JP2991280B2 - 車両用シートスライド装置 - Google Patents
車両用シートスライド装置Info
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- JP2991280B2 JP2991280B2 JP7242523A JP24252395A JP2991280B2 JP 2991280 B2 JP2991280 B2 JP 2991280B2 JP 7242523 A JP7242523 A JP 7242523A JP 24252395 A JP24252395 A JP 24252395A JP 2991280 B2 JP2991280 B2 JP 2991280B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用シートスライ
ド装置に関し、更に詳細に説明すると、車両床面の前方
より後方に上部に開口部を有する略Ｕ字状に形成された
固定レールが設けられ、該固定レールに沿って前後移動
するローラーを有する摺動部材が設けられ、後部シート
の脚部が連結機構を介して前記摺動部材に着脱自在に取
付けられた車両用シートスライド装置に関する。
ド装置に関し、更に詳細に説明すると、車両床面の前方
より後方に上部に開口部を有する略Ｕ字状に形成された
固定レールが設けられ、該固定レールに沿って前後移動
するローラーを有する摺動部材が設けられ、後部シート
の脚部が連結機構を介して前記摺動部材に着脱自在に取
付けられた車両用シートスライド装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のワンボックスカー等においては、
乗員積載と荷物積載とを併用しているため、平均的なシ
ート個数と荷物積載スペースとが設けられている。そし
て、運転席及び助手席以外は着脱式シートを設ける場合
と、移動式シートを設ける場合等があった。
乗員積載と荷物積載とを併用しているため、平均的なシ
ート個数と荷物積載スペースとが設けられている。そし
て、運転席及び助手席以外は着脱式シートを設ける場合
と、移動式シートを設ける場合等があった。
【０００３】そして、荷物が多い場合、着脱式シートを
設けたものにおいてはシートを取外し、移動式シートを
設けたものにおいてはシートを前方に移動して、荷物ス
ペースを確保するようにしていた。このようなシート装
置としては実開平４−１３１５３３号公報、実公平６−
１１２２６号公報等が存在する。
設けたものにおいてはシートを取外し、移動式シートを
設けたものにおいてはシートを前方に移動して、荷物ス
ペースを確保するようにしていた。このようなシート装
置としては実開平４−１３１５３３号公報、実公平６−
１１２２６号公報等が存在する。
【０００４】また、図５（ａ）、（ｂ）に示す如く、従
来のシートスライド装置１では、車両床面の前方より後
方に上部に開口部３を有する略Ｕ字状に形成された固定
レール２が設けられ、該固定レール２に沿って前後移動
するローラー６を有する摺動部材５が設けられ、後部シ
ートの脚部７に連結機構８を介して着脱自在に前記摺動
部材５が取付けられている。
来のシートスライド装置１では、車両床面の前方より後
方に上部に開口部３を有する略Ｕ字状に形成された固定
レール２が設けられ、該固定レール２に沿って前後移動
するローラー６を有する摺動部材５が設けられ、後部シ
ートの脚部７に連結機構８を介して着脱自在に前記摺動
部材５が取付けられている。
【０００５】従来のシートスライド装置１の連結機構８
は、摺動部材５の後端上部に斜め上方に向かって設けら
れた逆Ｕ字状のストライカー９と、後部シートの脚部７
に枢支され前記ストライカー９に係止されるロックツー
ス１０とから形成されている。
は、摺動部材５の後端上部に斜め上方に向かって設けら
れた逆Ｕ字状のストライカー９と、後部シートの脚部７
に枢支され前記ストライカー９に係止されるロックツー
ス１０とから形成されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来のシー
トスライド装置では、連結機構のストライカー位置を高
く形成しなければロックツースを簡易にストライカーに
係止させることができず、ストライカー位置を高く形成
した場合には、シート折畳み時に車両床面上の突起とな
り、またストライカー位置が高い場合には、ロックツー
スの位置も高くなり、シートの高さを低くすることがで
きないものであった。
トスライド装置では、連結機構のストライカー位置を高
く形成しなければロックツースを簡易にストライカーに
係止させることができず、ストライカー位置を高く形成
した場合には、シート折畳み時に車両床面上の突起とな
り、またストライカー位置が高い場合には、ロックツー
スの位置も高くなり、シートの高さを低くすることがで
きないものであった。
【０００７】本発明の目的は、連結機構の位置を低く形
成し、シート折畳み時に連結機構が車両床面上の突起と
ならないようにすると共に、ロック強度を著しく向上さ
せることができ、ストライカーの係止作業を簡易迅速に
行え、連結機構のガタの発生を防止することのできる車
両用シートスライド装置を提供するものである。
成し、シート折畳み時に連結機構が車両床面上の突起と
ならないようにすると共に、ロック強度を著しく向上さ
せることができ、ストライカーの係止作業を簡易迅速に
行え、連結機構のガタの発生を防止することのできる車
両用シートスライド装置を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１に記載の車両
用シートスライド装置は、車両床面の前方より後方に上
部に開口部を有する略Ｕ字状に形成された固定レールが
設けられ、該固定レールに沿って前後移動するローラー
を有する摺動部材が設けられ、後部シートの脚部が連結
機構を介して前記摺動部材に着脱自在に取付けられた車
両用シートスライド装置において、前記連結機構は後部
シートの脚部に固着されたストライカーと、前記摺動部
材に枢支され前記ストライカーを係止する左右一対のロ
ックカムと、前記左右一対のロックカムを前記ストライ
カーに係止する方向に付勢するスプリングとを有し、前
記後部シートの脚部のストライカーに近接する位置にリ
リースレバー及びリリースキーが設けられ、前記ロック
カムが前記リリースキーにより前記スプリングの付勢に
抗してストライカーとの係止状態を解除するようになさ
れていることを特徴とする。
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１に記載の車両
用シートスライド装置は、車両床面の前方より後方に上
部に開口部を有する略Ｕ字状に形成された固定レールが
設けられ、該固定レールに沿って前後移動するローラー
を有する摺動部材が設けられ、後部シートの脚部が連結
機構を介して前記摺動部材に着脱自在に取付けられた車
両用シートスライド装置において、前記連結機構は後部
シートの脚部に固着されたストライカーと、前記摺動部
材に枢支され前記ストライカーを係止する左右一対のロ
ックカムと、前記左右一対のロックカムを前記ストライ
カーに係止する方向に付勢するスプリングとを有し、前
記後部シートの脚部のストライカーに近接する位置にリ
リースレバー及びリリースキーが設けられ、前記ロック
カムが前記リリースキーにより前記スプリングの付勢に
抗してストライカーとの係止状態を解除するようになさ
れていることを特徴とする。
【０００９】また本発明の請求項２に記載の車両用シー
トスライド装置は、車両床面の前方より後方に上部に開
口部を有する略Ｕ字状に形成された固定レールが設けら
れ、該固定レールに沿って前後移動するローラーを有す
る摺動部材が設けられ、後部シートの脚部が連結機構を
介して前記摺動部材に着脱自在に取付けられた車両用シ
ートスライド装置において、前記連結機構は後部シート
の脚部に固着されたストライカーと、前記摺動部材に枢
支され前記ストライカーを係止する左右一対のロックカ
ムと、前記左右一対のロックカムを前記ストライカーに
係止する方向に付勢するスプリングとを有し、前記後部
シートの脚部のストライカーに近接する位置にリリース
レバー及びリリースキーが設けられ、前記固定レールの
上部開口部の上方より前記リリースキーを前記左右一対
のロックカムの中央に挿入することにより、ロックカム
が前記スプリングの付勢に抗してストライカーとの係止
状態を解除するようになされていることを特徴とする。
トスライド装置は、車両床面の前方より後方に上部に開
口部を有する略Ｕ字状に形成された固定レールが設けら
れ、該固定レールに沿って前後移動するローラーを有す
る摺動部材が設けられ、後部シートの脚部が連結機構を
介して前記摺動部材に着脱自在に取付けられた車両用シ
ートスライド装置において、前記連結機構は後部シート
の脚部に固着されたストライカーと、前記摺動部材に枢
支され前記ストライカーを係止する左右一対のロックカ
ムと、前記左右一対のロックカムを前記ストライカーに
係止する方向に付勢するスプリングとを有し、前記後部
シートの脚部のストライカーに近接する位置にリリース
レバー及びリリースキーが設けられ、前記固定レールの
上部開口部の上方より前記リリースキーを前記左右一対
のロックカムの中央に挿入することにより、ロックカム
が前記スプリングの付勢に抗してストライカーとの係止
状態を解除するようになされていることを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る車両用シートス
ライド装置を図面を参照して詳述する。本発明に係わる
車両用シートスライド装置は、横跳上げ式の車両用シー
トに適用することができるが、これに限定されるもので
はない。図１乃至図４に示す如く、車両用シートスライ
ド装置１１は固定レール１２と摺動部材１５とを備え、
固定レール１２は車両床面の前方より後方に上部に開口
部１３を有する略Ｕ字状に形成されている。
ライド装置を図面を参照して詳述する。本発明に係わる
車両用シートスライド装置は、横跳上げ式の車両用シー
トに適用することができるが、これに限定されるもので
はない。図１乃至図４に示す如く、車両用シートスライ
ド装置１１は固定レール１２と摺動部材１５とを備え、
固定レール１２は車両床面の前方より後方に上部に開口
部１３を有する略Ｕ字状に形成されている。
【００１１】この固定レール１２に沿って前後移動する
ローラー１６を有する摺動部材１５が固定レール１２に
嵌合状態で設けられている。また後部シートの脚部２１
に連結機構２３を介して着脱自在に前記摺動部材１５が
取付けられている。
ローラー１６を有する摺動部材１５が固定レール１２に
嵌合状態で設けられている。また後部シートの脚部２１
に連結機構２３を介して着脱自在に前記摺動部材１５が
取付けられている。
【００１２】車両用シートスライド装置１１により後部
シートが車両床面の前方より後方に配設された左右一対
の固定レール１２に対して移動可能に取付けられてい
る。
シートが車両床面の前方より後方に配設された左右一対
の固定レール１２に対して移動可能に取付けられてい
る。
【００１３】前記摺動部材１５は、図１に示す如く、前
後位置に左右一対のローラー１６により前後動自在に支
持された本体部１７を有し、この本体部１７は前記左右
一対のローラー１６間の中心位置より上方に延びる垂直
壁１７ａと、垂直壁１７ａの上部に形成された水平片１
７ｂとを有している。
後位置に左右一対のローラー１６により前後動自在に支
持された本体部１７を有し、この本体部１７は前記左右
一対のローラー１６間の中心位置より上方に延びる垂直
壁１７ａと、垂直壁１７ａの上部に形成された水平片１
７ｂとを有している。
【００１４】前記摺動部材１５の本体部１７は略Ｌ字状
の部材を２枚背中合わせにして形成されている。また水
平片１７ｂの一部に切欠部１７ｃが形成されている。こ
の切欠部１７ｃは前記固定レール１２の開口部１３に対
向する位置に形成されている。
の部材を２枚背中合わせにして形成されている。また水
平片１７ｂの一部に切欠部１７ｃが形成されている。こ
の切欠部１７ｃは前記固定レール１２の開口部１３に対
向する位置に形成されている。
【００１５】前記連結機構２３は後部シートの脚部２１
に固着されたストライカー２５と、摺動部材１５に枢支
され、前記ストライカー２５を係止する左右一対のロッ
クカム２７と、前記左右一対のロックカム２７を前記ス
トライカー２５に係止する方向に付勢するスプリング２
９とを有している。
に固着されたストライカー２５と、摺動部材１５に枢支
され、前記ストライカー２５を係止する左右一対のロッ
クカム２７と、前記左右一対のロックカム２７を前記ス
トライカー２５に係止する方向に付勢するスプリング２
９とを有している。
【００１６】図３及び図４（ａ），（ｂ）に示す如く、
前記左右一対のロックカム２７は前後方向に延びるカム
シャフト２８により摺動部材１５の本体部１７に枢支さ
れている。
前記左右一対のロックカム２７は前後方向に延びるカム
シャフト２８により摺動部材１５の本体部１７に枢支さ
れている。
【００１７】図２に示す如く、後部シートの脚部２１の
ストライカー２５に近接する位置にリリースレバー３１
及びリリースキー３３が設けられ、前記リリースレバー
３１を上方または下方に回動することによりリリースキ
ー３３を上下動することができるようになされている。
ストライカー２５に近接する位置にリリースレバー３１
及びリリースキー３３が設けられ、前記リリースレバー
３１を上方または下方に回動することによりリリースキ
ー３３を上下動することができるようになされている。
【００１８】従って、図４（ａ）に示す如く、後部シー
トの脚部２１のストライカー２５を固定レール１２の開
口部１３及び水平片１７ｂの切欠部１７ｃより下方に挿
入すれば、前記左右一対のロックカム２７により前記ス
トライカー２５が係止され、この係止状態がスプリング
２９の付勢により保持される。
トの脚部２１のストライカー２５を固定レール１２の開
口部１３及び水平片１７ｂの切欠部１７ｃより下方に挿
入すれば、前記左右一対のロックカム２７により前記ス
トライカー２５が係止され、この係止状態がスプリング
２９の付勢により保持される。
【００１９】また、図２に示すリリースレバー３１を上
方に回動することにより、リリースキー３３を下降させ
ることができ、図４（ｂ）に示す如く、リリースキー３
３が前記固定レール１２の上部開口部１３及び水平片１
７ｂの切欠部１７ｃの上方より前記左右一対のロックカ
ム２７の中央に挿入されると、ロックカム２７が前記ス
プリング２９の付勢に抗してストライカー２５との係止
状態を解除し、後部シートを横跳上げ可能な状態とする
ことができる。
方に回動することにより、リリースキー３３を下降させ
ることができ、図４（ｂ）に示す如く、リリースキー３
３が前記固定レール１２の上部開口部１３及び水平片１
７ｂの切欠部１７ｃの上方より前記左右一対のロックカ
ム２７の中央に挿入されると、ロックカム２７が前記ス
プリング２９の付勢に抗してストライカー２５との係止
状態を解除し、後部シートを横跳上げ可能な状態とする
ことができる。
【００２０】
【発明の効果】以上が本発明に係る車両用シートスライ
ド装置の実施の形態であるが、本発明の請求項１に記載
の車両用シートスライド装置によれば、車両床面の前方
より後方に上部に開口部を有する略Ｕ字状に形成された
固定レールが設けられ、該固定レールに沿って前後移動
するローラーを有する摺動部材が設けられ、後部シート
の脚部が連結機構を介して前記摺動部材に着脱自在に取
付けられた車両用シートスライド装置において、前記連
結機構は後部シートの脚部に固着されたストライカー
と、前記摺動部材に枢支され前記ストライカーを係止す
る左右一対のロックカムと、前記左右一対のロックカム
を前記ストライカーに係止する方向に付勢するスプリン
グとを有し、前記後部シートの脚部のストライカーに近
接する位置にリリースレバー及びリリースキーが設けら
れ、前記ロックカムが前記リリースキーにより前記スプ
リングの付勢に抗してストライカーとの係止状態を解除
するようになされているので、連結機構のロックカム及
びストライカー位置を低く形成し、シート折畳み時に連
結機構のロックカム及びストライカーが車両床面上の突
起となることがなく、ロック強度を著しく向上させるこ
とができ、ストライカーの係止作業を簡易迅速に行え、
連結機構のガタの発生を防止することのできる車両用シ
ートスライド装置を得ることができる。
ド装置の実施の形態であるが、本発明の請求項１に記載
の車両用シートスライド装置によれば、車両床面の前方
より後方に上部に開口部を有する略Ｕ字状に形成された
固定レールが設けられ、該固定レールに沿って前後移動
するローラーを有する摺動部材が設けられ、後部シート
の脚部が連結機構を介して前記摺動部材に着脱自在に取
付けられた車両用シートスライド装置において、前記連
結機構は後部シートの脚部に固着されたストライカー
と、前記摺動部材に枢支され前記ストライカーを係止す
る左右一対のロックカムと、前記左右一対のロックカム
を前記ストライカーに係止する方向に付勢するスプリン
グとを有し、前記後部シートの脚部のストライカーに近
接する位置にリリースレバー及びリリースキーが設けら
れ、前記ロックカムが前記リリースキーにより前記スプ
リングの付勢に抗してストライカーとの係止状態を解除
するようになされているので、連結機構のロックカム及
びストライカー位置を低く形成し、シート折畳み時に連
結機構のロックカム及びストライカーが車両床面上の突
起となることがなく、ロック強度を著しく向上させるこ
とができ、ストライカーの係止作業を簡易迅速に行え、
連結機構のガタの発生を防止することのできる車両用シ
ートスライド装置を得ることができる。
【００２１】また、本発明の請求項２に記載の車両用シ
ートスライド装置によれば、車両床面の前方より後方に
上部に開口部を有する略Ｕ字状に形成された固定レール
が設けられ、該固定レールに沿って前後移動するローラ
ーを有する摺動部材が設けられ、後部シートの脚部が連
結機構を介して前記摺動部材に着脱自在に取付けられた
車両用シートスライド装置において、前記連結機構は後
部シートの脚部に固着されたストライカーと、前記摺動
部材に枢支され前記ストライカーを係止する左右一対の
ロックカムと、前記左右一対のロックカムを前記ストラ
イカーに係止する方向に付勢するスプリングとを有し、
前記後部シートの脚部のストライカーに近接する位置に
リリースレバー及びリリースキーが設けられ、前記固定
レールの上部開口部の上方より前記リリースキーを前記
左右一対のロックカムの中央に挿入することにより、ロ
ックカムが前記スプリングの付勢に抗してストライカー
との係止状態を解除するようになされているので、連結
機構のロックカム及びストライカー位置を低く形成し、
シート折畳み時に連結機構のロックカム及びストライカ
ーが車両床面上の突起となることがなく、ロック強度を
著しく向上させることができ、ストライカーの係止作業
を簡易迅速に行え、連結機構のガタの発生を防止するこ
とのできる車両用シートスライド装置を得ることができ
る。
ートスライド装置によれば、車両床面の前方より後方に
上部に開口部を有する略Ｕ字状に形成された固定レール
が設けられ、該固定レールに沿って前後移動するローラ
ーを有する摺動部材が設けられ、後部シートの脚部が連
結機構を介して前記摺動部材に着脱自在に取付けられた
車両用シートスライド装置において、前記連結機構は後
部シートの脚部に固着されたストライカーと、前記摺動
部材に枢支され前記ストライカーを係止する左右一対の
ロックカムと、前記左右一対のロックカムを前記ストラ
イカーに係止する方向に付勢するスプリングとを有し、
前記後部シートの脚部のストライカーに近接する位置に
リリースレバー及びリリースキーが設けられ、前記固定
レールの上部開口部の上方より前記リリースキーを前記
左右一対のロックカムの中央に挿入することにより、ロ
ックカムが前記スプリングの付勢に抗してストライカー
との係止状態を解除するようになされているので、連結
機構のロックカム及びストライカー位置を低く形成し、
シート折畳み時に連結機構のロックカム及びストライカ
ーが車両床面上の突起となることがなく、ロック強度を
著しく向上させることができ、ストライカーの係止作業
を簡易迅速に行え、連結機構のガタの発生を防止するこ
とのできる車両用シートスライド装置を得ることができ
る。
【図１】本発明に係る車両用シートスライド装置の摺動
部材の斜視図。
部材の斜視図。
【図２】本発明に係る車両用シートスライド装置の側面
説明図。
説明図。
【図３】本発明に係る車両用シートスライド装置の摺動
部材の分解斜視図。
部材の分解斜視図。
【図４】本発明に係る車両用シートスライド装置のロッ
クカムの作動状態を示すもので、（ａ）はロック状態の
断面図、（ｂ）はロック解除状態の断面図。
クカムの作動状態を示すもので、（ａ）はロック状態の
断面図、（ｂ）はロック解除状態の断面図。
【図５】従来の車両用シートスライド装置を示すもの
で、（ａ）は側面説明図、（ｂ）は分解斜視図。
で、（ａ）は側面説明図、（ｂ）は分解斜視図。
１１ シートスライド機構 １２ 固定レール １３ 開口部 １５ 摺動部材 １６ ローラー １７ 本体部 １７ａ 垂直壁 １７ｂ 水平片 １７ｃ 切欠部 ２１ 脚部 ２３ 連結機構 ２５ ストライカー ２７ ロックカム ２８ カムシャフト ２９ スプリング ３１ リリースレバー ３３ リリースキー
Claims (2)
- 【請求項１】 車両床面の前方より後方に上部に開口部
を有する略Ｕ字状に形成された固定レールが設けられ、
該固定レールに沿って前後移動するローラーを有する摺
動部材が設けられ、後部シートの脚部が連結機構を介し
て前記摺動部材に着脱自在に取付けられた車両用シート
スライド装置において、前記連結機構は後部シートの脚
部に固着されたストライカーと、前記摺動部材に枢支さ
れ前記ストライカーを係止する左右一対のロックカム
と、前記左右一対のロックカムを前記ストライカーに係
止する方向に付勢するスプリングとを有し、前記後部シ
ートの脚部のストライカーに近接する位置にリリースレ
バー及びリリースキーが設けられ、前記ロックカムが前
記リリースキーにより前記スプリングの付勢に抗してス
トライカーとの係止状態を解除するようになされている
ことを特徴とする車両用シートスライド装置。 - 【請求項２】 車両床面の前方より後方に上部に開口部
を有する略Ｕ字状に形成された固定レールが設けられ、
該固定レールに沿って前後移動するローラーを有する摺
動部材が設けられ、後部シートの脚部が連結機構を介し
て前記摺動部材に着脱自在に取付けられた車両用シート
スライド装置において、前記連結機構は後部シートの脚
部に固着されたストライカーと、前記摺動部材に枢支さ
れ前記ストライカーを係止する左右一対のロックカム
と、前記左右一対のロックカムを前記ストライカーに係
止する方向に付勢するスプリングとを有し、前記後部シ
ートの脚部のストライカーに近接する位置にリリースレ
バー及びリリースキーが設けられ、前記固定レールの上
部開口部の上方より前記リリースキーを前記左右一対の
ロックカムの中央に挿入することにより、ロックカムが
前記スプリングの付勢に抗してストライカーとの係止状
態を解除するようになされていることを特徴とする車両
用シートスライド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7242523A JP2991280B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 車両用シートスライド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7242523A JP2991280B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 車両用シートスライド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0958312A JPH0958312A (ja) | 1997-03-04 |
| JP2991280B2 true JP2991280B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=17090383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7242523A Expired - Fee Related JP2991280B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 車両用シートスライド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2991280B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110857047A (zh) * | 2018-08-24 | 2020-03-03 | 东汉新能源汽车技术有限公司 | 一种固定设备及车辆固定*** |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP7242523A patent/JP2991280B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0958312A (ja) | 1997-03-04 |
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