JP3028290U

JP3028290U - いなり寿司用包装袋及びその包装体

Info

Publication number: JP3028290U
Application number: JP1996000951U
Authority: JP
Inventors: 克己渡辺
Original assignee: Howa Sangyo Co Ltd
Current assignee: Howa Sangyo Co Ltd
Priority date: 1996-02-23
Filing date: 1996-02-23
Publication date: 1996-08-30
Anticipated expiration: 2002-02-23

Abstract

(57)【要約】【課題】いなり寿司を１〜２個程少数包装できると共
に陳列の際の見掛けも良く、また、食する際に、箸を必
要とせず、しかも手にべと付きなど全く生じさせること
なく、スナック感覚で楽しめる非常に衛生的ないなり寿
司用包装袋であって、且つ廃棄物の量を低減させると共
に、該廃棄物処理における公害問題等をなくしたいなり
寿司用包装袋を提供することを課題とするものである。【解決手段】矩形状の合成樹脂フィルム2 を二つ折り
にして重ね合わせた、その折り辺を底部3 とし、反対辺
を開口部4 として、その両側辺をシール5,5 して形成さ
れた袋において、該袋はいなり寿司6 を包装する包装袋
1 であり、前記両側辺のシール5 と共に挟持状にシール
される基台シート8 が設けられ、且つ該包装袋1 には前
記開口部4 とは別の箇所の開封が可能なように、任意箇
所に開封手段が設けられた包装袋によっていなり寿司を
包装する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、いなり寿司を少数、或いは１つずつ包装するためのいなり寿司用包装袋であり、非常に食べやすく、且つ陳列する際に見栄えが良いように包装されたいなり寿司包装体に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、いなり寿司の包装としては、複数個、例えば６個程のいなり寿司をプラスチック容器やトレーなどに収納し、オーバーラップ包装するか、或いはイージーピール包装がなされたものがあり、この容器やトレーを陳列させることで店頭販売していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、多数のいなり寿司を一つの容器に収納すると、１、２個しか食べたくない人にとっては必要以上の購入となり、非常に不経済であるし、また、１つのいなり寿司で良いからもう少し大き目のものが欲しい人にとっては、非常に不可解であった。

【０００４】また、前記容器やトレーなどに収納されたいなり寿司であれば、食する際に箸を使用しない限り、手で直接掴んで食することとなり、こうすると、該いなりの油で手がべとべとになってしまうので、前記容器やトレーには箸を付設させておかなければ需要が減る傾向にあった。

【０００５】ところが、前記箸の付設は結構コストアップとなってしまい、その点が非常に問題となるし、更に、前記トレー等の容器は廃棄する際に嵩張りゴミ公害の元となるし、しかも塩ビ等からなる素材であれば、廃棄処理の段階での人体有害が問題となるのは周知の通りである。

【０００６】本考案は、上記問題点を解決するためになされたものであり、いなり寿司を１〜２個程少数包装できると共に陳列の際の見掛けも良く、また、食する際に、箸を必要とせず、しかも手にべと付きなど全く生じさせることなく、スナック感覚で楽しめる非常に衛生的ないなり寿司用包装袋であって、且つ廃棄物の量を低減させると共に、該廃棄物処理における公害問題等をなくしたいなり寿司用包装袋を提供することを課題とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

本考案は、前記課題に鑑みてなされたもので、その課題を解決するための第一の技術的手段は、包装袋にあり、矩形状の合成樹脂フィルム2 を二つ折りにして重ね合わせた、その折り辺を底部3 とし、反対辺を開口部4 として、その両側辺をシール5,5 して形成された袋において、該袋はいなり寿司6 を包装する包装袋 1 であり、前記両側辺のシール5 と共に挟持状にシールされる基台シート8 が設けられ、且つ該包装袋1 には前記開口部4 とは別の箇所の開封が可能なように、任意箇所に開封手段が設けられてなることを特徴とするものである。

【０００８】また、第二の技術的手段も包装袋にあり、一対の矩形状の合成樹脂フィルム2 を重ね合わせ、その一端辺を開口部4 とし、反対辺を底部3 として、該底部3 及びその両側辺の三方をシール5 して形成された袋において、該袋はいなり寿司6 を包装する包装袋1 であり、前記両側辺のシール5 と共に挟持状にシールされる基台シート8 が設けられ、且つ該包装袋1 には前記開口部4 とは別の箇所の開封が可能なように、任意箇所に開封手段が設けられてなることを特徴とするものである。

【０００９】更に、第三の技術的手段は包装体にあり、矩形状の合成樹脂フィルム2 を二つ折りにして重ね合わせた、その折り辺を底部3 とし、反対辺を開口部4 として、その両側辺は基台シート8 を挟持状にシール5 して形成されたいなり寿司用包装袋に１個以上のいなり寿司6 が収納され、前記開口部4 は閉塞されているいなり寿司用包装体であり、且つ該包装体における包装袋1 には、収納されたいなり寿司6 の先端部分11が露出可能となる任意箇所に開封手段が設けられてなることを特徴とするものである。

【００１０】同様に、第四の技術的手段は包装体にあり、一対の矩形状の合成樹脂フィルム 2 を重ね合わせ、その一端辺を開口部4 とし、反対辺を底部3 として、該底部 3 及びその両側辺の三方は基台シート8 を挟持状にシール5 して形成されたいなり寿司用包装袋に１個以上のいなり寿司6 が収納され、前記開口部4 は閉塞されているいなり寿司用包装体であり、且つ該包装体における包装袋1 には、収納されたいなり寿司6 の先端部分11が露出可能となる任意箇所に開封手段が設けられてなることを特徴とするものである。

【００１１】

【作用】

本考案に係るいなり寿司用包装袋は、矩形状の合成樹脂フィルム2 からなる袋を使用し、その両側に設けられたシール5 部分に挟持状にシールされる基台シート8 が設けられ、且つ収納されるいなり寿司6 の先端部分11が露出可能となる任意箇所に開封手段が設けられたものであり、該包装袋1 を用いて、開口部4 から前記フィルム2 と基台シート8 との間にいなり寿司6 を１〜２個収納し、該開口部4 を閉塞して包装体14を成形させている。

【００１２】この際、前記いなり寿司6 をその先端部分11が開封手段と当接可能な位置に収納する。

【００１３】従って、食する際は、前記開封手段を用いて包装袋1 の、前記開口部4 とは別の箇所を開封することで前記いなり寿司6 の先端部分11のみが露出され、従って、該いなり寿司6 は包装袋1 の上から手で把持でき、しかも、該いなり寿司6 を前記露出部分から齧り付いて食することができるようになる。

【００１４】また、本考案のいなり寿司包装体14は、店頭販売する際、前記基台シート8 が腰のある台紙となり得る素材のものであれば、立設させて陳列できるし、また、薄紙のようなものであっても色彩豊かにするだけで見栄えが良くなり、更に、不織布等を使用すれば、いなり寿司6 の油揚げからでる余分な汁等を吸収することができるものとなる。

【００１５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案はいなり寿司専用の包装袋1 であるが、該包装袋1 の実施形態について、図面に基づき説明する。

【００１６】＜第一実施形態＞本考案に係る包装袋1 は、図１（イ）〜（ハ）で示すように、長方形状等の矩形状に形成されたポリプロピレンフィルム等からなる合成樹脂フィルム2 を二つ折りにし、一方を突出させて重ね合わせ、その折り辺を底部3 とし、反対辺を開口部4 として、その両側辺を熱シール5 して形成された袋である。

【００１７】前記包装袋1 には、いなり寿司6 を包装した際に該いなり寿司6 が当接する位置、即ち、底部3 から包装袋1 の長手方向略中央部付近7 にかけて、別途用意された長方形の基台シート8 が収納され、その両端部9,9 は前記シール5 部分に挟持されて共にシールされている。

【００１８】また、前記包装袋1 の底部3 近傍にはその内側周縁に開封手段としてカットテープ10が貼着されている。

【００１９】上記のように構成されたいなり寿司用包装袋にて、実際にいなり寿司6 を包装する際は、図１（ロ），（ハ）で示すように、前記開口部4 から前記一方のフィルム2 と基台シート8 との間にいなり寿司6 を２個程、その先端部分11が前記カットテープ10と当接可能な位置に収納する。

【００２０】そして、図２で示すように、前記突出させた一方のフィルム2 の開口先端部12 を反対側に２段に折り曲げ、開口部4 を閉塞し、最後に表示等がなされたラベル 13を貼着させて、包装体14を完成させる。

【００２１】食する際は、前記底部3 側を上部にして包装袋1 ごと把持し、前記カットテープ10を取り外すことで、該底部3 側が開口して、いなり寿司6 の先端部分11が露出するので、その部分から齧り付くことができる。

【００２２】食べた後は単にフィルム2 を廃棄するだけで良いので、特に嵩張ることなく、また、フィルム2 として人体有害となるような素材を使用しなければ廃棄処理の問題も全くなく、非常に実益的である。

【００２３】前記基台シート8 としては、腰があり、且つ清潔感が溢れる通常の白色厚紙等、台紙となり得る素材のものが好ましく、これであれば、包装後、図２（イ）で示すように、立てかけ状態にて陳列することができる。

【００２４】また、前記基台シート8 としては、和紙等の薄紙のようなものであっても商品を全体的に引き立たせ、陳列時に非常に見栄えが良くなる。

【００２５】更に、ポリプロピレン等からなる基材に、水分や油分等の液体を吸収しうる不織布等を積層させた前記基台シート8 を使用すれば、いなり寿司の油揚げからでる余分な汁等を吸収することもできる。

【００２６】前記基台シート8 は上述のように、その両端9,9 がフィルム2 と共に熱シール 5 され、固定されているので、食する際に該基台シート8 がいなり寿司6 にくっついて取れるおそれはないし、また、陳列の際に非常に安定性の良いものとなる。

【００２７】本考案に係るいなり寿司用包装袋においては、上記実施形態に限定されることはなく、該包装袋1 の形状及び基台シート8 の大きさ、或いは前記カットテープ 10の貼着位置などは下記に記載の通り、様々の例が思料される。

【００２８】＜第二実施形態＞収納するいなり寿司6 が大きなものであれば、図３で示すように、包装袋1 の底部3 にガゼット15が設けられたものを使用しても良いし、その大きさに適合させて、基台シート8 の大きさを一方（小さい方）のフィルム2 と略同形となるくらいに大きなものとしても良いし、更に、カットテープ10の貼着位置が包装袋1 の開口部4 近傍であっても良い。

【００２９】＜第三実施形態＞包装袋1 の形状及び基台シート8 の大きさは前記第一実施形態と同様のものであっても、前記カットテープ10の貼着位置が、図４で示すように、いなり寿司を収納した際に他方先端部分11' と当接する位置、即ち、前記包装袋1 のシール5 部分からシール5 部分に亘って貼着されたものであっても良い。

【００３０】＜その他の実施形態＞また、包装袋1 の形状及び基台シート8 の大きさは前記第一実施形態と同様のものであっても、包装体14としてのいなり寿司6 の収納箇所は前記実施形態のようにいなり寿司6 の先端部分11（11' ）が底部3 側に位置するように入れる必須性はなく、例えば、図５及び図６で示すように、前記いなり寿司6 の先端部分11 （11' ）が包装袋1 のシール5 側となるように横列，或いは縦列させて収納させても良く、その場合のカットテープ10の貼着位置は、該いなり寿司6 の先端部分 11（11' ）の当接位置となるように、包装袋1 の一シール5 部分近傍に、該シール5 部分と略平行に設けたり（図５参照）、また、幅方向略中央部に包装袋1 のシール5 部分と略平行に設け（図６参照）れば良い。

【００３１】前記開口部4 においてはフィルム2 を面一に重ねて形成させても良いし、また、その閉塞手段も前記一方のフィルム2 の折り畳み及びレベル13の貼着によるものに限らず、いなり寿司6 の収納後に該開口部4 を熱シールしても良いし、要は塵などが封入されないように閉塞できれば良い。

【００３２】上記のように、カットテープ10の貼着位置は、開封後にいなり寿司6 の先端部分11（11' ) が露出する箇所で、且つ前記開口部4 を開口せずに、該カットテープ10の取り外しだけの作業にて、いなり寿司6 が露出する箇所とすれば良い。

【００３３】また、前記カットテープ10の貼着の際、取り外しし易いように、袋1 の端部に相当するカットテープ10’を、図５及び６で示すように突設させていても良い。

【００３４】更に、前記カットテープ10は、予め合成樹脂フィルム2 に貼着されたものを適宜大きさに裁断して袋状に成形させ使用しても良いし、また、合成樹脂フィルム 2 を袋状に成形する際に、同時に、またその後に貼着しても良い。

【００３５】尚、上記夫々実施形態においては、開封手段としてカットテープ10をフィルム 2 の内面に貼着させる例を挙げたが、該カットテープ10の貼着に限定されることはなく、超音波にて形成された窪み状の切断線（図示省略）であっても良いし、また、前記合成樹脂フィルム2 の素材自体にポリプロピレンフィルム等の一軸延伸した方向性フィルムを使用し、且つ、該フィルム2 の引き裂き方向を、前記開封方向に適合させて袋1 を形成させたものであっても良い。

【００３６】また、前記いなり寿司用包装袋は、矩形状の合成樹脂フィルム2 を二つ折りにして重ね合わせて形成させたものであったが、該包装袋1 の形成だけでなく、例えば、一対の合成樹脂フィルム2 を重ね合わせ、その一端辺を開口部とし、反対辺を底部として、該底部及びその両側辺の三方をシールして形成させた三方シール袋（図示省略）であっても勿論良い。

【００３７】更に、前記包装体14においては、いなり寿司6 を２個収納する例を挙げたが、１個でも、また３個以上であっても良く、その個数に限定がないと共に、その大きさにおいても上記例以上の大きないなり寿司であっても、またそれ以下のものであって良く、要は、多数のいなり寿司しか包装できないのではなく、１〜２個の少数のいなり寿司の包装が可能なものであれば良い。

【００３８】

【考案の効果】

本考案に係るいなり寿司用包装袋は、矩形状の合成樹脂フィルムからなる両辺がシールされた袋で、該袋は両側辺のシールと共に挟持状にシールされる基台シートが設けられ、且つ該包装袋には前記開口部とは別の箇所の開封が可能なように、任意箇所に開封手段が設けられたものである。

【００３９】また、本考案の包装体は、前記包装袋を用いて、開口部から前記フィルムと基台シートとの間に、その先端部分が前記開封手段と当接するように、いなり寿司を収納し、該開口部を閉塞して成形させたものである。

【００４０】従って、前記包装体を店頭などに陳列する際は、前記基台シートが腰のある台紙となり得る素材のものであれば、非常に安定性を有するものとなり得るので、立設させて陳列することができるし、その際、該基台シートの色彩などによっていなり寿司を浮き立たせることも可能となる。

【００４１】また、前記基台シートが薄紙のようなものであっても色彩豊かにするだけで見栄えが良くなるし、更に、不織布等を使用すれば、いなり寿司の油揚げからでる余分な汁等を吸収することができるものとなる。

【００４２】本考案の包装袋にて包装されたいなり寿司を食する際は、前記開封手段を用いて該包装袋の開口部とは別の箇所を開封することで、前記いなり寿司の先端部分のみが露出されるので、該いなり寿司に直接触れることなく、包装袋の上から手で把持し、その状態で該いなり寿司を前記露出部分から齧り付いて食することができる。

【００４３】よって、前記包装体であれば、非常に容易に開封することが可能となるし、また、箸を使用せずとも手を汚すことなく食することができ、例えば、運転中などであっても充分安全的にいなり寿司の飲食が可能となる。

【００４４】上記のように本考案のいなり寿司用包装袋を使用すれば、該いなり寿司を１〜２個程の少数包装が可能となり、従って、該いなり寿司を必要以上供給する必要はなくなると共に、陳列の際の見掛けも良い。

【００４５】また、食する際に、箸等を必要としないので、スナック菓子の感覚で楽しめ、しかも手にべと付きなど全く生じさせることなく、非常に衛生的なものとなる。

【００４６】更に、従来のようにプラスチック容器やトレーなど非常に嵩張る包装体ではなく、単なるフィルムからなる包装袋にて包装されたものであるので、廃棄物の量を減少させることができると共に、廃棄処理に何ら問題はない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るいなり寿司用包装袋の一実施形態
を示す、（イ）は平面図、（ロ）は（イ）のＩ−Ｉ線端
面図、（ハ）は同（イ）のＩＩ−ＩＩ線端面図。

【図２】本考案に係るいなり寿司包装体の一実施形態を
示す、（イ）は平面図、（ロ）は（イ）のＩＩＩ−ＩＩ
Ｉ線端面図。

【図３】本考案に係るいなり寿司包装袋の他の実施形態
を示す端面図。

【図４】本考案に係るいなり寿司用包装袋の他の一実施
形態を示す、（イ）は平面図、（ロ）は（イ）のＩＶ−
ＩＶ線端面図、（ハ）は同（イ）のＶ−Ｖ線端面図。

【図５】本考案に係るいなり寿司用包装袋の他の一実施
形態を示す、（イ）は平面図、（ロ）は（イ）のＶＩ−
ＶＩ線端面図、（ハ）は同（イ）のＶＩＩ−ＶＩＩ線端
面図。

【図６】本考案に係るいなり寿司用包装袋の他の一実施
形態を示す、（イ）は平面図、（ロ）は（イ）のＶＩＩ
Ｉ−ＶＩＩＩ線端面図、（ハ）は同（イ）のＩＸ−ＩＸ
線端面図。

【符号の説明】

１包装袋２合成樹脂フィルム３底部４開口部５シール６いなり寿司８基台シート１０カットテープ１１いなり寿司の先端部分１３ラベル１４いなり寿司包装体

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】矩形状の合成樹脂フィルム(2) を二つ折
りにして重ね合わせた、その折り辺を底部(3) とし、反
対辺を開口部(4) として、その両側辺をシール(5),(5)
して形成された袋において、該袋はいなり寿司(6) を包
装する包装袋(1) であり、前記両側辺のシール(5) と共
に挟持状にシールされる基台シート(8)が設けられ、且
つ該包装袋(1) には前記開口部(4) とは別の箇所の開封
が可能なように、任意箇所に開封手段が設けられてなる
ことを特徴とするいなり寿司用包装袋。
【請求項２】一対の矩形状の合成樹脂フィルム(2) を
重ね合わせ、その一端辺を開口部(4) とし、反対辺を底
部(3) として、該底部(3) 及びその両側辺の三方をシー
ル(5) して形成された袋において、該袋はいなり寿司
(6) を包装する包装袋(1) であり、前記両側辺のシール
(5) と共に挟持状にシールされる基台シート(8) が設け
られ、且つ該包装袋(1) には前記開口部(4) とは別の箇
所の開封が可能なように、任意箇所に開封手段が設けら
れてなることを特徴とするいなり寿司用包装袋。
【請求項３】前記開封手段は開封後にいなり寿司(6)
の先端部分(11)が露出する箇所に設けられてなる請求項
１又は２記載のいなり寿司用包装袋。
【請求項４】前記開封手段がカットテープ(10)である
請求項１〜３の何れかに記載のいなり寿司用包装袋。
【請求項５】前記開封手段が超音波にて形成された窪
み状の切断線である請求項１〜３の何れかに記載のいな
り寿司用包装袋。
【請求項６】前記合成樹脂フィルム(2) として方向性
フィルムを使用し、且つ、該フィルムの引き裂き方向
を、開封方向に適合させてなる請求項１〜３の何れかに
記載のいなり寿司用包装袋。
【請求項７】前記基台シート(8) が腰のある台紙とな
り得る素材からなる請求項１〜６の何れかに記載のいな
り寿司用包装袋。
【請求項８】矩形状の合成樹脂フィルム(2) を二つ折
りにして重ね合わせた、その折り辺を底部(3) とし、反
対辺を開口部(4) として、その両側辺は基台シート(8)
を挟持状にシール(5) して形成されたいなり寿司用包装
袋に１個以上のいなり寿司(6) が収納され、前記開口部
(4) は閉塞されているいなり寿司用包装体であり、且つ
該包装体における包装袋(1) には、収納されたいなり寿
司(6) の先端部分(11)が露出可能となる任意箇所に開封
手段が設けられてなることを特徴とするいなり寿司包装
体。
【請求項９】一対の矩形状の合成樹脂フィルム(2) を
重ね合わせ、その一端辺を開口部(4) とし、反対辺を底
部(3) として、該底部(3) 及びその両側辺の三方は基台
シート(8) を挟持状にシール(5) して形成されたいなり
寿司用包装袋に１個以上のいなり寿司(6) が収納され、
前記開口部(4) は閉塞されているいなり寿司用包装体で
あり、且つ該包装体における包装袋(1) には、収納され
たいなり寿司(6) の先端部分(11)が露出可能となる任意
箇所に開封手段が設けられてなることを特徴とするいな
り寿司包装体。