JP3000586B2 - 車両用変速機 - Google Patents

車両用変速機

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JP3000586B2
JP3000586B2 JP1120430A JP12043089A JP3000586B2 JP 3000586 B2 JP3000586 B2 JP 3000586B2 JP 1120430 A JP1120430 A JP 1120430A JP 12043089 A JP12043089 A JP 12043089A JP 3000586 B2 JP3000586 B2 JP 3000586B2
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transmission shaft
gear
shaft
casing
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/02Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
    • F16H37/021Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings toothed gearing combined with continuous variable friction gearing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10S475/90Brake for input or output shaft

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明に係る車両用変速機は、例えば乗用芝刈機、
除雪機、電気自動車、フォークリフト等の軽車両用の変
速機として利用する事が出来る。
(従来の技術とその問題点) 乗用芝刈機、除雪機、電気自動車、フォークリフト
等、低速で走行する軽車両用の変速機として従来は、通
常の自動車にも用いられている歯車式の変速機の他、ゴ
ムベルト式の変速機、或は油圧ポンプモータ式の変速機
が用いられていた。
ところが、歯車式の変速機の場合、変速操作が面倒な
だけでなく、重量の軽い軽車両の場合、変速時の衝撃が
大きくなる等、必ずしも好ましくない。
又、ゴムベルト式の変速機の場合、耐久性が悪く、し
かも変速時応答性(レスポンス)が必ずしも良くなかっ
た。
更に、油圧ポンプモータ式の変速機の場合、効率が悪
い為に変速機部分での動力損失が大きく、その分(燃費
等を含めて)車両の性能が悪くなる事が避けられなかっ
た。
本発明は、この様な問題を解決し、小型・軽量に構成
できて、操作性、応答性が良く、耐久性が十分で、しか
も効率の良い変速機を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の車両用変速機は、中空のケーシングと、入力
軸と、歯車組立と、前記ケーシング内に設けられた、互
いに平行な第一〜第四の動力伝達軸と、第一、第二のク
ラッチ手段と、トロイダル型無段変速機と、第一〜第九
の歯車と、動力取り出し手段とから構成する。
このうちの入力軸は、前記中空のケーシングを貫通し
た状態で設けられており、この入力軸と、前記ケーシン
グ内に回転自在に支承された第一の動力伝達軸との間に
設けた歯車組立により、前記入力軸から前記第一の動力
伝達軸に、駆動力を伝達自在としている。
又、第二の動力伝達軸は、前記第一の動力伝達軸と平
行な状態で、前記ケーシング内に回転自在に支承されて
おり、この第二の動力伝達軸の外周面に、第二の動力伝
達軸に対する回転を不能として支持された第二の歯車
と、前記第一の動力伝達軸の外周面に、第一の動力伝達
軸に対する回転を不能として支持された第一の歯車とを
噛合させている。
又、トロイダル型無段変速機は、前記ケーシング内
に、前記第二の動力伝達軸と同心に支承されており、こ
のトロイダル型無段変速機の入力側ディスクと前記第二
の動力伝達軸との間に、第一のクラッチ手段を設けてい
る。
又、第三の動力伝達軸は、円管状の中空軸で、前記ト
ロイダル型無段変速機の出力側ディスクの回転中心と平
行な状態で、且つ、前記第一の動力伝達軸の周囲にこの
第一の動力伝達軸と同心に配置されて、前記ケーシング
内に回転自在に支承されている。そして、この第三の動
力伝達軸の外周面に、第三の動力伝達軸に対する回転を
不能として支持された第四の歯車と、前記トロイダル型
無段変速機の出力側ディスクに、出力側ディスクに対す
る回転を不能に支持された第三の歯車とを噛合させてい
る。
前記第三の動力伝達軸の外周面には、前記第四の歯車
の他、第五の歯車及び第六の歯車を、第三の動力伝達軸
に対する回転を不能として支持している。
又、第四の動力伝達軸は、前記第三の動力伝達軸と平
行な状態で、前記ケーシング内に回転自在に支承されて
おり、この第四の動力伝達軸の周囲に第七、第九の歯車
を、前記第四の動力伝達軸に対し回転自在に支持してい
る。
このうちの第七の歯車は、前記第五の歯車と噛合し、
第九の歯車は、第八の歯車を介して、前記第六の歯車と
噛合している。
又、第二のクラッチ手段は、前記第四の動力伝達軸と
前記第七の歯車及び前記第九の歯車との間に設け、前記
第七の歯車及び前記第九の歯車のうちの一方の歯車と、
前記第四の動力伝達軸との選択的な結合を自在とする機
能を有する。
更に、動力取り出し手段は、前記第四の動力伝達軸の
回転駆動力を取り出し自在とし、取り出した回転駆動力
で車両を走行させる機能を有する。
(作 用) 上述の様に構成する本発明の車両用変速機は、次に述
べる様に作用する。
エンジンから入力軸に伝達された回転駆動力は、歯車
組立を介して第一の動力伝達軸に伝えられ、更に第一、
第二の歯車を介して、第二の動力伝達軸に伝えられる。
そして、第二の動力伝達軸に伝えられた回転駆動力は
更に、第一のクラッチ手段を介して、トロイダル型無段
変速機の入力側ディスクに伝達され、これに伴なってト
ロイダル型無段変速機の出力側ディスクが、設定された
変速比に基づく速度で回転する。
前記出力側ディスクに伝えられた回転駆動力は、第
三、第四の歯車を介して第三の動力伝達軸に伝えられ、
この第三の動力伝達軸と共に、第五、第六の歯車を回転
させる。
この結果、第五の歯車と直接噛合した第七の歯車が、
前記第三の動力伝達軸と逆方向に、第八の歯車を介して
第六の歯車と噛合した第九の歯車が、前記第三の動力伝
達軸と同方向に、それぞれ回転する。
そして、これら第七の歯車、第九の歯車の回転駆動力
の何れか一方が、第二のクラッチ手段の働きにより、選
択的に第四の動力伝達軸に伝達され、この第四の動力伝
達軸が、正方向、或は逆方向に回転する。
更に、第四の動力伝達軸に伝達された回転駆動力は、
動力取り出し手段によって取り出され、車輪を正転或は
逆転させて、車両を前進或は後退させる。
車両の前進、後退の切り換えは、第四の動力伝達軸と
結合する歯車を第七の歯車とするか、或は第九の歯車と
するかを、第二のクラッチ手段により選択する事で行な
い、変速比の切り換えは、第二の動力伝達軸と支持軸と
の間に設けたトロイダル型無段変速機の、パワーローラ
を支承した軸の傾斜角度を変える事で行なう。
前記第三の動力伝達軸は中空の円管状とし、前記第一
の動力伝達軸の周囲に、この第一の動力伝達軸と同心に
配置しているので、これら第一、第三の動力伝達軸の設
置空間の共用化により、車両用変速機の小型・軽量化を
図れる。
(実施例) 第1〜4図は、本発明の車両用変速機の実施例とし
て、本発明を、乗用芝刈機の変速機に適用した構造を示
している。この実施例に於ける変速機の場合、変速機の
一部に、芝刈用の刃を回転させる為の動力を取り出すパ
ワーテイクオフ機構を設けると共に、変速機部分で車両
の制動を行なえる様に、ブレーキ装置を付属させてい
る。
そしてこの車両変速機は、中空のケーシング1と、入
力軸2と、歯車組立3と、前記ケーシング1内に設けら
れた、互いに平行な第一〜第四の動力伝達軸4、5、
7、8と、第一、第二のクラッチ手段9、10と、入力側
ディスク40と出力側ディスク41とを有するトロイダル型
無段変速機11と、第一〜第九の歯車1220と、第十、第十
一の歯車21、22、及びこのうちの第十一の歯車22に入力
側歯車23、23を支承したデファレンシャルギヤ24とを主
体として構成している。
このうちの入力軸2は、第4図に示す様に、中空のケ
ーシング1の上壁25を貫通した状態で設けており、この
上壁25から突出した部分に於いてエンジンのクランクシ
ャフトに結合し、このエンジンの動力を変速機に取り入
れる様にしている。
この様な入力軸2の下端部と、両端部に設けた転がり
軸樹により、前記ケーシング1内に回転自在に支承され
た第一の動力伝達軸4の中間部との間には、互いに噛合
する1対の傘歯車により構成される歯車組立3を設け
て、互いに直交する状態に配置された入力軸2と第一の
動力伝達軸4との間で駆動力の伝達を自在としている。
但し、入力軸2と第一の動力伝達軸4とが互いに平行に
配設されている場合には、歯車組立3は、複数の平歯
車、或ははすば歯車により構成する。
そして、前記第一の動力伝達軸4の一端部(第1図の
右端部)外周面に第一の歯車12を、キー係合により第一
の動力伝達軸4に対する回転を不能として、固定してい
る。尚、第一の動力伝達軸4の一端部は、ケーシング1
の側面から突出させており、この突出部分から駆動力の
一部を取り出せる様にした、パワーテイクオフ機構(PT
O)を構成している。この様なPTOにより取り出した駆動
力の一部は、例えば芝刈用の回転刃を駆動する為に利用
する。
又、第二の動力伝達軸5は、やはり転がり軸受を介し
て前記ケーシング1内に、前記第一の動力伝達軸4と平
行な状態で、回転自在に支承している。そして、この第
二の動力伝達軸5の中間部外周面に第二の歯車13を、第
二の動力伝達軸5に対する回転を不能として装着し、こ
の第二の歯車13と前記第一の歯車12とを噛合させ、第一
の動力伝達軸4と第二の動力伝達軸5との間での回転駆
動力の伝達を自在としている。
上述した第二の動力伝達軸5の一端部(第1〜2図の
右端部)には、潤滑ポンプ26を装着し、前記第二の動力
伝達軸5の回転に伴なって、変速機の構成各部に潤滑油
を送り込める様にしている。
又、第二の動力伝達軸5と後述するトロイダル型無段
変速機11との間には、第一のクラッチ手段9を設けてい
る。即ち、第二の動力伝達軸5の他端部(第1〜2図の
左端部)にはプレッシャプレート27を固定しており、こ
のプレッシャプレート27を囲む様にして、有底短円筒状
のクラッチハウジング28を設けている。このクラッチハ
ウジング28の中央に設けた円筒上部48は、プレッシャプ
レート27の中央部に形成したボス部29に、軸方向(第1
〜2図の左右方向)に摺動自在に外嵌している。そし
て、プレッシャプレート27の片側面とクラッチハウジン
グ28の内側面との間に圧縮ばね30、30を設けて、外力を
働かない限り上記両側面同士が離れ、次述する第一、第
二のクラッチディスク31、32の側面同士が当接する様に
している。尚、図示の実施例の場合、プレッシャープレ
ート27のボス部29と前記第二の歯車13との間には圧縮ば
ねを設けて、プレッシャープレート27に、第1〜2図で
左方に向かう弾力を付与している。
即ち、前記クラッチハウジング28の内周面には、前記
プレッシャプレート27の外周縁の他、複数枚の第一のク
ラッチディスク31、31の外周縁を、セレーション係合さ
せている。一方、後述する支持軸6の一端部(第1〜2
図の右端部)外周面に支持したローディングカム33の外
周縁には、やはり複数枚の第二のクラッチディスク32、
32の内周縁を、セレーション係合させている。これら第
一のクラッチディスク31、31と第二のクラッチディスク
32、32とは、交互に配置しており、前記圧縮ばね30、30
の弾力により両ディスク31、32の側面同士が互いに当接
した場合に、これら両ディスク31、32の間で動力の伝達
が行なわれ、その結果として、クラッチハウジング28か
らローディングカム33に対し、回転駆動力が伝わる様に
している。
一方、前記クラッチハウジング28の基端部に形成した
前記円筒状部48には、レリーズベアリング34を外嵌支持
しており、軸方向(第1〜2図の左右方向)に変位自在
な第一のリンク35により、このレリーズベアリング34
を、前記圧縮ばね30、30の弾力に抗して(第1〜2図の
左方に)押圧自在とし、押圧時にはプレッシャプレート
27の片側面とクラッチハウジング28の内周面に支持した
ストップリング47との距離が広がる事により、前記第
一、第二のクラッチディスク31、32の側面同士が離れ、
第一のクラッチ手段9が切られる(クラッチハウジング
28からローディングカム33への動力の伝達が行なわれな
い)様にしている。
この様な第一のリンク35を、軸方向に変位させる為の
機構は、例えば第3〜4図に示す様に構成している。
前記ケーシング1内に回転自在に支承したコントロー
ルシャフト36の外周面には、例えば適当な形状を有する
カム溝を形成しており、このカム溝に、前記第一のリン
ク35の内周縁部に突設した係合ピンを遊合させている。
この様に構成する為、ケーシング1の外部からコントロ
ールシャフト36を、適当な方向に適当な角度だけ回転さ
せれば、第一のリンク35を軸方向(第3図の左右方向)
に変位させ、前記第一のクラッチ手段9の断接を制御す
る事が出来る。
尚、前記コントロールシャフト36には、第一のクラッ
チ手段9を断接させる為の第一のリンク35の他、後述す
るトロイダル型無段変速機11の変速比を変換する為の第
二のリンク37、及び後述する第二のクラッチ手段10を切
り換える為の第三のリンク38を支承している。そして、
それぞれが第一〜第三のリンク35、37、38の内周縁に突
設した係合ピンを遊合させるべく、適切な形状とされた
3本のカム溝を外周面に有する。1本のコントロールシ
ャフト36の、回転方向と回転角度とを適宜選定する事に
より、第一、第二のクラッチ手段9、10の断接、或は切
り換えと、トロイダル型無段変速機11の変速比調節とを
行なえる様にしている。
次に、前述した第一のクラッチ手段9を介して、前記
第二の動力伝達軸5と連結自在な入力側ディスク40を有
する、トロイダル型無段変速機11は、前記ケーシング1
内で、第二の動力伝達軸5と同心に設けられた支持軸6
の周囲に支承されている。この支持軸6の一端(第1〜
2図の右端)は、前記プレッシャプレート27中央のボス
部29の内側に、転がり軸受を介して支承されており、こ
の支持軸6の他端は、ハウジング1に対して、やはり転
がり軸受を介して支承されている。
そして、この様な支持軸6の周囲に、本発明の車両用
変速機に於いて変速比の変換を行なう、トロイダル型無
段変速機11を設けている。
このトロイダル型無段変速機11は、前記支持軸6の周
囲に支持され、ころ39、39を介して前記ローディングカ
ム33と対向する事により、ローディングカム33から回転
駆動力を伝達される入力側ディスク40と、転がり軸受を
介して支持軸6の周囲に、この支持軸6に対し回転自在
に支持した出力側ディスク41と、それぞれ軸42、42に回
転自在に支持し、入力側、出力側両ディスク40、41の間
に挟持されたパワーローラ43、43とから構成されてい
る。入力側、出力側両ディスク40、41の互いに対向する
側面は、それぞれ断面が円弧形の凹面とし、パワーロー
ラ43、43の周面は球面状の凸面として、この周面と前記
側面とが当接する様にしている。尚、前記ローディング
カム33と前記入力側ディスク40とのうち、少なくとも一
方は、前記支持軸6に対して回転自在に支承する事によ
り、ローディングカム33と入力側ディスク40との相対的
変位を自在としている。
この様なトロイダル型無段変速機11の場合、入力側デ
ィスク40の回転に伴なってパワーローラ43、43が、軸4
2、42を中心として回転し、このパワーローラ43、43に
より出力側ディスク41が回転させられる。各パワーロー
ラ43、43を支承している軸42、42が支持軸6に対して垂
直であった場合、入力側ディスク40と出力側ディスク41
とは等速で回転するが、軸42、42を支持軸6に対して傾
斜させた場合、傾斜角度に応じて、前記両ディスク40、
41間での変速比が変化する。軸42、42の傾斜角度は、前
述したコントロールシャフト36の回転に基づき、第二の
リンク37により調節する。尚、トロイダル型無段変速機
自体は、例えば実開昭62−71465号公報に開示されてい
る様に、従来から知られたものである為、詳しい説明は
省略する。
上述の様なトロイダル型無段変速機11の出力側ディス
ク41の外周面には第三の歯車14を、キー係合により、出
力側ディスク41に対する回転を不能として固定してお
り、この第三の歯車14と、次述する第三の動力伝達軸7
の端部外周面に、セレーション係合により支持した第四
の歯車15とを噛合させている。
第三の動力伝達軸7は、全体を中空円管状に形成して
おり、前記第一の動力伝達軸4の周囲に、転がり軸受を
介して、回転自在に支承されている。従って、変速機の
使用時には第一の動力伝達軸4の周囲で第三の動力伝達
軸7が、第一の動力伝達軸4とは独立に回転自在とな
る。
この様な第三の動力伝達軸7の外周面には、前記第四
の歯車15の他、第五の歯車16及び第六の歯車17を、セレ
ーション係合により、第三の動力伝達軸7に対する回転
を不能として支持している。
次に、第四の動力伝達軸8は、転がり軸受を介して前
記ハウジング1内に、前記第三の動力伝達軸7と平行な
状態で、回転自在に支承されており、この第四の動力伝
達軸8の一端部(第1図の右端部)はハウジング1外に
突出させている。そしてこの突出部にブレーキ装置44を
設け、このブレーキ装置44により、第四の動力伝達軸8
の回転を抑え付ける事で、変速機部分で車両の制動を行
なえる様にしている。
又、前記第四の動力伝達軸8の周囲に、第七の歯車18
と第九の歯車20とを、第四の動力伝達軸8に対して回転
自在に支持している。このうちの第七の歯車18は、前記
第五の歯車16と噛合し、第九の歯車20は、第八の歯車19
を介して、前記第六の歯車17と噛合している。
これら第七、第九両歯車18、20と第四の動力伝達軸8
との間には、第二のクラッチ手段10であるドッグクラッ
チを設け、前記第七の歯車18及び前記第九の歯車20のう
ちの一方の歯車と、前記第四の動力伝達軸8との結合を
自在としている。この第二のクラッチ手段10の切り換え
は、前記コントロールシャフト36の回転に基づいて、第
三のリンク38により行なう。
更に、上述の様に構成する変速機から動力を取り出
し、車輪を駆動する為の動力取り出し手段は、第四の動
力伝達軸8に固定した第十の歯車21と、この第十の歯車
21と噛合する第十一の歯車22と、この第十一の歯車22に
入力側歯車23、23を支承したデファレンシャルギヤ24
と、このデファレンシャルギヤ24を構成する1対の出力
側歯車45、45にそれぞれの一端部を固定した、1対の出
力軸46、46とから構成している。この1対の出力軸46、
46の他端部には車輪を設け、本発明の変速機を組み込ん
だ芝刈機等の車両を、任意の速度で運行出来る様にして
いる。
以上に述べた通り構成される本発明の車両用変速機
は、次に述べる様に作用する。
変速機の上方に設けた、図示しないエンジンから入力
軸2に伝達された回転駆動力は、この入力軸2の下端部
と第一の動力伝達軸4との間に設けた歯車組立3を介し
て、この第一の動力伝達軸4に伝わる。そして、芝刈用
の回転刃等を、この第一の動力伝達軸4の一端部に設け
たPTOから取り出された一部の動力により駆動する。
上述の様に、入力軸2から第一の動力伝達軸4に伝え
られた動力のうち、PTOで消費されなかった残りの動力
は、更に第一、第二の歯車12、13を介して第二の動力伝
達軸5に伝わり、この第二の動力伝達軸5を回転させ
る。
そして、この様に第二の動力伝達軸5に伝えられた回
転駆動力は更に、第一のクラッチ手段9を構成するプレ
ッシャプレート27に伝達される。このプレッシャプレー
ト27と第一のクラッチディスク31、31とは、前述の様
に、クラッチハウジング28の内周面にセレーション嵌合
している為、プレッシャプレート27の回転に伴なって、
第一のクラッチディスク31、31も、同速で回転する。ク
ラッチ接続時、即ち、第一のリンク35によりクラッチハ
ウジング28を第1〜2図の左方に押圧していない場合に
は、このクラッチハウジング28とプレッシャプレート27
との間に圧縮ばね30、30の弾力により、前記第一のクラ
ッチディスク31、31の側面と第二のクラッチディスク3
2、32の側面とが当接する。そして、この第二のクラッ
チディスク32、32を支持したローディングカム33も、第
二の動力伝達軸5と同期して回転する。
車両の走行を停止する為、第一のクラッチ手段9を切
る場合には、コントロールシャフト36(第3〜4図参
照)の回転に基づき第一のリンク35を、第1〜3図の左
方に移動させ、レリーズベアリング34を介してクラッチ
ハウジング28を(圧縮ばね30、30の弾力に抗して、第1
〜3図の左方に)押圧する。この結果、第一、第二のク
ラッチディスク31、32の側面同士の間に隙間が生じ、両
ディスク31、32の間で動力の伝達が行なわれなくなり、
ローディングカム33が停止する。
第一のクラッチ手段9が接続状態にある結果、第二の
動力伝達軸5からローディングカム33に伝達された回転
駆動力は、更に、ころ39、39を介して、トロイダル型無
段変速機11の入力側ディスク40に伝達され、この入力側
ディスク40を、支持軸6を中心として回転させる。即
ち、前記ローディングカム33と前記入力側ディスク40と
の互いに対向する面は、それぞれ凹凸を有するカム面と
されている為、ローディングカム33の回転に伴なって前
記ころ39、39が、前記入力側ディスク40を、第1〜2図
の左方に押圧しつつ、これを回転させる。
この入力側ディスク40の回転に伴なってトロイダル型
無段変速機11のパワーローラ43、43が、軸42、42を中心
として回転し、更にこのパワーローラ43、43の回転が出
力側ディスク41に伝達され、この出力側ディスク41が、
前記軸42、42の傾斜角度に応じて定まる変速比に基づく
速度で回転する。
トロイダル型無段変速機11による変速比を変える場合
には、コントロールシャフト36(第3〜4図参照)の回
転に基づき第二のリンク37を、適当な方向に適当な量だ
け移動させ、各パワーローラ43、43を支承した軸42、42
の傾斜角度を変える。
上述の様なトロイダル型無段変速機11の出力側ディス
ク41に伝えられた回転駆動力は、更に第三、第四の歯車
14、15を介して、前記第一の動力伝達軸4の周囲に設け
られた、円管状の第三の動力伝達軸7に伝達され、この
第三の動力伝達軸7の外周にセレーション係合により支
持された、第五、第六の歯車16、17を回転させる。
この結果、第五の歯車16と直接噛合した第七の歯車18
が、前記第三の動力伝達軸7と逆方向に、第八の歯車19
介して第六の歯車17と噛合した第九の歯車20が、前記第
三の動力伝達軸7と同方向に、それぞれ回転する。
これら第七の歯車18、第九の歯車20は何れも、第四の
動力伝達軸8の周囲に、この第四の動力伝達軸8に対す
る回転を自在として支承している為、そのままではこれ
らの歯車18、20に伝えられた回転駆動力が第四の動力伝
達軸8に迄伝わる事はない。
そこで、第四の動力伝達軸8と第七、第九の歯車18、
20との間に設けた第二のクラッチ手段10であるドッグク
ラッチの働きにより、第七の歯車18と第九の歯車20との
何れか一方のみを、選択的に第四の動力伝達軸8に結合
し、この第四の動力伝達軸8を、正方向、或は逆方向に
回転させる。
即ち、車両を後退させる場合には第二のクラッチ手段
10を、第四の動力伝達軸8と第九の歯車20とを結合する
状態に切り換える。この結果第四の動力伝達軸8が、前
記第三の動力伝達軸7と同方向に回転する。
又、車両を前進させる場合には第二のクラッチ手段10
を、第四の動力伝達軸8と第七の歯車18とを結合する状
態に切り換える。この結果第四の動力伝達軸8が、前記
第三の動力伝達軸7と反対方向に回転する。
尚、ドッグクラッチにより構成される第二のクラッチ
手段10が断接される瞬間には、前記第一のクラッチ手段
9が切られている様に、前記コントロールシャフト36外
周面のカム溝を形成している為に、第二のクラッチ手段
10の接続作業は、容易且つ円滑に行なえる。
上述の様にして第四の動力伝達軸8に伝達された回転
駆動力は更に、第十、第十一の歯車21、22を介して、デ
ファレンシャルギヤ24を構成する入力側歯車23、23に伝
えられ、更にこのデファレンシャルギヤ24の出力側歯車
45、45から1対の出力軸46、46に伝達され、各出力軸4
6、46の外端部に固定した車輪を回転させて、車両を前
進、或は後退させる。
車両の制動を行なう場合には、第四の動力伝達軸8の
一端部に設けたブレーキ装置44を作動させ、第四の動力
伝達軸8の回転を停止させる。この第四の動力伝達軸8
と車輪とは、第十、第十一の歯車21、22、デファレンシ
ャルギヤ24、出力軸46、46を介して連結されている為、
ブレーキ装置44により第四の動力伝達軸8の回転を止め
る事で、車両の制動が行なわれる。図示の変速機は、乗
用芝刈機の様な、軽量で、しかも低速で走行する軽車両
に使用するものである為、この様なブレーキ装置によっ
ても、十分に車両の制動を行なえる。
前記第三の動力伝達軸7は中空の円管状とし、前記第
一の動力伝達軸4の周囲に、この第一の動力伝達軸4と
同心に、且つこの第一の動力伝達軸4とは独立した回転
を自在として支持しているので、これら第一、第三の動
力伝達軸4、7の設置空間の共用化により、車両用変速
機の小型・軽量化を図れる。
(発明の効果) 本発明の車両用変速機は、以上に述べた通り、トロイ
ダル型無段変速機を使用して構成され、作用する為、操
作性、応答性が良く、耐久性が十分で、しかも小型・軽
量で且つ効率の良い変速機を提供する事が出来、この変
速機を組み込んだ車両の操作性、走行性を向上させる事
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の車両用変速機の実施例を示してお
り、第1図は横断平面図、第2図は第1図の下部を拡大
して示す横断平面図、第3図は第1図のA−A断面図、
第4図は第3図のB−B断面図である。 1:ケーシング、2:入力軸、3:歯車組立、4:第一の動力伝
達軸、5:第二の動力伝達軸、6:支持軸、7:第三の動力伝
達軸、8:第四の動力伝達軸、9:第一のクラッチ手段、1
0:第二のクラッチ手段、11:トロイダル型無段変速機、1
2:第一の歯車、13:第二の歯車、14:第三の歯車、15:第
四の歯車、16:第五の歯車、17:第六の歯車、18:第七の
歯車、19:第八の歯車、20:第九の歯車、21:第十の歯
車、22:第十一の歯車、23:入力側歯車、24:デファレン
シャルギヤ、25:上壁、26:潤滑ポンプ、27:プレッシャ
プレート、28:クラッチハウジング、29:ボス部、30:圧
縮ばね、31:第一のクラッチディスク、32:第二のクラッ
チディスク、33:ローディングカム、34:レリーズベアリ
ング、35:第一のリンク、36:コントロールシャフト、3
7:第二のリンク、38:第三のリンク、39:ころ、40:入力
側ディスク、41:出力側ディスク、42:軸、43:パワーロ
ーラ、44:ブレーキ装置、45:出力側歯車、46:出力軸、4
7:ストップリング、48:円筒状部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−163062(JP,A) 特開 昭62−297564JP,A) 特開 昭62−255654(JP,A) 特開 昭62−118158(JP,A) 特開 昭61−96255(JP,A) 特開 昭61−88066(JP,A) 実開 昭63−25868(JP,U) 実開 昭62−8457(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 37/02,15/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空のケーシングと、このケーシングを貫
    通して設けられた入力軸と、前記ケーシング内に回転自
    在に支承された第一の動力伝達軸と、この第一の動力伝
    達軸と前記入力軸との間に設けられ、前記入力軸から前
    記第一の動力伝達軸に駆動力を伝達する歯車組立と、前
    記第一の動力伝達軸と平行な状態で、前記ケーシング内
    に回転自在に支承された第二の動力伝達軸と、この第二
    の動力伝達軸の外周面に、第二の動力伝達軸に対する回
    転を不能として支持され、前記第一の動力伝達軸の外周
    面に、第一の動力伝達軸に対する回転を不能として支持
    された第一の歯車と噛合する第二の歯車と、前記ケーシ
    ング内に、前記第二の動力伝達軸と同心に支承されたト
    ロイダル型無段変速機と、このトロイダル型無段変速機
    の入力側ディスクと前記第二の動力伝達軸との間に設け
    られた第一のクラッチ手段と、前記トロイダル型無段変
    速機の出力側ディスクの回転中心と平行な状態で、前記
    ケーシング内で前記第一の動力伝達軸の周囲に、この第
    一の動力伝達軸と同心に配置されて回転自在に支承され
    た、円管状の中空軸である第三の動力伝達軸と、この第
    三の動力伝達軸の外周面に、第三の動力伝達軸に対する
    回転を不能として支持され、前記トロイダル型無段変速
    機の出力側ディスクに、出力側ディスクに対する回転を
    不能として支持された第三の歯車と噛合する第四の歯車
    と、前記第三の動力伝達軸の外周面に、第三の動力伝達
    軸に対する回転を不能として支持された、第五の歯車及
    び第六の歯車と、前記第三の動力伝達軸と平行な状態
    で、前記ケーシング内に回転自在に支承された第四の動
    力伝達軸と、この第四の動力伝達軸の周囲に、第四の動
    力伝達軸に対し回転自在に支持され、前記第五の歯車と
    噛合する第七の歯車と、同じく第四の動力伝達軸の周囲
    に、第四の動力伝達軸に対し回転自在に支持され、第八
    の歯車を介して、前記第六の歯車と噛合する第九の歯車
    と、前記第四の動力伝達軸と前記第七の歯車及び前記第
    九の歯車との間に設けられ、前記第七の歯車及び前記第
    九の歯車のうちの一方の歯車と前記第四の動力伝達軸と
    の選択的な結合を自在とする第二のクラッチ手段と、前
    記第四の動力伝達軸の回転駆動力を取り出す、動力取り
    出し手段とから成る車両用変速機。
  2. 【請求項2】動力取り出し手段が、第四の動力伝達軸
    に、この第四の動力伝達軸に対する回転を不能として支
    持された第十の歯車と、この第十の歯車と噛合する第十
    一の歯車と、この第十一の歯車に入力側歯車を支承した
    デファレンシャルギヤと、このデファレンシャルギヤに
    設けた1対の出力側歯車にそれぞれの一端部を固定し
    た、1対の出力軸とから構成されている、請求項1に記
    載の車両用変速機。
  3. 【請求項3】第一の動力伝達軸の一端をケーシング外に
    突出させる事で、パワーテイクオフ機構を構成した、請
    求項1〜2の何れかに記載の車両用変速機。
  4. 【請求項4】第四の動力伝達軸の端部をケーシング外に
    突出させ、この突出部分に設けたブレーキ装置により、
    前記第四の動力伝達軸の回転を抑える、請求項1〜3の
    何れかに記載の車両用変速機。
  5. 【請求項5】ケーシング内に、このケーシングの外部か
    ら操作自在なコントロールシャフトを配置し、このコン
    トロールシャフトの回転に伴なって前記コントロールシ
    ャフトの軸方向に変位する第一、第二、第三のリンクに
    より、第一、第二のクラッチ手段の断接とトロイダル型
    無段変速機の変速比調節を行なわせる、請求項1〜4の
    何れかに記載の車両用変速機。
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