JP2988504B2 - 光硬化性樹脂の製版方法 - Google Patents

光硬化性樹脂の製版方法

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JP2988504B2
JP2988504B2 JP5237115A JP23711593A JP2988504B2 JP 2988504 B2 JP2988504 B2 JP 2988504B2 JP 5237115 A JP5237115 A JP 5237115A JP 23711593 A JP23711593 A JP 23711593A JP 2988504 B2 JP2988504 B2 JP 2988504B2
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masking film
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忠志 川本
博 中越
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紫外線等のエネルギー線
の照射により不溶化する光硬化性樹脂を用いて印刷版を
製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】紙器、段ボール、紙袋印刷等の印刷用凸
版材として、近年光硬化性樹脂が一般に使われている。
これらの分野で使われている版材は、印刷機の機構上、
版の厚みは3〜9mmと厚いものが必要とされ、印刷版
のレリーフの彫りの深さも大きなものが要求されてい
る。又、印刷版取り扱い時の作業性の点から、印刷版と
して不要な部分の排除による印刷版重量の軽量化の要請
もある。さらに、該分野で使われる印刷版は版の厚みが
厚いこともあって、版材の価格が高くなるため印刷版と
しての十分な耐久性も必要とされている。
【0003】一方、光硬化性樹脂の不溶化反応はエネル
ギー線の照射された表面から進行するため、樹脂の厚み
・レリーフ画像の大小・レリーフの深さなどが異なるこ
とによって、露光が不足すれば下部の反応が十分に行わ
れずに、その画像はアンダーカットあるいはサイドエッ
ジの状態になる。この問題を解決する方法としてのマス
クを用いた製版方法が特開昭52−56606号公報に
開示されている。しかしこの方法では、印刷版としての
レリーフ画像の再現性は満足できるものの支持体上にサ
ブレリーフが浮島状に形成するため、支持体上の接着剤
と樹脂の界面に印刷インキや版洗剤のアタックを受けた
とき、印刷のストレスによりその界面の剥がれが生じや
すいという問題がある。
【0004】又、特開昭61−172148号公報では
半遮断性と遮断性を有するものを組合せたマスキングフ
ィルムを使用することにより、サブレリーフの支持体上
の浮島状に形成した周囲に薄い樹脂硬化層を設け、支持
体と硬化樹脂層の界剥がれの改良が図られている。
【0005】しかし、このマスキングフィルムは機能的
である半面、複雑な構成からなるためコストは高く、半
遮断性特性も固定化されるため感度特性が異なった光硬
化性樹脂を使用する場合は使用する樹脂に合せた半遮断
特性を有するマスキングフィルムを準備する必要があり
不利である。
【0006】さらに特開昭61−172149号公報は
半遮断性を有するマスキングフィルムを用いた方法が開
示されているが、サブレリーフの支持体上の浮島状に形
成した周囲に薄い樹脂硬化層を設けることができるもの
の、薄い硬化層は版の全面に形成されるため印刷版の軽
量化はもちろん液体光硬化性樹脂の場合はこの部分の未
硬化樹脂は再利用できることからコスト上も不利であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は複雑なマスキ
ングフィルムを使うことなく、通常該製版分野で一般に
使われているマスキングフィルム等を少なくとも2枚使
用する方法で、種々の感度特性の光硬化性樹脂に適応で
きる簡便且つ安価な製版方法を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はネガ
フィルムの画像よりも大きいエネルギー線透過パターン
を有するマスキングフィルムを光硬化性樹脂を介して
ガフィルムと反対側に設け、該マスキングフィルム側か
ら露光した後、該マスキングフィルムを取り除き、さら
に上記のマスキングフィルムのエネルギー線透過パター
ンよりも大きいエネルギー線透過パターンを有するマス
キングフィルムをネガフィルム側と反対側に設けて、該
マスキングフィルム側から露光することを特徴とする光
硬化性樹脂の製版方法を提供するものである。そして、
より詳しくは、1)ネガフィルムを密着させたカバーフ
ィルム上に、光硬化性樹脂を設けた後、該樹脂上にベー
スフィルムを重ね合わせる工程、2)ネガフィルムの画
像よりも大きいエネルギー線透過パターンを有する第一
のマスキングフィルムを該ベースフィルム上に設けて、
該ベースフィルム側から露光、次いで、ネガフィルム側
から露光する工程、3)さらに、第一のマスキングフィ
ルムを取り除き、第一のマスキングフィルムのエネルギ
ー線透過パターンよりも大きいエネルギー線透過パター
ンを有する第二のマスキングフィルムを該ベースフィル
ム上に設けて、該ベースフィルム側から露光する工程、
及び、4)未露光樹脂を洗い流し、乾燥する工程を一連
に実施することを特徴とする光硬化性樹脂の製版方法を
提供するものである。
【0009】本発明の製版方法によって得られる印刷版
の構造を図1に示す。この印刷版は図6〜図9に示す工
程を経て得ることができる。一例として、図5に示す印
刷用のキャリアーシート上に配置された、液体感光性樹
脂版での「AB」の標章を段ボールシートに印刷するた
めの刷版を製造する方法について説明する。
【0010】まず「AB」の標章を有するネガフィルム
図4cをライトテーブル上に置き、市販のマスキングフ
ィルム(商品名グリーントップ/ボクスイ(株))の剥
離可能部82を上にして重ね、該ネガフィルムの画像
「AB」の外周部より約6mm大き目に該マスキングフ
ィルムの表面にカッターで切り込みを与え、画像部分に
対応する部分81を剥がし取りマスキングフィルム図
4bを作製する。
【0011】次いでマスキングフィルム上に新たなマ
スキングフィルムを重ね、の透過部より更に約10m
m程大き目に同様な方法で切り込みを入れ、その部分9
1を剥がしマスキングフィルム図4aを作製する。出
来上がった該マスキングフィルムのパターン部分81、
91はエネルギー線を良く透過するのに対し、パターン
部以外部分82、92のエネルギー線透過は0である。
マスキングフィルム及びの抜き部の大きさ81、9
1は、必要以上に大きくすると製版作業上は容易になる
ものの、仕上がり版の重量は重くなり未硬化樹脂の回収
量が少なくなるため、目的とする硬化を十分に得ること
ができなくなる。
【0012】図6に示すようなエネルギー線に透明なガ
ラス板2上にネガフィルム3を置き、該ネガフィルム3
の上に光硬化性樹脂4に対し剥離可能な保護用の透明フ
ィルム5を被せる。透明フィルムの外周部に光硬化性樹
脂4に対し堰となるように枠体6を配設して、光硬化性
樹脂4を枠体内の透明フィルム上に流し込む。光硬化性
樹脂層4の液面に接着剤が塗布された透明支持体7の接
着剤面側を載せ、該透明支持体7上にマスキングフィル
ム8をネガフィルムの画像部分に対応するように載せ
る。
【0013】図7のようにマスキングフィルム8及び
透明ガラス板2の外側から紫外線ランプ等のエネルギー
線51,52を照射して光硬化性樹脂層を露光する。マ
スキングフィルム8及びネガフィルム3のそれぞれの
パターン31、81に対応して露光部分は硬化を始める
が、未露光部分は液体のままで残りネガフィルム3側の
樹脂硬化部は前記評章「AB」に一致するレリーフ部4
1となりマスキングフィルム8側の樹脂硬化部は該レ
リーフ部41に太く繋がって補強となるサブレリーフ部
42になる。
【0014】次いで該マスキングフィルム8を取り除
き、図8に示すように予め準備したマスギングフィルム
9をと同様にネガフィルムの画像部分に対応する様
に透明支持体7上に載せ、紫外線ランプ等のエネルギー
線51を短時間露光する。この露光によって、支持体と
サブレリーフ42の接合部の周囲に樹脂硬化層43が形
成され、より強固に支持体と接合された図1のレリーフ
画像を有する印刷用の版が出来上る。
【0015】マスキングフィルム9での露光を使用し
ないで図の露光のみで製版した場合には、図2のよう
な支持体上に直接サブレリーフ部が形成された構造にな
り、支持体上のサブレリーフの形状はサイドエッチ気味
になるため、支持体とサブレリーフの付け根は印刷時や
印刷後の版の洗浄などのストレスを直接受け易く、接着
剤と樹脂の界面での剥離の原因を生じやすいという問題
がある。
【0016】一方、図7に示す露光を行なった後、マス
キングフィルム9を使わないで透明支持体7の全面に
図9の様に露光を与えた場合には、図3に示すようにサ
ブレリーフの周囲には勿論支持体上の全面に樹脂硬化層
が形成される。この場合、サブレリーフ部と支持体接着
剤界面の剥離に対しては図1と同様な効果が得られるも
のの、印刷版として不要な硬化部分が図1と較べ多く、
仕上がった印刷版の重量が軽くできない問題がある。
【0017】さらに、液体光硬化性樹脂の場合には硬化
していない樹脂は回収して再利用できるため、印刷版の
コストを安くする点に於ても不利である。本発明の上記
マスキングフィルム、を使って露光をする場合、そ
の順番はいずれが先であっても得られる印刷版の構造は
図1に示すものを得ることができる。
【0018】また該マスキングフィルムのエネルギー線
不透過部は、エネルギー線透過部に対し実用上不透明で
あれば本発明のマスキングフィルムとして使用すること
ができ、一般に使われている銀塩フィルム・マスキング
フィルムはもちろん紙・合成紙・プラスチックフィルム
・金属箔等を切り抜いたようなものでもその目的に使用
することができる。
【0019】また、マスキングフィルムを夫々のレリー
フ基部を作るため2枚使用することから、感度特性の異
なった光硬化性樹脂を使わなければならない場合に対し
ても、夫々の光硬化性樹脂に見合った露光量を夫々のマ
スキングフィルムで与えることができ、その利便性にお
いても優れた特徴をもつものである。
【0020】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。
【0021】実施例1 前述の標章「AB」を段ボール印刷するための印刷版の
製版を以下の通り行なった。 (1)マスキングフィルムの作製 製版用のネガフィルム図4をライトテーブル上に膜面を
上に置き、グリーントップ(マスキングフィルム/ボク
スイ(株)製)を剥離面を上にして重ね合わせる。次い
で、該ネガフィルムの画像「AB」の外周部より約6m
m大き目に該マスキングフィルムの表面にカッターで切
り込みを与え、「AB」画像部分に対応するところを剥
がし取りマスキングフィルム図4bを作製した。次
に、マスキングフィルムの上に新たなマスキングフィ
ルムを剥離面を上にして重ね、マスキングフィルムの
抜き部より更に約10mm大き目にカッターで切り込み
を入れ、画像部分に対応する部分の剥離を行ないマスキ
ングフィルム図4aを作製した。
【0022】(2)印刷版の製版 APR(登録商標、以下同じ)/AWF製版装置(旭化
成製)の下ガラス上に該画像のネガフィルム「AB」を
膜面を上に置き、カバーフィルムCF−47(マットP
Pフィルム/旭化成製)でネガフィルム全体を覆い真空
下カバーフィルムとネガフィルムを密着させる。次い
で、粘着材付きの5mm厚みのスポンジテープを該ネガ
フィルムの外周に貼り付け、そのスポンジ枠の内側にA
PR樹脂F−47(光硬化性樹脂/旭化成製)を流し込
みながらベースフィルムBF−304(接着材付きPE
Tフィルム/旭化成製)を接着剤側を樹脂に接するよう
に重ね合わせた。
【0023】次にマスキングフィルムを該ベースフィ
ルムの上にネガフィルム「AB」の画像に一致するよう
に合わせた。製版装置の上蓋を閉じベースフィルム側か
ら紫外線を120秒間、次いでネガフィルム側から13
0秒間露光を行なった。その後、製版装置の上蓋を上げ
マスキングフィルムを取り除きマスキングフィルム
をの時と同様な操作で置き、再び製版装置の上蓋を閉
じた後ベースフィルム側から22秒間露光した。
【0024】露光が終わった版の未硬化樹脂の回収を行
ない洗浄装置で版上に残った未硬化樹脂を洗い流した
後、水中後露光装置で表面のベタツキ除去を行ない次い
で乾燥を行なった。得られた版は全厚7.0mm、レリ
ーフ深さ2.0mmでサブレリーフのベースフィルム界
面の周囲に約10mmの幅でバック折出厚み1.0mm
を有する図1の版構造のものであった。
【0025】(3)印刷版の耐久性試験 この版は、ベースフィルム上のサブレリーフを剥がそう
としても周囲の薄く形成された樹脂層(バック折出層)
がベースフィルムに良く密着しているため剥離すること
ができなかった。また、この版をキャリアーシートに貼
り付け段ボール印刷機械で印刷したところ異常なく印刷
でき、版洗浄後の版のレリーフとベースフィルムの界面
も全く異常は認められなかった。
【0026】実施例2 実施例1と同じネガフィルム、マスキングフィルム及
びを用い、APR樹脂F−46(光硬化性樹脂/旭化
成製)とベースフィルムBF−807(接着剤付きPE
Tフィルム/旭化成製)を変えた以外全く同じ方法で製
版を行なった。この時、マスキングフィルムの露光時
間は150秒間、ネガフィルム側からの露光は150秒
間、マスキングフィルムでは28秒間の露光を与え
た。得られた版は、全厚7.0mm、レリーフ深さ2.
0mm、サブレリーフの周囲には実施例1と同様約10
mmの幅で1.0mm厚みのバック折出層を有する図1
の版構造のものであった。
【0027】実施例3 実施例1のグリーントップ(マスキングフィルム)の代
わりに、坪量85キロの上質紙をくり貫いてマスキング
紙、を夫々作製した。このマスキング紙を使い実施
例1のマスキングフィルム、をこのマスキング紙
、と替えた以外は同じ手順方法で製版を行なった。
この時の露光時間は、マスキング紙側から100秒
間、ネガフィルム側は130秒間、マスキング紙から
は18秒間であった。得られた版は、実施例1で得られ
たと同様の図1の版構造を有しベースフィルム上のサブ
レリーフは良く密着し強く引っ張っても剥離することは
できなかった。
【0028】比較例1 実施例1で、マスキングフィルム及びネガフィルムか
らの露光だけでマスキングフィルムによる露光を行な
わなかったものを、実施例1と同じ方法で未硬化樹脂の
回収・洗浄・水中後露光・乾燥を行なった。得られた版
は、図2の版構造を有しベースフィルム上のサブレリー
フを強く引っ張ったところ、サブレリーフの付け根の所
から剥離を生じた。
【0029】比較例2 実施例1でマスキングフィルム及びネガフィルムの露
光が終わった後、マスキングフィルムを取り除き製版
装置の上蓋を閉じベースフィルム全面に18秒間露光を
行なった。その後、実施例1と同じ方法で未硬化樹脂の
回収・洗浄・水中後露光・乾燥を行なった。得られた版
は、図3の版構造を有しベースフィルム上のサブレリー
フとベースフィルムとの剥離は起こらないものの、印刷
版の重量は実施例1、2及び比較例1と較べ重くその分
未硬化樹脂の回収量は少なく、版製造コスト(樹脂分コ
スト)は高いものとなった。
【0030】
【発明の効果】本願発明の製版方法によれば、通常製版
分野で用いられている簡便で安価なマスキングフィルム
の利用により、サブレリーフ部と支持体接着剤界面の剥
離が起こり難く、余分な樹脂を含まない軽量で安価な製
版が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法で製版した刷版のレリーフ構造を示
す断面図。
【図2】比較例1の刷版のレリーフ構造を示す断面図。
【図3】比較例2の刷版のレリーフ構造を示す断面図。
【図4】ネガフィルム及びマスキングフィルム,の
斜視図。
【図5】段ボール印刷機に取り付けるためのキャリアー
シート上に配置された刷版の斜視図。
【図6】本発明の刷版製造工程の一部を示す断面図。
【図7】本発明の刷版製造工程の一部を示す断面図。
【図8】本発明の刷版製造工程の一部を示す断面図。
【図9】比較例2(マスキングフィルムを使用しな
い)の刷版製造工程の一部を示す断面図。
【符号の説明】
2 ガラス板 3 ネガフィルム 4 光硬化性樹脂 5 保護用透明フィルム 6 枠体 7 支持体 8 マスキングフィルム 9 マスキングフィルム 31 ネガフィルムのパターン部 41 レリーフ部 42 サブレリーフ部 43 バック析出層部 51 紫外線ランプ等のエネルギー線 52 紫外線ランプ等のエネルギー線 81 マスキングフィルムのパターン部 82 マスキングフィルムのパターン部以外の部分 91 マスキングフィルムのパターン部 92 マスキングフィルムのパターン部以外の部分
フロントページの続き (72)発明者 松村 善三 大阪府守口市東郷通3丁目9番地 大阪 製版センター協業組合内 (56)参考文献 特開 昭61−172148(JP,A) 特開 昭61−32058(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネガフィルムの画像よりも大きいエネル
    ギー線透過パターンを有するマスキングフィルムを光硬
    化性樹脂を介してネガフィルムと反対側に設け、該マス
    キングフィルム側から露光した後、該マスキングフィル
    ムを取り除き、さらに上記のマスキングフィルムのエネ
    ルギー線透過パターンよりも大きいエネルギー線透過パ
    ターンを有するマスキングフィルムをネガフィルム側と
    反対側に設けて、該マスキングフィルム側から露光する
    ことを特徴とする光硬化性樹脂の製版方法。
  2. 【請求項2】 1)ネガフィルムを密着させたカバーフ
    ィルム上に、光硬化性樹脂を設けた後、該樹脂上にベー
    スフィルムを重ね合わせる工程、 2)ネガフィルムの画像よりも大きいエネルギー線透過
    パターンを有する第一のマスキングフィルムを該ベース
    フィルム上に設けて、該ベースフィルム側から露光、次
    いで、ネガフィルム側から露光する工程、 3)さらに、第一のマスキングフィルムを取り除き、第
    一のマスキングフィルムのエネルギー線透過パターンよ
    りも大きいエネルギー線透過パターンを有する第二のマ
    スキングフィルムを該ベースフィルム上に設けて、該ベ
    ースフィルム側から露光する工程、及び、 4)未露光樹脂を洗い流し、乾燥する工程、 を一連に実施することを特徴とする光硬化性樹脂の製版
    方法。
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JP2006327122A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Fuchigami Micro:Kk スクリーン印刷版およびスクリーン印刷版の製造方法
JP2009020507A (ja) * 2007-06-15 2009-01-29 Asahi Kasei Chemicals Corp 液状版感光性樹脂凸版の製版装置及びこれを用いた製版方法
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