JP3029927U - 投影玩具 - Google Patents

投影玩具

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JP3029927U
JP3029927U JP1996002751U JP275196U JP3029927U JP 3029927 U JP3029927 U JP 3029927U JP 1996002751 U JP1996002751 U JP 1996002751U JP 275196 U JP275196 U JP 275196U JP 3029927 U JP3029927 U JP 3029927U
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projection
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disk
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JP1996002751U
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Inventor
徳次 緒方
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有限会社エスビーエス
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(57)【要約】 【課題】 消費電力が比較的に小さく、しかも、携帯用
に適した投影玩具を提供する。 【解決手段】 ディスク支持枠と、このディスク保持枠
に回転自在に支持され絵柄等を有する複数のコマが円周
方向に沿って等間隔に配設されたディスクと、このディ
スクを操作子の操作によって回転させて前記複数のコマ
のうちの1つを順次に投影位置に送るコマ送り手段と、
前記ディスク保持枠の後方に設けられ前記投影位置に存
在する前記コマを後方から照射する照射手段と、前記デ
ィスク保持枠の前方に設けられ前記照射手段によって照
射された前記コマの絵柄等を投影する投影手段とを備
え、全体が前後に亘って延在するように棒状に構成され
ていることを特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、投影玩具に関するものであり、さらに詳しくは、携帯に適した投影 玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、投影玩具として、モータを内蔵し、このモータでもって絵柄ドーム等を ゆっくり回転させ、この絵柄ドーム等に表示されている絵柄を天井等に投影する 構造のものや、水をモータ動力により撹拌し、この水の背部から光を照射し、水 の波紋を投影する構造のものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの投影玩具は、モータを内蔵するために消費電力が大き く、しかも、モータ設置のスペースを確保しなければならないため、投影玩具が 比較的大型化し、比較的高価となり、しかも、持運びには不便であった。
【0004】 本考案は、かかる点に鑑みなされたもので、消費電力が比較的に小さく、しか も、携帯用に適した投影玩具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の投影玩具は、ディスク支持枠と、このディスク支持枠に回転自 在に支持され絵柄等を有する複数のコマが円周方向に沿って等間隔に配設された ディスクと、このディスクを操作子の操作によって回転させて前記複数のコマの うちの1つを順次に投影位置に送るコマ送り手段と、前記ディスク支持枠の後方 に設けられ前記投影位置に存在する前記コマを後方から照射する照射手段と、前 記ディスク支持枠の前方に設けられ前記照射手段によって照射された前記コマの 絵柄等を投影する投影手段とを備え、全体が前後に亘って延在するように棒状に 構成されていることを特徴とするものである。 この投影玩具によれば、モータ動力を利用していないので、玩具自体も大きく ならず、また、消費電力の節減も図れることになる。さらに、全体が棒状となっ ているので、持運びが容易である。
【0006】 請求項2記載の投影玩具は、請求項1記載の投影玩具において、前記コマ送り 手段はラチェット機構から構成されていることを特徴とするものである。 この投影玩具によれば、ラチェット機構によって、瞬時に次のコマ画像に変化 するので、興趣性もより高いものとなる。
【0007】 請求項3記載の投影玩具は、請求項2記載の投影玩具において、前記コマ送り 手段は、前記コマを区画する窓枠と、この窓枠の縁に噛み合う爪を有するレバー とを備え、このレバーは前記操作子の操作によって動作するように構成されてい ることを特徴とするものである。 この投影玩具によれば、コマの窓枠を係合穴としているので、ラチェット機構 のための特別の穴や歯等を設ける必要がなくなる。
【0008】 請求項4記載の投影玩具は、請求項1〜3いずれか記載の投影玩具において、 前記ディスクには、位置決め用凹部または位置決め用凸部が複数設けられており 、一方、前記ディスク支持枠内には、前記位置決め用凹部または前記位置決め用 凸部と弾発的に係合するストッパが設けられていることを特徴とするものである 。 この投影玩具によれば、ストッパによって確実にコマ送りすることができると 共に、クリック感が醸し出されることになる。
【0009】
【実施形態】
図1には第1実施形態の投影玩具の斜視図が示されている。この投影玩具1は 全体が懐中電灯型つまり棒状に構成されている。この投影玩具1の柄2(図2) には電源スイッチ3が設けられていて、この電源スイッチ3によって、内部の電 球9を点滅させるようになっている。また、柄2の前にはディスク支持枠4が設 けられている。このディスク支持枠4には押圧子5が付設されていて、この押圧 子5を押すことで、フィルムディスク6を回転させて、投影画像の切替を行える ようになっている。ディスク支持枠4の前にはレンズ枠7が設けられている。こ のレンズ枠7の基部にはガイドボス70が付設されている。このガイドボス70 は、ディスク支持枠4内面の螺旋溝40に臨入していて、レンズ枠7はディスク 支持枠4に対して螺進式で前後に動作することができるようになっている。また 、レンズ枠7には、第1レンズ8aおよび第2レンズ8bから構成されるレンズ 系8(図2)が組み込まれている。そして、レンズ枠7を前後に揺動させること により、合焦することができるようになっている。なお、図1において符号70 は投影範囲を規制する遮光リングを示している。
【0010】 ここで、柄2内には、図2に示すように、2本の電池21,21が前後方向に 直列に収納されている。前方の電池21の正極は電球9の尻に接触している。ま た、後方の電池21の負極は第1固定接点22に接触している。そして、この第 1固定接点22は、電源スイッチ3を前方へスライドさせた際に、接点ハトメ2 3に電気的に連結するようになっている。これによって、電球9が点灯すること になる。
【0011】 ディスク支持枠4は、図3に示すように、後枠40と前枠41とから構成され ている。後枠40には押圧子5の頭部が挿通する挿通孔40aが設けられている 。この挿通孔40aには押圧子5の頭部が差し込まれている。前枠41には取付 ピン41aが付設されている。そして、この取付ピン41aは、軸受板42の挿 通孔42aを貫通した状態で、後枠40の取付孔40aに嵌合するようになって いる。この際、同時に、取付ピン41a両側に付設された位置決めピン41bが 軸受板42の位置決め孔42bに嵌合する。これにより、軸受板42が前枠41 に固定され、さらには前枠41は後枠40に結合される。 また、前枠41の後縁には、前記フィルムディスク6を挿入可能な切欠き40 eが設けられている。この切欠き40eの中央には、フィルムディスク6の軸6 0bを逃げるための小さな切欠き40fが設けられている。
【0012】 フィルムディスク6は、図4に示すように、前側に位置するフィルム保持板6 0と、後側に位置してフィルム62を挟み込むリング状のフィルム押さえ板61 とから構成されていて、その外周には位置決め溝(凹部)6aが所定の間隔で形 成されている。フィルム保持板60には凹部が形成され、この凹部には矩形ある いは方形の窓60aが円周方向に等間隔で多数(複数)設けられている。また、 フィルム保持板60の中央にはフィルムディスク6の軸60bが付設されていて 、この軸60bはフィルム62の中央の軸孔62aを貫通している。さらに、フ ィルム保持板60の軸60bの両側には位置決めピン60cが設けられていて、 この位置決めピン60cはフィルム62の位置決め孔62bに嵌合している。ま たフィルム保持板60には取付ピン60dが設けられていて、この取付ピン60 dはフィルム押さえ板61の取付孔61aに嵌合している。 ここで、フィルム62は透光性を有していて、前記窓60aに対応する部分に は互いに異なる絵柄が表示されている。つまり、前記窓60aに対応する部分は それぞれコマを構成している。
【0013】 ディスク支持枠4内のフィルムディスク6後方位置には、前記押圧子5の操作 によって動作するコマ送りレバー43が配置されている。このコマ送りレバー4 3の基端には軸孔43aが設けられていて、この軸孔43aには前枠41に付設 された軸40gが緩く挿入されている。したがって、コマ送りレバー43は軸4 0gを中心に揺動自在となっている。また、コマ送りレバー43の基端には鍵状 のばね掛け部43cが付設されている。このばね掛け部43cには引きばね44 の一端が掛けられていて、引きばね44の他端は、前枠41に付設されたばね掛 け部41dが掛けられている。これにより、コマ送りレバー43は上方へ向けて 付勢されている。 ここで、コマ送りレバー43の自由端には爪43bが付設されている。この爪 43bは、コマ送りレバー43の下降途中で、図6(a)に示すように前記窓6 0aの縁に当接するようになっている。この爪43bは、コマ送りレバー43の 上昇に伴って、図6(b)に示すようにフィルムディスク6から離れるようにな っている。その結果、図5(a),(b)に示すように、押圧子5の押圧操作毎 に、フィルムディスク6が間欠的に1コマ分ずつ回転することとなる。
【0014】 また、ディスク支持枠4内のフィルムディスク6下方位置には、図5(a), (b)にも示すように、「V」字状の弾性部材(ストッパ)45が設けられてい る。この弾性部材45の一端はディスク支持枠4の内面に当接し、他端の爪45 aは前記フィルムディスク6の外周の位置決め溝6aに係合するようになってい る。
【0015】 図7には第2実施形態の投影玩具の斜視図が示されている。この第2実施形態 の投影玩具1が第1実施形態のそれと異なる点は、ディスク支持枠4が、図8に 示すように、左枠70と右枠71とから構成され、押圧子72が中板73に上下 動可能に支持されていると共に、中板73に付設した軸73aを中心に揺動可能 に取り付けられたコマ送りレバー74がねじりコイルばね75の作用によって上 方へ向けて付勢されていて、このコマ送りレバー74によって、押圧子72に付 設した突子72aを介して該押圧子72を上方へ押し上げていることである。 なお、コマ送りレバー74の先端の爪74aは、図9(a)に示すように、そ のコマ送りレバー74の下降途中で、前記窓60aの縁に当接し、そのままコマ 送りレバー74を下降させると、図9(b)に示すように、フィルムディスク6 を回転させるようになっている。この爪74bは、そのコマ送りレバー74の上 昇に伴って、フィルムディスク6から離れるようになっている。
【0016】 さらに、この第2実施形態の投影玩具1が第1実施形態のそれと異なる点は、 図10(a),(b)に示すように、ディスク支持枠4内のフィルムディスク6 前方位置に、「V」字状の弾性部材80が設けられていることである。この弾性 部材80の一端はディスク支持枠4内に仕切板81の凹部81aに収納されてい て、他端はフィルムディスク6の前面の位置決め凹部6bに係合するようになっ ている。
【0017】 その他は、第1実施形態とほぼ同様な構成となっている。
【0018】 この第2実施形態の投影玩具1によれば、第1実施形態のそれとほぼ同様な効 果を得ることができる。
【0019】 以上、本考案者がなした実施形態について説明したが、本考案は、かかる実施 形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能であること はいうまでもない。
【0020】
【考案の効果】
本考案の代表的なものの効果を説明すれば、消費電力が比較的に小さく、しか も、携帯用に適した投影玩具が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の投影玩具の外観を示す斜視図で
ある。
【図2】第1実施形態の投影玩具の縦断面図である。
【図3】第1実施形態の前部の分解斜視図である。
【図4】第1実施形態のフィルムディスクの分解斜視図
である。
【図5】第1実施形態のフィルムディスクおよびその周
辺を示す背面図である。
【図6】第1実施形態のフィルムディスクおよびその周
辺を示す平面図である。
【図7】第2実施形態の投影玩具の外観を示す斜視図で
ある。
【図8】第2実施形態のディスク支持枠の分解斜視図で
ある。
【図9】第2実施形態のフィルムディスクおよびその周
辺を示す背面図である。
【図10】第2実施形態の弾性部材の取付状態等を示す
図である。
【符号の説明】
1 投影玩具 4 ディスク支持枠 5 押圧子(操作子) 6 フィルムディスク 7 レンズ枠 9 電球

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク支持枠と、このディスク支持枠
    に回転自在に支持され絵柄等を有する複数のコマが円周
    方向に沿って等間隔に配設されたディスクと、このディ
    スクを操作子の操作によって回転させて前記複数のコマ
    のうちの1つを順次に投影位置に送るコマ送り手段と、
    前記ディスク支持枠の後方に設けられ前記投影位置に存
    在する前記コマを後方から照射する照射手段と、前記デ
    ィスク支持枠の前方に設けられ前記照射手段によって照
    射された前記コマの絵柄等を投影する投影手段とを備
    え、全体が前後に亘って延在するように棒状に構成され
    ていることを特徴とする投影玩具。
  2. 【請求項2】 前記コマ送り手段はラチェット機構から
    構成されていることを特徴とする請求項1記載の投影玩
    具。
  3. 【請求項3】 前記コマ送り手段は、前記コマを区画す
    る窓枠と、この窓枠の縁に噛み合う爪を有するレバーと
    を備え、このレバーは前記操作子の操作によって動作す
    るように構成されていることを特徴とする請求項2記載
    の投影玩具。
  4. 【請求項4】 前記ディスクには、位置決め用凹部また
    は位置決め用凸部が複数設けられており、一方、前記デ
    ィスク支持枠内には、前記位置決め用凹部または前記位
    置決め用凸部と弾発的に係合するストッパが設けられて
    いることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の投影
    玩具。
JP1996002751U 1996-04-09 1996-04-09 投影玩具 Expired - Lifetime JP3029927U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5107470B1 (ja) * 2012-02-15 2012-12-26 石原金属化工株式会社 電球

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6329598B2 (ja) * 1983-02-15 1988-06-14 Hitachi Shipbuilding Eng Co
JPH0731214U (ja) * 1993-11-10 1995-06-13 株式会社大同機械製作所 工作機械の切屑破断装置

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