JP5399055B2 - 防護構造体及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、身体に装着する防護構造体及びその製造方法に関し、特に、防弾チョッキなどの耐弾胴衣に用いる防護構造体及びその製造方法に関する。
関連技術としては、高強度有機繊維からなる織物の積層体を複数積層した耐弾構造体が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2007−40653号公報
特許文献1の耐弾構造体では、積層体を複数積層した形態において結合糸により縫製して一体にすると、身体に近い側の積層体と、身体から遠い側の積層体と間で曲率の違いによる誤差が生じる。
したがって、耐弾構造体を備えた防弾衣服では、身体の形状に合わせて装着することから、耐弾構造体に不自然な曲がりが生じる。例えば、耐弾構造体の各所には、凹凸状の皺ができるので、防弾衣服を着用した場合に不快なものとなる。
また、耐弾構造体は不自然な曲がりにより縫製した箇所に多大な負担がかかるので、全体を結合糸により縫製して曲がりを補正しなければならず製作工程もかなり増大するという問題がある。
それ故に、本発明の課題は、着用者が身体に着用したときに、違和感がなく着用でき、着用性に優れた防護構造体及びその製造方法を提供することにある。
また、本発明の他の課題は、縫製作業が容易にできる防護構造体及びその製造方法を提供することにある。
また、本発明の第実施の態様の構成によれば、複数枚の防護ユニットを積層し一体化した防護構造体であって、袋形状に形成された耐弾胴衣の袋部内に装着される耐弾胴衣用の防護構造体において、上記防護ユニットのそれぞれは、繊維を使用した不織布、織物、編み物の少なくとも1つを含む複数枚のシート状部材を積層し一体化し、少なくとも着用者の身体の一部に沿うように湾曲させた形態であり、湾曲させた形態で外側の1枚の上記防護ユニットの少なくとも湾曲させた部分の両側の外形形状が他の複数枚の上記防護ユニットの湾曲させた部分の外形形状よりも大きい形状となっており、複数枚の上記防護ユニットが互いに重ね合わされ湾曲させた形態で上記防護ユニットの湾曲させた中央部分同士のみが相互に結合されていることを特徴とする防護構造体が得られる。
さらに、本発明の第実施の態様の製造方法によれば、複数枚の防護ユニットを積層し一体化する防護構造体であって、袋形状に形成された耐弾胴衣の袋部内に装着される耐弾胴衣用の防護構造体の製造方法において、1枚の上記防護ユニットを湾曲させた形態で少なくとも湾曲させた部分の両側の外形形状が、他の複数枚の上記防護ユニットを湾曲させた部分の外形形状よりも大きい形状となすように複数枚が同一外形形状の、繊維を使用した不織布、織物、編み物の少なくとも1つを含むシート状部材同士を積層し一体化して1枚の上記防護ユニットと他の複数枚の上記防護ユニットとを作る工程と、1枚の上記防護ユニットを外側として他の上記複数枚の上記防護ユニットを互いに重ね合わせ、複数枚の上記防護ユニットの湾曲させた中央部分同士のみで相互に結合する工程とを含むことを特徴とする防護構造体の製造方法が得られる。
また、本発明の第実施の態様に係る防護構造体によれば、複数枚の防護ユニットが曲げられた形態で、防護ユニットの湾曲させた中央部分同士が相互に結合されていることにより、凹凸や皺ができ難くなることから、着用者が身体に着用したときに違和感がなく着用でき、着用性に優れたものとなるという利点がある。
また、本発明の第実施の態様に係る防護構造体の製造方法によれば、複数枚の防護ユニットを曲げた状態で、防護ユニットの湾曲させた中央部分同士を相互に結合することにより、凹凸や皺ができ難い防護構造体を製造でき、しかも結合作業が容易な防護構造体を提供できるという利点がある。
図1乃至図4は本発明に係る防護構造体の参考例を示している。図1は防護構造体を正面から見た図である。図2は、図1に示した防護構造体を下側から見た図である。図3は防護構造体を図1の裏側から見た状態で防護構造体を分解し平面状態で見た図である。図4に示した防護構造体を下側から見た図である。
図1乃至図4を参照して、防護構造体1は、複数枚のシート状部材3を積層し一体化した防護ユニット5の複数枚を積層し一体化した構造となっている。
防護ユニット5のそれぞれは、着用者の身体(図4を参照)100の一部に沿うように湾曲させた形態となっている。
防護ユニット5は、身体100の胸面・腹面と対向するように形成されている前身防護部6と、身体の首部の両側の一対の肩面のそれぞれと対向させるように前身防護部6から上方へ延びている一対の防護肩部7と、身体100の脇腹と対向するように前身防護部6から横方向(前身防護部6から防護肩部7の方向と直交する方向)へ延びている一対の脇腹防護部8とを有する。
なお、各シート状部材3は、複数枚を積層して防護ユニット5としており、防護ユニット5と同様な前身防護部6、一対の防護肩部7及び一対の脇腹防護部8と同様な形状となっている。
防護ユニット5のそれぞれは、湾曲させた形態で外側の防護ユニット5の少なくとも湾曲させた部分の両側の外形形状が、他の複数枚の防護ユニット5の湾曲させた部分の外形形状よりも大きい形状となっている。
即ち、防護ユニット5のそれぞれは、図3に示したように、前身防護部6、一対の防護肩部7の上部を除く部分、身体100の胸面部に対向させる部分である前身防護部6及び一対の脇腹防護部8の両側の一対の耳部9側における外形形状が身体100側の防護ユニット5から外側の防護ユニット5へ順次大きくなるように互いに異なる形状となっている。
複数枚の防護ユニット5の耳部9のそれぞれは、防護ユニット5の前身防護部7から一対の脇腹防護部8にかけて湾曲させた形態で、相対向するように重ね合わされている複数枚の防護ユニット5の耳部9同士が相互に結合糸11によって縫い合わされて結合されている。
なお、防護ユニット5の耳部9同士は、接着剤によって結合してもよい。また、防護ユニット5は、2枚〜20枚のシート状部材3を適宜選択して積層し1枚の防護ユニットとし、防護ユニット5を2枚〜12枚を適宜選択し積層する。
シート状部材3は、図5に示したように、各防護ユニット5を構成している複数枚のシート状部材3の耳部同士を重ね合わされ、シート状部材3の耳部同士を結合糸(図示せず)により縫合して結合しておく。また、シート状部材3の耳部同士は、接着剤により接着して結合したもの又は熱溶着して結合したものであってもよい。
シート状部材3は、高強度・高弾性率の繊維からなり、パラ系アラミド繊維、超高分子量ポリエチレン繊維、ポリアリレート繊維、ポリベンズ・アゾール(PBO)、ポリパラフェニレン・ベンゾ・ビズ・オキサゾール繊維、ポリピリド・ビズ・スイミダゾール繊維、炭素繊維のうちの少なくとも一種又はこれらの繊維からなるシート部材3を組み合わせて用いる。また、シート状部材3は、上記繊維を使用した不織布、平織や綾織などの織布、編物などとして用いる。さらに、シート状部材3は、フェノール系樹脂フィルム、アラミドシールド、ポリエチレンシールドからなるシートであってもよい。
なお、防護構造体1としては、前身防護部6及び防護肩部7のみで、脇腹防護部8がない防護構造体もある。このような防護構造体では、対向するように重ね合わされた防護ユニット5の耳部9を相互に前述した結合糸11による縫い合わせ結合、又はその他の固定手段により固定されるものであってもよい。結合糸11としては、上述した繊維を糸としたもの、金属線、天然糸などの一種を用いる。
防護構造体1は、複数枚の防護ユニット5が曲げられた形態で、これらの防護ユニット5の耳部9同士を結合してあることにより身体100に装着した際に、凹凸や皺ができ難くなることから、着用者が身体に着用したときに違和感がなく着用することができる。
以下、防護構造体1の製造方法について説明する。防護構造体の製造方法では、複数枚が同一外形形状のシート状部材3を積層し一体化して1枚の防護ユニット5を作る。この際、シート状部材3は、防護ユニット5を構成している複数枚のシート状部材3の耳部同士を重ね合わせ、シート状部材3の耳部を結合糸により縫合し結合する。もしくはシート状部材3の耳部を接着剤によって接着する。また、樹脂シートをシート状部材3と使用する場合には、耳部を熱溶着によって接着する。
複数枚の防護ユニット5は、1枚の防護ユニット5の両側における一対の耳部9側の外形形状よりも他の防護ユニットが順次大きくなるようにシート状部材3を裁断し、複数枚が同一外形形状のシート状部材3同士を一体化して複数枚の防護ユニット5を作る。
次に、図3及び図4に示したように、防護ユニット5のそれぞれは、着用者の身体100の一部に沿うように、内側の1枚の防護ユニット5から耳部9側が大きくなっている外側の防護ユニット5を順次積層する。さらに、複数枚に積層した防護ユニット5は、一対の防護肩部7の上縁側の耳部9同士を結合糸11によって縫い合わせて結合しておく。
積層した防護ユニット5は、着用者の身体100の一部に沿うように防護ユニット5の一側を湾曲させた状態で、複数枚の防護ユニット5の防護肩部7の上縁側の耳部9を除く一側の耳部9同士及び脇腹防護部8の一側の耳部9同士をそれぞれ重ね合わせ結合糸11によって縫い合わせ結合する。
その後、防護ユニット5の他側を湾曲させた状態で複数枚の防護ユニット5の他側の複数枚の防護ユニット5の防護肩部7の上縁側の耳部9を除く他側の耳部9同士及び脇腹防護部8の他側の耳部9同士を重ね合わせ結合糸11によって縫い合わせ結合する。
なお、耳部9同士の結合は、工業用ミシンを用いて結合糸11により縫い合わせて結合するが、この際、耳部9同士がずれない程度に結合糸11によって縫い合わせて結合すればよい。
また、防護構造体1としては、前身防護部6及び防護肩部7のみで、脇腹防護部8がない防護構造体もある。このような防護構造体では、前身防護部6及び防護肩部7の耳部9を相互に結合糸11によって縫い合わされて結合されるものであてもよい。
なお、このような防護構造体1の製造方法によれば、複数枚の防護ユニット5を曲げた状態で耳部9同士を結合することにより凹凸や皺ができ難い防護構造体を製造でき、しかも結合作業が容易な製造方法となる。
図6は、図1乃至図5によって説明した防護構造体1と一部の構成が異なっている第実施の形態例を示している。なお、図6において、図1乃至図5によって説明した防護構造体1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。
防護構造体1´は、複数枚の防護ユニット5が互いに重ね合わされ湾曲させた形態で防護ユニット5同士の湾曲させた中央部分が相互に結合されている。
従って、図1乃至図5によって説明した防護構造体1では、複数枚の防護ユニット5の耳部9同士が相互に結合糸11によって縫い合わされて結合されているが、第2実施の形態例における防護構造体1´では、湾曲させた前身防護部6の中央部分のみが相互に結合糸11´により結合されている点で相違する。
なお、防護構造体1´は、複数枚の防護ユニット5が曲げられた形態で、防護ユニット5の湾曲させた中央部分同士が相互に結合されていることにより、凹凸や皺ができ難くなり、耳部9が結合されていないので着用者が身体100に着用したときに違和感がなく着用できる。
以下、防護構造体1´の製造方法について説明する。防護構造体1´の製造方法では、参考例において説明した製造方法と同様に、複数枚の防護ユニット5を作る。
次に、複数枚の防護ユニット5を互いに重ね合わせ、防護ユニット5を着用者の身体の一部に沿うように複数枚の防護ユニット5同士の湾曲させた前身防護部6の中央部分を上下方向で相互に結合糸11´により縫い合わせて結合する。
なお、参考例及び第実施の形態例においては、防護ユニット5の外形形状が身体100側の防護ユニット5から外側の防護ユニット5へ順次大きくなるように互いに異なる形状となっているが、外側の1枚の防護ユニット5の外形形状が大きく、他の複数枚の防護ユニット5が同じ外形形状をもつものであってもよい。また、他の複数枚の防護ユニット5は、例えば、2〜4枚ずつの同じ外形形状の防護ユニット5を、6〜12枚が積層されるような構成であってもよい。
なお、防護構造体1´の製造方法によれば、複数枚の防護ユニット5を曲げた状態で、防護ユニット5の湾曲させた中央部分同士を相互に結合することにより、凹凸や皺ができ難い防護構造体を製造でき、しかも結合作業も容易となる。
以下に、防弾チョッキのような耐弾胴衣に参考例によって説明した防護構造体1を装着させた一例を説明する。
図7及び図8は防護構造体1を胴衣101に収容し、胴衣101を着用者の身体100に装着した状態を示している。図7は胴衣101の正面図である。図8は図7に示した胴衣101の断面を示している。
図7及び図8を参照して、胴衣101は、着用者の身体100の胸面・腹面に対向させて装着する前身頃体110と、身体100の背面に対向させて装着する後身頃体130とを備えている。
前身頃体110は着用者が着用したときに、身体100の胸面・腹面に対応する前身主体部112と、着用者1の肩面にそれぞれ対応させるように前身主体部112の上部から延びている一対の前身肩部114aと、身体100の脇腹面に対応する一対の脇腹部112cとを有している。
前身主体部112、前身肩部114a及び脇腹部112cは、袋形状に形成されている袋部112eを有する。脇腹部112cは、前身頃体110と後身頃体130とを連結している。袋部112eには、防護構造体1が装着されている。
身体100の胸面に対応する部分における前身主体部112の表面には、前身主体部112の上部に前掛け部112aの上部が接続されている。前掛け部112aは、前身主体部112の上部の表面を開閉可能になすように設けられている。
前身肩部114a及び後身肩部133aは、連結手段146,147を介して接続されている。連結手段146,147は、紐のような一対の解除部材156の一端が接続されている。解除部材156は、前身肩部114a及び後身肩部133aが連結している状態から前身肩部114aを後身肩部133aから引き離して連結状態を解除する役目を果たす。
後身頃体130は、着用者が身体100に胴衣101を着用したときに、身体100の背面に対応する後身主体部132と、後身主体部132の上部から着用者1の肩面のそれぞれに対応させるように後身主体部132から延びている一対の後身肩部133aとを有している。
身体100の背面に対応する後身主体部132の下部には、前身主体部112上で身体100の腹面に対向するように延びている帯長形状の後身装着部135が設けられている。後身装着部135は、後身主体部132の下部に一体となるように縫い付けられている。後身装着部135の両端部には、互いに両端部同士を合わせたときに、止着・離脱が可能な止着部材(図示せず)が設けられている。
後身装着部135及び後身主体部132の下部の表面上には、後身装着部135の長手方向へ移動可能な一対の後身連結部136aが設けられている。
さらに、身体100の背面の下部に対応する後身主体部132には、一対の後身連結部136aを身体100の背面の下部に対応した位置で移動可能に覆うように一対の後身被覆部138aが設けられている。一対の後身被覆部138aは、後身主体部132の上下方向を直交する上下辺で後身主体部132に縫い付け固定されている。
なお、防弾チョッキのような耐弾胴衣に参考例によって説明した防護構造体1を装着させた一例を説明したが、図7及び図8の胴衣101に第実施の形態例により説明した防護構造体1´を装着できることは容易に理解できるため説明を省略する。
さらに、上述した胴衣101は、浮力部材を設けた救命胴衣、防刃部材を設けた防刃胴衣、もしくは防弾部材を設けた防護胴衣として適用できる。
本発明に係る防護構造体の参考例を示す正面図である。 図1に示した防護構造体を下側から見た状態の底面図である。 図1に示した防護構造体を分解して示した正面図である。 図3に示した防護構造体を下側から見た状態の底面図である。 図4に示した防護構造体の1枚の防護ユニットの一部を拡大し断面して示した断面図である。 本発明に係る防護構造体の第実施の形態例を示す正面図である。 図1に示した防護構造体を耐弾胴衣に装備した一例を示した耐弾胴衣の正面図である。 図7に示した耐弾胴衣のVIII−VIII線断面図である。
符号の説明
1,1´ 防護構造体
3 シート状部材
5 防護ユニット
6 前身防護部
7 防護肩部
8 脇腹防護部
9 耳部
11,11´ 結合糸
100 身体
101 胴衣
110 前身頃体
112 前身主体部
112a 前掛け部
112c 脇腹部
112e 袋部
114a 前身肩部
130 後身頃体
132 後身主体部
133a 後身肩部
136a 後身連結部
138a 後身被覆部
146,147 連結手段
156 解除部材

Claims (6)

  1. 複数枚の防護ユニットを積層し一体化した防護構造体であって、袋形状に形成された耐弾胴衣の袋部内に装着される耐弾胴衣用の防護構造体において、
    上記防護ユニットのそれぞれは、繊維を使用した不織布、織物、編み物の少なくとも1つを含む複数枚のシート状部材を積層し一体化し、少なくとも着用者の身体の一部に沿うように湾曲させた形態であり、
    湾曲させた形態で外側の1枚の上記防護ユニットの少なくとも湾曲させた部分の両側の外形形状が他の複数枚の上記防護ユニットの湾曲させた部分の外形形状よりも大きい形状となっており、
    複数枚の上記防護ユニットが互いに重ね合わされ湾曲させた形態で上記防護ユニットの湾曲させた中央部分同士のみが相互に結合されていることを特徴とする防護構造体。
  2. 請求項1に記載の防護構造体において、上記防護ユニットの上記湾曲させた部分の少なくとも上記両側の外形形状が上記身体側の上記防護ユニットから上記外側の上記防護ユニットのそれぞれへ順次大きくなるように互いに異なる形状となっていることを特徴とする防護構造体。
  3. 請求項1または請求項2に記載の防護構造体において、上記シート状部材のそれぞれは、複数枚の上記シート状部材の耳部同士が重ね合わされた形態で結合されていることを特徴とする防護構造体。
  4. 複数枚の防護ユニットを積層し一体化する防護構造体であって、袋形状に形成された耐弾胴衣の袋部内に装着される耐弾胴衣用の防護構造体の製造方法において、
    1枚の上記防護ユニットを湾曲させた形態で少なくとも湾曲させた部分の両側の外形形状が、他の複数枚の上記防護ユニットを湾曲させた部分の外形形状よりも大きい形状となすように複数枚が同一外形形状の、繊維を使用した不織布、織物、編み物の少なくとも1つを含むシート状部材同士を積層し一体化して1枚の上記防護ユニットと他の複数枚の上記防護ユニットとを作る工程と、
    1枚の上記防護ユニットを外側として他の上記複数枚の上記防護ユニットを互いに重ね合わせ、複数枚の上記防護ユニットの湾曲させた中央部分同士のみで相互に結合する工程とを含むことを特徴とする防護構造体の製造方法。
  5. 請求項4に記載の防護構造体の製造方法において、上記防護ユニットの上記湾曲させた部分の上記両側の上記外形形状が上記身体側の上記防護ユニットから外側の上記防護ユニットのそれぞれへ順次大きくなるように互いに異なる形状に複数枚の上記防護ユニットを作ることを特徴とする防護構造体の製造方法。
  6. 請求項4または請求項5に記載の防護構造体の製造方法において、上記防護ユニットを構成する少なくとも複数枚の上記シート状部材の上記耳部同士を重ね合わせた形態として結合することにより上記防護ユニットを作ることを特徴とする防護構造体の製造方法。
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