JP3028539B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3028539B2 JP1337420A JP33742089A JP3028539B2 JP 3028539 B2 JP3028539 B2 JP 3028539B2 JP 1337420 A JP1337420 A JP 1337420A JP 33742089 A JP33742089 A JP 33742089A JP 3028539 B2 JP3028539 B2 JP 3028539B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の製造方法に関し、特にステップ
カバレッジの良好な接続配線膜の形成方法に関する。
〔従来の技術〕
半導体装置の製造方法において、各素子間を配線接続
する技術は非常に重要な技術である。今日、この配線接
続は、例えばアルミニウムのような良導体の金属を用い
た第3図(a)〜(d)に示す如き手法で行われてい
る。
近年、半導体装置の高集積化、高密度化に伴ない半導
体素子および配線間隔の縮小化がそれぞれすすんでいる
が、接続配線の形成手法に基本的な違いはなく、また、
配線が2層以上の積層構造をとる場合も同様である。
この従来の接続配線膜の形成手法を工程順に示せばつ
ぎの通りである。すなわち、第3図(a)に示すよう
に、半導体基板1上の半導体素子の不純物拡散層2上に
層間絶縁膜4をまず堆積させ、ついでこの不純物拡散層
2上にコンタクト用の開口窓を選択的に形成するための
ホトレジスト・パターン6aを写真蝕刻法でパターニング
形成する。つぎに、第3図(b)に示すように、このレ
ジスト・パターン6aをマスクとして不純物拡散層2上に
コンタクト孔を開口する。この層間絶縁膜4のエッチン
グ工程では、開口するコンタクト孔の径と深さ方向との
比率(アスペクト比)が小さくなると、配線膜を形成し
た際、コンタクト孔周縁における配線膜厚の最大値と最
小値の比率(ステップカバレッジ)が大きくなり、配線
膜の断線原因となるので、コンタクト孔の深さ方向の垂
直段差を低減して開口部の表面付近に緩やかな傾斜(テ
ーパー)を形成する。すなわち、コンタクト孔はレジス
ト・パターン6aをマスクとする等方性エッチングと異方
性エッチングの組合せで開口される。つぎにレジスト・
パターン6aを除去し、更にコンタクト孔の開口部を含む
層間絶縁膜4の全面に低抵抗金属膜(例えばアルミニウ
ム)5をスパッタ法により堆積させる。あとはこの低抵
抗金属膜5に対し、ホトレジスト・パターン6bをマスク
とする反応性イオンエッチング(RIE)を行えば、接続
電極配線膜8を得ることができる〔第3図(c)および
(d)参照〕。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この従来の接続配線の形成手法は、半
導体装置の高集積化、高密度化が更に進み、素子の大き
さが著しく縮小化された場合には実施することがきわめ
て難しくなる。例えば最近の電界効果トランジスタ(MO
Sトランジスタ)を例にとると、ソース,ドレイン電極
とゲート電極との間隔が1μm以下にまで狭ばめられて
来ており、また、層間絶縁膜の平坦化技術の発達により
ソース,ドレイン電極の引出用コンタクト孔を開口すべ
き層間絶縁膜の膜厚がそれぞれ隣接するゲート電極上の
膜厚に比べかなり厚く形成されるようになって来ている
ので、コンタクト部の形成上種々の欠点が露呈されてい
る。すなわち、コンタクト孔にテーパー部を充分形成
し、深さ方向の垂直段差を低減させることで接続配線膜
のステップカバレッジを向上させようとすると、第4図
に示すように、コンタクト孔内にゲート電極3が露出し
てしまいソースまたはドレインの電極配線7との間に短
絡部Aを形成するようになる。また、層間絶縁膜4の膜
厚を厚くして被覆性を充分にとりゲート電極が露出しな
いようにすると、コンタクト孔のテーパー効果は失われ
接続配線膜のステップカバレッジが低下するので、第5
図に示すように、ソース,ドレインの電極配線7に断線
部Bが生じてしまうこととなる。
本発明の目的は、上記の情況に鑑み、半導体装置の高
集積化、高密度化に対応し得なくなった従来の接続配線
形成方法の欠点を解決した半導体装置の製造方法を提供
することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、半導体装置の製造方法は、不純物拡
散層が形成された半導体基板上に第1の絶縁膜及び前記
第1の絶縁膜よりも遅いエッチングレートを有する第2
の絶縁膜を少なくとも含む積層体を形成する工程と、前
記第1の絶縁膜上に第1のホトレジスト・パターンを形
成する工程と、前記第1のホトレジスト・パターンをマ
スクとして前記第1の絶縁膜をテーパーエッチングし前
記第2の絶縁膜を露出させる第1のエッチング工程と、
前記第1のエッチング工程にて前記第1の絶縁膜に形成
されたテーパー部を第2のホトレジスト・パターンで覆
う工程と、前記第1のおよび第2のホトレジスト・パタ
ーンをマスクとして露出された前記第2の絶縁膜をテー
パーエッチングする第2のエッチング工程と、前記第1
及び第2のホトレジスト・パターンをマスクとして残余
の前記積層体をエッチングし前記不純物拡散層の表面を
露出させる第3のエッチング工程とを含んで構成され
る。
〔作 用〕
本発明によれば、第1および第2のレジストマスクを
用い、2回のテーパーエッチングをそれぞれ時間を制御
して行うので、垂直段差の小さなコンタクト孔を半導体
基板上の素子構造物に対する絶縁被覆膜を薄膜化するこ
となくこれに隣接させて形成することが可能となる。従
って、高集積化,高密度化半導体装置の接続配線に良好
なステップカバレッジ性を容易に付与せしめ得る。
〔実 施 例〕
以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図(a)〜(d)は本発明の参考例を示す接続配
線の形成工程図である。本参考例では、MOSトランジス
タのソース,ドレイン電極配線の形成に実施した場合が
示される。まず、従来と同様の方法でコンタクト用開口
窓を選択的に形成するため、層間絶縁膜4上に写真蝕刻
法で第1のホトレジスト・パターン6aを形成する。つぎ
に、このホトレジスト・パターン6aをマスクとして層間
絶縁膜4の表面を等方性エッチングし、開口窓に緩やか
な傾斜(テーパー)を形成する〔第1図(a)参照〕。
この際、エッチング時間は従来より短くして開口窓に隣
接する多結晶シリコンゲート電極3上の絶縁膜の被覆性
を充分保っておくよう留意する。ここで、1および2は
半導体基板およびソース(ドレイン)の不純物拡散層を
それぞれ示す。ついで、第1のホトレジスト・パターン
6aの全面に再びホトレジスト膜を塗布し全面露光を行っ
て、前工程で形成したテーパー部を第2のホトレジスト
・パターン6bで埋め、これら2つのホトレジスト・パタ
ーン6a,6bをマスクとして再び等方性のテーパーエッチ
ングを行う〔第1図(b)参照〕。
以上2段階のテーパーエッチングを終えた後、ホトレ
ジスト・パターン6a,6bを残したまま異方性エッチング
を行い、半導体基板1上に達するまで層間絶縁膜4を除
去することによって開口窓が形成される。この開口手法
によって、テーパー部の横方向に対する過度の広がりを
押え、且つ、開口窓に隣接する多結晶シリコンゲート電
極上の絶縁被覆性を充分保ちつつ、コンタクト用開口窓
の垂直段差を実質的に低減することができる。あとは、
ホトレジスト・パターン6a,6bを除去し、従来と同じく
低抵抗のアルミニウム膜5をスパッタ法を用いて基板全
面に堆積させ、写真蝕刻法で配線用の第3のホトレジス
ト・パターン6cを形成した後〔第1図(c)参照〕、こ
のホトレジスト・パターン6cをマスクとして反応性イオ
ンエッチング(RIE)を行い、所定のソース(ドレイ
ン)電極配線7を形成するものである〔第1図(d)参
照〕。本参考例によれば、コンタクト孔の垂直段差は実
質的に低減されているので良好なステップカバレッジを
もつ電極配線を得ることができる。
第2図(a)〜(d)は本発明の実施例を示す接続配
線の形成工程図である。本実施例によれば、層間絶縁膜
をシリコン酸化膜4a,BPSG膜4bおよび液体シリコン酸化
膜4cの3層構造としたMOSトランジスタに実施した場合
が示される。層間絶縁膜をこのように3層構造とするの
はBPSG膜と液体酸化膜のリフロー性を利用してより平坦
化するためである〔第2図(a)参照〕。前実施例と同
様コンタクト用開口窓を選択的に形成するため最上層部
の液体シリコン酸化膜4c上に第1のホトレジスト・パタ
ーン6aを形成し、ついでこれをマスクとしてテーパーエ
ッチングを行う〔第2図(b)参照〕。この際、BPSG膜
4bと液体シリコン酸化膜4cとがもつ大きなエッチングレ
ート差(例えば130BHFに対する両者のエッチングレート
は液体シリコン酸化膜で約500Å/min,BPSG膜で約200Å/
min)を利用することができる。つぎに、この第1のホ
トレジスト・パターン6a直下のテーパー部を第2のホト
レジスト・パターン6bで埋め、これら2つのホトレジス
ト・パターン6a,6bをマスクとしてBPSG膜4bに対し再び
等方性のテーパーエッチングを行う〔第2図(c)参
照〕。ついで、2つのホトレジスト・パターン6a,6bを
マスクにBPSG膜4bの残膜およびシリコン酸化膜4aを反応
性イオンエッチング(RIE)除去し、ソース(ドレイ
ン)の不純物拡散層2の表面を露出させる。最後に不要
となったホトレジスト・パターン6a,6bを除去すれば、
テーパー部の過度な横広がりを押え、且つ、隣接する多
結晶シリコン・ゲート電極3上の絶縁被覆性を充分保ち
得た垂直段差の小さいソース(ドレイン)電極配線引出
用のコンタクト孔を形成することができる。従って、前
実施例と同じく多結晶シリコン・ゲート電極3に隣接さ
せてステップカバレッジの良いソース(ドレイン)電極
配線7を設けることが可能となる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、従来よ
り短い処理時間の2段階のテーパーエッチングを行うこ
とにより、垂直段差の小さなコンタクト孔を半導体基板
上の素子構造物に隣接させて形成することができるの
で、高集積化,高密度の半導体装置に対してステップカ
バレッジの良好な接続配線を容易に形成することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明の参考例を示す接続配線
の形成工程図、第2図(a)〜(d)は本発明の実施例
を示す接続配線の形成工程図、第3図(a)〜(d)は
従来の接続配線の形成工程図、第4図および第5図はそ
れぞれ従来の接続配線の形成方法の欠点を説明する図で
ある。 1……半導体基板、2……不純物拡散層、 3……多結晶シリコン・ゲート電極、 4……層間絶縁膜、4a……シリコン酸化膜、 4b……BPSG膜、 4c……液体シリコン酸化膜、 5……アルミニウム膜、 6a,6b,6c……ホトレジスト・パターン、 7……ソース(ドレイン)電極配線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/28 H01L 21/3205 H01L 21/321 H01L 21/3213 H01L 21/768

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不純物拡散層が形成された半導体基板上に
    第1の絶縁膜及び前記第1の絶縁膜よりも遅いエッチン
    グレートを有する第2の絶縁膜を少なくとも含む積層体
    を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に第1のホトレ
    ジスト・パターンを形成する工程と、前記第1のホトレ
    ジスト・パターンをマスクとして前記第1の絶縁膜をテ
    ーパーエッチングし前記第2の絶縁膜を露出させる第1
    のエッチング工程と、前記第1のエッチング工程にて前
    記第1の絶縁膜に形成されたテーパー部を第2のホトレ
    ジスト・パターンで覆う工程と、前記第1のおよび第2
    のホトレジスト・パターンをマスクとして露出された前
    記第2の絶縁膜をテーパーエッチングする第2のエッチ
    ング工程と、前記第1及び第2のホトレジスト・パター
    ンをマスクとして残余の前記積層体をエッチングし前記
    不純物拡散層の表面を露出させる第3のエッチング工程
    とを有する半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記第3のエッチング工程は異方性エッチ
    ングであることを特徴とする請求項1記載の半導体装置
    の製造方法。
  3. 【請求項3】前記積層体は第3の絶縁膜をさらに温み、
    前記第3の絶縁膜は前記第3のエッチング工程によりエ
    ッチングされることを特徴とする請求項1または2記載
    の半導体装置の製造方法。
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