JP4149617B2 - 排紙積載装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機や印刷機等の画像形成装置から排紙された用紙が順次積載される排紙積載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機や印刷機等の画像形成装置では、その画像形成装置から排紙された用紙を順次積載するために各種の排紙積載装置が用いられている。そのような排紙積載装置の一例として図12、又は、図13に示したものが知られている。
【0003】
図12に示した排紙積載装置には、複数段の排紙トレイ1が設けられ、画像形成装置2から排紙された用紙はこれらの排紙トレイ1上に排紙積載される。したがって、この排紙積載装置によれば、排紙積載する用紙を所定枚数ごとに、又は、用紙サイズごとに異なる排紙トレイ1上に排紙積載することにより、所定枚数ごと又は用紙サイズごとに仕分けることができる。
【0004】
図13に示した排紙積載装置には、排紙台3の下側にこの排紙台3を水平方向へ往復動させる往復動機構4が設けられている。排紙台3上に所定枚数の用紙が排紙積載された後に往復動機構4を駆動させて排紙台3を水平方向へ移動させ、この移動後に再び排紙積載し、それを繰り返すことにより、排紙台3上に排紙積載される用紙を所定枚数ずつずらして仕分けることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図12に示した排紙積載装置では、下方に位置する排紙トレイ1に排紙積載された用紙束を取り出す際には、作業者が腰をかがめた姿勢をとらなければならず、作業者にとって負担が大きい。
【0006】
また、上方に位置する排紙トレイ1まで搬送される用紙はその搬送過程で多数の搬送ローラや搬送ベルトなどに擦られ、用紙にしわが寄ったり画像が劣化する場合がある。
【0007】
さらに、排紙トレイ1上に排紙された用紙は横幅方向(排紙方向と直交する水平方向)でばらつきが生じやすく、排紙トレイ1上から取り出した用紙束を揃え直ししなければならない場合がある。
【0008】
図13に示した排紙積載装置では、一つの排紙台3上で用紙を仕分けるため、排紙台3を水平方向へ移動させるときの振動などで仕分け状態が乱れてしまい、作業者が仕分け直ししなければならない場合がある。
【0009】
そこで本発明は、画像形成装置から排紙積載される用紙を複数段の排紙トレイ上に所定枚数ごと又は用紙サイズごとに仕分けることができ、かつ、各排紙トレイから用紙束を取り出す作業の労力を軽減できる排紙積載装置を提供することを目的とする。
【0010】
また本発明は、各排紙トレイ上に排紙積載された用紙の横幅方向での用紙揃えを行える排紙積載装置を提供することを目的とする。
【0011】
さらに本発明は、各排紙トレイ上に排紙される用紙の排紙方向の用紙揃えをその用紙の排紙方向の長さ寸法に応じた最適な位置で行え、かつ、その用紙揃えを安価な構造で行える排紙積載装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、画像形成装置から排紙された用紙が順次積載される排紙積載装置において、上下方向に配列された複数段の排紙トレイを一体に保持した排紙台と、前記排紙トレイが所定位置へ位置するように前記排紙台を昇降させる昇降機構と、を有する。
【0013】
したがって、昇降機構により排紙台を昇降させ、画像形成装置から用紙が排紙される所定位置へ各排紙トレイを位置させることにより、画像形成装置から排紙された用紙がその排紙トレイ上に順次積載され、各排紙トレイ上に所定枚数ごと又は用紙サイズごとに仕分けられる。
【0014】
また、画像形成装置から排紙された用紙をすぐに排紙トレイ上に積載することができるため、画像形成装置から排紙された用紙を排紙トレイ上に積載するまでに多数の搬送ローラや搬送ベルトなどで搬送する必要がなくなり、その搬送過程で用紙にしわが寄ったり画像が劣化したりすることがない。
【0015】
さらに、各排紙トレイ上に積載された用紙束を取り出す場合に排紙台を上昇させることにより、最下位の排紙トレイから用紙束を取り出す際にも作業者が腰をかがめる必要がなくなり、各排紙トレイから用紙束を取り出す作業の労力が軽減される。
【0016】
請求項記載の発明は、上記構成に加え、前記画像形成装置から排紙される前記用紙の排紙方向の両側に位置する一対のサイドフェンスと、前記サイドフェンスを前記用紙の排紙方向と直交する水平方向の任意位置であって昇降する前記排紙台の外側となる退避位置を含む位置へスライドさせるサイドフェンススライド機構と、を有する。
【0017】
したがって、用紙が排紙される排紙トレイ上においてサイドフェンスを排紙される用紙の横幅に応じた位置へスライドさせることにより、排紙トレイ上に排紙積載された用紙の横幅方向の用紙揃えを行える。また、このサイドフェンス及びサイドフェンススライド機構は、各排紙トレイごとに設けるのではなく排紙積載装置全体で1セット設ければよく、各排紙トレイごとに設ける場合に比べて安価な構造となる。
【0018】
排紙台の昇降時には、サイドフェンスを排紙台の外側となる退避位置へスライドさせておくことにより、排紙台はサイドフェンスに干渉することなくスムーズに昇降する。
【0019】
請求項記載の発明は、請求項記載の発明の排紙積載装置において、前記サイドフェンスは、前記排紙トレイ上に排紙積載された前記用紙をその排紙方向と直交する方向の両側が上方に反り上がった略U字形に湾曲させて支持する傾斜ガイド部を有する。
【0020】
したがって、排紙トレイ上に排紙積載された用紙の横幅方向の用紙揃え状態が向上し、排紙トレイ上から取り出した用紙束を再度用紙揃えする必要がなくなり、排紙トレイ上から取り出した用紙束の取り扱い性が向上する。
【0021】
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の排紙積載装置において、前記サイドフェンススライド機構は、前記サイドフェンスのスライド位置を検知するスライド位置検知手段を有する。
【0022】
したがって、サイドフェンスのスライド位置の制御を確実に行え、用紙サイズに応じた用紙の横幅方向の用紙揃えを確実に行える。
【0023】
請求項記載の発明は、請求項1、2又は3記載の排紙積載装置において、前記排紙台は、前記画像形成装置から排紙された前記用紙が積載される位置へ前記排紙トレイが昇降したことを検知する昇降位置検知手段を有する。
【0024】
したがって、画像形成装置から排紙された用紙を所望する排紙トレイ上に積載することを確実に行える。
【0025】
請求項記載の発明は、請求項1、2、3又は4記載の排紙積載装置において、前記排紙トレイに設けられてこの排紙トレイ上に排紙される前記用紙の排紙方向先端部が当接されるエンドフェンスと、前記エンドフェンスを前記用紙の排紙方向に沿ってスライド自在に保持するスライド保持機構と、前記排紙台の昇降により所定位置へ昇降した前記排紙トレイに設けられた前記スライド保持機構を駆動させてこの排紙トレイに設けられた前記エンドフェンスを任意位置へスライドさせるスライド駆動機構と、を有する。
【0026】
したがって、排紙トレイ上に排紙積載された用紙はその排紙方向先端部がエンドフェンスに当接し、排紙トレイ上に排紙積載された用紙の排紙方向の用紙揃えが行われる。
【0027】
また、排紙台を昇降させていずれか一つの排紙トレイを用紙が排紙積載される所定位置へ位置させた場合において、その排紙トレイのエンドフェンスをスライド駆動機構により任意位置へスライドさせることができる。そして、エンドフェンスをスライド駆動機構により任意位置へスライドさせることにより、排紙トレイ上に排紙積載された用紙のエンドフェンスによる用紙揃えをその用紙の排紙方向の長さ寸法に応じた最適な位置で行え、エンドフェンスによる用紙揃え性能が向上する。
【0028】
また、このスライド駆動機構は、各排紙トレイごとに設けるのではなく排紙積載装置全体で1つ設ければよく、各排紙トレイごとに設ける場合に比べて安価な構造となる。
次いで、請求項6記載の発明は、画像形成装置から排紙された用紙が順次積載される排紙積載装置において、上下方向に配列された複数段の排紙トレイを一体に保持した排紙台と、前記排紙トレイが所定位置へ位置するように前記排紙台を昇降させる昇降機構と、前記排紙トレイに設けられてこの排紙トレイ上に排紙される前記用紙の排紙方向先端部が当接されるエンドフェンスと、前記エンドフェンスを前記用紙の排紙方向に沿ってスライド自在に保持するスライド保持機構と、前記排紙台の昇降により所定位置へ昇降した前記排紙トレイに設けられた前記スライド保持機構を駆動させてこの排紙トレイに設けられた前記エンドフェンスを任意位置へスライドさせるスライド駆動機構と、を有する。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の前提となる形態を図1ないし図3に基づいて説明する。図1は排紙積載装置全体の内部構造を示す正面図、図2はその右側面図、図3はその平面図である。
【0030】
この排紙積載装置は、底板5と天板6、及び、前面板7と背面板8と右側面板9とからなる直方体形状の本体ケース10を有し、この本体ケース10における右側面板9と平行に対向する左側面が開放されている。この左側面には、前面板7と背面板8とを連結した上部ステー11と補強ステー12とが設けられている。また、この排紙積載装置は、右側面板9を複写機や印刷機等の画像形成装置13の排紙ユニット14に対向させて配置されている。
【0031】
本体ケース10内には、排紙台15とこの排紙台15を昇降させる昇降機構16とが設けられている。排紙台15は、上下方向に配列された5段の排紙トレイ17a、17b、17c、17d、17e、最下位の排紙トレイ17eの下部及び排紙トレイ17a〜17eの一端側を支持する排紙台フレーム18、最下位の排紙トレイ17eの下部及び排紙トレイ17a〜17eの他端側を支持する支持フレーム19等により形成されている。排紙台フレーム18には排紙トレイ17a〜17eの一端側端部が固定され(図2参照)、支持フレーム19には排紙トレイ17a〜17eの他端側端部が固定されている。各排紙トレイ17a〜17eの他端側上面部にはエンドフェンス20が固定され、各排紙トレイ17a〜17eは他端側端部が水平面に対して“θa”の角度をもって下方へ傾斜している(図1参照)。
【0032】
昇降機構16は、本体ケース10内における右側面板9側に配置されており、底板5の近傍に配置された昇降駆動モータ21、水平方向に延出して昇降駆動モータ21により回転駆動される駆動軸22、駆動軸22の両端部に固定された一対の駆動プーリ23、天板6の近傍に駆動軸22と平行に配置された従動軸24、従動軸24の両端部に回転自在に取り付けられた一対の従動プーリ25、駆動プーリ23と従動プーリ25との間に掛け渡された一対のタイミングベルト26等により構成されている。各タイミングベルト26と排紙台フレーム18とがそれぞれ上下2個ずつのベルト固定板26aで固定されており、昇降駆動モータ21の駆動によりタイミングベルト26を回転させると、タイミングベルト26の回転に伴って排紙台15が昇降される。
【0033】
前面板7と背面板8との内側面であってタイミングベルト26の配設位置の近傍には、それぞれ上下方向に延出した断面形状略コの字型のガイド27が固定されている。排紙台フレーム18における前面板7と背面板8とに対向する部分には上下2個ずつのベアリング28が取り付けられており、これらのベアリング28はガイド27内に回転自在に嵌合されている。排紙台15の昇降時には、ガイド27内に嵌合したベアリング28が回転することにより、排紙台15の昇降がスムーズに行われる。
【0034】
排紙台フレーム18における右側面板9に対向する位置には、各排紙トレイ17a〜17eに対応して位置し、これらの排紙トレイ17a〜17eが画像形成装置13から排紙された用紙が積載される位置に昇降したことを検知するために用いられる昇降位置検知手段である5個のフィラー29a〜29eが上下方向に配列して固定されている。右側面板9の内側面には、フィラー29a〜29eの昇降位置を検知するためのセンサ30a〜30eが固定されている。センサ30aは、フィラー29aを検知することにより排紙台15が上限位置に上昇したことを検知する上限センサである。センサ30bは、排紙台15の上昇時にフィラー29aを検知することにより上昇速度の減速を開始させる上昇減速センサである。センサ30cは、フィラー29a〜29eを検知することにより各フィラー29a〜29eに対応する排紙トレイ17a〜17eが画像形成装置13から排紙された用紙の積載が可能な位置に昇降したことを検知する積載位置センサである。センサ30eは、フィラー29eを検知することにより排紙台15が下限位置(ホームポジション)に下降したことを検知するホームポジションセンサである。センサ30dは、排紙台15の下降時にフィラー29eを検知することにより下降速度の減速を開始させる下降減速センサである。
【0035】
このような構成において、画像形成装置13による画像形成時には、この画像形成装置13に設けられている操作部で排紙積載に関する設定を行うことにより、画像形成装置13から排紙された用紙がその設定内容に応じて各排紙トレイ17a〜17e上に積載される。排紙積載に関する設定としては、各排紙トレイ17a〜17e上に所定枚数(例えば、50枚)ずつ積載する、各排紙トレイ17a〜17e上にそれぞれ異なる用紙サイズの用紙を積載する(例えば、排紙トレイ17a上にはA4サイズの用紙を積載し、排紙トレイ17b上にはB4サイズの用紙を積載する)等である。
【0036】
ここで、各排紙トレイ17a〜17e上に50枚ずつ積載するという排紙積載の設定を行った場合の排紙積載動作を例に挙げて説明する。排紙積載の設定が終了すると、昇降駆動モータ21が作動してタイミングベルト26が回転し、下限位置(ホームポジション)に位置している排紙台15が上昇する。そして、フィラー29aが積載位置センサ30cで検知されることにより昇降駆動モータ21が停止され、排紙台15の上昇が停止される。このとき、画像形成装置13から排紙された用紙が積載される所定位置に排紙トレイ17aが位置しており、画像形成装置13から排紙された用紙が排紙トレイ17a上に順次積載される。
【0037】
画像形成装置13から排紙された用紙の枚数はカウンタ(図示せず)によりカウントされており、そのカウント値が設定値(50枚)に達すると、再び昇降駆動モータ21が作動し、排紙台15が上昇する。そして、フィラー29bが積載位置センサ30cで検知されることにより昇降駆動モータ21が停止され、排紙台15の上昇が停止される。このとき、画像形成装置13から排紙された用紙が積載される位置に排紙トレイ17bが位置しており、画像形成装置13から排紙された用紙が排紙トレイ17b上に順次積載される。
【0038】
排紙トレイ17b上に積載された用紙の枚数が50枚に達すると、再び排紙台15が上昇するという動作が繰り返され、排紙トレイ17c〜17e上にも同様に50枚ずつの用紙が積載され、画像形成動作が終了又は一旦停止される。なお、全ての排紙トレイ17a〜17e上に排紙積載せず、一部の排紙トレイ(例えば、17a〜17c)に排紙積載するように設定してある場合には、排紙トレイ17c上への排紙積載後に、画像形成動作が終了又は一旦停止される。
【0039】
画像形成動作が終了又は一旦停止されると、昇降駆動モータ21が作動して排紙台15が上昇し、排紙台15が最上昇位置まで上昇してフィラー29aが上限センサ30aで検知されることにより昇降駆動モータ21が停止され、排紙台15は最上昇位置で停止される。そして、排紙台15が最上昇位置で停止した後、各排紙トレイ17a〜17e上に積載されて所定枚数ずつに仕分けられた用紙束を作業者が取り出す。用紙束の取り出しは、本体ケース10における左側面側の開放部分から手を入れて行う。
【0040】
各排紙トレイ17a〜17e上から用紙束の取り出しが終了した後、排紙台15はホームポジションへ下降し、次の排紙積載に備えて待機する。
【0041】
ここで、この排紙積載装置では、排紙台15を昇降させることにより各排紙トレイ17a〜17eが画像形成装置13から用紙が排紙される所定位置に位置するので、画像形成装置13から排紙された用紙をすぐに排紙トレイ17a〜17e上に積載させることができる。このため、画像形成装置13から排紙された用紙を排紙トレイ17a〜17e上に積載するまでに多数の搬送ローラや搬送ベルトなどで搬送する必要がなくなり、その搬送過程で用紙にしわが寄ったり画像が劣化したりすることがない。
【0042】
また、この排紙積載装置では、各排紙トレイ17a〜17eからの用紙束の取り出し時には、排紙台15が最上昇位置まで上昇している。このため、最下位の排紙トレイ17eから用紙束を取り出す際にも作業者が腰をかがめる必要がなくなり、各排紙トレイ17a〜17eから用紙束を取り出す作業の労力が軽減される。
【0043】
また、この排紙積載装置では、各排紙トレイ17a〜17eの一端側と他端側とが排紙台フレーム18と支持フレーム19により固定されているので、各排紙トレイ17a〜17eの強度が高くなるために各排紙トレイ17a〜17e上へ積載する用紙の枚数を増やすことができ、用紙の仕分け作業の処理能力をアップさせることができる。
【0044】
つぎに、本発明の第の実施の形態を図4ないし図9に基づいて説明する。なお、図1ないし図3において説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略する。本実施の形態では、画像形成装置13から排紙される用紙の排紙方向の両側に位置する一対のサイドフェンス31a、31bが設けられている。これらのサイドフェンス31a、31bは上下方向に関しては位置固定に設けられ、画像形成装置13から用紙が排紙される所定位置に対向している。そして、これらのサイドフェンス31a、31bを用紙の排紙方向と直交する水平方向の任意位置へスライドさせるサイドフェンススライド機構32が設けられている。
【0045】
ここで、サイドフェンススライド機構32について詳しく説明する。本体ケース10の左側面には、前面板7と背面板8とを連結したガイドレール33が補強ステー12と平行にその下側に設けられている。このガイドレール33にはその長手方向に沿ってスライド自在に一対のスライダ34a、34bが取り付けられ、これらのスライダ34a、34bにアーム支持板35と水平アーム36とを介してサイドフェンス31a、31bが連結されている。スライダ34a、34bにはそれぞれラック37a、37bが連結され、これらのラック37a、37bと噛み合うラック駆動ギア38及び駆動モータ39を備えたスライド駆動部40が設けられている。そして、これらのスライダ34a、34bとラック37a、37bとスライド駆動部40とにより、サイドフェンススライド機構32が構成されている。
【0046】
スライダ34a、34bは、ガイドレール33の外側面に対向して位置する外側スライド板41、外側スライド板41に取り付けられてガイドレール33の外側面に当接する4個のコロ42、ガイドレール33の内側面に対向して位置する内側スライド板43、内側スライド板43に取り付けられてガイドレール33の内側面に当接する4個のコロ44、外側スライド板41と内側スライド板43とを連結する3本の連結軸45等により構成されている。
【0047】
3本の連結軸45は、その一端が外側スライド板41に固定され、ガイドレール33の長手方向に沿って形成されたガイド孔46に挿通されている。3本の連結軸45のうち両側に位置する連結軸45にはガイド孔46に嵌合する軸受47が取り付けられ、その他端部は座金48を用いて内側スライド板43に固定されている。3本の連結軸45のうち中央に位置する連結軸45の他端部は、止め板49とスプリング50とを用いて内側スライド板43に連結されている。このスプリング50の付勢力により、外側スライド板41と内側スライド板43とが互いに引き付けられ、コロ42、44がガイドレール33の両側面に押し付けられている。
【0048】
スライダ34a、34bとサイドフェンス31a、31bとの連結は、上述したようにアーム支持板35と水平アーム36とを介して行われており、外側スライド板41にアーム支持板35の一端が固定され、アーム支持板35の他端に水平アーム36の一端が固定され、水平アーム36の他端にサイドフェンス31a、31bが固定されている。また、外側スライド板41の上縁部には傾斜防止板51が固定され、この傾斜防止板51には水平アーム36やサイドフェンス31a、31bの傾斜を防止するためのコロ52が取り付けられている。このコロ52は、ガイドレール33の一部に当接されている。
【0049】
スライド駆動部40は、ガイドレール33に固定された中央ブラケット53、ガイドレール33に取り付けられた支軸54、支軸54に固定された従動プーリ55及びラック駆動ギア38、中央ブラケット53に固定された駆動モータ39、駆動モータ39のモータ軸に固定された駆動プーリ56、駆動プーリ56と従動プーリ55との間に掛け渡されたタイミングベルト57等により構成されている。ラック37a、37bの一端が内側スライド板43に固定され、ラック37a、37bの他端側がラック駆動ギア38と噛み合っている。
【0050】
サイドフェンススライド機構32には、サイドフェンス31a、31bのスライド位置を検知するためのスライド位置検知手段58が設けられている。このスライド位置検知手段58は、一端が中央ブラケット53に固定されて他端側が一方のスライダ34b側へ延出したフィラー59と、一方の内側スライド板43に固定されたセンサ60とにより構成されている。センサ60は、フィラー59に形成された切欠を検知することにより、サイドフェンス31a、31bのスライド位置を検知する。
【0051】
ガイドレール33には、サイドフェンス31a、31bが昇降する排紙台15の外側であってこの排紙台15との干渉を避ける退避位置へスライドしたことを検知するためのホームセンサ61が取り付けられ、一方の内側スライド板43には、このホームセンサ61で検知される調整フィラー62が固定されている。
【0052】
サイドフェンス31a、31bの下縁部には、それぞれ他方のサイドフェンス31a、31b側へ突出した傾斜ガイド部63a、63bが固定されている。これらの傾斜ガイド部63a、63bは断面形状が直角三角形となる形状に形成され、排紙トレイ17a(又は、他の排紙トレイ17b〜17e)に対して角度“θb”の角度をもって傾斜している(図9参照)。さらに、傾斜ガイド部63a、63bと排紙トレイ17a(又は、他の排紙トレイ17b〜17e)の上面との間には、所定寸法“A”の段差が形成されている。
【0053】
このような構成において、駆動モータ39の駆動によりタイミングベルト57を介して従動プーリ55とラック駆動ギア38とが回転駆動され、ラック駆動ギア38と噛み合っているラック37a、37bとがスライドし、ラック37a、37bと一体にスライダ34a、34bが互いに接離する方向へスライドする。そして、このスライダ34a、34bのスライド動作により、画像形成装置13から排紙された用紙が積載される所定位置に位置している排紙トレイ17a(又は、他の排紙トレイ17b〜17e)上においてサイドフェンス31a、31bが互いに接離する方向へスライドし、サイドフェンス31a、31bが排紙トレイ17a(又は、他の排紙トレイ17b〜17e)上に排紙積載される用紙の横幅寸法に応じた所定位置に位置するように調整される。サイドフェンス31a、31bが用紙の横幅寸法に応じた所定位置にスライドしたことはスライド位置検知手段58により検知され、この検知により駆動モータ39が停止されるとともにサイドフェンス31a、31bのスライド動作が停止される。
【0054】
このようにして、サイドフェンス31a、31bが排紙トレイ17a(又は、他の排紙トレイ17b〜17e)上に排紙積載される用紙の横幅寸法に応じた所定位置へスライドし、排紙トレイ17a(又は、他の排紙トレイ17b〜17e)上に排紙積載された用紙の横幅方向の端部がサイドフェンス31a、31bに当接することにより、排紙トレイ17a(又は、他の排紙トレイ17b〜17e)上に排紙積載された用紙の横幅方向の用紙揃えを行える。
【0055】
排紙トレイ17a(又は、他の排紙トレイ17b〜17e)上に排紙積載されてサイドフェンス31a、31bにより用紙揃えが行われた用紙は、排紙方向と直交する方向の両側が傾斜ガイド部63a、63bの上に乗ることにより、その両側が上方に反り上がった略U字形に湾曲されて支持されるので(図9参照)、排紙トレイ17a(又は、他の排紙トレイ17b〜17e)上に排紙積載された用紙の横幅方向の用紙揃え状態が向上し、排紙トレイ17a(又は、他の排紙トレイ17b〜17e)上から取り出した用紙束を再度用紙揃えする必要がなくなり、排紙トレイ17a(又は、他の排紙トレイ17b〜17e)上から取り出した用紙束の取り扱い性が向上する。
【0056】
また、サイドフェンス31a、31b及びサイドフェンススライド機構32は、各排紙トレイ17a〜17eごとに設けるのではなく排紙積載装置全体で1セット設ければよく、各排紙トレイ17a〜17eごとに設ける場合に比べて安価な構造となる。
【0057】
排紙台15の昇降時には、サイドフェンス31a、31bを退避位置へスライドさせておく。これにより、排紙台15がサイドフェンス31a、31bに干渉することなくスムーズに昇降される。
【0058】
つぎに、本発明の第の実施の形態を図10及び図11に基づいて説明する。なお、図1ないし図9において説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略する。本実施の形態では、各排紙トレイ17a〜17eにエンドフェンス64が設けられ、このエンドフェンス64は、スライド保持機構65により排紙トレイ17a〜17e上に排紙される用紙の排紙方向沿ってスライド自在に保持されている。さらに、画像形成装置13から排紙された用紙が積載される所定位置に位置している排紙トレイ17a(又は、他の排紙トレイ17b〜17e)のエンドフェンス64を排紙される用紙の排紙方向に沿った長さ寸法に応じた任意位置へスライドさせるスライド駆動機構66が設けられている。
【0059】
ここで、スライド保持機構65について詳しく説明する。各排紙トレイ17a〜17eの中央部に用紙の排紙方向に沿ってスリット67が形成され、このスリット67内に用紙の排紙方向に沿って延出したスライドレール68が配置され、スライドレール68はその両端部で各排紙トレイ17a〜17eに固定されている。スライドレール68には、このスライドレール68を上下から挟むように連結されてスライドレール68に沿ってスライド自在なスライダ69が設けられ、このスライダ69にエンドフェンス64の下端部が固定されている。
【0060】
各排紙トレイ17a〜17eの裏面側には、スライドレール68の側方であって用紙の排紙方向に沿った位置に駆動プーリ70と従動プーリ71とが取り付けられ、これらの駆動プーリ70と従動プーリ71との間にタイミングベルト72が掛け渡されている。タイミングベルト72とスライダ69とは固定部材(図示せず)により固定されている。駆動プーリ70が固定された回転軸73は各排紙トレイ17a〜17eを貫通して設けられ、回転軸73における各排紙トレイ17a〜17eの上面側に突出した個所には駆動ギア74が固定されている。各排紙トレイ17a〜17eの上面側における回転軸73の近傍には回転軸75が立設され、この回転軸75に駆動ギア74と常時噛み合う連結ギア76が取り付けられている。そして、これらのスライドレール68、スライダ69、駆動プーリ70、従動プーリ71、タイミングベルト72、駆動ギア74、連結ギア76等により、スライド保持機構65が構成されている。
【0061】
つぎに、スライド駆動機構66について詳しく説明する。本体ケース10の左側面には、前面板7と背面板8とを連結した支持ステー77がガイドレール33と平行にその下側に設けられている。この支持ステー77にはブラケット78が固定され、このブラケット78に、ソレノイド79、略L字型に形成されて支軸80の回りに回動自在なレバー81、駆動モータ82、駆動モータ82のモータ軸に固定された駆動ギア83、駆動ギア83と常時噛み合うアイドルギア84、アイドルギア84の中心軸85の回りに回動自在な回動ブラケット86等が取り付けられている。回動ブラケット86には、アイドルギア84と常時噛み合うとともに連結ギア76に対して係脱自在に噛み合う回動ギア87が取り付けられている。レバー81の一端はソレノイド79のプランジャ88の先端部に連結され、レバー81の他端にはコロ89が取り付けられ、このコロ89が回動ブラケット86に形成されたガイド孔90にスライド自在に嵌合されている。そして、これらの、ソレノイド79、レバー81、駆動モータ82、駆動ギア83、アイドルギア84、回動ブラケット86、回動ギア87等により、スライド駆動機構66が構成されている。
【0062】
スライダ69にはフィラー91が固定され、このフィラー91を検知することによりエンドフェンス64がホームポジション(用紙の排紙位置から最も離れた最大スライド位置)にスライドしたことを検知するホームセンサ92がブラケット78に取り付けられている。
【0063】
このような構成において、排紙トレイ17a〜17e上に排紙積載された用紙はその排紙方向先端部がエンドフェンス64に当接することにより、排紙方向の用紙揃えが行われる。
【0064】
また、排紙台15を昇降させていずれか一つの排紙トレイ17a(又は、他の排紙トレイ17b〜17e)を用紙が排紙積載される所定位置へ位置させた場合において、排紙積載される用紙の排紙方向の長さ寸法に応じた任意位置へその排紙トレイ17a(又は、他の排紙トレイ17b〜17e)上のエンドフェンス64を自動的にスライドさせることができる。
【0065】
このエンドフェンス64のスライド操作時には、ソレノイド79へ通電することによりプランジャ88を引っ込ませ、レバー81を支軸80の回りに二点鎖線で示す位置へ反時計回り方向に回動させる。この回動により、回動ブラケット86が中心軸85の回りに二点鎖線で示す位置へ回動し、回動ブラケット86に取り付けられている回動ギア87が二点鎖線で示す位置へ回動し、回動ギア87と連結ギア76とが噛み合う。
【0066】
回動ギア87と連結ギア76とが噛み合った状態のときに駆動モータ82を駆動させると、駆動モータ82からの回転が駆動ギア83とアイドルギア84と回動ギア87と連結ギア76と駆動ギア74とへ順次伝達され、駆動ギア74と一体に駆動プーリ70が回転駆動される。そして、駆動プーリ70が回転することにより、駆動プーリ70と従動プーリ71との間に掛け渡されているタイミングベルト72が回転し、タイミングベルト72に連結されているスライダ69がスライドレール68に沿ってスライドし、スライダ69と一体にエンドフェンス64がスライドする。そして、このエンドフェンス64のスライド操作を、フィラー91をホームセンサ92で検知したエンドフェンス64のホームポジションから駆動モータ82の駆動パルス数を制御して行うことにより、エンドフェンス64を任意の位置へスライドさせることができる。
【0067】
エンドフェンス64を任意の位置へスライドさせた後、ソレノイド79への通電を遮断すると、プランジャ88が実線で示す位置へ突出するとともにレバー81や回動ブラケット86が実線で示す元の位置へ回動し、回動ギア87と連結ギア76との噛み合いが解除される。
【0068】
ここで、エンドフェンス64を各排紙トレイ17a〜17e上に排紙積載される用紙の排紙方向の長さ寸法に応じた最適な位置へスライドさせることにより、このエンドフェンス64による用紙揃え性能が向上し、排紙トレイ17a〜17e上から取り出した用紙束の取り扱いが容易になる。
【0069】
また、このスライド駆動機構66は、各排紙トレイ17a〜17eごとに設けるのではなく排紙積載装置全体で1つ設ければよく、各排紙トレイ17a〜17eごとに設ける場合に比べて安価な構造となる。
【0070】
ソレノイド79への通電を遮断して回動ギア87と連結ギア76との噛み合いを解除したときには、スライド駆動機構66は昇降する排紙台15と干渉しない位置に位置するようになり、排紙台15の昇降がスムーズに行われる。
【0071】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の排紙積載装置によれば、昇降機構により排紙台を昇降させて各排紙トレイを画像形成装置から用紙が排紙される所定位置へ位置させることにより、画像形成装置から排紙された用紙を各排紙トレイ上に所定枚数ごと又は用紙サイズごとに仕分けして積載することができ、また、画像形成装置から排紙された用紙を多数の搬送ローラや搬送ベルトなどで搬送することなくすぐに排紙トレイ上に積載することができるので搬送過程において用紙にしわが寄ったり画像が劣化することを防止でき、さらに、各排紙トレイ上に積載された用紙束を取り出す場合に排紙台を上昇させることにより、最下位の排紙トレイから用紙束を取り出す際にも作業者が腰をかがめる必要がなくなり、各排紙トレイから用紙束を取り出す作業の労力を軽減することができる。
【0072】
また、用紙が排紙される排紙トレイ上においてサイドフェンスを排紙される用紙の横幅に応じた位置へスライドさせることにより、排紙トレイ上に排紙積載された用紙の横幅方向の用紙揃えを行うことができ、また、このサイドフェンス及びサイドフェンススライド機構は排紙積載装置全体で1セット設ければよいので各排紙トレイごとに設ける場合に比べて安価な構造とすることができ、さらに、排紙台の昇降時にはサイドフェンスを排紙台の外側となる退避位置へスライドさせておくことにより排紙台をスムーズに昇降させることができる。
【0073】
請求項記載の発明の排紙積載装置によれば、サイドフェンスに傾斜ガイド部を設けることにより、排紙トレイ上に排紙積載された用紙をその排紙方向と直交する横幅方向の両側が上方に反り上がった略U字形に湾曲させて支持することができ、排紙トレイ上に排紙積載された用紙の横幅方向の用紙揃え状態を向上させることができ、排紙トレイ上から取り出した用紙束を再度用紙揃えする必要がなくなるとともに排紙トレイ上から取り出した用紙束の取り扱い性を向上させることができる。
【0074】
請求項記載の発明の排紙積載装置によれば、サイドフェンススライド機構は、サイドフェンスのスライド位置を検知するスライド位置検知手段を有するので、サイドフェンスのスライド位置の制御を確実に行うことができ、用紙サイズごとの横幅方向の用紙揃えを確実に行える。
【0075】
請求項記載の発明の排紙積載装置によれば、排紙台は、排紙トレイが画像形成装置から排紙された用紙の積載が可能な位置に昇降したことを検知する昇降位置検知手段を有するので、画像形成装置から排紙された用紙を所望する排紙トレイ上に積載することを確実に行える。
【0076】
請求項5、6記載の発明の排紙積載装置によれば、排紙台を昇降させていずれか一つの排紙トレイを用紙が排紙積載される所定位置へ位置させた後、その排紙トレイのエンドフェンスをスライド駆動機構により排紙される用紙の排紙方向の長さ寸法に応じた任意位置へスライドさせることにより、排紙トレイ上に排紙積載された用紙のエンドフェンスによる用紙揃えをその用紙の排紙方向の長さ寸法に応じた最適な位置で行え、エンドフェンスによる用紙揃え性能を向上させることができ、また、このスライド駆動機構は排紙積載装置全体で1つ設ければよいので各排紙トレイごとに設ける場合に比べて安価な構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の前提となる形態の排紙積載装置の内部構造を示す正面図である。
【図2】 その側面図である。
【図3】 その平面図である。
【図4】 本発明の第の実施の形態の排紙積載装置の内部構造を示す正面図である。
【図5】 その一部を拡大して示す正面図である。
【図6】 その平面図である。
【図7】 その一部を拡大して示す側面図である。
【図8】 その一部を拡大して示す平面図である。
【図9】 排紙トレイ上での用紙の積載状態を示す側面図である。
【図10】 本発明の第の実施の形態の排紙積載装置の内部構造を示す平面図である。
【図11】 その一部を拡大して示す平面図である。
【図12】 従来例の排紙積載装置の一例を示す正面図である。
【図13】 他の従来例の排紙積載装置を示す側面図である。
【符号の説明】
13 画像形成装置
15 排紙台
16 昇降機構
17a〜17e 排紙トレイ
29a〜29e 昇降位置検知手段
31a、31b サイドフェンス
32 サイドフェンススライド機構
58 スライド位置検知手段
63a、63b 傾斜ガイド部
64 エンドフェンス
65 スライド保持機構
66 スライド駆動機構

Claims (6)

  1. 画像形成装置から排紙された用紙が順次積載される排紙積載装置において、
    上下方向に配列された複数段の排紙トレイを一体に保持した排紙台と、
    前記排紙トレイが所定位置へ位置するように前記排紙台を昇降させる昇降機構と、
    前記画像形成装置から排紙される前記用紙の排紙方向の両側に位置する一対のサイドフェンスと、
    前記サイドフェンスを前記用紙の排紙方向と直交する水平方向の任意位置であって昇降する前記排紙台の外側となる退避位置を含む位置へスライドさせるサイドフェンススライド機構と、
    を有することを特徴とする排紙積載装置。
  2. 前記サイドフェンスは、前記排紙トレイ上に排紙積載された前記用紙をその排紙方向と直交する方向の両側が上方に反り上がった略U字形に湾曲させて支持する傾斜ガイド部を有することを特徴とする請求項記載の排紙積載装置。
  3. 前記サイドフェンススライド機構は、前記サイドフェンスのスライド位置を検知するスライド位置検知手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の排紙積載装置。
  4. 前記排紙台は、前記画像形成装置から排紙された前記用紙が積載される位置へ前記排紙トレイが昇降したことを検知する昇降位置検知手段を有することを特徴とする請求項1、2又は3記載の排紙積載装置。
  5. 画像形成装置から排紙された用紙が順次積載される排紙積載装置において、
    上下方向に配列された複数段の排紙トレイを一体に保持した排紙台と、
    前記排紙トレイが所定位置へ位置するように前記排紙台を昇降させる昇降機構と、
    前記排紙トレイに設けられてこの排紙トレイ上に排紙される前記用紙の排紙方向先端部が当接されるエンドフェンスと、
    前記エンドフェンスを前記用紙の排紙方向に沿ってスライド自在に保持するスライド保持機構と、
    前記排紙台の昇降により所定位置へ昇降した前記排紙トレイに設けられた前記スライド保持機構を駆動させてこの排紙トレイに設けられた前記エンドフェンスを任意位置へスライドさせるスライド駆動機構と、
    を有することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の排紙積載装置。
  6. 画像形成装置から排紙された用紙が順次積載される排紙積載装置において、
    上下方向に配列された複数段の排紙トレイを一体に保持した排紙台と、
    前記排紙トレイが所定位置へ位置するように前記排紙台を昇降させる昇降機構と、
    前記排紙トレイに設けられてこの排紙トレイ上に排紙される前記用紙の排紙方向先端部が当接されるエンドフェンスと、
    前記エンドフェンスを前記用紙の排紙方向に沿ってスライド自在に保持するスライド保持機構と、
    前記排紙台の昇降により所定位置へ昇降した前記排紙トレイに設けられた前記スライド保持機構を駆動させてこの排紙トレイに設けられた前記エンドフェンスを任意位置へスライドさせるスライド駆動機構と、
    を有することを特徴とする排紙積載装置。
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