JP4426055B2 - サンドイッチ用包装袋 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、三角形のサンドイッチを包装するためのサンドイッチ用包装袋であって、特に、開封が容易で開封後も袋の形態を維持できるサンドイッチ用包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のサンドイッチ用包装袋を図5を参照して説明する。
このサンドイッチ用包装袋1は、概略台形の表フィルム2と裏フィルム3を重ねて両フィルム2,3の両側縁部4,4同士をヒートシールするとともに上縁部8同士及び上縁部近傍5同士をヒートシールして、上縁部8と上縁部近傍5の間に摘部9を備えてなる。
摘部9は、開封するときのきっかけとなる開封用摘み片(図示せず)を設けるためのスペースとしてや装飾、内容表示印刷のスペースとして、あるいはサンドイッチを取り扱うとき手で摘む摘み部分として使用するために適宜に設けられる。
図6に示すように、サンドイッチ用包装袋1の開口部7を開いて、三角形のサンドイッチ20をその前面(傾斜面)20aが表フィルム2に内接するように挿入し、二本の一点鎖線13a,13bからサンドイッチ20に沿って折り曲げて、角錐筒状に立体的に拡げ、サンドイッチ20の底面(陳列時に着座させる面)20cより外方に角錘筒状に延びるサンドイッチ用包装袋1の下部の四側面について、最初に、サンドイッチ20の背面20bに対応する包装袋1の下部一側面をサンドイッチ20の底面20cに重なるように折り畳み、次いで、サンドイッチ20の両側の三角面に対応する包装袋1の下部の対向二側面をサンドイッチ20の底面20cに重なるように順に折り畳み、続いて、サンドイッチ20の前面20aに対応する包装袋1の下部一側面をサンドイッチ20の底面20cに重なるように折り畳み、最後に、サンドイッチ20の底面20cに折り重ねた包装袋1の下部四側面を封緘用粘着テープ30等を貼着することにより封緘してなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記形態のサンドイッチ包装に関して、開封の容易さを目的としたものが今までに数多く提案されている。その内、現時点で最も普及(コンビニエンスストアではほぼ100 %普及)しているタイプは、開封手段としてサンドイッチ20の前面20aに接する表フィルム2またはサンドイッチ20の裏面20bに接する裏フィルム3を該フィルムの内面に溶着して貼り込んだカットテープを引くことにより縦に分断し、分断線から更にサンドイッチの両側面側へフィルムを引き裂いて拡開してサンドイッチを取り出すようにしたものである。
このタイプの代表的な先行技術文献としては、(a)実公平2-32587号、(b)実開平6-61757号などがある。
この文献に開示される考案における開封手段の特徴は、図7を参照して説明したサンドイッチ用包装袋1の摘部9に開封のきっかけとなる摘み部(図示せず)とそれに接続された開封用カットテープ(図示せず)を設けていることである。このサンドイッチ包装の開封方法を図7を参照して説明する。
開封するときは、まず、図7(a)に示すように、摘み部31を下へ引いてカットテープ32でサンドイッチ20の背面20bに接する裏フィルム3部分を縦に分断する。分断するカットテープ32の進行は、サンドイッチ裏面20cに貼着された封緘用粘着テープ30に当たったところで停止する。次いで、分断線からサンドイッチ20の両側面方向(図7(a)に示す矢印方向)へフィルムを押し広げ図7(b)のように拡開し、更に図7(c)に示すようにまだフィルムで覆われているサンドイッチ20の底部が完全に露出するまで袋を開裂して、袋を完全に引き裂いて袋の形をとどめない破壊された状態にすると、サンドイッチ20が取り出せるようになっている。
【0004】
上記のように開封が行われるため、次のように種々問題点がある。
(イ)フィルムを縦に分断した後、サンドイッチの底部が完全に露出するまでフィルムを開裂する必要があるが、サンドイッチは軟弱で型崩れや変形しやすく余計な外圧をかけることができず、手に持ったままでフィルムを開裂する操作がやりにくい。台の上などに載せないと安定した操作がしにくく、手で持ったままでの開封は大変やりにくかった。小さな子供だとサンドイッチを下に落としてしまうことさえあった。
(ロ)サンドイッチ包装袋が袋の形をとどめないで開裂されてしまうため、何枚か収納されているサンドイッチの一枚を食しているとき、食しているもの以外の残りのサンドイッチはむき出しのままになってしまう。もしも、包装袋がそのままの形で残っていれば、一つずつ包装袋からと取り出して食したり、食べ切れなかったものを一時、衛生的に保管しておくことができるのに、これができない。また、車内で食するときなどでは食べ残しのサンドイッチがむき出しのままでは一時的な置き場所に困ってしまう。
(ハ)(a)実公平2-32587号、(b)実開平6-61757号公報に開示されているように、フィルムを縦に分断して開封するとき分断線が途中で細ったり分断力に負けて切れてしまうことがある。これを防止するためカットテープを用いて分断線を補強したり、一軸延伸フィルムを使い分断線を延伸方向と一致させて確実に分断できるようにしている。このため、サンドイッチ用包装袋の製造にあたって、カットテープや開裂方向性を有する一軸延伸フィルムの使用による余計なコストがかかっている。
【0005】
開封方法の提案としては、他にも多数の先行技術文献があり、例えば、(c)実開平5-61043号、(d)登録実用新案第3063714号、(e)実開平6-10171号等、その他多数ある。
いずれも、開封時にサンドイッチの前面または背面に当接するフィルムを縦方向に分断、開裂し、サンドイッチを取り出すようになっている点は共通しており、上記の問題点(イ)、(ロ)、(ハ)も同じように顕在している。
【0006】
「従来の技術」の項で説明したサンドイッチ用包装袋を用いている点は同じだが、今まで前述したものとは異なる別の開封手段を提案している先行技術文献として(f)実開平6-35144号公報等がある。
この開封手段の特徴は、実開平6-35144号公報の図10および図11に示すように、サンドイッチの底面を封緘している封緘用粘着テープの端部を非接着性とし、開封時はこの非接着部から粘着テープを引き剥がして開封することである。
この開封手段によれば、開封時にサンドイッチ用包装袋は破壊されることが無いので、前述した問題点(イ)、(ロ)、(ハ)は一挙に解消されることになり、非常に優れた開封手段である。また、同文献に述べられているように開封がワンタッチで瞬時に容易にできる優れた特長を有する。
しかし、この形態は実用面で次のような大きな問題点があり、実際には全く実用化されていない。
(ニ)開封時に封緘用粘着テープを引き剥がして開封するので、サンドイッチ用包装袋のどこにも全くキズが残らない。剥がした封緘用粘着テープでもう一度封緘すれば、一度開封した痕跡が全く残らないので、いたずらや毒物混入など安全面で大きな不安がある。いわゆる開封バージン性を保証できず、安全管理が厳しいコンビニエンスストア業界では採用することができない。
(ホ)端部を非接着性にした粘着テープは、ロール巻きの汎用粘着テープと違い連続製造ができず、コストが大幅に上がる。またサンドイッチの封緘作業時にも、ロール巻きの汎用粘着テープから適度な長さに切って使うのに比較して扱いが煩雑になり作業効率が低下する。
【0007】
本願発明は、上記問題点(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)に鑑み、一度開封したら元の包装形態に完全には戻らない包装のバージン性が保証された開封が行えて、しかも、カットテープや開裂方向性を有する一軸延伸フィルムや特別な封緘用粘着テープ(端部を非接着性にした粘着テープ)を用いずに開封が行えて、誰でもが容易にかつワンタッチで瞬時に袋の形態を保った状態に開封できて、食べ残しのサンドイッチを引き続き収容して清潔を保つことができ、低コストで製造できる、サンドイッチ用包装袋を提供することを目的としている。
【0008】
【問題を解決するための手段】
上記の課題は、概略台形の表フィルムと裏フィルムが重なり両フィルムの上縁部同士及び両側縁部同士が接続していて、下端開口より三角形のサンドイッチを収容しフィルム下部をサンドイッチの底面へ四方から折り畳んで、最後に折り畳むフィルム下部とこれに対向して折り畳むフィルム下部とに渡り粘着テープを粘着して封緘し包装するサンドイッチ用包装袋において、
前記表フィルム又は裏フィルムの少なくともいずれかが、上段フィルムの下端に中段フィルムの上端を内側に重ねて接続し、さらに中段フィルムの下端に下段フィルムの上端を外側に重ねて接続してなり、かつ、下段フィルムの上端の所要の切り込みを付与してなる開封用摘み片を備え、前記開封用摘み片を摘んで下段フィルムを袋下端へ向かって引き裂いていくことができるように構成されていることを特徴とするサンドイッチ用包装袋により達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
本願発明の実施形態に係るサンドイッチ用包装袋を図1を参照して説明する。
図1のサンドイッチ用包装袋1は、概略台形のポリプロピレンフィルム等からなる表フィルム2と裏フィルム3に重ね、両フィルム2,3の両側縁部4,4同士をヒートシールするとともに、両フィルム2,3の上縁部8同士及び上縁部近傍5同士をヒートシールして、上縁部8と上縁部近傍5の間に摘部9を備えてなる。
裏フィルム3は、上段フィルム3aと、中段フィルム3bと、下段フィルム3cを継ぎ足してなる。詳述すると、袋の高さ寸法の約1/4〜約1/3の丈を占める上段フィルム3aの下端に、袋の高さ寸法の約1/3〜約1/2を占める中段フィルム3bの上端を内側に重ねて接続し、さらに中段フィルム3bの下端に、袋の高さ寸法の約1/4〜約1/3を占める下段フィルム3cの上端を外側に重ねて接続してなる。
下段フィルム3cの上端には、所要の切り込み10,10を付与して開封用摘み片11を備えている。
開封用摘み片11を摘んで下方へ引くと中段フィルム3bとのヒートシールが剥離して下段フィルム3cを下端へ向かって引き裂いていくことができる。
従って、下段フィルム3cが引き裂けるから、包装のバージン性が保障される。
【0010】
本願発明の実施形態に係るサンドイッチ用包装袋を図1、図2を参照して説明する。
図1のサンドイッチ用包装袋1は、図2に示すように、連続フィルムを重ねてヒートシールして台形と逆さ台形に交互にカットすることで量産できる。
詳述すると、一軸上に所要間隔を空けて取り付けた二つの第一原反ロールR1,R2からそれぞれ幅狭な連続するフィルムを繰り出し、一方のフィルムを上段フィルム3aとするとともに、他方のフィルムを下段フィルム3cとして、上段フィルム3aの下縁と、下段フィルム3cの上縁に図示しないカット装置によりそれぞれ二本の切り込み10,10を入れることにより形成される開封用摘み片11を配設し、かつ、上側の開封用摘み片11と下側の開封用摘み片11とが所要間隔離れた千鳥配置になるように設け、次いで、第三の原反ロールR3から幅狭な連続するフィルムを繰り出して該フィルムを中段フィルム3bとし、該連続する中段フィルム3bの上面の幅方向の両側に前記開封用摘み片11を付与した連続する上段フィルム3aの下縁と、下段フィルム3cの上縁を重ね、ヒートシールロールr1,r1により、上段フィルム3aと中段フィルム3bと下段フィルム3cとを継ぎ足すことにより幅広な裏フィルム3を構成し、続いて、第四の原反ロールR4から幅広な連続するフィルムを繰り出して該フィルムを表フィルム2として前記連続する幅広な裏フィルム3の下側に重ね、図示しない一対のシールカットロールの間に通して、台形と逆さ台形とが交番するように強くシールしカットすると、両フィルム2,3の両側縁部4,4同士をヒートシールするとともに、両フィルム2,3の上縁部8同士及び上縁部近傍5同士をヒートシールして、上縁部8と上縁部近傍5の間に摘部9を備えてなるサンドイッチ用包装袋1,1,・・を量産できる。なお、中段フィルム3bと下段フィルム3cとを継ぎ足すヒートシールについて、開封用摘み片11に対応する箇所のシール幅を小さくして未溶着部分の縁部を該開封用摘み片11とすることが好ましい。
この製造方法により製造されるサンドイッチ用包装袋は、上段フィルム3aと下段フィルム3cを例えば薄いブルーが入っているフィルムを使用し、中段フィルム3bを例えば薄いレッドが入っているフィルムを使用すると、斬新なデザインのサンドイッチ用包装袋となる。表フィルム2は、透明な一枚フィルムである。
【0011】
続いて、図1に示すサンドイッチ用包装袋1により三角形のサンドイッチを包装する手順を図3を参照して説明する。
まず、図3(a)に示すように、サンドイッチ用包装袋1の開口部7を開いて、サンドイッチ20をその前面20aが表フィルム2に内接するように挿入していき、図1に示すように、表フィルム2と裏フィルム3とを二本の一点鎖線13a,13bからサンドイッチ20に沿って折り曲げて、四角錐筒状に立体的に拡げてサンドイッチ20を深く収容したら、サンドイッチ20の底面20cより外方に角錘筒状に延びるサンドイッチ用包装袋1の下部の四側面21a,21b,21c,21dについて、図3(b)に示すように、最初に、サンドイッチ20の背面20bに対応する包装袋1の下部一側面21bをサンドイッチ20の底面20cに重なるように折り畳み、次いで、図3(c)に示すように、サンドイッチ20の両側の三角面に対応する包装袋1の下部の対向二側面21b,21cをサンドイッチ20の底面20cに重なるように順に折り畳み、続いて、図3(d)に示すように、サンドイッチ20の前面20aに対応する包装袋1の下部一側面21aをサンドイッチ20の底面20cに重なるように折り畳み、最後に、サンドイッチ20の背面20bに対応する包装袋1の下部一側面21bとこの上に重なっているサンドイッチ20の前面20aに対応する包装袋1の下部一側面21aとに封緘用粘着テープ30を貼着することにより封緘してサンドイッチ包装を完成してなる。
なお、サンドイッチ用包装袋1の開口部7を開いて、サンドイッチ20をその前面20aが裏フィルム3に内接するように挿入しても良い。このときは、表フィルム2と裏フィルム3を単に配置交換しただけの相違である。つまりは、開封用フィルム40を表フィルム2ではなく裏フィルム3に設けたことになり、サンドイッチ20の向きが逆転するので綴じ合わせの手順も逆転する。しかし、上段フィルムと中段フィルムと下段フィルムを継ぎ足してなるフィルムは裏フィルム3として使用するのが好適である。
【0012】
続いて、包装を解く手順を説明する。
図3(d)に示すように、所要の切り込み10が付与されてなる開封用摘み片11は、下段フィルムの,前記粘着テープ30の長尺方向に延長した上端位置に対応しているので、図4(a)に示すように、該開封用摘み片11を摘んで下段フィルム3cを引き裂くと、図4(b)に示すように、粘着テープ30による閉じ合わせが解ける。そこで、包装袋1の下部四側面21a,21b,21c,21dを大きく開いて、図4(c)に示すように、サンドイッチ用包装袋1からサンドイッチ20を取り出すことができる。下段フィルム3cを元に回復できないから、上記開封により、もはや包装のバージン性は失われる。
【0013】
本願発明は上記構成に限定されない。以下のような、実施の形態も含まれる。
(1)摘部9は本願発明としての必須要件ではない。
(2)袋を形成するための端縁同士は溶着でなく粘着であってもよい。
(3)上記実施形態例に於いて、包装袋の一方の側面延出部と他方の側面延出部と前面、背面両延出部の夫々の端縁は、直線で形成されてなるが、サンドイッチ底面上で折り畳まれ封緘できるものであれば必ずしも平行な直線である必要はない。
(4)サンドイッチの包装時にサンドイッチの底面に折り畳む部分の折り畳み方法は、開封用摘部により引き起こされて開封できるものであればどんな折り畳み方でもよく折り畳み方法を特に限定しない。
(5)更に、上記実施形態例に於いて、包装袋に収納される被収納物は略直角三角形のサンドイッチとして説明したが、これに限定されない。
【0014】
【発明の効果】
以上説明してきたように本願発明によれば、従来のサンドイッチ包装の開封に関わる問題点を全て解決したきわめて優れたサンドイッチ用包装袋が提供できる。詳しく述べると次のような利点、効果がある。
(1)誰でも容易にかつワンタッチで瞬時に開封できる。
(2) 開封によって下段フィルムは除去されてしまい、一度開封した証拠となって残るので、未開封かどうかのバージン性は保証される。すなわち、一度開封したら元の包装形態に完全には戻らない包装のバージン性が保証された開封が行えて包装の安全性を保証できて、誰でも容易にかつワンタッチで瞬時に袋の形態を保って開封できる。
(3)開封後もサンドイッチ用包装袋は破壊されずそのままの形で残っているので、何枚か収納されているサンドイッチの一枚を食しているとき、まだ食していないものを袋にいれた状態で清潔に保つことができる。車の中などで一度に食べきれなかったサンドイッチの置き場に困るといったこともなくなる。食べ残しのサンドイッチを引き続き収容して清潔に保つことができる。
(4)開封用摘み片を引いて表フィルムを切り取るとき、開封用摘み片から封緘用粘着テープまでの距離はごく僅かなので、表フィルムが途中で千切れてしまう心配がない。封緘用粘着テープから先の開封は封緘用粘着テープが切り裂きラインの案内テープとして機能するので、表フィルムが途中で千切れることはない。従って、コストの掛かる開裂方向性の強い一軸延伸フィルムやカットテープを使用する必要は全くなく、コストの低い汎用フィルムを用いて本願発明のサンドイッチ用包装袋を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第四の実施形態に係るサンドイッチ用包装袋の表面図。
【図2】図1のサンドイッチ用包装袋を連続的に製造する工程を示す斜視図。
【図3】図1のサンドイッチ用包装袋によりサンドイッチを包装する工程を示す斜視図。
【図4】図1のサンドイッチ用包装袋の包装を解いてサンドイッチを取り出す工程を示す斜視図。
【図5】従来例に係るサンドイッチ用包装袋の表面図。
【図6】図5のサンドイッチ用包装袋によりサンドイッチを包装する工程を示す斜視図。
【図7】従来例に係るサンドイッチ用包装袋の包装を解く状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 サンドイッチ用包装袋
2 表フィルム
3 裏フィルム
3a 上段フィルム
3b 中段フィルム
3c 下段フィルム
4 側縁(シール部)
5 上縁部近傍(シール部)
7 開口部
8 上縁部(シール部)
9 摘部
10 切り込み
11 開封用摘み片
20 サンドイッチ
20a サンドイッチの前面
20b サンドイッチの背面
20c サンドイッチの底面
21a サンドイッチの前面に対応するサンドイッチ用包装袋の下部側面
21b サンドイッチの背面に対応するサンドイッチ用包装袋の下部側面
21c,21d サンドイッチの三角面に対応するサンドイッチ用包装袋の下部側面
30 封緘用粘着テープ
R1 上段フィルムを構成するための第一の原反ロール
R2 下段フィルムを構成するための第二の原反ロール
R3 中段フィルムを構成するための第三の原反ロール
R4 表フィルムを構成するための第四の原反ロール

Claims (1)

  1. 概略台形の表フィルムと裏フィルムが重なり両フィルムの上縁部同士及び両側縁部同士が接続していて、下端開口より三角形のサンドイッチを収容しフィルム下部をサンドイッチの底面へ四方から折り畳んで、最後に折り畳むフィルム下部とこれに対向して折り畳むフィルム下部とに渡り粘着テープを粘着して封緘し包装するサンドイッチ用包装袋において、
    前記表フィルム又は裏フィルムの少なくともいずれかが、上段フィルムの下端に中段フィルムの上端を内側に重ねて接続し、さらに中段フィルムの下端に下段フィルムの上端を外側に重ねて接続してなり、かつ、下段フィルムの上端の所要の切り込みを付与してなる開封用摘み片を備え、前記開封用摘み片を摘んで下段フィルムを袋下端へ向かって引き裂いていくことができるように構成されていることを特徴とするサンドイッチ用包装袋。
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