JP3022077U - 断裁紙の搬出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小形で、簡易な機構であって、作業者が手作
業で送出テーブル上に載置した断裁紙を積載する形式の
簡易型の断裁紙の搬出装置に特に適した、断裁紙を端面
が揃った状態で積み重ねることができる断裁紙の搬出装
置を提供すること。 【解決手段】 送出テーブル１内の収納位置と、積載さ
れた断裁紙Ｗ上の突出位置とに選択的に移動可能な櫛状
の薄板部材６を配設し、該薄板部材６を積載された断裁
紙Ｗ上に突出、載置した状態で、送出テーブル１から新
たな断裁紙Ｗ0を前記積載された断裁紙Ｗ上に積載した
後、前記薄板部材６を引き抜き、送出テーブル１内に収
納するようにする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、断裁紙の搬出装置（「排紙スタッカー」とも称される。）に関し、 例えば、作業者が手作業で送出テーブル上に載置した断裁紙を積載する簡易型の 断裁紙の搬出装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、断裁機における断裁工程を経て所要寸法に裁断された紙（本明細書にお いて、「断裁紙」という。）は、次工程に移送するためにパレット上に積載され る。

【０００３】 ところで、断裁紙をパレット上に積載する作業は、一般的には、搬出装置を使 用して行うようにしている。

【０００４】 この搬出装置は、断裁工程を経て搬送テーブル上を移動してきた断裁工程１工 程分の寸法の揃った断裁紙を、所要の高さになるまで順次揃えて積み重ねる作業 を行うものであり、搬出装置の本体に昇降可能に昇降フレームを設け、この昇降 フレームに、断裁紙を搬送テーブルからパレット上に受け渡す移動テーブルと、 移動テーブル上の断裁紙を把持するクランプを備えた第１ゲートと、移動テーブ ル上の断裁紙を押し移動させる押板を備えた第２ゲートとを配設して構成してい る。 これにより、搬出装置は、搬送テーブル上を移動してきた断裁紙を移動テーブ ル上に受け取り、移動テーブルを移動することにより断裁紙をパレットの上方に 移送し、第２ゲートの押板を操作することにより移動テーブル上の断裁紙を第１ ゲートの押板に押し付けながら第１ゲートのクランプにより断裁紙を把持し、こ の状態で移動テーブルを引き抜くように移動することにより、紙ずれを生じるこ となく断裁紙をパレット上に載置し、以下、パレット上に載置した断裁紙の厚み だけ昇降フレームを上昇させて、上記の操作を繰り返すことにより、断裁紙を所 要の高さになるまで端面が揃った状態で積み重ねることができるようにしている 。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来の搬出装置は、極めて大がかりな装置であるため、断裁紙の取扱量が 少ない事業所等の場合には適さず、このため、このような事業所等においては、 パレット上に重量の大きな断裁紙を積載する作業のすべてを作業者が手作業で行 わねばならず、作業者に大きな負担をかけることとなり、また、断裁紙を端面が 揃った状態に積み重ねることが困難であった。

【０００６】 本考案は、上記従来の断裁紙の搬出装置の有する問題点を解決し、小形で、簡 易な機構であって、作業者が手作業で送出テーブル上に載置した断裁紙を積載す る形式の簡易型の断裁紙の搬出装置に特に適した、断裁紙を端面が揃った状態で 積み重ねることができる断裁紙の搬出装置を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため、本考案の断裁紙の搬出装置は、送出テーブル内の収 納位置と、積載された断裁紙上の突出位置とに選択的に移動可能な櫛状の薄板部 材を配設し、該薄板部材を積載された断裁紙上に突出、載置した状態で、送出テ ーブルから新たな断裁紙を前記積載された断裁紙上に積載した後、前記薄板部材 を引き抜き、送出テーブル内に収納するようにしたことを特徴とする。

【０００８】 上記の構成からなる本考案の断裁紙の搬出装置は、薄板部材を積載された断裁 紙上に突出、載置した状態で、送出テーブルから新たな断裁紙を積載するように しているので、新たに積載する断裁紙が先に積載されている断裁紙の上面に接触 することがなく、このため、先に積載されている断裁紙に紙ずれや皺が生じるこ とを防止できる。

【０００９】 この場合において、送出テーブルの断裁紙の送出部に、送出テーブル側の収納 位置と、積載された断裁紙側の突出位置とに選択的に移動可能なベルトコンベア を配設することができる。

【００１０】 このベルトコンベアを駆動することにより、送出テーブル上の断裁紙を断裁紙 の積載位置に円滑に送り出すことができる。

【００１１】 また、積載された断裁紙側の送出テーブルの側面部に、積載された断裁紙の上 面端部を押さえる紙押さえ部材を配設することができる。

【００１２】 薄板部材を積載された断裁紙上に突出、載置する際、及び薄板部材を積載した 断裁紙間から引き抜き、送出テーブル内に収納する際に、積載された断裁紙の上 面端部を紙押さえ部材により押さえておくことにより、積載された断裁紙に紙ず れや皺が生じることを防止できる。

【００１３】 また、送出テーブルの所定位置に送出テーブル上を移動する断裁紙を検知する センサーを配設し、センサーの出力信号により搬出装置の駆動機構を駆動するよ うにすることができる。

【００１４】 このセンサーの出力信号により、送出テーブル上を移動する断裁紙の位置に応 じて、搬出装置の薄板部材、ベルトコンベア、紙押さえ部材等の駆動機構を駆動 することにより、搬出装置を自動制御することができる。

【００１５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の断裁紙の搬出装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。

【００１６】 この断裁紙の搬出装置は、本考案を、作業者が手作業で送出テーブル１上に載 置した断裁紙Ｗ0をパレット１９上に順次積載する形式の簡易型の断裁紙の搬出 装置に適用したもので、搬出装置の要部の概略図である図１〜図３及び搬出装置 の全体の概略図である図４〜図６に示すように、搬出装置の本体２０に固定して 配設した送出テーブル１と、送出テーブル１上に断裁紙Ｗ0を載置する際の基準 面となる送出テーブル１の一方の側部に配設した当板２と、パレット１９上に断 裁紙Ｗ0を積載する際の一方の基準面となる本体２０に昇降可能に、かつ水平方 向に位置調整可能に配設した第１ゲート板３と、送出テーブル１からパレット１ ９上に断裁紙Ｗ0を積載する際のストッパとなる本体２０に水平方向に位置調整 可能に配設した第２ゲート板４と、パレット１９上に断裁紙Ｗ0を積載する際の 前記一方の基準面と直角方向の基準面となる、送出テーブル１の当板２の延長線 上の本体２０に固定して配設した当板５と、送出テーブル１内の収納位置と、パ レット１９上に積載された断裁紙Ｗ上の突出位置とに選択的に移動可能に配設し た櫛状の薄板部材６と、送出テーブル１の断裁紙Ｗ0の送出部に、送出テーブル １側の収納位置と、パレット１９上に積載された断裁紙Ｗ側の突出位置とに選択 的に移動可能に配設したベルトコンベア７と、パレット１９上に積載された断裁 紙Ｗ側の送出テーブル１の側面部に配設した積載された断裁紙Ｗの上面端部を押 さえる紙押さえ部材８と、櫛状の薄板部材６を移動する薄板部材移動シリンダ９ と、第１ゲート板３を昇降する第１ゲート昇降シリンダ１０と、ベルトコンベア ７を移動するベルトコンベア移動シリンダ１１と、紙押さえ部材８を移動する紙 押さえ部材移動シリンダ１２ａ，１２ｂと、本体２０に昇降可能に配設した昇降 フォーク１３と、昇降フォーク１３の基端に螺合するスクリューシャフト１４と 、スクリューシャフト１４をカップリング１５を介して回転駆動する昇降フォー ク駆動モータ１６と、ベルトコンベア７を駆動するベルトコンベア駆動モータ１ ７と、送出テーブル１に空気を送るブロワー１８と、昇降フォーク１３に載置し たパレット１９と、送出テーブル１の当板２に配設した送出テーブル１上を移動 する断裁紙Ｗ0を検知するセンサー２１とから構成する。

【００１７】 送出テーブル１は、内部に空間を有する２層構造とし、空間にブロワー１８か らの圧力空気を導入するとともに、図７（ａ）に示すように、その表面に多数の 透孔１ａを形成し、この透孔１ａから圧力空気を放出するように構成する。 これにより、作業者が手作業で送出テーブル１上に載置した断裁紙Ｗ0を、パ レット１９側に向けて押し移動させるときの移動抵抗を小さくし、作業者の負担 を軽減することができる。

【００１８】 櫛状の薄板部材６は、厚さ２ｍｍ、幅３０ｍｍ程度のステンレス製板材６１を 複数本、本実施例においては５本、平行に配設し、図８に示すように、その下面 を送出テーブル１に配設したローラ６２に支持するとともに、図７（ｂ）に示す ように、その基端部を薄板部材移動シリンダ（ロッドレスシリンダ）９のピスト ンヨークと、摺動軸９ａに摺動自在に配設した摺動部材９ｂを介して接続するこ とにより、複数本のステンレス製板材６１が一体となって、送出テーブル１内の 収納位置と、パレット１９上に積載された断裁紙Ｗ上の突出位置とに選択的に移 動可能とし、この薄板部材６を先に積載されている断裁紙Ｗ上に突出、載置した 状態で、送出テーブル１から新たな断裁紙Ｗ0を先に積載されている断裁紙Ｗ上 に積載した後、薄板部材６を積載した断裁紙Ｗ，Ｗ0間から引き抜き、送出テー ブル１内に収納されるように構成する。

【００１９】 ベルトコンベア７は、送出テーブル１の断裁紙Ｗ0の送出部に、櫛状の薄板部 材６のステンレス製板材６１の間に位置するように複数台、本実施例においては ４台、平行に配設し、図７〜図９に示すように、ベルト７１をローラ７２とロー ラ７５間に張設し、ローラ７５を固定した伝動軸７４をベルトコンベア駆動モー タ１７により回転駆動することにより駆動するようにし、さらに、ローラ７２を ベルトコンベア移動シリンダ１１により、送出テーブル１内の収納位置と、パレ ット１９上に積載された断裁紙Ｗ側の突出位置とに選択的に移動可能にするとと もに、ベルト７１の緩みを取るためにばね７６によって付勢されたテンションロ ーラ７５を配設し、ローラ７２、すなわち、ベルトコンベア７の先端をパレット １９上に積載された断裁紙Ｗ側に突出した状態で、ベルトコンベア７を駆動する ことにより、位置送出テーブル１上の断裁紙Ｗ0を断裁紙の積載位置に送り出し た後、ローラ７２、すなわち、ベルトコンベア７の先端を引き抜き、送出テーブ ル１側に収納されるように構成する。

【００２０】 紙押さえ部材８は、図１（ｂ）及び図３に示すように、パレット１９上に積載 された断裁紙Ｗ側の送出テーブル１の側面部に、上下方向の紙押さえ部材移動シ リンダ１２ａ及び水平方向の紙押さえ部材移動シリンダ１２ｂ（ただし、本実施 例においては、水平方向の紙押さえ部材移動シリンダ１２ｂは、ベルトコンベア 移動シリンダ１１と共用して構成している。）を介して配設し、薄板部材６を積 載された断裁紙Ｗ上に突出、載置する際、及び薄板部材６を積載した断裁紙Ｗ， Ｗ0間から引き抜き、送出テーブル１内に収納する際に、積載された断裁紙Ｗの 上面端部を押さえておくように構成する。

【００２１】 昇降フォーク１３は、昇降フォーク１３の基端に螺合するスクリューシャフト １４をカップリング１５を介して昇降フォーク駆動モータ１６により回転駆動す ることにより昇降駆動するようにし、昇降フォーク１３上のパレット１９上に載 置した１工程分の断裁紙Ｗ0の厚みだけ昇降フォーク１３を降下させて、次工程 の断裁紙Ｗ0を積み重ねることができるように構成する。

【００２２】 センサー２１は、フォトセンサー等の送出テーブル１上を移動する断裁紙Ｗ0 を検知することが可能なセンサーを用いることができ、このセンサー２１の出力 信号により、送出テーブル１上を移動する断裁紙Ｗ0の位置に応じて、搬出装置 の薄板部材６、ベルトコンベア７、紙押さえ部材８等の駆動機構を駆動すること により、搬出装置を自動制御するように構成する。

【００２３】 次に、この断裁紙の搬出装置の動作について説明する。 パレット１９上に積載した断裁紙Ｗの上に次工程の断裁紙Ｗ0を積み重ねるに 際し、まず、ベルトコンベア移動シリンダ１１（水平方向の紙押さえ部材移動シ リンダ１２ｂ）を操作し、ベルトコンベア７の先端及び紙押さえ部材８をパレッ ト１９上に積載された断裁紙Ｗ側に突出させるとともに、上下方向の紙押さえ部 材移動シリンダ１２ａを操作し、紙押さえ部材８により積載された断裁紙Ｗの上 面端部を押さえる（図１）。

【００２４】 作業者が手作業で送出テーブル１上に載置した断裁紙Ｗ0を、パレット１９側 に向けて押し移動すると、センサー２１が断裁紙Ｗ0を検知し、出力信号を出力 する。 このセンサー２１の出力信号により、ベルトコンベア駆動モータ１７を操作し 、ベルトコンベア７を駆動するとともに、薄板部材移動シリンダ９を操作し、櫛 状の薄板部材６を先に積載されている断裁紙Ｗ上に突出、載置し、この状態で、 送出テーブル１上をベルトコンベア７により移送されてきた新たな断裁紙Ｗ0を 、パレット１９上に積載した断裁紙Ｗ上に載置する（図２）。

【００２５】 断裁紙Ｗ0が、パレット１９上に積載した断裁紙Ｗ上に載置されると、第１ゲ ート昇降シリンダ１０を操作し、パレット１９上に断裁紙Ｗ0を積載する際の基 準面となる第１ゲート板３を降下させた後、薄板部材移動シリンダ９を操作し、 薄板部材６を積載した断裁紙Ｗ，Ｗ0間から引き抜き、送出テーブル１内に収納 する。 なお、本実施例においては、センサー２１が断裁紙Ｗ0が通過したことを検知 した後、所定時間経過したとき、断裁紙Ｗ0がパレット１９上に積載した断裁紙 Ｗ上に載置されたと判断して、上記操作を行うようにしている。

【００２６】 その後、ベルトコンベア移動シリンダ１１（水平方向の紙押さえ部材移動シリ ンダ１２ｂ）を操作し、ベルトコンベア７の先端及び紙押さえ部材８を後退させ 、昇降フォーク駆動モータ１６を操作し、パレット１９上に載置した１工程分の 断裁紙Ｗ0の厚みだけ昇降フォーク１３を降下させた後、第１ゲート昇降シリン ダ１０を操作し、第１ゲート板３を上昇させる。

【００２７】 そして、パレット１９上に積載した断裁紙Ｗの上に次工程の断裁紙Ｗ0を積み 重ねるために、ベルトコンベア移動シリンダ１１（水平方向の紙押さえ部材移動 シリンダ１２ｂ）を操作し、ベルトコンベア７の先端及び紙押さえ部材８をパレ ット１９上に積載された断裁紙Ｗ側に突出させるとともに、上下方向の紙押さえ 部材移動シリンダ１２ａを操作し、紙押さえ部材８により積載された断裁紙Ｗの 上面端部を押さえる。

【００２８】 以下、上記の操作を繰り返すことにより、断裁紙Ｗを所要の高さになるまで端 面が揃った状態で積み重ねる。

【００２９】 なお、上記の断裁紙の搬出装置は、作業者が手作業で送出テーブル１上に載置 した断裁紙Ｗ0をパレット１９上に順次積載する形式の簡易型の断裁紙の搬出装 置に本考案を適用した例を示したが、本考案の構成は、断裁工程を経た断裁紙を 搬送テーブルを用いて移動させ、この断裁紙を搬送テーブルから直接移動テーブ ルを介してパレット上に受け渡す形式の断裁紙の搬出装置等の他の形式の断裁紙 の搬出装置にも適用することができる。

【００３０】

【考案の効果】

請求項１記載の断裁紙の搬出装置によれば、薄板部材を積載された断裁紙上に 突出、載置した状態で、送出テーブルから新たな断裁紙を積載するようにしてい るので、新たに積載する断裁紙が先に積載されている断裁紙の上面に接触するこ とがなく、このため、先に積載されている断裁紙に紙ずれや皺が生じることを防 止できる。また、上記機構は、小形で、簡易に構成することができるため、作業 者が手作業で送出テーブル上に載置した断裁紙を積載する形式の簡易型の断裁紙 の搬出装置に特に適しており、これにより、断裁紙の排出工程の作業効率を向上 することができる。

【００３１】 また、請求項２記載の断裁紙の搬出装置によれば、送出テーブル上の断裁紙を 断裁紙の積載位置に円滑に送り出すことができ、これにより、断裁紙の排出工程 における作業者の負担を軽減することができる。

【００３２】 また、請求項３記載の断裁紙の搬出装置によれば、積載された断裁紙に紙ずれ や皺が生じることをより完全に防止することができる。

【００３３】 また、請求項４記載の断裁紙の搬出装置によれば、搬出装置を自動制御するこ とが可能となり、断裁紙の搬出工程の作業効率を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の断裁紙の搬出装置の一工程時の要部の
概略図を示し、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図であ
る。

【図２】本考案の断裁紙の搬出装置の他の工程時の要部
の概略図を示し、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図であ
る。

【図３】本考案の断裁紙の搬出装置のベルトコンベア及
び紙押さえ部材の概略正面図である。

【図４】本考案の断裁紙の搬出装置の全体の概略平面図
である。

【図５】同正面図である。

【図６】同側面図である。

【図７】本考案の断裁紙の搬出装置の送出テーブルを示
し、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図である。

【図８】同側面図である。

【図９】本考案の断裁紙の搬出装置の送出テーブルの要
部の正面図である。

【符号の説明】

１ 送出テーブル １ａ 透孔 ２ 当板 ３ 第１ゲート板 ４ 第２ゲート板 ５ 当板 ６ 薄板部材 ７ ベルトコンベア ８ 紙押さえ部材 １３ 昇降フォーク １８ ブロワー １９ パレット ２０ 本体 ２１ センサー Ｗ 断裁紙 Ｗ0 断裁紙

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 送出テーブル（１）内の収納位置と、積
   載された断裁紙（Ｗ）上の突出位置とに選択的に移動可
   能な櫛状の薄板部材（６）を配設し、該薄板部材（６）
   を積載された断裁紙（Ｗ）上に突出、載置した状態で、
   送出テーブル（１）から新たな断裁紙（Ｗ0）を前記積
   載された断裁紙（Ｗ）上に積載した後、前記薄板部材
   （６）を引き抜き、送出テーブル（１）内に収納するよ
   うにしたことを特徴とする断裁紙の搬出装置。
2. 【請求項２】 送出テーブル（１）の断裁紙（Ｗ0）の
   送出部に、送出テーブル（１）側の収納位置と、積載さ
   れた断裁紙（Ｗ）側の突出位置とに選択的に移動可能な
   ベルトコンベア（７）を配設したことを特徴とする請求
   項１記載の断裁紙の搬出装置。
3. 【請求項３】 積載された断裁紙（Ｗ）側の送出テーブ
   ル（１）の側面部に、積載された断裁紙（Ｗ）の上面端
   部を押さえる紙押さえ部材（８）を配設したことを特徴
   とする請求項１又は２記載の断裁紙の搬出装置。
4. 【請求項４】 送出テーブル（１）の所定位置に送出テ
   ーブル（１）上を移動する断裁紙（Ｗ0）を検知するセ
   ンサー（２１）を配設し、該センサー（２１）の出力信
   号により搬出装置の駆動機構を駆動するようにしたこと
   を特徴とする請求項１、２又は３記載の断裁紙の搬出装
   置。