JP3041173B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3041173B2
JP3041173B2 JP5270000A JP27000093A JP3041173B2 JP 3041173 B2 JP3041173 B2 JP 3041173B2 JP 5270000 A JP5270000 A JP 5270000A JP 27000093 A JP27000093 A JP 27000093A JP 3041173 B2 JP3041173 B2 JP 3041173B2
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健一郎 脇
幸雄 永瀬
啓之 鈴木
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
    • G03G15/0921Details concerning the magnetic brush roller structure, e.g. magnet configuration

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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法あるいは静
電記録法などにより形成された静電潜像を現像する現像
装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真感光体などの像担持体上
に形成された潜像を現像するに際し、各種2成分現像剤
が使用されていた。特に非磁性トナーと磁性キャリアを
有する2成分現像剤は、磁気ブラシ現像方式などにてコ
ンパクトかつ効果的な現像を可能とする。磁気現像とし
ては、磁性トナーを用いた1成分現像剤が用いられる
が、1成分現像剤は、黒色の磁性体を含有するために所
望の色を得ることが困難であり、そのためカラー画像の
形成には上記2成分現像剤を用いる方式の方が優れてい
る。
【0003】図22を参照して、従来の2成分現像装置
の一例について説明する。
【0004】像担持体である感光ドラム103の表面上
に形成された潜像が現像器101と対向する。現像器1
01の現像容器136内には現像剤Dが収容されてお
り、この現像剤Dは非磁性の現像スリーブ122内の固
定マグネット123の磁力によって、現像スリーブ12
2上に担持される。現像剤Dは現像スリーブ122の回
転により、キャリア返し126と規制ブレード124に
よって現像スリーブ122表面上にコートされ、感光ド
ラム103との対向部(現像部)に搬送される。現像剤
Dは8μmの非磁性トナーと50μmの磁性キャリアか
らなり、現像部では固定マグネット123の磁力により
穂立ちし、図示しない電源から現像スリーブ122に印
加された交流バイアスによって感光ドラム103の潜像
がトナーにより現像される。現像部を通り過ぎた現像剤
は再び現像容器136に取り込まれ、スクリュー161
によって撹拌搬送される。
【0005】以上のような2成分現像剤を用いた磁気ブ
ラシ現像方式は現像に寄与する現像剤を十分に現像する
ことができるので高画像濃度を得ることができるが、現
像極位置において磁気ブラシの穂が粗であるため、特に
ハイライト、ハーフトーン濃度領域においてガサツキの
ある画像となることが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ハイライト、ハーフト
ーン濃度領域におけるガサツキを少なくするための方法
として、現像領域の磁気ブラシを緻密にした2成分現像
方式が考えられる。また、全濃度領域において高濃度の
最終画像を得るための方法として、磁性キャリアの粒径
を小さくして、T/(T+C)比を向上させる2成分現
像方式(粒径を小さくすることにより、また、磁気ブラ
シ密度もアップ傾向がある)が考えられる。
【0007】また、穂を密にするために最も効果的な方
法は、現像極位置における磁場中で、磁性キャリアの単
位体積当りの磁化の大きさ(emu/cm3 )を小さく
する方法であることが知られているが、この場合、磁性
キャリアが現像剤支持手段上に拘束される力が弱まり、
キャリア引きが生じやすくなる。尚、キャリアの粒径を
小さくした場合も、キャリア1個当りの磁化の大きさ
(emu/個)が小さくなり、キャリア引きが生じやす
くなる。穂を緻密にした場合には、逆に磁気ブラシの下
層部のトナーが現像に寄与できなくなり、画像濃度が低
下するといった問題点も生じる。
【0008】従って、本発明の目的は、磁性キャリアの
単位体積当りの磁化の大きさを小さくすることにより、
ハイライト、ハーフトーン濃度領域におけるガサツキを
解消するとともに、これに伴う弊害をもあわせて解消す
ることのできる2成分現像装置を備えた画像形成装置を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
潜像を担持する像担持体と、トナー及びキャリアを含む
2成分現像剤を搬送する現像剤支持手段と、該現像剤支
持手段の内部に設けられた磁界発生手段とを有し、前記
像担持体と前記現像剤支持手段との対向部で、前記2成
分現像剤により前記像担持体上の潜像を現像する画像形
成装置において、前記現像剤支持手段及び前記像担持体
の作動時に、前記キャリアが前記像担持体に接触する全
領域にて、磁界の強さの絶対値の、前記現像剤支持手段
の接線方向への増加率を、磁界の強さの絶対値の、前記
現像剤支持手段の法線方向への増加率の50%以上とす
ることを特徴とする画像形成装置である。
【0010】好ましくは、前記キャリアが前記像担持体
に接触する領域内に、前記現像剤支持手段の面に垂直な
方向の磁場の強さのピーク位置が含まれる。
【0011】
【0012】前記像担持体の内部に、現像磁極と同極の
磁界発生手段を、前記現像剤支持手段と前記像担持体と
の最近接部に位置する現像磁極の対向部より、5〜10
°、前記現像剤支持手段の回転方向上流側に固定配置す
ることが好ましい。
【0013】また、好ましくは、前記像担持体上に形成
された潜像はドット潜像である。
【0014】前記ドット潜像は画像濃度値に対応して1
画素当りの光源の発光時間を変調して形成することが好
ましい。
【0015】また、磁界の強さ1000ガウスにおける
磁化の大きさが150emu/cm3 以下の磁性キャリ
アを用いることが好ましい。
【0016】好ましくは、前記像担持体上の潜像を現像
するときに、交流バイアスを重畳した直流バイアスを印
加する。
【0017】前記像担持体と前記現像剤支持手段との対
向部の現像領域における、磁界の強さの絶対値が、現像
剤の搬送方向に対し、現像領域前半で前記現像剤支持手
段の接線方向に弱まり、かつ前記現像領域後半で強まる
ことが好ましい。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置の実施例を
図面に則して更に詳しく説明する。
【0019】実施例1 図1ないし図16を参照して本発明による画像形成装置
の第1の実施例について説明する。
【0020】図2に代表的な電子写真方式のカラープリ
ンタを示す。このプリンタは、矢印方向に回転する像担
持体としての感光ドラム3を備え、該感光ドラム3の周
囲には、帯電器4、現像器1M、1C、1Y、1BKを
備えた回転現像装置1、転写用放電器10、クリーニン
グ手段12及び感光ドラム3の図面上方に配設しレーザ
ービームスキャナなどからなる画像形成手段が配設され
る。
【0021】カラープリンタ全体のシーケンスについ
て、フルカラーモードの場合を例として簡単に説明する
と、まず、感光ドラム3は帯電器4によって均等に帯電
される。次に、原稿(図示せず)の、マゼンタ画像信号
により変調されたレーザ光Eにより感光ドラム3上に潜
像が形成され、その後、予め現像位置に定置されたマゼ
ンタ現像器1Mによって潜像の現像が行われる。
【0022】一方、給紙ガイド5a、給紙ローラー6、
給紙ガイド5bを経由して進行した転写材は、所定タイ
ミングに同期してグリッパ7により保持され、当接用ロ
ーラー8とその対向極によって静電的に転写ドラム9に
巻き付けられる。転写ドラム9は、感光ドラム3と同期
して図示矢印方向に回転しており、マゼンタ現像器1M
で現像された顕画像は、転写部において転写帯電器10
によって転写材に転写される。転写ドラム9はそのま
ま、回転を継続し、次の色(図2においてはシアン)の
転写に備える。
【0023】一方、感光ドラム3は、帯電器11により
除電され、クリーニング手段12によってクリーニング
され、再び帯電器4によって帯電され、次のシアン画像
信号によって上記のような露光を受ける。この間に現像
装置1は回転して、シアン現像器1Cが所定の現像位置
に定置されていて所定のシアン現像を行う。
【0024】続いて、以上のような工程をそれぞれイエ
ロー及びブラックに対して行い、4色分の転写が終了す
ると、転写材上の4色顕像は各帯電器13、14により
除電され、前記グリッパ7を解除するとともに、分離爪
15によって転写ドラム9より分離され、搬送ベルト1
6によって定着器(熱圧ローラー定着器)17に送ら
れ、一連のフルカラープリントシーケンスが終了し、所
定のフルカラープリント画像が形成される。
【0025】なお、露光手段を形成する上記レーザービ
ームスキャナは、図3に示すように、半導体レーザー部
102、高速回転するポリゴンミラー105、f−θレ
ンズ106から成っており、該半導体レーザー部102
は、画像読み取り装置の電子計算機などによって演算出
力される時系列のデジタル画像信号の入力を受けて、そ
の信号に対応してPWM変調されたレーザービームを発
振し、感光ドラム3面を露光する。
【0026】図3を参照して、更に詳しく説明すると、
光源部であるレーザー光源としての固体レーザー素子1
02は、レーザー光を発生するための発光信号を送る発
光信号発生器であるレーザードライバー500に接続さ
れ、該レーザードライバーの発光信号に応じて明滅す
る。固体レーザー素子102から放射されたレーザー光
束はコリメーターレンズ系103にて略平行光とされ
る。該コリメーターレンズ系103は、後述する焦点調
整手段104によりレーザー光の光軸方向である矢印A
方向に所定量だけ移動可能となっている。
【0027】ポリゴンミラー、即ち、回転多面鏡105
は、矢印B方向に一定速度で回転することにより、コリ
メーターレンズ系103から放出された平行光を反射し
て所定方向の矢印C方向に走査する。回転多面鏡105
の前方に設けたf−θレンズ群106(106a、10
6b、106c)は、該多面鏡105により偏向された
レーザー光束を被走査面、即ち感光ドラム3上の所定位
置に結像するとともにその走査速度を被走査面上におい
て等速とする。
【0028】レーザー光束Lは反射鏡107を介して検
出手段としてのCCD(固体撮像素子)108上に導か
れ、かつ被走査面としての感光ドラム3上に走査され
る。CCD108は矢印C方向に多数個の光検出距離を
感光ドラム3面と光源部に対して光学的にほぼ等価な位
置に配列して構成されている。また、CCD108はレ
ーザードライバー500及び焦点調整手段104を制御
する制御部100に接続してある。
【0029】また、画像処理部111が上記レーザード
ライバー500及び制御部100に接続されている。
【0030】以上の構成において、所望の画像を形成す
る場合、先ず画像処理部111から制御部100に画像
出力信号Pを入力するとともに、レーザードライバー5
00に画像信号Sを入力し、所定タイミングで固体レー
ザー素子102を明滅させる。
【0031】固体レーザー素子102から放射されたレ
ーザー光はコリメーターレンズ系103により略平行光
に変換され、更に、矢印B方向に回転する回転多面鏡1
05により矢印C方向に走査されるとともにf−θレン
ズ群106により感光ドラム3上にスポット状に結像さ
れる。そして、このようなレーザー光束Lの走査により
感光ドラム3表面には画像一走査分の露光分布が形成さ
れ、更に、各走査毎に感光ドラム3を所定量回転して該
ドラム3上に画像信号Sに応じた露光分布を有する潜像
を形成し、周知の電子写真プロセスにより転写材上に顕
画像として記録する。
【0032】上記画像出力信号Pは画像信号Sより先だ
って画像処理部111より出力され、画像信号Sの出力
が終了した後に出力が終了する。また制御部100は画
像処理部111から画像出力信号Pが入力されている間
動作を停止している。その為、画像形成動作中は画素の
大きさ、コントラストを一定に保つことができる。
【0033】次に、レーザー光束Lの焦点位置調整手段
104の動作について説明する。
【0034】先ず、制御部100より作動信号をレーザ
ードライバー500に入力し、該レーザードライバー5
00から、図4(a)に示すような一定間隔でオン、オ
フする矩形波を所定期間発生させ、固体レーザー素子1
02をこの信号に応じて明滅させる。固体レーザー素子
102からのレーザー光は、上記したように走査される
とともに、反射鏡107により反射され、感光ドラム3
と光学的に等価な位置に配設したCCD108上に投
影、走査される。
【0035】制御部100は、CCD108上をレーザ
ー光束Lが走査する前にCCD108各画像の蓄積電荷
をリセットし、1ラインのスポット走査によりCCD1
08の各画素に電荷が蓄積された後にこの電荷を電気信
号として読み出す。
【0036】固体レーザー素子102からレーザー光を
明滅して1回走査すると、CCD108は感光ドラム3
と光学的等価な位置にあるので、CCD108面上の露
光分布は、レーザー光束Lのスポット径に応じた強弱の
分布形状を示す。従って、CCD108の各画素の出力
は図4(b)に示すような分布になり、その信号を制御
部100に送出する。制御部100においては、CCD
108の出力の最大値をθmax 、最小値をθmin とし
て、コントラストVを V = (θmax −θmin )/(θmax +θmin ) ・・・・・ (1) の式により、算出、測定する。
【0037】この場合、走査方向のスポット径が小さく
なるほどコントラストVは大きくなるので、予め設定し
た値V0 と(1)の式により算出したVとを比較してV
が所定値V0 と等しくない場合には、制御部100から
焦点調整手段104へ駆動信号を送出してコリメータ系
103を矢印A方向へ所定量移動させる。そして、該コ
リメータレンズ系103を移動させた位置でそれぞれ上
記コントラストVを測定し、この値とV0 が等しくなる
位置でコリメータレンズ系103を固定すれば、光学系
0 の焦点ズレを補正してレーザー光束Lの走査スポッ
ト系を最小にすることができる。
【0038】図5はパルス幅変調回路の一例を示す回路
ブロック図、図6はパルス幅変調回路の動作を示すタイ
ミングチャートである。図5において、401は8ビッ
トのデジタル画像信号をラッチするTTLラッチ回路、
402はTTL論理レベルを高速ECL論理レベルに変
換するレベル変換器、403はECL論理レベルをアナ
ログ信号に変換するD/Aコンバーターである。404
はPWM信号を発生するECLコンパレーター、405
はECL論理レベルをTTL論理レベルに変換するレベ
ル変換器、406はクロック信号2fを発振するクロッ
ク発振器、407はクロック信号2fに同期して略理想
的三角波信号を発生する三角波発生器、408はクロッ
ク信号2fを1/2分周して画像クロック信号fを作成
している1/2分周期である。これによりクロック信号
2fは画像クロック信号fの2倍の周期を有しているこ
ととなる。尚、回路を高速動作させるために、随所にE
CL論理回路を配している。
【0039】かかる構成からなる回路動作を、図6のタ
イミングチャートを参照して説明する。信号aはクロッ
ク信号2f、信号bは画像クロック信号fを示してお
り、図示のごとく画像信号と関係付けてある。また、三
角波発生器407内部においても、三角波信号のデュー
ティ比を50%に保つため、クロック信号2fを一旦1
/2分周してから三角波信号cを発生させている。更
に、この三角波信号cはECLレベル(0〜−1V)に
変換されて三角波信号dになる。
【0040】一方、画像信号は00h(白)〜FFh
(黒)まで例えば256階調レベルで変化する。尚、記
号”h”16進数表示を示している。そして画像信号e
はいくつかの画像信号値についてそれらをD/A変換し
たECL電圧レベルを示している。例えば、第1画素は
最高濃度画素レベルのFFh、第2画素は中間調レベル
の80h、第3画素は中間調レベルの40h、第4画素
は中間調レベルの20hの各電圧を示している。コンパ
レーター404は三角波信号dと画像信号eを比較する
ことにより、形成すべき画素濃度に応じたパルス幅(時
間長)T、t2 、t3 、t4 等のPWM信号を発生す
る。低濃度画素に対応するパルス幅程狭くなる。そして
このPWM信号は、OV又は5VのTTLレベルに変換
されてPWM信号fになりレーザードライバ回路500
に入力される。
【0041】尚、図5の回路においてラッチ回路401
の前段部には図示しないルックアップテーブルが設けら
れている。このルックアップテーブルは画像データのγ
補正した結果のデータが格納されたメモリーで、1画素
8ビットの画像信号をアドレスデータとしてメモリーを
アクセスし、所望のγ補正されたデータの画像信号を出
力せしめる。通常は1画素中特定の1つのγ補正テーブ
ルを1画面中で切り替え使用することができる。つま
り、ビームによるライン走査毎に、例えば3種類のテー
ブルを順次繰り返し使用し、副走査方向のγ補正をライ
ン毎に変化させ階調補正することができる構成となって
いる。
【0042】また、ルックアップテーブルは、各色、例
えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のト
ナー固有の濃度に影響されないように、トナーの濃度が
低い場合には、所謂、たったγテーブルが設定され、濃
度が高い場合にはその逆の特性のγテーブルが設定され
ていて、各形成毎に設けられているが、斯かるルックア
ップテーブルの前段には各色トナーの色のにごりを補正
するために非線形式マスキング回路、例えば2次色マス
キング回路を設けることができる。
【0043】上述のPWM方式によると、1画素毎にド
ットの面積階調を行い、記録すべき画素密度を低下させ
ることなく同時に中間調を表現できることに特徴があ
る。
【0044】以下に本発明の特徴部分について実施例に
即して更に説明する。尚、以下に示す図7は図2の裏側
から見た図である。図7は、図2で示したレーザービー
ムプリンターに使用される回転式現像装置1の一つの現
像器付近の拡大図であり、現像器は感光ドラム1に対向
した現像位置に配置されている。
【0045】現像装置1は例えば、感光体、誘電体など
の潜像担持体3上に電子写真法、静電記録法などによっ
て形成された潜像を現像するものであって、これは現像
容器22、現像剤支持手段としての現像スリーブ23、
現像剤層規制部材としてのブレード24などを含んで構
成される。即ち、現像容器22の潜像担持体3に近接す
る位置には開口部が形成されており、この開口部に上記
現像スリーブ23が回転可能に設けられており、該現像
スリーブ23の上方に上記ブレード24が所定間隔をお
いて取付けられている。
【0046】なお、上記現像スリーブ23は非磁性体材
料で構成され、現像動作時には図示矢印方向に回転す
る。現像スリーブ23の内部には磁界発生手段である磁
石25が固定されており、磁石25は現像スリーブ23
から感光ドラム23に現像剤を付与して潜像を現像する
現像位置近傍に磁界を形成して現像剤の磁気ブラシを形
成する現像磁極N2と現像剤80を搬送する磁極S1、
S2、N1、N3とを有する。
【0047】また、ブレード24はアルミニウム(A
l)、SUS316等の非磁極性材料にて構成され、こ
れは前述のごとく現像スリーブ23の表面との間に所定
の隙間を設けて取付けられ、この隙間は現像スリーブ2
3上を現像部へと搬送される現像剤80の量、具体的に
は現像スリーブ23上の現像剤80の厚さを規制する。
従って、本実施例においては、ブレード24の先端部と
現像スリーブ23の表面との間を非磁性トナーと硬強磁
性粒子の双方を有する現像剤が通過して現像部へと送ら
れる。
【0048】ブレード24によって規制された現像剤8
0は現像位置において感光ドラム2に接触するような厚
みである。現像剤80は後述するが非磁性トナー81と
軟強磁性粒子(キャリア)82とからなる2成分現像剤
である。この現像剤80はN2極の現像部へと搬送さ
れ、現像スリーブ23に保持されたまま搬送磁極S2へ
と搬送され、N3極まで搬送されると、N3極とN1極
とにより形成される反発磁界により、N3極に滞留した
現像剤は図面に示さない現像剤剥離手段により、攪拌搬
送スクリュウ20の位置まで掻き落とされる。充分に攪
拌され均一になった現像剤は、図面に示さない現像剤供
給手段によって、再び現像スリーブ23の近傍に運ば
れ、磁石25のN1極に磁気的に吸引される。
【0049】次に、本発明における現像剤について説明
する。本発明に好適に使用される現像剤80は、非磁性
トナー81と軟強磁性粒子(キャリア)82とからなる
2成分現像剤である。
【0050】本発明に於いてトナーは着色樹脂粒子(結
着樹脂、着色材、必要に応じてその他添加剤を含む)そ
のもの、及びコロイダルシリカ微粉末のごとき外添剤が
外添されている着色粒子を含有している。本実施例にお
いては負帯電性のポリエステル系樹脂で体積平均粒径が
8μmのトナーを用いている。
【0051】本発明に適用される磁性粒子としては、例
えば、表面酸化または未酸化の鉄、ニッケル、コバル
ト、マンガン、クロム、希土類などの金属、及びそれら
の合金または酸化物フェライトなどが使用され、これら
磁性粒子の製造法は、とくに制限されない。また上記磁
性粒子82として重量平均粒径が20〜100μm、好
ましくは30〜70μmで、抵抗値が107Ωcm以
上、好ましくは108Ωcm以上のものを用いた。本実
施例では図8に示す様な磁気特性を示す軟強磁性(ソフ
トフェライト)キャリアを用いた。
【0052】なお、本実施例においては、負帯電性のト
ナーを用い、暗電位を−700V、明電位を−200V
とし、現像スリーブ23を交番電圧(周波数2000H
z、Vpp2000Vの交番電圧に直流電圧−550V
を重畳した)を印加し反転現像を行った。即ち、コント
ラスト電圧が350V、カブリとり電圧が150Vとな
る。
【0053】像担持体としての感光ドラム3の外径はφ
80mm、現像スリーブ23の外径はφ32mm、現像
スリーブ23と規制ブレード24との間隔を500μ
m、感光ドラム3の周速を160mm/s、現像スリー
ブ23の周速を280mm/sとした。
【0054】以上において、体積平均粒径は100μm
のアパーチャーを使用し、コールターカウンターTA−
IIを使用して測定した。
【0055】即ち、測定装置としてはコールターカウン
ターTA−II型(コールター社製)を用い、個数平均
分布、体積平均分布を出力するインターフェース(日科
機製)及びCX−iパーソナルコンピュータ(キャノン
製)を接続し、電解液は1級塩化ナトリウムを用いて1
%NaCl水溶液を調整する。
【0056】測定方法としては上記電解水溶液100〜
150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくはア
ルキルベンゼンスルホン酸塩を0.1ml加え、更に測
定資料を0.5〜50mg加える。試料を懸濁した電解
液は超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行い、上記
コールターカウンターTA−II型により、アパーチャ
ーとして100μmアパーチャーを用いて2〜40μm
の粒子の粒度分布を測定して体積平均分布を求める。こ
れら求めた体積平均分布より、体積平均粒径を得る。
【0057】なお、磁性粒子の抵抗値の測定は測定電極
面積4cm、電極間間隔0.4cmのサンドイッチタイ
プのセルを用い、片方の電極に1kg重量の加圧下で、
両電極間の印加電圧E(V/cm)を印加して、回路に
流れた電流から磁性粒子の抵抗値を得るといった方法を
とっている。
【0058】また、磁性粒子の磁化の測定は、理研電子
株式会社の直流磁化B−H特性自動記録装置BHH−5
0により、最大10000エルステッドの磁場中に置か
れた磁性粒子の磁化を測定し、記録紙に描かれた磁気特
性に基づいて求めた。
【0059】ところで、前述のように、ハイライト、ハ
ーフトーン濃度領域におけるガサツキをなくすために現
像スリーブ上の磁気ブラシ密度を高めることが有効であ
ることが知られている。ドット潜像を現像する場合、ア
ナログ潜像に比べて潜像がシャープである反面、局所的
な潜像となるために、磁気ブラシの穂に対応したムラ
(ガサツキ)がより発生し易くなる。よって、ドット潜
像を現像する際にはより磁気ブラシの穂が密であること
が望まれる。現像スリーブ上の磁気ブラシ密度を変化さ
せる方法としては、磁性キャリアの磁気特性を変化させ
るものがある。具体的には現像磁極の磁場により磁化さ
れる、磁化キャリアの磁化の大きさを小さくする方法で
ある。これはキャリアとして、ソフトフェライトを用い
た場合、透磁率を小さくすることに相当する。図8に現
像磁極位置の磁場中で、磁性キャリアの単位体積当たり
の磁化の大きさ(以下σd(emu/cm3 )と称す。
dは現像極の磁界の大きさを表わす)を変えたときの、
現像スリーブ上の磁気ブラシ密度(スリーブ上のもらし
量一定)を示す。dとしては、目安として1000ガウ
スを考え、以後磁化の大きさとしてσ1000で評価する。
図8より明らかなように、σ1000の値を小さくするにつ
れ、磁気ブラシは緻密になる。
【0060】次に、この方法によって変化させた磁気ブ
ラシ密度と出力画像の画像性(ハイライト・ハーフトー
ンのガサツキ感)、及びキャリア付着の度合いの関係
を、通常の2成分現像方式による、主走査方向200d
pi、副走査方向400dpiの画像サンプルにて評価
した。それにより、次の表1に示すような結果を得た。
【0061】
【表1】
【0062】この方法によって磁気ブラシの穂を密にす
ると画像のガサツキ感は低減する。つまり表1を見る
と、単位体積当たりの磁化の大きさ、σ1000の値が小さ
くなる程、ガサツキのない良好な画像が得られることが
わかる。ところが、一方で、σdの値を小さくすること
により、現像極位置においてキャリアがスリーブ上に拘
束される力が弱まることになり、主として非画像部及
び、ハイライト部にキャリアが付着する。表1による
と、σ1000が140(emu/cm3)で若干のキャリ
ア付着が生じ、150(emu/cm3)以下で多量の
キャリア付着が生じていることがわかる。
【0063】キャリア付着は、磁性キャリアに働く磁気
力が、静電気力よりも小さい場合、感光ドラム側に引き
付けられることにより発生する現象である。磁性キャリ
アには、マグネットローラーによる磁界により、現像ス
リーブ側に引きつける方向の磁気力ベクトルFbが働く
とともに、現像バイアスにより、感光ドラム側に引きつ
けられる方向の静電気力ベクトルFe[(Vppの、キ
ャリアが感光ドラム側に引きつけられる方向のピーク分
の電圧)+(カブリとり電圧)]が働く。キャリアに働
く磁気力Fbはキャリアの磁化をm(emu/cm
3 )、キャリア1個の体積をV(cm3 )、マグネット
ローラーによる磁界をB(ガウス)とすると、キャリア
1個に働く磁気力ベクトルFb(dyn/個)は、 ベクトルFb=−∇(ベクトルmV・ベクトルB)・・・・・CGS単位系 と表わせる。キャリアの磁化の向きは外部磁場の方向
(磁力線の方向)に沿う、即ち、ベクトルm//ベクト
ルBであるから、同じ帯電量のキャリアでも、同じ大き
さの磁場中で磁化ベクトルmが小さいことにより、磁気
力が小さくなり、キャリア付着し易くなる。
【0064】前述したようなソフトフェライトキャリア
の場合、図9に示す磁化の強さと外部磁場との関係を示
すグラフを見ても明らかなように、外部磁場が1000
ガウス付近で磁化の強さが飽和している。従って、この
ような磁性キャリア1個が、1000ガウス付近、或い
はそれ以上大きな磁場中に存在しているとき、磁気力ベ
クトルFbは、スリーブに垂直な方向に働く力(ベクト
ルFr)と平行な方向に働く力(ベクトルFθ)に分割
して考えることができ、rをスリーブ面からの垂直方向
に発散する方向の距離(cm)とすると、キャリア1個
当たりに、スリーブ面に垂直な方向に働く磁気力は、 ベクトルFr(dyn/個)=−d/dr(ベクトルmV・ベクトルB) =−Vd/dr(|ベクトルm||ベクトルB|) =−V|ベクトルm|d/dr|ベクトルB| ・・・CGS単位系 となり、|ベクトルm|をgradiant(勾配)の前に出す
ことができる。この力の大きさは、磁場の強さの絶対値
の、スリーブ面に垂直な方向の勾配に比例しており、力
の方向は現像ローラーの中心に向かう方向である。同様
にして接線方向に働く磁気力は、θを現像剤の搬送方向
(スリーブの回転方向)を正として、 ベクトルFθ(dyn/個)=1/rd/dθ(ベクトルmV・ベクトルB) =V/rd/dθ(|ベクトルm||ベクトルB|) =V/r|ベクトルm|d/dθ|ベクトルB| ・・・CGS系 と表わすことができ、この力の大きさは、磁場の強さの
絶対値の、スリーブ面に平行な方向(接線方向)の勾配
に比例している。
【0065】従って、同じ帯電量のキャリアを用いて、
ベクトルFθの大きさが、ベクトルFr或いはベクトル
Feの大きさに比べて小さいとき、現像スリーブ、感光
ドラム作動時(回転時)における接触NIP(ニップ:
キャリアが感光ドラムに接触している領域)内でキャリ
ア付着が開始するのは |ベクトルFe|>|ベクトルFr| となったときである。
【0066】接触NIPは、感光ドラムに両面テープを
張り付けて、両面テープから500μmのギャップで現
像スリーブを対向させ、感光ドラムを静止させたまま、
現像スリーブを280mm/sで3秒間回転させたとき
にテープに付着した現像剤から測定する。よって、この
とき、現像スリーブ、感光ドラム作動時における、接触
NIP内(キャリアがドラムに当接している領域)全般
に於いて、ベクトルFrの大きさが同じで、ベクトルF
rと同等、或いはそれ以上の大きさのベクトルFθが、
現像剤の搬送方向に働けば(現像剤搬送方向と逆方向の
力が働けば、現像剤は現像領域前半に滞留する)、σ
1000の大きさを下げたキャリアを用いても、上記の現像
バイアス構成で、キャリア付着を回避することができ
る。
【0067】そこで、本発明を実現する構成は、感光ド
ラムと現像ローラーの最近接部である、現像領域の接触
NIPにおいて、磁界の強さの絶対値が、現像スリーブ
の接線方向(現像剤搬送方向)に強まる構成、即ち、磁
性キャリアを現像スリーブ面に垂直な方向に引きつける
磁気的な力を保ったまま、現像スリーブの回転方向(現
像剤の搬送方向)接線方向に働く磁気的な力を大きくす
る構成となっている。
【0068】具体的には、図1に示すように、感光ドラ
ム3の内部に、現像磁極と同極のマグネット31を現像
スリーブ23と感光ドラム3との最近接部に位置する現
像主極マグネット231の対向部(最近接部)より、5
〜10°感光ドラムの回転方向上流側に固定配置してい
る。(図1は説明のための略図であり、現像ローラーと
感光ドラムの断面図である)。
【0069】上記構成をしたときの磁力線分布は図10
に示す通りとなる。尚、図11は比較のための従来の構
成における磁力線分布である。
【0070】図を見ても明らかなように、現像スリーブ
23と感光ドラム3との最近接部に於いて、感光ドラム
3内にマグネットを入れた場合と入れない場合とで磁力
線分布が異なっている。上記のように感光ドラム3内に
マグネット31を入れた場合には磁力線が歪み、現像ス
リーブ、感光ドラム作動時において、キャリアがドラム
に接触する領域(接触NIP)が狭くなる。
【0071】図12は、上記のような配置をした時の、
現像ローラーの回転軸と感光ドラムの回転軸を結ぶ直線
上における、現像磁極マグネット231の中心からの、
現像磁極マグネット231単体、感光ドラム内部のマグ
ネット31単体、そしてこれら2つのマグネット相互の
磁場の強さを表したもの(それぞれ、グラフ、、
)である。磁場の強さベクトルBはベクトル量であ
り、スリーブ面に垂直な方向の磁場の強さベクトルBr
とスリーブ回転方向の磁場の強さベクトルBθとに分割
して取り扱うことができるが、図12の磁場の場合はベ
クトルBθの値が0であるので、以上のような取り扱い
ができる。現像磁極のマグネット単体のとき、現像スリ
ーブ表面での磁場の強さは1400ガウスであり、感光
ドラム内部のマグネット単体のとき、感光ドラム表面で
の磁場の強さは−300ガウスである。0ガウスは、感
光ドラム表面から感光ドラム内部に2.2mmの位置で
ある。現像領域に於いて、感光ドラム近傍の磁場の強さ
の絶対値は1000ガウス或いは少なくとも700ガウ
ス以上のとき、キャリアの磁化はほぼ飽和しており、F
rの大きさは磁場の絶対値のスリーブ面に垂直な方向へ
の勾配に比例している。磁場の強さの絶対値が少なくと
も700ガウス以上であるために本実施例の構成におい
ては、接触NIP内に現像スリーブ面に垂直な方向の磁
場の強さのピーク位置を含んでいる。
【0072】ここで、上記磁場の強さBr、Bθの測定
方法の一例を図13、図14に示す。
【0073】図13は、現像スリーブ23表面上位置に
おける、法線方向の磁束密度Brの測定方法を説明する
ためのもので、ベル社のガウスメーターモデル640を
用いて測定した。図中現像スリーブ23は水平に固定さ
れ、現像スリーブ内の磁石ローラー25は回転自在に取
付けられている。アクシャルプローブ51が現像スリー
ブ23とはごく微小の間隔を保って、かつ現像スリーブ
23の中心とこのプローブ51の中心がほぼ同一水平面
にあるようにして水平に固定され、ガウスメーター50
と接続され、現像スリーブ23表面上における磁束密度
を測定するものである。現像スリーブ23と磁石ローラ
ー25はほぼ同心円であり、現像スリーブ23と磁石ロ
ーラー25間の間隔はどこも等しいと考えてよい。従っ
て、磁石ローラー25を回転させることにより、現像ス
リーブ23上の位置における法線方向の磁束密度Brを
周方向すべてに対して測定することができる。
【0074】図14は、現像スリーブ23表面上におけ
る接線方向の磁束密度Bθの測定方法を説明するための
もので、図15の場合と同様に、現像スリーブ23は水
平に固定され、現像スリーブ23内の磁石ローラー25
は回転自在に取付けられている。アクシャルプローブ5
1が現像スリーブ23とはごく微小の間隔を保って、か
つ現像スリーブ23の中心とこのプローブ51の測定中
心がほぼ水平になるようにして鉛直に固定され、ガウス
メーター50と接続され、現像スリーブ表面における接
線方向の磁束密度を測定するものである。図13におい
て説明したと同様に、本例においても磁石ローラー25
を矢印方向に回転させることにより、現像スリーブ表面
上における接線方向の磁束密度Bθを周方向すべてに対
して測定することができる。
【0075】以上のように測定したBr、Bθを用い
て、 |B|=√(Br2 +Bθ2 ) が求まり、そのスリーブ面に垂直な方向への勾配が|ベ
クトルFr|に比例していることになる。また同様にし
て、スリーブ面に平行な方向の勾配をとれば、それが|
ベクトルFθ|に比例していることになる。
【0076】図15は、上記のような配置をした時の、
磁場の強さの絶対値の、スリーブ面に垂直な方向への勾
配、即ち、増加率(ベクトルFrに比例した大きさであ
る)を表している。図16は、磁場の強さの絶対値の、
現像剤の搬送方向、即ちスリーブの回転方向への勾配、
即ち、増加率(ベクトルFθに比例した大きさである)
を表している。図15、図16ともに横軸を現像スリー
ブの角度としており、回転方向は図の矢印方向、0度の
位置が現像スリーブと感光ドラムの最近接位置である。
縦軸は磁場の強さの絶対値の、それぞれ、現像スリーブ
面に垂直な方向(現像スリーブの中心に向かう向きを
正)、現像スリーブの回転方向(現像剤の搬送方向に働
く力を正、現像剤の搬送方向と逆方向に働く力を負)へ
の勾配であり、単位は任意(a.u.)である。接触N
IPは0度を中心に約±1.5°であり、この領域にお
いてベクトルFrの大きさがほぼ同じで、ベクトルFr
の大きさと同等、或いは少なくとも|ベクトルFr|の
大きさの50%以上のベクトルFθが、現像剤の搬送方
向に働けば、σ1000の大きさを下げたキャリアを用いて
も、上記の現像バイアス構成でキャリア付着を回避する
ことができる。
【0077】また、図16のように、ベクトルFθの大
きさが、現像スリーブと感光ドラムの対向部で、現像剤
の搬送方向に対し、現像領域の前半部(磁気ブラシは接
触していない領域)で、現像スリーブの接線方向に弱ま
り(現像剤の搬送方向と逆側の方向に力が働く)、現像
スリーブと感光ドラムの対向部から現像領域後半にかけ
ては、逆に現像剤搬送方向に強まる(現像剤搬送方向に
力が働く)構成をとることにより、現像スリーブの回転
により現像領域まで運ばれた磁気ブラシは、歪められた
磁力線に沿って、その形状を保ちながら、現像領域下流
側に飛翔する。その結果、現像領域において、磁気ブラ
シが動的状態で緻密になり、ガサツキが解消し、また、
トナーがパウダークラウド状態になり、磁気ブラシの下
層部のトナーも使われることになり、画像濃度の向上も
可能になる。
【0078】本実施例では、σ1000:60(emu/c
3 )、体積平均粒径30μmのキャリアを用いてい
る。現像スリーブには図示しない電源から交流バイアス
が印加され、本実施例ではVpp:2000V、Fr
q.2000Hzが印加されている。一般に2成分現像
法においては、交流バイアスを印加すると現像効率が増
し、画像は高品位になる。本実施例においてもこの交流
バイアスを印加することによって、更に穂のムラが目立
たなくなった。ところが、この現像バイアス方式はキャ
リア付着し易い方向である。本実施例のような構成にす
ることで、上記バイアス方式で、磁性キャリアとして、
σ1000が150(emu/cm3 )以下のキャリアを用
いても、キャリア付着を低減することができ、現像磁気
ブラシ密度を向上させたまま、ハイライトのガサツキが
なく、また画像濃度の向上を実現することができる。
【0079】実施例2 本実施例においては、現像装置における磁界発生手段と
してのマグネットのN2極、S2極の強さとそれらの配
置、及び感光ドラム内にマグネットを入れていない点に
おいて第1実施例と異なっている。
【0080】図17に示すように、本実施例の現像器
1’は、現像剤の搬送経路、撹拌等は第1実施例の現像
ローラーと同様であるが、N2極は、現像スリーブ23
と感光ドラム3’との最近接位置から現像スリーブ23
の回転方向上流側7°の位置に配置され、S2極は、現
像スリーブ23と感光ドラム3’との最近接位置から、
現像スリーブの回転方向下流側12°の位置に配置され
る。そして、N2極の現像スリーブ面に垂直な方向の磁
界の強さのピークの値の大きさを700ガウスとし、S
2極の現像スリーブ面に垂直な磁界の強さのピークの値
の大きさを1500ガウスとしている。
【0081】また、2成分現像剤が感光ドラムに当接し
ている接触NIPは、現像スリーブ23と、感光ドラム
3’との最近接位置から、現像スリーブ23の回転方向
上、下流側7°の領域であり、磁場の強さの絶対値を少
なくとも700ガウス以上にするために、本実施例の構
成においても、接触NIP内に現像スリーブ面に垂直な
方向の磁場の強さのピーク値が含まれている。これによ
り、接触NIP内において、磁界の強さが現像剤の搬送
方向に強まる構成となっている。
【0082】以上のような構成により、2成分現像剤が
感光ドラムに当接している領域である接触NIP内全域
において、磁界の強さの絶対値の現像スリーブの周方向
(2成分現像剤の搬送方向)への増加率を正とすること
ができ、キャリア付着を抑制することができる。
【0083】実施例3 第1実施例においては、2成分現像剤のキャリアとして
図9のような磁気特性を示す軟強磁性キャリアを用いた
が、本実施例においては図18のようなヒステリシス特
性を示す硬強磁性キャリアを使用し、この硬強磁性キャ
リアが保磁力Hc及び残留磁化ρrを有することを特徴
としている。
【0084】硬強磁性キャリアは残留磁化ρrを有する
ため外部磁化が弱まった状態(現像スリーブから離れた
状態)においてもある程度の磁化を持つためキャリア−
キャリア間の引き合う力、あるいはキャリアの現像磁極
に引きつけられる力が強くなり、軟強磁性キャリアに比
べてキャリア付着に対して有利となる。
【0085】本実施例においては、潜像形成方法及び装
置構成については第1実施例と同様とし、現像剤のキャ
リアのみを変更した。
【0086】このような硬強磁性キャリアを用いて、磁
気力が1000ガウスの場合における磁化の値と磁気ブ
ラシの穂の密度の関係を調べた。用いた現像剤のキャリ
アとしては保磁力Hcは全て約2000(Oe)のもの
を用い、1000ガウスの磁気力における磁化の値σ
1000(emu/cm3 )及び残留磁化ρrが違うキャリ
アを用いた。図19を見てもわかるようにσ1000の値と
穂の密度の関係は、軟強磁性キャリアの場合と同様に、
σ1000の値を小さくするにつれ、磁気ブラシは密にな
る。この方法によって変化させた磁気ブラシの密度と出
力画像の画像性(ハイライト・ハーフトーンのガサツ
キ)及びキャリア付着の度合いの関係を、第1実施例と
同様の2成分非接触現像方式による、主操作方向200
dpi、副走査方向400dpiの画像サンプルにて評
価したものが次に示す表2である。
【0087】
【表2】
【0088】結果はほぼ第1実施例と同様であり、穂を
密にするほどガサツキのない良好な画像が得られるが、
σ1000の値が100(emu/cm3 )以下でキャリア
付着している。
【0089】以上の構成で、磁性キャリアとして硬強磁
性キャリアを用いた場合においても1000ガウスの磁
場中で単位面積当たりの磁化の大きさが150(emu
/cm3 )以下のものを用いて、現像磁極における磁気
ブラシ密度を保ったまま、ハイライトのガサツキが無
く、画像濃度をアップさせることができ、しかもキャリ
ア付着を低減した画像形成ができる。
【0090】実施例4 近年、感光体上に直接トナー像を重ね合わせカラー画像
を形成する、多重現像プロセスが提案され、検討されて
いる。本実施例はこのような多重現像プロセスを採用し
た画像形成装置に本発明を適用したことを特徴とする。
【0091】先ず図20を参照して、上記の多重現像プ
ロセスを採用した従来の画像形成装置について説明す
る。最初に帯電器54によって感光ドラム53上を均一
に帯電する。その後、感光ドラム53上から露光手段5
5によって潜像を書き込み、反転現像によってレーザー
56の照射された部分のみを現像する。このプロセス
を、マゼンタ、シアン、イエロー、(ブラック)の3色
または4色分繰り返し、感光ドラム53上においてトナ
ー像を重ね合わせ、カラー画像を形成する。そしてこの
トナー像を、転写手段57によって紙に一括転写し、感
光ドラム3上の残留電荷を前露光ランプ58によって取
り除く。その後、図に示さない定着器を通過させること
により、定着させカラー画像を得るわけである。
【0092】このような構成において、第1実施例の図
7に示される現像装置1を用い、磁気ブラシ密度を高め
るために1000ガウスの磁場中で、単位体積当たりの
磁化の大きさが150(emu/cm3 )以下のものを
用いた。本実施例においても、潜像形成法、装置構成、
及び現像剤は第1実施例と同様である。
【0093】以上の構成により、磁性キャリアとして、
σ1000の小さいキャリアを用いて、現像磁極における磁
気ブラシの密度を保ったまま、その結果、ハイライトの
ガサツキがなく、画像濃度をアップさせることができ、
しかもキャリア付着を低減した画像形成ができる。
【0094】実施例5 次に、図21を参照して、本発明による画像形成装置の
第5の実施例について説明する。
【0095】本実施例における画像形成装置はフルカラ
ーのレーザービームプリンタとされるが、前述の実施例
と異なり、色毎に専用の像担持体、即ち本実施例では感
光ドラム73Y(イエロー)、73M(マゼンタ)、7
3C(シアン)、73BK(ブラック)を具備し、その
周りにそれぞれ専用のレーザービームスキャナー70
Y、70M、70C、70BK、現像器71Y、71
M、71C、71BK、転写用放電器90Y、90M、
90C、90BK、クリーニング器92Y、92M、9
2C、92BKが配置されている。
【0096】転写材は給紙ガイド75aをとおり、給紙
ローラ76、給紙ガイド75bと順に搬送され、吸着用
帯電器91からコロナ放電を受け、搬送ベルト90aへ
確実に吸着する。
【0097】その後、各感光ドラムに形成された画像を
転写用放電器90Y、90M、90C、90BKにより
転写し、除電器93により搬送ベルト90aから除電さ
れ、定着器97によって定着されて、フルカラーの画像
が得られる。
【0098】本実施例においては、潜像形成方法、装置
構成、及び現像剤は第1実施例と同様であり、磁気ブラ
シ密度を高めるために、磁性キャリアとして、1000
ガウスの磁場中で、単位体積当りの磁化の大きさが15
0(emu/cm3 )以下のものを用いた。
【0099】以上の構成により、磁性キャリアとして、
σ1000の小さいキャリアを用いて、現像磁極における磁
気ブラシの密度を保ったまま、ハイライトのガサツキが
なく、画像濃度をアップさせることができ、しかもキャ
リア付着を低減した画像形成ができる。
【0100】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、潜像を担持する像担持体と、トナー及びキャリアを
含む2成分現像剤を搬送する現像剤支持手段と、現像剤
支持手段の内部に設けられた磁界発生手段とを有し、像
担持体と現像剤支持手段との対向部で、2成分現像剤に
より像担持体上の潜像を現像する画像形成装置におい
て、現像剤支持手段及び像担持体の作動時に、キャリア
が像担持体に接触する全領域にて、磁界の強さの絶対値
の、現像剤支持手段の接線方向への増加率を、磁界の強
さの絶対値の、現像剤支持手段の法線方向への増加率の
50%以上とする構成とされるので、ハイライト、ハー
フトーン濃度領域におけるガサツキを解消でき、かつ、
画像濃度をアップさせることができ、しかもキャリア付
着を低減した画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の第1実施例の特徴
部を示す説明図である。
【図2】第1実施例の画像形成装置の全体構成図であ
る。
【図3】図2の走査光学装置をより詳細に示す構成図で
ある。
【図4】レーザー光源のオン/オフ状態を示すグラフ
(a)及びCCDの各画素の出力分布図(b)である。
【図5】図2の装置に使用されるPWM回路図である。
【図6】図5の回路の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図7】図2の現像装置を示す構成図である。
【図8】軟強磁性キャリアを用いた場合の、外部磁場が
1000ガウスの場合における磁化の値と磁気ブラシの
穂の密度の関係示すグラフである。
【図9】軟強磁性キャリアの磁気特性を示すグラフであ
る。
【図10】第1実施例における現像領域の磁力線分布を
示す説明図である。
【図11】従来の画像形成装置における現像領域の磁力
線分布を、図10と比較的に示す説明図である。
【図12】第1実施例における、現像磁極のマグネット
の中心からの磁場の強さを示すグラフである。
【図13】Brの測定方法を示す説明図である。
【図14】Bθの測定方法を示す説明図である。
【図15】Frの分布図である。
【図16】Fθの分布である。
【図17】第2の実施例における現像装置を示す構成図
である。
【図18】第3実施例における硬強磁性キャリアの磁気
特性を示すグラフである。
【図19】硬強磁性キャリアを用いた場合の、外部磁場
が1000ガウスの場合における磁化の値と磁気ブラシ
の穂の密度の関係示すグラフである。
【図20】第4実施例の画像形成装置を示す概略構成図
である。
【図21】第5実施例の画像形成装置を示す概略構成図
である。
【図22】従来の現像装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 現像器(現像手段) 3 感光ドラム(像担持体) 23 現像スリーブ(現像剤支持手段) 231 マグネット(磁界発生手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 啓之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−4262(JP,A) 特開 平2−176686(JP,A) 特開 平4−60647(JP,A) 特開 昭59−182464(JP,A) 特開 平4−284472(JP,A) 特開 平5−19601(JP,A) 実開 平2−58261(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 - 15/09

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像を担持する像担持体と、トナー及び
    キャリアを含む2成分現像剤を搬送する現像剤支持手段
    と、該現像剤支持手段の内部に設けられた磁界発生手段
    とを有し、前記像担持体と前記現像剤支持手段との対向
    部で、前記2成分現像剤により前記像担持体上の潜像を
    現像する画像形成装置において、 前記現像剤支持手段及び前記像担持体の作動時に、前記
    キャリアが前記像担持体に接触する全領域にて、磁界の
    強さの絶対値の、前記現像剤支持手段の接線方向への増
    加率を、磁界の強さの絶対値の、前記現像剤支持手段の
    法線方向への増加率の50%以上とすることを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記キャリアが前記像担持体に接触する
    領域内に、前記現像剤支持手段の面に垂直な方向の磁場
    の強さのピーク位置が含まれることを特徴とする請求項
    1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体の内部に、現像磁極と同極
    の磁界発生手段を、前記現像剤支持手段と前記像担持体
    との最近接部に位置する現像磁極の対向部より、5〜1
    0°、前記現像剤支持手段の回転方向上流側に固定配置
    することを特徴とする請求項1又は2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像担持体上に形成された潜像がドッ
    ト潜像であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    の項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記ドット潜像は画像濃度値に対応して
    1画素当りの光源の発光時間を変調して形成することを
    特徴とする請求項4の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 磁界の強さ1000ガウスにおける磁化
    の大きさが150emu/cm3以下の磁性キャリアを
    用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に
    記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記像担持体上の潜像を現像するとき
    に、交流バイアスを重畳した直流バイアスを印加するこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載の画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記像担持体と前記現像剤支持手段との
    対向部の現像領域における、磁界の強さの絶対値が、現
    像剤の搬送方向に対し、現像領域前半で前記現像剤支持
    手段の接線方向に弱まり、かつ前記現像領域後半で強ま
    ることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載
    の画像形成装置。
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