JPH0546028A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0546028A
JPH0546028A JP3208029A JP20802991A JPH0546028A JP H0546028 A JPH0546028 A JP H0546028A JP 3208029 A JP3208029 A JP 3208029A JP 20802991 A JP20802991 A JP 20802991A JP H0546028 A JPH0546028 A JP H0546028A
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JP3208029A
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Masaaki Yamaji
雅章 山路
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Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
    • G03G15/0921Details concerning the magnetic brush roller structure, e.g. magnet configuration

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドット潜像でハイライト部から高濃度部まで
表現する画像形成装置で、2成分現像剤を使用し、振動
バイアス電圧を用いて潜像を現像するに際し、微小なド
ット潜像もトナー欠損なく現像して、ハイライト部の再
現性を向上し、ハーフトーン部のガサツキを防止するこ
と。 【構成】 2成分現像剤Dを現像領域に搬送するスリー
ブ21には電源22により振動バイアス電圧が印加され
る。スリーブ21内に固定配置された磁石23には現像
領域に磁界を形成する磁極N1,S1がある。磁極N1
現像領域前半部に位置して、感光ドラム3に現像剤の磁
気ブラシを接触させる。磁極S1は現像領域後半部より
も更に下流に位置する。そして現像領域後半部には、ス
リーブ表面に対する磁力線の角度が15度以内となる部
分が存在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体に形成された
静電潜像をトナーと磁性キャリヤ粒子を含む現像剤を用
いて現像する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トナーと磁性キャリア粒子を含む現像
剤、即ち2成分現像剤を現像剤担持体で現像領域に搬送
し、現像剤の穂、即ち磁気ブラシを像担持体に接触させ
るとともに、現像剤担持体に振動バイアス電圧を印加し
て、現像剤の穂に付着したトナー及び現像剤担持体表面
に付着したトナーにより静電潜像を現像する方法が公知
である。この方法は、上記の如く現像剤の穂のみならず
現像剤担持体表面に付着していたトナーも像担持体に飛
翔させて潜像に付着させるので、現像効率が高く、高濃
度の現像画像が得られるものである。
【0003】一方、被記録画像信号に応じてレーザーを
点滅させて像担持体を露光して静電潜像を形成し、この
潜像、所謂ドット潜像を如上の現像方法により現像する
画像形成装置も公知である。尚、上記の如く被記録画像
信号に応じて点滅制御された光スポットで感光体を露光
することにより形成された静電潜像等、ドット状の潜像
を順次形成、集積して形成した静電潜像を、本明細書で
は便宜上ドット潜像という。このように、ドット潜像と
は、被記録画像信号に応じて形成された画素潜像の集積
潜像であるが、これはデジタル潜像とも言われ、原稿の
光学像をレンズを介して直接電子写真感光体に投影して
形成する静電潜像をアナログ潜像と言って、両者が区別
されている。
【0004】斯かる画像形成装置では、高濃度画像領域
では前述の理由により十分な画像濃度が得られるが、微
小ドット潜像により構成される低濃度画像領域の再現性
が悪く、それより若干大のドット潜像により構成される
中間調画像領域ではガサツキが発生する。これは、現像
領域全域にわたって現像剤担持体上に現像剤の穂が起立
して穂の分布が疎な状態となっている為、穂と穂の間等
に位置したドット潜像には、穂からも現像剤担持体表面
からも十分な量のトナーが供給されて良好なドット像に
なるのであるが、穂に当接乃至摺擦されたドット潜像で
はトナーが欠損する為、低濃度域用ドット像や中間調域
用ドット像は相対的に小さい為にその欠損が目立ち、こ
れらのドット像で構成される低濃度領域や中間調域に低
再現性やガサツキが発生するのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、高濃度画像域では十分な濃度の画像を形成
し、微小ドット潜像で構成される低濃度領域(ハイライ
ト領域)や中間調領域(ハーフトーン領域)でもガサツ
キのない緻密な画像を形成できるようにした画像形成装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明の1つは、像担持体
と、被記録画像信号に応じて上記像担持体にドット潜像
を形成する静電潜像形成手段と、磁性キャリア粒子及び
トナーを含む現像剤を用いて上記ドット潜像を現像する
現像手段であって、現像剤を担持して現像領域に搬送す
る現像剤担持体と、この現像剤担持体間に固定配置され
た磁石と、上記現像剤担持体に振動バイアス電圧を印加
する振動バイアス電圧印加手段とを有する現像手段と、
を備えた画像形成装置に於いて、上記磁石は互いに異極
性であり、かつ隣り合った第1と第2の磁極を持ち、第
1磁極位置は像担持体と現像剤担持体の最近接位置より
も上流側であって、かつ現像領域前半中にあり、第2磁
極は現像領域よりも下流側にあり、現像領域後半中には
現像剤担持体表面に対する磁力線の角度が15度以下と
なる領域が存在し、少なくとも現像領域前半中で現像剤
の穂を像担持体に接触させる、ことを特徴とする画像形
成装置である。
【0007】即ち、上記の本発明では、現像領域前半で
疎な現像剤の穂を像担持体に接触させて良好な濃度を獲
得し、現像領域後半では現像剤の穂を寝かせて密とし、
微小ドット潜像から成る低濃度領域(ハイライト領域)
の修復現像を行う。
【0008】
【実施例】図2は本発明が適用できる電子写真方式のカ
ラープリンタを示す。このプリンタは、矢印方向に回転
する像担持体としての電子写真感光ドラム3を備え、該
感光体ドラム3の周囲には、帯電器4、現像器1M、1
C、1BKを備えた回転現像装置1、転写用放電器1
0、クリーニング手段12及び感光ドラム3の図面上方
に配設したレーザビームスキャナLSなどから成る画像
形成手段が配設される。各現像器はトナー粒子と、キャ
リア粒子を含有する2成分現像剤をドラム3に供給す
る。現像器1Mの現像剤はマゼンタトナーを、現像器1
Cの現像剤はシアントナーを、現像器1Yの現像剤はイ
エロートナーを、現像器1BKの現像剤は黒トナーを含
有する。
【0009】被複写原稿は不図示の原稿読取り装置で読
み取られる。この読取り装置はCCD等の、原稿画像を
電気信号に変換する光電変換素子を有しており、原稿の
マゼンタ画像情報、シアン画像情報、イエロー画像情
報、白黒画像情報に夫々対応した画像信号を出力する。
プリンタに内蔵された半導体レーザーはこれらの画像信
号に対応して制御され、レーザービームLを射出する。
尚、電子計算機からの出力信号をプリントアウトするこ
ともできる。カラープリンタ全体のシーケンスについ
て、フルカラーモードの場合を例として簡単に説明する
と、先ず、矢印方向に回転する感光ドラム3は帯電器4
によって均等に帯電される。次に、マゼンタ画像信号に
より点滅変調されたレーザ光Lにより走査露光が行わ
れ、感光ドラム3上にドット潜像から構成される静電潜
像が形成され、この潜像は、予め現像位置に定置された
マゼンタ現像器IMによって反転現像される。
【0010】一方、カセットCから取り出され、給紙ガ
イド5、給紙ローラ6を経由して進行した紙等の転写材
は、転写ドラム9のグリッパ7により保持され、ローラ
8によって転写ドラム9に巻き付けられる。転写ドラム
9は、感光ドラム3と同期して矢印方向に回転してお
り、マゼンタ現像器IMで現像されたマゼンタ顕画像
は、転写部において転写帯電器10によって転写材に転
写される。転写ドラム9はそのまま、回転を継続し、次
の色の画像の転写に備える。
【0011】一方、感光ドラム3は、クリーニング手段
12によって転写後の残留トナーがクリーニングされ、
再び帯電器4によって帯電され、次のシアン画像信号に
より変調されたレーザービームLにより前記のような露
光を受け静電潜像が形成される。この間に現像装置1は
1/4回転して、シアン現像器1Cが所定の現像位置に
定置されていてシアンに対応する潜像の反転現像を行
い、シアン顕画像を形成する。
【0012】続いて、以上のような工程を、それぞれイ
エロー画像信号及びブラック画像信号に対して行ない、
4色分顕画像(トナー像)の転写が終了すると、転写材
は前記グリッパ7を解除すると共に、分離爪15によっ
て転写ドラム9より分離され、搬送ベルト16で定着器
(熱圧ローラ定着器)17に送られる。定着器17は転
写材上に重なっている4色の顕画像を定着する。こうし
て一連のフルカラープリントシーケンスが終了し、所要
のフルカラープリント画像が形成される。
【0013】尚、露光手段は、図3に示すように、半導
体レーザー102、コリメータレンズ103、高速回転
するポリゴンミラー105、f−θレンズ106から成
っており、該半導体レーザー102は、画像読取装置、
電子計算機等によって演算出力される時系列のデジタル
画素信号に対応して変調されたレーザビームLを発振
し、感光ドラム3面を露光する。
【0014】前記各現像器は帯電器4による帯電極性と
同極性に帯電したトナーを潜像の明部電位部分に付着さ
せる反転現像を行うので、レーザービームLはドラム3
のトナーが付着されるべき領域を露光する。即ち、暗部
電位領域ではなくて明部電位領域にトナーが付着して可
視化する。
【0015】更に詳しく説明すると、図2を参照して、
光源部である半導体レーザー素子102は、レーザー光
を発生するための発光信号(駆動信号)をおくる発光信
号発生器であるレーザードライバ500に接続され、該
レーザードライバの発光信号に応じて明滅する。レーザ
ー素子102から放射されたレーザー光束Lはコリメー
タレンズ系103にて略平行光とされる。
【0016】ポリゴンミラー、即ち、回転多面鏡105
は、矢印B方向に一定速度で回転することにより、コリ
メータレンズ系103から射出された平行光を矢印C方
向に走査する。回転多面鏡105の前方に設けたf−θ
レンズ群106(106a、106b、106c)は、
該多面鏡105により偏向されたレーザー光束を被走査
面、即ち感光ドラム3上にスポット状に結像するととも
にその走査速度を被走査面上において等速とする。
【0017】尚、多面鏡105によってビームLがドラ
ム3上を移動する方向、即ち矢印C方向を主走査方向と
いう。主走査方向は露光部でのドラム3の移動方向と交
差する方向、好ましくは略直角な方向である。一方、露
光部でのドラム3の移動方向を副走査方向と言う。主走
査、副走査によって感光ドラム3表面はレーザービーム
によりラスター走査される。かくして感光ドラム3には
ドット状明部電位部から構成される静電潜像が形成され
る。
【0018】次に、図4によりPWM回路を説明する。
【0019】図4において、PWM回路は、8ビットの
画像信号をラッチするTTLラッチ回路401、TTL
論理レベルを高速ECL論理レベルに変換するレベル変
換器402、ECLD/Aコンバータ403、PWM信
号を発生するECLコンパレータ404、ECL論理レ
ベルをTTL論理レベルに変換するレベル変換器40
5、画素クロック信号fの2倍周波数のクロック信号2
fを発生するクロック発振器406、クロック信号2f
に同期して略理想的三角波信号を発生する三角波発生器
407、及びクロック信号2fを1/2分周する1/2
分周器408を有する。又、回路を高速動作させるため
に、随所にECL論理回路を配している。
【0020】かかる構成の動作を信号波形を示す図5を
も参照して説明する。
【0021】信号
【0022】
【外1】 はクロック信号2f、信号
【0023】
【外2】 はその2倍周期の画素クロック信号fを示しており、図
示の如く画素番号と関係付けてある。三角波発生器40
7内部においても、三角波信号のデューティ比を50%
に保つため、クロック信号2fを一旦1/2分周してか
ら三角波信号
【0024】
【外3】 を発生させている。更に、この三角波信号
【0025】
【外4】 はECLレベル(0〜−1V)に変換されて三角波信号
【0026】
【外5】 になる。
【0027】一方、画素信号はOOH(白)〜FFH
(黒)まで256階調レベルで変化する。記号Hはヘキ
サ表示である。そして画像信号
【0028】
【外6】 はそれらをD/A変換したECL電圧レベルを示してい
る。図5では例えば第1画素は最高濃度の黒画素レベル
のFFH、第2画素は中間調レベルの80H、第3画素
は第2画素より低濃度の中間調レベルの40H,第4画
素は第3画素より低濃度の中間調レベル20Hの各電圧
を示している。コンパレータ404は三角波信号
【0029】
【外7】 と画像信号
【0030】
【外8】 を比較することにより、形成すべき画素濃度に応じたパ
ルス幅を有する(図5では一例としてT、t2、t3、t
4の幅を有する)PWM信号を発生する。ここでT>t2
>t3>t4である。そしてこのPWM信号は0V又は5
VのTTLレベルに変換されて、PWM信号
【0031】
【外9】 (0を含む256種の幅を有するレーザー駆動パルス信
号)になり、レーザドライブ回路500に入力する。
【0032】かくして半導体レーザー102は、各単位
画素毎に信号
【0033】
【外10】 の各パルス幅に対応した時間発光し、感光体3を走査露
光する。前記プリンタでは反転現像が行なわれる為、高
濃度の画素程レーザーの発光時間は長い。かくして図5
の最下段に示すように、高濃度の画素程主走査方向に長
いドット潜像(明部電位)が形成される。
【0034】そして本発明では低濃度画像領域を構成す
る、例えば図5の画素番号4の潜像のような微小ドット
潜像も、欠損なく所要の濃度で現像可能にするものであ
る。
【0035】図1で、本発明の一実施例に使用される現
像装置を説明する。図2の4つの現像装置1M,1C,
1Y,1Bkは全て同一の構成のものであり、使用する
非磁性トナーの色が異なるだけである。
【0036】図1に於いて、20は非磁性トナー粒子と
磁性キャリア粒子を含む2成分現像剤Dを収容した容器
である。トナーはキャリア粒子との摩擦で潜像の極性と
同極性に帯電する。21はアルミニウム、ステンレス鋼
等の非磁性円筒(スリーブ)であり、矢印に示す反時計
方向に回転して、容器20内で供給された現像剤Dを担
持搬送する。現像剤中のトナーは現像領域に於いて、矢
印方向(時計方向)に回転する円筒状電子写真感光体、
即ち感光ドラム3に形成されたネガ潜像(トナーの付着
すべき領域が露光された明部電位である潜像)を可視化
する。
【0037】スリーブ21には、電源22により、交流
電圧に直流電圧を重畳した振動バイアス電圧が印加され
る。
【0038】ここでスリーブ21に印加されるバイアス
電圧の最大値をVmax,最小値をVminとする。また、潜
像のレーザービームで露光された部分の電位、即ち明部
電位をVL,レーザービームで露光されなかった部分の
電位、即ち暗部電位をVDとする。
【0039】潜像が負極性の場合、即ち0>VL>VD
場合、Vmax>VL>VD>Vminであることが好ましい。
この場合、バイアス電圧がVminの位相に於いては、ト
ナーにはスリーブからドラムに向う方向の力が付与さ
れ、バイアス電圧がVmaxの位相に於いては、トナーに
はドラムからスリーブに向う方向の力が付与される。従
ってトナーは現像領域に於いて振動運動する。尚、潜像
を反転現像する為にトナーは負極性に摩擦帯電してい
る。
【0040】潜像が正極性の場合、即ち0<VL<VD
場合、Vmin<VL<VD<Vmaxであることが好ましい。
この場合、バイアス電圧がVmaxの位相に於いては、ト
ナーにはスリーブからドラムに向う方向の力が付与さ
れ、バイアス電圧がVmin位相に於いては、トナーには
ドラムからスリーブに向う方向の力が付与される。従っ
てトナーは現像領域に於いて振動運動する。尚、潜像を
反転現像する為にトナーは正極性に摩擦帯電している。
【0041】尚、前記直流電圧をVDCとすると、潜像が
正極性の場合も、負極性の場合も、VDCはVLとVDの間
の値であり、かつVLよりもVDに近い値の電圧であるこ
とがカブリ、即ち暗部電位領域へのトナーの付着を防止
する上で好ましい。
【0042】いずれにせよ、現像領域に於いて向きが交
互に変化する電界を形成することが好ましい。
【0043】尚、振動バイアス電圧の波形としては矩形
波、サイン波等が使用できる。
【0044】25は、容器20の出口に於いてスリーブ
21と小間隙を介して対向した現像剤層厚規制ブレード
で、スリーブが現像領域に担持搬送する現像剤層の厚み
を規制する。
【0045】非磁性スリーブ21間にはローラ状の磁石
23が固定配置されている。図示例では、この磁石23
は表面に3つのN極N1,N2,N3及び2つのS極S1
2を有している。この磁極の内、N3極とN2極は同極
性であって、両者間に反撥磁界を形成し、現像領域を通
過した現像剤をスリーブ21から一旦離脱させるのに寄
与する。
【0046】スリーブ21から一旦離脱した現像剤は、
スクリュー24により容器内の現像剤と混合攪拌され
る。攪拌された現像剤はN2極の磁力によってスリーブ
21上に吸着され、S2極を経て現像領域に搬送され
る。
【0047】N1極、S1極は互いに異極性であって、隣
り合っている。更に詳述すると、ドラム3の中心とスリ
ーブ21の中心を結ぶ直線l(この線上にドラムとスリ
ーブの最小間隙位置が存在し、そしてこの最小間隙位置
が現像領域の略中央である)の上流側にN1極が、下流
側にS1極が存在する。
【0048】そしてN1極は現像領域前半中に位置し、
1極は現像領域後半よりも更に下流側に位置してい
る。
【0049】そして現像領域後半中に、スリーブ表面上
での、このスリーブ21表面に対する磁力線の方向が1
5度以下となる領域が存在する。
【0050】ここで、磁極の位置とは、その磁極のスリ
ーブ表面上での、その表面の法線方向の磁束密度
【0051】
【外11】 [ガウス]が最大となる位置の事を言う。
【0052】またスリーブ表面上での磁力線の方向αと
は、図6に示す如く、スリーブ表面上での、その法線方
向の磁束密度を
【0053】
【外12】 [ガウス]、スリーブ表面上での、その接線方向の磁束
密度を
【0054】
【外13】 [ガウス」とすると、
【0055】
【外14】 で定義される。現像剤の磁気ブラシ、即ち穂26は、こ
のベクトルBの方向、即ちスリーブ表面に対して角度α
の方向に向く。
【0056】ここで、上記磁束密度
【0057】
【外15】 の測定方法の一例を図7、図8に示す。
【0058】図7は現像スリーブ3表面上位置における
法線方向の磁束密度
【0059】
【外16】 の測定方法を説明するためのもので、ベル社のガウスメ
ータモデル640を用いて測定した。図中、現像スリー
ブ21は水平に固定され、現像スリーブ21内の磁石ロ
ーラ23は回転自在に取り付けられている。アキシャル
プローブ51が現像スリーブ21とはごく微小の間隙を
保って、かつ現像スリーブ21の中心とこのプローブ5
1の中心がほぼ同一水平面にあるようにして水平に固設
され、ガウスメータ50と接続され、現像スリーブ21
表面上における法線方向の磁束密度を測定するものであ
る。現像スリーブ21と磁石ローラ23はほぼ同心円で
あり、現像スリーブ21と磁石ローラ23間の間隔はど
こでも等しいと考えてよい。従って、磁石ローラ23を
回転させることにより、現像スリーブ21上の位置にお
ける法線方向の磁束密度
【0060】
【外17】 を周方向すべてに対して測定することができる。
【0061】図8は現像スリーブ3表面上における接線
方向の磁束密度
【0062】
【外18】 の測定方法を説明するためのもので、図7の場合と同様
に、現像スリーブ21は水平に固定され、現像スリーブ
21内の磁石ローラ23は回転自在に取り付けられてい
る。アキシャルプローブ51が現像スリーブ21とはご
く微小の間隔を保ってかつ現像スリーブ21の中心とこ
のプローブ51の測定部中心がほぼ水平となるようにし
て鉛直に固設され、ガウスメータ50と接続され、現像
スリーブ表面における接線方向の磁束密度を測定するも
のである。図8において説明したのと同様に、本例にお
いても磁石ローラ23を矢印方向に回転させることによ
り、現像スリーブ表面上における接線方向の磁束密度
【0063】
【外19】 を周方向すべてに対して測定することができる。
【0064】次に、現像領域について詳細に説明する。
【0065】図9は、現像領域を説明するためのもので
あり、現像スリーブ21の回転中心OAと感光ドラム1
の回転中心OBとを結んだ線分lと現像スリーブ21及
び感光ドラム3との交点A0及びB0を結んだ線分A0
0は現像スリーブ21と感光ドラム3との最近接位置
であり、現像領域の略中央である。即ち、現像スリーブ
21上の現像領域の略中央位置がA0であり、感光ドラ
ム3の現像領域の略中央位置がB0である。現像スリー
ブ21上のトナーが付着された感光ドラム3の上流側の
臨界点をB1、下流側の臨界点をB2とすると、円弧B1
−B2が感光ドラム上での現像巾Lである。
【0066】この現像幅Lを求めるため、実際の画像形
成に使用されるバイアス電圧と同じ周波数、同じピーク
間電圧(ピーク・トゥ・ピーク電圧)を有する振動バイ
アス電圧をスリーブ21に印加する。
【0067】但し、測定時の振動バイアス電圧の直流電
圧成分VDCは、それと測定時の感光ドラム3の表面電位
Sとの差、即ち現像コントラスト電位VCが、実際の画
像形成時の感光体上の画像部電位(反転現像の時は明部
電位)VLと振動バイアス電圧直流電圧成分VDCAとの差
(現像コントラスト電位)に一致するように設定する。
即ち、VC=VS−VDC=VL−VDCAとなるように、VDC
を設定する。感光体の表面電位が異なっていても、現像
コントラスト電位VCが同一ならば、感光体に付着する
トナー量や現像領域は実質的に同じになる事は経験的に
知られている。
【0068】そして、現像スリーブに振動バイアス電圧
を、その4〜6周期分を含む時間TP、印加する。かく
して感光ドラム上に得られたトナーのベタ黒帯状画像
を、その画像形成装置の転写装置で転写紙に転写する。
而して転写紙に転写されたベタ黒帯状画像の幅をL1
ノギスにより測定する。(ドラム上の画像の幅と、その
画像を転写した後の画像の幅は、経験的に略同一である
と見なせる。)次に、現像巾の計算方法について説明す
ると、振動バイアス電圧印加時間TPの間に感光ドラム
が現像領域を移動するので、画像巾L1は現像巾Lより
も長くなるので、下式により現像巾の計算を行なった。 L=L1−(TP X VP) L:現像巾「mm」 L1:画像巾「mm」 TP:パルス印加時間「sec」 VP:感光ドラム周速「mm/sec」
【0069】以上の測定を5〜6回行ない、各測定の夫
々で求めたLを算術平均して、ドラム上画像幅Lを求め
ればよい。
【0070】而して現像スリーブ3上の臨界点A1とA2
間の円弧である現像スリーブ3上の現像領域の巾L′は
前記現像巾L(実測値)を等しいと仮定し、また、現像
巾Lの中央位置が点B0、現像領域の巾L′の中央位置
が点A0であると仮定して現像巾Lの臨界点B1、B2
び現像領域の巾L′の臨界点A1、A2を計算により求め
た。
【0071】上記現像スリーブ3上の現像領域の臨界点
1及びA2と現像スリーブ3の回転中心OAとを結んだ
それぞれの線分と前記線分lとのなす角をそれぞれK1
及びK2とする。ここで、現像領域とは臨界点A1
2、B1、B2で囲んだ範囲のことであり、現像スリー
ブ上に限れば点A1から点A2迄の範囲となる。
【0072】このように規定した現像領域A1−A2を用
いて後述の表に示す結果を得た。
【0073】次に現像領域前半とは、スリーブ、ドラム
の最近接位置A00よりも現像進行方向に関して上流
側の現像領域の事を言い、現像領域後半とは、上記位置
00よりも現像進行方向に関して下流側の現像領域の
事を言う。そして現像進行方向とはドラムの回転方向、
即ち像担持体の移動方向の事を言う。従って、ドラムと
スリーブが対向部で同方向に移動する前述の例では、現
像進行方向とはスリーブの回転方向と一致するし、ダラ
ムとスリーブが対向部で逆方向に移動するものでは現像
進行方向とはスリーブの回転方向と逆方向になる。
【0074】また、上流、下流という用語は現像進行方
向に関して用いられるものとする。
【0075】さて、図1a角度θ1は図9の角度K1以下
であって0度よりも大であり、角度θ2は角度K2より大
である。また角度θ1よりも角度θ2が大である。(尚、
角度θ1は磁極N1位置とスリーブ中心Oを結ぶ直線と直
線lとのなす角度、角度θ2は磁極S1位置とスリーブ中
心Oを結ぶ直線と直線lとのなす角度、角度K1は直線
10とA00のなす角度、角度K2は直線A20とA0
のなす角度である。尚、前述の現像領域の定義によれば
角度K1とK2は等しいが、これは現実に観察される現象
に近似している。)。
【0076】いずれにせよ、図1のN1極は現像領域の
前半中に位置している。従って、磁極N1のスリーブ表
面法線方向磁力成分によって密度が疎の状態でスリーブ
表面に起立した磁気ブラシ、即ち現像剤の穂が、現像領
域前半に於いて、ドラム3に接触する。これによって現
像領域前半では高効率に現像が行なわれる。
【0077】一方、S1極は現像領域後半よりも更に下
流側にある。そして現像領域後半中にはスリーブ表面に
対する磁力線の方向が15度以下となる領域が存在す
る。この角度以下であると磁気ブラシ、即ち現像剤の穂
は密な状態で、スリーブ表面に略沿った状態に、寝る、
或いは倒れた状態となる。これによって現像領域後半で
は、現像領域前半で形成された現像画像の修理が行なわ
れる。
【0078】以上を図10を参照して説明する。
【0079】図10は現像領域で生じている現像剤の挙
動の模式図で、(A)が現像領域前半、(B)が同後半
を示す。両図に於いて、I1,I2,I3は低濃度画像領
域を構成する微小ドット潜像を示す。
【0080】図10(A)に於いて、磁性キャリア粒子
Cの磁気ブラシ(穂)は、スリーブ21表面上に起立し
てドラム3に接触している。
【0081】前述した振動電界が形成されると、キャリ
ア粒子の穂に付着していたトナーT1はこの穂から離脱
して振動運動し、またスリーブ21の表面に付着してい
たトナーt2はこのスリーブ表面から離脱して、振動運
動する。この振動運動するトナーを模式的にTで示す。
【0082】而して上記潜像I1,I2,I3は如上の振
動運動するトナーTによって現像される。
【0083】ここで、前記現像剤の穂の密度は疎である
為、潜像は穂から離脱してドラムに飛翔したトナーのみ
ならず、スリーブ表面から離脱してドラムに飛翔したト
ナーによっても現像される。潜像I1,I2,I3に付着
したトナーをt3で示す。
【0084】このように、現像領域前半では、スリーブ
表面に疎の状態で起立した現像剤のブラシをドラムに接
触させ、振動電界下で潜像を現像する為、現像剤の穂に
付着していたトナーもスリーブ表面に付着していたトナ
ーも、ともに潜像の現像に消費される。従って現像効率
が高く、高濃度画像領域には十分な量のトナーが付着で
きることは言うまでもなく、低濃度画像領域を構成する
極く微小のドット潜像の各々にも十分な量のトナーを付
着させることができる。
【0085】しかし、前記の如く、現像領域前半では磁
気ブラシがドラムに接触する為、ドット像の一部(図で
はI2)ではトナーが付与できず、或いは掻き取られる
等して、トナー欠損が生ずる。低濃度領域を構成するド
ット潜像は極く微小であるので、このようなトナー欠損
は非常に目立ち、低濃度領域の再現性を低下させる。
【0086】また、低濃度領域と高濃度領域の中間であ
る中間調領域を構成するドット潜像も相対的に小さく、
前記と同様にこの相対的小ドット潜像にトナー欠損が生
ずるとこれも目立ち、画像にガサツキを生じさせる。
【0087】そこで、このような欠陥ドット画像を修理
する為に図10(B)に示す工程を与える。
【0088】図10(B)に示す現像領域後半に於いて
は、キャリア粒子Cの磁気ブラシ(穂)はスリーブ21
表面に略沿ったように寝た状態となり、緻密となる。従
って振動電界が形成されても、スリーブ21の表面に保
持されたトナーT2はドラム3に到達できないか、到達
できてもその量は図10(A)に比べて少ない。従っ
て、図10(B)では現像効率が低いことになるが、図
10(A)で生ずるような穂の存在する所としない所と
の間の現像性の差は、図10(B)では減少する。
【0089】而して、上記スリーブ21表面に略沿って
寝た状態の穂の、ドラム3に対向する側に付着したトナ
ーT′1は振動電界により振動運動する。しかも、スリ
ーブ21表面よりも、ドラムにより近い位置で振動運動
できる。而して、前記微小ドット潜像I2に対向する部
分だけでなく、その周辺のトナーT′1も、振動中、矢
印に示す如く、微小ドット潜像I2に向って寄り集まっ
て行き、潜像I2にこれらのトナーが付着する。かくし
てトナー欠損を生じていた微小像にも十分なトナーが付
着することになる。
【0090】このようにして極く微小なドット像で構成
される低濃度画像領域の再現性が向上し、それより若干
大きいドット像で構成される中間調画像領域のガサツキ
も消去する。
【0091】尚、現像領域前半で潜像に過剰付着したト
ナーや、背景領域に付着したカブリトナーも、現像領域
後半の振動電界でドラムから除去される。
【0092】尚、図10(A)の如く、現像領域前半に
於いてスリーブ表面に起立してドラムに接触していた磁
気ブラシも、図10(B)に示す現像領域後半のドット
画像修理工程ではスリーブ表面に程沿った状態に倒れて
いるので、ドラムには接触しないか、接触しても弱く接
触するだけであるので、ドット潜像からトナーは掻き取
らないか、掻き取ってもごくわずかでしかない。
【0093】而して、図10(B)の現像領域後半に於
いて、現像剤の穂をドラムに非接触とした場合は、現像
剤の穂で画像を乱すことは全くないため、画像のガサツ
キがなく、ハイライト部の再現が極めて良好になり、緻
密で高画質な画像が得られる。一方現像剤の穂をドラム
に弱く接触させた場合は、前者と同様に緻密で高画質な
画像が得られるが、前者よりも細線をやや細く再現し、
ハイライトのドットがやや細く再現されており、さらに
地カブリおよび画像のトビチリも若干良好のようであっ
た。これは穂によるスキャベジング効果により、画像周
辺のトナーを剥ぎ取ったものと思われる。
【0094】ところで、現像領域後半に於いて、スリー
ブ表面に対する磁力線の角度が15度以内の領域が存在
すれば、微小ドット潜像も良好に現像されて良質のトナ
ー像が得られることは、後述の実施例からも明らかにさ
れるが、現像領域の後半に於いて、スリーブ表面に対す
る磁力線の角度が零度となる領域が存在することが特に
好ましい。このような一例を図11に示す。
【0095】図11(A)は、スリーブ表面での法線方
向の磁束密度
【0096】
【外20】 と、接線方向の磁束密度
【0097】
【外21】 の分布を示し、図11(B)は、図11(A)の
【0098】
【外22】 に対応する前記磁力線の角度αを示す。
【0099】図11(B)に示す例では、現像領域後半
で、角度αが零度となる部分が存在する。角度αが零度
となる部分では現像剤の穂がスリーブ表面と平行とな
り、最も緻密となる。従って、微小ドット像再現性がよ
り向上して低濃度領域、中間調領域の画質がより優れ、
木目の細かい画像を得ることができる。
【0100】次に数値例につき説明する。以下に示す実
施例、比較例では、感光ドラムの暗部電位(背景部電
位)を−700V、明部電位(可視部電位)を−200
Vとした。スリーブに印加する振動バイアス電圧は、周
波数が2KHz、ピーク間電圧VPPが2KVの交流電圧
に、直流電圧−550Vを重畳したものである。感光ド
ラムの外径は80mm,周速は160mm/sec,現
像スリーブの外径は32mm,周速は280mm/se
cとした。感光ドラムとスリーブの最近接距離は0.5
mmとした。スリーブと現像剤層厚規制ブレードの間隙
は、実施例1,3,5,7,9,11、比較例1〜7が
0.8mm、実施例2,6,8が0.7mm、実施例
4,10,12が0.6mmである。
【0101】トナーは着色剤を含有した負帯電樹脂トナ
ーで体積平均粒径8μmのものを使用し、キャリア粒子
はフェライト粒子に極く薄い樹脂コーティングを施した
重量平均粒径45μmのものを使用した。
【0102】スリーブ内に固定する磁石は、表1に示す
A〜Fの6つのものを使用した。
【0103】
【表1】
【0104】各実施例、比較例のθ1(度)、θ
2(度)、K1(度)、K2(度)、α(度)を表2に示
す。尚、表2に「接」とあるのは現像剤磁気ブラシが感
光体に接触している事を「非接」とあるのは非接触であ
る事を示す。
【0105】
【表2】
【0106】実施例1〜12、比較例1〜7による現像
画像の画質の評価結果を表3に示す。表3で、◎は非常
に良い事を、〇は良い事を、△はやや不良を、×は不良
を示す。Dmaxは最高濃度部の反射濃度を示す。
【0107】
【表3】
【0108】実施例1〜8では、ハイライト部(低濃度
部)の再現性が非常に良好で、ハーフトーン部(中間調
部)にガサツキはほとんど生じておらず、高い画像濃度
も得られ、木目の細かい現像画像が得られた。
【0109】実施例9〜12では、ハイライト部の再現
性が良好で、ハーフトーン部にも実害となる程のガサツ
キは生じておらず、画像濃度も高く、十分実用に耐える
現像画像が得られた。
【0110】以上の実施例1〜12から判るように、第
1磁極位置は像担持体と現像剤担持体の最近接位置より
も上流側あって、かつ現像領域前半中にあり、第1磁極
とは異極性の第2磁極は現像領域よりも下流側にあり、
現像領域後半中には現像剤担持体表面に対する磁力線の
角度が15度以下となる領域が存在し、少なくとも現像
領域前半中で現像剤の穂を像担持体に接触させるように
すること、或いは、像担持体と現像剤担持体との最近接
位置を間にして互いに隣り合った第1と第1磁極とは異
極性の第2の磁極を持ち、第1磁極は上記最近接位置よ
りも上流側に位置し、上記第1磁極位置と上記最近接位
置間の距離は上記第2磁極位置と上記最近接位置間の距
離よりも短かくて、現像領域前半中で、現像剤の穂に付
着したトナーとともに現像剤担持体表面に付着したトナ
ーも潜像の現像に消費できように、現像剤の穂を立たせ
て像担持体に接触させ、現像領域後半には磁力線の角度
が15度以下となる領域が存在することで、良質の現像
画像が得られることが判る。
【0111】そして、実施例1〜8から判るように、現
像領域後半中には現像剤担持体表面に対する磁力線の角
度が0度となる領域が存在することが好ましい。
【0112】また、前記第1磁極位置と第2磁極位置の
磁極間角度は50度以下であることも好ましい条件であ
ることも判る。これは、現像剤の穂がスリーブ表面に立
っている状態から寝る状態への変化率が大きい為である
と思われる。
【0113】これに対して、比較例1,4は、第1磁極
がスリーブとドラムの最近接位置、即ち現像領域の中央
に位置している、従来最も一般的な磁極配置をしている
もので、ハイライト部の再現性に劣り、ハーフトーン部
にガサツキが生じた。
【0114】比較例2では、現像領域後半に磁力線の角
度(現像剤の穂の角度)が0度となる部分が存在する。
しかし、第1、第2磁極とも現像領域外に位置し、現像
剤層は現像領域の前半、後半のいずれにも非接触であ
る。このようなものではハイライト部の再現性は非常に
良好で、ハーフトーン部にも殆どガサツキは見られない
が、現像効率が劣り、画像濃度が低く、ベタ黒部にカス
レが生じていた。
【0115】比較例3では、現像剤の磁気ブラシは現像
領域前半では感光体に非接触であり、後半で接触してい
る。これではハーフトーン部にガサツキが目立ち、ハイ
ライト部の再現性が劣り、画像濃度もやや低い。
【0116】比較例5,6,7では、第1磁極は現像領
域前半内に位置し、第2磁極は現像領域後半よりも下流
にあり、θ1<θ2であり、現像領域前半に於いて現像剤
の磁気ブラシが感光体に接触している。そして現像領域
後半では、磁気ブラシは現像領域前半でよりも、よりス
リーブ表面に沿う方向に寝ているが、現像領域後半中に
角度αが15度以下となる部分が存在していない。而し
てこれらではハイライト部の再現性がやや劣り、ハーフ
トーン部にも無視できないガサツキが生じており、緻密
な画質ではなかった。
【0117】次に、キャリア粒子が感光体に付着残留し
て現像領域外に持ち出される現象、所謂キャリア付着の
発生とキャリア粒子の飽和磁化(emu/g)の関係に
ついて調べた処、表4に示す結果が得られた。表4で、
◎はキャリア付着がほとんど認められなかったこと、〇
はキャリア付着があっても、無視できる程度であったこ
と、△はキャリア付着が目立つこと、×はキャリア付着
が顕著に目立つことを示す。
【0118】
【表4】
【0119】表4の結果から、キャリア粒子としては飽
和磁化が40emu/g以上あれば、キャリア付着は実
害ない程度に抑制されると考えられる。
【0120】次に、絶縁性非磁性トナーとしては、高解
像性の現像画像を得られる点で、体積平均粒径が4μm
以上、10μm以下のものを使用することが好ましい。
【0121】体積平均粒径は100μmのアパーチャー
を使用しコールターカウンタTA−IIを使用して測定
した。
【0122】即ち、測定装置としてはコールターカウン
ターTA−II型(コールター社製)を用い、個数平均
分布、体積平均分布を出力するインターフェイス(日科
機製)及びCX−iパーソナルコンピュータ(キヤノン
製)を接続し電解液は1級塩化ナトリウムを用いて1%
NaCl水溶液を調製する。
【0123】測定法としては前記電解水溶液100〜1
50ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくはアル
キルベンゼンスルホン酸塩を0.1〜5ml加え、さら
に測定試料を0.5〜50mg加える。
【0124】試料を懸濁した電解液は超音波分散器で約
1〜3分間分散処理を行ない、前記コールターカウンタ
ーTA−II型により、アパチヤーとして100μmア
パチヤーを用いて2〜40μmの粒子の粒度分布を測定
して体積平均分布を求める。
【0125】これら求めた体積平均分布より、体積平均
粒径を得る。
【0126】このようなトナーとよく混合でき、トナー
を良好に摩擦帯電できるという点で、磁極キャリアとし
ては重量平均粒径が30〜80μm、更に好ましくは4
0〜70μmのものが使用される。またキャリアの抵抗
値としては107〜1012Ω・cmのものが好ましい。
そして磁性体、例えばフェライトに薄い樹脂コーティン
グを施したキャリア粒子が良好である。
【0127】尚、キャリアの重量平均粒径は以下の通り
にして測定できる。
【0128】即ち、まず以下の手順でキャリアの粒度分
布を測定する。1.試料約100gを0.1gの桁まで
計りとる。2.篩は、100メッシュから400メッシ
ュの標準篩(以下篩という)を用い、上から100,1
45,200,250,350,400の大きい順に積
み重ね底には受け皿を置き、試料は一番上の篩に入れて
ふたをする。3.これを振動機によって水平旋回数毎分
285±6回、衝動回数毎分150±10回で15分間
ふるう。4.ふるった後、各篩及び受け皿内の鉄粉を
0.1gの桁まで計り取る。5.重量百分率で小数第2
位まで算出し、JIS−Z8401によって小数第1位
まで丸める。
【0129】ただし、篩の枠の寸法は篩面から上の内径
が200mm、上面から篩面までの深さが45mmであ
ること。
【0130】各部のキャリア粒子の重量の総和は、始め
取った試料の質量の99%以下であってはならないこ
と。
【0131】又、平均粒径は上述の粒度分布測定値よ
り、下式に従って求める。
【0132】
【外23】
【0133】キャリアの500メッシュ以下の量は50
g入り試料量を500メッシュ標準篩上に乗せて下から
吸引して重量減少から算出する。
【0134】磁性キャリア粒子の抵抗値の測定は測定電
極面積4cm2、電極間間隙0.4cmのサンドイッチ
タイプのセルを用い、片方の電極に1Kg重量の加圧下
で、両電極間の印加電圧E(V/cm)を印加して、回
路に流れた電流から磁性粒子の抵抗値を測定した値であ
る。
【0135】尚、現像領域前半で、スリーブ上に立って
いる磁気ブラシに付着しているトナーも、スリーブ表面
に付着しているトナーも感光体に飛翔、付着させる、即
ち現像に消費するには、現像領域でのキャリア粒子の体
積比率、即ち現像領域空間でのキャリア粒子の占める体
積割合が5〜30%であることが好ましい。
【0136】ここで、上記体積比率は、(M/h)×
(1/ρ)×[C/(T+C)]で定義される。
【0137】但し、Mはスリーブの単位面積当りの現像
剤量(非穂立状態での)(g/cm2)、hは現像領域
空間の高さ、ρは磁性キャリア粒子の真密度(g/cm
3)、C/(T+C)はスリーブ上の現像剤中のキャリ
ア粒子の重量割合である。
【0138】上記体積比率が5%より小の場合、画像濃
度が低く、高濃度部にスジムラが生じやすい。一方、3
0%より大であると現像領域に現像剤が滞留する傾向が
生じて来て、画像ムラが派生しやすくなる。
【0139】前述の体積比率は、スリーブと現像剤層厚
規制ブレード間の間隙、スリーブと感光体間の間隙、現
像剤のトナー濃度等を相関的に設定することで所要の値
に設定できる。
【0140】但し、スリーブと感光体間の最小間隙は振
動電界の効果を活用できる点で0.3〜1.0mmが好
ましい。0.3mmよりも小であると、前述の体積比率
を得られるような薄さの現像剤層を形成することが困難
である。1.0mmよりも大であると、画質が低下す
る。
【0141】スリーブと現像剤層厚規制ブレードとの間
隙は、現像剤詰まりが発生しないように0.2mm以上
であることが好ましく、また層厚を安定化させる為には
1.5mm以下であることが好ましい。ブレードで規制
される現像剤の層厚は、ブレードで現像剤層を形成した
後、第1、第2磁極を除去した場合に、その現像剤層の
厚みがスリーブ、感光体間の最小間隙よりも薄くなるよ
うな層厚であることが好ましい。
【0142】また、振動バイアス電圧の周波数として
は、カブリを抑制する観点から300Hz以上が好まし
く、中間調の再現やハイライト部の再現性を確保する観
点から8KHz以下であることが好ましい。
【0143】また、振動バイアス電圧のピーク間電圧値
PPは、低濃度、低コントラスト、高濃度部のガサツキ
を防止する観点から300V以上が好ましく、またスリ
ーブ、感光体でのリークを防止し、ハイライト部再現性
を確保する観点から300V以下が好ましい。
【0144】また、第1、第2磁極のスリーブ表面上で
の法線方向磁束密度
【0145】
【外24】 は、感光体へのキャリア付着防止の観点からは500ガ
ウス以上であることが好ましく、磁気ブラシが強くドラ
ムに当ってトナーによる粘着性のカブリが生ずるのを防
止する観点からは2000ガウス以下であることが好ま
しい。
【0146】尚、スリーブの回転方向は、現像領域に於
いて感光体の回転方向と逆方向となるようにしてもよ
い。
【0147】また、前記実施例では第1磁極をN極、第
2磁極をS極としたが、第1磁極をS極、第2磁極をN
極としてもよいことは言うまでもない。
【0148】また、本発明はハイライト部(低濃度部)
や中間調部を、PWM法によらず、ディザ法で表現する
画像形成装置にも適用できる。
【0149】そしてレーザービームによって潜像を形成
するもののみならず、被記録画像信号でLEDアレイを
点滅させて電子写真感光体にドット潜像を形成したり、
被記録画像信号によりイオン流を変調して誘電体上にド
ット潜像を形成したりする画像形成装置にも適用でき
る。
【0150】
【発明の効果】本発明によれば、微小ドット潜像も再現
性よく現像でき、中間調領域もガサツキなく再現でき、
高濃度部も良好に現像できて、ドットで構成される静電
潜像から木目の細かい緻密な現像画像を形成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の説明図。
【図2】本発明が適用できる画像形成装置の説明図。
【図3】図2の装置の露光系の説明図。
【図4】PWM制御系の説明図。
【図5】PWM信号処理波形の説明図。
【図6】磁力線角度の説明図。
【図7】法線方向磁束密度測定法の説明図。
【図8】接線方向磁束密度測定法の説明図。
【図9】現像領域の説明図。
【図10】本発明の実施例での現像剤の挙動の説明図。
【図11】磁束密度と磁力線角度の説明図。
【符号の説明】
3 電子写真感光ドラム 21 現像スリーブ 22 振動バイアス電源 23 磁石 102 半導体レーザー 500 レーザー駆動回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、被記録画像信号に応じて上
    記像担持体にドット潜像を形成する静電潜像形成手段
    と、磁性キャリア粒子及びトナーを含む現像剤を用いて
    上記ドット潜像を現像する現像手段であって、現像剤を
    担持して現像領域に搬送する現像剤担持体と、この現像
    剤担持体内に固定配置された磁石と、上記現像剤担持体
    に振動バイアス電圧を印加する振動バイアス電圧印加手
    段とを有する現像手段と、を備えた画像形成装置に於い
    て、上記磁石は互いに異極性であり、かつ隣り合った第
    1と第2の磁極を持ち、第1磁極位置は像担持体と現像
    剤担持体の最近接位置よりも上流側であって、かつ現像
    領域前半中にあり、第2極性は現像領域よりも下流側に
    あり、現像領域後半中には現像剤担持体表面に対する磁
    力線の角度が15度以下となる領域が存在し、少なくと
    も現像領域前半中で現像剤の穂を像担持体に接触させ
    る、ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 現像領域後半中には現像剤担持体表面に
    対する磁力線の角度が0度となる領域が存在する請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 第2磁極位置と前記最近位置間の距離は
    第1磁極位置と前記最近接位置間の距離よりも大である
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1磁極位置と第2磁極位置の磁極
    間角度は50度以下である請求項1,2,3のいずれか
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記現像領域前半の現像剤の穂が像担持
    体に接触している部分では、現像剤の穂に付着している
    トナー、及び現像剤担持体表面に付着しているトナーが
    潜像の現像に消費される請求項1乃至4のいずれかに記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 電子写真感光体と、被記録画像信号に応
    じて光を点滅させて上記電子写真感光体に照射し、潜像
    を形成する静電潜像形成手段と、磁性キャリア粒子及び
    トナーを含む現像剤を用いて上記潜像を現像する現像手
    段であって、現像剤を担持して現像領域に搬送する現像
    剤担持体と、この現像剤担持部材間に固定配置された磁
    石と、上記現像剤担持体に振動バイアス電圧を印加する
    振動バイアス電圧印加手段とを有する現像手段と、を備
    えた画像形成装置に於いて、上記磁石は互いに異極性で
    あり、かつ像担持体と現像剤担持体との最近接位置を間
    にして互いに隣り合った第1と第2の磁極を持ち、第1
    磁極は上記最近接位置よりも上流側に位置し、上記第1
    磁極位置と上記最近接位置間の距離は上記第2磁極位置
    と上記最近接位置間の距離よりも短かくて、現像領域前
    半中で、現像剤の穂に付着したトナーとともに現像剤担
    持体表面に付着したトナーも潜像の現像に消費できるよ
    うに、現像剤の穂を立たせて像担持体に接触させ、現像
    領域後半には磁力線の角度が15度以下となる領域が存
    在する、ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 現像領域後半中には現像剤担持体表面に
    対する磁力線の角度が0度となる領域が存在する請求項
    6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記第2磁極の位置は現像領域よりも下
    流である請求項6又は7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記第1磁極と第2磁極の磁極間角度は
    50度以下である請求項6,7,8のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記静電潜像形成手段はネガ潜像を形
    成し、前記現像手段はネガ潜像を反転現像する請求項6
    乃至9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記静電潜像形成手段は、レーザー
    と、レーザーからの光束を電子写真感光体上に走査する
    走査手段と、レーザー駆動パルス幅を被記録画像の濃度
    に対応して制御するパルス幅変調手段とを有している請
    求項10に記載の画像形成装置。
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