JP3001533B1 - 半導体集積回路及びそのレイアウト方法 - Google Patents

半導体集積回路及びそのレイアウト方法

Info

Publication number
JP3001533B1
JP3001533B1 JP27930598A JP27930598A JP3001533B1 JP 3001533 B1 JP3001533 B1 JP 3001533B1 JP 27930598 A JP27930598 A JP 27930598A JP 27930598 A JP27930598 A JP 27930598A JP 3001533 B1 JP3001533 B1 JP 3001533B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elements
divided
semiconductor integrated
relative
integrated circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP27930598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000091504A (ja
Inventor
弘之 加藤
Original Assignee
日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 filed Critical 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
Priority to JP27930598A priority Critical patent/JP3001533B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3001533B1 publication Critical patent/JP3001533B1/ja
Publication of JP2000091504A publication Critical patent/JP2000091504A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 相対精度を維持したレイアウトパターンを短
TATで設計する。 【解決手段】 相対精度が必要な素子を複数に分割して
トランジスタA,B,Cとし、これら分割した素子を、
相対比に応じてある1点を中心に対称に配置し、配線を
含むレイアウトパターンをアレイする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
レイアウトパターンを短TATで設計するようにした半
導体集積回路及びそのレイアウト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体集積回路のレイアウト設計
における配置配線は、素子の接続情報のみをもとに決定
していた。このため、素子の配置位置を決定する要因
は、配線長や配線の混雑度等、配線のみの考慮となって
いる。しかし、近年、コンピュータの性能は年々加速
し、記憶装置等の周辺装置もますます高速かつ高密度化
している。そのため、半導体集積回路はシリアルデータ
等を用いた更なる高速化が要求されている。また、アナ
ログ−デジタルの混在の規格が厳しい回路では、1%以
内の相対精度が要求されている。特に、アナログ回路で
は、素子の特性により回路上の特性を得るような回路が
あるため、レイアウト設計において素子の精度を高める
必要がある。一般的に知られているのが、アナログ回路
におけるトランジスタのW(幅)の比によって各動作点
に流れる電流を決めるカレントミラー回路である。
【0003】従来の配線のみを考慮した設計手法では、
これらの回路の相対精度を向上させることは困難であ
る。これは、図12に示すように、ウェハー上の素子が
配置位置によって異なるLの細りやWの食い込み等、デ
ィメンジョンのバラツキ等があるためである。このバラ
ツキは、ウェハー上でのゆらぎによるものであり、箇所
によってバラツキの方向性が異なる。ただし、チップ上
のさらに狭く限られた領域内におけるバラツキの方向性
は一方向であり、かつバラツキの度合いは規則性をもっ
ている。
【0004】このような素子のバラツキを考慮した相対
精度を確保する手法としては、たとえば特開平9−21
2532号公報に示される相対精度を確保する隣接配置
手法や相対配置手法がある。この隣接配置手法は、狭い
範囲の領域では素子のバラツキが小さいことを利用した
ものである。
【0005】一方、相対配置手法とは、相対精度が必要
な素子を分割し、ある1点を中心に対称に配置する方法
である。この配置方法により、各トランジスタのバラツ
キが打ち消されるため、相対バラツキを抑えることがで
き、これら分割素子を複数個並列に接続することによ
り、回路設計サイズの素子を形成することができる。実
際の相対配置方法は、配置領域内に必要数の素子を均等
に配置し、人手でレイアウトパターンを考え、その後配
線を用い、素子間を接続してトータルサイズを形成する
ものである。このとき、素子のアレイピッチを均一にす
ることによって、図13に示す製造工程におけるエッチ
ングによる素子バラツキを抑えることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した前
者の隣接配置手法では、回路特性を得るため、単体素子
については素子分割後、横一列に配置しなければならな
い。また、相対精度が必要な素子同士についても、単体
素子の場合と同様に横一列に配置しなければならない等
の制約があり、配置領域の縮小は困難である。素子サイ
ズが大きい場合は、配置領域は大きくなり、隣接配置の
効果は薄らぎ、精度の向上は図れない。また、素子同士
の相対サイズの差異が大きい場合は、デッドスペースは
大きくなってしまい、配線の混雑度にもバラツキができ
てしまう。一方、後者の相対配置方法では、中央部と周
辺部における配線の混雑度が異なる上、人手により設計
を行うため、後戻りが多く、工数がかかってしまう。
【0007】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、相対精度を維持したレイアウトパターン
を短TATで設計することができる半導体集積回路及び
そのレイアウト方法を提供することができるようにする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
集積回路は、相対精度が必要な素子を複数に分割し、こ
れら分割した素子を、相対比に応じてある1点を中心に
対称に配置してなる半導体集積回路であって、相対比が
奇数となる素子が一つの場合、分割後の一つの素子のみ
を中央に配置し、他の素子はその両サイドに左右対称に
横一列に配置してなることを特徴とする。また、相対比
が奇数となる素子が二つ以上の場合、分割素子のサイズ
を1/2にして、分割後の一つの素子のみを中央に配置
し、他の素子はその両サイドに左右対称に横一列に配置
するか、あるいはトータルの幅の小さい素子が内側とな
るように横一列に配置してなるようにすることができ
る。請求項3に記載の半導体集積回路のレイアウト方法
は、相対精度素子の最大分割サイズを算出する第1の工
程と、制限した分割最小サイズとの比較を行う工程と、
相対比を3つのケースに基づいて識別した後、分割素子
を横一列に配置する第2の工程と、分割素子が配置領域
内に入るか否かを判定する第3の工程と、分割素子が配
置領域内に入らない場合、分割素子をさらに分割し、縦
方向の段数を増やして配置する第4の工程と、同一とな
る配線を含むレイアウトパターンをブロック化してアレ
イした後、同一ノードの接続を行う第5の工程とを備え
ることを特徴とする。また、3つのケースとは、相対比
が奇数となる素子が一つの場合、相対比が奇数となる素
子が二つ以上の場合、相対比が全て偶数となる素子の場
合であるようにすることができる。また、第3の工程に
は、配置する素子の向きがどちらでも良い場合、一列に
配置した素子群の向きを90°回転して配置領域に入る
か否か判定した後、素子の配置を行う工程が含まれるよ
うにすることができる。また、第5の工程には、レイア
ウトパターンを作成後、周囲に未使用である使用素子と
同一サイズのダミー素子を追加する工程が含まれるよう
にすることができる。本発明に係る半導体集積回路及び
そのレイアウト方法においては、相対精度が必要な素子
を複数に分割し、これら分割した素子を、相対比に応じ
てある1点を中心に対称に配置するに際し、相対比が奇
数となる素子がたとえば一つの場合、分割後の一つの素
子のみを中央に配置し、他の素子はその両サイドに左右
対称に横一列に配置することで、配線を含むレイアウト
パターンをアレイする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の半導体集積回路
をカレントミラー回路に適用した場合の第1の実施の形
態を示す回路図、図2及び図3は、図1のカレントミラ
ー回路のレイアウト方法を説明するためのフローチャー
ト、図4〜図9は、そのレイアウト方法による素子の配
置例を示す図である。
【0010】図1に示すカレントミラー回路は、相対精
度が必要な素子であるトランジスタA,B,Cをレイア
ウト上のある1点を中心に相対配置している。また、各
トランジスタA,B,Cを相対配置するに際し、相対比
が奇数となる素子が一つの場合、分割後の一つの素子の
みを中央に配置し、他の素子はその両サイドに左右対称
に横一列に配置している。また、相対比が奇数となる素
子が二つ以上の場合、分割素子のサイズを1/2にし
て、分割後の一つの素子のみを中央に配置し、他の素子
はその両サイドに左右対称に横一列に配置するか、ある
いはトータルの幅の小さい素子が内側となるように横一
列に配置している。また、相対比が全て偶数の素子の場
合、トータルの幅の小さい素子が内側となるように横一
列に配置している。なお、ここでの相対比については後
述する。
【0011】次に、各トランジスタA,B,Cのレイア
ウト方法について説明する。図2及び図3に示すフロー
チャートは、次の(a)〜(d)に大別される。 (a) 相対精度素子のサイズの最大分割サイズを算出し、
設計者が決定した分割最小サイズとの比較を行う。 (b) 相対比を識別し、3つのケースに分類して横一列に
配置する。 (c) あらかじめ制限した領域で配置できなかった場合、
相対精度素子をさらに分割し、縦方向の段数を増やして
配置する。 (d) 図10,図11のSに示すように、同一となる配線
を含むレイアウトパターンをBlock化し、横方向にアレ
イして、図11に示す実際のレイアウト図のように、同
一ノードの接続を行う。
【0012】また、図2及び図3に示すフローチャート
において、各トランジスタのWは、A:B:C=10
0:200:400と仮定する。 (ステップ101): 回路設計を行う。 (ステップ102): 回路情報の確認を行う。ここで
は、相対精度が必要な素子である各トランジスタA,
B,Cのディメンジョンと素子間の接続の確認を行う。 (ステップ103): 配置領域を制限する。ここで
は、設計者が相対精度の必要な素子群のレイアウト上の
配置領域を決定する。たとえば、縦方向○○μm以内、
横方向○○μm以内というように設定する。 (ステップ104): 素子を分割する際の分割最小サ
イズを決定する。すなわち、各トランジスタA,B,C
は、Wを分割しすぎるとWのバラツキの影響が大きくな
るので、設計者がW方向の分割最小サイズを決める。た
だし、素子の分割数は、多い方が相対精度素子群全体の
形状の自由度が大きくなる。
【0013】(ステップ105): 相対精度素子のW
サイズの最大公約数をとり、分割可能な素子サイズ、相
対比を算出する。相対配置を行う素子の分割にあたり、
分割可能な最大サイズと相対比を算出する。この例の場
合、W=100μm、相対比A:B:C=1:2:4と
なる。 (ステップ106): 素子サイズと分割最小サイズと
を比較する。ここでは、設計者が(ステップ104)で
決定した分割最小サイズと(ステップ105)で算出し
た分割素子サイズとを比較する。そして、素子サイズが
分割最小サイズより小さい場合、(ステップ107)へ
移行し、素子サイズが分割最小サイズより大きい場合、
(ステップ109)へ移行する。 (ステップ107): 分割最小サイズの制限を小さく
できるか判断する。ここでは、(ステップ104)で決
定した分割最小サイズを、小さくできるか判断する。小
さくできると判断した場合、(ステップ104)へ移行
し、小さくできないと判断した場合、(ステップ10
8)へ移行する。
【0014】(ステップ108): 相対比の再検討を
行う。すなわち、(ステップ107)において、(ステ
ップ104)で決定した分割最小サイズを小さくできな
かった場合、相対精度が必要な素子サイズの再検討を行
い、(ステップ101)の回路設計に戻る。 (ステップ109): 素子の分割を行う。すなわち、
相対精度素子を、(ステップ105)で算出した素子サ
イズに分割する。
【0015】(ステップ110): 相対比の識別を行
う。すなわち、相対比には以下の3つのケースがあり、
これらを識別する。 相対比が奇数となる素子が一つの場合 相対比が奇数となる素子が二つ以上の場合 相対比が全て偶数となる素子の場合
【0016】本実施の形態では、1:2:4なのでの
場合の識別を行う。 (ステップ111): 相対比が奇数である素子が一つ
の場合(の場合)、分割後の一つの素子のみを中央に
配置し、他の素子はその両サイドに左右対称に横一列に
配置していく。すなわち、図4に示すように、トランジ
スタAをA−1として中心に配置し、トランジスタBを
B−1,B−2に分割してA−1の両サイドに配置し、
トランジスタCをC−1,C−2,C−3,C−4に分
割してB−1,B−2のさらに外側に左右対称に配置す
る。また、図4〜図7に示す分割素子の配置パターンに
おいて、四角の一つ一つは分割されたトランジスタ単体
であり、枠内のA,B,Cは、それぞれ図1のトランジ
スタA,B,Cと対応している。同一素子には、同一ア
ルファベットを付している。アルファベットの後ろの数
は、分割後の番号である。
【0017】(ステップ112): 相対比が奇数であ
る素子が二つ以上の場合(の場合)、分割素子のサイ
ズを1/2にする。ここでは、仮に、図1のトランジス
タA,B,CのWをA:B:C=100:300:50
0とした場合、基本W=100μm、相対比が1:3:
5となる。このとき、基本W=50μm(W/2)、相
対比を2:6:10にし、(ステップ106)に戻る。 (ステップ113): 相対比が全て偶数の素子の場合
(の場合)、TOTALのWが小さい素子を内側になるよ
うに横一列に配置する。すなわち、相対比が全て偶数の
素子の場合、一度、(ステップ112)の工程を経た場
合のみである。仮に、W=100μm、相対比が2:
2:4の場合は、図5に示すように配置する。これは、
分割数の少ない素子を遠隔配置すると、絶対精度が低下
してしまうためであり、TOTALのWが小さい素子を内側
になるように横一列に配置する。
【0018】(ステップ114): 配置領域に入るか
判断する。ここでは、(ステップ103)において制限
した配置領域内に入るか判断する。配置領域内に入ると
判断した場合、(ステップ118)へ移行し、配置領域
内に入らないと判断した場合、(ステップ115)へ移
行する。 (ステップ115): トランジスタのWを1/2に
し、段数を倍にし積み重ねて配置する。図6に示すよう
に、トランジスタのWを1/2にして、倍の段数に配置
する。つまり、横一列の配置であったものは、2段に配
置し、2段の配置であったものは、図7に示すように4
段に配置する。 (ステップ116): 素子サイズと分割最小サイズと
を比較する。ここでは、設計者が(ステップ104)で
決定した分割最小サイズと、(ステップ115)で半分
に分割した素子サイズとを比較する。素子サイズが分割
最小サイズより小さい場合、(ステップ117)へ移行
し、素子サイズが分割最小サイズより大きい場合、(ス
テップ114)へ移行する。
【0019】(ステップ117): 配置領域を増加さ
せる。すなわち、(ステップ116)で比較した結果、
設計者が(ステップ104)で決定した分割最小サイズ
より(ステップ115)で半分に分割した素子サイズが
小さければ、設計者が制限した配置領域を増加させ、
(ステップ109)に戻る。 (ステップ118): 分割された素子を縦方向に配置
する。すなわち、(ステップ114)で比較した結果、
配置領域に入った場合、現時点における基本サイズのト
ランジスタを縦方向にアレイする。このとき、図10の
レイアウトに示すように縦方向に隣接するトランジスタ
のソースもしくはドレインとなるFieldを共通にするこ
とにより、縦方向の面積を縮小することができる。つま
り、図7のSに示す縦方向に配列される素子のレイアウ
トパターンを作成することである。
【0020】(ステップ119): 配線を行う。ここ
では、図10のレイアウトに示すように、トランジスタ
のソースもしくはドレインとなるFieldを配線によって
一つおきに接続し、ゲートの接続を行う。 (ステップ120): 配線を含むレイアウトパターン
をアレイする。ここでは、図11のレイアウトに示すよ
うに、図10の配線を含むレイアウトパターンを横方向
にアレイする。 (ステップ121): 配線を行う。すなわち、(ステ
ップ120)でアレイしたレイアウトパターンにおける
同ノード(たとえば、トランジスタA,B,CのGateと
トランジスタAのDrain)を素子の上部、もしくは下部
で接続する。このように相対配置することによって、素
子の相対バラツキを抑えることができ、相対精度を確保
したレイアウトパターンを短TATで作成することがで
きる。
【0021】このように、第1の実施の形態では、相対
精度が必要な素子を複数に分割してトランジスタA,
B,Cとし、これら分割した素子を、相対比に応じてあ
る1点を中心に対称に配置し、配線を含むレイアウトパ
ターンをアレイするようにした。これにより、回路特性
上必要な素子の相対精度を確保できる。また、配線の混
雑度を均一にできる。また、配置配線領域を整った矩形
にすることができる。また、規則的にレイアウトパタン
生成が行われることにより、配置配線の自動化が容易で
あり、開発期間の短縮を図ることができる。
【0022】(第2の実施の形態)(ステップ114)
において、配置する素子の向きがどちらでも良い場合、
一列に配置した素子群の向きを90°回転して配置領域
に入るか判断した後、素子の配置を行う。 (第3の実施の形態)(ステップ115)において、W
を1/2とし、段数を倍に積み重ねて配置した場合につ
いて説明した。この方法では、1段、2段、4段、8段
・・・という配置になるが、Wを基本サイズの1/3と
し、3段に積み重ねて配置することもできる。また、W
を基本サイズの1/5とし、5段に積み重ねて配置する
こともできる。
【0023】(第4の実施の形態)図8に示すように、
フローに従ってレイアウトパターンを作成後、周囲に未
使用であるダミー素子(使用素子と同一サイズ)を追加
することにより、相対比の変更による修正が上記の修正
のみで可能になる。また、ダミー素子の配置位置は周囲
でなくてもよい。たとえば、図9に示すように、上下左
右対称の配置にするのであれば、使用素子の間に、行も
しくは列で配置しても同様の効果が得られる。なお、以
上の各実施の形態では、本発明をMOS型のトランジスタ
に適用した場合について説明したが、この例に限らず、
能動素子、受動素子であっても同様の効果が得られるこ
とは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上の如く本発明に係る半導体集積回路
及びそのレイアウト方法によれば、相対精度が必要な素
子を複数に分割し、これら分割した素子を、相対比に応
じてある1点を中心に対称に配置するに際し、相対比が
奇数となる素子がたとえば一つの場合、分割後の一つの
素子のみを中央に配置し、他の素子はその両サイドに左
右対称に横一列に配置することで、配線を含むレイアウ
トパターンをアレイするようにしたので、相対精度を維
持したレイアウトパターンを短TATで設計することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路をカレントミラー回路
に適用した場合を示す回路図である。
【図2】図1のカレントミラー回路のレイアウト方法を
説明するためのフローチャートである。
【図3】図1のカレントミラー回路のレイアウト方法を
説明するためのフローチャートである。
【図4】図2及び図3のレイアウト方法による素子の配
置例を示す図である。
【図5】図2及び図3のレイアウト方法による素子の配
置例を示す図である。
【図6】図2及び図3のレイアウト方法による素子の配
置例を示す図である。
【図7】図2及び図3のレイアウト方法による素子の配
置例を示す図である。
【図8】図2及び図3のレイアウト方法による素子の配
置例を示す図である。
【図9】図2及び図3のレイアウト方法による素子の配
置例を示す図である。
【図10】図2及び図3のレイアウト方法による素子の
配置例を示す図である。
【図11】図2及び図3のレイアウト方法による素子の
配置例を示す図である。
【図12】従来の半導体素子の配置例を示す図である。
【図13】従来の半導体素子の製造工程の一例を示す図
である。
【符号の説明】
A,B,C トランジスタ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対精度が必要な素子を複数に分割し、
    これら分割した素子を、相対比に応じてある1点を中心
    に対称に配置してなる半導体集積回路であって、 前記相対比が奇数となる素子が一つの場合、分割後の一
    つの素子のみを中央に配置し、他の素子はその両サイド
    に左右対称に横一列に配置してなることを特徴とする半
    導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記相対比が奇数となる素子が二つ以上
    の場合、分割素子のサイズを1/2にして、前記分割後
    の一つの素子のみを中央に配置し、他の素子はその両サ
    イドに左右対称に横一列に配置するか、あるいはトータ
    ルの幅の小さい素子が内側となるように横一列に配置し
    てなることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回
    路。
  3. 【請求項3】 相対精度素子の最大分割サイズを算出す
    る第1の工程と、 制限した分割最小サイズとの比較を行う工程と、 相対比を3つのケースに基づいて識別した後、分割素子
    を横一列に配置する第2の工程と、 前記分割素子が配置領域内に入るか否かを判定する第3
    の工程と、 前記分割素子が配置領域内に入らない場合、前記分割素
    子をさらに分割し、縦方向の段数を増やして配置する第
    4の工程と、 同一となる配線を含むレイアウトパターンをブロック化
    してアレイした後、同一ノードの接続を行う第5の工程
    とを備えることを特徴とする半導体集積回路のレイアウ
    ト方法。
  4. 【請求項4】 前記3つのケースとは、相対比が奇数と
    なる素子が一つの場合、相対比が奇数となる素子が二つ
    以上の場合、相対比が全て偶数となる素子の場合である
    ことを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路のレ
    イアウト方法。
  5. 【請求項5】 前記第3の工程には、配置する素子の向
    きがどちらでも良い場合、一列に配置した素子群の向き
    を90°回転して配置領域に入るか否か判定した後、素
    子の配置を行う工程が含まれることを特徴とする請求項
    に記載の半導体集積回路のレイアウト方法。
  6. 【請求項6】 前記第5の工程には、レイアウトパター
    ンを作成後、周囲に未使用である使用素子と同一サイズ
    のダミー素子を追加する工程が含まれることを特徴とす
    請求項3に記載の半導体集積回路のレイアウト方法。
JP27930598A 1998-09-16 1998-09-16 半導体集積回路及びそのレイアウト方法 Expired - Lifetime JP3001533B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27930598A JP3001533B1 (ja) 1998-09-16 1998-09-16 半導体集積回路及びそのレイアウト方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27930598A JP3001533B1 (ja) 1998-09-16 1998-09-16 半導体集積回路及びそのレイアウト方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3001533B1 true JP3001533B1 (ja) 2000-01-24
JP2000091504A JP2000091504A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17609323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27930598A Expired - Lifetime JP3001533B1 (ja) 1998-09-16 1998-09-16 半導体集積回路及びそのレイアウト方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3001533B1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7307294B2 (en) * 2002-12-03 2007-12-11 Sanyo Electric Co., Ltd. Circuit layout structure
WO2004061951A1 (ja) * 2003-01-06 2004-07-22 Sanyo Electric Co., Ltd. 回路レイアウト構造
JP4964875B2 (ja) * 2005-05-26 2012-07-04 エヌエックスピー ビー ヴィ 電子装置
JP4704884B2 (ja) * 2005-10-21 2011-06-22 旭化成株式会社 バイオセンサ
JP5132891B2 (ja) * 2006-03-23 2013-01-30 新電元工業株式会社 半導体集積回路
US8004362B2 (en) 2006-08-23 2011-08-23 Nec Corporation Gate bias circuit
JP2011108994A (ja) 2009-11-20 2011-06-02 Elpida Memory Inc 半導体装置
JP2011243843A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Panasonic Corp 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000091504A (ja) 2000-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6938226B2 (en) 7-tracks standard cell library
US6590289B2 (en) Hexadecagonal routing
US7919793B2 (en) Semiconductor integrated circuit
JPH10335612A (ja) 高密度ゲートアレイセル構造およびその製造方法
KR19980024418A (ko) 반도체 장치, 반도체 집적 회로 장치, 플립플롭 회로, 배타적 논리합 회로, 멀티플렉서 및 가산기
JP2001127161A (ja) 集積回路
US20090167394A1 (en) Integrated circuits having devices in adjacent standard cells coupled by the gate electrode layer
JP2008078508A (ja) 半導体集積回路及び半導体集積回路の製造方法
JPH0786407A (ja) 集積回路の多層配線方法
JP3001533B1 (ja) 半導体集積回路及びそのレイアウト方法
US11694012B2 (en) Multiplexer
JPH09293844A (ja) 高密度ゲートアレイセル構造およびその製造方法
JPS59163837A (ja) 半導体集積回路
JP2001306641A (ja) 半導体集積回路の自動配置配線方法
JP3281234B2 (ja) 半導体集積回路装置及びその製造方法
JP4610313B2 (ja) 半導体集積回路の設計方法
JP3965911B2 (ja) マスタースライス方式半導体集積回路の設計方法
JP3644138B2 (ja) 半導体集積回路及びその配置配線方法
US6780745B2 (en) Semiconductor integrated circuit and method of manufacturing the same
JPS62238645A (ja) 集積回路装置の設計方法
KR20020042507A (ko) 반도체장치, 그 제조방법 및 기억매체
EP0414412A2 (en) Semiconductor integrated circuit device having wiring layers
JPH10107152A (ja) 集積回路装置とその電源配線形成法
US6501106B1 (en) Semiconductor integrated circuit device and method of producing the same
JP2002319665A (ja) Cmos型基本セル及びこれを使用した半導体集積回路の製造方法