JP3003668B2 - 車載機器遠隔制御装置 - Google Patents

車載機器遠隔制御装置

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JP3003668B2
JP3003668B2 JP10650298A JP10650298A JP3003668B2 JP 3003668 B2 JP3003668 B2 JP 3003668B2 JP 10650298 A JP10650298 A JP 10650298A JP 10650298 A JP10650298 A JP 10650298A JP 3003668 B2 JP3003668 B2 JP 3003668B2
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vehicle
signal
portable device
remote control
transmitter
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広毅 岡田
美佐子 杉浦
圭司 山本
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Toyota Motor Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載機器遠隔制御装
置に関し、車載機器の遠隔制御を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ユーザが無線装置を携帯して
車両に対し接近/離間するだけで車両のドアの開錠/施
錠を行う、いわゆるスマートエントリーシステムがあ
る。例えば特開平5−156851号公報には、車両に
取付けられ、携帯機サーチ用の電波を間欠的に発生する
送受信機と、このサーチ用の電波を受信することにより
所定のコードをもつ送信電波を送信する携帯機とからな
り、送信電波のもつコードが特定のコードと合致してい
ることが送受信機側で判別された場合にドアをアンロッ
クする車両用ワイヤレスドアロック制御装置が記載され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来装置では、携帯機
を持つユーザがいつ接近しても、これをサーチできるよ
うに、常時、車両側の送受信機から所定電力で携帯機サ
ーチ用の電波を送信し続けており、電力消費が大きいと
いう問題があった。また、携帯機が携帯機サーチ用信号
を受信できるエリアは一定となり、ユーザによってはこ
のエリアが広すぎたり、狭すぎたりで、ユーザによって
最適のエリア設定をできないという問題があった。
【0004】また、携帯機は常時、携帯機サーチ用の電
波を受信して車両の検出を行っているため、電池容量に
対し、無視できない程度の電力を消費してしまうという
問題があった。本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、送信機と携帯機との通信可能エリアを変更させるこ
とにより、通信可能エリアをユーザによって最適に設定
できる車載機器遠隔制御装置を提供することを目的とす
る。また、携帯機の受信動作を停止する機能を設けるこ
とにより、携帯機の省電力化が可能となる車載機器遠隔
制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車両に設けられ、送信要求信号を送信する送信機
と、前記送信機より送信された信号を受信して返送信号
を送出する携帯機と、車両に設けられ、前記携帯機より
送信された送信信号を受信する受信機と、前記受信機で
返送信号を受信したことにより車載機器の動作制御を行
う制御手段とを有する車載機器遠隔制御装置において、
前記送信機の送信電力を可変する送信電力可変手段を設
ける。
【0006】このように、送信電力を可変するようにし
たため、ユーザは上記送信電力を可変して送信要求信号
が届くエリアをユーザに最適な大きさに設定することが
でき、上記エリアがユーザにとって大きすぎ無駄な電力
消費がなされることを防止できる。請求項2に記載の発
明は、請求項1記載の車載機器遠隔制御装置において、
前記車載機器は、車両ドア部材のロック制御機器であ
る。これによって、車両ドアのロック/アンロックを遠
隔制御するための通信可能エリアを変更できる。
【0007】
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項記載の
車載機器遠隔制御装置において、環境条件に応じて前記
送信電力可変手段による送信電力の可変を制御する。
【0009】このように、環境条件に応じて送信電力を
可変するため、環境に応じた最適の大きさの送信要求信
号が届くエリアを設定できる。請求項に記載の発明
は、車両に設けられ、送信要求信号を送信する送信機
と、前記送信機より送信された信号を受信して返送信号
を送出する携帯機と、車両に設けられ、前記携帯機より
送信された送信信号を受信する受信機と、前記受信機で
返送信号を受信したことにより車載機器の動作制御を行
う制御手段とを有する車載機器遠隔制御装置において、
マニュアルにより前記携帯機の応答感度を可変する応答
感度可変手段を設ける。
【0010】このように、マニュアルにより応答感度を
可変するようにしたため、ユーザは上記携帯機の応答感
度を可変して送信要求信号に応答するエリアをユーザに
最適な大きさに設定することができ、上記エリアがユー
ザにとって大きすぎ無駄な電力消費がなされることを防
止できる。請求項に記載の発明は、車両に設けられ、
送信要求信号を送信する送信機と、前記送信機より送信
された信号を受信して返送信号を送出する携帯機と、車
両に設けられ、前記携帯機より送信された送信信号を受
信する受信機と、前記受信機で返送信号を受信したこと
により車載機器の動作制御を行う制御手段とを有する車
載機器遠隔制御装置において、前記携帯機の振動状態ま
たは前記車載機器の動作制御からの時間に基づき前記携
帯機の受信動作を停止させる受信停止手段を設ける。
【0011】このように、携帯機の振動状態または車載
機器の動作制御からの時間に基づき携帯機の受信動作を
停止させることにより、携帯機の電力消費を低減して省
電力化を図ることができる。請求項に記載の発明は、
請求項記載の車載機器遠隔制御装置において、前記携
帯機の振動が所定レベルに達したとき前記携帯機の受信
動作を再開させる復帰手段を設ける。
【0012】このように、携帯機の振動が所定レベルに
達したとき受信動作を再開させるため、携帯機の受信動
作が必要になったときに自動的に受信動作を再開させる
ことができ、受信動作の再開の手間がかからない。請求
に記載の発明は、請求項1または4または記載の
車載機器遠隔制御装置において、前記携帯機で前記送信
機より送信された信号を受信したことを報知する報知手
段を設ける。
【0013】このように、送信機より送信された信号を
受信したことを報知するため、ユーザは車載機器の動作
制御が行われることを認識することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明装置の第1実施例の
ブロック図を示す。同図中、ボデー多重ECU(電子制
御装置)10は車両のヘッドランプやメータ類の照明の
自動点灯の制御、エアコン装置の制御、ドアロックの制
御等の車体関係の各種制御を行うマイクロコンピュータ
であり、温度センサ12,雨滴センサ13,照度センサ
14等によって検出された環境の検出信号を供給され
る。これと共に、送信電力の設定等を行うための操作盤
11が接続されている。ドアロックモータ15はECU
10より駆動電流を供給されて、車両のドアのロック/
アンロックを行う。
【0015】制御手段としてのECU10はマイクロコ
ンピュータで構成され、図2に示すように中央処理ユニ
ット(CPU)33と、リードオンリメモリ(ROM)
34と、ランダムアクセスメモリ(RAM)35と、入
力ポート回路36,A/Dコンバータ37と、出力ポー
ト回路38と、タイマ39とを有し、これらは双方向性
のコモンバス40により互いに接続されている。また、
出力ポート38にはドアロックモータ15に駆動電流を
供給する駆動回路41,及び送信機16が接続されてい
る。
【0016】入力ポート回路36には操作盤11より操
作信号が供給される。また、A/Dコンバータ37には
温度センサ12,雨滴センサ13,照度センサ14夫々
の検出信号が供給され、各信号が時分割でA/D変換さ
れて取り込まれる。送信機16は車両に設けられ、EC
U10からの制御に従ってオン/オフし、オン時に例え
ば周波数2.45GHzの送信要求信号を生成してアンテナ
18から送信する。受信機20は車両に設けられ、携帯
機24から送信される例えば周波数300MHzの返送
信号をアンテナ22で受信し、これを復調してECU1
0に供給する。
【0017】携帯機24は送信機16からの送信要求信
号をアンテナ26で受信し、検波部28で検波して送信
部30に供給する。送信部30は検波部28の出力、又
はスイッチ32のオンにより動作を開始し、例えば周波
数300MHzの搬送波を特定コードで変調した返送信
号を生成してアンテナより送信する。図3(A),
(B)は送信機の各実施例の回路構成図を示す。図3
(A)において、端子43にECU10よりハイレベル
でオン、ローレベルでオフを指示する制御信号が供給さ
れ発振器44に供給される。この発振器44がオン時に
出力する例えば周波数2.45GHzの発振信号は電力増幅
器45で増幅された後、可変手段としての可変抵抗VR
を通してアンテナ18に供給される。端子46にはEC
U10より送信電力制御信号が供給され、可変抵抗VR
の制御端子に供給されており、アンテナ18から送信さ
れる送信要求信号の電力は上記送信電力制御信号に従っ
て可変される。
【0018】図3(B)において、端子43にECU1
0よりハイレベルでオン、ローレベルでオフを指示する
制御信号が供給され発振器44に供給される。この発振
器44がオン時に出力する例えば周波数2.45GHzの発
振信号は可変電力増幅器47で増幅された後、アンテナ
18に供給される。端子46にはECU10より送信電
力制御信号が供給され、送信電力可変手段としての可変
電力増幅器47の制御端子に供給されており、アンテナ
18から送信される送信要求信号の電力は上記送信電力
制御信号に従って可変される。
【0019】図4は携帯機24の第1実施例の回路構成
図を示す。同図中、アンテナ26で受信された信号は検
波部28に供給され、ここで周波数2.45GHzの信号が
検波される。この検波出力は送信部30内の増幅部52
で増幅されてID発生部54に供給される。ここでは、
周波数2.45GHzの信号が受信された場合に増幅部52
はハイレベルの信号を出力し、受信されない場合には増
幅部52の出力はローレベルとなる。
【0020】また、スイッチ32は常開のスイッチであ
り、ユーザに押されたとき直流電源50よりのハイレベ
ルの信号をID発生部54に供給する。ID発生部54
は増幅部52又はスイッチ32からハイレベルの信号を
供給されると、内蔵するレジスタに格納されている識別
データをシリアルに読み出してトランジスタ56のベー
スに供給する。この識別データは携帯機24を特定する
ためのデータであり、受信部20又はボデー多重ECU
10にも同一の識別データが格納されている。識別デー
タは値1がハイレベル、値0がローレベルとされてい
る。トランジスタ56のベースは共振素子58を介して
接地されている。トランジスタ56のエミッタはコンデ
ンサC11及び抵抗R11を介して接地され、コレクタ
は負荷57を介して電源V1に接続されると共にアンテ
ナ60に接続されている。また、ベース・エミッタ間に
はコンデンサC10が接続されている。
【0021】ここで、識別データがローレベルのときは
トランジスタ56がオフのため発振は行われない。制御
信号がハイレベルのとき、トランジスタ56がオンとな
り、ベース・エミッタ間に接続された共振素子58によ
ってトランジスタ56の出力は例えば周波数300MH
zで発振し、アンテナ60より送信される。つまり、こ
の返送信号は周波数300MHzの搬送波を識別データ
でAM変調した被AM変調波である。
【0022】図5は携帯機24の第2実施例の回路構成
図を示す。同図中、アンテナ26で受信された信号は検
波部28に供給され、ここで周波数2.45GHzの信号が
検波される。この検波出力は送信部30内の増幅部52
で増幅されてID発生部61に供給される。ここでは、
周波数2.45GHzの信号が受信された場合に増幅部52
はハイレベルの信号を出力し、受信されない場合には増
幅部52の出力はローレベルとなる。
【0023】また、スイッチ32は常開のスイッチであ
り、ユーザに押されたとき直流電源50よりのハイレベ
ルの信号をID発生部61に供給する。ID発生部61
は増幅部52又はスイッチ32からハイレベルの信号を
供給されると、内蔵するレジスタに格納されている識別
データをシリアルに読み出して出力する。この識別デー
タは携帯機24を特定するためのデータであり、受信部
20又はボデー多重ECU10にも同一の識別データが
格納されている。識別データは値1がハイレベル、値0
がローレベルであるが、所定電圧のオフセットをつけて
出力される。ID発生部61の出力端子は共振素子62
を介してトランジスタ56のベースに接続されると共
に、バリキャップダイオード(可変容量ダイオード)6
4を介して接地されている。このため識別データが値1
のときと値0のときとでバリキャップダイオード64の
容量が変化する。トランジスタ56のエミッタはコンデ
ンサC21及び抵抗R21を介して接地され、コレクタ
はアンテナ60の一端に接続されている。また、ベース
・エミッタ間にはコンデンサC20が接続されている。
アンテナ60の他端は電源V1に接続されている。
【0024】ここで、識別データがローレベル/ハイレ
ベルに拘らず、トランジスタ56はオンするが、識別デ
ータのレベル変化によって共振素子62の負荷容量が変
化し、発振周波数が300±αMHzと変化してアンテ
ナ60から送信される。つまり、この返送信号は周波数
300MHzの搬送波を識別データでFM変調した被F
M変調波である。
【0025】図6は受信機20の一実施例の回路構成図
を示す。同図中、アンテナ22で受信した信号はバンド
パスフィルタ70,プリアンプ72,バンドパスフィル
タ74を通して周波数300MHz近傍の信号のみが取
り出され、かつ増幅されてミキサ76に供給される。局
部発振器78は周波数300MHz程度の局部発振信号
を発生してミキサ76に供給し、ミキサ76で受信信号
と局部発振信号とが混合されて周波数455kHzの中
間周波信号が得られる。
【0026】この中間周波信号はバンドパスフィルタ8
0で不要周波数成分を除去され、リミッタアンプ82で
振幅制限されて増幅された後、検波器84に供給され
る。検波器84は携帯機24が行っている変調方式(F
M変調)に応じた検波、つまりFM検波を行う。この検
波出力はローパスフィルタ86で不要高域成分を除去さ
れた後、コンパレータ88で基準レベルと比較されて2
値化される。これによって携帯機24から送信された識
別コードが得られ、端子90からECU10に供給され
る。
【0027】図7は受信機20の第2実施例の回路構成
図を示す。同図中、アンテナ22で受信した信号はバン
ドパスフィルタ120,プリアンプ122,バンドパス
フィルタ124を通して周波数300MHz近傍の信号
のみが取り出され、かつ増幅されてミキサ126に供給
される。局部発振器128は周波数300MHz程度の
局部発振信号を発生してミキサ126に供給し、ミキサ
126で受信信号と局部発振信号とが混合されて周波数
455kHzの中間周波信号が得られる。
【0028】この中間周波信号はバンドパスフィルタ1
30で不要周波数成分を除去され、リミッタアンプ13
2で振幅制限されて増幅される。リミッタアンプ132
の出力するRSSI(受信信号電界強度)信号がAM検
波信号としてローパスフィルタ136で不要高域成分を
除去された後、コンパレータ138で基準レベルと比較
されて2値化される。これによって携帯機24から送信
された識別コードが得られ、端子140からECU10
に供給される。
【0029】なお、ECU10は受信機20から供給さ
れる識別コードを自装置内に格納している識別コードと
比較し、両者が一致したとき施錠状態ならばドアロック
モータ15を駆動してドアロックの解錠を行う。また、
受信機20から識別コードが供給されないとき、又は受
信機20からの識別コードが自から格納している識別コ
ードと異なるとき、解錠状態ならばドアロックモータ1
5を駆動して施錠を行う。
【0030】図8はECU10が実行するスマートエン
トリー処理のフローチャートを示す。この処理は所定時
間毎に実行される。同図中、ステップS10では操作盤
11からの送信電力の設定値、及び温度センサ12,雨
滴センサ13,照度センサ14夫々の検出信号を読み込
む。次にステップS12で上記読み込んだ設定値及び検
出信号の値に応じて送信機16の送信電力を設定する。
【0031】ここでは、ユーザが操作盤11から入力し
た設定値を送信電力の基準値とし、照度センサ14で検
出した照度から日中は補正係数K1=1,夜間は補正係
数K1=α(αは1未満の値で、減少補正)とする。ま
た、雨滴センサ13の検出結果から降水がなければ補正
係数K2=1,降水があれば補正係数K2=β(βは1
を越える値で増大補正)とする。更に、温度センサ12
の検出温度に応じて温度変化による送信電力の変化を補
償して送信電力を略一定とするための補正係数K3を予
め設定されているマップから求める。そして、上記の基
準値に補正係数K1,K2,K3を乗算して送信電力の
設定値とする。
【0032】これによって、送信機16の送信電力は、
ユーザによって可変され、かつ温度に拘らず略一定とな
り、日中に対して夜間は低減され、また、雨中では増大
される。つまり、各ユーザは送信要求信号が届くエリ
ア、つまり通信可能エリアを自由に可変できる。図9に
おいて、車両100に対して、右下りの斜線で示すエリ
アIa,Ib,Icは送信電力を大としたときの送信要
求信号の届くエリアを示し、左下りの斜線で示すエリア
IIa,IIb,IIcは送信電力を小としたときの送信要求
信号の届くエリアを示している。なお、エリアIII は携
帯機24の返送信号が受信機20に届くエリアを示して
いる。更に、日中に対して夜間は送信要求信号の届くエ
リアが縮小される。これは防犯上の考慮である。また、
降水によってアンテナ18の特性が劣化しても増大補正
により送信要求信号の届くエリアの縮小が防止され、同
様に温度変化によるエリアの縮小拡大が防止される。
【0033】次にステップS14で設定された電力で送
信機16から送信要求信号を送出する。この後、ステッ
プS16で受信機20で受信した携帯機24の識別コー
ドがECU10に予め格納している識別コードと一致す
るか否かを判別し、一致すればステップS18で車両の
ドアがロック状態か否かを判別し、ロック状態ならばス
テップS20でドアロックモータ15を駆動して解錠を
行い、処理を終了する。ステップS18でロック状態で
なければそのまま処理を終了する。
【0034】ステップS16で携帯機24の識別コード
が得られなかった場合はステップS22で車両のドアが
アンロック状態か否かを判別し、アンロック状態ならば
ステップS24でドアロックモータ15を駆動して施錠
を行い、処理を終了する。ステップS22でアンロック
状態でなければそのまま処理を終了する。なお、照度セ
ンサ14を用いる代わりにタイマ39で計時した時刻を
用い、時刻から日中と夜間とを判別して補正係数K1を
求めても良く、上記実施例に限定されない。
【0035】上記実施例では送信機16の送信電力を可
変して送信要求信号の届くエリアをユーザにとって好適
な大きさに設定するものであるが、その代りに、携帯機
24の応答感度を可変して送信要求信号の届くエリアを
ユーザにとって好適な大きさに設定する構成とすること
が可能である。このための構成を以下に示す。図10は
図4,図5に示す増幅部52の第1実施例のブロック図
を示す。図10において、アンテナ26で受信された信
号は検波部28に供給され、ここで周波数2.45GH
zの信号が検波される。この検波出力は増幅部52内の
コンデンサC30及び抵抗R30で平滑され、受信電界
強度レベルに応じた直流の電圧信号が抵抗R31を通し
て増幅器150に供給される。増幅器150は抵抗R3
1,R32による増幅度R32/R31で上記電圧信号
を増幅してコンパレータ152の正極性入力端子に供給
する。
【0036】一方、電源V1と接地間には抵抗R41〜
R44を直列接続した回路が設けられ、上記電源V1を
分圧している。スイッチ154は抵抗R41,R42の
接続点a、抵抗R42,R43の接続点b、抵抗R4
3,R44の接続点cのうちいずれか1カ所を選択する
もので、スイッチ154で選択された電圧(接続点aの
電圧>接続点bの電圧>接続点cの電圧)は基準電圧V
REF としてコンパレータ152の負極性入力端子に供給
される。
【0037】例えば図11に示すように携帯機24の筐
体の側部にスイッチ154の可動接点を動かすための摺
動つまみ155を設ける。この摺動つまみ155を筐体
の目盛Hに合わせるとスイッチ154は接続点cの電圧
を選択し、摺動つまみ155を筐体の目盛Mに合わせる
とスイッチ154は接続点bの電圧を選択し、摺動つま
み155を筐体の目盛Lに合わせるとスイッチ154は
接続点aの電圧を選択する。
【0038】コンパレータ152は負極性入力端子に供
給される電圧を基準電圧VREF として増幅器150の出
力する電圧信号との比較を行い、電圧信号が基準電圧V
REFより高いときにハイレベル、電圧信号が基準電圧V
REF より低いときにローレベルの信号を生成して端子1
56からID発生部54に供給する。この実施例では摺
動つまみ155を目盛Hに合わせると、低電圧である接
続点cの電圧が基準電圧VREF となるため、増幅部52
は受信電界強度レベルが低い状態でもハイレベルの信号
を出力する。これにより携帯機24は送信要求信号の受
信レベルが低くても返送信号を送信する。つまり応答感
度が高くなる。
【0039】これに対して、摺動つまみ155を目盛L
に合わせると、高電圧である接続点aの電圧が基準電圧
REF となるため、増幅部52は受信電界強度レベルが
高い状態とならなければハイレベルの信号を出力しな
い。これにより携帯機24は送信要求信号の受信レベル
が高くならないと返送信号を送信しなくなり、応答感度
が低くなる。なお、摺動つまみ155を目盛Mに合わせ
ると応答感度は通常となる。
【0040】このように携帯機24の応答感度を可変す
ることにより、各ユーザは送信要求信号に応答するエリ
ア、つまり通信可能エリアをユーザに最適な大きさに設
定することができ、上記エリアがユーザにとって大きす
ぎ無駄な電力消費がなされることを防止できる。また、
基準電圧VREF の電圧値は分圧回路の抵抗R41〜R4
4の相対値で決定されるため、抵抗の絶対値精度がとり
にくい半導体集積回路に上記抵抗R41〜R44を内蔵
する場合に好適である。
【0041】図12は図4,図5に示す増幅部52の第
2実施例のブロック図を示す。図12において、アンテ
ナ26で受信された信号は検波部28に供給され、ここ
で周波数2.45GHzの信号が検波される。この検波
出力は増幅部52内のコンデンサC30及び抵抗R30
で平滑され、受信電界強度レベルに応じた直流の電圧信
号が抵抗R31を通して増幅器150に供給される。増
幅器150は抵抗及び可変抵抗VR33による増幅度V
R33/R31で上記電圧信号を増幅してコンパレータ
152の正極性入力端子に供給する。
【0042】一方、電源V1と接地間には抵抗R45,
R46を直列接続した回路が設けられ、上記電源V1を
分圧した電圧が基準電圧VREF としてコンパレータ15
2の負極性入力端子に供給される。この実施例では可変
抵抗VR33の抵抗値を大きく(又は小さく)すること
で増幅器150の増幅度を大きく(又は小さく)するよ
う可変できる。これによって増幅部52がハイレベルの
信号を出力する受信電界強度レベルを可変することがで
き、つまり、応答感度を可変することが可能となる。こ
の場合も抵抗R31と可変抵抗VR33との相対値で増
幅器150の増幅度が決定されるため、半導体集積回路
に抵抗R31及び可変抵抗VR33を内蔵する場合に好
適である。
【0043】図13は携帯機24の第3実施例の回路構
成図を示す。同図中、携帯機24は送信機16からの送
信要求信号をアンテナ26で受信し、検波部28で検波
して送信部30に供給する。送信部30は検波部28の
出力、又はスイッチ32のオンにより動作を開始し、例
えば周波数300MHzの搬送波を特定コードで変調し
た返送信号を生成してアンテナより送信する。
【0044】上記の検波部28及び送信部30は電子ス
イッチ200を介して電池202より動作電源を供給さ
れる。この電子スイッチ200は振動検出器204が振
動を検出したとき出力する振動検出信号により導通し、
振動の非検出時には遮断する。振動検出器204は圧電
素子206と、スイッチ駆動回路208とより構成され
ている。圧電素子206は一端を携帯機24の基部に固
定され、他端に重りを固定されており、振動によって重
りに荷重が加わると圧電素子が変形して電気出力が発生
し、振動検出信号としてスイッチ駆動回路208に供給
する。スイッチ駆動回路208は振動検出信号によって
電子スイッチ200を導通させる。
【0045】ここで、携帯機24はユーザがポケットに
入れるか、鞄に入れて携帯した状態で使用されることが
考えられるが、帰宅して携帯機24を使用しない場合は
携帯機24を動作させる必要はない。携帯機24がユー
ザに携帯されて動作する必要がある状態ではユーザの活
動等によって携帯機24は振動するため、この振動が振
動検出器204で検出されて電子スイッチ200が導通
し、電池202より動作電源が検波部28及び送信部3
0に供給され携帯機24は動作する。これに対して、携
帯機24を動作させる必要がない状態では携帯機24に
振動が生じないため、振動検出器204は電子スイッチ
200を導通することがなく、電池202より動作電源
が検波部28及び送信部30に供給されず携帯機24は
電力を消費することがない。これによって、携帯機24
の無駄な電力消費を防止することができ、電池202の
消耗を低減できる。
【0046】ところで、これまでユーザが車両の所定範
囲にいるかいないか自動的にドアのロック/アンロック
を行う最も実用的なスマートエントリーシステムについ
て説明したが、これ以外にも車両に搭載される種々の遠
隔制御システム、例えばユーザが乗車し運転席に着いた
際に自動的にドアのロックを行うスマートロックや、ユ
ーザが乗車し運転席に着いた際に自動的にエンジンを始
動するスマートイグニッションにも応用できる。
【0047】実際に、携帯機24を用いてスマートエン
トリーを行う場合、ユーザが歩いて車両に近付くときは
携帯機24は振動するため、電子スイッチ200が導通
して携帯機24の電源が供給されスマートエントリーが
可能となるが、ユーザが乗車したときは携帯機24が振
動していないことが考えられ、携帯機24の電源が供給
されないためにスマートロックや、スマートイグニッシ
ョンができなくなる可能性がある。これを解決するのが
次の実施例である。
【0048】図14は携帯機24の第4実施例の回路構
成図を示す。同図中、図13と同一部分には同一符号を
付す、図14において、携帯機24は送信機16からの
送信要求信号をアンテナ26で受信し、検波部28で検
波して送信部30に供給する。送信部30は検波部28
の出力、又はスイッチ32のオンにより動作を開始し、
例えば周波数300MHzの搬送波を特定コードで変調
した返送信号を生成してアンテナより送信する。
【0049】上記の検波部28及び送信部30は電子ス
イッチ200を介して電池202より動作電源を供給さ
れる。振動検出器204は振動を検出したとき振動検出
信号を出力する。この振動検出信号はタイマ210に供
給され、タイマ210は振動検出信号を供給されている
期間、及びその後の一定期間(例えば10分)だけ駆動
信号を生成して電子スイッチ200に供給する。電子ス
イッチ200は駆動信号を供給されて導通し、駆動信号
が供給されないときに遮断する。
【0050】これにより、ユーザが歩いて車両に近付く
ときは携帯機24は振動するため、電子スイッチ200
が導通して携帯機24の電源が供給されスマートエント
リーが可能となり、ユーザが乗車し携帯機24が振動し
ていないときも一定期間だけ携帯機24の電源が供給さ
れ、スマートロックや、スマートイグニッションが可能
となる。
【0051】上記の第3,第4実施例では、車両走行中
にその振動によって携帯機24が振動し、電源が供給さ
れ続け電池202が無駄に消耗する。特に走行時間の長
い車両では振動検出による電池202の消耗を低減効果
が期待できなくなる。これを解決するのが次の実施例で
ある。図15は携帯機24の第5実施例の回路構成図を
示す。同図中、図13と同一部分には同一符号を付す、
図15において、携帯機24は送信機16からの送信要
求信号をアンテナ26で受信し、検波部28で検波して
送信部30に供給する。送信部30は検波部28の出
力、又はスイッチ32のオンにより動作を開始し、例え
ば周波数300MHzの搬送波を特定コードで変調した
返送信号を生成してアンテナより送信する。
【0052】上記の検波部28及び送信部30は電子ス
イッチ200を介して電池202より動作電源を供給さ
れる。ジャイロセンサ212は電池202より動作電源
を供給されており、直交3軸のXYZ方向の加速度を検
出して信号処理回路214に供給する。信号処理回路2
14は電池202より動作電源を供給されており、車両
走行による加速度(一般に値が大きい)及びこの加速度
と直交する方向の車両の上下振動(一般に値が小さい)
のパターンと、歩行による振動のパターンから、携帯機
24が走行車両に車載された状態か、または、歩行する
ユーザに携帯された状態かを判定し、歩行するユーザに
携帯された状態及びその後の一定期間(例えば10分)
だけ駆動信号を生成して電子スイッチ200に供給す
る。電子スイッチ200は駆動信号を供給されて導通
し、駆動信号が供給されないときに遮断する。
【0053】このため、ユーザが歩いて車両に近付くと
きは携帯機24の振動により、電子スイッチ200が導
通して携帯機24の電源が供給されスマートエントリー
が可能となり、ユーザが乗車し携帯機24が振動してい
ないときも一定期間だけ携帯機24の電源が供給され、
スマートロックや、スマートイグニッションが可能とな
る。更に、車両走行中に携帯機24に電源が供給される
ことを防止し電池202の無駄な消耗を防止できる。
【0054】次に、車両走行中の振動による電池202
の消耗を低減を図る他の実施例について説明する。ここ
で、スマートエントリーシステムの場合、送信機16か
ら送信する送信要求信号を図16(A)に示すようなP
WM(パルス幅変調)コードの所定ビットパターンとす
る。ドアのロック/アンロックを行うスマートエントリ
ーシステムではこの送信要求信号を車外に向けて送信す
るが、運転者が運転席に着いたとき自動的にエンジンを
始動するスマートイグニッションでは送信要求信号を車
内に向けて送信する。このスマートイグニッションの場
合、送信要求信号を図16(B)に示すようなPWMコ
ードの所定ビットパターンとする。図16(A),
(B)では下位4ビットが異なっている。更に、携帯機
24のスリープを指示する場合、送信要求信号を図16
(C)に示すようなPWMコードの全ビット値1のパタ
ーンとする。なお、このPWMコードではビット周期が
一定で、デューティ比が2/3の場合に値1、デューテ
ィ比が1/3の場合に値0としている。
【0055】上記のスマートエントリー及びスマートイ
グニッション及びスリープ指示の送信要求信号を供給さ
れる携帯機24のID発生部54では受信信号から送信
要求信号のビットパターンを復号し、図16(A)のビ
ットパターンであればスマートエントリーの送信要求、
図16(B)のビットパターンであればスマートイグニ
ッションの送信要求、図16(C)のビットパターンで
あればスリープ指示の送信要求と認識する。そして、こ
の認識によるトリガと、スイッチ32からのロック/ア
ンロックのトリガ信号の有無により3ビットのステイタ
スを生成する。トリガが重なった場合、優先度を設け、
ロック/アンロック、スマートイグニッション、スマー
トエントリーの順に優先度を低くする。
【0056】そして、携帯機24のID発生部54は図
17に示すようなフォーマットの返送信号を送信する。
図17において、プリアンブル部に続いて同期用のヘッ
ダ部が設けられ、続いて識別コード部、ステータス部、
ECC(誤り訂正符号)部が設けられている。プリアン
ブル部、ヘッダ部、識別コード部それぞれのビットパタ
ーンは固定であり、ステータス部には上記のようにして
生成された3ビットのステイタスが格納される。
【0057】図18はボデー多重ECU10が実行する
スマートエントリー制御処理の第2実施例のフローチャ
ートを示す。この処理は所定時間間隔で繰り返し実行さ
れる。同図中、ボデー多重ECU10はステップS10
2で受信機20の電源をオンして起動し、次にステップ
S104で所定時間t1(例えば10msec)待機し
て受信機20の受信状態が安定するのを待ち、ステップ
S106で受信機20におけるRSSI信号レベルが所
定の閾値以上で携帯機24からの返送信号を受信したか
否かを判別する。
【0058】ここで、携帯機24からの返送信号を受信
していない場合は、携帯機24のスイッチ32が操作さ
れてないとしてステップS108に進み、送信機16に
制御信号を供給して図16(A)または(B)に示すス
マートエントリーまたはスマートイグニッションの送信
要求信号を送信させる。この後、ステップS110で受
信機20におけるRSSI信号レベルが所定の閾値以上
で携帯機24からの返送信号を受信したか否かを判別す
る。携帯機24からの返送信号を受信していない場合
は、車両の近くに携帯機24が存在しないとみなして、
ステップS112で受信機20の電源をオフして所定時
間t2(例えば200msec)待機した後、ステップ
S102に進む。
【0059】一方、ステップS110で携帯機24から
の返送信号を受信した場合はステップS114に進み、
カウンタNに0をセットする。そして、ステップS11
6でカウンタNを1だけインクリメントして、ステップ
S118で受信及び復調かつ復号した返送信号の識別コ
ードのビットBN (添え字のNはカウンタNの値)がボ
デー多重ECU10の内蔵レジスタに格納されている識
別コードのビットbN(添え字のNはカウンタNの値)
と一致するか否かを判別する。そして、不一致のときは
ステップS112で受信機20の電源をオフして所定時
間t2(例えば200msec)待機した後、ステップ
S102に進む。
【0060】ステップS118で一致の場合は、ステッ
プS120でカウンタNがその最大値NM1以上か否かを
判別し、N<NM1であればステップS116に進んでス
テップS116〜S120を繰り返す。ここで、NM1
図17に示す識別コード部のビット数である。また、ス
テップS120でN≧NM1であれば、ステップS122
に進んで受信した返送信号のステータスを解読して、そ
の内容に応じた制御を実行する。つまり、図17のステ
ータス部の内容からスイッチ32が押されていれば、現
在のドアロック・ドアアンロック状態に応じてドアロッ
クモータ14を駆動してドアアンロック又はドアロック
を行う。
【0061】一方、ステップS106で受信機20にお
けるRSSI信号レベルが所定の閾値以上で携帯機24
からの返送信号を受信した場合は、携帯機24のスイッ
チ32が操作されているため、ステップS124に進
み、カウンタNに0をセットする。そして、ステップS
126でカウンタNを1だけインクリメントして、ステ
ップS128で受信及び復調した返送信号の識別コード
のビットBN (添え字のNはカウンタNの値)が値0又
は値1であるか否かを判別する。
【0062】ここで、返送信号はPWMコードを用いて
おり、例えばこの符号の値110がビットの値0を表
し、この符号の値100がビットの値1を表すため、P
WMコードの値11又は値00の期間に数10パーセン
トの余裕度を付加した期間を越えてO又は1の期間が持
続すると、ビットBN は値0又は値1ではないと判別す
る。
【0063】ステップS128でビットBN は値0又は
値1ではないとされた場合には、受信信号が返送信号で
はなくノイズであるとみなし、ステップS108に進ん
で送信機16に制御信号を供給して送信要求信号を送信
させる。また、ステップS128でビットBN は値0又
は値1であるとされた場合には、ステップS130でカ
ウンタNがその最大値NM2以上か否かを判別し、N<N
M2であればステップS126に進んでステップS126
〜S130を繰り返す。NM2は図17に示す返送信号全
体のビット数である。
【0064】また、ステップS130でN≧NM2であれ
ば、ステップS132に進んで返送信号の識別コードと
のボデー多重ECU10の内蔵レジスタに格納されてい
る識別コードとの照合を行う。この照合では、カウンタ
Nが0の時点で返送信号の何番目のビットが受信される
か不定であるため、ビットB1 〜BNM2 を順にシフトし
て並べ替えを行い、内蔵レジスタに格納されている識別
コードと照合する。
【0065】ステップS134ではこの照合で識別番号
が一致したか否かを判別し、一致の場合はステップS1
22に進んで受信した返送信号を解読して、その内容に
応じた制御を実行する。つまり、図17のステータス部
の内容に応じて、スマートエントリーの場合はドアロッ
クモータ14を駆動してドアロック又はドアアンロック
を行う。スマートイグニッションについても同様であ
り、イグニッションオン許可状態とする。このイグニッ
ションオン許可状態において所定のスイッチを押すとキ
ーを差し込むことなしでエンジンが始動する。
【0066】また、ステップS134で不一致の場合は
受信信号が返送信号ではなくノイズであるとみなし、ス
テップS108に進んで送信機16に制御信号を供給し
て送信要求信号を送信させる。この後、ステップS13
6でスマートイグニッションによるエンジンが始動後、
所定時間(例えば5分または10分)経過したか否かを
判別し、これを満足した場合にのみステップS138に
進む。ステップS138では送信機16に制御信号を供
給して図16(C)に示すスリープ指示の送信要求信号
を送信させ、この後、処理を終了する。
【0067】上記の図16(C)に示すスリープ指示の
送信要求信号を受信した図14と同様の構成の携帯機2
4では、スリープ指示の送信要求信号を送信部30で判
別して電子スイッチ200を遮断して電池202を切り
離し、スリープモードとなる。これによって、車両走行
中に携帯機24に電源が供給されることを防止し電池2
02の無駄な消耗を防止できる。
【0068】また、スリープモードからの復帰(ウエイ
クアップ)は図14に示す構成の携帯機24の振動検出
器204によって行う。振動検出器204は車両走行中
の小振幅の振動では振動検出信号を生成することはな
く、携帯機24を携帯したユーザが立ち上がったり、携
帯機24の入った鞄を持ち上げたりしたとき、図19に
示すようなスレッショールドレベルを超える大振幅の振
動を検出したときに初めて振動検出信号を生成してタイ
マ210に供給する。この振動検出信号を供給されたタ
イマ210により駆動信号が生成され、電子スイッチ2
00が導通して電池202から検波部28及び送信部3
0に供給され、携帯機24がウエイクアップする。これ
により、その後の一定期間(例えば10分)電子スイッ
チ200が導通し、スマートエントリーやスマートイグ
ニッションの送信要求に応答して返送信号を送信するこ
とが可能となる。この実施例では携帯機24の構成が図
15に示す実施例に比べて簡単となる。
【0069】また、ユーザが降車する際に携帯機24を
車内に置き忘れた場合、携帯機24はスリープモードの
ままであるため、スマートエントリーの送信要求に応答
して返送信号を送信することができない。つまり、携帯
機24を車内に閉じこめてドアロックされることが防止
される。また、ユーザは降車したにも拘わらず自動的に
ドアロックがされないことにより、携帯機24を車内に
置き忘れたことに気づくことができる。
【0070】ところで、例えば悪路走行中には大振幅の
振動が携帯機24に伝わり、振動検出器204が振動検
出信号を生成して携帯機24がウエイクアップし、電池
202を無駄に消費するおそれがある。この電池202
の無駄な消費を低減するためには、図18のステップS
136において、スマートイグニッションによるエンジ
ンが始動後、または、前回のステップS138の実行
後、所定時間(例えば5分または10分)経過したか否
かを判別し、これを満足した場合にのみステップS13
8に進むように構成すればよい。
【0071】これによって、悪路走行中には大振幅の振
動が携帯機24に伝わり、携帯機24が図20(C)に
示すように振動し、その振幅がスレッショールドレベル
を超えることにより振動検出器204が振動検出信号を
生成して携帯機24が図20(B)に示すようにスリー
プモードからウエイクアップした場合にも、図20
(A)に示すように所定時間毎にスリープ指示の送信要
求信号が送信機16から送信されるため、携帯機24は
再度スリープモードとなって電池202の無駄な消費を
低減することができる。
【0072】なお、図13,図14,図15それぞれに
おいて、スイッチ32を押すことにより、その後、所定
時間だけ電子スイッチ200を導通させるよう構成して
も良い。次に、携帯機24に送信要求の受信確認機能を
付加した実施例について説明する。
【0073】ここで、スマートエントリー、スマートイ
グニッション、スリープ指示それぞれの場合の送信機1
6から送信する送信要求信号は図16(A),(B),
(C)に示すような所定ビットパターンのコードに識別
コードを付加したPWM(パルス幅変調)コードとす
る。上記の識別コードは車両を特定するための例えば1
0ビットのコードであり、送信要求信号は全部で18ビ
ットである。
【0074】図21は上記の送信要求信号を供給される
携帯機24の第6実施例の回路構成図を示す。同図中、
アンテナ26で受信された信号は検波部28に供給さ
れ、ここで周波数2.45GHzの信号が検波される。
この検波出力は送信部30内のコンパレータ220に供
給され、ここで、2値化されて入力データレジスタ22
2にシフト入力されて順次格納される。この入力データ
レジスタ222の格納データは、データ比較器224で
予め格納されている3種類の送信要求信号のビットパタ
ーンと比較される。3種類の送信要求信号のビットパタ
ーンとは、図16(A),(B),(C)に示すそれぞ
れのコードに識別コードを付加した18ビットの特定パ
ターンである。
【0075】データ比較器224は入力データが3種類
の送信要求信号のビットパターンのいずれかに一致する
と、どの送信要求信号に一致したかを示すトリガ信号を
生成してID発生部226に供給する。ID発生部22
6はこのトリガ信号とスイッチ32からのロック/アン
ロックのトリガ信号の有無により3ビットのステイタス
を生成し、図17に示すようなフォーマットの返送信号
を生成する。この返送信号は発信部228で変調されて
アンテナ230から送信される。
【0076】これと共に、ID発生部226はデータ比
較器224からトリガ信号を供給されると、報知部23
2を起動して報知部232から音、光、または振動等で
送信要求があったことをユーザに対して報知する。な
お、電源234は電源スイッチ236の閉成により携帯
機24全体に電源を供給する。ここで、図22に示す車
両240から携帯機24に送信要求が可能なエリアIVに
対して、携帯機24から車両240に返送が可能なエリ
アV がはるかに大きい。このため、ユーザはエリアIV近
傍で音、光、振動等の報知を受けると、車両240がド
アアンロックとなることを認識できる。また、車両24
0から降りるとき音、光、振動等の報知を受けると、車
両240がドアロックとなることを認識できると共に、
携帯機24の置き忘れ防止の効果も生じる。
【0077】更に、車両240の送信要求が可能なエリ
アIVから離れた場所で、他車の近傍において音、光、振
動等の報知を受けた場合は、他車の送信要求信号の識別
コードが自分の車両240の識別コードとたまたま一致
していることを認識でき、携帯機24の消費電力低減の
ために、その場を離れる、または携帯機24の電源スイ
ッチ236を切る等の処置を行うことができる。
【0078】また、車両240の送信要求が可能なエリ
アIVから離れた場所で、音、光、振動等の報知を受けた
場合は、携帯機24が返送信号を無駄に送信して、自車
両240の識別コードを盗まれたおそれがあるため、操
作盤11を操作してセキュリティーモードとしてスマー
トエントリーを停止させる等の処置を行うことができ
る。
【0079】なお、スイッチ154及び摺動つまみ15
5が応答感度可変手段に対応し、電子スイッチ200が
受信停止手段に対応し、振動検出器204,ジャイロセ
ンサ212,信号処理回路214が復帰手段に対応し、
報知部232が報知手段に対応する。
【0080】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
送信機の送信電力を可変する送信電力可変手段を設け
る。このように、送信電力を可変するようにしたため、
ユーザは上記送信電力を可変して送信要求信号が届く
リアをユーザに最適な大きさに設定することができ、上
記エリアが大きすぎて無駄な電力消費がなされることを
防止できる。
【0081】また、請求項2に記載の発明は、車載機器
は、車両ドア部材のロック制御機器である。これによっ
て車両ドアのロック/アンロックを遠隔制御するための
通信可能エリアを変更できる。
【0082】また、請求項に記載の発明は、環境条件
に応じて前記送信電力可変手段による送信電力の可変を
制御する。
【0083】このように、環境条件に応じて送信電力を
可変するため、環境に応じた最適の大きさの送信要求信
号が届くエリアを設定できる。また、請求項に記載の
発明は、マニュアルにより携帯機の応答感度を可変する
応答感度可変手段を設ける。このように、マニュアルに
より応答感度を可変するようにしたため、ユーザは上記
携帯機の応答感度を可変して送信要求信号に応答するエ
リアをユーザに最適な大きさに設定することができ、上
記エリアがユーザにとって大きすぎ無駄な電力消費がな
されることを防止できる。
【0084】また、請求項に記載の発明は、携帯機の
振動状態または前記車載機器の動作制御からの時間に基
づき携帯機の受信動作を停止させる受信停止手段を設け
る。このように、携帯機の振動状態または車載機器の動
作制御からの時間に基づき携帯機の受信動作を停止させ
ることにより、携帯機の電力消費を低減して省電力化を
図ることができる。また、請求項に記載の発明は、携
帯機の振動が所定レベルに達したとき前記携帯機の受信
動作を再開させる復帰手段を設ける。
【0085】このように、携帯機の振動が所定レベルに
達したとき受信動作を再開させるため、携帯機の受信動
作が必要になったときに自動的に受信動作を再開させる
ことができ、受信動作の再開の手間がかからない。ま
た、請求項に記載の発明は、携帯機で前記送信機より
送信された信号を受信したことを報知する報知手段を設
ける。
【0086】このように、送信機より送信された信号を
受信したことを報知するため、ユーザは車載機器の動作
制御が行われることを認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置のブロック図である。
【図2】ECUのブロック図である。
【図3】送信機の回路構成図である。
【図4】携帯機の回路構成図である。
【図5】携帯機の回路構成図である。
【図6】受信機の回路構成図である。
【図7】受信機の回路構成図である。
【図8】スマートエントリー処理のフローチャートであ
る。
【図9】送信要求信号の届くエリアを示す図である。
【図10】増幅部の回路構成図である。
【図11】スイッチを説明するための図である。
【図12】増幅部の回路構成図である。
【図13】携帯機24の第3実施例の回路構成図であ
る。
【図14】携帯機24の第4実施例の回路構成図であ
る。
【図15】携帯機24の第5実施例の回路構成図であ
る。
【図16】送信要求信号のビットパターンを示す図であ
る。
【図17】返送信号のフォーマットを示す図である。
【図18】ボデー多重ECU10が実行するスマートエ
ントリー制御処理の第2実施例のフローチャートであ
る。
【図19】携帯機24の振動とスリープ状態とを示す図
である。
【図20】携帯機24の振動とスリープ状態とを示す図
である。
【図21】携帯機24の第6実施例の回路構成図であ
る。
【図22】送信要求信号と返送信号の届くエリアを示す
図である。
【符号の説明】
10 ボデー多重ECU 11 操作盤 12 温度センサ 13 雨滴センサ 14 照度センサ 15 ドアロックモータ 16 送信機 18,22,26 アンテナ 20 受信機 24 携帯機 28 検波部 30 送信部 32,154 スイッチ 52 増幅部 54 ID発生部 150 増幅器 152 コンパレータ 155 摺動つまみ 200 電子スイッチ 202 電池 204 振動検出器 206 圧電素子 208 スイッチ駆動回路 210 タイマ 212 ジャイロセンサ 220 コンパレータ 222 入力データレジスタ 224 データ比較器 226 ID発生部 228 発信部 230 アンテナ 232 報知部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−159265(JP,A) 特開 平5−156851(JP,A) 特開 昭64−36189(JP,A) 特開 昭61−211467(JP,A) 特開 平4−366288(JP,A) 特開 平10−231651(JP,A) 特開 平7−113364(JP,A) 実開 昭62−73064(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 49/00 E05B 65/20

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設けられ、送信要求信号を送信す
    る送信機と、 前記送信機より送信された信号を受信して返送信号を送
    出する携帯機と、 車両に設けられ、前記携帯機より送信された送信信号を
    受信する受信機と、 前記受信機で返送信号を受信したことにより車載機器の
    動作制御を行う制御手段とを有する車載機器遠隔制御装
    置において、前記送信機の送信電力を可変する送信電力可変手段 を設
    けたことを特徴とする車載機器遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車載機器遠隔制御装置に
    おいて、 前記車載機器は、車両ドア部材のロック制御機器である
    ことを特徴とする車載機器遠隔制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項記載の車載機器遠隔制御装置に
    おいて、 環境条件に応じて前記送信電力可変手段による送信電力
    の可変を制御することを特徴とする車載機器遠隔制御装
    置。
  4. 【請求項4】 車両に設けられ、送信要求信号を送信す
    る送信機と、 前記送信機より送信された信号を受信して返送信号を送
    出する携帯機と、 車両に設けられ、前記携帯機より送信された送信信号を
    受信する受信機と、 前記受信機で返送信号を受信したことにより車載機器の
    動作制御を行う制御手段とを有する車載機器遠隔制御装
    置において、マニュアルにより 前記携帯機の応答感度を可変する応答
    感度可変手段を設けたことを特徴とする車載機器遠隔制
    御装置。
  5. 【請求項5】 車両に設けられ、送信要求信号を送信す
    る送信機と、 前記送信機より送信された信号を受信して返送信号を送
    出する携帯機と、 車両に設けられ、前記携帯機より送信された送信信号を
    受信する受信機と、 前記受信機で返送信号を受信したことにより車載機器の
    動作制御を行う制御手段とを有する車載機器遠隔制御装
    置において、前記携帯機の振動状態または前記車載機器の動作制御か
    らの時間に基づき 前記携帯機の受信動作を停止させる受
    信停止手段を設けたことを特徴とする車載機器遠隔制御
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項記載の車載機器遠隔制御装置に
    おいて、 前記携帯機の振動が所定レベルに達したとき前記携帯機
    の受信動作を再開させる復帰手段を設けたことを特徴と
    する車載機器遠隔制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または4または記載の車載機
    器遠隔制御装置において、 前記携帯機で前記送信機より送信された信号を受信した
    ことを報知する報知手段を設けたことを特徴とする車載
    機器遠隔制御装置。
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