JP3000188U - Oa機器用チルトヒンジ - Google Patents

Oa機器用チルトヒンジ

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JP3000188U
JP3000188U JP7994U JP7994U JP3000188U JP 3000188 U JP3000188 U JP 3000188U JP 7994 U JP7994 U JP 7994U JP 7994 U JP7994 U JP 7994U JP 3000188 U JP3000188 U JP 3000188U
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Japan
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diameter portion
small diameter
bearing plate
bearing
rotary shaft
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JP7994U
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Inventor
秀夫 加藤
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加藤電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ディスプレー体の装置本体に対する全開開成
状態と閉成状態を容易に形成させ、かしめトルクを余り
強くしなくともディスプレー体の中間開成角度での安定
保持を図り、閉成時における急激な落下を防止すること
のできるOA機器用チルトヒンジを提供する。 【構成】 キーボード側へ取り付けられる取付ベース1
aと端面に凹部を設けた軸受プレート16とを有する取
付部材1と、大径部5と小径部7を有し軸受プレートに
設けた軸受孔3に小径部を軸受けさせたディスプレー体
の支持部材を兼ねる回転シャフト4と、軸受プレートの
大径部と接触する面とは反対側に小径部をその中心部に
挿通させつつ順次介在させたフリクションワッシャー1
2、単数又は複数のスプリングワッシャー13、及び押
え用ワッシャー14と、大径部に取り付けられ回転シャ
フトの回転角度によって軸受プレートの凹部と嵌合する
スプリングピン10とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、とくにディスプレー体とキーボードを2つに折り畳んだ構造のポ ケット型コンピューターや電子手帳等に用いて好適な、OA機器用チルトヒンジ に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のチルトヒンジは、ディスプレー体をキーボードに対して開閉す る際にその動きを制御する必要があり、そのための構成として、キーボード側へ 取り付けられる取付ベースと軸受プレートから成る取付部材と、この取付部材の 軸受プレートの軸受孔に一端部に設けた小径部を軸受けさせたディスプレー体の 支持部材を兼ねる回転シャフトと、この回転シャフトの大径部と前記軸受プレー トの一側面との間にその中心部に小径部を挿通させつつ介在させたスライダーワ ッシャーと、前記軸受プレートの他側面に前記シャフトの小径部をその中心部に 挿通させつつ設けたスラストワッシャー、スプリングワッシャー、及び押え用ワ ッシャーとで構成し、小径部の端部をかしめることによってスライダーワッシャ ーとスラストワッシャーの間で軸受プレートを圧接状態で挟み、回転シャフトが 所定の回転トルクを加えられた時のみ回転するように構成したものを提案した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この従来のOA機器用ヒンジは、摩擦力により回転シャフトに所定の回転トル クが加わった時にのみしか回転しないので、この回転シャフトに取り付けたディ スプレー体をキーボードに対し任意の開成角度で安定的に保持できるという利点 を有するが、これをポケットコンピューターや電子手帳へそのまま取り付けると 、装置全体としては小型で重量も軽いので、ディスプレー体の全開成角度に渡っ て摩擦力が作用する結果、ディスプレー体をキーボードに対して180°の全開 開成角度とする時に操作しにくかったり、或いはディスプレー体の閉成状態が安 定的に保てなく浮きが生じたり、さらには強いかしめトルクを必要とすることか ら、フリクション部分の摩耗が激しかったりするという問題があった。
【0004】 この考案はこれらの問題点を解決したものでその目的は、ディスプレー体のキ ーボードに対する全開開成状態と閉成状態を容易に形成させ、かしめトルクを余 り強くしなくともディスプレー体の中間開成角度での安定保持を図り、閉成時に おける急激な落下を防止することのできる、OA機器用チルトヒンジを提供せん とするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するためにこの考案は、キーボード側へ取り付けられる取 付ベースと端面に凹部を設けた軸受プレートとを有する取付部材と、大径部と小 径部を有し前記軸受プレートに設けた軸受孔に前記小径部を軸受けさせたディス プレー体の支持部材を兼ねる回転シャフトと、前記軸受プレートの前記大径部と 接触する面とは反対側に前記小径部をその中心部に挿通させつつ順次介在させた フリクションワッシャー、単数又は複数のスプリングワッシャー、及び押え用ワ ッシャーと、前記大径部に取り付けられ前記回転シャフトの回転角度によって前 記軸受プレートの凹部と嵌合するスプリングピンとから成り、前記小径部の端部 をかしめることによって前記回転シャフトが摩擦力により所定の回転トルクを加 えられたときにのみ回転するように成すと共に、前記スプリングピンが前記軸受 プレートの凹部と嵌合した際には前記回転シャフトの摩擦力が減退するように構 成したものである。
【0006】 その際にこの考案は、前記凹部を前記軸受プレートの軸受孔を通って放射状に 端縁に達する構成のものとしたり、前記スプリングピンを前記回転シャフトの軸 芯部を貫通しつつ大径部の端面に設けた凹部にその一部を嵌合させたものとした りすることができる。
【0007】 この考案はまた、前記スラストワッシャーを燐青銅で構成したり、前記凹部と スプリングピンの位置を、回転シャフトに取り付けたディスプレー体の閉成位置 や全開位置でで互いに嵌合するように定めたり、或は前記凹部とスプリングピン の位置を、回転シャフトに取り付けたディスプレー体の使用開成位置で互いに嵌 合するように定めたりすることができる。
【0008】 そして、この考案は、前記凹部にスプリングワッシャーが嵌入した際に、回転 シャフトのフリクショントルクが0になるように構成したり、或は前記ピン装着 部を、前記回転シャフトを半径方向に貫通する貫通孔と、この貫通孔と一部を共 通にさせて前記大径部に設けた断面湾曲した形状を有する凹部とで構成したする ことができる。
【0009】
【作用】
取付部材の取付ベースをキーボードへ固着し、回転シャフトへディスプレー体 を固着して、該ディスプレー体を開閉させると、回転シャフトと共に回転するス プリングピンが取付部材の軸受プレートに設けた凹部と嵌合した際には、各ワッ シャーの間にガタができフリクショントルクは0か極めて少なくなるが、スプリ ングピンが凹部を脱すると回転シャフトが軸方向へ引っ張られることから、各ワ ッシャー間の圧接状態が強まり、フリクションワッシャーとスプリングワッシャ ーの間の摩擦力が強まることからリクショントルクが増大し、回転シャフト、而 してこの回転シャフトに取り付けたディスプレー体をキーボードに対して任意の 位置で停止保持させることができるものである。
【0010】 その際、フリクションワッシャーを燐青銅で構成すると、耐摩耗性に富むこと から、永年使用の後においても摩耗によって回転トルクが減退してしまうことが ないという機能を長期に渡って維持することができるものである。
【0011】
【実施例】
図面はこの考案の一実施例を示し、1は取付部材であり、想像線で示したキー ボード2側に取付ベース1aを固着させている。この取付ベース1aの一端から は正面L型を呈するように軸受プレート1bが折り曲げて形成されており、この 軸受プレート1bに軸受孔3が設けられている。4は大径部5を挟んで左右に変 形取付部6と小径部7を互いに軸芯を共通にして突設してなる回転シャフトであ り、小径部7を軸受孔3に軸受けさせつつ、変形取付部6に想像線で示したディ スプレー体8の一端部を固着させている。回転シャフト4の大径部5の軸受プレ ート1bと接する側には、小径部7の軸芯部を貫通する貫通孔9aとこの貫通孔 9aと内面の一部を共有する断面が湾曲した形状の凹部9b、9bから成るピン 装着部9が設けられ、このピン装着部9にスプリングピン10が装着されている 。軸受プレート1bの側にもスプリングピン10を嵌合させる凹部11、11が 軸受孔3を挟んで左右対称かつ放射状に設けられている。軸受プレート1bの凹 部11、11を設けた側とは反対に位置する側には、フリクションワッシャー1 2、スプリングワッシャー13、及び押え用ワッシャー14が、この順番でそれ ぞれの挿通孔12a、13a、14aに回転シャフト4の小径部7を挿通させつ つ取り付けられており、小径部7の端部を所定のかしめトルクでかしめることに より、回転シャフト4のピン装着部9に取り付けたスプリングピン10が軸受プ レート1bに設けた凹部11、11を脱した時にフリクションワッシャー12と スプリングワッシャー13との間にフリクションが発生し、回転シャフト4に所 定の回転トルクが加わらないと回転しないように構成されている。回転シャフト 4が回転する時には、スプリングワッシャー13と押え用ワッシャー14とが共 に回転し、フリクションワッシャー12は取付部材1と共に非回転である。
【0012】 尚、回転シャフト4の大径部5は、これのみ、或は回転シャフト全体を金属製 、或は合成樹脂で構成することができ、スプリングピン10はこれを単なる金属 製、或は合成樹脂製の丸ピン、又は単なる突起することができよう。軸受プレー ト1bと大径部5との間、及び又はフリクションワッシャー12とスプリングワ ッシャーとの間、或はその他のワッシャーの間に例えばグラニュー社のモリコー トやE・ペースト、或はその他のモリブデン系のグリス等から成る潤滑油を塗布 することが回転シャフト4の回転時における摩耗や異音の発生を防止するために 望ましいであろう。フリクションワッシャー12は、ファイバー、ナイロン等の 合成樹脂製、ステンレス板のような金属製等さまざまな材料で構成できるが、実 施例のものは対摩耗性に優れた燐青銅を用いている。スプリングワッシャーを始 めとする各ワッシャーの数は実施例に限定されるものではなく、任意に複数枚を 選択できる。フリクションワッシャーにフリクショントルクを発生させるために 、上記した実施例のかしめに代えて、係合ワッシャー、ビスやナット等による締 め付けによっても良いであろう。
【0013】 さらに、取付部材や回転シャフトの形状、構造については実施例のものに限定 されず、さまざまな実施態様があろう。
【0014】 回転シャフトのフリクショントルクを一時的になくする手段として、軸受プレ ート側に突部を設け、大径部の方にこの突部と嵌合する凹部を設けることも可能 である。
【0015】 スプリングワッシャー13は、放射状かつ交互に3個の凹凸13b、13cを 等間隔に配置させて成り、この凹凸13b、13cの表面をいずれも平担に構成 してある。このことによりスプリングワッシャー13はこれと略同一の外径を有 する押え用ワッシャー14によってフリクションワッシャー12側に押圧される ことになり、フリクションワッシャー12との間で大きな安定した摩擦力が得ら れる要因となっている。
【0016】 尚、回転シャフト4の小径部7の端部をかしめる際のかしめトルクは、ディス プレー体の重量により任意に選択し得る。回転シャフト4には図示はしていない が、大径部5その他の個所ににスイッチ押圧用の突起を設けても良い。
【0017】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成したので、次のような効果を奏し得る。
【0018】 回転シャフトの回転角度により回転シャフトのスプリングピンが取付部材の軸 受プレートの凹部へ嵌合したり脱出したりするので、該回転シャフトにフリクシ ョンが作用したり、全く作用しなかったり、或は作用しても少ししか作用しなか ったりすることになり、回転シャフトに取り付けたディスプレー体にキーボード に対しての閉成位置或は全開位置での安定した閉成状態と全開状態を容易に形成 させ、かつ安定的にその状態を保たしめることができるものである。その結果、 ディスプレー体が完全に閉じなかったり、全開状態にしにくかったりすることが なくなるものである。
【0019】 また、スプリングピンの取り付け位置、或は軸受プレートに設ける凹部の位置 を変えることにより、回転シャフトに取り付けたディスプレー体をキーボードに 対し任意の開成位置で安定的にクリック停止保持させることもできるものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るチルトヒンジの分解斜視図であ
る。
【図2】この考案に係るチルトヒンジの正面図である。
【図3】図2の一部拡大正面図である。
【図4】この考案に係るチルトヒンジの左側面図であ
る。
【図5】この考案に係るチルトヒンジの動作を説明する
ための正面図である。
【図6】図5の左側面図である。
【図7】回転シャフトの斜視図である。
【符号の説明】
1 取付部材 1a 取付ベース 1b 軸受プレート 2 キーボード 3 軸受孔 4 回転シャフト 5 大径部 6 変形取付部 7 小径部 8 ディスプレー体 9 ピン装着部 9a 貫通孔 9b 凹部 10 スプリングピン 11 凹部 12 フリクションワッシャー 13 スプリングワッシャ− 14 押え用ワッシャー

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーボード側へ取り付けられる取付ベー
    スと端面に凹部を設けた軸受プレートとを有する取付部
    材と、大径部と小径部を有し前記軸受プレートに設けた
    軸受孔に前記小径部を軸受けさせたディスプレー体の支
    持部材を兼ねる回転シャフトと、前記軸受プレートの前
    記大径部と接触する面とは反対側に前記小径部をその中
    心部に挿通させつつ順次介在させたフリクションワッシ
    ャー、単数又は複数のスプリングワッシャー、及び押え
    用ワッシャーと、前記大径部に設けたピン装着部に取り
    付けられ前記回転シャフトの回転角度によって前記軸受
    プレートの凹部と嵌合するスプリングピンとから成り、
    前記小径部の端部をかしめることによって前記回転シャ
    フトが摩擦力により所定の回転トルクを加えられたとき
    にのみ回転するように成すと共に、前記スプリングピン
    が前記軸受プレートの凹部と嵌合した際には前記回転シ
    ャフトの摩擦力が減退するように構成したことを特徴と
    する、OA機器用チルトヒンジ。
  2. 【請求項2】 キーボード側へ取り付けられる取付ベー
    スと軸受孔より放射状に端縁に達する形状の凹部を端面
    に設けた軸受プレートとを有する取付部材と、大径部と
    小径部を有し前記軸受孔に前記小径部を軸受けさせたデ
    ィスプレー体の支持部材を兼ねる回転シャフトと、前記
    軸受プレートの前記大径部と接触する面とは反対側に前
    記小径部をその中心部に挿通させつつ順次介在させたフ
    リクションワッシャー、単数又は複数のスプリングワッ
    シャー、及び押え用ワッシャーと、前記回転シャフトの
    軸芯部を半径方向より貫通しつつ前記大径部の端面に放
    射状に設けた凹部にその一部を嵌合させ前記回転シャフ
    トの回転角度によって前記軸受プレートの凹部と嵌合す
    るスプリングピンとから成り、前記小径部の端部をかし
    めることによって前記回転シャフトが摩擦力により所定
    の回転トルクを加えられたときにのみ回転するように成
    すと共に、前記スプリングピンが前記軸受プレートの凹
    部と嵌合した際には前記回転シャフトの摩擦力が減退す
    るように構成したことを特徴とする、OA機器用チルト
    ヒンジ。
  3. 【請求項3】 キーボード側へ取り付けられる取付ベー
    スと端面に凹部を設けた軸受プレートとを有する取付部
    材と、大径部と小径部を有し前記軸受プレートに設けた
    軸受孔に前記小径部を軸受けさせたディスプレー体の支
    持部材を兼ねる回転シャフトと、前記軸受プレートの前
    記大径部と接触する面とは反対側に前記小径部をその中
    心部に挿通させつつ順次介在させた燐青銅製のフリクシ
    ョンワッシャー、単数又は複数のスプリングワッシャ
    ー、及び押え用ワッシャーと、前記大径部に設けたピン
    装着部に取り付けられ前記回転シャフトの回転角度によ
    って前記軸受プレートの凹部と嵌合するスプリングピン
    とから成り、前記小径部の端部をかしめることによって
    前記回転シャフトが摩擦力により所定の回転トルクを加
    えられたときにのみ回転するように成すと共に、前記ス
    プリングピンが前記軸受プレートの凹部と嵌合した際に
    は前記回転シャフトの摩擦力が減退するように構成した
    ことを特徴とする、OA機器用チルトヒンジ。
  4. 【請求項4】 キーボード側へ取り付けられる取付ベー
    スと端面に凹部を設けた軸受プレートとを有する取付部
    材と、大径部と小径部を有し前記軸受プレートに設けた
    軸受孔に前記小径部を軸受けさせたディスプレー体の支
    持部材を兼ねる回転シャフトと、前記軸受プレートの前
    記大径部と接触する面とは反対側に前記小径部をその中
    心部に挿通させつつ順次介在させたフリクションワッシ
    ャー、単数又は複数のスプリングワッシャー、及び押え
    用ワッシャーと、前記大径部に設けたピン装着部に取り
    付けられ前記ディスプレー体の閉成位置と開成位置で前
    記回転シャフトの凹部と互いに嵌合するスプリングピン
    とから成り、前記小径部の端部をかしめることによって
    前記回転シャフトが摩擦力により所定の回転トルクを加
    えられたときにのみ回転するように成すと共に、前記ス
    プリングピンが前記軸受プレートの凹部と嵌合した際に
    は前記回転シャフトの摩擦力が減退するように構成した
    ことを特徴とする、OA機器用チルトヒンジ。
  5. 【請求項5】 キーボード側へ取り付けられる取付ベー
    スと端面に凹部を設けた軸受プレートとを有する取付部
    材と、大径部と小径部を有し前記軸受プレートに設けた
    軸受孔に前記小径部を軸受けさせたディスプレー体の支
    持部材を兼ねる回転シャフトと、前記軸受プレートの前
    記大径部と接触する面とは反対側に前記小径部をその中
    心部に挿通させつつ順次介在させたフリクションワッシ
    ャー、単数又は複数のスプリングワッシャー、及び押え
    用ワッシャーと、前記大径部に設けたピン装着部に取り
    付けられ前記ディスプレー体の使用開成位置で前記軸受
    プレートの凹部と互いに嵌合するスプリングピンとから
    成り、前記小径部の端部をかしめることによって前記回
    転シャフトが摩擦力により所定の回転トルクを加えられ
    たときにのみ回転するように成すと共に、前記スプリン
    グピンが前記軸受プレートの凹部と嵌合した際には前記
    回転シャフトの摩擦力が減退するように構成したことを
    特徴とする、OA機器用チルトヒンジ。
  6. 【請求項6】 キーボード側へ取り付けられる取付ベー
    スと端面に凹部を設けた軸受プレートとを有する取付部
    材と、大径部と小径部を有し前記軸受プレートに設けた
    軸受孔に前記小径部を軸受けさせたディスプレー体の支
    持部材を兼ねる回転シャフトと、前記軸受プレートの前
    記大径部と接触する面とは反対側に前記小径部をその中
    心部に挿通させつつ順次介在させたフリクションワッシ
    ャー、単数又は複数のスプリングワッシャー、及び押え
    用ワッシャーと、前記大径部に設けたピン装着部に取り
    付けられ前記回転シャフトの回転角度によって前記軸受
    プレートの凹部と嵌合するスプリングピンとから成り、
    前記小径部の端部をかしめることによって前記回転シャ
    フトが摩擦力により所定の回転トルクを加えられたとき
    にのみ回転するように成すと共に、前記スプリングピン
    が前記軸受プレートの凹部と嵌合した際には前記回転シ
    ャフトの摩擦力が0になるように構成したことを特徴と
    する、OA機器用チルトヒンジ。
  7. 【請求項7】 キーボード側へ取り付けられる取付ベー
    スと端面に凹部を設けた軸受プレートとを有する取付部
    材と、大径部と小径部を有し前記軸受プレートに設けた
    軸受孔に前記小径部を軸受けさせたディスプレー体の支
    持部材を兼ねる回転シャフトと、前記軸受プレートの前
    記大径部と接触する面とは反対側に前記小径部をその中
    心部に挿通させつつ順次介在させたフリクションワッシ
    ャー、単数又は複数のスプリングワッシャー、及び押え
    用ワッシャーと、前記回転シャフトを半径方向に貫通す
    る貫通孔とこの貫通孔と一部を共通にさせて前記大径部
    に設けた断面湾曲した形状を有する凹部とで構成したピ
    ン装着部に取り付けられ前記回転シャフトの回転角度に
    よって前記軸受プレートの凹部と嵌合するスプリングピ
    ンとから成り、前記小径部の端部をかしめることによっ
    て前記回転シャフトが摩擦力により所定の回転トルクを
    加えられたときにのみ回転するように成すと共に、前記
    スプリングピンが前記軸受プレートの凹部と嵌合した際
    には前記回転シャフトの摩擦力が減退するように構成し
    たことを特徴とする、OA機器用チルトヒンジ。
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