JP3016259B2 - 光記録再生装置 - Google Patents

光記録再生装置

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JP3016259B2
JP3016259B2 JP3020190A JP2019091A JP3016259B2 JP 3016259 B2 JP3016259 B2 JP 3016259B2 JP 3020190 A JP3020190 A JP 3020190A JP 2019091 A JP2019091 A JP 2019091A JP 3016259 B2 JP3016259 B2 JP 3016259B2
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晃 松枝
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Olympus Optic Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ビーム発生手段の発
光量を可変設定できる手段を備えた光記録再生装置に関
する。
【0002】
【従来技術】光記録再生装置では、感度の異なるメディ
アを用いる場合、メディアの温度補償をする場合、最適
な記録パワーを探す場合等に故意に記録パワーを変更す
る必要が生じる場合がある。
【0003】通常光学ヘッドの光源にはレーザダイオー
ド(以下LD)が用いられる場合が多いが、LDの電流
−光出力特性は個々のLDによって大きく異なる。また
光学系の効率もばらつく。従って例えば記録パワーを1
2mWに設定する場合でも、個々の光学ヘッドによって
必要な駆動電流の値は異なり50mAであったり、58
mAであったりする。この為、個々の装置の光学ヘッド
の電流−光出力特性を予め測定しておきそれに従って駆
動電流を制御しなければならない。この様子を図5に示
す。
【0004】図5に示すように、光学ヘッド1に搭載さ
れているLD1の駆動電流に対する発光量と、光学ヘッ
ド2に搭載されているLD2の駆動電流に対する発光量
とは異なる。例えば12mWの発光量で発生させるため
には、LD1では50mAの駆動電流に設定しなければ
ならないのに対し、LD2では58mAの駆動電流に設
定しなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、(発光量)パ
ワーを変更する場合、(特願昭62−59068号に開
示されている)にも例えばシステムのコントローラがヘ
ッドの上記特性を記憶する、またはヘッドのばらつきを
吸収する様にLDの駆動回路に調整手段を設ける等の手
段を採る必要があり、ヘッドを交換する度にコントロー
ラの記憶データの書き換え、または駆動回路の再調整が
必要になり、事実上ヘッドの互換性がとれなくなる。
【0006】本発明は上述した点にかんがみてなされた
もので、光学ヘッドを交換した場合にも、容易に所望と
する発光パワーで発光させることのできる光記録再生装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する手段及び作用】本発明では、光ヘッド
と一体に設けた記憶手段に二つの異なる発光量で発光可
能とする駆動電流などの情報を記録しておき、所望の発
光量はこれらのデータから内挿または外挿等する事によ
り所望の発光量で駆動できるようにしている。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を具体的に説明
する。図1ないし第4は本発明の1実施例に係り、図1
は1実施例の光記録再生装置の全体構成を示し、図2は
光学駆動系と光学ヘッドの構成を示し、図3は記憶手段
に記憶された情報を用いて所望の発光量で発光させる場
合の説明図を示し、図4はデータの記録の際の処理内容
を示す。
【0009】図1に示すように、1実施例の光記録再生
装置1は、スピンドルモータ2によって、回転駆動され
る光学式記録媒体としての光ディスク3に対向して、光
学ヘッド4が配設されている。この光学ヘッド4は、光
源及びこの光源で発光した光ビームを光ディスク3に集
光照射するため等の機能を持つ光学系を備えた光学ヘッ
ド本体4aを備えている。この光学ヘッド4は、該光学
ヘッド本体4aと一体的に、記憶手段としてのPROM
4bが設けてある。このPROM4bは、1実施例では
2つの異なる発光量での記録加算電圧用D/A(後述)
に与える値を記憶している。
【0010】又、システム制御系5は、装置1全体の制
御、記録、読取りデータの変復調を行うほか、光学ヘッ
ド4上のPROM4bに記録されたデータを読み、記録
パワーの計算・変更を行う。このシステム制御系5は、
光源駆動系6に、記録読取りの制御信号、変調データ、
記録加算電圧のデータを出力し、光源を形成するLD7
(図2参照)に流れる電流を制御して、読み取り用の低
出力のビーム、記録用の高出力の変調ビームを発生させ
る。
【0011】上記光学ヘッド4には、光ディスク3から
の反射光を受光する図示しない光検出器が収納され、こ
の光検出器の出力は、読取り系8を介して、トラックエ
ラー信号、フォーカスエラー信号、記録情報再生信号が
生成され、システム制御系5に出力される。これらのエ
ラー信号は、システム制御系5を介してヘッドサーボ系
9に出力される。このヘッドサーボ系9では、上記エラ
ー信号を用いて光ディスク3に照射される光ビームスポ
ットが正しく記録トラックをトレースするように光学ヘ
ッド4に設けられている図示しない(レンズ)アクチュ
エータを制御する。
【0012】図2は光源駆動系6と光学ヘッド4の主要
部を示す。LD7の背面光は、例えばこのLD7と一体
的に封入されたPINダイオード11で受光され、この
LD7の発光量に対応した信号をリード電源回路12に
出力する。このPINダイオード11の信号出力によ
り、リード電源回路12は、リードモード(再生モー
ド)では、内部の基準レベルと検出された信号レベルを
比較し、基準レベルとなるように抵抗R、加算器13及
びバッファ14を介してV/Iコンバータ15に駆動信
号を出力し、このV/Iコンバータ15によって、電流
に変換されてLD7を駆動する。このループにより、再
生モードではLD7の発光量が一定となるようにAPC
動作する。尚、再生モードの場合には加算器13に抵抗
Rを介して接続されたスイッチ16はOFFに保持され
る。上記リード電源回路12には、システム制御系5か
ら記録/読取り制御信号W/Rが入力され、記録制御信
号入力時には、APC動作を停止し、例えばこの直前に
ホールドしたリード発光量信号を加算器13に出力す
る。
【0013】上記システム制御系5は、D/Aコンバー
タ17を介してライト電源回路18に、記録発光用加算
電圧を決定するD/A値を出力する。このD/A値は、
システム制御系5がPROM4bの記憶情報を読出し、
記録発光量に対応したD/A値を演算で求めることによ
り、決定される。このD/A値がD/Aコンバータ17
に与えられると、このD/A値がアナログ量に変換さ
れ、ライト電源回路18に出力される。そして、このラ
イト電源回路18は、このアナログ量を加算電圧にし
て、スイッチ16、抵抗Rを介して加算器13に出力
し、リード電源回路12から出力されるリードレベルの
電圧と加算される。
【0014】そして、ライトモードでは上記スイッチ1
6が変調信号MSによりON/OFFされるので、この
スイッチ16がONされた時には、ライト電源回路18
の出力信号が、リード電源回路12のリード用出力信号
に加算器13で加算され、さらにV/Iコンバータ15
で駆動電流に変換された後、LD7を駆動(発光)させ
る。1実施例では、PROM4bは、例えば図3に示す
ように、2つの発光量(例えば10mWと18mWとす
る。)に対する駆動電流を決定する値(D/Aコンバー
タ17に与えられる値、以下D/A値)を記憶してい
る。図3では、ある光学ヘッドでは40Hと60Hであ
ることを示す(尚、Hは16進値を表わす)。このよう
に構成された1実施例の作用を以下に説明する。
【0015】a) 記憶パワーの変更:システム制御系
5はまずPROM4bより2つの発光量10mWと18
mWとする)でのD/Aコンバータ17に与えるD/A
値を読み出す。この場合、図3に示すように、D/A値
は40Hと60Hである。一方、外部から所望の発光パ
ワーPが例えば、キーボード等を通して与えられる(図
3では発光パワーとして、例えば16mWと、19mW
が与えられる)。
【0016】システム制御系5は、関係式: DA=(60H−40H)/(18−10)×(P−10)+40H (ここで、DAはD/A値を、Pは所望の発光パワーで
mWの単位である。)により、D/A値を求める。例え
ばPが16mWの場合には、58Hが求められ、この値
58HがD/Aコンバータ17にセットされる。
【0017】所望の発光量が例えば18mW以上、また
は10mW以下であっても、直線を外挿することによ
り、D/A値を求めることができる。(例えばP=19
mWの場合には、外挿によりD/A値として64Hが求
められることが図3から分る。)この様に光学ヘッド毎
に所定の発光量(ここでは18mWと10mW)でのD
/A値を記録しておけば、光学ヘッドを交換しても新し
いD/A値を上記の関係式に代入することで任意の発光
量に対する駆動電流値が容易に得られる。
【0018】b) データの記録:システム制御系5は
記録すべきデータをまずディジタル変調し、ビットシリ
アルに変換して、記録を指示する制御信号と共に光源駆
動系6に出力する。光源駆動系6は記録の制御信号が記
録を指示している間、APC動作を中止し、リード電源
12から出力されるリード用電圧に、スイッチ16を通
して、上記の方法で指定された記録用加算電圧を加算器
13で加算し、V/Iコンバータ15を経てLD7を駆
動する。この場合、スイッチ16は変調信号MSで制御
される。この様にしてLD7の光ビームは変調され、ヘ
ッドサーボ系9はこの間光ビームが所望のトラックを追
従するように制御するので書き込みが行われる。
【0019】このデータの記録の動作のフローは図4の
ようになる。ステップS1により、PROM4bから記
憶情報の読出しが行われ、続いてステップS2でD/A
値を算出する演算が行われる。この演算で求められたD
/A値がットされる(ステップS3)処理が行われた
後、ステップS4に示すライト動作が行われる。
【0020】c) データの読み出し:システム制御系
5は制御信号で読み取りであることを光源駆動系6に知
らせる。光源駆動系6は読み取り用発光を行い、ヘッド
サーボ系9はビームが所望のトラックを追従するように
制御する。これによって光学ヘッド4から読み取り信号
が出力されるので読取り系8はこれをディジタル信号に
変換してシステム制御系5に出力する。データはここで
復調され読み取りが完了する。
【0021】尚、上述の実施例において、D/A値を決
定した後、リード電源回路による出力されるリード用電
圧のレベルを(D/A値に対応する値に変換して)減算
して出力するようにすれば高精度に所望とする発光量で
発光させることができる。又、光学ヘッド本体4aのL
D7又はPROM4bと一体的に、温度センサを取付
け、D/A値を決定する場合、温度条件を考慮してD/
A値を決定するようにしても良い。この場合には、LD
7の温度依存性に関する情報をPROM4bに記憶して
おけば良く、この情報によりその温度条件でのD/A値
を決定することができる。
【0022】本発明はこの実施例に限定されるものでは
なく、光源素子としては半導体レーザ以外にもガスレー
ザ、LED等にも応用できる。駆動電流と発光値に関す
る情報の記憶にはPROM、EPROM、EEPRO
M、ディップスイッチ等の変形が可能である。また光源
の電流−発光特性が線形でない場合で例えば1つのD/
A値と他のD/A値を求める関係式の係数とか、その他
少なくとも2つのD/A値を求めるための関係式の係数
を記憶するか、複数の発光値でのD/A値を記憶して部
分的に直線近似する等の変形により容易に対処可能とな
る。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように個々の光学ヘッドに記
録された駆動電流に関する情報を記憶するようにして、
所望のパワーに於ける駆動電流を算出可能にしているの
で、光学ヘッドが変わっても容易に所望のパワーに変更
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の光記録再生装置の構成図。
【図2】光学駆動系と光学ヘッドの主要部の構成を示す
ブロック図。
【図3】記憶手段に記憶された情報から所望の発光量で
発光させる駆動電流に対応する値を求めるための説明
図。
【図4】データ記録の際の処理内容を示すフローチャー
ト図。
【図5】従来例における光学ヘッドごとに駆動電流に対
する発光量が異なることを示す説明図。
【符号の説明】
1………光記録再生装置 3………光ディスク 4………光学ヘッド 4a……光学ヘッド本体 4b……PROM 5………システム制御系 6………光源駆動系 7………LD(レーザダイオード) 8………読取り系 9………ヘッドサーボ系 12……リード電源回路 13……加算器 15……V/Iコンバータ 16……スイッチ 17……D/Aコンバータ 18……ライト電源回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学式に記録及び/又は再生を行う光記
    録再生装置において、 光学ヘッドと一体化され、該光学ヘッドにおける光ビー
    ム発生手段に対する少なくとも2つの異なる発光量で発
    光させるために、発光量に対応する駆動電流値と、発光
    量に対応する駆動電流との関係を表す係数値とを記憶す
    るROMと、 外部から所望の発光量を与える手段と、 前記係数値を用いてこの与えられた所望の発光量に対応
    する係数値を算出する演算手段と、 を設け、この算出された係数値に基づいて所望の発光量
    に対応する駆動電流値を算出することを特徴とする光記
    録再生装置。
JP3020190A 1991-02-13 1991-02-13 光記録再生装置 Expired - Lifetime JP3016259B2 (ja)

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JPH04258820A JPH04258820A (ja) 1992-09-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61184742A (ja) * 1985-02-13 1986-08-18 Nec Corp 光学式情報記録再生装置の光量制御装置
JP2612601B2 (ja) * 1988-09-08 1997-05-21 キヤノン株式会社 レーザ駆動方法及び装置
JP2812441B2 (ja) * 1988-10-11 1998-10-22 キヤノン株式会社 光学的情報記録再生装置

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980127