月経衣料の表面に効果的に
設けられ」て「迅速な脱臭活性を得る」ハロゲン化ジメ
チルメタン誘導体を教示する。
日本特許J54141857(J87019865)は、第一と第二のシ
ートの間に粉末を積層することによって粉末(ゼオライ
トを含む)シートの製造を教示する。粉には活性炭、ゼ
オライトなどが含まれる。そのアブストラクトに依れ
ば、月経帯または脱臭物質における使用を示している。
BE−815446(アブストラクト)は、クロロフイル結晶
または活性炭を吸収層内、表面、または(アブストラク
トでは)その間に有する衛生タオルを教示する。
ABSCENTS(ユニオンカーバイドからの臭気制御モレキュ
ラーシーブ) おむつまたは月経帯における使用がユニオンカーバイ
ドの冊子(A.J.Gioffre 1988)に特記される。冊子に
は、ユニオンカーバイドの市場調査が、このような製品
での潜在的利点を示すことを明らかにしている。米国特
許第4,795,482号および4,826,497号は、一般的に臭気制
御剤として使用され、また特定的には衛生製品に使用さ
れるABSCENTSに関するものである。
種々の吸収性ゲル化材料、トップシート、おむつと月
経帯の設計、などに関する種々のその他の特許は、以下
の明細書の詳細なる記述および例に列挙されている。こ
の明細書で引用される総べての文書は、本明細書中に参
考として挿入される。
発明の要約 本発明は、吸収性ゲル化物質の凝集性混合物、水溶性
または水分散性バインダー物質、および水不溶性臭気制
御剤を含む組成物を包含する。臭気制御剤は代表的には
最終組成物の10重量%を超えた量を含む。(明確にする
目的で、臭気制御、たとえば、ゼオライトの配合パーセ
ントは最終粒子の全重量に基づいて設計される)。
本明細書での代表的組成物は、吸収性ゲル化物質が、
アクリレートよおび澱粉アクリレート吸収性ゲル化物質
から選ばれるような物品である。吸収性ゲル化物質は、
セルローズまたは糖類物質を含むことができる。
本発明での、好ましいバインダー物質は、ヒドロキシ
プロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒ
ドロキシメチルセルロース、C1〜C3アルキル置換セルロ
ース、マルトデキストリンおよびそれらの混合物から成
る群から選ばれる一員を含む。最も好ましいバインダー
物質はヒドロキシプロピルセルロースのクラスを含む。
本発明での有用なその他のバインダーには、ゼラチン、
アカシアガム(gum acacia)、澱粉誘導体など、水ある
いは体液に容易に分散するものを含む。
本発明で使用される、好ましい粒状臭気制御剤は、中
間SiO2/AlO2ゼオライト、高度SiO2/AlO2ゼオライト、活
性炭およびそれらの混合物から成る群から選ばれる一員
を含む。本発明に代表的な組成物は、ふるい分析によ
り、約100ミクロンよりも大きい平均寸法を持つ粒子の
形状である。好ましくは、このような組成物は、少なく
とも20重量%、さらに好ましくは、少くとも30%の前記
臭気制御剤を含む。
本発明のもう一つの有用な組成物は、既に述べたゼオ
ライト(1〜15ミクロンサイズ)、吸収ゲル化物質(代
表的には10〜100ミクロンサイズ)およびバインダーの
被覆凝集体を含み、最終凝集粒子の全体の寸法が少くと
も50ミクロン(代表的には100〜750ミクロン)である。
このような凝集粒子は、その製造者に、吸収体物品の製
造において、吸収性ゲル化物質“ファイン”を持つゼオ
ライトを便利に使用させる。
本発明による好ましい組成物は、ふるい分析で約200
ミクロンを超える寸法を持つ粒子形状にあり、 (a)ゼオライトおよび活性炭素臭気制御剤およびそれ
らの混合物から選ばれる粒状臭気制御剤少くとも20重量
%(好ましくは少くとも30%) (b)吸収性ゲル化物質の少くとも40重量%、および (c)水溶性または水分散性バインダー物質を含む凝集
性混合物を含む。
本発明は、また、前述の組成物を含むおむつ、月経
帯、またはパンティライナーの形状をした吸収構造物を
も包含する。
代表的には、このような吸収性構造物は、通常の水透
過性トップシート、水不透過性バックシート、および、
上記されたようなふるい分析で約200ミクロンを超える
寸法を持つ粒子あるいは凝集体で、前記粒子は (a)ゼオライトおよび活性化炭素臭気制御剤およびそ
れらの混合物から選ばれる粒状臭気制御剤少くとも20重
量%(好ましくは少くとも30%) (b)吸収性ゲル化物質の少くとも40重量%、および (c)水溶性または水分散性バインダー物質を含む粒子
または凝集体の形状にある凝集性混合物を含む 吸収芯を含む。
よく知られているように、芯は、補助繊維吸収剤、例
えばウッドパルプなどをも含むことができる。前述の粒
子は、前記補助吸収剤のマトリックスを通じて既知の方
式で分散することができる。
本発明は、また、吸収性ゲル化物質の粒子に粒状臭気
制御剤を混合する方法において、前記吸収性ゲル化物質
と接触させ、前記吸収性ゲル化物質を、水溶性または水
分散性バインダー物質の存在下に前記臭気制御剤と接触
させることを含み、前記方法は水の存在下において行わ
れるものである。簡便な様式では、本方式は流動床装置
で行われる。
本明細書における、すべてのパーセント、範囲および
比率は、特記されない限り、重量である。
詳細な説明 本発明の形式における臭気を制御する組成物と方法
は、以下に詳細に記述されるように、ゼオライトタイプ
の物質と吸収性ゲル化物質(“AGM's")の共同使用を含
む。
本明細書において開示される前記ゼオライト/AGM臭気
制御技術を使いる物品は、さもなくば現在の商業慣行に
おいて、良く知られている構成物を用いて作製され、本
明細書に述べられた種々の特許と、このような物品に対
する一般的な衛生製品特許文献と商業カタログが参照さ
れる。同様に、使い捨ておむつ、月経帯、包帯などを集
大成するための方法および装置が、特許および工学文献
から公知である。
月経帯、使い捨ておむつなどの集合体に使用される構
成物も、よく知られている一方、以下のことが例示とし
て述べられる。本発明がこのような物品あるいはその均
等物を構成物それ自体よりも、本明細書で開示された臭
気制御吸収物質あるいは構造物に新規に集大成すること
に存すると理解されるべきである。
本明細書において開示される前記ゼオライト/AGM臭気
制御技術を使いる物品は、さもなくば現在の商業慣行に
おいて、良く知られている構成物を用いて作製され、本
明細書に述べられた種々の特許と、このような物品に対
する一般的な衛生製品特許文献と商業カタログが参照さ
れる。このような物品は代表的には「トップシート」と
「バックシート」とに挾まれた吸収性「芯」を含む。同
様に、使い捨ておむつ、月経帯、包帯などを集大成する
ための方法および装置が、特許および工学文献から公知
である。
月経帯、使い捨ておむつなどの集合体に使用される構
成物も、よく知られている一方、以下のことが例示とし
て述べられる。本発明がこのような物品あるいはその均
等物を構成物それ自体よりも、本明細書で開示された臭
気制御吸収物質あるいは構造物に新規に集大成すること
に存すると理解されるべきである。
I.ゼオライト臭気制御剤 本発明の実施に用いられるタイプのゼオライト物質の
製造は良く知られており、代表的合成手順に関する多数
の文献が参照される。
本発明の組成物、物品および方法の処理者および使用
者を助けるために(限定の方法によってではなく)、以
下の文献テキストに記載される合成手順に注意が向けら
れる。即ち、「ゼオライト合成」ACSシンポジウムシリ
ーズ308、編者M.L.OccelliとH.E.Robson、1989年2〜7
頁、「ゼオライトモレキュラーシーブ」その構造、化学
および用途、著者D.W.Breck,John Wiley & Sons、197
4年、245〜250頁、313〜314頁および348〜352頁、「モ
ダーンアプリケーションオブモレキュラーシーブ ゼオ
ライト」、ミシガン州Ann Arborの「大学マイクロフィ
ルムインターナショナル」から入手できるユタ大学のS.
M.KuznickiのPh.D論文、1980年の2〜8頁である。
本明細書で用いられるゼオライトは、アスベストタイ
プの安全問題を惹起するので、繊維状タイプ、例えば、
種々のモルデナイト(Mordenites)および、ある種のタ
イプYゼオライトではないことが理解されるべきであ
る。従って、本明細書で使用する「ゼオライト」という
用語は、非繊維状ゼオライトのみを包含することを意図
する。さらに、本明細書で使用するゼオライトは、開示
される物品および方法に用いられる時に、体液の存在下
で臭気を吸収する機能を持たねばならないので、実質的
に疎水性であることが好ましい。ある種の自然に生成す
るゼオライトは本発明の目的に合うが、商業的に入手で
きるタイプの合成ゼオライトは、一般に、さらに好まし
い。
一般的用語では、伝統的なゼオライトは、結合した陽
イオンMを有し、全体的に電気的中性を与えるアルミネ
ート/シリケートの骨格を含んでいる。経験的に、ゼオ
ライト骨格は xAlO2・ySiO2 として表わすことができ、電気的に中性なゼオライトは x/nM・xAlO2・ySiO2・zH2O で表わすことができる。
式中、xとyはそれぞれ整数で、Mは陽イオン、nは
陽イオン上の電荷である。経験式で示されるように、ゼ
オライトは、また、水和水(zH2O)を含む。Mは広範範
囲の陽イオン、たとえばNa+、K+、NH4 +、アルキルアン
モニウム、重金属などであり得ることが文献に参照され
ている。本発明の実施は、陽イオンのどんな特定的な選
択をも要しない。従って、ナトリウムイオンは便利で好
まれる。本明細書で好ましいゼオライトのうちで第一の
クラスに属するものは、米国特許第4,795,482号および
第4,826,497号に開示されるゼオライトとは全く異なっ
た比率、SiO2/AlO2を持つことは理解されるべきであ
る。別な述べ方をすれば、この第一級のゼオライトでx
とyの整数の比率は、ゼオライトが代表的に「中間」シ
リケート/アルミネート ゼオライトとして特徴付けら
れているようなものであり、一方、米国特許第4,795,48
2号および4,826,497号のものは「高度」シリケート/ア
ルミネート ゼオライトである。
理論で限定しようとは思わぬが、本発明の実施で用い
られる「中間」ゼオライトのシリケート/アルミネート
比率が「高度」ゼオライト以上のいくつかの利点を発揮
すると思われる。先ず、中間ゼオライトは、アミンタイ
プの臭いに対し高度のゼオライトよりもさらに高い能力
を持つ。これは、尿と月経臭を制御するには重要であ
る。第二に、中間ゼオライトは、高度ゼオライト(約、
400m2/g)よりも大きな表面積(700〜800m2/g)を有す
る。これは、wt/wtベースでより有効な臭気吸収性とな
り、言い換えれば、少いゼオライトを一定量の臭気を吸
収するために使用し得ることになる。第三に、中間ゼオ
ライトは、湿気に対し幾分抵抗性を持つと思われ、水の
存在下に、よく多くの臭気吸収能力を保持する。
本発明に用いられる「中間」ゼオライトは約10を超え
ないSiO2/AlO2モル比率を特徴とする。代表的には、SiO
2/AlO2のモル比率は約2〜約10の範囲になる。
中間ゼオライトの合成は、種々な合成が広範なゼオラ
イト文献において知られているので、本発明のいかなる
部分も形成しない。以下は、単に合成手順の説明のため
に与えられるので、限定をするものではない。
種々の原料でゼオライトを生ずるが、ある種のゼオラ
イトは異なった反応物が作ることができる。最終ゼオラ
イトの構造と組成に影響を与えるある種の反応物の変数
は、 −反応物の識別、比率、添加の順序 −ベースの強度 −温度(室温〜約100℃) −機械的攪拌、例えば攪拌 −ゲル化時間(1時間〜数日) である。
所望のゲル化が達成されると、ゲルはテフロンまたは
ステンレススチールの容器に移され、オートクレーブ中
に置かれる。ゲルが不確定の時間の間、自然圧力で、一
定または可変の温度にさらされる時、結晶形成が始ま
る。ゲルの変態から結晶までの間に基本的に3つの認識
できる段階がある。その段階とは(1)誘導または核形
成(第一の結晶が現われる)、(2)結晶の成長、およ
び(3)相変態である。結晶が形成し成長する速度に影
響するいくつかの要因は、温度、pH、種結晶または、結
晶が目指す受け(templating)物質の添加、攪拌および
遠心作用である。
相変態後、スラリーはオートクレーブから除かれて濾
過される結晶は洗浄され、約100℃で乾燥される。も
し、望むなら、さらに変性することが可変である。
後合成の変更 ある種の合成後の変性は、その他の伝統的なゼオライ
トを得るための手段である。例えば、対イオンは以下の
ように交換することができる。
Na−ゼオライト+NH4Cl → NH4−ゼオライト または Na−ゼオライト+HCl → H−ゼオライト これは、独得な吸収力を与え、例えば、A、Xまたは
Yゼオライトの孔の径を変更する。さらに、伝統的なゼ
オライトの安定化が可能である。例えば、超安定(ultr
a stable)ゼオライトY(USY)、例えば「VALFOR CP3
00−56」を合成する代表的な方法は以下の通りである。
特殊なゼオライトの合成 いくつかの合成後の変性法が特殊なゼオライトを作る
のに存在する。その方法には、(1)孔の変性、(2)
表面の変性および(3)構造の変更が含まれる。最初の
2つの方法は、種をゼオライト中またはその上に化学蒸
着によって吸収させることからなる。孔の変性剤、例え
ばSiH4およびBH3、および表面変性剤、例えばSi(OC
H4、SiCl4、TiCl4およびSeCl4はゼオライトに新し
い独得な性質を与えるために使用される。もっとも屡々
使用される構造変化方法は、主要な骨格からアルミナを
除く(すなわち、脱アルミネーション)ことである。脱
アルミネーションは、いつくかの路すじの一つ例えば
(1)酸浸出、(2)スチーム(700〜900℃)または
(3)SiCl4による低温での処理によって行われる。脱
アルミネーションの例はゼオライトY+H4EDTA→脱アル
ミネーションゼオライトYである。
以下の文献が、本明細書で用いられるタイプの中間ゼ
オライトの合成をさらに説明する。即ち、Lok,B.M.Cann
on,T.R.,およびMessina,C.A.,“The Role of Organic M
olecules in Molecular Sieve Synthesis"のZeolites
3,282〜291頁(1983)、Barrer,R.M.“Zeolites and Th
eir Synthesis"のZeolites 1,130〜140頁(1981)、ZEO
LITES FOR THE NINETIES,Proceedings of the 8th I
nternational Zeolite Conference,Eds.P.A.Jacobs and
R.A.Van Santen(1989),119〜372頁、およびMOLECULA
R SIEVES,Adv.Chem.Ser.121,Eds.W.M.MeierおよびJ.B.
Uytterhoeven(1973)である。
本明細書で使用するに好適な広範囲の中間ゼオライト
は商業的供給業者、例えばPhiladelphia QuartzおよびC
ontekaから商業的に入手できる。このような物質は、種
々の商品名、商標、例えばVALFOR CP301−38、VALFOR
300−63、VALFOR CP300−35およびVALFOR 300−56
でPhiladelphia Quartzより、ゼオライトのCBV100シリ
ーズ(上述のモルデナイトの他に)の下にContekaより
販売されている。
本発明の実施に使用される臭気制御剤の第二のタイプ
は「高比率」ゼオライトを含む。このような物質は、例
えば、よく知られているZSMの「モレキュラーシーブ」
ゼオライト、ベータゼオライトなど、のタイプ(一般的
に1〜10ミクロンの粒子径範囲)で、ユニオンカーバイ
ド、とUOPにより商品ABSCENTSの下に販売されているゼ
オライト物質で、代表的には3〜5ミクロン粒子径範囲
の白い粉末で入手できるものを含む(ABSCENTS:ユニオ
ンカーバイド社により1988にコピーライトを有する。A.
J.GioffreによるA New Approach for Odor Controlを参
照されたい)。このような物質は、硫黄化合物、例えば
チオール、メルカプタンに結び付く臭気の制御とアミン
臭気のある種の制御を望むときには、「中間」ゼオライ
トにおいて好まれる。
ABSCENTSタイプのゼオライトを臭気を制御するのに用
いることは、GioffreおよびNafcusへの1989年1月3日
の米国特許第4,795,482号に詳細に記述される。概し
て、これらのモレキュラーシーブ臭気制御剤はそれらの
分子格子構造中に化学的収着により悪臭を放つ物質を包
み込むことによって機能するように思われる。その作用
の様式がどんなものであれ、これらの臭気制御剤は、そ
れらの物理的パラメーターで以下のように特徴付けられ
る。これらの薬剤はGioffreとMarcusによって、骨格四
面酸化物単位の少くとも約90、および好ましくは少くと
も約95%がSiO2、四面体および、25℃で10重量%未満の
4.6で水に対して吸着能力を持つ結晶性シリカ状のモレ
キュラーシーブであると報告されている。アミノシリケ
ートモレキュラーシーブの場合には、これらの「高比
率」ゼオライト臭気制御剤は、約35〜無限大、好ましく
は200〜500の骨格SiO2/AlO2モル比を有する。このよう
なシリカ状モレキュラーシーブは、少くとも5.5オング
ストローム、好ましくは少なくとも6.2オングストロー
ムの孔径を持つ。好ましくは、25℃、水蒸気圧(p/p0
が4.6で水蒸気に対する吸着能力は6重量%未満であ
る。GioffreおよびMarcusに述べられたように、これら
のモレキュラーシーブの効率は、それらの熱水形成の結
果、微孔構造の内部空洞における水和水の存在には左右
されない。実際、この最初の水和水の少くとも大部分、
通常は実質的全部が、吸水剤中に存在するいかなる孔を
阻止する受け剤の除去工程で除かれるのである。効率的
なか焼で、いかなる有機物部分が除かれる。水洗い、苛
性または稀釈鉱酸溶液での浸出または洗滌が効果的に利
用されて、孔の系から各部合成反応物が除去される。ア
ルカリ金属含量、特に非ゼオライト、即ち、ガス収蔵ア
ルカリ金属化合物の低減も有利である。これらの手順
も、また、最初の水和水を除くに役立つ。
GioffreおよびMarcusによってさらに開示されるよう
に、このようなシリカ状モレキュラーシーブには、微孔
性、結晶性アルミノシリケート、すなわち、ゼオライト
系モレキュラーシーブと同様に、いわゆるシリカ同質異
像(polymorph)が含まれる。後者の組成物に関して
は、その結晶格子は理想的には全体がSiO2四面体単位で
形成されるが、合成されたままの形は、合成試薬中のア
ルミニウム不純物から誘導される少くとも痕跡量のアル
ミニウムを含むのが普通である。アルミノシリケートモ
レキュラーシーブは、よく知られた結晶性ゼオライトの
大きなクラスを含む。これらの高シリカモレキュラーシ
ーブは商業的に入手可能でもあり、技術上よく知られた
方法で作製されもする。そして直接熱水合成または或る
種の結晶格子脱アルミン酸塩を包含する。「高度」Si/A
lゼオライトとシリカモレキュラーシーブの双方に関す
るE.M.Flanigenの包括的検討が“Proc.5th Int.Conf.Ze
o−lites,Neples,1980",L.V.C.Rees,ed.,Heyden,Londo
n,760〜780頁に出版されている。総てのこのような物質
は本明細書では、簡便のため、単に「ゼオライト」とし
て参照されていることを理解すべきである。
上述のABSCENTS臭気制御剤に関し、結晶の内部空洞が
臭気分子に近づくようにその孔系を開けることが重要で
ある。大きな有機受けイオン、例えば、テトラアルキル
アンモニウムイオンを使用して製造されるアルミノシリ
ケートまたはシリカ同質異像の場合には、臭気分子の収
着を許すために有機イオンといかなるガス収蔵受け物質
を平衡させる電荷を除くことが必要である。このような
除去方法と無機残骸の除去においても、元の水和水も除
かれる。大気雰囲気に曝らされると、水和水の一部分が
再び得られるが、これは本発明の実施に対して好まれる
モレキュラーシーブの特性に影響を与えない。すなわ
ち、モレキュラーシーブは水和され、また脱水された状
態のいずれでも使用できるが、概して、脱水された状態
が好ましい。上に参照された多くの脱アルミネーション
方法の場合、元の脱水水も、また、除かれ、本発明の実
施のために、もし望むならば、同様に置換えることがで
きる。
さらに特定的に、GioffreとMarcusは、元の合成され
た時の水和水が大部分除かれ、25℃、水蒸気圧(p/p0
4.6のとき10以下好ましくは6以下の吸水能力を持つ図
示された中乃至大の孔を持つシリカ状モレキュラーシー
ブの大きな級が臭気除去には異常な方式で作用すること
を開示している。有機受け剤を用いて作製される合成ゼ
オライトの多くは高度なシリカ状形態、そのあるものは
意図的に加えたアルミニウムを持たない反応混合物であ
るが、で容易に作られる。これらのゼオライトは著しく
親有機物性でZSM−5(米国特許第3,702,886号)、ZSM
−11(米国特許第3.709,979号)、ZSM−35(米国特許第
4,016,245号)、ZSM−23(米国特許第4,076,842号)お
よびZSM−38(米国特許第4,406,859号)などのいくつか
を含む。これらの著者によればシリカライトおよびFシ
リカライトとして知られるシリカモレキュラーシーブは
臭気制御剤としての使用には特に好適である。これらの
物質は米国特許第4,061,724号および4,073,865号に、そ
れぞれ開示されている。前述のシリカ状シーブが合成さ
れて、35を超えるSiO2/AlO2比率を持つ程度まで、それ
らは、追加の処理をせずに本発明の物品への使用に屡々
好適で、疎水性の度合を増加する。直接に合成すること
ができず、所望の高Si/Alおよび/または高度の疎水性
比率度合の双方を持つモレキュラーシーブは脱アルミネ
ーション技術、フッ素処理などを受け、親有機物ゼオラ
イト製品になる。疎水性製品になるゼオライトYを処理
するための高温蒸気方法はP.K.Maberらにより、“Molec
ular Sieve Zeolites"Advan.Chem.Ser.101,American Ch
mical Society,Washington D.C,1971,226頁に報告され
ている。「高度」ゼオライト種の製造に応用できる、さ
らに最近報告された方法には、脱アルミネーションと脱
アルミネート格子部分へのシリコンによる置換を含む。
この方法は、Skeelsらへ1985年3月5日に交付された米
国特許第4,503,023号に含まれる。これらの疎水性を増
すためにゼオライトに対するハロゲンまたはハロゲン化
物処理は米国特許第4,569,833号および4,297,335号に開
示される。米国特許第4,331,694号で作製され、“LZ−1
0"と名付けられる蒸気処理ゼオライトYは特に有用な臭
気制御剤である。
種々の、その他の変性ゼオライトタイプの物質、例え
ば、UOPに帰属するLokらの米国特許第4,793,833号に記
述されるマグネシウム/アルミニウム/リン/酸化シリ
コンモレキュラーシーブは本発明に使用することができ
る。他のゼオライト臭気制御組成物については、米国特
許第4,604,110号、4,437,429号および4,648,977号を参
照されたい。
ゼオライトの混合物、特に上述の「中間」および「高
度」SiO2/AlO2ゼオライトの混合物は、処方者の所要に
より、本発明の実施に使用することもできる。
II.吸収性ゲル化剤 最近の商業的実施から周知のように、吸収性ゲル化物
質(時としては、「スーパーソーバー」(super sorber
s)と参照される)は吸収性物質に広範に使用されるよ
うになった。概して、このようなAGMはその流体吸収性
に対してのみ使用されてきた。このような物質は水(例
えば、尿、血液など)と接触してイドロゲルを形成す
る。ヒドロゲルを作る吸収性ゲル化物質の高度に好まれ
る一つのタイプはポリ酸、特にポリアクリル酸に基づい
ている。このタイプのヒドロゲル形成ポリマー物質は、
流体(すなわち液体)例えば、水または体液と接触し
て、このような流体を吸収し、それによってヒドロゲル
を形成する物質である。このような方法で、本発明での
吸収性構造物へ排出される流体は獲得されて保持され
る。これらの好ましい吸収性ゲル化物質は、一般に、重
合性、不飽和な酸含有モノマーから作られる。実質的に
水不溶性で、僅かに架橋され、部分的に中和されたヒド
ロゲル形成ポリマー物質を含む。このような物質におい
て、不飽和な酸含有モノマーから形成される重合性成分
は完全ゲル化剤を含んでもよいし、また、その他のタイ
プのポリマー部分、例えば澱粉やセルローズなどにグラ
フト化させてもよい。アクリル酸グラフト化澱粉物質は
後者のタイプである。このように、好ましい吸収性ゲル
化物質は、加水分解されたアクリロニトリルグラフト澱
粉、アクリル酸グラフト澱粉、ポリアクリル酸エステ
ル、マレイン酸無水物基共重合体およびそれらの組合せ
を包含する。特に好ましい吸収性ゲル化物質はポリアク
リル酸エステルおよびアクリル酸グラフト澱粉である。
好ましい吸収性ゲル化物質のポリマー成分の性質がど
ういうものであれ、このような物質は概して僅かに架橋
されるだろう。架橋は、好ましいヒドロゲル形成吸収性
物質を実質的に水不溶性とする作用をし、架橋は、ま
た、ゲル容積と、そこから形成されるヒドロゲルの抽出
可能ポリマーの特性を部分的に決定する。好ましい架橋
剤は、技術上周知であり、例えば、(1)少くとも重合
性の2つの結合を持つ化合物、(2)少くとも一つの重
合性二重結合と、酸含有モノマー物質と反応する少くと
も一つの官能基を持つ化合物、(3)酸含有モノマー物
質と反応する少くとも二つの官能基を持つ化合物、およ
び(4)イオン性架橋を形成することができる多価金属
化合物を包含する。前述のタイプの架橋剤はMasudaらの
1978年2月28日に発行された米国特許第4,076,663号に
非常に詳しく述べられている。好ましい架橋剤は、ポリ
オール、ビスアクリルアミドおよび、ジまたはトリアリ
ルアミンを有する不飽和モノまたはポリカルボキシル酸
のデまはポリエステルである。特に好ましい架橋剤はN,
N′−メチレンビスアクリルアミド、トリメチロールプ
ロパントリアクリレートおよびトリアリルアミンであ
る。架橋剤は、一般に、約0.001〜5モル%の好ましい
物質を含む。更に好ましくは、架橋剤は約0.01〜3モル
%の本発明に使用される吸収性ゲル化剤を含む。
好ましい、僅かに架橋したヒドロゲル形成吸収性ゲル
化物質は一般にその部分的に中和された形態で使用され
るだろう。本明細書に記載する目的のため、このような
物質はポリマーを形成するために使用される少くとも25
モル%、好ましくは少なくとも50モル%のモノマーが、
塩形成陽イオンで中和された酸基含有モノマーである時
に、部分的に中和されると考えられる。好適な塩形成陽
イオンはアルカリ金属、アンモニウム、置換アンモニウ
ムおよびアミンを包含する。酸基含有モノマーを中和す
る使用された全モノマーのパーセントは「中和度」とし
て参照される。代表的には、商業的吸収性ゲル化物質は
90%を少し下廻る中和度を有する。
本発明に使用される好ましい吸収性ゲル化物質は吸収
性物品中で、遭遇する流体を吸収するために比較的高能
力を持つ物質で、この能力は、前記吸収性ゲル物質の
「ゲル容積」を参考にして定量化することができる。ゲ
ル容積は与えられたどんな吸収性ゲル化剤バッファーに
よっても吸収される合成尿の量を基準にして定義され、
ゲル化剤のグラム当り合成尿のグラムとして規定され
る。
合成尿でのゲル容積(以下のBrandtらを参照)は約20
部の合成尿を試薬するため約0.1〜0.2部の乾燥吸収性ゲ
ル化物質の懸濁物を形成して測定される。この懸濁物
は、周辺温度で、膨潤平衡が得られるように、約1時間
ゆるやかに攪拌して維持される。ゲル容積(吸収性ゲル
化物質のグラム当り合成尿のグラム)が懸濁物のゲル化
剤の重量分割と形成されたヒドロゲルから排除される液
体容積の、懸濁物の全容積に対する比率とから計算され
る。本発明に有用な好ましい吸収性ゲル化物質は吸収性
ゲル化物質のグラム当りの合成尿の約20〜70グラム、さ
らに好ましくは約30〜60グラムのゲル容積を有する。
最も高度に好ましい吸収性ゲル化物質のもう一つの特
徴は、前記物質に存在する抽出可能なポリマー物質の水
準に関する。抽出可能なポリマー水準は、好ましい吸収
性ゲル化物質の試料を抽出平衡に達するに必要な相当な
期間(例えば、少くとも16時間)の間、合成尿溶液と接
触させ、次に、上澄み液から形成されたヒドロゲルを濾
過し、最後に濾過物のポリマー含量を測定することによ
って決定できる。本発明での好ましい吸収性ゲル化剤バ
ッファーの抽出可能なポリマー含量を測定するために使
用される特定的な方法はBrandt,GoldmanおよびInglinに
よる1987年3月31日に発行された米国特許第4,654,039
号(再発行32,649)に述べられている。本発明の吸収性
物品で特に有用な吸収性ゲル化物質の約17重量%以下、
好ましくは、約10重量%以下の合成尿における平衡抽出
可能含量を持つものである。
以前に記載した吸収性ゲル化物質は代表的は分離した
粒子の形態で使用される。このような吸収性ゲル化物質
は、いかなる所望の形状、例えば、球状または半球状、
立方体、ロッド状多面体など形状を持つ。針状またはフ
レーク状のような、大きな最大寸法/最小寸法比を持つ
形状が本発明で使用されるため考慮される。吸収性ゲル
化物質粒子の集塊物も、また、使用できる。
吸収性ゲル化物質粒子の寸法は広い範囲に亘って変動
する。産業衛生の理由で約30ミクロンより小さい平均粒
子径は望ましくない。約2mmよりも大きな最小寸法を持
つ粒子は吸収性物品において砂のような感触を起こすか
も知れない。これらは消費者の美的感覚の見地から望ま
しくない。さらに流体吸収速度は粒径によって左右され
得る。大きな粒子は吸収速度が非常に多く減少される。
本発明の使用において好まれるのは約30ミクロン〜約2m
mの粒子径を持つ実質的総べての吸収性ゲル化物質粒子
である。本発明で使用される「粒径」は個々の粒子の最
小寸法の重量平均を意味する。
吸収性芯に用いられる吸収性ゲル化物質粒子の量は、
所望の吸収能力の程度に依存しよう。そして一般的に約
2重量%〜50重量%、さらに典型的には約5重量%〜20
重量%の吸収芯を含む。
吸収性ゲル化物質粒子が本発明の吸収物品の芯に用い
られる時、このような芯は、繊維とゲル化物質粒子との
組合わせを含むウエブを与えるいずれかの方法または技
術によって作製できる。例えば、ウエブ芯は、親水性繊
維およびゲル化物質粒子の実質的に乾燥して混合物をエ
アーレー(air−laying)して、もし望むか必要とする
ならば、できたウエブを濃密化して形成できる。このよ
うな方法は、WeismanおよびGoldmanによる1986年9月9
日に発行された米国特許第4,610,678号に、さらに詳し
く記載されている。この米国特許第4,610,678号に示さ
れるように、このような方法で形成されエアーレーされ
たウエブは好ましくは、実質的に結合されない繊維を含
み、好ましくは、10%以下の水分含量を有す。
親水性繊維のウエブと吸収性ゲル化物質粒子とを含む
吸収性芯の密度は、芯とこのような芯が用いられる吸収
性物質の吸収性を決定するに重要なものとなることがで
きる。本発明のこのような吸収性芯の密度は好ましく
は、約0.06〜約0.3g/cm3、さらに好ましくは約0.09〜約
0.22g/cm3の範囲内にあるだろう。代表的には、本発明
の吸収性芯の坪量は約0.02〜0.12g/cm2の範囲にするこ
とができる。
このタイプの芯の密度値は坪量とカリパスから計算で
きる。カリパスは0.137psi(0.94kpa)の密閉圧力で測
定される。密度と基本重量値は吸収性ゲル化物質と臭気
制御物質の重量を包含する。本発明の芯の密度は芯全体
に亘り均一である必要はない。前述した密度範囲内で、
芯は比較的高度または比較的程度の密度の領域または帯
域を含むことができる。
III.バインダー 本発明の実施に用いられるバインダー物質は種々の商
品名、例えばGELFOAM,PURAGEL,LAVERAL,MALTRINおよびM
ETHOCEL(前記の商品名は例示のためで、限定のために
ではなく述べられた)で商業的に周知の通常の物質であ
る。概して、本発明におけるバインダーは、水および体
液、例えば血液、尿などに可溶かまたは分散可能であ
る。化学的には、このようなバインダー物質は種々の澱
粉、セルロース、変性澱粉、変性セルロース、アカシア
ガム/アラビアガム、可溶性ゼラチンなどの物質を含
む。メチルセルロース(例えば、METHOCEL A15−LV)
およびヒドロキシプロピルセルロース(例えば、METHOC
EL 5E)は本発明に用いられる好ましいバインダーの典
型である。典型的にはバインダーは少くとも約1重量
%、好ましくは3重量%〜20重量%の、本発明で製造さ
れる最終粒子または凝集体を含む。概して、約6重量%
のバインダーは、所望のゼオライト高充填レベルに、ゼ
オライトまたはAGMのいずれの性質とも実質的に干渉し
合うことなく、AGMを与え、しかも、通常の取扱条件で
は実質的に埃り立たない最終製品の生産をもたらすに十
分な量である。本発明の粒子を作製するためにバインダ
ーを用いる方法は以後に述べられる。同様な方法がAGM
「微粉」を用いて、実質的に経済的である凝集体を作る
のに用いられる。
IV.追加の吸収剤 典型的に、最終吸収性物品は追加の繊維状吸収性物
質、例えば、木綿のケバ、セルロースパルプ、化学熱機
械パルプなど商業的実施に周知のものを含む。
V.前面物質(Front−face Material) 本発明の最終物品は代表的には流体受容面を有する物
質を備えている。本発明に使用される前面(または「ト
ップシート」)物質は好ましくは、「汚れをもたらさな
い」疎水性、流体透過性シートである。本発明の実施に
代表的に用いられるタイプの疎水性シート材料は特許文
献で充分に記載されている方法で作ることができる。例
えば、MullaneとSmithの1982年4月13日付の米国特許第
4324,246号によれば、熱可塑性材料のサンプル、例えば
0.0038cmの厚さのポリエチレンフィルムがその軟化点以
上に熱せられる。(軟化点は、熱可塑性材料が成形さ
れ、または型に入れられる温度であり、その材料の融点
よりは低い。)シート形状で加熱された熱可塑性材料
は、加熱された成型スクリーンと接触される。成形スク
リーンは好ましくは、所望の開口寸法、パターンおよび
構成を持つ開口金網スクリーンである。成形スクリーン
に対して加熱フィルムを吸引するために真空が用いら
れ、それによって、フィルムを所望のパターンに成形し
所望の穴寸法を持たせる。真空が、まだ、フィルムに与
えられている間、熱風のジェットがフィルムを通り過ぎ
る。熱風ジェットは、成形スクリーンの開口のパターン
と寸法に応じたパターンでフィルムに穿孔する。
Mullaneらの特許の方法で作製される流体透過性シー
トは適宜的に「成型シート」として参照される。このよ
うなフィルムのカリパスは重要である。というのは、も
しカリパスが大きすぎれば、液体は開口に蓄積し容易に
それを通さないであろうからである。吸収性物質、例え
ば、おむつ、月経帯、失禁物品などの製造には、代表的
なシートは約0.075cm未満、または好ましくは0.064cm未
満のカリパスを有する。
もう一つの、本発明で有用な成型フィルムシート材料
は繊維状外観と立体観を発揮する弾性のある3次元ウエ
ブで、流体不透過性プラスチック材料であり、そのウエ
ブは、多様な開口を有し、その開口は、RadelとThompso
nの1982年8月3日付の米国特許第4,342,314号に開示さ
れているように多様な交差する繊維状エレメントで定義
されるものである。RedelとThompsonのシート材料は疎
水性プラスチック、例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、PVCなどを用いて作製することができ、吸収性製
品、例えば月経帯などに使用することが周知である。
さらに、本発明に有用なもう一つのタイプのシート材
料はThompsonらによる1975年12月30日付の米国特許第3,
929,135号に記載されており、傾斜の付いた毛細管(tap
ered capillary)の型である穴を持つ疎水性ポリマーか
ら成る。これら「傾斜の付いた毛細管」シートは、ま
た、成人失禁物品を含む吸収性物品における使用におい
て知られている。それらは、前述のように種々の疎水性
ポリマーから作製され、代表的には0.0025〜0.0051cmの
厚さを有する低密度ポリエチレンが使用される。
さらに傾斜した毛細管シートを説明するために米国特
許第3,929,135号が参照される。使用にあたって、この
ような傾斜した毛細管トップシートの毛細管の頂点は、
下敷きの吸収性芯物質と接触している。概して、傾斜し
た毛細管は円錐形表面の切頭体の型であり、どんな一般
的な傾斜構造、例えば、三角形、方形または多角形基を
持つピラミッドなどの切頭体が「傾斜した毛細管」とい
う用語の中に存在するが、円形の傾斜した毛細管は便宜
上この記載に使用されるということは理解さるべきであ
る。また、傾斜した毛細管は非対称(すなわち、一辺上
のテーパーの角度は他辺上のものと異なることができ
る)でテーパーの角度は、基部から頂点への距離に亘っ
て連続的(すなわち、カーブしている)に変化できるこ
とも理解さるべきである。後者の場合、テーパーの角度
は、最小頂点開口寸法の点においても毛細管の一辺に対
する勾配の角度として定義される。本発明の実施による
トップシート中の使用に好適なテーパー角度は約10゜〜
約60゜である。
毛細管の基部開口寸法は、前記傾斜した毛細管でのト
ップシートの面における最大開口測定値として定義され
る。頂点開口寸法は、頂点がトップシートの面から離れ
ている前記傾斜した毛細管の頂点における最大開口測定
値として定義される。傾斜した毛細管が円錐形表面の切
頭体の型であるときは、基部と頂点の開口寸法は、夫
々、基部直径および頂点直径である。基部直径と頂点直
径とは以後、夫々基部開口寸法と頂点開口寸法と互換性
をもって使用される。
傾斜した毛細管頂点直径は、液体をしてトップシート
の表面から下敷吸収芯へ速やかに通過させる直径であ
る。頂点直径は約0.004〜約0.100インチ(0.010〜0.254
センチメートル)、好ましくは約0.005〜約0.020インチ
(0.013〜0.051センチメートル)である。
傾斜した毛細管基部直径は2つの基準を満足するよう
に選択される。この第一は、使用者の皮膚と接触するト
ップシートの方面の主観的な感覚である。ポリエチレン
が、その基部直径が約0.006〜約0.250インチ(0.015〜
0.635センチメートル)の範囲内にある時に、ここちよ
い、布様な、非ロウ属性を発揮するようになることが発
見された。好ましくは、基部直径は約0.030〜約0.060イ
ンチ(0.076〜0.152センチメートル)の範囲内にあるべ
きである。第二の基準は毛細管基部直径が、予期される
液体滴が少くとも一つの毛細管を横切って橋かけをさせ
るに充分なほど小さくなるということである。この基準
は、上の寸法により使い捨ておむつおよび衛生用品とし
て満足させられる。
傾斜した毛細管の高さは、トップシートの最外側の表
面(すなわち、使用者の皮膚と普通に接触する表面)お
よび傾斜した毛細管の頂点との間の距離として定義され
る。この高さは勿論、頂点直径、基部直径および前述の
ように選ばれたテーパー角度により異なる。傾斜した毛
細管の高さは構造物に、使用にあたって、つぶれるのが
最小になるような傾向を与えるべきである。大寸法のト
ップシートの構造を持つ材料の特徴は高さに対する好適
な範囲を決定する。トップシートが、厚さ0.001〜0.002
インチ(0.003〜0.005cm)の低密度ポリエチレンで、頂
点直径と基部直径が好ましい範囲にあり、テーパー角度
αがその臨界範囲内にある時、傾斜毛細管の高さは約0.
003〜約0.159インチ(0.008〜0.404センチメートル)で
あることができる。
トップシート表面の比較的乾燥した状態は、トップシ
ートに接触する大部分の液体が、トップシートを通過し
て吸収性エレメントへ移行されることを意味する。これ
は、別の言葉で言えば、トップシートと接触する夫々の
単離された流体滴が傾斜した毛細管の基礎直径と接触し
なければならないことを意味する。この事態は、ランド
区域(Land area)(傾斜した毛細管の基礎の間に存在
するトップシートの区域)が最小に維持されるならば、
最も良く達成されることができる。最小の限定値は円錐
形の毛細管あるいはピラミッド形の傾斜した毛細管が稠
密に詰まった整列として与えられている場合(夫々の毛
細管の基部の周囲が隣接する毛細管の基部の周囲と全側
面で接触している)である。最小ランド区域の好ましい
配置は、個々の滴が少くとも一つの傾斜した毛細管と接
触するだろうことを保証し易い。使い捨ておむつにおけ
る好ましい配置は、上述されるような傾斜した毛細管が
トップシートの平方インチ当り約30〜約150(平方セン
チメートル当り5〜231)の傾斜した毛細管で規則正し
く整列しているものである。
傾斜した毛細管シートは技術的に周知のいくつかの方
法で製造できる。特殊な一つの好適な方法は、所望の傾
斜した毛細管の形と配置の雄形エレメントを持つ熱モー
ルド(以後ピンモールドと言う)を提供することであ
る。夫々の雄形エレメントは、その頂点がピンモールド
の基部から延在するような方法で確保される。シート材
料の一部分は、モールドと弾性バックプレートとの間が
加熱されたピンモールドと接触される。圧力が、モール
ド、シートおよび弾性バックシートの組み合わせに加え
られ、傾斜した毛細管はシートに形成されて傾斜した毛
細管トップシートを作る。トップシートを作る別の方法
は、液体不透過性材料の部分を真空に曝らして適当なモ
ールドの上で形成することである。上述の方法のうちの
一つで傾斜した毛細管シートを形成した後は、頂点直径
が所望の値になることを確めるように毛細管の頂点か
ら、物理的に、材料を除くことが必要であろう。このよ
うな材料の除去は、例えば、頂点を制御された摩耗に曝
らし、または、頂点を融解開口させるように、形成され
たトップシートを加熱することによって達成される。本
発明の実施に用いることもできる、改良された立体感を
持つ微細開口ポリマーフィルムについては、Curroおよ
びLinmanの1986年12月16日の米国特許第4,629,643号を
も参照せよ。
本発明の実施に用いられる高度に好まれる液体透過性
形成フィルムシート材料はAhrらへの1984年7月31日付
の米国特許第4,463,045号に開示されており、Ahrらの構
造物の説明をさらに助けるため、その特許が参考にされ
る。
全般的には、米国特許第4,463,045号によって提供さ
れるシートは所望の布様立体感を提供するため許りでな
く、表面の光沢を実質的に除去するためにも考えられて
いる。このようにして、プラスチックで作られたシート
は望ましくない、輝く「プラスチックらしい」外観を有
しない。
このように高度に好ましいシート材料は、光にさらさ
れたとき実質的に光沢がないように思われる少なくとも
一つの可視表面を持つ、顕微鏡的に引伸ばされた三次元
プラスチックウエブであり、前記可視表面の実質的総べ
ては、個々表面収差の規則正しい空間を持つ顕微鏡的パ
ターンを示し、前記表面収差の夫々は、前記表面収差が
始まる表面に垂直に配向した巾を有し、前記の表面収差
は、その巾に実質的垂直に配向した平面として測定する
とき、約6ミル未満の最大寸法を有し、それによって、
前記の表面収差は、見る人の眼と前記ウエブの平面との
間の垂直な距離が少くとも約12インチである時、通常の
肉眼には識別できないものとなり、前記表面収差の夫々
は、また、4ミルの直径の円を内接させるに十分な大き
さである平面区域を含まず、総べての隣接する表面収差
に比して非常に空間があるので、前記可視表面の部分に
おいて前記表面収差と前記隣接する表面収差の間に入る
平面に内接される円の最大直径が約4ミル未満であり、
それによって、前記可視表面の部分に入射する光は、前
記可視表面が実質的の非光沢となるよう前記表面収差に
より多方向に拡散反対されるものとして簡便に記載され
る。
'045シート材料は、表面から概して外方に突出する突
起を含む前記表面収差の少くとも一部分を有すことがで
き、前記のウエブから概して内方に突出する凹みを含む
前記表面収差の少くとも一つの部分を有することができ
る。
これらの好ましいシートの製造は以上に一般的に述べ
られたように支持材上の「ナックル」(knuckles)によ
って前記表面収差を与える成形用スクリーンまたは構造
の使用によって達成できる。(このようなシートの作製
は米国特許第4,463,045号に非常に詳しく記載されてお
り、その作製方法は本発明の部分を形成しない)概し
て、できた表面収差は、その製造時に前記シートの可視
面に直接接触する編織メッシュ支持構造のナックルに相
当する。
好ましい製造方法において、前記シートの可視表面に
直接に接触する編織メッシュ支持構造は、約1と約2ミ
ルの間の直径を持つフィラメントおよび1インチ(2.54
cm)の長さ当り約160本のフィラメント×1インチ(2.5
4cm)の長さ当り約160本のフィラメントと1インチ(2.
54cm)の長さ当り約400本のフィラメント×1インチ
(2.54cm)当り約400本のフィラメントの間のメッシュ
計数を含む。
本発明での好ましいシートは前記表面収差が少くとも
約0.2ミル、さらに好ましくは少くとも約0.3ミルの平均
巾を持つようなものである。最も好ましくは、前記の表
面収差が始まる表面の垂直に測定されたとき、前記表面
収差の夫々の巾を持ち、総べての隣接する表面収差に対
する巾の平均値の約±20%、望むらくは±10%の範囲に
あるシートが用いられる。
背面が親水性ラテックスで処理される「ワンウェイ」
シートはNadaによる1988年4月5日付の米国特許第4,73
5,843号に記載されており、それらは、本発明で使用す
ることもできる。
上述の精密に開口された材料に加えて、本発明の実施
は、単に穿孔された孔を持つ疎水性シート材料でも行わ
れる。
以上のことから、上述の本発明の実施に使用される
「シート」または「フィルム」材料は、材料の厚みの方
向に亘って相互に重ね合わせる多数の繊維によって特徴
付けられる繊維状不織布材料とは実質的に異なることが
理解されるべきである。さらに、このようなシート材料
は、清潔に見え、汚れに抵抗力のある、あるいは非汚染
性の表面を使用時に与える材料(好ましくは、疎水性熱
可塑性ポリマー材料)から作られる。
本発明に用いることができるその他のシート材料に
は、例えば、材料を通過する多数の孔または通路によっ
て水性流体透過性になる種々の非吸収性繊維またはフィ
ラメント性網目シートが含まれる。このようなシート材
料は特許文献に良好に記載された方法によって作製され
る。例えば、Madsenらの1987年1月13日付の米国特許第
4,636,419号によれば、二つの異なった化学タイプのリ
ボン状フィラメントの網目を含み、二つの異なった融点
または軟化点を持つシートが、接触され冷却されて前記
異なった横方向および縦方向ポリマー材料によって特徴
付けられる網目シートを形成する。
本発明において有用なもう一つのシート材料は、20〜
90゜の変位角度で配向している繊維の2つの行列を含む
ポリマーフィラメントの網状網目構造を含むフォーマミ
ナス(formaminous)網目である。このシートの説明を
更に助けるために、Sneydらへの1986年6月9日付の欧
州特許出願第0215417号が参考とされる。前述のシート
材料は疎水性プラスチックス、例えば、ポリエチレン、
ポリプロピレン、PVCなどを用いて作製され、吸収性製
品、例えば月経帯などに用いられることが周知である。
このようなシート材料は、代表的には、0.5〜5.0オン
ス/yd2(0.0016g/cm2〜0.016g/cm2)の基部、5〜12ミ
ルのカリパス、30〜80%の開口面積および20〜40の網目
を有す。通常の不織布トップシートも採用される。
VI.裏打ちシート 裏打ちシートは通常のもので、流体不透過性ポリマー
シート、例えば、ポリエチレンまたはポリプロピレンで
十分薄くて柔軟なものであるものを含むことができる。
0.001〜0.5mmの厚さのポリエチレンシートが代表的であ
る。水に流せる、または生物劣化可能な裏打ちシート例
えば、本発明でのパンティライナー用具で使用できる。
VII.任意の保持手段 本発明での吸収性構造物は、任意に、しかし好まし
く、それらを使用者の身体の適所に、または、その近く
に保持して、その構造物にそれらの意図する機能を発揮
させるような手段を設けることができる。例えば、おむ
つおよび失禁衣類は、周知の商業的に入手可能なテープ
ファスナーを設けることができる。衛生ナプキンは、周
知の方式でそのバックシートの外側に面する接着剤スト
リップを備えることができる。種々のピン、クリップお
よび周知のテープのファスナーも任意的に用いることが
できる。
VIII.任意の補助臭気制御物質 本発明の組成物および物品は、また、更に臭気を制御
する能力は、勿論、制御されるべき臭気のタイプの範囲
をも拡げるための種々な付加的非ゼオライト臭気制御物
の効果的、すなわち、臭気制御性のある量を含むことが
できる。このような物質は、例えば、活性炭、ケイソウ
土、塩化セチルピリジン、塩化亜鉛、銅塩類、銅イオン
などを包含する。このような物質は典型的には、本発明
の組成分の0.01%〜15%を含む。別な言葉で言えば、活
性炭のような物質が、典型的には、本発明で開示される
タイプの吸収性物品に0.1g〜5.0gで存在し、付加的臭気
制御効果を与えることができる。
IX.AGM/ゼオライト/バインダー物質の作製 本発明の粒子を作製するための簡易にして、しかも、
有効な方法は、例Iに、さらに、詳細に記載されるよう
な流動床被覆装置を採用する。しかし、その他のタイプ
の被覆装置、アグロメレーターなども、このような粒子
を作製するために用いられることが認識されるだろう。
例 I メトセル(METHOCEL)5E(バインダー)100gを脱イオ
ン化水1900mlに溶解する。ゼオライト(アブセンツ(AB
SCENTS)粉末;398g)をメトセル溶液(19.%分散液)に
加える。高速剪断ミキサー(Tekmar High Shear Mixer
Model SD45)を使用してゼオライト分散液を作る。典型
的な剪断時間は15分である。
商業的AGM粉末(ポリアクリレート)498gをWurster F
luid Bed Coater(約10cm Ascoat Unit Model 101,Lask
o社、Leominister,Massachusetts)中に入れる。AGM物
質を床上で18scfm(標準ft2/min)の空気流で遊離させ
る。入口温度を138゜F(58.9℃)にする。
アブセンツ/メトセル被覆溶液のスプレーノズルへの
流れは始まる(Spraying System社によって製作される1
/4−Round Spray Nozzle 0.40/0.100流動能力、0.120
空気能力)、流動速度を7.7g/minに設定する。出口の空
気温度は77〜84゜F(25〜28.9℃)である。これらの運
転条件で、一回の操業には完了するに約5時間を要す。
代表的な操業で、上述の方法で作製された粒子は40〜
60重量%のAGM,10〜40重量%のゼオライトおよびバイン
ダー(概して6〜10重量%)を含む残部を含む。粒子径
は100〜700ミクロンの範囲にある。
例 II 例Iの手順に従い、62%の澱粉アクリレート(SANWE
T)、38%のゼオライト(CBV400)およびバインダー
(ヒドロキシプロピルセルロース)を含む組成物を300
〜500ミクロン寸法の範囲の粒子として作製する。
例 III 混合臭気制御剤は200〜700ミクロン粒子の形をしてお
り、以下のようなものである。
成 分 パーセント(重量) アブセンツ(平均5ミクロン) ゼオライト 10 VALFOR CP300−56ゼオライト 10 澱粉アクリレート AGM 79 例IIIの組成物は例Iの方法で、マルトデキストリン
バインダー1%を入れて作製される。
例 IV おむつ、衛生ナプキンなどにおける吸収性構造として
の使用に好適なパッドは、以下の実質的均一なブレンド
を含む。
成 分 パーセント(重量) クラフトセルロース繊維(SSK*) 72 ゼオライト/AGM** 14 * サザーン針葉樹クラフト ** 例Iに従って調製 例 V 月経周期の間に着用に適し、便所での水洗が可能(す
なわち、洗い流せる)な軽量のパンティライナーは例II
により作製されるAGM/ゼオライト粒子1.5gを含むパッド
(表面積117cm2,SSK エアーフェルト 3.0g)であり、
前記パッドは米国特許第4,463,045号のトップシートと
繊維状不織布て水に流せるバックシートの間にはさまれ
ているパッドを含む。
例 VI 吸収性芯から外側に延長している2つのフラップを有
する衛生ナプキンの形における月経製品は、Van Tillb
urgの1987年8月18日付の米国特許第4,687,478号の意図
の下に例IVのパッド(表面積117cm2、SSKエアーフェル
ト8.5g)を使用して作製される。米国特許第4,463,045
号の非光沢シートをトップシートとして使用する。
例 VII 例IVの臭気制御パッドを使用して使い捨てベビー用お
むつを以下のように作製する。表記された寸法は6〜10
キログラムの範囲にある幼児に使用するのを意図したお
むつに対するものである。これらの寸法を種々の大きさ
の幼児、成人失禁ブリーフに標準の慣行に従って、比較
例に修正する。
1.バックシート:0.025〜0.070mmのポリエチレン、頂点
と底部の巾33cm、28.5cm,中心巾に両側を内側にノッチ
を入れた、長さ50.2cm。
2.トッフーシート:上記に述べられた米国特許第3,929,
135号による傾斜した毛細管ポリエチレントップシー
ト、28.5cmの中心巾に両側を内側にノッチを入れた、長
さ50.2cm。
3.吸収性芯:例IVに従うエアーレイド木材パルプ繊維、
Taber剛さ範囲7〜9.5、8.4mmの厚さ、カレンダーされ
ている、頂点と底部の巾28.6cm、10.2cmの中心巾に両側
を内側にノッチを入れて、長さ44.5cm。
4.弾性脚バンド:4つの個々のゴムストリップ(一辺当り
2ケ)、巾4.77mm:長さ370mm:厚さ0.178mm(総べての以
上の寸法は弛緩した状態にある) 例VIIのおむつはトップシートで被覆された芯プラス
臭気制御物質をバックシートの上に位置させて接着剤を
付けるという標準方法で作製される。
弾性バンド(ここで「内側」と「外側」とあるは、そ
れぞれ芯に最も近接している、および芯から最も離れて
いることに相当する意味である)は約50.2cmに引伸ばさ
れ、芯のそれぞれの長手方向側(一側辺当り2個のバン
ド)に沿うトップシート/バックシートの間に位置す
る。それぞれの側辺に沿う内側バンドは芯の最も狭い巾
から約55mmに位置している(弾性バンドの内側端から測
定して)。これは、内側の弾性部分と芯の湾曲した端の
間の柔軟性トップシート/バックシート材料を含むおむ
つの各側辺に沿う空間エレメントを提供する。内側バン
ドは引伸ばされた状態での長さ方向に沿って接着され
る。外側バンドは内側バンドから約13mmに位置してお
り、引伸ばされた状態でのその長さ方向に沿って接着さ
れる。トップシート/バックシート集合体は柔軟である
ので、接着されたバンドは収縮して、おむつの側辺を弾
性化する。
本発明の実施は人間の臭気だけに適用されるのではな
く、動物の臭気にも適用されることが理解される。
例 VIII 猫用寝わら(litter)製品は以下の成分を含む。
成 分 パーセント(重量) 微細化セルロース 90 臭気制御物質** 10 * 粒状に圧縮されている。
** 750ミクロンの大きさのAGM粒子;15重量%のア
ンブセンツプラスメトセルでAGM(ポリアクリレート)
粒子に接着している15重量%のVALFOR 300−68ゼオラ
イト(5〜10ミクロンサイズ)。
例 IX 例Iの方法で作製される凝集粒子は、アクリレート
AGM65%、アブセンツ20%、活性炭10%およびメトセル
バインダー5%を含む。
以上から分かるように、本発明の組成物は臭気制御量
で用いられて、所望の効果を発揮する。この量は、勿
論、意図された最終用途および臭気の苛酷さにより、異
なることができる。代表的に、月経製品は、十分な量の
前記組成物を用いて少くとも約0.2g〜約0.4gの臭気制御
剤を放出する。処方者を援助するために、このような組
成物の臭気制御能力の簡単な試験には、所望のタイプの
吸収性パッド中に臭気制御組成物を入れて5mlの整数倍
の一定の倍ねぎ/アンモニア臭気の媒体(所望のよう
に、商用玉ねぎ粉20g;NaHPO4・7H2O 7.5g、K2SO4 4.5
g、MgCl2・6H2O 1.8g,NaCl 3.0gと尿素15.0gとを含む
水900ml;1規定のHCl 10.0ml;を4時間攪拌し、濾過
し、NH4OHとH2Oとを加えて濃度500〜1500ppmを生じさせ
る)を均一に加えて行う。臭いをかぐ口を持つ密閉容器
中で1時間平衡化させた後、組成物の臭気制御能力が判
定され使用量がそれに応じて調節される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−141857(JP,A) 特開 平2−6659(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61L 9/01 A61F 13/15

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒子または凝集体の形態の凝集混合物を含
    んでなる、おむつ、月経帯あるいはパンティーライナー
    の形態の吸収性構造物であって、 前記粒子または凝集体が、ふるい分析により100ミクロ
    ンを超える寸法を有してなり、かつ、 (a) 少なくとも20重量%の、ゼオライトと活性炭臭
    気制御剤との混合物である、粒状臭気制御剤、 (b) 少なくとも40重量%の吸収性ゲル化物質、およ
    び、 (c) ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエ
    チルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、C1〜C3
    アルキル置換セルロース、マルトデキストリン、および
    それらの混合物からなる群より選択される1種である、
    水溶性または水分散性バインダー物質、を含んでなるこ
    とを特徴とする、吸収性構造物。
  2. 【請求項2】粒状臭気制御剤を吸収性ゲル化物質の粒子
    に付着させる方法において、前記吸収性ゲル化物質を、
    水溶性または水分散性バインダー物質の存在下に前記臭
    気制御剤と接触させることを含み、前記方法は水の存在
    下に流動床装置で行われる方法。
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