JP3032364U - 閂式ラッチ装置 - Google Patents

閂式ラッチ装置

Info

Publication number
JP3032364U
JP3032364U JP1996006285U JP628596U JP3032364U JP 3032364 U JP3032364 U JP 3032364U JP 1996006285 U JP1996006285 U JP 1996006285U JP 628596 U JP628596 U JP 628596U JP 3032364 U JP3032364 U JP 3032364U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
lock
latch
spring
latch rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996006285U
Other languages
English (en)
Inventor
健一 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takigen Manufacturing Co Ltd filed Critical Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1996006285U priority Critical patent/JP3032364U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3032364U publication Critical patent/JP3032364U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉の施錠の実行とラッチ棒の拘束の実行、お
よびラッチ棒の拘束の解除と扉の施錠の解除がいずれも
単一操作で行える閂式ラッチ装置を提供する。 【解決手段】 ケース2の貫通孔3にラッチ棒4を摺動
可能に挿通し、バネ8によってラッチ棒4を後退方向に
摺動付勢し、貫通孔3に交差したロック孔9をケース2
に設け、該ロック孔9に対面する受孔10をラッチ棒4
の周面に設け、先端部がロック孔9に係脱するロックピ
ン11を該受孔10に収容し、バネ12によって突出方
向に摺動付勢し、ロックピン11の先端面13を突き押
してロックピン11を受孔10に没入させる押しボタン
14をケース2に設け、押しボタン14をバネ15によ
って復帰付勢する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】 本考案は、電気機器収納ボックス等の扉の施錠 に使用される閂式ラッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の閂式ラッチ装置では、扉に固着されるケースの長さ 方向の貫通孔にラッチ棒を摺動可能に挿通し、ラッチ棒の先端部が係脱する受部 を固定枠体に設け、ラッチ棒に摘み棒を直角に固着し、摘み棒が係合するロック 溝をケースの中間部に設けている。
【0003】 この閂式ラッチ装置では、ラッチ棒の先端部を固定枠体の受部に係合させるこ とによって扉が固定枠体に施錠され、その位置で貫通孔を中心にラッチ棒を90 度回転させて摘み棒をロック溝に係合させることによって、ラッチ棒の後退摺動 が制止される。
【0004】 しかしながら、この従来装置では、扉の施錠を解除するには、摘み棒を引き上 げてロック溝から外す操作と、引き上げ後にラッチ棒を後退摺動させる操作とい う2段階の操作と必要とする。また、扉の施錠を実行するには、ラッチ棒の前進 摺動させる操作と、その後に摘み棒をロック溝に係合させる引き下げ操作が必要 であり、いずれも2段階の操作を要するため、操作が煩雑である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 したがって本考案の目的は、扉の施錠の 実行とラッチ棒の拘束の実行、およびラッチ棒の拘束の解除と扉の施錠の解除が 、いずれも単一操作で簡単に行える閂式ラッチ装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明 すると、本考案の閂式ラッチ装置では、扉1に固着されるケース2の貫通孔3に ラッチ棒4を摺動可能に挿通し、ラッチ棒4の先端部が係脱する受部7を固定枠 体6に設け、バネ8によってラッチ棒4を後退方向に摺動付勢する。
【0007】 貫通孔3に交差したロック孔9をケース2に設け、ロック孔9に対面する受孔 10をラッチ棒4の周面に設け、先端部がロック孔9に係脱するロックピン11 を該受孔10に収容し、バネ12によって突出方向に摺動付勢し、ロックピン1 1の先端面13を突き押してロックピン11を受孔10に没入させる押しボタン 14をケース2に設け、押しボタン14をバネ15によって復帰付勢する。
【0008】 扉1の閉鎖施錠状態では、ラッチ棒4の先端部が固定枠体6の受部7に係合し 、ラッチ棒4側のロックピン11がケース2側のロック孔9に係合し、該係合が バネ12によって保持されているため、ラッチ棒4はケース2に拘束されている 。ロックピン11の先端面13に押された押しボタン13はケース2の前面側に 最も突き出た待機位置にある。
【0009】 扉1の施錠を解除するには、押しボタン14をバネ15の付勢に抗して押し込 み、ロックピン11をバネ12に抗してケース2側のロック孔9から脱出させ、 全体をラッチ棒4側の受孔10内に押し戻す。ロックピン11の先端面13がラ ッチ棒4の周面と同じ面位置に来るまで押し戻された時、ケース2に対するラッ チ棒4の拘束が解除され、ラッチ棒4はバネ8の付勢によって直ちに後退摺動し 、ラッチ棒4の先端部が固定枠体6の受部7から脱出する。すなわち、押しボタ ン14を押し込むという単一操作によって、ラッチ棒4の拘束の解除と扉1の施 錠の解除が即座になされる。
【0010】 押しボタン14から指を離すと、押しボタン14はバネ15の付勢によって前 記待機位置に復帰する。扉1はラッチ棒4を手前に引くこと等によって開放され る。扉1を閉鎖した後、バネ8に抗してラッチ棒4を前進摺動させると、ラッチ 棒4の先端部が固定枠体6の受部7に所定長さ係合した段階で、ラッチ棒4側の 受孔10がケース2側のロック孔9に対面する。そのため、ロックピン11はバ ネ12の付勢によってラッチ棒4側の受孔10から一部突出し、ケース2側のロ ック孔9に再度係合する。すなわち、ラッチ棒4を前進摺動させるという単一操 作によって、扉1の施錠の実行とラッチ棒4の拘束の実行が即座になされる。
【0011】
【考案の実施の形態】 図示の実施例では、ケース2は外側部材16と内側 部材17によって構成され、貫通孔3とロック孔9は内側部材16に設けられ、 押しボタン14は外側部材17に設けられている。受部7はソケット状に形成さ れており、固定枠体6に固着される。ラッチ棒4は、基端部の摘み部5に隣接し た大径部4aと先端部が受部7に係脱する小径部4bとで段軸状に形成され、小 径部4bの先端部には硬い金属の芯部材18を設けてある。
【0012】 ラッチ棒4の付勢用バネ8は圧縮コイルバネで構成され、バネ8の一端は貫通 孔3の中間段差面19に当接し、バネ8の他端はラッチ棒4の段差肩面20に当 接している。ロックピン11は円筒状に形成され、圧縮コイルバネで構成された 付勢用バネ12の一部が空洞部内に収容されている。押しボタン14はケース2 の外側部材17に設けた透孔21に嵌められ、ケース2の内側部材16に設けた 凹部22に押しボタン14の背面側の鍔部23が挿入されている。
【0013】 押しボタン14の背面中央部には、ロックピン11より若干小径の突き押し軸 部24が設けられ、押しボタン14を押し込んだ時、突き押し軸部24がロック 孔9内に入り込む。このとき、押しボタン14の前記鍔部23が凹部22の底面 25に当接して、押し込み量を一定に規制する。押しボタン14の付勢用バネ1 5は圧縮コイルバネで構成されている。押しボタン14は鍔部23が透孔21の 背面側孔縁部26に当接することによって、ケース2からの抜脱を阻止されてい る。
【0014】 ラッチ棒4の大径部4aには長さ方向の規制溝27が設けられ、ケース2には 該規制溝27に係合する規制突起28を設けてある。規制突起28が規制溝27 に沿って摺動することによって、ラッチ棒4は貫通孔3を中心に自転することが ない。
【0015】
【考案の効果】 以上のように本考案の閂式ラッチ装置では、ケース2の貫 通孔3に挿通したラッチ棒4をバネ8によって後退方向に摺動付勢し、貫通孔3 に交差したロック孔9をケース2に設け、該ロック孔9に対面するラッチ棒4側 の受孔10にロックピン11を収容し、ロックピン11をバネ12によって突出 方向に摺動付勢し、ロックピン11をロック孔9から脱出させて受孔10に没入 させる押しボタン14をケース2に設けたので、押しボタン14の押し込みとい う単一操作によって、ラッチ棒4の拘束の解除と扉1の施錠の解除が簡単になさ れ、また、ラッチ棒4の前進摺動という単一操作によって、扉1の施錠の実行と ラッチ棒4の拘束の実行が簡単になされるため、操作性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る閂式ラッチ装置の正
面図である。
【図2】 該閂式ラッチ装置の平面図である。
【図3】 該閂式ラッチ装置の左側面図である。
【図4】 該閂式ラッチ装置の右側面図である。
【図5】 図1のA−A線断面図である。
【図6】 図1のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 扉 2 ケース 3 ケースの貫通孔 4 ラッチ棒 5 ラッチ棒の摘み部 6 固定枠体 7 受部 8 ラッチ棒の付勢用バネ 9 ケース側のロック孔 10 ラッチ棒側の受孔 11 ロックピン 12 ロックピンの付勢用バネ 13 ロックピンの先端面 14 押しボタン 15 押しボタンの付勢用バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉1に固着されるケース2の貫通孔3に
    ラッチ棒4を摺動可能に挿通し、ラッチ棒4の先端部が
    係脱する受部7を固定枠体6に設け、バネ8によってラ
    ッチ棒4を後退方向に摺動付勢し、貫通孔3に交差した
    ロック孔9をケース2に設け、該ロック孔9に対面する
    受孔10をラッチ棒4の周面に設け、先端部がロック孔
    9に係脱するロックピン11を該受孔10に収容し、バ
    ネ12によって突出方向に摺動付勢し、ロックピン11
    の先端面13を突き押してロックピン11を受孔10に
    没入させる押しボタン14をケース2に設け、押しボタ
    ン14をバネ15によって復帰付勢した閂式ラッチ装
    置。
JP1996006285U 1996-06-12 1996-06-12 閂式ラッチ装置 Expired - Lifetime JP3032364U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996006285U JP3032364U (ja) 1996-06-12 1996-06-12 閂式ラッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996006285U JP3032364U (ja) 1996-06-12 1996-06-12 閂式ラッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3032364U true JP3032364U (ja) 1996-12-17

Family

ID=43167283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996006285U Expired - Lifetime JP3032364U (ja) 1996-06-12 1996-06-12 閂式ラッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3032364U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010203095A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Sugita Ace Kk ドアのロック装置
CN109455213A (zh) * 2018-11-15 2019-03-12 湖南福德电气有限公司 一种用于不带支架的电阻的周转车
CN109455214A (zh) * 2018-11-15 2019-03-12 广东福德电子有限公司 一种用于带支架的电阻的周转车

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010203095A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Sugita Ace Kk ドアのロック装置
CN109455213A (zh) * 2018-11-15 2019-03-12 湖南福德电气有限公司 一种用于不带支架的电阻的周转车
CN109455214A (zh) * 2018-11-15 2019-03-12 广东福德电子有限公司 一种用于带支架的电阻的周转车

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06264655A (ja) 引出し回転型扉用ロックハンドル装置
JPH06264656A (ja) 引出し回転型扉用ロックハンドル装置
JPH0662150U (ja) 引出し回転型扉用ロックハンドル装置
JPH06240932A (ja) 引出し回転型扉用ロックハンドル装置
JP2590049B2 (ja) 掛金装置
JPH0332213Y2 (ja)
JP3032364U (ja) 閂式ラッチ装置
JP2590048B2 (ja) 掛金装置
JPH07113368A (ja) 閂式ラッチ装置
JP2573165B2 (ja) 引出し回転型扉用ロックハンドル装置
JPH051570Y2 (ja)
JPS5820753Y2 (ja) 錠止装置
JPH0636200Y2 (ja) 引出し回転型扉用ロックハンドル装置
JP2582342B2 (ja) 解錠位置拘束型ラッチ装置
JPH0342222Y2 (ja)
JPH0633159Y2 (ja) 把手装置
JP3032362U (ja) 引出し回転型扉用ロックハンドル装置
JPS5820752Y2 (ja) 錠止装置
JP2724449B2 (ja) 自動販売機等のロックハンドル装置
JP2623230B2 (ja) 解錠位置拘束型ラッチ装置
JPS6242070Y2 (ja)
JP3040325U (ja) 解錠位置拘束型ラッチ装置
JP2547267B2 (ja) 自動車用フードロック装置
JPS6024288Y2 (ja) 折りたたみ収納式切断作業用具の退動防止装置
JPH08303079A (ja) 錠止装置