JP2983350B2 - 医用画像表示システム - Google Patents
医用画像表示システムInfo
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Landscapes
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- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
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Description
る医用画像表示システムに関する。
保管通信システムの読影ワークステーション2で医師が
画像を読影しているとき、また、編集用ワークステーシ
ョン1でカンファレンスの準備をしているときに診断に
迷いの生じる症例がでてくる場合がある。例えば、自分
は胃ガンと思うのだが胃潰瘍すかもしれないというよう
に迷いが生じるので、過去の似た症例の画像の参照を必
要とする場合がある。そこで、例えば過去の症例で放射
線科で胃ガンと診断したが確定診では胃潰瘍だった症例
(診断食い違い例)を検索することになる。
ースの検索用ディレクトリは、図8(b)に示すように
患者番号・検査番号で目的の画像を検索するように構成
されている。そのため診断食い違い例を探すにはカルテ
で過去の診断食い違いのあった症例を捜してその検査番
号・患者番号をワークステーション2上で入力してい
た。また、過去の例を記憶に頼って探す場合には検査番
号・患者番号まで憶えていなければならなかった。
断食い違いの画像を探す場合、検査番号・患者番号を検
索コマンドとするワークステーションを使用するため、
これらの番号を覚えておくことは不可能である。また、
カルテで該番号を調べようとしても過去の検査は莫大な
量であり、個々に調べるのには時間と労力を要する。さ
らに、目的の診断食い違い例はあちこちに分けて整理さ
れているので、1枚を捜すのもさることながら、複数枚
捜すには更に時間と労力を要し、捜せる範囲も限られる
という不都合があった。
からの簡単な指定で端末上に必要とする参考症例(食い
違い診断例など)の画像を表示するための医用画像表示
システムを提供することを目的とする。
に、本発明の医用画像表示システムは、各検査毎に複数
の診断過程における診断結果を含む診断履歴情報を当該
検査に係る医用画像と対応付けて記憶する記憶手段と、
診断結果に係る情報を入力する入力手段と、前記記憶手
段に記憶された前記診断履歴情報について診断過程の間
で異なる診断結果を有する検査で、且つ診断結果の少な
くとも1つが前記入力手段により入力された情報が係る
診断結果と一致する検査を検索する検索手段と、この検
索手段により検索された検査に係る医用画像を表示する
表示手段とを具備することを特徴とする。
おける診断結果を含む診断履歴情報が当該検査に係る医
用画像と対応付けられて記憶手段に記憶される。診断履
歴情報について診断過程の間で異なる診断結果を有する
検査で、且つ診断結果の少なくとも1つが入力手段によ
り入力された情報が係る診断結果と一致する検査を検索
手段により検索し、検索された検査に係る医用画像を表
示手段に表示する。従って、診断過程において診断結果
に相違が生じた過去の症例を容易に検索表示できるの
で、読影効率が向上する。
用画像通信システムの構成例を概念的に示し、編集用ワ
ークステーション1、読影用ワークステーション2、画
像データベース5および参考症例データベース6が図示
されている。本構成例では説明上、読影用ワークステー
ションを1台としているが、複数台の場合も本発明は同
様に適用できる。
(診断食い違い症例)を保存する方法について説明す
る。ある検査について放射線科読影、カンファレンス、
依頼科読影が行われ、最終的に確定診断がなされた画像
が画像データベース5に格納される。格納されるときの
該検査のフォーマットは図3に示すように、検査番号3
1、患者情報32のような検査情報、カルテ情報33、
レポート34、画像の他に診断履歴情報35を持つ。こ
の診断履歴情報35は放射線科の読影結果A、依頼科の
診断結果B、CADでの診断結果Cと最終的な確定診断
がどうであったかが記録されている。そして、図3に示
す該検査のフォーマットか図1の画像データベース5に
保存される前に図4に示す症例識別手段42を介するこ
とにより、図3の診断履歴情報35の各科の診断や、C
ADでの診断結果および確定診断の診断結果A,B,
C,Dに食い違いがあるか否かが、診断履歴比較手段5
2により比較される。図5の上記診断結果A,B,C,
Dは例えば胃ガン,胃潰瘍といった病名であり通常コー
ド化してあるので比較は容易である。診断結果A,B,
C,dがいずれも等しい時診断結果には食い違いがな
い。診断結果A,B,C,Dのいずれか一つが他と異な
れば診断結果に食い違いがあることとなる。
ての参考症例ディレクトリ21を示す。参考症例ディレ
クトリはある読影画像の格納アドレスと、各検査料、C
ADおよび確定診断での検査結果の食い違い症例とを対
応付け、結合している。例えば図2で画像格納アドレス
4000の画像は読影の結果放射線科および依頼科では
胃ガンと診断されたがCADでの診断により胃潰瘍とさ
れ、最終的な診断(確定診断)では胃潰瘍とされた例で
あり(誤診の)参考症例とされる。画像症例ディレクト
リ21はこのような診断食い違い例(あるいは誤診例)
の症例情報の集合であり、図4の参考症例識別手段40
において、診断履歴比較手段43によるチェックを経て
参考症例比較手段45により作成,追加される。図4は
参考症例識別手段40の構成を示し、図5は参考症例識
別手段40の動作を示す。
に示したフォーマットの検査データが図1の画像データ
ベース5に格納される前に、参考症例識別手段40を経
由する。先ず、図5のステップ51に示す検査の確定診
断通知により受信手段41で受信した検査は診断履歴比
較手段42で図3に示した診断履歴35が比較される
(ステップ52)。そして比較結果が等しい(診断くい
違いがない)場合は駆動手段43を介し検査データは保
存手段48で画像データベースに格納される(ステップ
56)。比較結果が等しくない場合(診断食い違いがあ
る)場合は駆動手段43を介し送信手段により検査デー
タを参考症例データベース6に転送(ステップ54)
し、参考症例ディレクトリ作成手段45により参考症例
ディレクトリを作成し、送られてきた症例を保存する。
データベースを物理的に別のものとしているが、同じデ
ータベース上で保存領域を別にしたりしてもよいし、画
像データベースに参考症例ディレクトリをもつものとし
てもよい。また、実施例では検査データを格納する前に
参考症例識別手段により参考症例ディレクトリを作成し
ているが、検査データを格納した後に参考症例識別手段
により参考症例ディレクトリを作成してもよい。
ついて述べる。医師は読影ワークステーション上で医用
画像の読影を行い、レポートをかく。また、編集用ワー
クステーション上で医用画像を並べ変えたり、参考文献
を見たりしてカンファレンスの準備(編集)を行う。こ
れらの作業中に難しい症例がでてくることがある。例え
ば、自分は胃ガンと思うのだが胃潰瘍かもしれないとい
うように迷いが生じる。そして過去の症例で例えば放射
線科で胃ガンと診断したが確定診では胃潰瘍だった症例
(参考症例)を参照したくなる。
ション上の症例指定手段61を使い、見たい参考症例を
指定する。指定方法は図6Bに病名一覧からマウスやラ
イトペンで病名を選び入力手段61の放射線化の欄に選
んだ病名を入力する。他の入力欄(依頼科、CAD、確
定診欄)にも病名を入力したい場合は同様に入力する。
また、デフォルトにしておいてもよい(デフォルトの場
合は放射線科の欄に入力された病名以外の病名をデフォ
ルト値として検索コマンドとする)。そして、最後に入
力終了ボタン62を押すと入力された参考症例識別情報
が検索コマンドとなる(この流れを図7のフローチャー
トに示す)。
て検索コマンドが参考症例データベース6に送られる。
参考症例データベースでは図2に示す参考症例ディレク
トリをもっているので、このディレクトリで示されるア
ドレスに格納されている画像を読影ワークステーション
2、編集用ワークステーション1に送る。医師は送られ
た参考症例を見ながら読影を行ったり、カンファレンス
に使う画像に加えたりする。実施例では症例指定手段を
図6Aに示すようにワークステーション上に設けられた
入力指定欄とし、図6Bに示すように同じワークステー
ション上に設けられた病名一覧の中から指定入力するも
のとしているが、ワークステーションでの症例の指定方
法はこれ限ることなく、医師が見たい症例を指定できる
公知の方法でよい。
の資料編集中に診断に迷う症例が現れた場合、過去の似
かよった症例を参考症例として簡単に参照できる。従っ
て読影時間、カンファレンス準備の編集時間の短縮を可
能とする。また、診断精度が向上し誤診を防止し得ると
共に診断能力の向上に寄与し得る。
例を示す。
リの構成例を示す。
トを示す。
ック図である。
ック図である。
部分図Aはワークステーション上の入力指定欄を示し、
部分図Bはワークステーション上に例示された症例を示
す。
索ブロック図である。
部分図Aは医用画像データベースの検索システム構成
例、部分図Bは当該画像データベースのディレクトリを
示す。
Claims (6)
- 【請求項1】 各検査毎に複数の診断過程における診断
結果を含む診断履歴情報を当該検査に係る医用画像と対
応付けて記憶する記憶手段と、 診断結果に係る情報を入力する入力手段と、 前記記憶手段に記憶された前記診断履歴情報について診
断過程の間で異なる診断結果を有する検査で、且つ診断
結果の少なくとも1つが前記入力手段により入力された
情報が係る診断結果と一致する検査を検索する検索手段
と、 この検索手段により検索された検査に係る医用画像を表
示する表示手段とを具備することを特徴とする医用画像
表示システム。 - 【請求項2】 前記診断履歴情報について診断過程の間
で異なる診断結果を有する検査を対象にしたリストを作
成するリスト作成手段を具備することを特徴とする請求
項1記載の医用画像表示システム。 - 【請求項3】 前記リスト作成手段は、各検査毎の前記
診断履歴情報と当該検査に係る医用画像の格納アドレス
とを対応付けたリストを作成することを特徴とする請求
項2記載の医用画像表示システム。 - 【請求項4】 前記リスト作成手段は、各検査毎に複数
の診断過程における診断結果を含む診断履歴情報が当該
検査に係る医用画像と対応付けて前記記憶手段に記憶さ
れる前に前記リストを作成することを特徴とする請求項
2又は3に記載の医用画像表示システム。 - 【請求項5】 前記検索手段は前記リスト作成手段によ
り作成されたリストの中で診断結果の少なくとも1つが
前記入力手段により入力された情報が係る診断結果と一
致する検査を検索することを特徴とする請求項2乃至4
のいずれか1に記載の医用画像表示システム。 - 【請求項6】 前記複数の診断過程は、放射線科による
診断、当該検査依頼科による診断、コンピューター支援
による診断、および最終的に確定した診断、のうちの少
なくとも2つの診断過程からなることを特徴とする請求
項1乃至5のいずれか1に記載の医用画像表示システ
ム。
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Cited By (1)
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1991
- 1991-10-08 JP JP26025891A patent/JP2983350B2/ja not_active Expired - Lifetime
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