JP3020758B2 - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents
光学的情報記録再生装置Info
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- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/125—Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
- G11B7/127—Lasers; Multiple laser arrays
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/002—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
- G11B7/0033—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with cards or other card-like flat carriers, e.g. flat sheets of optical film
-
- G—PHYSICS
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- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、往復運動している情報
記録媒体に対して複数の光束を同時に照射して、前記情
報記録媒体上に光スポットを形成し、その往復運動の双
方向に対して記録およびベリファイを可能にした、例え
ば、光カードのリーダー・ライターなどの光学的情報記
録再生装置に関する。
記録媒体に対して複数の光束を同時に照射して、前記情
報記録媒体上に光スポットを形成し、その往復運動の双
方向に対して記録およびベリファイを可能にした、例え
ば、光カードのリーダー・ライターなどの光学的情報記
録再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の光学式、特に、光磁気式情報記
録再生装置としては、図５に示すような構成のものが、
従来から使用されている。ここでは、情報の記録と再生
とを別々の光源からの光束によって行い（一般に２光源
方式といわれている）、再生光の劣化を避け、また、ベ
リファイ付きの記録の高速化を達成することができるよ
うになっている。
録再生装置としては、図５に示すような構成のものが、
従来から使用されている。ここでは、情報の記録と再生
とを別々の光源からの光束によって行い（一般に２光源
方式といわれている）、再生光の劣化を避け、また、ベ
リファイ付きの記録の高速化を達成することができるよ
うになっている。
【０００３】ここで使用される情報記録媒体（図中、符
号１で示す）は、ガラスあるいはプラスチックのような
基板上に磁性膜を形成したディスク状あるいはカード状
のものである。前記情報記録媒体１に情報を記録しある
いはそこから情報を再生するために、もしくは、記録と
同時にベリファイのために再生するために、前記情報記
録再生装置では、２つの光源として、半導体レーザー２
１，２２が用いられている。その一方は７８０ｎｍの波
長の光を、他方は８３０ｎｍの波長の光を出射する。こ
れら出射光はコリメータレンズ２３，２４を介して平行
光束となり、前者は回折格子２５を介して０次回折光お
よび±１次回折光に分割されて、後者は直接、ダイクロ
イックプリズム２６に入射される。ここでは、上記プリ
ズム２６は、図２のように、プリズム接着面に積層され
た誘電体多層膜で７８０ｎｍの波長の光をＰ偏光成分と
して透過し、８３０ｎｍの波長の光を反射するように、
設計されている。そして、上記プリズム２６を出射した
光束は、ビーム成形プリズム２７を透過して所定の光分
布になるように成形された上で、図３に示すような特性
をもつ偏光ビームスプリッタ２８に至り、更に、１／４
波長板２９を介して円偏光され、対物レンズ３０に至
る。そこでは、各光束は前記情報記録媒体１上に収束さ
れて、７８０ｎｍの波長の光については、３つの光スポ
ットＳ1 （＋１次回折光）、Ｓ2 （０次回折光）、Ｓ3
（−１次回折光）を形成し、８３０ｎｍの波長の光につ
いては、光スポットＳW を形成する。
号１で示す）は、ガラスあるいはプラスチックのような
基板上に磁性膜を形成したディスク状あるいはカード状
のものである。前記情報記録媒体１に情報を記録しある
いはそこから情報を再生するために、もしくは、記録と
同時にベリファイのために再生するために、前記情報記
録再生装置では、２つの光源として、半導体レーザー２
１，２２が用いられている。その一方は７８０ｎｍの波
長の光を、他方は８３０ｎｍの波長の光を出射する。こ
れら出射光はコリメータレンズ２３，２４を介して平行
光束となり、前者は回折格子２５を介して０次回折光お
よび±１次回折光に分割されて、後者は直接、ダイクロ
イックプリズム２６に入射される。ここでは、上記プリ
ズム２６は、図２のように、プリズム接着面に積層され
た誘電体多層膜で７８０ｎｍの波長の光をＰ偏光成分と
して透過し、８３０ｎｍの波長の光を反射するように、
設計されている。そして、上記プリズム２６を出射した
光束は、ビーム成形プリズム２７を透過して所定の光分
布になるように成形された上で、図３に示すような特性
をもつ偏光ビームスプリッタ２８に至り、更に、１／４
波長板２９を介して円偏光され、対物レンズ３０に至
る。そこでは、各光束は前記情報記録媒体１上に収束さ
れて、７８０ｎｍの波長の光については、３つの光スポ
ットＳ1 （＋１次回折光）、Ｓ2 （０次回折光）、Ｓ3
（−１次回折光）を形成し、８３０ｎｍの波長の光につ
いては、光スポットＳW を形成する。
【０００４】前記情報記録媒体１上の光スポットの位置
は、図７および図８に示すカード状の情報記録媒体の実
施例では、その情報トラック２上に示されるようになっ
ている。すなわち、前記情報トラック２は、ホームポジ
ション３に近い側から順番に２−１、２−２、２−３・
・・のように配列されており、これらの情報トラックに
隣接してトラッキングトラック４−１、４−２、４−３
・・・が並列されている。なお、情報トラックの両端に
は、トラック識別のため、アドレス部６−１、６−２・
・・および７−１、７−２・・・が用意されている。そ
して、上記光スポットＳ1 、Ｓ3 は、互いに隣接するト
ラッキングトラック４上に位置し、光スポットＳ2 は、
前記トラッキングトラック間のある情報トラック２上に
位置している。
は、図７および図８に示すカード状の情報記録媒体の実
施例では、その情報トラック２上に示されるようになっ
ている。すなわち、前記情報トラック２は、ホームポジ
ション３に近い側から順番に２−１、２−２、２−３・
・・のように配列されており、これらの情報トラックに
隣接してトラッキングトラック４−１、４−２、４−３
・・・が並列されている。なお、情報トラックの両端に
は、トラック識別のため、アドレス部６−１、６−２・
・・および７−１、７−２・・・が用意されている。そ
して、上記光スポットＳ1 、Ｓ3 は、互いに隣接するト
ラッキングトラック４上に位置し、光スポットＳ2 は、
前記トラッキングトラック間のある情報トラック２上に
位置している。
【０００５】前記情報記録媒体からの反射光は、同じ経
路を介して、前記偏光ビームスプリッタ２８で偏向さ
れ、図２に示すものと同等の特性をもったバンドパスフ
ィルタ３１を介して、図４に示すような特殊膜を有した
トーリックレンズ３３に至る。そこでは、７８０ｎｍの
波長の光だけが透過されて、光検出器３４にもたらされ
る。なお、符号３２は、上記バンドパスフィルタ３１で
反射した光のためのストッパーである。前記光検出器３
４では、図６に示すように、受光素子１１、１３でトラ
ッキング制御のための信号を得ると共に、４分割素子の
形に構成されている受光素子１２でフォーカス制御およ
び再生信号を検出する。
路を介して、前記偏光ビームスプリッタ２８で偏向さ
れ、図２に示すものと同等の特性をもったバンドパスフ
ィルタ３１を介して、図４に示すような特殊膜を有した
トーリックレンズ３３に至る。そこでは、７８０ｎｍの
波長の光だけが透過されて、光検出器３４にもたらされ
る。なお、符号３２は、上記バンドパスフィルタ３１で
反射した光のためのストッパーである。前記光検出器３
４では、図６に示すように、受光素子１１、１３でトラ
ッキング制御のための信号を得ると共に、４分割素子の
形に構成されている受光素子１２でフォーカス制御およ
び再生信号を検出する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例では、往復運動している情報記録媒体について、一
方向（図７のＦ方向）に対してしか記録が出来ない。こ
れは、帰り方向（図７のＬ方向）では、ベリファイを行
えないためである。
来例では、往復運動している情報記録媒体について、一
方向（図７のＦ方向）に対してしか記録が出来ない。こ
れは、帰り方向（図７のＬ方向）では、ベリファイを行
えないためである。
【０００７】
【発明の目的】本発明は、上記事情に基いてなされたも
ので、情報記録媒体の往復運動の何れに対しても、ベリ
ファイ付きの記録ができる光学的情報記録再生装置を提
供しようとするものである。
ので、情報記録媒体の往復運動の何れに対しても、ベリ
ファイ付きの記録ができる光学的情報記録再生装置を提
供しようとするものである。
【０００８】すなわち、本発明によれば、記録用光スポ
ットの光源に、２ビームのＬＤアレイなどを用い、従来
の３ビームをＴr 方向にずらし、０次光でＡＴ（プッシ
ュプル）ＡＦ（非点収差）制御を行い、±１次光で前記
２つの記録用光スポットの後を追うような構成にするこ
とにより、双方向の記録およびベリファイを可能にし
て、記録速度を２倍とするのである。
ットの光源に、２ビームのＬＤアレイなどを用い、従来
の３ビームをＴr 方向にずらし、０次光でＡＴ（プッシ
ュプル）ＡＦ（非点収差）制御を行い、±１次光で前記
２つの記録用光スポットの後を追うような構成にするこ
とにより、双方向の記録およびベリファイを可能にし
て、記録速度を２倍とするのである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
情報再生用の第１の光源、情報記録用の第２の光源およ
び第３の光源を有し、それぞれの光源から発する光束
を、前記光束に対して相対的に往復運動する情報記録媒
体に照射して、その情報記録媒体のトラック上に、それ
ぞれ、光スポットを形成することで、情報の記録および
再生を行なう光学的情報記録再生装置において、前記第
１の光源および第２、第３の光源についての各光スポッ
トの相対位置関係は、記録用光スポットが２本のトラッ
ク上に１つずつ配置してあり、それに対して、再生用光
スポットが、第１の光源から発する光束を３分割して得
られ、その内、真ん中の再生用光スポットは、トラッキ
ングトラック上に位置すると共に、残りの２つの再生用
スポットは、前記２本のトラック上に、前記記録媒体の
進行方向に関して、前記記録用光スポットの後を追うよ
うに１つずつ配置されており、前記記録用光スポットの
ための光源は、前記記録媒体の往復運動の方向に応じ
て、選択的に点灯され、その発光光束を前記情報記録媒
体上に照射するように構成されている。
情報再生用の第１の光源、情報記録用の第２の光源およ
び第３の光源を有し、それぞれの光源から発する光束
を、前記光束に対して相対的に往復運動する情報記録媒
体に照射して、その情報記録媒体のトラック上に、それ
ぞれ、光スポットを形成することで、情報の記録および
再生を行なう光学的情報記録再生装置において、前記第
１の光源および第２、第３の光源についての各光スポッ
トの相対位置関係は、記録用光スポットが２本のトラッ
ク上に１つずつ配置してあり、それに対して、再生用光
スポットが、第１の光源から発する光束を３分割して得
られ、その内、真ん中の再生用光スポットは、トラッキ
ングトラック上に位置すると共に、残りの２つの再生用
スポットは、前記２本のトラック上に、前記記録媒体の
進行方向に関して、前記記録用光スポットの後を追うよ
うに１つずつ配置されており、前記記録用光スポットの
ための光源は、前記記録媒体の往復運動の方向に応じ
て、選択的に点灯され、その発光光束を前記情報記録媒
体上に照射するように構成されている。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して具体
的に説明する。なお、上記実施例における光学系は、先
述の従来例と同様なので、その説明を省略し、本発明の
要部について以下に説明する。図１には、本発明におけ
る光スポットの配置が模式的に示されている。ここで
は、再生用の光スポットのために使用する７８０ｎｍの
光束は、従来例と同様に、半導体レーザー２１から発光
し、コリメータレンズ２３を経て平行光束となり、回折
格子２５で３つの光束に分割され、情報記録媒体として
の光カード上に照射される。しかしながら、本発明にお
いては、従来例とは異なり、３つに分割された再生用光
スポットの内、真ん中の光スポットＲ2（０次光）をト
ラッキングトラック上に位置させ、残りの光スポットＲ
1 、Ｒ3は、図１のように、情報トラックの中央付近に
位置させている。
的に説明する。なお、上記実施例における光学系は、先
述の従来例と同様なので、その説明を省略し、本発明の
要部について以下に説明する。図１には、本発明におけ
る光スポットの配置が模式的に示されている。ここで
は、再生用の光スポットのために使用する７８０ｎｍの
光束は、従来例と同様に、半導体レーザー２１から発光
し、コリメータレンズ２３を経て平行光束となり、回折
格子２５で３つの光束に分割され、情報記録媒体として
の光カード上に照射される。しかしながら、本発明にお
いては、従来例とは異なり、３つに分割された再生用光
スポットの内、真ん中の光スポットＲ2（０次光）をト
ラッキングトラック上に位置させ、残りの光スポットＲ
1 、Ｒ3は、図１のように、情報トラックの中央付近に
位置させている。
【００１１】前記のように、光カード上において光スポ
ットＲ1 、Ｒ2 、Ｒ3 からの３つの反射光束は、従来例
と同様に、光検出器３４に導かれ、図６に示すように、
受光素子１１、１２、１３に、それぞれ、入射する。４
分割の受光素子１２に入射する光スポットＲ2 からの反
射光は、オートトラッキング（以下ＡＴ）、オートフォ
ーカス（以下ＡＦ）の制御信号を得るために用いられ
る。この場合、一般的に良く知られているプッシュプル
法でＡＴを、また、非点収差法でＡＦを制御している。
また、受光素子１１、１３に入射する光スポットＲ1 、
Ｒ3 からの反射光は、再生信号を検出するために使用し
ている。なお、ＡＦに関しては、受光素子１１、１３の
どちらか一方または両方を４分割素子とし、ＡＦ制御に
用いても良い。このようにすることにより、トラッキン
グ・トラックと、情報トラックの高さの違いに由来する
ＡＦオフセットやカードの傾きなどの悪影響を取り除く
ことができ、優れた特性が得られる。
ットＲ1 、Ｒ2 、Ｒ3 からの３つの反射光束は、従来例
と同様に、光検出器３４に導かれ、図６に示すように、
受光素子１１、１２、１３に、それぞれ、入射する。４
分割の受光素子１２に入射する光スポットＲ2 からの反
射光は、オートトラッキング（以下ＡＴ）、オートフォ
ーカス（以下ＡＦ）の制御信号を得るために用いられ
る。この場合、一般的に良く知られているプッシュプル
法でＡＴを、また、非点収差法でＡＦを制御している。
また、受光素子１１、１３に入射する光スポットＲ1 、
Ｒ3 からの反射光は、再生信号を検出するために使用し
ている。なお、ＡＦに関しては、受光素子１１、１３の
どちらか一方または両方を４分割素子とし、ＡＦ制御に
用いても良い。このようにすることにより、トラッキン
グ・トラックと、情報トラックの高さの違いに由来する
ＡＦオフセットやカードの傾きなどの悪影響を取り除く
ことができ、優れた特性が得られる。
【００１２】次に、記録用の光スポットについて説明す
る。記録用の光束のための半導体レーザー２２は、２つ
の発光点を有しており、８３０ｎｍの光線を射出してい
る。その光束は、従来例と同様に、コリメータレンズ２
４を経て平行光束となり、各光学部品を経て対物レンズ
３０で集光され、情報記録媒体としての光カード上に照
射される。図１に示すＷ1 、Ｗ2 は、記録用の光スポッ
トであり、その配置が図示されている。これから解るよ
うに、光スポットＷ1 、Ｗ2 は、隣合うトラックの各々
の中心に位置するように配置しており、Ｗ1 とＷ2 との
間隔は、ＬＤアレイの発光点の間隔、コリメータレンズ
２４、対物レンズ３０、ビーム整形プリズム２７によっ
て一義的に決定される。
る。記録用の光束のための半導体レーザー２２は、２つ
の発光点を有しており、８３０ｎｍの光線を射出してい
る。その光束は、従来例と同様に、コリメータレンズ２
４を経て平行光束となり、各光学部品を経て対物レンズ
３０で集光され、情報記録媒体としての光カード上に照
射される。図１に示すＷ1 、Ｗ2 は、記録用の光スポッ
トであり、その配置が図示されている。これから解るよ
うに、光スポットＷ1 、Ｗ2 は、隣合うトラックの各々
の中心に位置するように配置しており、Ｗ1 とＷ2 との
間隔は、ＬＤアレイの発光点の間隔、コリメータレンズ
２４、対物レンズ３０、ビーム整形プリズム２７によっ
て一義的に決定される。
【００１３】次に、記録時における記録用光スポットの
動作について簡単に説明する。光カードが図１において
Ｌ方向に移動している時は、光スポットＷ2 に対応する
光源だけを発光させて、情報トラック上に集束し、情報
の記録を行い、それと同時に、光スポットＲ3 が後を追
いで、ベリファイも行う。逆に、光カードがＦ方向に移
動している時は、光スポットＷ1 に対応する光源だけを
発光させ、情報トラック上に集束し、情報の記録を行
い、それと同時に、光スポットＲ1 で、同時ベリファイ
を行う。このようにして、一往復の記録が終った後、２
つ隣のトラックに移動し、同様の動作で情報の記録およ
びベリファイを繰り返すのである。従って、光カードの
情報トラックに対して、双方向の記録およびベリファイ
を行うことができ、記録速度を２倍とすることができ
る。
動作について簡単に説明する。光カードが図１において
Ｌ方向に移動している時は、光スポットＷ2 に対応する
光源だけを発光させて、情報トラック上に集束し、情報
の記録を行い、それと同時に、光スポットＲ3 が後を追
いで、ベリファイも行う。逆に、光カードがＦ方向に移
動している時は、光スポットＷ1 に対応する光源だけを
発光させ、情報トラック上に集束し、情報の記録を行
い、それと同時に、光スポットＲ1 で、同時ベリファイ
を行う。このようにして、一往復の記録が終った後、２
つ隣のトラックに移動し、同様の動作で情報の記録およ
びベリファイを繰り返すのである。従って、光カードの
情報トラックに対して、双方向の記録およびベリファイ
を行うことができ、記録速度を２倍とすることができ
る。
【００１４】本発明の他の実施例として、ＬＤアレイの
発光点間隔などを変更し、光スポットの配置を、図９の
ようにすることもできる（ここではＬＤアレイ以外の変
更は行なわない）。これによって、記録容量を２倍にす
ることができる。更に、他の実施例としては、再生用の
７８０ｎｍの波長の光に代えて、記録用に使用する８３
０ｎｍの波長の光を転用してもよい。なお、本発明にお
いては、２ビームＬＤアレイを用いることで、記録用の
光スポットを２つ作成させているが、１ビームのＬＤ光
を、回折格子や音響光学素子などの光学部品を用いて２
分割して、使用しても、同等の作用および効果を得るこ
とができる。あるいは、光源を別々に３つ（あるいは、
それ以上）用いても良い。更に、本発明においては、光
カードの進行方向に関して、記録用の光スポットを再生
用の複数光スポットの内側に位置させているが、外側に
位置させても同等の作用、効果を発揮できる。
発光点間隔などを変更し、光スポットの配置を、図９の
ようにすることもできる（ここではＬＤアレイ以外の変
更は行なわない）。これによって、記録容量を２倍にす
ることができる。更に、他の実施例としては、再生用の
７８０ｎｍの波長の光に代えて、記録用に使用する８３
０ｎｍの波長の光を転用してもよい。なお、本発明にお
いては、２ビームＬＤアレイを用いることで、記録用の
光スポットを２つ作成させているが、１ビームのＬＤ光
を、回折格子や音響光学素子などの光学部品を用いて２
分割して、使用しても、同等の作用および効果を得るこ
とができる。あるいは、光源を別々に３つ（あるいは、
それ以上）用いても良い。更に、本発明においては、光
カードの進行方向に関して、記録用の光スポットを再生
用の複数光スポットの内側に位置させているが、外側に
位置させても同等の作用、効果を発揮できる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、情
報記録媒体の往復運動の双方向について、情報の記録お
よびベリファイが可能となり、記録速度を倍加すること
ができるという効果が得られる。
報記録媒体の往復運動の双方向について、情報の記録お
よびベリファイが可能となり、記録速度を倍加すること
ができるという効果が得られる。
【図１】本発明における光スポットの配置図である。
【図２】ダイクロイックプリズム２６の分光特性図であ
る。
る。
【図３】偏光ビームスプリッタ２８の分光特性図であ
る。
る。
【図４】トーリックレンズ３３表面上の膜の分光特性図
である。
である。
【図５】従来の構成図である。
【図６】従来例の光検出器の受光素子の拡大図である。
【図７】追記型のカード状記録媒体の模式平面図であ
る。
る。
【図８】その部分拡大図である。
【図９】本発明の他の実施例における光スポットの配置
図である。
図である。
１ 記録媒体 ２ 情報トラック ３ ホームポジション ４ トラッキングトラック ５ データ部 ６、７ アドレス部 ２１ ７８０ｎｍ半導体レーザー ２２ ８３０ｎｍ半導体レーザー ２３、２４ コリメータレンズ ２５ 回折格子 ２７ ビーム整形プリズム ２９ １／４波長板 ３０ 対物レンズ ３１ バンドパスフィルタ ３２ ストリッパー ３３ トーリックレンズ ３４ 光検出器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−101645（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−82028（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−82029（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−82030（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−298033（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−84201（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−263953（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G11B 7/12 - 7/22 G11B 7/0033 G11B 11/10 551
Claims (8)
- 【請求項１】 情報再生用の第１の光源、情報記録用の
第２の光源および第３の光源を有し、それぞれの光源か
ら発する光束を、前記光束に対して相対的に往復運動す
る情報記録媒体に照射して、その情報記録媒体のトラッ
ク上に、それぞれ、光スポットを形成することで、情報
の記録および再生を行なう光学的情報記録再生装置にお
いて、前記第１の光源および第２、第３の光源について
の各光スポットの相対位置関係は、記録用光スポットが
２本のトラック上に１つずつ配置してあり、それに対し
て、再生用光スポットが、第１の光源から発する光束を
３分割して得られ、その内、真ん中の再生用光スポット
は、トラッキングトラック上に位置すると共に、残りの
２つの再生用スポットは、前記２本のトラック上に、前
記記録媒体の進行方向に関して、前記記録用光スポット
の後を追うように１つずつ配置されており、前記記録用
光スポットのための光源は、前記記録媒体の往復運動の
方向に応じて、選択的に点灯され、その発光光束を前記
情報記録媒体上に照射するように構成されていることを
特徴とする光学的情報記録再生装置。 - 【請求項２】 前記記録用光スポットのための光源は、
前記情報記録媒体の往復運動の方向に対して、その対応
する記録用光スポットが同じトラック上の再生用光スポ
ットの後にある側を点灯するように選択されることを特
徴とする請求項１に記載の光学的情報記録再生装置。 - 【請求項３】 前記記録用光スポットのための光源の選
択時期は、情報記録終了後から次期情報記録開始前の間
に行うことを特徴とする請求項１に記載の光学的情報記
録再生装置。 - 【請求項４】 前記第１の光源および第２、第３の光源
は、それぞれ半導体レーザーであって、前記第１の光源
の波長に対し、第２、第３の光源の波長が異なっている
ことを特徴とする請求項１に記載の光学的情報記録再生
装置。 - 【請求項５】 前記情報記録用の第２、第３の光源は、
アレイ化された半導体レーザーであることを特徴とする
請求項４に記載の光学的情報記録再生装置。 - 【請求項６】 前記情報記録用の第２、第３の光源は、
１つの光源を分割したものであることを特徴とする請求
項１に記載の光学的情報記録再生装置。 - 【請求項７】 前記光源の分割手段は、回折格子である
ことを特徴とする請求項６に記載の光学的情報記録再生
装置。 - 【請求項８】 前記光源の分割手段は、音響光学素子で
あることを特徴とする請求項６に記載の光学的情報記録
再生装置。
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