JP3031581B2 - ランダムアクセスメモリおよび情報処理装置 - Google Patents

ランダムアクセスメモリおよび情報処理装置

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JP3031581B2
JP3031581B2 JP4009194A JP919492A JP3031581B2 JP 3031581 B2 JP3031581 B2 JP 3031581B2 JP 4009194 A JP4009194 A JP 4009194A JP 919492 A JP919492 A JP 919492A JP 3031581 B2 JP3031581 B2 JP 3031581B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路として構成さ
れたランダムアクセスメモリに係り、特に連続したアド
レスでの全ビットが同時にプリセット/リセット可とさ
れたランダムアクセスメモリ、更に、それに加え、任意
アドレスでの任意ビットが高速にプリセット/リセット
可とされたランダムアクセスメモリ、更にはまた、これ
らランダムアクセスメモリを主記憶メモリ、あるいはバ
ッファメモリとして具備してなる情報処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、ランダムアクセスメモリ一般
については、「LSIによる論理設計」(奥川峻史著、
1987年、共立出版発行)の140〜144ページに
記載されているように、ランダムアクセスメモリに対し
ては、書込/読出モードを書込イネーブル信号によって
指定した上、アクセスアドレスを入力せしめることによ
って、そのアクセスアドレスにデータを書き込んだり、
そのアクセスアドレスからデータが読み出されるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、情報処理装
置一般においては各種の処理が行われているが、ランダ
ムアクセスメモリを計算機の主メモリとして使用する場
合、処理の種別如何によっては、任意の連続アドレス空
間に亘ってその空間内での全アドレスでのデータをプリ
セット/リセットしたり、あるいは特定のアドレスでの
特定ビットデータをプリセット/リセットする処理が頻
繁に行われるものとなっている。このような処理が頻繁
に行われるものとしては、例えば画像処理が挙げられる
が、そのような処理は可及的迅速に行われることが処理
能力の性能上、望ましいものとなっている。しかしなが
ら、これまでのランダムアクセスメモリ一般では、アド
レス各々でのデータ、あるいは特定ビットデータの更新
は通常、プログラム処理によってアドレス単位に行われ
ているだけとなっている。即ち、あるアドレスでのデー
タをプリセット/リセットするには、書込データとして
のオール“1”/“0”をそのアドレスに書込むことに
よって、初めてアドレスでのデータの更新が行われてい
るものである。したがって、任意の連続アドレス空間
での全データをプリセット/リセットする必要がある場
合には、これまでにあっては、書込アドレスを更新しつ
書込アドレスに書込アクセスを行う必要があったも
のである。書込アドレスの数が少ない場合は特に問題は
生じないが、アドレスの数が多い程に、書込処理に要さ
れる時間は長くなるというものである。例えばメモリア
ドレス空間として、アドレス0〜1023のランダムア
クセスメモリを想定し、その全アドレスでのデータをリ
セットする場合には、1アドレス当りの書込サイクルが
500nsとして、512μs(=1024×500n
s)もの時間が要されるというものである。これがため
リアルタイム性処理が要求される場合には、それに
対処し得ないでいるのが実情である。
【0004】発明の第の目的は、任意連続アドレス
空間での全データをオール“1”/“0”に更新するに
際して、その更新が通常の書込処理によることなく速や
かに行われるを可としたランダムアクセスメモリを供す
るにある。本発明の第の目的は、外部からの切替要求
に応じて、任意アドレスでの特定ビットデータの更新
も可として、任意連続アドレス空間での全データのオー
ル“1”/“0”への更新が通常の書込処理によること
なく速やかに行われるを可としたランダムアクセスメモ
リを供するにある。本発明の第の目的は、少なくと
、任意連続アドレス空間での全データのオール“1”
/“0”への更新が通常の書込処理によることなく速や
かに行われるを可とした情報処理装置を供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】記第の目的は、集積
回路化構成のランダムアクセスメモリに、メモリセル各
々はプリセット可、リセット可として、外部からのプリ
セット/リセットされるべき開始アドレスおよび終了ア
ドレスにもとづき、該開始アドレスから該終了アドレス
までの全メモリセルに対し、プリセット/リセット信号
を同時に発生する制御回路を内蔵せしめることで達成さ
れる。また、上記第2の目的は、集積回路化構成のラン
ダムアクセスメモリに、メモリセル各々はプリセット
可、リセット可として、外部からのプリセット/リセッ
トされるべき任意アドレスでのビットアドレスにもとづ
き、該任意アドレスでのビットアドレス対応のメモリセ
ルに対し、プリセット/リセット信号を発生する第1の
制御回路と、外部からのプリセット/リセットされるべ
き開始アドレスおよび終了アドレスにもとづき、該開始
アドレスから該終了アドレスまでの全メモリセルに対
し、プリセット/リセット信号を同時に発生する第2の
制御回路とを内蔵せしめた上、上記第1の制御回路、第
2の制御回路の何れかを外部からの切替モード信号に応
じて選択的に動作せしめることで達成される。更に、上
記第3の目的は集積回路化構成のランダムアクセスメ
モリに、少なくとも、外部からのプリセット/リセット
されるべき開始アドレスおよび終了アドレスにもとづ
き、該開始アドレスから該終了アドレスまでの全メモリ
セルに対し、プリセット/リセット信号を同時に発生す
る制御回路を内蔵せしめた上、これを主記憶メモリ、あ
るいはバッファメモリとして具備せしめることで達成さ
れる。
【0006】
【作用】要は、集積回路化構成のランダムアクセスメモ
リに、メモリセル各々を所望にプリセット/リセットす
るための制御回路を内蔵せしめるべく構成したものであ
る。即ち、外部からプリセット/リセットされるべき任
意アドレスでのビットアドレスが指定された場合には、
その任意アドレスでのビットアドレス対応のメモリセル
に対し制御回路からはプリセット/リセット信号が発生
されることによって、任意アドレスでのビットアドレス
対応のメモリセルは所望にプリセット/リセットされる
ものである。また、外部からプリセット/リセットされ
るべき開始アドレスおよび終了アドレスにもとづき、そ
の開始アドレスから終了アドレスまでの全メモリセルに
対し、制御回路からプリセット/リセット信号を同時に
発生せしめる場合は、それらメモリセルは所望にプリセ
ット/リセットされ得るものである。更に、前者を第1
の制御回路、後者を第2の制御回路として、これらをと
もに内蔵せしめた上、何れかを外部からの指定によって
選択的に動作せしめる場合には、必要に応じて何れかの
態様でメモリセルをプリセット/リセットし得るもので
ある。
【0007】ところで、ランダムアクセスメモリに第1
の制御回路、第2の制御回路がともに内蔵せしめられる
場合、これら制御回路は具体的にはマイクロプロセッサ
として構成されるのが望ましいものとなっている。何れ
にしても、それら制御回路ののうち、少なくとも何れか
が内蔵せしめられたランダムアクセスメモリが情報処理
装置に主メモリ、あるいはバッファメモリとして具備せ
しめられる場合には、情報処理装置では特殊な処理を行
うに際し、処理効率の向上が可能とされているものであ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を各種の実施例にもとづき
1から図10により説明する。 実施例:その1 図1は連続した複数のアドレス各々での全メモリセルが
同時にプリセット/リセット可とされた一例でのランダ
ムアクセスメモリの構成を示したものである。本例では
メモリアドレス空間がアドレス0〜3、1アドレスに1
メモリセルが割付された場合、即ち、アドレス数が4、
1アドレス分のデータ幅が1ビットの場合が想定された
ものとなっている。メモリセルとしてのフリップフロッ
プ(以下、FFと称す)11〜14各々はアドレス0〜
3対応に設けられたものであるが、図示のように、FF
11〜14各々に対しては外部からの1ビットデータ入
力1が書込可とされている他、制御ブロック10からの
FF11〜14対応のプリセット/リセット信号S×/
R×(×=0〜3)が入力されるものとなっている。通
常時にあっては、FF11〜14各々には選択的に外部
からの1ビットデータ入力1が書込可とされ、しかもF
F11〜14各々に書込された1ビットデータは外部か
らの読出アドレス9によって外部に読み出されるように
なっているものであるが、非通常時にあっては、FF1
1〜14各々は制御ブロック10からのプリセット/リ
セット信号S×/R×によって強制的にプリセット/リ
セットされているものである。
【0009】先ず通常時での書込/読出動作について説
明すれば以下のようである。即ち、通常時での書込は外
部からのデータ入力1がFF11〜14各々に共通に入
力せしめられた状態で、外部からの書込アドレス3はア
ドレスデコーダ2でデコードされることによって行われ
るものとなっている。通常の書込では、外部からのライ
トイネーブル信号4によってアドレスデコーダ2でのデ
コード動作は許容されているが、アドレスデコーダ2か
らのデコード出力はクロックとしてFF11〜14の何
れかに選択的に与えられることによって、書込アドレス
3対応のFFに書込されるものである。一方、読出にお
いては、外部からの読出アドレス9は選択出力制御信号
としてセレクタ15に与えられることによって、FF1
1〜14各々からのQ出力が入力せしめられているセレ
クタ15からは、読出アドレス9対応のFFのQ出力が
データ出力として外部に出力されるようになっているも
のである。
【0010】一方、連続したアドレスでのデータがプリ
セット/リセットされる場合には、制御ブロック10に
よってFF11〜14は所望にプリセット/リセットさ
れるものとなっている。図示のように、制御ブロック1
0には外部からSA(開始アドレス)5、STA(終了
アドレス)6、リセットモード信号7、(プリ)セット
モード信号8およびEN(動作イネーブル信号)16が
入力せしめられているが、動作イネーブル信号16が動
作を許容している場合のみ、制御ブロック10からはS
A(開始アドレス)5、STA(終了アドレス)6、リ
セットモード信号7およびセットモード信号8にもとづ
所定にプリセット/リセット信号S×/R×が発生
されるものとなっている。図2はその制御ブロック10
の一例での具体的構成を示したものである。図示のよう
に、外部からのSA(SA1SA0)5およびSTA(S
TA1STA0)6はデコーダ10ー1によってデコード
されることによって、プリセット/リセットされるべき
アドレス範囲が識別されるようになっている。通常はS
A<STAとしてSA,STAが外部から指定される
が、本例ではアドレス3とアドレス0は連続しているも
のとして、しかもSA≧STAの場合も許容されるよう
になっている。即ち、SA=STAの場合には開始ア
ドレス1アドレス分のみに対しプリセット/リセット制
御が行われるものである。また、STA<SAの場合、
例えばSA=アドレス2、STA=アドレス0の場合
アドレス2,3,0の3アドレス分に対しプリセッ
ト/リセット制御が行われるようになっているものであ
る。図示のように、動作イネーブル信号16が動作を許
容している場合のみデコータ10ー1ではSAとST
Aの全ての組合せが識別された上、その旨のデコード出
力が出力されているが、それらデコード出力はアドレス
0〜3対応に設けられた多入力オアゲート10ー6〜1
0ー9でエンコードされることによって、対としてのア
ンドゲート10ー10,10ー11、10ー1210,
10ー13、10ー14,10ー15、10ー16,1
0ー17の1対以上が活性化状態におかれるものとなっ
ている。一方、リセットモード信号7およびセットモー
ド信号8はこれら同時入力がインバータ10ー2,10
ー3およびアンドゲート10ー4,10ー5で相互にイ
ンヒビットされた上、上記対としてのアンドゲートのう
ち、何れか一方のみが活性化状態におかれるようになっ
ている。結局なところ、多入力オアゲート10ー6〜1
0ー9およびアンドゲート10ー4,10ー5によって
最終的に活性化されているアンドゲートにより、SAお
よびSTAによって規定されるアドレス範囲での全FF
がプリセット/リセットされるようになっているもので
ある。例えばSA=アドレス2、STA=アドレス0と
して、外部からプリセット動作が指定されている場合に
は、アンドゲート10ー14,10ー16,10ー10
が同時に活性化され、アンドゲート10ー14,10ー
16,10ー10各々からはプリセット信号S2,S
3,S0が発生されることで、FF12,14,11は
同時にプリセットされ得るものである。なお、本例では
1アドレスでのメモリセルは1個とされているが、2個
以上の場合にも適用可となっている。制御ブロック10
からのプリセット/リセット信号S×/R×をそれらメ
モリセルに共通に与えればよいものである。
【0011】実施例:その2 図3はまた、アドレス数が2、1アドレスが2ビットよ
りなる場合に、外部から任意に指定されたアドレスでの
全メモリセルがプリセット/リセット可とされた一例で
のランダムアクセスメモリの構成を示したものである。
既述の実施例:その1ではSA=STAが許容されてい
ることから、実施例:その1でのランダムアクセスメモ
リの構成がより一般的なものとなっているが、特に1ア
ドレス単位にのみプリセット/リセット可とする場合で
の構成を敢えて示したものである。これによる場合、通
常時での書込は外部からの2ビットデータ入力1のう
ち、下位1ビットはFF11ー1,12ー1各々に、ま
た、上位1ビットはFF11ー2,12ー2各々に共通
に入力せしめられた状態で、外部からの書込アドレス3
はアドレスデコーダ2でデコードされることによって行
われるものとなっている。通常の書込では、外部からの
ライトイネーブル信号4によってアドレスデコーダ2で
のデコード動作は許容されているが、アドレスデコーダ
2からのデコード出力はクロックとしてFF11ー1,
11ー2か、またはFF12ー1,12ー2に選択的に
与えられることによって、書込アドレス3対応の2個の
FFにデータ入力が同時に書込されるものである。一
方、読出においては、外部からの読出アドレス9は選択
出力制御信号としてセレクタ15ー1,15ー2に与え
られることによって、FF11ー1,11ー2,12ー
1,12ー2各々からのQ出力が入力せしめられている
セレクタ15ー1,15ー2各々からは、読出アドレス
9対応のデータ出力が外部に出力されるようになってい
るものである。
【0012】一方、外部からの任意アドレスでのデータ
がプリセット/リセットされる場合には、制御ブロック
17によってFF11ー1,11ー2、12ー1,12
ー2は所望にプリセット/リセットされるものとなって
いる。図示のように、制御ブロック17には外部からプ
リセット/リセット対象としてのアドレス18、セット
/リセットモード信号19およびEN(動作イネーブル
信号)16が入力せしめられているが、動作イネーブル
信号16が動作を許容している場合のみ、制御ブロック
17からはアドレス18およびセット/リセットモード
信号19にもとづき所定にプリセット/リセット信号
S00〜S11,R00〜S11が発生されるものとな
っている。図4はその制御ブロック17の一例での具体
的構成を示したものである。図示のように、アドレス1
8はデコーダ17ー1,17ー2各々にてデコード可さ
れているが、デコードの可否は動作イネーブル信号16
およびセット/リセットモード信号19によるものとな
っている。アドレス18とともに入力される動作イネー
ブル信号16によってデコーダ17ー1,17ー2はと
もにデコード動作が許容されようとするが、その際での
デコード動作はまた、セット/リセットモード信号19
によっても制御されているものである。結局、セット/
リセットモード信号19がリセットモードにある場合に
は、デコーダ17ー1でのデコード動作が許容され、そ
れがセットモードにある場合は、デコーダ17ー2での
デコード動作が許容されているものである。この結果と
して、例えばアドレス1でのデータがプリセットされる
べきことが指定されている場合には、デコーダ17ー2
からはプリセット信号S10,S11が発生された上、
FF12ー1,12ー2がともにプリセットされるもの
である。
【0013】実施例:その3 図5はアドレス数が2、1アドレスが2ビットよりなる
場合に、外部から任意に指定されたアドレスでの任意メ
モリセルがプリセット/リセット可とされた一例でのラ
ンダムアクセスメモリの構成を示したものである。これ
による場合、通常時での書込/読出動作は実施例:その
2でのものに同様であるので、これ以上の説明は特に要
しない。ここで、外部から任意に指定されたアドレスで
の任意メモリセルが制御ブロック20によってプリセッ
ト/リセットされる場合での動作について説明すれば、
制御ブロック20からは外部からの書込アドレス3、ビ
ットアドレス21、セット/リセットモード信号22お
よび動作イネーブル信号16にもとづき、書込アドレス
3でのビットアドレス21対応のメモリセルに対して
は、プリセット/リセット信号が発生されるものとなっ
ている。図6はその制御ブロック20の一例での具体的
な構成を示したものである。これによる場合、ビットア
ドレス18はデコーダ20ー1,20ー2各々にてデコ
ード可されているが、デコードの可否は動作イネーブル
信号16およびセット/リセットモード信号22による
ものとなっている。ビットアドレス21とともに入力さ
れる動作イネーブル信号16によってデコーダ20ー
1,20ー2はともにデコード動作が許容されようとす
るが、その際でのデコード動作はまた、セット/リセッ
トモード信号22によっても制御されているものであ
る。結局、セット/リセットモード信号22がリセット
モードにある場合には、デコーダ20ー1でのデコード
動作が許容され、それがセットモードにある場合は、デ
コーダ20ー2でのデコード動作が許容されているもの
である。デコーダ20ー1,20ー2からのデコード出
力R0,R1,S0,S1各々は更に、書込アドレス
3を振分け制御信号としてデマルチプレクサ20ー3〜
20ー6から振分けされるものとなっている。この結果
として、例えばアドレス1でのビットアドレス1がプリ
セットされるべきことが指定されている場合には、デコ
ーダ20ー2からはビットアドレス1対応のプリセット
信号S1が発生されるが、このプリセット信号S1は更
に書込アドレス3によってデマルチプレクサ20ー6か
らプリセット信号S11として得られることから、FF
12ー2がプリセットされるところとなるものである。 実施例:その4 図7はアドレス数が2、1アドレスが2ビットよりなる
場合に、連続した複数のアドレス各々での全メモリセル
が同時にプリセット/リセットされる場合、外部から任
意に指定されたアドレスでの任意メモリセルがプリセッ
ト/リセットされる場合の何れかが選択可とされた一例
でのランダムアクセスメモリの構成を示したものであ
る。通常時での書込/読出動作については既述の説明よ
りして容易に理解されるところであるから、特にこれ以
上の説明は要しない。ここで、本例での制御ブロック2
3について説明すれば、制御ブロック23は既述の制御
ブロック10,23にほぼ同様な機能を有したものとし
て構成されたものとなっている。図8には制御ブロック
23の概要構成が示されているが、これからも判るよう
に、制御ブロック23ー1は既述の制御ブロック20と
して、また、制御ブロック23ー2は既述の制御ブロッ
ク10に類似したものとして構成された上、制御ブロッ
ク23ー1,23ー2各々からの出力はその何れかが、
外部からの切替モード信号24による制御下に、セレク
タ23ー3より選択出力されるものとなっている。
【0014】実施例:その5 図9は実施例:その4での制御ブロックの殆どの部分を
マイクロプロセッサに置換した場合での構成を示したも
のである。図示のように、本例での制御ブロック25に
は外部からのアドレスバス26、双方向性データバス2
7および制御バス28各々を介し必要な情報採り込ま
れた上、所定にアドレス演算が行われることによって、
FF11ー1,11ー2、12ー1,12ー2各々に対
するプリセット/リセット信号が発生されるものとなっ
ている。図10はその制御ブロック25の概要構成を示
したものである。図示のように、制御ブロック25はマ
イクロプロセッサ25ー1を主体として構成され、マイ
クロプロセッサ25ー1からの3ビットアドレス演算結
果はデータバス27上に設けられているデコーダ25ー
2によってデコードされることによって、FF11ー
1,11ー2、12ー1,12ー2各々に対するプリセ
ット/リセット信号が発生されるようになっている。
【0015】以上、本発明による集積回路化構成のラン
ダムアクセスメモリについて説明したが、これを特殊処
理を行う情報処理装置に主メモリ、あるいはバッファメ
モリとして具備せしめる場合には、その特殊処理が効率
的に行われ、処理性能の向上が図られるものである。
【0016】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1による
場合は、任意連続アドレス空間での全データをオール
“1”/“0”に更新するに際して、その更新が通常の
書込処理によることなく速やかに行われるを可としたラ
ンダムアクセスメモリが、また、請求項2,3による場
、外部からの切替要求に応じて、任意アドレスでの特
定ビットデータの更新をも可として、任意連続アドレス
空間での全データのオール“1”/“0”への更新が
常の書込処理によることなく速やかに行われるを可とし
たランダムアクセスメモリが、更に、請求項4〜6によ
る場合には、少なくとも、任意連続アドレス空間での全
データのオール“1”/“0”への更新が通常の書込処
理によることなく速やかに行われるを可とした情報処理
装置がそれぞれ得られるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、連続した複数のアドレス各々での全メ
モリセルが同時にプリセット/リセット可とされた一例
でのランダムアクセスメモリの構成を示す図
【図2】図2は、その要部としての制御ブロックの一例
での具体的構成を示す図
【図3】図3は、外部から任意に指定されたアドレスで
の全メモリセルがプリセット/リセット可とされた一例
でのランダムアクセスメモリの構成を示す図
【図4】図4は、その要部としての制御ブロックの一例
での具体的構成を示す図
【図5】図5は、外部から任意に指定されたアドレスで
の任意メモリセルがプリセット/リセット可とされた一
例でのランダムアクセスメモリの構成を示す図
【図6】図6は、その要部としての制御ブロックの一例
での具体的構成を示す図
【図7】図7は、連続した複数のアドレス各々での全メ
モリセルが同時にプリセット/リセットされる場合、外
部から任意に指定されたアドレスでの任意メモリセルが
プリセット/リセットされる場合の何れかが選択可とさ
れた一例でのランダムアクセスメモリの構成を示す図
【図8】図8は、その要部としての制御ブロックの一例
での概要構成を示す図
【図9】図9は、連続した複数のアドレス各々での全メ
モリセルが同時にプリセット/リセットされる場合、外
部から任意に指定されたアドレスでの任意メモリセルが
プリセット/リセットされる場合の何れかが選択可とさ
れた一例でのランダムアクセスメモリの構成を示す図
【図10】図10は、その要部としての制御ブロックの
概要構成を示す図
【符号の説明】
2…デコーダ、10,17,20,23,25…制御ブ
ロック、11〜14、11ー1,11ー2、12ー1,
12ー2…フリップフロップ(メモリセル)、15,1
5ー1,15ー2…セレクタ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からのアクセスアドレスおよび書込
    /読出モードにもとづき、該アドレス対応のN(N:1
    以上の整数、以下、同様)個のメモリセルに同時にN個
    のビットデータが書込み可とされる一方では、該N個の
    メモリセルからは同時にN個のビットデータが同時に読
    出し可とされてなる、M(M:1以上の整数、以下、同
    様)×Nビット容量の集積回路化構成のランダムアクセ
    スメモリであって、メモリセル各々はプリセット可、リ
    セット可として、外部からのプリセット/リセットされ
    るべき開始アドレスおよび終了アドレスにもとづき、該
    開始アドレスから該終了アドレスまでの全メモリセルに
    対し、プリセット/リセット信号を同時に発生する制御
    回路が具備されてなるランダムアクセスメモリ。
  2. 【請求項2】 外部からのアクセスアドレスおよび書込
    /読出モードにもとづき、該アドレス対応のN個のメモ
    リセルに同時にN個のビットデータが書込み可とされる
    一方では、該N個のメモリセルからは同時にN個のビッ
    トデータが同時に読出し可とされてなる、M×Nビット
    容量の集積回路化構成のランダムアクセスメモリであっ
    て、メモリセル各々はプリセット可、リセット可とし
    て、外部からのプリセット/リセットされるべき任意ア
    ドレスでのビットアドレスにもとづき、該任意アドレス
    でのビットアドレス対応のメモリセルに対し、プリセッ
    ト/リセット信号を発生する第1の制御回路と、外部か
    らのプリセット/リセットされるべき開始アドレスおよ
    び終了アドレスにもとづき、該開始アドレスから該終了
    アドレスまでの全メモリセルに対し、プリセット/リセ
    ット信号を同時に発生する第2の制御回路とが具備せし
    められた上、上記第1の制御回路、第2の制御回路の何
    れかが外部からの切替モード信号に応じて選択的に動作
    せしめらる構成のランダムアクセスメモリ。
  3. 【請求項3】 外部からのアクセスアドレスおよび書込
    /読出モードにもとづき、該アドレス対応のN個のメモ
    リセルに同時にN個のビットデータが書込み可とされる
    一方では、該N個のメモリセルからは同時にN個のビッ
    トデータが同時に読出し可とされてなる、M×Nビット
    容量の集積回路化構成のランダムアクセスメモリであっ
    て、メモリセル各々はプリセット可、リセット可とし
    て、外部からのプリセット/リセットされるべき任意ア
    ドレスでのビットアドレスにもとづき、該任意アドレス
    でのビットアドレス対応のメモリセルに対し、プリセッ
    ト/リセット信号を発生する第1の制御回路と、外部か
    らのプリセット/リセットされるべき開始アドレスおよ
    び終了アドレスにもとづき、該開始アドレスから該終了
    アドレスまでの全メモリセルに対し、プリセット/リセ
    ット信号を同時に発生する第2の制御回路とが具備せし
    められに際し、上記第1の制御回路、第2の制御回路は
    外部からの各種制御信号による制御下に、外部からの各
    種アドレス信号を演算することによって、所望のメモリ
    セルに対しプリセット/リセット信号を発生する単一の
    マイクロプロセッサとして構成されてなるランダムアク
    セスメモリ。
  4. 【請求項4】 外部からのアクセスアドレスおよび書込
    /読出モードにもとづき、該アドレス対応のN個のメモ
    リセルに同時にN個のビットデータが書込み可とされる
    一方では、該N個のメモリセルからは同時にN個のビッ
    トデータが同時に読出し可とされてなる、M×Nビット
    容量の集積回路化構成のランダムアクセスメモリであっ
    て、メモリセル各々はプリセット可、リセット可とし
    て、外部からのプリセット/リセットされるべき開始ア
    ドレスおよび終了アドレスにもとづき、該開始アドレス
    から該終了アドレスまでの全メモリセルに対し、プリセ
    ット/リセット信号を同時に発生する制御回路が具備さ
    れてなるランダムアクセスメモリを、主メモリ、あるい
    はバッファメモリとして具備してなる情報処理装置。
  5. 【請求項5】 外部からのアクセスアドレスおよび書込
    /読出モードにもとづき、該アドレス対応のN個のメモ
    リセルに同時にN個のビットデータが書込み可とされる
    一方では、該N個のメモリセルからは同時にN個のビッ
    トデータが同時に読出し可とされてなる、M×Nビット
    容量の集積回路化構成のランダムアクセスメモリであっ
    て、メモリセル各々はプリセット可、リセット可とし
    て、外部からのプリセット/リセットされるべき任意ア
    ドレスでのビットアドレスにもとづき、該任意アドレス
    でのビットアドレス対応のメモリセルに対し、プリセッ
    ト/リセット信号を発生する第1の制御回路と、外部か
    らのプリセット/リセットされるべき開始アドレスおよ
    び終了アドレスにもとづき、該開始アドレスから該終了
    アドレスまでの全メモリセルに対し、プリセット/リセ
    ット信号を同時に発生する第2の制御回路とが具備せし
    められた上、上記第1の制御回路、第2の制御回路の何
    れかが外部からの切替モード信号に応じて選択的に動作
    せしめらる構成のランダムアクセスメモリを、主メモ
    リ、あるいはバッファメモリとして具備してなる情報処
    理装置。
  6. 【請求項6】 外部からのアクセスアドレスおよび書込
    /読出モードにもとづき、該アドレス対応のN個のメモ
    リセルに同時にN個のビットデータが書込み可とされる
    一方では、該N個のメモリセルからは同時にN個のビッ
    トデータが同時に読出し可とされてなる、M×Nビット
    容量の集積回路化構成のランダムアクセスメモリであっ
    て、メモリセル各々はプリセット可、リセット可とし
    て、外部からのプリセット/リセットされるべき任意ア
    ドレスでのビットアドレスにもとづき、該任意アドレス
    でのビットアドレス対応のメモリセルに対し、プリセッ
    ト/リセット信号を発生する第1の制御回路と、外部か
    らのプリセット/リセットされるべき開始アドレスおよ
    び終了アドレスにもとづき、該開始アドレスから該終了
    アドレスまでの全メモリセルに対し、プリセット/リセ
    ット信号を同時に発生する第2の制御回路とが具備せし
    められに際し、上記第1の制御回路、第2の制御回路は
    外部からの各種制御信号による制御下に、外部からの各
    種アドレス信号を演算することによって、所望のメモリ
    セルに対しプリセット/リセット信号を発生する単一の
    マイクロプロセッサとして構成されてなるランダムアク
    セスメモリを、主メモリ、あるいはバッファメモリとし
    て具備してなる情報処理装置。
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