JP3042494U - エアバッグモデュールドア - Google Patents

エアバッグモデュールドア

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JP3042494U JP1997002819U JP281997U JP3042494U JP 3042494 U JP3042494 U JP 3042494U JP 1997002819 U JP1997002819 U JP 1997002819U JP 281997 U JP281997 U JP 281997U JP 3042494 U JP3042494 U JP 3042494U
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ジェイ.レイベンバーグ マイケル
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ジェイ.グリーン デビッド
アール.デイビス テリー
エル.シャレット ジェフリー
エス.ガンズ ラッセル
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗物の内部装備の開口部内に配置され且つ乗
物内のユニットに取り付けられる改良型のエアバッグモ
デュールを提供する。 【解決手段】 一つ以上の可撓性を有する脚部によりエ
アバッグモデュールユニットへ連結される。可撓性を有
する脚部により連結されたエアバッグモデュールドアは
乗物の内部装備の開口部内に望ましく配置される。エア
バッグモデュールユニットはひとたび配置されると乗物
に剛性的に取り付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、概して、衝突の際に座席に座っている乗員の動きを拘束するのに乗 物で用いられる膨張可能な受動拘束システムに関し、特にエアバッグモデュール に関する。
【0002】
【従来の技術】
操作者が介在する必要なく非展開状態から展開状態へ自動的に作動する安全拘 束システム、すなわち『受動拘束システム』、特に膨張可能なバック、すなわち 袋またはクッションを有する拘束システムの価値は全体的に評価を得てきた。
【0003】 乗物が衝突時のような突然の減速度を受けたときにガスにより膨張されるクッ ションまたはバック、例えば『エアバッグ』を用いて乗物の乗員を保護すること が知られている。乗物の膨張可能な拘束システムは概して多数の衝撃センサを有 する。これら衝撃センサは概して当該乗物のフレームおよび/またはボディの周 辺に配置されたり取り付けられたりし、乗物が突然受ける減速度を感知する機能 を果たす。乗物の搭乗室内に計画的に配置された膨張可能なバックモデュール/ 組立体へ一つ以上の衝撃センサが信号を送り、エアバッグを展開する。
【0004】 通常、上記拘束システムにおけるエアバッグは、必要とする空間を最小限に抑 えるために、折り畳まれた膨張されていない状態で収納される。エアバッグシス テムが作動するとガスがインフレータから放出されてエアバッグを素早く膨張す る。展開中に素早く放出されてエアバッグを充填する典型的なガスは例えば窒素 のような不活性ガスである。
【0005】 概して上記拘束システムでは数ミリ秒でエアバッグを膨張するため、エアバッ グは衝突が進むにしたがって乗物の乗員の動きを拘束する機能をする。
【0006】 膨張可能な拘束システムは一つ以上のエアバッグを乗物内の一つ以上の収納室 に収納した自動車に対して考案されてきた。概して乗物の運転手を保護するため に設けられるエアバッグ、すなわち運転手側エアバッグは、インフレータと、エ アバッグ自体と、ハウジングと、ドア/カバーまたは或る形態の閉鎖パネル部材 と、乗物のハンドルに取り付けられた取付け手段とを有するモデュール内に収納 される。一方、通常、前部座席の乗員を保護するエアバッグ、すなわち補助席側 エアバッグは乗物のインストルメントパネル/ダッシュボードに設けられたモデ ュール内に収納される。いずれの場合にも、上記装備のドア/カバーは共通して 標準状態において組立体を閉鎖する面部分を有する。ドア/カバーは、システム の作動およびエアバッグの初期展開の際に邪魔にならないように、例えば『開く 』ように動いてエアバッグが展開される際に通る開口部を形成する。
【0007】 上記閉鎖パネル部材またはドアは、閉鎖具の美的外観を改善し且つ拘束システ ムがいじられるのを避けるために、ドアの下にエアバッグと該エアバッグが展開 するための開口部とがあるという可視的な印象を最小限に抑え、例えば取付けお よび仕上げを改善するように設計されるのが一般的である。
【0008】 概して、各々が特定の製造許容差に関連して寸法を決められて成形された数個 の組立部品を有する製品のデザインは、非常に重大となる許容差の積み重ねを受 ける。この許容差の積み重ねは、エアバッグモデュールの閉鎖具に関して乗物の 内部装備の取付けや仕上げに有害な影響を与える。さらに、大きな許容差の積み 重ねにより排除しなければならない部品が増加するため、製造コストが増大する 。したがって従来の技術の閉鎖パネル部材のデザインでは、デザインを変更し、 および/または特別な工具および/または処理を使用することにより許容差の積 み重ねを小さくしようとしてきた。しかしながら、このような努力は費用および /または時間がかかるという問題に直面する。
【0009】 したがって閉鎖パネルのデザインでは、許容差の積み重ね、およびその積み重 ねに関連しまたはその積み重ねから生じる問題を最小限にし、および/または避 けることが望ましい。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の全体的な目的は改良したエアバッグモデュールドアを提供することに あり、これによりエアバッグモデュールドアが乗物の内部装備の開口部内に配置 され、そのエアバッグモデュールドアが乗物内のユニットへ取り付けられる。
【0011】 本考案の特定の目的は、上述の一つ以上の問題を克服することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案の全体的な目的は、エアバッグモデュールユニット用のエアバッグモデ ュールドアであって、乗物の内部装備構造に設けられたエアバッグ展開用開口部 を閉鎖する面部分を具備し、エアバッグは前記開口部を通って展開可能であり、 前記面部分は上面と、下面と、これら上面と下面との間の周囲面とを有し、第一 端部において前記面部分に連結され且つ第二端部において前記エアバッグモデュ ールユニットの対応する取付け部分に連結可能な少なくとも一つの可撓性を有す る第一脚部を具備し、該第一脚部は前記エアバッグモデュールユニットが前記乗 物に取り付けられたときに前記面部分が前記エアバッグ展開用開口部に配置され ることを可能にし、前記エアバッグモデュールドアの下に位置する前記内部装備 構造の一部により支持された前記周囲面の少なくとも一部を有しており、前記エ アバッグモデュールドアが前記エアバッグ展開用開口部に対して所定位置に取り 付けられたときに前記可撓性を有する第一脚部が引っ張られてエアバッグモデュ ールドアの前記周囲面の支持された部分が下側の前記内部装備構造の支持部分に 対して押圧されるエアバッグモデュールドアによって少なくとも部分的に達成さ れる。
【0013】 したがって本考案は乗物内部への取付けと仕上げを改善したエアバッグモデュ ールドアを提供する。本考案のエアバッグモデュールドアでは内部装備構造、例 えば乗物のインストルメントパネルの適合部分への取付けの調整が容易となる。
【0014】 概して、従来技術のエアバッグモデュールドアおよびその取付けでは、夫々、 乗物の装備とのかなりの非整合および/または不適合が生じ、乗物内部における エアバッグモデュールドアの適合および仕上げに関する問題が生じる。さらにデ ザインの変更および/または特別な工具および/または処理を通じての対応する 許容差の積み重ねの問題に対する従来技術の試みは、費用がかさみおよび/また は時間がかかるという問題に直面する。
【0015】 本考案はリアクション容器を含むエアバッグモデュールユニットのためのエア バッグモデュールドアに関する。このエアバッグモデュールドアは乗物のインス トルメントパネルのエアバッグ展開用開口部を閉鎖する面部分を具備する。該面 部分は上面と、下面と、これら上面と下面との間の周囲面とを有すると共に、該 周囲面は互いに反対側に位置する少なくとも二つの長手側部を有する。
【0016】 前記エアバッグモデュールドアは前記互いに反対側に位置する長手側部の第一 長手側部に隣接して前記面部分の前記下面に一体的に設けられる少なくとも一つ の可撓性を有する第一脚部をさらに具備する。該可撓性を有する第一脚部は前記 エアバッグモデュールユニットが前記乗物に剛性的に取り付けられると前記面部 分をエアバッグ展開用開口部に配置することを可能にする。前記可撓性を有する 第一脚部は前記リアクション容器の対応して適合する雌型摺動嵌合コネクタと止 め具なしで摺動嵌合する雄型摺動嵌合コネクタを前記第一脚部の端部に有する。
【0017】 また、前記エアバッグモデュールドアは前記互いに反対側に位置する長手側部 の第二長手側部に隣接して前記面部分の前記下面に一体的に設けられる少なくと も一つの第二可撓性脚部を具備する。該可撓性を有する第二脚部は前記エアバッ グモデュールユニットが乗物に剛性的に取り付けられると前記面部分を前記エア バッグ展開用開口部に配置することをさらに可能にする。前記可撓性を有する第 二脚部は前記リアクション容器の対応して適合する雌型スナップ式コネクタとス ナップ嵌合する雄型スナップ式コネクタを前記第二脚部に有しており、前記雄型 スナップ式コネクタはエアバッグが前記エアバッグ展開用開口部から展開して前 記面部分が少なくとも前記可撓性を有する第一脚部の周りで旋回して蝶番のよう に開くと、膨張するエアバッグの影響で前記雌型スナップ式コネクタから外れ、 前記エアバッグモデュールドアの下に位置する前記インストルメントパネルの適 合面部分により支持される前記周囲面の少なくとも一部を有しており、前記エア バッグモデュールドアが前記エアバッグ展開用開口部に対して所定位置に取り付 けられたときに前記可撓性を有する第一脚部が引っ張られてエアバッグモデュー ルドアの前記周囲面の支持された部分が下側の前記内部装備構造の支持部分に対 して押圧される。
【0018】 本明細書で用いる構造に『一体的に設けられる』または『一体的に設ける』と いう用語は、特定の部品を特定の部品または事前に製造された部品に前もってま たは後で連結しまたは取り付けるのとは異なり、特定の部品を特定の構造と共に およびその一部として形成することを意味する。
【0019】 さらに『浮動可能に連結される』という用語は、特定の方向へ曲がったり延び たり縮んだりして、例えばインストルメントパネルのインターフェースのような 内部装備構造に対して適合することが可能であることを意味する。
【0020】 他の目的および利点は、実用新案登録請求の範囲および図面に関する後述の詳 細な説明から当業者には明らかである。
【0021】 図示した部品は、作図のし易さと本考案の詳細な様々な特徴を理解し易さを考 慮して簡単にしてあり、縮尺は必ずしも一定ではない。
【0022】
【考案の実施の形態】
本考案は以下で詳述するように改良型のエアバッグモデュールドアを提供する ものであり、このエアバッグモデュールドアは車両の内部装備構造の開口部内に 配置され、また、エアバッグモデュールドアは車両内のエアバッグモデュールユ ニットに取り付けられる。
【0023】 以下では、特にバンやピックアップトラックや特別な車両を含む自動車のため の補助席側のエアバッグモデュール組立体について本考案を説明するが、本考案 は、運転手側の組立体を含む自動車のための他のタイプまたは種類のエアバッグ モデュール組立体においても応用可能であるだけでなく、例えば航空機を含む他 のタイプの乗物にも応用可能である。また自動車について考えてみると、補助席 側のエアバッグモデュール組立体と運転手側のエアバッグモデュール組立体との 間に通常は物理的な違いがあり、この違いは、運転手側のエアバッグモデュール 組立体で用いられるエアバッグよりも補助席側のエアバッグのほうが概して大き いという典型的な違いを含むため、本考案は補助席側のエアバッグモデュール組 立体における特別な初期の実用性を有することは明らかである。
【0024】 図1、2、3a、3bには、車両10と該車両10に取り付けるエアバッグモ デュールユニット(以下、ユニット)12とを示した。図示したように、ユニッ ト12は例えばインストルメントパネル14のような車両10の内部装備構造に 設けられ、前部補助席の乗員(図示せず)に面する。
【0025】 ユニット12は、エアバッグモデュールドア(以下、ドア)16と、上方側壁 22、下方側壁24(ここでの『上方』および『下方』という用語は、車両内に 配置されたユニットの通常の位置を参照)および取付けブラケット25を有する リアクション容器20と、インフレータ26と、エアバッグ30とを有する。ま た、ユニット12はデフューザ/エアバッグ保持手段32を有し、このデフュー ザ/エアバッグ保持手段32はエアバッグが展開する際にエアバッグをユニット に保持するのに役立ち、且つインフレータ26から発生した膨張ガスのエアバッ グ30への発散をも補助する。
【0026】 また、車両10は、車両横断梁部材34と、該車両横断梁部材34の周りに連 結、例えば接着または溶接されるモデュール取付けブラケット(以下、取付けブ ラケット)36とを有する。取付けブラケット36の使用については以下で詳述 する。
【0027】 ドア16は上面42と下面44と周囲面46とを有する面部分40を有する。 面部分40は、互いに反対側に位置する第一長手側部50および第二長手側部5 2と、互いに反対側に位置する第一横手側部54および第二横手側部56とを有 する略長方形状である。面部分40は、エアバッグ30が展開する際に通るイン ストルメントパネル14の開口部60を閉鎖する。
【0028】 ドア16は、可撓性を有する第一脚部62と可撓性を有する第二脚部64とを 有し、これら第一脚部62および第二脚部64は面部分40、特に下面44から 第一長手側部50と第二長手側部52それぞれに沿ってリアクション容器20へ 向かって延びる。第一脚部62および第二脚部64は、面部分40の全長近くに 渡って延び、第一脚部62および第二脚部64の各々は、面部分40の下面44 に連結される第一端部66と、ユニット12の対応の取付け部分72に連結可能 な第二端部70とを有する。また第一脚部62および第二脚部64の各々はこれ らの長手方向に沿ってジグザグ形状を有する。
【0029】 第一脚部62は、第一端部66と第二端部70との間に破断路73を有する。 破断路73は、例えば予め形成された破断路に沿って脚部に穴開けするか脚部の 厚さを薄くするかにより予め弱くなった領域になっている。本考案のドアの作動 上の上記破断路の用いられ方については以下で詳述する。
【0030】 図示した組立体では、第一脚部62および第二脚部64の各第二端部70は、 リアクション容器20の上方側壁22および下方側壁24にそれぞれ連結されて 示してある。各第二端部70は、雄型摺動嵌合コネクタ取付け部分(以下、雄型 取付け部分)74を有し、これら雄型取付け部分74は、下方側壁24の端部7 7と上方側壁22の端部78とにそれぞれ形成された対応する雌型摺動嵌合コネ クタ取付け部分(以下、雌型取付け部分)76に摺動して嵌合する。
【0031】 周囲面46は、上方段部80と下方段部82とを形成する段形状を有し、上方 段部80と下方段部82との間に中間面84を形成している。インストルメント パネル14も開口部60の周りに段形状を有しており、外側面86と、内側面8 7と、これらの間の変移面88とを有する。ドア16の段形状は、開口部60周 りのインストルメントパネル14の段形状と一致するため、中間面84はインス トルメントパネル14により形成される下側の支持部分90により支持される( 図3a参照)。
【0032】 第一脚部62および第二脚部64によりドア16がリアクション容器20に浮 動可能に連結されるため、ユニット12が車両10に剛性的に取り付けられるま えに上記浮動可能に連結されたドア16を開口部60を覆って所望のように配置 することが可能である。すなわち浮動可能に連結されたドア16は、所定位置に 剛性的に取り付けられるまえに開口部60周りで長手方向、横方向および/また は鉛直方向へ所望のように且つ適切に配置されることが可能である。この説明に おいて、『長手方向の動き』とは長手側部に対し共軸線上のドアの面部分の動き (例えば、ドア16にとって長手側部50および52と共軸線上の動き)とし、 『横方向の動き』とは横手側部に対し共軸線上のドアの面部分の動き(例えば、 ドア16にとって横手側部54および56と共軸線上の動き)とし、『鉛直方向 の動き』とはドアの面部分を含む平面に対し垂直な平面に沿った方向の動きとす る。ユニット12はひとたび配置されると車両10に剛性的に取り付けられる。
【0033】 特に図3aを参照すると、上記剛性的な取付けは、取付けブラケット36に設 けられた開口部92と、リアクション容器20の取付けブラケット25に設けら れた開口部93とにボルト91のような取付け具を通して、ボルト91をナット 94で締めることによってなされる。ユニット12を車両10へ剛性的に取り付 ける際に、第一脚部62および第二脚部64が引っ張られ、ドア16がエアバッ グ展開用の開口部60に対して少なくとも二つの選択した方向において所定位置 に固定される。
【0034】 図3bは、エアバッグ30が展開する間、ユニット12が車両10に取り付け られているところを示している。膨張するエアバッグ30’によりドア16に及 ぼされる力によって、第一脚部62は破断路73に沿って破断または破壊され、 すなわち分離され、破断されずに延びる第二脚部64の周りでドア16が蝶番の ように開く。このようにドア16が開いて膨張するエアバッグ30’が開口部6 0を通って展開し、特定の位置にいる乗員をクッションにより望ましく保護する 。
【0035】 ドアを開くための他の手段または技術を許容し且つ助けるように本考案のドア を適当に設計することが可能であることは明らかである。
【0036】 例えば、図4aおよび図4bは、エアバッグモデュールユニット(以下、ユニ ット)412がインストルメントパネル414に配置された車両410を示す。 ユニット412は、図1、図2、図3aおよび図3bを参照して説明したものと 同様に、モデュールドア(以下、ドア)416と、リアクション容器420と、 インフレータ426と、エアバッグ430等を有する。しかしながら、ドア41 6は本考案の選択可能な実施形態にしたがう。本実施形態では可撓性を有する脚 部462および464の両方が破断路473を有する。したがって膨張するエア バッグ430’によりドア416に及ぼされる力により、可撓性を有する脚部4 62および464の両方はそれぞれ破断路473に沿って破断または破壊される 。また第一脚部462および第二脚部464の各々はこれらの長手方向に沿って ジグザグ形状を有する。
【0037】 しかしながら、ドア416は、ナイロンまたはポリエステルのような弾性材料 の帯からなる綱495のような抑制手段によりユニット412に保持されており 、抑制手段は、モデュールドア416とリアクション容器420との間に延在し 、従来の技術によりそこに連結される。図示した実施形態では、綱495の第一 端部495aはボルト496によりリアクション容器420に連結され、綱49 5の第二端部495bはドア416の面部分440の下面444に成形される。
【0038】 このようにドア416が開いて、膨張するエアバッグ430’が開口部460 を通って展開可能となり、特定の位置にいる乗員をクッションにより保護すると 共に、分離したドア416が乗員に望ましくなく接触することを防ぐように分離 したドアは車両410内に取り付けられている。
【0039】 図5aおよび図5bは、車両510がインストルメントパネル514に配置さ れるエアバッグモデュールユニット(以下、ユニット)512を有する本考案の 他の実施形態を示す。ユニット512は、図1、図2、図3aおよび図3bを参 照して説明したものと同様に、モデュールドア(以下、ドア)516と、リアク ション容器520と、インフレータ526と、エアバッグ530等を有する。し かしながら、ドア516は本考案の他の実施形態にしたがう。
【0040】 本実施形態では、ドア516は、脚部562の第二端部570に摺動嵌合コネ クタではなくて雄型スナップ式コネクタ574’を有し且つ破断路を備えていな いために、膨張するエアバッグ530’によりモデュールドア516に及ぼされ る力によりリアクション容器520から外れるようになっている。またそれに対 応して、リアクション容器520の側壁524の端部582に雌型スナップ式コ ネクタ576’が設けられる。
【0041】 概して摺動嵌合コネクタは対応する収容溝に長手方向へ挿入されるが、スナッ プ式コネクタは対応する収容溝に鉛直方向へ挿入される。したがってスナップ式 コネクタは鉛直方向へ挿入し易いように略丸くなっているか挿入方向へテーパに なっている。
【0042】 膨張するエアバッグ530’によりドア516に及ぼされる力により脚部56 2のリアクション容器520のスナップ式コネクタ576’とのスナップ嵌合が 外れて、ドア516が破断せずに延びる可撓性を有する脚部564の周りで蝶番 のように開くことが可能になる。このようにドア516が開いて、膨張するエア バッグ530’が開口部560を通って展開し、特定の位置にいる乗員を望まし くクッションにより保護する。また脚部562および564の各々はこれらの長 手方向に沿ってジグザグ形状を有する。
【0043】 所望により本考案のエアバッグモデュールユニットはリアクション容器から外 れるようなスナップ式コネクタを可撓性を有する各脚部に有してもよい。このタ イプでは分離したドアと乗員との望ましくない接触を防ぐために分離したドアを 車両内に取り付けておくのに上述のような綱を使用する。
【0044】 図6aおよび図6bは、車両610がインストルメントパネル614に配置さ れるエアバッグモデュールユニット(以下、ユニット)612を有する他の実施 形態を示す。ユニット612は、図1、図2、図3aおよび図3を参照して説明 したものと同様に、モデュールドア(以下、ドア)616、リアクション容器6 20、インフレータ626、エアバッグ630等を有する。しかしながら、この ドア616は本考案の他の実施形態にしたがう。
【0045】 本実施形態では、可撓性を有する脚部が破断路を有するではなく、ドア616 の面部分640が一つ以上の破断路697を有しており、この破断路697は膨 張するエアバッグ630’により閉鎖具に及ぼされる力により所定線に沿って破 断されるか、さもなければ開き、これによりエアバッグ解放ドア698および6 99を形成するようになっている。各エアバッグ解放ドア698および699は 、延在する可撓性を有する脚部664および662それぞれによってユニット6 12に連結されたままである。このように装備された車両による特別な衝突の際 に、膨張するエアバッグ630’はドア616がユニット612および車両61 0に取り付けられたままで開口部660を通って展開し、特定の位置にいる乗員 を望ましくクッションにより保護する。また脚部662および664の各々はこ れらの長手方向に沿ってジグザグ形状を有する。
【0046】 さらに本考案のモデュールドア、特に可撓性を有する脚部の幅、長さ、数を含 む事項の数字や、端部のコネクタの特定の形状および寸法を変えることも可能で ある。例えば、本考案のモデュールドアは、上記実施形態のようなモデュールド アの互いに反対側に位置する端部から延びる可撓性を有する一つの脚部ではなく て、面部分の選択した側部のそれぞれから延びる可撓性を有する二つ以上の脚部 を有することも可能である。概してモデュールドアのそれぞれの端部から延びる 可撓性を有する脚部の数は、システムのデザインにおいて可能な寸法調節量およ び程度により1から10またはそれ以上で変えることが可能である。
【0047】 概してモデュールドアが上述のような互いに反対側に位置する長手側部の全長 に渡って二つの可撓性を有する脚部を有することによりユニットを剛性的に車両 に連結するまえにエアバッグ展開用の開口部内におけるモデュールドアの鉛直方 向への効果的な調節を容易に行うことができる。他方、より狭い幅の浮動する可 撓性を有する脚部を使用することによりユニットが車両に剛性的に連結されるま えにエアバッグ展開用の開口部内におけるモデュールドアの横方向への調節を概 して可能にする。
【0048】 図7aおよび図7bは、本考案の選択可能な実施形態にしたがったエアバッグ モデュールドア(以下、ドア)716を示す。図1、図2、図3aおよび図3b で示したドア16と同様に、ドア716は上面742と、下面744と、周囲面 746とを有する面部分740を有し、面部分740は第一長手側部750およ び第二長手側部752それぞれと、第一横手側部754および第二横手側部75 6それぞれと等をさらに有する。
【0049】 しかしながら、ドア716は、ドアの各長手側部に単一の脚部が設けられてい るのではなく、ドア716が、第一側部750の二つの脚部762aおよび76 2bと、第二側部752の複数の脚部764a、764b、764c、764d 、764eおよび764fとを有する点で、ドア16とは異なる。また、これら 脚部はこれらの長手方向に沿ってジグザグ形状を有する。
【0050】 さらにドア716はエアバッグが展開する際に蝶番のように旋回して容易に開 くようになっている。すなわちエアバッグが展開する際に、脚部764a〜76 4fはリアクション容器に接続されたままであると共に、雄型スナップ式コネク タを有する脚部762aおよび762bはリアクション容器の対応する雌型スナ ップ式コネクタから外れる。
【0051】 図8a、図8b、図8cおよび図8dは、本考案にしたがった種々の実施形態 にしたがったエアバッグモデュールドアの可撓性を有する脚部を示す。可撓性を 有する各脚部800a〜800dは端部820a〜820dを有するボディ81 0a〜810dを有し、可撓性を有する各脚部800a〜800dは雄型取付け 部分830a〜830dを有し、この可撓性を有する脚部800a〜800dは 、例えば、対応するユニットのリアクション容器にある対応の雌型コネクタと摺 動嵌合によって連結可能である。図から明らかなように、上記雄型取付け部分は 、例えばダイヤモンド形状830a、長方形状830b、三角形状830c、お よび円形状830dを含む種々の形態をとる。
【0052】 上記好適実施形態では、可撓性を有する脚部はドアが鋳型成形または押出成形 中に形成されるに伴って鋳型成形または押出成形により面部分と一体的に形成さ れるように示してあるが、広い局面では本考案はこれに限定されない。したがっ て所望により可撓性を有する脚部を例えば摺動嵌合によるような選択可能な標準 的な取付け技術や、リベット、硫化、ボルト、鋳型成形等によってもドアへ連結 可能である。
【0053】 同様に、可撓性を有する脚部をユニットへ連結することに関しては、摺動嵌合 コネクタおよびスナップ式コネクタを参照して上述したが、所望により例えばリ ベットまたはボルトまたはネジのような止め具を使用するような従来の技術の他 の手段によっても達成される。
【0054】 本考案のモデュールドアは膨張可能な拘束システムで使用される例えば熱可塑 性ポリカーボネートまたはゴム、樹脂および複合材料を含むいかなる構造材料か らも形成される。
【0055】 本考案で用いられるモデュールドアの可撓性を有する脚部が浮動可能に連結さ れたドアを上述のような選択された少なくとも二つの方向へ移動させるのに概し て必要であるため、弾性特性を有する材料から可撓性を有する脚部を作製するの が好ましい。このような弾性材料としては、例えば天然ゴム、合成エラストマー 、またはプラスチック材料がある。このような弾性材料の特別なタイプとしては 、例えばニトリルゴム(NBR)、ブナNゴム(商品名)、ブタジエンスチレン コポリマーゴム(SBR)、シリコンゴム、ビニル、およびポリエステルがある 。
【0056】 本明細書に例として開示した本考案は、ここで特別開示していない要素、部品 、工程、構成要素、または材料がないときでも適切に実施できる。
【0057】 上述の詳細な説明は理解を明確にするためのものであり、当業者には本考案の 範囲内で変更が可能であることは明らかであるため、不必要な限定をするもので はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例にしたがったエアバッグモ
デュールドアを含む乗物の内部の簡単な部分斜視図であ
る。
【図2】エアバッグモデュールドアがリアクション容器
に連結されていると共に、エアバッグモデュールドアが
エアバッグモデュールユニットを乗物に取り付けるまえ
にエアバッグ展開開口部を覆って配置されているのを示
す、図1の乗物のインストルメントパネル内へのエアバ
ッグモデュールユニットの取付けの簡単な部分斜視断面
図である。
【図3】(a)はエアバッグの展開前の、(b)はエア
バッグの展開の際の、乗物に取り付けられた図1のエア
バッグモデュールユニットを示す、乗物のインストルメ
ントパネル内へのエアバッグモデュールユニットの取付
けの簡単な部分断面図である。
【図4】(a)はエアバッグモデュールドアが閉鎖され
ている時の、(b)はエアバッグモデュールドアが開か
れている時の、本考案の選択可能な実施形態にしたがっ
たエアバッグモデュールドアを有するエアバッグモデュ
ールユニットを示す、乗物のインストルメントパネル内
へのエアバッグモデュールユニットの取付けの簡単な部
分断面図である。
【図5】(a)はエアバッグモデュールドアが閉鎖され
ている時の、(b)はエアバッグモデュールドアが開か
れている時の、本考案の他の選択可能な実施形態にした
がったエアバッグモデュールドアを有するエアバッグモ
デュールユニットを示す、乗物のインストルメントパネ
ル内へのエアバッグモデュールユニットの取付けの簡単
な部分断面図である。
【図6】(a)はエアバッグモデュールドアが閉鎖され
ている時の、(b)はエアバッグモデュールドアが開か
れている時の、本考案のさらに他の選択可能な実施形態
にしたがったエアバッグモデュールドアを有するエアバ
ッグモデュールユニットを示す、乗物のインストルメン
トパネル内へのエアバッグモデュールユニットの取付け
の簡単な部分断面図である。
【図7】(a)は、本考案の一つの実施形態にしたがっ
たエアバッグモデュールドアの底部から見た斜視図であ
り、(b)は、角度をつけて見た斜視図である。
【図8】本考案にしたがったエアバッグモデュールドア
の可撓性脚部のうち、(a)はダイヤモンド形状の取付
け部分を有する可撓性を有する脚部の拡大部分正面図で
あり、(b)は長方形状の取付け部分を有する可撓性を
有する脚部の拡大部分正面図であり、(c)は三角形状
の取付け部分を有する可撓性を有する脚部の拡大部分正
面図であり、(d)は円形状の取付け部分を有する可撓
性を有する脚部の拡大部分正面図である。
【符号の説明】
10…車両 12…エアバッグモデュールユニット 14…インストルメントパネル 16…エアバッグモデュールドア 20…リアクション容器 25…取付けブラケット 26…インフレータ 30、30’…エアバッグ 32…デフューザ/エアバッグ保持手段 34…車両横断梁部材 36…モデュール取付けブラケット 60…開口部 62…可撓性を有する第一脚部 64…可撓性を有する第二脚部 72…取付け部分 73…破断路 74…雄型摺動嵌合コネクタ取付け部分 76…雌型摺動嵌合コネクタ取付け部分 90…下側の支持部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 デビッド ジェイ.グリーン アメリカ合衆国,ユタ 84302,ブリガム シティ,ノース 235 ウエスト 500 (72)考案者 テリー アール.デイビス アメリカ合衆国,ユタ 84040,レイトン, ノース 3104 イースト 2400 (72)考案者 ジェフリー エル.シャレット アメリカ合衆国,ミシガン 84307,ロチ ェスター ヒルズ,エセックス ドライブ 529 (72)考案者 ラッセル エス.ガンズ アメリカ合衆国,ミシガン 48185,ウエ ストランド,ランズダウン 613

Claims (15)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグモデュールユニット用のエア
    バッグモデュールドアであって、 乗物の内部装備構造に設けられたエアバッグ展開用開口
    部を閉鎖する面部分を具備し、エアバッグが前記開口部
    を通って展開可能であり、前記面部分が上面と、下面
    と、これら上面と下面との間の周囲面とを有し、 第一端部において前記面部分に連結され且つ第二端部に
    おいて前記エアバッグモデュールユニットの対応する取
    付け部分に連結可能な少なくとも一つの可撓性を有する
    第一脚部を具備し、該第一脚部は前記エアバッグモデュ
    ールユニットが前記乗物に取り付けられたときに前記面
    部分が前記エアバッグ展開用開口部に配置されることを
    可能にし、 前記エアバッグモデュールドアの下に位置する前記内部
    装備構造の一部により支持された前記周囲面の少なくと
    も一部を有しており、前記エアバッグモデュールドアが
    前記エアバッグ展開用開口部に対して所定位置に取り付
    けられたときに前記可撓性を有する第一脚部が引っ張ら
    れてエアバッグモデュールドアの前記周囲面の支持され
    た部分が下側の前記内部装備構造の支持部分に対して押
    圧されるエアバッグモデュールドア。
  2. 【請求項2】 前記可撓性を有する第一脚部が前記面部
    分に一体的に設けられた請求項1に記載のエアバッグモ
    デュールドア。
  3. 【請求項3】 前記エアバッグモデュールユニットは前
    記第一脚部の前記第二端部が連結可能な雌型摺動嵌合コ
    ネクタを具備する対応する取付け部分を具備するリアク
    ション容器を有しており、前記第二端部は前記リアクシ
    ョン容器の前記雌型摺動嵌合コネクタと止め具なしで摺
    動嵌合して適合する雄型摺動嵌合コネクタを具備する請
    求項1に記載のエアバッグモデュールドア。
  4. 【請求項4】 前記面部分は少なくとも一つのエアバッ
    グ解放ドアを形成するために前記エアバッグの膨張の影
    響で破断するのに適した破断路をさらに具備する請求項
    1に記載のエアバッグモデュールドア。
  5. 【請求項5】 前記周囲面が互いに反対側に位置する第
    一および第二長手側部を有すると共に、前記可撓性を有
    する第一脚部が前記第一長手側部に隣接して前記面部分
    の前記下面に連結されており、 第一端部において前記第二長手側部に隣接して前記面部
    分の前記下面に連結され且つ第二端部において前記エア
    バッグモデュールユニットの対応する取付け部分に連結
    可能な少なくとも一つの可撓性を有する第二脚部をさら
    に具備し、該可撓性を有する第二脚部は前記エアバッグ
    モデュールユニットが前記乗物に取り付けられると前記
    可撓性を有する第一脚部と協働して前記面部分が前記エ
    アバッグ展開用開口部に配置されることを可能にする請
    求項1に記載のエアバッグモデュールドア。
  6. 【請求項6】 前記第一脚部は前記第一端部と前記第二
    端部との間に少なくとも一つの破断路を有し、該破断路
    は前記エアバッグの膨張の影響で破断されるのに適して
    おり、これにより少なくとも前記第一長手側部は前記取
    付け部分から外れて前記エアバッグが前記開口部を通っ
    て展開することを可能にする請求項5に記載のエアバッ
    グモデュールドア。
  7. 【請求項7】 前記エアバッグモデュールユニットは前
    記第一脚部および前記第二脚部の前記第二端部が連結可
    能な対応する取付け部分を具備するリアクション容器を
    有し、前記第二脚部は前記第一端部と前記第二端部との
    間に少なくとも一つの破断路を有し、該破断路は前記エ
    アバッグの膨張の影響で破断されるのに適しており、こ
    れにより前記第二長手側部は外れて前記エアバッグが前
    記エアバッグ展開用開口部を通って展開することを可能
    にし、 前記エアバッグモデュールドアから前記リアクション容
    器へ延びる抑制手段を有し、該抑制手段は前記第一脚部
    および前記第二脚部の前記破断路が破断された後に前記
    エアバッグモデュールドアを前記リアクション容器に連
    結する請求項6に記載のエアバッグモデュールドア。
  8. 【請求項8】 前記第一長手側部に隣接して前記面部分
    の前記下面に連結される一つ以上の脚部を有する請求項
    5に記載のエアバッグモデュールドア。
  9. 【請求項9】 前記第二長手側部に隣接した脚部の数よ
    りも多い数の前記第一長手側部に隣接した脚部を有する
    請求項8に記載のエアバッグモデュールドア。
  10. 【請求項10】 前記エアバッグモデュールユニットは
    雌型摺動嵌合コネクタを各々具備する対応する取付け部
    分を具備するリアクション容器を有し、前記第一脚部は
    前記面部分に一体的に設けられると共に前記第一端部と
    前記第二端部との間に少なくとも一つの破断路を有し、
    該破断路が前記エアバッグの膨張の影響で破断されるの
    に適しており、これにより少なくとも前記第一長手側部
    は外れて前記エアバッグが前記エアバッグ展開用開口部
    を通って展開することを可能にし、前記第一脚部の前記
    第二端部は前記リアクション容器の対応する雌型摺動嵌
    合コネクタと止め具なしで摺動嵌合して適合する雄型摺
    動嵌合コネクタを具備する請求項5に記載のエアバッグ
    モデュールドア。
  11. 【請求項11】 前記第二脚部は前記面部分と一体的に
    設けられると共に前記第一端部と前記第二端部との間に
    少なくとも一つの破断路を有し、該破断路は前記エアバ
    ッグの膨張の影響で破断されるのに適しており、これに
    より前記第二長手側部もまた外れて前記エアバッグが前
    記開口部を通って展開することが可能となり、前記第二
    脚部の前記第二端部は前記リアクション容器の対応して
    適合する雌型摺動嵌合コネクタと止め具なしで摺動嵌合
    する雄型摺動嵌合コネクタを具備する請求項10に記載
    のエアバッグモデュールドア。
  12. 【請求項12】 リアクション容器を有するエアバッグ
    モデュールユニットのためのエアバッグモデュールドア
    であって、 乗物のインストルメントパネルのエアバッグ展開用開口
    部を閉鎖する面部分を具備しており、該面部分は上面
    と、下面と、これら上面と下面との間の周囲面とを有す
    ると共に、該周囲面は互いに反対側に位置する少なくと
    も二つの長手側部を有し、 前記互いに反対側に位置する長手側部の第一長手側部に
    隣接して前記面部分の前記下面に一体的に設けられる少
    なくとも一つの可撓性を有する第一脚部を具備してお
    り、該可撓性を有する第一脚部は前記エアバッグモデュ
    ールユニットが前記乗物に剛性的に取り付けられると前
    記面部分を前記エアバッグ展開用開口部に配置すること
    を可能にし、前記可撓性を有する第一脚部は前記リアク
    ション容器の対応して適合する雌型摺動嵌合コネクタと
    止め具なしで摺動嵌合する雄型摺動嵌合コネクタを前記
    第一脚部の端部に有しており、 前記互いに反対側に位置する長手側部の第二長手側部に
    隣接して前記面部分の前記下面に一体的に設けられる少
    なくとも一つの可撓性を有する第二脚部を具備してお
    り、該可撓性を有する第二脚部は前記エアバッグモデュ
    ールユニットが前記乗物に剛性的に取り付けられると前
    記面部分を前記エアバッグ展開用開口部に配置すること
    をさらに可能にし、前記可撓性を有する第二脚部は前記
    リアクション容器の対応して適合する雌型スナップ式コ
    ネクタとスナップ嵌合する雄型スナップ式コネクタを前
    記第二脚部の端部に有しており、該雄型スナップ式コネ
    クタはエアバッグが前記エアバッグ展開用開口部から展
    開して前記面部分が少なくとも前記可撓性を有する第一
    脚部の周りで旋回して蝶番のように開くと、膨張するエ
    アバッグの影響で前記雌型スナップ式コネクタから外
    れ、 前記エアバッグモデュールドアの下に位置する前記イン
    ストルメントパネルの適合する面部分により支持される
    前記周囲面の少なくとも一部を有しており、前記エアバ
    ッグモデュールドアが前記エアバッグ展開用開口部に対
    して所定位置に取り付けられたときに前記可撓性を有す
    る第一脚部が引っ張られてエアバッグモデュールドアの
    前記周囲面の支持された部分が下側の前記内部装備構造
    の支持部分に対して押圧されるエアバッグモデュールド
    ア。
  13. 【請求項13】 前記第一長手側部に隣接して前記面部
    分の前記下面に連結された一つ以上の脚部を有する請求
    項12に記載のエアバッグモデュールドア。
  14. 【請求項14】 前記第二長手側部に隣接する脚部の数
    よりも多い数の前記第一長手側部に隣接する脚部を有す
    る請求項13に記載のエアバッグモデュールドア。
  15. 【請求項15】 前記周囲面が互いに反対側に位置する
    第一および第二長手側部を有すると共に、前記可撓性を
    有する第一脚部が前記第一長手側部に隣接して前記面部
    分の前記下面に連結されており、 第一端部において前記第二長手側部に隣接して前記面部
    分の前記下面に連結され且つ第二端部において前記エア
    バッグモデュールユニットの対応する取付け部分に連結
    可能な少なくとも一つの可撓性を有する第二脚部をさら
    に具備し、これら可撓性を有する第一および第二脚部の
    各々が、これらの長手方向に沿ってジグザグの形状を有
    しており、これにより前記可撓性を有する第一脚部が該
    可撓性を有する第一脚部に隣接した前記周囲面の部分を
    引っ張って下側の内部装備構造の対応する支持部分に押
    しつけると共に、前記可撓性を有する第二脚部が該可撓
    性を有する第二脚部に隣接した前記周囲面の部分を引っ
    張って内部装備構造の対応する支持部分に押しつける請
    求項1または12に記載のエアバッグモデュールドア。
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