JP2994638B1 - 平盤打抜き装置 - Google Patents

平盤打抜き装置

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JP2994638B1
JP2994638B1 JP11001813A JP181399A JP2994638B1 JP 2994638 B1 JP2994638 B1 JP 2994638B1 JP 11001813 A JP11001813 A JP 11001813A JP 181399 A JP181399 A JP 181399A JP 2994638 B1 JP2994638 B1 JP 2994638B1
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】不良品の回収が自動で確実に行える平盤抜打ち
装置を提供する。 【解決手段】被打抜き材に所定の型をプレスするプレス
部と、プレスされた被打抜き材から製品部分とグリッパ
ーマージンとを残して非製品部分を取り除くストリッピ
ング部と、グリッパーマージンから製品部分を切り離す
良品ノックオフ部と、良品ノックオフ部により切り離さ
れた製品部分を収容するデリバリー部と、被打抜き材を
プレス部、ストリッピング部、デリバリー部に順次搬送
する搬送手段とを備えた平盤打抜き装置において、デリ
バリー部の上流側に被打抜き材の状態を検出する検出手
段を設けるとともに、前記検出手段の検出結果に基づい
て、良または不良の被打抜き材を判別し、不良の被打抜
き材であると判別したときに、デリバリー部の良品ノッ
クオフ部を作動させないように制御する制御部を備える
構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、段ボールシート、
厚紙、フィルム等の板状部材に型押しして打抜く平盤打
抜き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、段ボールシートなどの被打抜
き材に所定の型をプレスした後、製品部分を打抜く平盤
打抜き装置Aとしては、図9に示すように、被打抜き材
に所定の型をプレスするプレス部Bと、プレスされた被
打抜き材から製品部分とグリッパーマージンとを残して
非製品部分を取り除くストリッピング部Cと、グリッパ
ーマージンから製品部分を切り離すノックオフ部Dと、
ノックオフ部Dにより切り離された製品部分を収容する
デリバリー部Eと、被打抜き材をプレス部B、ストリッ
ピング部C、デリバリー部Eに順次搬送する搬送手段F
とを備えたものが知られている。
【0003】この平盤打抜き装置Aは、印刷された段ボ
ールシート等の被打抜き材をフィーダー部Gに積層させ
てセットしておき、フィーダー部Gから一枚ずつ被打抜
き材を搬送手段Fへ送った後、該搬送手段Fによって、
被打抜き材がプレス部B、ストリッピング部C、デリバ
リー部Eに順次搬送されるようになっている。
【0004】前記搬送手段Fは、被打抜き材のグリッパ
ーマージンを保持する保持部Hを所定間隔ごとに備える
エンドレスなチェーンベルトJを、プレス部Bの打抜き
機構に伴って間欠的に回転駆動される回転ホイールKに
掛け渡して、前記各保持部Hがプレス部B、ストリッピ
ング部C、デリバリー部Eを順次通過するように回転駆
動するようになっている。
【0005】なお、プレス部B、ストリッピング部C、
デリバリー部Eは、等間隔に配設されており、搬送手段
FのチェーンベルトJを間欠的に回転駆動させるとき、
保持部Hに保持された複数の被打抜き材がプレス部B、
ストリッピング部C、デリバリー部Eの定位置に同時に
停止できるようになっている。
【0006】被打抜き材に所定の型をプレスするプレス
部Bでは、被打抜き材に、製品部分とグリッパーマージ
ンと非製品部分とを分けるように、型がプレスされる。
【0007】ストリッピング部Cでは、プレスされた被
打抜き材から製品部分とグリッパーマージンとを残して
非製品部分のみ取り除ぞかれる。
【0008】デリバリー部Eには、搬送手段Fのチェー
ンベルトJより内方に位置し、該デリバリー部Eの出口
近くに、グリッパーマージンから製品部分を切り離すノ
ックオフ部Dが上下動可能に配設されている。このノッ
クオフ部Dは、被打抜き材がデリバリー部Eに搬送され
て定位置に一次停止したときに、降下するように駆動制
御されている。このノックオフ部Dにより切り離された
製品部分がデリバリー部Eに収容される。
【0009】デリバリー部Eに収容された製品部分は、
上下動する排出テーブルLに移される。
【0010】また、ノックオフ部Dにより製品部分が切
り離された後の被打抜き材は、チェーンベルトJの保持
部Hに保持されるグリッパーマージンのみが残されてお
り、このグリッパーマージンは、グリッパーマージン回
収部Mに回収される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、印刷された
段ボールシート等の被打抜き材はフィーダー部Gに積層
された状態でセットされるのであるが、被打抜き材の印
刷面が正常のセット状態とは反対となっていたり、印刷
面がプレス部Bの型と一致しない状態で被打抜き材がセ
ットされていたりする場合がある。
【0012】また、積層された被打抜き材のうち、一部
に印刷されていないものがあったり、印刷面が他のもの
と異なった状態で積層されている場合がある。
【0013】このような異常の状態で、被打抜き材の打
抜きがされてしまうと、不良品が発生することとなり、
この不良品を抜き出す必要がある。
【0014】そこで、従来では、図9に示すように、デ
リバリー部Eを通過した直後に保持部Hに保持されたグ
リッパーマージンに印刷された検出用マークをカメラに
よる検出手段Nで検出して、不良品を検出するようにし
ていた。
【0015】この場合、デリバリー部Eに不良品が収容
された後に、グリッパーマージンに印刷された検出用マ
ークをカメラで検出するため、不良品があることを検出
できても、デリバリー部Eに不良品が収容されているこ
とのみしか判らないので、該デリバリー部Eに収容され
た製品の中から不良品を抜き出す作業を手作業で行わな
くてはならなかった。その結果、手作業で、一枚ずつ不
良品のチェックを行わなくてはならなかったので、作業
が煩雑となるばかりか、チェックに時間も要し、また、
手作業なので、不良品を見逃してしまう場合も生じてい
た。
【0016】本発明は、上記問題に鑑みてなしたもので
あって、不良品の回収が自動で確実に行える平盤抜打ち
装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明は、被打抜き材に所定の型をプレスするプレス部
と、プレスされた被打抜き材から製品部分とグリッパー
マージンとを残して非製品部分を取り除くストリッピン
グ部と、グリッパーマージンから製品部分を切り離す良
品ノックオフ部と、良品ノックオフ部により切り離され
た製品部分を収容するデリバリー部と、被打抜き材をプ
レス部、ストリッピング部、デリバリー部に順次搬送す
る搬送手段とを備えた平盤打抜き装置において、デリバ
リー部の上流側に被打抜き材の状態を検出する検出手段
を設けるとともに、前記検出手段の検出結果に基づい
て、良または不良の被打抜き材を判別し、不良の被打抜
き材であると判別したときに、デリバリー部の良品ノッ
クオフ部を作動させないように制御する制御部を備える
構成とした。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、搬送手段の搬送経路中に、デリバリー部を
通過した不良の被打抜き材を回収する不良品回収部を設
け、該不良品回収部に、グリッパーマージンから不良の
製品部分を切り離して回収する不良品ノックオフ部を設
ける一方、前記検出手段の検出結果に基づいて、不良の
被打抜き材であると判別したときに、不良品ノックオフ
部を作動させて、デリバリー部を通過してきた不良の被
打抜き材の製品部分を不良品回収部に回収するように制
御部で制御する構成とした。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2に記載の発明において、デリバリー部に、不良の
被打抜き材と判別されてデリバリー部を通過する不良の
被打抜き材の搬送方向後部を受け止める仮受け部を設け
る構成とした。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳しく説明する。
【0021】本発明の実施の形態の平盤打抜き装置1
は、図1に示すように、印刷された段ボールシート等の
被打抜き材10を積層させてセットするフィーダー部2
と、被打抜き材10に所定の型をプレスするプレス部3
と、プレスされた被打抜き材10から製品部分とグリッ
パーマージンとを残して非製品部分を取り除くストリッ
ピング部4と、グリッパーマージンから製品部分を切り
離す良品ノックオフ部51と、該良品ノックオフ部51
により切り離された製品部分を収容するデリバリー部5
と、不良の被打抜き材10を回収する不良品回収部6
と、被打抜き材10をプレス部3、ストリッピング部
4、デリバリー部5、不良品回収部6の順に順次搬送す
る搬送手段7とを備えている。
【0022】前記搬送手段7は、該被打抜き材10のグ
リッパーマージンを保持する保持部71を所定間隔ごと
に備えるエンドレスなローラーチェーン72を、プレス
部3の打抜き機構に伴って間欠的に回転駆動される回転
ホイール73に掛け渡して構成されている。
【0023】この搬送手段7は、フィーダー部2に積層
される被打抜き材10が一枚ずつ抜き出されたときに、
保持部71でグリッパーマージンを保持し、被打抜き材
10を保持したまま、プレス部3、ストリッピング部
4、デリバリー部5、不良品回収部6を順次通過するよ
うにエンドレスローラーチェーン72を間欠的に回転駆
動させるようにしている。
【0024】なお、プレス部3、ストリッピング部4、
デリバリー部5、不良品回収部6は、順次等間隔に配設
されており、また、搬送手段7のローラーチェーン72
を間欠的に回転駆動させるとき、保持部71に保持され
た複数の被打抜き材10がプレス部3、ストリッピング
部4、デリバリー部5、不良品回収部6の定位置に同時
に停止するように、保持部71が等間隔にローラーチェ
ーン72に設けられている。
【0025】フィーダー部2の排出側に被打抜き材10
に所定の型をプレスするプレス部3が設けられており、
該プレス部3は、被打抜き材10を挟み込むように、被
打抜き材10の上方に固定されて、型が装着される固定
盤31と、被打抜き材10の下方に位置されて、固定盤
31に対し上下動する押え盤32とにより構成されてい
る。
【0026】そして、このプレス部3において、被打抜
き材10に製品部分とグリッパーマージンと非製品部分
とを分けるように、型がプレスされる。
【0027】プレス部3の下流側にはストリッピング部
4が設けられており、該ストリッピング部4では、プレ
スされた被打抜き材10から製品部分とグリッパーマー
ジンとを残して非製品部分のみ取り除ぞかれる。
【0028】ストリッピング部4の下流側に設けられる
デリバリー部5には、図2及び図3に示すように、搬送
手段7のローラーチェーン72より内方に位置し、該デ
リバリー部5の出口近くに、グリッパーマージンから製
品部分を切り離す良品ノックオフ部51が上下動可能に
配設されている。
【0029】この良品ノックオフ部51は、被打抜き材
10が、図2に示すようにデリバリー部5に搬送されて
きて、図3に示すように、デリバリー部5の定位置にま
で搬送されて一次停止したときに、降下するように駆動
制御されている。この良品ノックオフ部51により切り
離された製品部分がデリバリー部5に収容される。
【0030】さらに、デリバリー部5には、製品部分を
収容する排出テーブル52が設けられている。該排出テ
ーブル52は、上下動するようになっており、良品ノッ
クオフ部51により切り離された製品部分を受け止める
上位位置と、積層されるた製品部分を搬出用コンベア5
3に移す下位位置とに昇降させるようにしている。
【0031】なお、デリバリー部5には、デリバリー部
5内に進退動作するアンローディング部54を設けてお
り、排出テーブル52が下位位置にあるときに、アンロ
ーディング部54をデリバリー部5内に進出させて、製
品部分を受け止めるようにしている。
【0032】さらに、デリバリー部5の上流側で、プレ
ス部3とストリッピング部4との間にスペースを設け
て、該スペースに被打抜き材10の状態を検出する検出
手段8を設けている。
【0033】この検出手段8は、図4及び図5に示すよ
うに、一台のCCDカメラ81と被打抜き材10を照ら
す照明部82とを有し、これらカメラ81と照明部82
とは、搬送方向に対し幅方向に往復動するように設けら
れている。
【0034】検出手段8は、被打抜き材10の印刷面に
おけるグリッパーマージンの部分に印刷される検出用マ
ーカーを検出するようにしており、前記カメラ81で検
出用マーカーが所定の位置にあるか否かが検出される。
【0035】なお、本実施の形態では、カメラは、1台
しか設置していないが、2台のカメラを搬送方向幅方向
両端側に位置するように配置しても差し支えない。この
場合は、被打抜き材10の位置ずれをより正確に検出す
ることができる。
【0036】また、カメラは、ストリッピング部4の下
流側、即ち、ストリッピング部4とデリバリー部5との
間に配置するようにしてもよい。この場合は、被打抜き
材10の最終形状を検出できるので、例えばラインカメ
ラを使用することにより被打抜き材10の幅全体を検出
するようにしておけば、該被打抜き材10の印刷全面の
検出が可能となり、より確実な不良品の検出が可能とな
る。
【0037】さらに、検出手段は、CCDカメラに限ら
ず、被打抜き材の印刷面が検出できれば、フォトセンサ
ー等の他のセンサーを用いても差し支えない。
【0038】検出手段8による検出結果は、図8に示す
ように、平盤打抜き装置1内に設ける制御部9に送られ
る。
【0039】この制御部9では、前記検出手段8の検出
結果に基づいて、良または不良の被打抜き材10を判別
し、良品の被打抜き材10であると判別したときに、デ
リバリー部5の良品ノックオフ部51を作動させ、不良
の被打抜き材10であると判別したときに、デリバリー
部5の良品ノックオフ部51を作動させないように、良
品ノックオフ部51の動きを制御している。
【0040】ここで、被打抜き材10が良品であるか、
または不良品であるかの判断は、前記検出手段8のカメ
ラ81により検出用マーカーが所定の位置で検出されな
い場合を不良品と判断する。検出用マーカーが所定の位
置で検出されないのは、被打抜き材10の印刷面が反対
となっているか、または、印刷がされていないか、さら
には、被打抜き材10のセット位置がずれているという
可能性があるので、これらの場合には、不良品と判断す
る。
【0041】さらに、デリバリー部5の下流側には、前
記不良品回収部6が設けられており、前記制御部9で、
不良の被打抜き材10であると判別され、デリバリー部
5の良品ノックオフ部51が作動しないように制御され
ると、この不良品回収部6に不良の被打抜き材10が搬
送されて、不良の被打抜き材10が回収される。
【0042】この不良品回収部6には、グリッパーマー
ジンから不良の製品部分を切り離して回収する不良品ノ
ックオフ部61が設けられている。
【0043】この不良品ノックオフ部61は、前記検出
手段8の検出結果に基づいて、制御部9が不良の被打抜
き材10であると判別したときにのみ、該制御部9によ
り作動するようになっており、この不良品ノックオフ部
61が作動することで、デリバリー部5を通過してきた
不良の被打抜き材10の製品部分が不良品回収部6に回
収される。
【0044】さらに、不良品回収部6には、該不良品回
収部6の下流側に位置される不良品ストック部62に、
回収された製品部分を順次排出するための排出用コンベ
ア63を設けている。
【0045】ところで、前記デリバリー部5には、不良
の被打抜き材10と判別されてデリバリー部5を通過す
る不良の被打抜き材10の搬送方向後部を受け止める仮
受け部55が設けられている。
【0046】この仮受け部55は、図6に示すように、
排出テーブル52の上方で、デリバリー部5の収容空間
内に進退されるピストン55aを備えたエアシリンダに
より構成されている。この仮受け部55は、良品がデリ
バリー部5に収容されるときには、ピストン55aが引
っ込んだ状態にあり、不良の被打抜き材10と制御部9
において判断されると、この不良の被打抜き材10がデ
リバリー部5に送れらてきたと同時にピストン55aが
進出しはじめ、ローラーチェーン72が一次停止したと
きに、不良の被打抜き材10の搬送方向後部をこのピス
トン55aで受け止めるようにしている。
【0047】さらに、ローラーチェーン72が駆動しは
じると、このピストン55aは、図7に示すように、引
っ込んでいくようになっている。この仮受け部55によ
り、ローラーチェーン72の一次停止により、不良の被
打抜き材10が一次停止しても、該被打抜き材10が折
れ曲がって、デリバリー部5へ落下することなく、不良
品回収部6へと搬送できる。
【0048】尚、この仮受け部は、被打抜き材10の後
端ではなく、側部両端を受け止めるように配設するよう
にしてもよい。
【0049】また、良品ノックオフ部51、または、不
良品ノックオフ部61により製品部分が切り離された後
の被打抜き材(グリッパーマージン)は、デリバリー部
5の上方に設けられるグリッパーマージン回収部11に
回収される。
【0050】以上の構成により、本実施の形態によれ
ば、印刷された段ボールシート等の被打抜き材10は、
フィーダー部2に積層した状態でセットされ、このフィ
ーダー部2から一枚ずつ被打抜き材10が搬送手段7へ
送られて、この搬送手段7の保持部71に被打抜き材
(グリッパーマージン)が保持された状態で、該搬送手
段7によって、被打抜き材10がプレス部3、ストリッ
ピング部4、デリバリー部5に順次搬送される。
【0051】このとき、前記検出手段8により、被打抜
き材10のグリッパーマージンの部分に印刷される検出
用マーカーの検出が行われる。
【0052】検出手段8による検出結果は、制御部9に
送られ、この制御部9で、前記検出手段8の検出結果に
基づいて、良または不良の被打抜き材10の判別がなさ
れる。制御部9で、良品と判断されると、デリバリー部
5の良品ノックオフ部51が作動して、被打抜き材10
の製品部分がデリバリー部5に収容される。このとき、
不良品ノックオフ部61は作動しないように制御され
る。
【0053】また、制御部9で、不良であると判断され
ると、デリバリー部5の良品ノックオフ部51は作動せ
ず、不良の被打抜き材10は、デリバリー部5を通過し
て、不良品回収部6へと搬送される。そして、この不良
品回収部6において、不良品ノックオフ部61が作動
し、不良の製品部分が不良品回収部6に確実に回収され
る。
【0054】なお、前記制御部9において、不良の被打
抜き材10の枚数のカウントおよび発生時刻も記録する
ように制御するようにすれば、不良品の発生原因をあと
からチェックすることができる。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、デリバリ
ー部の上流側に被打抜き材の状態を検出する検出手段を
設けるとともに、前記検出手段の検出結果に基づいて、
良または不良の被打抜き材を判別し、不良の被打抜き材
であると判別したときに、デリバリー部の良品ノックオ
フ部を作動させないように制御する制御部を備える構成
としたので、自動で良または不良の被打抜き材の分別が
行え、従来のような作業の煩雑さおよび、抜き出し時間
を低減できる。
【0056】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明において、搬送手段の搬送経路中に、デ
リバリー部を通過した不良の被打抜き材を回収する不良
品回収部を設け、該不良品回収部に、グリッパーマージ
ンから不良の製品部分を切り離して回収する不良品ノッ
クオフ部を設ける一方、前記検出手段の検出結果に基づ
いて、不良の被打抜き材であると判別したときに、不良
品ノックオフ部を作動させて、デリバリー部を通過して
きた不良の被打抜き材の製品部分を不良品回収部に回収
するように制御部で制御する構成としたので、自動的に
不良品のみを回収できる。
【0057】さらに、請求項3記載の発明によれば、請
求項1または請求項2記載の発明において、デリバリー
部に、不良の被打抜き材と判別されてデリバリー部を通
過する不良の被打抜き材の搬送方向後部を受け止める仮
受け部を設ける構成としたので、搬送手段が一次停止し
て、不良の被打抜き材も一次停止したとしても、該被打
抜き材が折れ曲がって、デリバリー部に落下することな
く、不良品回収部へと搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる平盤打抜き装置の
全体構成を示す概略断面図である。
【図2】本発明の平盤打抜き装置におけるデリバリー部
での、被打抜き材の搬送状態を示す説明図であって、被
打抜き材がデリバリー部に送れてきた状態を示す。
【図3】本発明の平盤打抜き装置におけるデリバリー部
での、被打抜き材の搬送状態を示す説明図であって、被
打抜き材の製品部分がカットされた状態を示す。
【図4】本発明の平盤打抜き装置における検出手段の側
部から見た断面図である。
【図5】本発明の平盤打抜き装置における検出手段の正
面からみた断面図である。
【図6】本発明の平盤打抜き装置におけるデリバリー部
での、被打抜き材の搬送状態を示す説明図であって、不
良の被打抜き材の搬送方向後端が仮受け部に支持されて
いる状態を示す。
【図7】本発明の平盤打抜き装置におけるデリバリー部
での、被打抜き材の搬送状態を示す説明図であって、不
良の被打抜き材が不良品回収部に搬送される状態を示
す。
【図8】本発明の平盤打抜き装置における制御部のブロ
ック図である。
【図9】従来使用していた平盤打抜き装置の概略断面
図。
【符号の説明】
1 平盤打ち抜き装置 10 被打抜き材 3 プレス部 4 ストリッピング部 5 デリバリー部 51 良品ノックオフ部 55 仮受け部 6 不良品回収部 61 不良品ノックオフ部 7 搬送手段 71 保持部 72 チェーンベルト 8 検出手段 9 制御部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被打抜き材に所定の型をプレスするプレス
    部と、プレスされた被打抜き材から製品部分とグリッパ
    ーマージンとを残して非製品部分を取り除くストリッピ
    ング部と、グリッパーマージンから製品部分を切り離す
    良品ノックオフ部と、良品ノックオフ部により切り離さ
    れた製品部分を収容するデリバリー部と、被打抜き材を
    プレス部、ストリッピング部、デリバリー部に順次搬送
    する搬送手段とを備えた平盤打抜き装置において、デリ
    バリー部の上流側に被打抜き材の状態を検出する検出手
    段を設けるとともに、前記検出手段の検出結果に基づい
    て、良または不良の被打抜き材を判別し、不良の被打抜
    き材であると判別したときに、デリバリー部の良品ノッ
    クオフ部を作動させないように制御する制御部を備えて
    いることを特徴とする平盤打抜き装置。
  2. 【請求項2】搬送手段の搬送経路中に、デリバリー部を
    通過した不良の被打抜き材を回収する不良品回収部を設
    け、該不良品回収部に、グリッパーマージンから不良の
    製品部分を切り離して回収する不良品ノックオフ部を設
    ける一方、前記検出手段の検出結果に基づいて、不良の
    被打抜き材であると判別したときに、不良品ノックオフ
    部を作動させて、デリバリー部を通過してきた不良の被
    打抜き材の製品部分を不良品回収部に回収するように制
    御部で制御する請求項1に記載の平盤打抜き装置。
  3. 【請求項3】デリバリー部に、不良の被打抜き材と判別
    されてデリバリー部を通過する不良の被打抜き材の搬送
    方向後部を受け止める仮受け部を設けている請求項1ま
    たは請求項2に記載の平盤打抜き装置。
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