JP3032352B2 - 天井扇風機 - Google Patents

天井扇風機

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JP3032352B2
JP3032352B2 JP3273692A JP27369291A JP3032352B2 JP 3032352 B2 JP3032352 B2 JP 3032352B2 JP 3273692 A JP3273692 A JP 3273692A JP 27369291 A JP27369291 A JP 27369291A JP 3032352 B2 JP3032352 B2 JP 3032352B2
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哲治 川津
隆雄 竹山
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松下精工株式会社
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  • Optical Communication System (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔操作可能な天井扇
風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、広範囲で死角のない受信機能を持
ち、不特定の場所から遠隔操作できる天井扇風機が求め
られている。
【0003】従来、この種の天井扇風機は、実公平3−
15838号公報に示すような構成であった。以下図6
および図7を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、天井扇風機本体101に
はアウターロータ形のモータ102が内蔵され、このモ
ータ102のステータ102aに固定軸103が圧入し
て固定されている。この固定軸103の上端部分で本体
101は天井面に吊り下げられ、固定軸103の下端部
には電装品を内装した制御ボックス104が装着されて
いる。この制御ボックス104の外周面には遠隔操作装
置(図示せず)から発信された光信号を受ける複数の受
信器105が設けられている。またモータ102の上面
および側面はモータカバー106で覆われ、羽根107
はモータ102のロータ102b下面に放射状に取付け
られている。
【0005】上記構成において、前記遠隔操作装置から
光信号が発信されると受信器105の少なくとも1つが
光信号を受信し、その信号を制御ボックス104内で処
理して、モータ102を運転制御するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の天井
扇風機では、いずれか1つの受信器が光信号を受信する
ためには、少なくとも3個以上の受信器が必要であるた
め、部品点数が多くなり配線も複雑になるという課題が
あった。
【0007】また受信器の受光可能な入射角度が約30
度と比較的狭いため、受信器の個数が少ない場合は、受
信感度が低下するという課題があった。
【0008】さらに制御ボックスの下方に照明器を取付
ける場合には、照明器の光源と受信器とが近接するた
め、S/N比が低下し受信感度が悪くなるという課題が
あった。
【0009】また羽根の上方に受信器を設けると羽根が
光信号を横切ることになり、光信号が受信器に正確に到
達しないという課題があった。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、受信
器の数を少なくして、製造コストを低減できる天井扇風
機を提供することを第1の目的とする。
【0011】第2の目的は、制御ボックスの下に照明器
を取付けた場合でも、照明器の光に影響されずに光信号
を受信できることにある。
【0012】第3の目的は羽根の回転により送信された
光信号が羽根で遮断されることのない天井扇風機を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するための第1の手段は、モータの中央部に嵌合して
天井扇風機本体を支持するパイプと、前記モータの下面
に放射状に配設される羽根と、前記パイプの下端部に取
付けられる制御ボックスとを有し、この制御ボックスの
側周面に円環状の導光体を付設し、この導光体の外周面
に複数の光信号入力部を形成し、前記導光体の内周面に
光信号出力部を突設し、この光信号出力部に対面して受
信部を設けた構成としたものである。
【0014】また、第2の目的を達成するための第2の
手段は、モータの中央部に嵌合して天井扇風機本体を支
持するパイプと、前記モータの上面および側面を包囲す
るモータカバーと、前記モータの下面に放射状に配設さ
れた複数の羽根と、前記パイプの下端部に取付けられる
制御ボックスと、この制御ボックスの下部に取付けられ
る照明器とを有し、前記モータカバーの側周面に円環状
の導光体を付設し、この導光体の外周面に複数の光信号
入力部を等間隔に形成し、前記導光体の内周面に光信号
出力部を突設し、この光信号出力部に対面して受信器を
設けた構成としたものである。
【0015】また、第3の目的を達成するための第3の
手段は、導光体に形成する光信号入力部の数を少なくと
も4ヵ所以上とし、隣接する前記光信号入力部が本体中
心を中心としてなす角度は、隣接する羽根の対向する側
縁が前記導光体上において前記本体中心を中心としてな
す角度より小なるものを備えた構成としている。
【0016】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、制
御ボックスの外周にある導光体に形成した複数の光信号
入力部より、周囲の不特定場所から発信された光信号を
取り込み、導光体内を通したあと、光信号出力部より受
信器に光信号を放射することができるものである。
【0017】また第2の手段の構成により、モータカバ
ーの側周にある導光体に形成した複数の光信号入力部よ
り光信号を取り込むとき、制御ボックスの下部に設けた
照明器との距離を設けているため、照明器からの光がノ
イズとして影響することを防止できるものである。
【0018】また第3の手段の構成により、隣接する光
信号入力部の本体中心でのなす角度を隣接する羽根のす
き間の本体中心でのなす角度により小さくしているの
で、1つの光信号入力部が羽根で覆われた場合でも、他
の光信号入力部が確実に光信号を受信できるものであ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について図1およ
び図2を参照しながら説明する。なお従来例と同一構成
のものは、同一番号を付して詳しい説明は省略する。
【0020】図に示すように、本体の下部に装着した制
御ボックス104の外周には円環状の導光体1を巻き付
けている。この導光体1は、その外周面に3ヵ所以上の
複数の光信号入力部1aを突設し、導光体1の内周面に
は先端が平面形状の光信号出力部1bを突出し、この光
信号出力部1bの外周面側にV字状に切欠いたVカット
1Cを設けている。光信号出力部1bに対面する位置に
受信器2が設けられている。前記光信号入力部1aは2
つの平面を約100度の角度で突き合わせた形状を成
し、光信号を導光体1内に導入する機能を有している。
【0021】上記構成において、遠隔操作装置(図示せ
ず)から送信された光信号は、導光体1の外周面に突出
した光信号入力部1aより導光体1内部に導入され、こ
の導光体内を内面反射しながら進み、Vカット1Cで略
90度方向変更されて光信号出力部1bより送出され、
受信器2に光信号が伝達される。受信器2で受けた光信
号は制御ボックス内で信号処理されて、モータ102を
運転制御する。
【0022】このように本発明の第1実施例の天井扇風
機によれば、電装ボックスの周囲に導光体1を付設し、
導光体1の光信号入力部1aより遠隔操作部の光信号を
受信して、導光体1内を進行させ、光信号出力部1bよ
り受信器2に伝達することができるので、受信器2の数
を少なくして内部配線も簡易にすることができ、製造コ
ストを低減することができる。
【0023】なお本実施例では導光体1の光信号入力部
1aの形状を2平面を突き合わせた突出形状としたが、
その形状を導光体1の表面に形成した1つの平面として
もよく、また光信号入力部の形状を2平面を突き合わせ
たVカットの凹形状としてもよく、いずれも同様の効果
を生じるものである。
【0024】つぎに本発明の第2実施例について図3お
よび図4を参照しながら説明する。なお従来例および本
発明の第1実施例と同一構成のものは同一番号を付し
て、詳しい説明を省略する。
【0025】図に示すように、モータ102を覆うモー
タカバー106の側周面には円環状の導光体21を巻き
付けている。この導光体21にはその外周面に6ヵ所の
光信号入力部21aを突設し、導光体21の内周面の対
象位置には2ヵ所の光信号出力部21bを突出し、この
光信号出力部21bの外周面側にV字状に切欠いたVカ
ット21Cを設けている。光信号出力部21bに対面す
る位置には受信器22が設置され、制御ボックス104
内に結線されている。
【0026】なお光信号入力部21a,光信号出力部2
1b,Vカット21Cはそれぞれ第1実施例に示したも
のと同一形状をなしている。
【0027】また制御ボックス104の下部には照明器
23が後付け可能に取付けられている。
【0028】上記構成において、遠隔操作装置から送信
された光信号は、導光体21の外周面に突出した光信号
入力部21aより、導光体21内に導入され、この導光
体21を内面反射しながら進み、Vカット21Cで略9
0度方向変更されて光信号出力部21bより送出され、
受信器22に光信号が伝達される。このとき、制御ボッ
クス104の下部に設けた照明器23が点灯していて
も、照明器23と導光体21との間に距離があるため、
照明器23の光が導光体21の光信号入力部21に影響
することは少なく、遠隔操作装置からの光信号を精度よ
く受信することができる。
【0029】このように本発明の第2実施例の天井扇風
機によれば、モータカバー106の外周面に導光体21
を付設し、制御ボックス104の下部に設けた照明器2
3から離したことにより、照明器23の光が導光体21
の光信号入力部21bに悪影響を与えることなく、S/
N比を高くして遠隔操作部からの光信号を精度良く受信
することができる。
【0030】また導光体21の対象位置となる2ヵ所に
光信号出力部21b,Vカット21Cおよび受信器22
をそれぞれ1つずつ設けることにより、導光体21内を
進む距離が約半分となり、光信号の減衰量が少なくなる
ため、受信感度をより高めることができる。
【0031】次に本発明の第3実施例について図5およ
び図6を参照しながら説明する。なお従来例および本発
明の第2実施例と同一構成のものは同一番号を付して詳
しい説明を省略する。
【0032】図に示すようにモータカバー106の側周
面には円環状の導光体31を巻き付け、この導光体31
はその外周面に6ヵ所の光信号入力部32a〜32eを
等間隔に形成している。よって隣接する光信号入力部3
2a〜32eの本体中心34でのなす角度αは60度と
なる。
【0033】また4枚の羽根33a〜33dが放射状に
取りつけられており、隣接する羽根33a,33bのな
す角度は90度である。図5に示すように羽根33a自
体の導光体31上でのなす角度θは羽根33aの巾と、
導光体31の外径により定まり、本実施例では角度θを
20度と設定している。従って隣接する羽根33a,3
3bの対向する側縁のなす角度βは(90度−θ)=7
0度となり、前述した光信号入力部32a,32bのな
す角度α(=60度)より大となっている。
【0034】上記構成において、遠隔操作装置35から
光信号を送ると、図5に示す状態ではいずれの羽根にも
妨害されることなく、光信号入力部32a〜32cの3
ヵ所で受信される。
【0035】次に羽根33bが光信号入力部32bを覆
う位置にある場合は、羽根の間隔がなす角度βは光信号
入力部のなす角度αより大となっているので、光信号入
力部32a,32cを他の羽根33a,33cが覆うこ
とはなく、この2ヵ所で受信することができる。
【0036】このように本発明の第3実施例の天井扇風
機によれば、隣接する羽根の対向する側縁が導光体上で
なす角度を隣接する光信号入力部のなす角度より大きく
することにより、1つの光信号入力部が羽根に覆われた
場合でも、他の光信号入力部が受信可能となるため、遠
隔操作装置からの光信号を確実に受信器に伝達すること
ができる。
【0037】なお本実施例では光信号入力部を6ヵ所と
したが、光信号入力部を4ヵ所として、少なくとも1ヵ
所の光信号入力部が常に受信可能な状態とするようにし
てもよい。
【0038】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば本体の下端部にある制御ボックス側周面に円
環状の導光体を付設し、この導光体に複数の光信号入力
部と少なくとも1ヵ所の光信号出力部を設けることによ
り、受光器の数を少なく、また制御ボックス内の配線を
簡易にして製造コストを低減するとともに、光信号入力
部の数を調節して受信感度を安定できる効果のある天井
扇風機を提供できる。
【0039】またモータカバーの側周面に円環状の導光
体を付設することにより、制御ボックスの下部に設けら
れる照明器からの光の影響を少なくして、導光体のS/
N比を向上させ、光信号を正確に伝達できる効果のある
天井扇風機が提供できる。
【0040】さらに、導光体の隣接する光信号入力部の
本体中心でのなす角度を、隣接する羽根の対向する側縁
が導光体上でなす角度より小としたことにより、1つの
光信号入力部が羽根で覆われた場合でも、他の光信号入
力部が羽根の間より露出して必ず光信号を受信できる効
果のある天井扇風機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の天井扇風機の側断面図
【図2】同導光体と受信器の構成図
【図3】同第2実施例の同側断面図
【図4】同導光体と受信器の構成図
【図5】同第3実施例の同外観図
【図6】従来の天井扇風機の側断面図
【図7】同制御ボックスの一部断面底面図
【符号の説明】
1 導光体 1a 光信号入力部 1b 光信号出力部 2 受信部 21 導光体 21a 光信号入力部 21b 光信号出力部 22 受信器 23 照明器 31 導光体 32a 光信号入力部 32b 光信号入力部 33c 光信号入力部 32d 光信号入力部 32e 光信号入力部 32f 光信号入力部 33a 羽根 33b 羽根 33c 羽根 33d 羽根 34 本体中心 101 本体 102 モータ 103 パイプ 104 制御ボックス 106 モータカバー 107 羽根

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの中央部に嵌合して天井扇風機本体
    を支持するパイプと、前記モータの下面に放射状に配設
    される羽根と、前記パイプの下端部に取付けられる制御
    ボックスとを有し、この制御ボックスの側周面に円環状
    の導光体を付設し、この導光体の外周面に複数の光信号
    入力部を形成し、前記導光体の内周面に光信号出力部を
    突設し、この光信号出力部に対面して受信部を設けた天
    井扇風機。
  2. 【請求項2】モータの中央部に嵌合して天井扇風機本体
    を支持するパイプと、前記モータの上面および側面を包
    囲するモータカバーと、前記モータの下面に放射状に配
    設された複数の羽根と、前記パイプの下端部に取付けら
    れる制御ボックスと、この制御ボックスの下部に取付け
    られる照明器とを有し、前記モータカバーの側周面に円
    環状の導光体を付設し、この導光体の外周面に複数の光
    信号入力部を等間隔に形成し、前記導光体の内周面に光
    信号出力部を突設し、この光信号出力部に対面して受信
    器を設けた天井扇風機。
  3. 【請求項3】導光体に形成する光信号入力部の数を少な
    くとも4ヵ所以上とし、隣接する前記光信号入力部が本
    体中心を中心としてなす角度は、隣接する羽根の対向す
    る側縁が前記導光体上において前記本体中心を中心とし
    てなす角度より小なるものとした天井扇風機。
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