JP3018104B2 - 重荷重用ラジアルタイヤ - Google Patents

重荷重用ラジアルタイヤ

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JP3018104B2
JP3018104B2 JP2306218A JP30621890A JP3018104B2 JP 3018104 B2 JP3018104 B2 JP 3018104B2 JP 2306218 A JP2306218 A JP 2306218A JP 30621890 A JP30621890 A JP 30621890A JP 3018104 B2 JP3018104 B2 JP 3018104B2
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JP
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narrow groove
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groove
stone
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寛 遠藤
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/0306Patterns comprising block rows or discontinuous ribs
    • B60C11/0309Patterns comprising block rows or discontinuous ribs further characterised by the groove cross-section

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐轍ワンダリング性を維持させながらタイ
ヤショルダー部の細溝の石噛みを防止する重荷重用ラジ
アルタイヤに関する。
〔従来の技術〕
従来、バスやトラックなどの重荷重用ラジアルタイヤ
の耐轍ワンダリング性を向上させるため、タイヤのショ
ルダー部にタイヤ周方向に沿って細溝を設けたものがあ
る。
しかしながら、このタイヤで砂利路等を走行すると、
上記細溝に石噛みが発生し、溝底面に局部的な応力が与
えられることによって亀裂を生じさせてしまうという問
題がある。
このため、この問題の対策として上記細溝の側壁面の
一方に、多数の突出部をタイヤ周方向に沿って所定のピ
ッチで設けるようにした提案がある。
ところがこの提案で突出部が片側の壁面にだけ設けら
れているので、石が噛み込んだとき反対側の壁面の抵抗
が弱くなり、このため石噛みが発生し易くなっている。
したがって、この細溝に一旦入った石等は開口部から押
し出されることなく溝底面にまで入り込み、本質的な解
決策とはならなかった。
また、上述のような石噛みの防止策として細溝の溝幅
を石が噛み込まない程度に極端に狭くしてしまうことが
考えられる。しかし、このようにすると、ショルダー部
を柔軟にして耐轍ワンダリング性を向上するという作用
を相殺してしまうことになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上述した事情に鑑みなされたものであって、
耐轍ワンダリング性を維持させながらタイヤショルダー
部の細溝の石噛みを防止する重荷重用ラジアルタイヤを
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、タイヤ踏面のショルダー端部にタイヤ周方
向に一周に沿う細溝を配置した空気入りタイヤにおい
て、前記細溝のタイヤ幅方向内側の壁面にタイヤ周方向
に沿って多数のカーフを間欠的に設けると共に、前記細
溝の両側壁面に前記カーフを避けながら階段状の突出部
をタイヤ周方向に交互に配置したことを特徴とする。
このように本発明では、細溝の内側壁面にタイヤ周方
向に沿って多数のカーフを設ける一方で、細溝の両側壁
面に前記カーフを避けながら階段状の突出部を設け、こ
れら突出部をタイヤ周方向に交互に配置したため、片側
の壁面の二つの突出部の間に他側の側壁の突出部が対応
し、平面視でのスリットがジグザグ状を呈したものとな
る。したがって、この細溝の開口部に石等が入り込んで
も、両側壁面に設けた少なくともいずれか一方の突出部
が邪魔をすることによって石等をそのまま開口部へ押し
出してしまう。このようにして、溝底面を亀裂させる確
率は確実に低くなり、しかも耐轍ワンダリング性を低下
させることもない。
以下、図を参照して上記手段につき詳細に説明する。
第4図は本発明の重荷重用ラジアルタイヤに設けられ
たトレッドパターンを例示したものである。
トレッド踏面にはタイヤ周方向に複数本の主溝5が設
けられ、これら主溝5によって区分されたリブ6が形成
されている。両ショルダー端部には、それぞれタイヤ周
方向に沿って細溝1がもうけられ、この細溝1によって
ショルダー端部に柔軟性が与えられて、高度の耐轍ワン
ダリング性を発揮するようになっている。さらに細溝1
の内側壁側にはタイヤ周方向に沿って多数のカーフ7が
一定ピッチで設けられ、上記耐轍ワンダリング性を一層
向上させるようにしている。
第1図〜第3図は、上述のようにショルダー端部に設
けた細溝1を拡大して示すものである。
これらの図において、細溝1の両側壁2a,2bには階段
状の突出部3がカーフ7を避けながら交互に設けられて
おり、一方の側壁2aに設けられた二つの突出部3が他方
の側壁2bに設けられた一つの突出部3に対して臨む関係
になっている。したがって、石等が細溝1の開口部1aか
ら入り込んでも、少なくともいずれか一方の突出部3の
上面3aがそれ以上の侵入を邪魔し、開口部1aから押し出
してしまう。しかも、突出部3がカーフ7を避けながら
タイヤ周方向に交互になっているので、細溝1の両側壁
2a,2bは溝幅方向に変位自在であり、ショルダー部の柔
軟性を損なうことはない。そのため、細溝1の両側壁2a
に突出部3を設けても、細溝1やカーフ7に基づく耐轍
ワンダリング性を損なうことはない。本発明において、
上述した突出部3の形状と配置は、特に限定されるもの
ではないが、好ましくは本発明による作用効果を一層向
上させるために、第1図と第3図に示すように細溝1と
の関係で次のように形成することが望ましい。
細溝1の幅をW、突出部3の突出方向の長さをwとし
た場合、 W=1.5〜5.0mm、 w/W=0.4〜0.6、 細溝1の深さをD、突出部3の高さをdとした場合、 d/D=0.2〜0.5、 第1図に示すように、タイヤ周方向における突出部3
の長さhを、 h=3〜6mm 溝底面1bにおいて、突出部3の下部とこれの対向する
側壁面との間の曲率半径Rを、 R=1.0〜2.5mm 突出部3のタイヤ回転軸に直交する面に対する外側面
の傾斜角θを、溝底方向へ溝幅を大きくする方向の傾斜
をマイナス(−)とした場合、 θ≧−20゜にすると良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、轍ワンダリング
対策としてタイヤ踏面のショルダー端部に細溝を設けた
空気入りタイヤにおいて、細溝のタイヤ幅方向内側の壁
面にタイヤ周方向に沿って多数のカーフを間欠的に設け
ると共に、細溝の両側壁面にカーフを避けながら階段状
の突出部をタイヤ周方向に交互に配置したため、細溝や
カーフに基づく良好な耐轍ワンダリング性を維持しなが
ら、ショルダー端部の細溝への石噛みを効果的に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一部を示す平面説明図であり、第2
図は第1図における突出部3の斜視図であり、第3図は
第1図におけるA−A断面説明図、第4図は本発明の重
荷重用ラジアルタイヤのトレッドパターンの一例を示す
平面図である。 1……細溝、1a……開口部、1b……溝底部、2a,2b……
側壁面、3……突出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60C 11/00 - 11/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤ踏面のショルダー端部にタイヤ周方
    向に一周に沿う細溝を配置した空気入りタイヤにおい
    て、前記細溝のタイヤ幅方向内側の壁面にタイヤ周方向
    に沿って多数のカーフを間欠的に設けると共に、前記細
    溝の両側壁面に前記カーフを避けながら階段状の突出部
    をタイヤ周方向に交互に配置した重荷重用ラジアルタイ
    ヤ。
JP2306218A 1990-11-14 1990-11-14 重荷重用ラジアルタイヤ Expired - Fee Related JP3018104B2 (ja)

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JP5426287B2 (ja) * 2009-09-08 2014-02-26 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
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