JPS63242261A - 消臭・吸湿マツト - Google Patents
消臭・吸湿マツトInfo
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- JPS63242261A JPS63242261A JP62076111A JP7611187A JPS63242261A JP S63242261 A JPS63242261 A JP S63242261A JP 62076111 A JP62076111 A JP 62076111A JP 7611187 A JP7611187 A JP 7611187A JP S63242261 A JPS63242261 A JP S63242261A
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Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ａ、産業上の利用分野
本発明は、消臭・吸湿マットに関し、特に、消臭及び吸
湿に優れた構成を得るための新規な改良に関する。
湿に優れた構成を得るための新規な改良に関する。
ｂ、従来の技術
従来、用いられていたこの種の消臭・吸湿マットに用い
られるシートとしては、種々の構成が提案されているが
、これらの提案を大まかに分けると、活性炭を含む紙及
び不織布状の紙、未処理の普通の紙に化学消臭剤を含浸
させることにより、脱臭特性を持たせたもの等がある。
られるシートとしては、種々の構成が提案されているが
、これらの提案を大まかに分けると、活性炭を含む紙及
び不織布状の紙、未処理の普通の紙に化学消臭剤を含浸
させることにより、脱臭特性を持たせたもの等がある。
これらの従来例として、その代表的な構成について述べ
ると、パルプスラリーに微細粒結晶性オルソリン酸アン
モニウムを混合し、この混合スラリーを抄紙したアンモ
ニアを吸着するシート状物質（特開昭５９−９５９３１
号公報に開示）、バルブに吸着媒体として微粉活性炭を
混入した吸着物質含有紙、海泡石を微細に分割した吸着
媒粉末を含有した吸着物質含有紙（特開昭５３−８６１
１号公報に開示）などが提案されている。
ると、パルプスラリーに微細粒結晶性オルソリン酸アン
モニウムを混合し、この混合スラリーを抄紙したアンモ
ニアを吸着するシート状物質（特開昭５９−９５９３１
号公報に開示）、バルブに吸着媒体として微粉活性炭を
混入した吸着物質含有紙、海泡石を微細に分割した吸着
媒粉末を含有した吸着物質含有紙（特開昭５３−８６１
１号公報に開示）などが提案されている。
Ｃ０発明が解決しようとする問題点
従来の消臭・吸湿特性を有する紙は、以上のように１１
４成されていたため、次のような種々の問題点を有して
いた。
４成されていたため、次のような種々の問題点を有して
いた。
り１）、 まず、活性炭を含む紙は、色が黒色となり
、消臭性も硫黄系化α物の吸臭性には優れているが、ア
ンモニア系の消臭性は小さく、例えば、病人等の寝具に
用いるマットに利用した場合には、消臭性が十分ではな
かった。
、消臭性も硫黄系化α物の吸臭性には優れているが、ア
ンモニア系の消臭性は小さく、例えば、病人等の寝具に
用いるマットに利用した場合には、消臭性が十分ではな
かった。
（２）、又、前述の従来例としては開示していない有Ｎ
繊維からなる不織布を用いた構成もあるが、この場合、
吸水膨潤剤を含んでいるため、吸水性に優れているが、
消臭性はなく、マットとして用いるには不適であった。
繊維からなる不織布を用いた構成もあるが、この場合、
吸水膨潤剤を含んでいるため、吸水性に優れているが、
消臭性はなく、マットとして用いるには不適であった。
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされ
たもので、特に、消臭及び吸湿特性に優れたマットを得
ることを目的としている。
たもので、特に、消臭及び吸湿特性に優れたマットを得
ることを目的としている。
ｄ１問題点を解決するための手段
本発明による消臭・吸湿マットは、シート上に接着剤に
よって設けられたセとオライド粉末と化学消臭剤とから
なる混合物と、前記混合物の上面に設けられた不織布と
、前記シートの裏面に設けられた吸湿性シートと３備え
た構成である。
よって設けられたセとオライド粉末と化学消臭剤とから
なる混合物と、前記混合物の上面に設けられた不織布と
、前記シートの裏面に設けられた吸湿性シートと３備え
た構成である。
ｅ、 作 用
本発明による消臭・吸湿マットにおいては、シート上に
接着剤で形成された混合物のうち、セピオライト粉末の
結晶構造による無数の細孔によって優れた吸着及び脱臭
効果を有すると共に、化学消臭剤の作用によって不快な
臭気を効果的に吸臭することができる。
接着剤で形成された混合物のうち、セピオライト粉末の
結晶構造による無数の細孔によって優れた吸着及び脱臭
効果を有すると共に、化学消臭剤の作用によって不快な
臭気を効果的に吸臭することができる。
しかも、シート上に混合物がシート状に塗布されている
ため、例えば、病人用の寝具等に用いた場合、病人及び
寝具等から発生する不快な臭気及び湿気を効果的に除去
することができ、寝具を清潔に保つことができると共に
、例えば、湿気による床ずれ等も効果的に防ぐことがで
きる。
ため、例えば、病人用の寝具等に用いた場合、病人及び
寝具等から発生する不快な臭気及び湿気を効果的に除去
することができ、寝具を清潔に保つことができると共に
、例えば、湿気による床ずれ等も効果的に防ぐことがで
きる。
ｆ、実施例
以下、図面と共に本発明による消臭・防湿マットの好適
な実施例について詳細に説明する。
な実施例について詳細に説明する。
図面において符号１で示されるものは、平らなシート状
をなすポリエステルシートからなるシートであり、水分
が透過しない構成となっている。
をなすポリエステルシートからなるシートであり、水分
が透過しない構成となっている。
このシート１の表面上には、セとオライドを粉砕したセ
とオライド粉末と化学消臭剤とからなる粉末状の混合物
２が、シート状に接着剤によって形成されている。
とオライド粉末と化学消臭剤とからなる粉末状の混合物
２が、シート状に接着剤によって形成されている。
この混合物２は、シート状又は層状に形成され、サンド
ペーパーに類似した構成であり、この混合物２の上面に
は、吸湿性で柔軟性を有するポリエステル不織布からな
る不織布３が設けられている。
ペーパーに類似した構成であり、この混合物２の上面に
は、吸湿性で柔軟性を有するポリエステル不織布からな
る不織布３が設けられている。
前記シート１、混き物２及び不織布３は、吸湿性を有す
るＰＶＡシートからなる吸湿性シート４によって覆われ
ているため、前記シート１の裏面には、この吸湿性シー
ト４が設けられている。
るＰＶＡシートからなる吸湿性シート４によって覆われ
ているため、前記シート１の裏面には、この吸湿性シー
ト４が設けられている。
本発明において用いられたセピオライ１〜は、大まかに
は二種類の層状に分けられる。
は二種類の層状に分けられる。
その一つは、エバポライト型の鉱床として産出し、他は
二次鉱床として産するものである。
二次鉱床として産するものである。
この二次鉱床として産出するセとオライドは、ドロマイ
ト鉱床中のクラックやＩＩ １Ｍ中へ水に溶解した珪酸
分が移動して二次的に結晶化した鉱床であり、いわゆる
、Ｍｏｕｎｔａｉｎ Ｌｅａｔｂｅｒ＋Ｍｏｕｎｔａｉ
ｎｃｏｒｋ及びＭｏｕｎｔａｉｎ １１ｏｏｄ等と呼ば
れているものである。
ト鉱床中のクラックやＩＩ １Ｍ中へ水に溶解した珪酸
分が移動して二次的に結晶化した鉱床であり、いわゆる
、Ｍｏｕｎｔａｉｎ Ｌｅａｔｂｅｒ＋Ｍｏｕｎｔａｉ
ｎｃｏｒｋ及びＭｏｕｎｔａｉｎ １１ｏｏｄ等と呼ば
れているものである。
これらの産地としては、スペイン、トルク、アメリカの
ネバダ州、中国の湖南省などが産地として知られている
。
ネバダ州、中国の湖南省などが産地として知られている
。
これらの天然のセとオライドの組成は、産地により異な
るが、例えば、スペイン産の場合、Ｓ；０２が５２〜５
５％、ＭｇＯが１５〜２５％、結晶水が１０〜１２％で
ある。
るが、例えば、スペイン産の場合、Ｓ；０２が５２〜５
５％、ＭｇＯが１５〜２５％、結晶水が１０〜１２％で
ある。
又、中国産の場合、５ｉ０２が３７〜４３％、ＣａＯが
１２〜１６％、ＭｇＯが１７〜２０％、結晶水が１５〜
２０％となっている。
１２〜１６％、ＭｇＯが１７〜２０％、結晶水が１５〜
２０％となっている。
このセビオライトは、Ｍｏｕｎｔａｉｎ Ｌｅａｔｈｅ
ｒと呼称されるように、非常に柔軟性に富んだ鉱物であ
り、この性質は、その結晶構造にトンネルを有している
こと、繊維間や繊維内のトンネルに水分子を結晶水とし
て有していること、並びに、５ｉ０４四面体の反転があ
ることが相乗して現われているものと考えられる。
ｒと呼称されるように、非常に柔軟性に富んだ鉱物であ
り、この性質は、その結晶構造にトンネルを有している
こと、繊維間や繊維内のトンネルに水分子を結晶水とし
て有していること、並びに、５ｉ０４四面体の反転があ
ることが相乗して現われているものと考えられる。
その吸着性能については、前述のトンネル構造によるも
のであり、ゼオライト様の結晶水を有しているからであ
る。
のであり、ゼオライト様の結晶水を有しているからであ
る。
結晶内のトンネルに基づく細孔容精は、せいぜい０，１
０／ｇ程度で、約２５０ｊＩ２／ｆＩ程度である。
０／ｇ程度で、約２５０ｊＩ２／ｆＩ程度である。
特に、２００人付近の細孔に特徴があり、その細孔容績
は０．８ｘｌ／りと大変大きい容量を示している。この
領域の細孔は、いわゆるｔｒａｓ ｉ ｔ １ｏｎａ
Ｉｐｏｒｅ（）ラジショナル ボアー）と云われるもの
で、ガス状分子を吸着するミクロボアーとは異なり、液
状のものを最小径の毛細管現象で吸い上げるような性質
を持っている。
は０．８ｘｌ／りと大変大きい容量を示している。この
領域の細孔は、いわゆるｔｒａｓ ｉ ｔ １ｏｎａ
Ｉｐｏｒｅ（）ラジショナル ボアー）と云われるもの
で、ガス状分子を吸着するミクロボアーとは異なり、液
状のものを最小径の毛細管現象で吸い上げるような性質
を持っている。
このトラジショナル ボアーの部分は、約７００℃程度
に加熱したものでも大きく変化することはないので、こ
れは各繊維間に出来る空隙による細孔と考えられる。
に加熱したものでも大きく変化することはないので、こ
れは各繊維間に出来る空隙による細孔と考えられる。
尚、このセビオライトの産出形態としては、繊維状や粉
末が集合した泥板状となっているので、採鉱後、粉砕及
び解砕等の処理が必要である。
末が集合した泥板状となっているので、採鉱後、粉砕及
び解砕等の処理が必要である。
次に、加工後のセとオライドと天然のゼオライトの特性
表は次の通りである。
表は次の通りである。
本発明によるシートの主成分であるセビオライトは、タ
ーボミル、ハンマーミル等を用いて１００〜３００メツ
シユの粉状に粉砕する。この粉末状物はこのままの状態
で使用することができるが、その吸着特性を向上させる
ために、５００〜６００℃の雰囲気中で２０〜３０分間
焼成し、付着水を完全に除去し、活性化させたものを用
いるとより効果的である。
ーボミル、ハンマーミル等を用いて１００〜３００メツ
シユの粉状に粉砕する。この粉末状物はこのままの状態
で使用することができるが、その吸着特性を向上させる
ために、５００〜６００℃の雰囲気中で２０〜３０分間
焼成し、付着水を完全に除去し、活性化させたものを用
いるとより効果的である。
又、本発明によるシートの脱臭特性を複合強化するため
に、セビオライト混合物に化学消臭剤（例えば、大田積
比製の有機酸をベースとした複合物）の溶液を表面に吹
付け、又は、含浸によってセビオライト混合物に含ませ
ることができる。
に、セビオライト混合物に化学消臭剤（例えば、大田積
比製の有機酸をベースとした複合物）の溶液を表面に吹
付け、又は、含浸によってセビオライト混合物に含ませ
ることができる。
さらに、本発明によるシートは、消臭剤及び芳香物質の
担持材料として優れた性質を有しているので、芳香剤を
表面に後加工することにより長期間の有効性を保持する
ことが出来る。
担持材料として優れた性質を有しているので、芳香剤を
表面に後加工することにより長期間の有効性を保持する
ことが出来る。
尚、前述のシート１、不織布３及び吸湿性シート４の材
質は、−例を示したものであり、前述と同様の特性を有
する材質であれば、他の材質のシート及び不織布を用い
ることができることは述べるまでもないことである。
質は、−例を示したものであり、前述と同様の特性を有
する材質であれば、他の材質のシート及び不織布を用い
ることができることは述べるまでもないことである。
ｇ１発明の効果
本発明による消臭・吸湿マットは、以上のように構成さ
れているため、次のような種々の効果を得ることができ
る。
れているため、次のような種々の効果を得ることができ
る。
（１）、 シート上に、消臭及び吸湿効果の極めて高
いセビオライトの粉末と１ヒ学消臭剤とからなる混合物
が塗布されているため、セビオライト自体の有する消臭
及び吸湿効果に加え、化学消臭剤の消臭効果により、極
めて高効率の消臭及び吸湿が可能となる。
いセビオライトの粉末と１ヒ学消臭剤とからなる混合物
が塗布されているため、セビオライト自体の有する消臭
及び吸湿効果に加え、化学消臭剤の消臭効果により、極
めて高効率の消臭及び吸湿が可能となる。
（２）、 さらに、全体形状が薄いシート状に構成さ
れているため、例えば、病人の寝具のシートとして用い
ると、吸湿及び消臭効果によって、病人の発生する湿気
及び臭気を効果的に除去することができ、病人の体のま
わりを常に低湿度の快適な状態に保つことができ、病人
自身も快適な療養生活を送ることができる。
れているため、例えば、病人の寝具のシートとして用い
ると、吸湿及び消臭効果によって、病人の発生する湿気
及び臭気を効果的に除去することができ、病人の体のま
わりを常に低湿度の快適な状態に保つことができ、病人
自身も快適な療養生活を送ることができる。
（３）、又、前述の効果により、長期療養の病人に起り
がちな床ずれ等の弊害を効果的に予防することができる
。
がちな床ずれ等の弊害を効果的に予防することができる
。
第１図及び第２図は、本発明による消臭・吸湿マットを
示すための拡大断面図及び要部のｉ゛１視図である。 １はシート、２は混合物、３は不織布、４は吸湿性シー
トである。 特許出願人 朝日石絽工業株式会社 代理人 曽 我 道 間第１図 第２図
示すための拡大断面図及び要部のｉ゛１視図である。 １はシート、２は混合物、３は不織布、４は吸湿性シー
トである。 特許出願人 朝日石絽工業株式会社 代理人 曽 我 道 間第１図 第２図
Claims (4)
- （１）、シート上に接着剤によって設けられたセピオラ
イト粉末と化学消臭剤とからなる混合物と、前記混合物
の上面に設けられた不織布と、前記シートの少なくとも
裏面に設けられた吸湿性シートとを備え、前記混合物が
前記シート上に薄く形成されていることを特徴とする消
臭・吸湿マット。 - （２）、前記不織布は、吸湿及び柔軟性を有するポリエ
ステルからなることを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載の消臭・吸湿マット。 - （３）、前記シートは、ポリエステルよりなることを特
徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項記載の消臭・
吸湿マット。 - （４）、前記吸湿性シートは、ＰＶＡシートからなるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第３項の何れ
かに記載の消臭・吸湿マット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62076111A JPS63242261A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 消臭・吸湿マツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62076111A JPS63242261A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 消臭・吸湿マツト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63242261A true JPS63242261A (ja) | 1988-10-07 |
Family
ID=13595782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62076111A Pending JPS63242261A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 消臭・吸湿マツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63242261A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0389015A3 (en) * | 1989-03-20 | 1991-08-28 | The Procter & Gamble Company | Absorbent structures with odor control material |
| EP0389023A3 (en) * | 1989-03-20 | 1991-09-11 | The Procter & Gamble Company | Absorbent structures with odor control material |
| US5306487A (en) * | 1990-02-12 | 1994-04-26 | Nancy Karapasha | High capacity odor controlling compositions |
| US5407442A (en) * | 1990-02-12 | 1995-04-18 | Karapasha; Nancy | Carbon-containing odor controlling compositions |
| USH1579H (en) * | 1990-02-12 | 1996-08-06 | Furio; Diane L. | Odor-controlling compositions and articles |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP62076111A patent/JPS63242261A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0389015A3 (en) * | 1989-03-20 | 1991-08-28 | The Procter & Gamble Company | Absorbent structures with odor control material |
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| US5407442A (en) * | 1990-02-12 | 1995-04-18 | Karapasha; Nancy | Carbon-containing odor controlling compositions |
| USH1579H (en) * | 1990-02-12 | 1996-08-06 | Furio; Diane L. | Odor-controlling compositions and articles |
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