JP3033421B2 - 衣料および積層布帛の製造方法 - Google Patents

衣料および積層布帛の製造方法

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JP3033421B2 JP6008381A JP838194A JP3033421B2 JP 3033421 B2 JP3033421 B2 JP 3033421B2 JP 6008381 A JP6008381 A JP 6008381A JP 838194 A JP838194 A JP 838194A JP 3033421 B2 JP3033421 B2 JP 3033421B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状物を複数枚重
ね合わせてなる積層布帛において、該積層布帛を曲部に
用いた場合該曲部の内側になるシート状物にたるみじ
わが発生せず、美しく仕上がる曲部を構成する衣料およ
び該衣料に用いる積層布帛の製造方法に関するものであ
る。
【従来の技術】シート状物を重ね合わせた積層布帛を、
立体的例えば曲部に用いた場合、該曲部の内側になるシ
ート状物と、該曲部の外側になるシート状物との間に外
周差が生じ、該曲部の内側になる該シート状物にたるみ
じわが発生することは言うまでもない。衣料には曲部を
構成する積層布帛部分が多くあり、衣料を着用して立体
的にした場合、上記理由により、衣料の内側部分にたる
みじわが発生してしまう。例えば、ワイシャツ襟部分は
保形性を向上させるのを目的に、生地の間に芯地を挟み
込み、首の形に湾曲させた曲部を構成するを積層布帛で
あるが、径の小さい首に密着させるため外周差も大き
く、たるみじわもはっきり出てしまう。首周り38cm、
襟の厚み1mmで、外周差は約6.3mm発生してしまう計
算になる。また、皮膚表面に密着する襟部分は大変汚れ
やすいうえ、たるみじわの山になった部分は谷になった
部分よりも汚れがひどく、ひどい汚れが斑に目立ってし
まうと言う問題があった。従来、該たるみじわを目立た
なくするために、裁断の際に外側になる生地を若干大き
めに裁断したり、仕上げの際に立体的にプレス加工を施
したりしていた。しかし若干大きめに裁断したものは縫
製が困難であり、また、プレス加工で形を整えても着用
洗濯を繰り返すと効果は無くなるなど、積層布帛を立体
的に用いた場合に起こるたるみじわを解決したとは言え
るものでは無かった。
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
課題に鑑み、シート状物を複数枚重ね合わせてなる積層
布帛において、該積層布帛を曲部に用いた場合、該曲
部の内側になるシート状物にたるみじわが発生せず、美
しく仕上がる曲部を構成する衣料および該衣料に用いる
積層布帛の製造方法を提供せんとするものである。
【課題を解決するための手段】かかる目的に対し、本発
明者らは、鋭意検討した結果、遂に本発明に到達した。
その骨子は次の通りである。すなわち、本発明の衣料
は、曲部に、シート状物を複数枚重ね合わせてなる積層
布帛を用いた衣料において、内側の表面になるシート状
物の収縮率が、外側の表面になるシート状物の収縮率よ
り、少なくとも0.5%大きい積層布帛を用いたことを
特徴とするものである。また、本発明の前記衣料に用い
積層布帛の製造方法は、シート状物を複数枚重ね合わ
せてなる積層布帛を製造するに際して、内側の表面にな
るシート状物は、外側の表面になるシート状物よりも実
質的に高い張力をかけて熱セットしたものを積層するこ
とを特徴とするものである
【作用】以下、本発明について更に詳しく説明する。本
発明は、上述した目的を達成するために、曲部に、シー
ト状物を複数枚重ね合わせてなる積層布帛を用いた衣料
において、内側の表面になるシート状物の収縮率が、外
側の表面になるシート状物の収縮率より、少なくとも
0.5%大きい積層布帛を用いたことを特徴とする衣料
を基本構成要件とする。本発明において積層布帛とは、
シート状物を複数枚重ね合わせてなるものをいい、本発
明の効果をより有効にするためには、立体的な部位に用
いた場合、また厚地の積層布帛の場合において、本発明
の効果がより有効になる。特に、曲部に用いた場合、著
しい効果が得られる。曲部とは、非平面的な部分をい
い、詳しくは湾曲した部分や折り返し部分などを指す
が、特に限定するものではない。また、部位および積層
布帛の厚みはとくに限定するものではない。本発明にお
いてシート状物とは、織物、編物、不織布からなるもの
などを挙げることができるが、とくに限定するものでは
ない。該積層布帛を、衣服に用いる場合に、本発明の効
果をより有効にするために、織編物からなるシート状物
を用いるのが好ましい。また、作業性の良さや、本発明
の効果をより有効にするという観点から、該シート状物
の基材として、ポリエステル繊維、ナイロンに代表され
るポリアミド繊維、アクリル繊維などの合成繊維類、レ
ーヨン、キュプラなどのセルロース系再生繊維類、アセ
テート、トリアセテートなどの半合成繊維類、木綿、
麻、絹、羊毛などの天然繊維類などが好適であり、これ
らの繊維を単独で、もしくは複合、混繊、混紡、交撚、
交織など、適宜目的に応じて組み合わせて用いれば良
い。シート状物を重ね合わせた積層布帛を、曲部に用い
た場合、該曲部の内側になるシート状物と、該曲部の外
側になるシート状物との間に周長差が生じ、該曲部の内
側になる該シート状物にたるみじわが発生することは言
うまでもない。料には積層布帛部分が多くあり、衣料
を着用して該積層布帛部分が曲部を構成した場合、該曲
部の内側になるシート状物と、該曲部の外側になるシー
ト状物との間に周長差が生じ、内側になる該シート状物
にたるみじわが発生するという理由により、衣料の内側
部分にたるみじわが発生してしまう。例えば、ワイシャ
ツ襟部分は保形性を向上させるのを目的に、生地の間に
芯地を挟み込んだ積層布帛であるが、径の小さい首に密
着させるため周長差も大きく、たるみじわもはっきり出
てしまう。首周り38cm、襟の厚み1mmで、周長差は約
6.3mm発生してしまう計算になる。38cmに対して
6.3mmというと、約1.66%であり、衣料にとって
は大変大きなずれになり、縫い目の部分は特に目立った
凸凹になってしまう。皮膚表面に密着する襟部分は大変
汚れやすいうえ、たるみじわの凸凹の山になった部分は
谷になった部分よりも汚れがひどく、ひどい汚れが斑に
目立ってしまうと言う問題があった。従来、該たるみじ
わを目立たなくするために、裁断の際に外側になる生地
を若干大きめに裁断する方法が取られることもあった
が、1.66%のずれを意図的に発生させながら縫製す
るのは大変困難であるという別の問題が発生してしま
い、十分な解決策とは言い切れない。また、仕上げの際
に立体的にプレス加工を施し、仕上げ加工後は一見たる
みじわの発生が無いように見せ掛けることもあったが、
着用洗濯を繰り返すと、生地が本来のサイズに戻ってし
まい、効果は無くなるので、気安めにしかならなかっ
た。本発明における曲部を構成する積層布帛は、該曲部
の内側になるシート状物の収縮率が、該曲部の外側にな
るシート状物の収縮率より実質的に大きいので、該曲部
の内側になるシート状物と、該曲部の外側になるシート
状物を同じサイズで裁断縫製しても、仕上げ加工の際の
収縮加工により、該曲部の内側になるシート状物が、該
曲部の外側になるシート状物より大きく縮むので、周長
差のずれによるたるみじわが発生しない。そのうえ、仕
上げ加工後が生地本来のサイズなので着用洗濯を繰り返
しても効果が低下することは無い。また、収縮差を任意
に調節することにより、該積層布帛を用いる部位、厚み
を限定する必要はない。本発明における曲部を構成する
積層布帛は、該曲部の内側になるシート状物の収縮率
が、該曲部の外側になるシート状物の収縮率より実質的
に大きいが、その収縮率の差が、少なくとも0.5%、
好ましくは0.5〜6%、更に好ましくは1〜3%であ
るのがよい。しかし、清涼感を有する布帛の場合などで
は6%を越えた収縮率差を有していてもさしつかえない
ので、収縮率差は用途によって選択して使用することが
できる。かかる積層布帛は、複数枚のシート状物を積層
して製造されるが、その場合、外側の表面になる側から
側の表面になる側に向うにつれて収縮率が大きくなる
ように収縮率勾配をもたせて積層布帛を構成する。もち
ろん、その全体(表裏面)の収縮率差は上記の範囲、つ
まり0.5〜6%の範囲で勾配を付して積層するのが好
ましい。本発明においてヨークとは、特に衣料において
切り替えに用いるつなぎの積層布帛のことをいい、代表
的には、シャツ、上着、ブラウス、などの上部に入れる
切り替え積層布帛、または繋ぎの積層布帛を挙げること
ができる。本発明においてカフスとは、特に衣料におい
て袖口、装飾用の袖口、またはズボンの裾の折り返しな
どをいう。本発明の曲部を構成する積層布帛における、
該曲部の内側になるシート状物の収縮率が、該曲部の外
側になるシート状物の収縮率より大きい積層布帛を製造
する方法は、特に限定されないが、好ましい方法として
は、張力をかけて熱セットすることにより収縮率の大き
いシート状物を作製し、該シート状物を内側に用い、必
要に応じてシート状物重ね合わせた後、縫製するもので
ある。この場合の張力は、5 g/cm〜800 g/cmであ
ることが好ましく、特に、50 g/cm〜500 g/cmで
あることが好ましい。任意の曲部を整形後、従来公知の
収縮加工、例えば蒸熱加工、乾熱加工、ホルマリン加工
などにより、内側になるシート状物をより大きく収縮さ
せることにより、たるみじわのない曲部を構成する積層
布帛を製造することができる。また、張力をかけて熱セ
ットする際の、張力、温度、湿度、時間などを調節する
ことにより、該積層布帛の厚み、曲部の形に合わせて、
収縮率を任意に変えることができるので、広範囲の積層
布帛に関して高い効果が得られる。
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を更に詳細に説
明する。 実施例1 綿80%テトロン20%混紡糸加工糸使いの織物を水に
濡らし、荷重84.3g/cmの張力を加え、温度120
℃、湿度70%、8分間の熱セットを行なった。次に熱
セットを施した該織物を、ヨーク部内側に該織物の幅方
向がヨーク部の長さ方向と同じ方向になるようにして用
い、該織物と同じ組織で熱セットを施していない生地
(綿80%テトロン20%加工糸使いの織物)をヨーク
部外側に用いワイシャツを縫製した。次に、180℃の
スチームアイロンで仕上げプレス、仕上げ加工を施し
た。出来上がったワイシャツは、ヨーク部分の厚み1.
5mmであったが、ヨーク部にたるみじわは無く、美しく
仕上がった。着用してみたところ、型崩れもなく心地好
く着用する事ができた。次に、家庭用洗濯機で、水によ
る洗濯、アイロン掛けを20回行なったが、ヨーク部分
にたるみじわの発生もなく、洗濯前とほとんど変わらぬ
美しさと快適な着用感を保っていた。 実施例2 綿80%テトロン20%混紡糸加工糸使いの織物を水に
濡らし、生地の幅方向に荷重84.3 g/cmの張力を加
え、温度120℃、湿度70%、8分間の熱セットを行
なった。次に熱セットを施した該織物を、カフス部内側
に、該織物の幅方向がカフス部の長さ方向と同じ方向に
なるようにして用い、該織物と同じ組織で熱セットを施
していない生地(綿80%テトロン20%加工糸使いの
織物)を、カフス部外側など、カフス部内側以外に用
い、ワイシャツを縫製した。次に、180℃のスチーム
アイロンで仕上げスチームを掛けることより、カフス部
内側を収縮させた。出来上がったワイシャツは、首周り
38cm、カフス部分の厚み1.6mmであったが、カフス
部にたるみじわは無く、美しく仕上がった。着用してみ
たところ、しわが擦れて痛い思いをすることもなかっ
た。次に、家庭用洗濯機で、水による洗濯、アイロン掛
けを20回行なったが、カフス部分にたるみじわの発生
もなく、洗濯前とほとんど変わらぬ美しさと快適な着用
感を保っていた。 実施例3 綿80%テトロン20%の混紡加工糸使いの織物で、ス
チームをかけたとき一方向の収縮率が、0.6%の織物
と0.4%の織物と0.2%の織物と収縮しない織物を
準備した。次に、一方向の収縮率が0.6%である該織
物をワイシャツを着用した時にワイシャツ襟部分の最も
内側になる部分に用い、一方向の収縮率が0.4%該織
物をワイシャツを着用した時にワイシャツ襟部分の内側
から2枚目になる部分に用い、一方向の収縮率が0.2
%該織物をワイシャツを着用した時にワイシャツ襟部分
の内側から3枚目になる部分に用い、ワイシャツを着用
したときにワイシャツの襟部分の最も外側になる部分に
収縮しない織物を用い、襟部分の外側から内側にかけて
収縮率が大きくなるように収縮勾配を有するワイシャツ
を縫製した。さらに、該ワイシャツに180℃のスチー
ムアイロンでスチームをかけることにより、スチームに
より収縮する部分をそれぞれの収縮率で収縮させた。出
来上がったワイシャツは、首周り38cm、襟部分の厚み
1.4cmであったが、襟部分にたるみじわは無く、美し
く仕上がった。着用してみたところ、たるみじわが首に
擦れて痛い思いをすることもなく、また、襟部分は首に
調度沿った仕上がりで、快適に着用できるものであっ
た。次に、家庭用洗濯機で、水による洗濯、アイロン掛
けを20回行ったが、襟分にたるみじわの発生もなく、
洗濯前とほとんど変わらぬ美しさと、快適な着用感を保
っていた。 実施例4 生地幅方向において、ホルマリン加工を施した時の一方
向の収縮率が、2cm間隔で0.6%と0%で交互配列す
る織物と、収縮しない織物をと収縮しない織物とのを間
に、プレス加工で接着する接着剤のフィルムを挟み、重
ね合わせ、プレス加工することにより、上記生地2枚を
接着固定させた。次に、収縮する方向が着用した時の横
方向になるように、接着固定した該生地を用い、婦人用
ブラウスを縫製し、縫製したブラウスにホルマリン加工
を施した。その後、仕上げプレス加工を行った。出来上
がったブラウスは、2cm間隔でホルマリン加工で収縮す
る部分が収縮し曲部を形成し、織り設計や糸の性質、さ
らには縫製技術のみでは表せない曲部と平坦部は混在す
る個性的なデザインのブラウスであった。また、曲部に
なった部分が、ブラウスと身体の間に適当な空隙を形成
し、空隙を空気が移動することにより、清涼性が高く、
暑い所でも快適に着用できるものであった。次に、家庭
用洗濯機で、水による洗濯、アイロン掛けを20回行っ
たが、形成された曲部に型崩れもなく、洗濯前とほとん
ど変わらぬ美しさと、清涼で快適な着用感を保ってい
た。
【発明の効果】本発明の積層布帛は次のような大変優れ
た作用、効果を奏すものである。 (1)積層布帛の表面になるシート状物と裏面になるシ
ート状物の収縮率が異なることにより、該積層布帛を曲
部に用いた場合に、外周差が生じず美しい仕上がりとな
る。 (2)衣料における曲部を構成する積層部分、例えば襟
部分、ヨーク部分、カフス部分に用いた場合でも、たる
みじわが発生せず、美しく快適に着用することを、可能
とする。 (3)縫製した後に収縮させるので、生地サイズの調整
をしながら縫製する困難さを解消することを可能にす
る。 (4)仕上げ加工後が、生地本来のサイズなので、着
用、洗濯を繰り返しても、効果が低下することなく、た
るみじわが発生しない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A41D 31/02 A41D 31/02 A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 A41B 1/00 - 7/12 A41D 1/00 A41D 1/02 - 1/04 A41D 1/18 - 1/22 A41D 3/00 - 3/08 A41D 29/00 A41D 31/00 - 31/02

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】曲部に、シート状物を複数枚重ね合わせて
    なる積層布帛を用いた衣料において、内側の表面になる
    シート状物の収縮率が、外側の表面になるシート状物の
    収縮率より、少なくとも0.5%大きい積層布帛を用い
    たことを特徴とする衣料
  2. 【請求項2】該積層布帛が3枚以上のシート状物からな
    り、かつ、該シート状物の収縮率が、内側の表面から
    側の表面に向うにつれて大きくなるように収縮勾配を有
    することを特徴とする請求項1に記載の衣料
  3. 【請求項3】衣料が、ワイシャツである請求項1または
    に記載の衣料。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載の積層布帛を、ワ
    イシャツの襟部分に用いたことを特徴とする衣料。
  5. 【請求項5】請求項1または2に記載の積層布帛を、ワ
    イシャツのヨーク部分に用いたことを特徴とする衣料。
  6. 【請求項6】請求項1または2に記載の積層布帛を、ワ
    イシャツのカフス部分に用いたことを特徴とする衣料。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載の衣料に用
    いるシート状物を複数枚重ね合わせてなる積層布帛を製
    造するに際して、内側の表面になるシート状物は、外側
    表面になるシート状物よりも実質的に高い張力をかけ
    て熱セットしたものを積層することを特徴とする積層布
    帛の製造方法。
  8. 【請求項8】請求項において、内側の表面から外側の
    表面に向うにつれて高い張力をかけて熱セットしたもの
    を順に3枚以上積層することを特徴とする積層布帛の製
    造方法。
  9. 【請求項9】請求項において、該積層布帛で曲部を形
    成した後、該曲部を収縮加工することにより、該曲部の
    内側を外側より、少なくとも0.5%多く縮ませること
    を特徴とする積層布帛の製造方法。
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