JPS6272068A - 画像記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、画像をディジタルデータとして記録し、かつ
記録されたデータから画像を再生する・特に医用に好適
な画像記録再生装置に関するものである。

〔発明の背景］ 一般に、医師がＸ線撮影像などの画像により診断する際
、特に消化管検査などにおいては、同一被検体について
の多数の画像を見比べながら診断するのに有用な画像を
選択し、更に検討するという手順を踏む場合が多い。

ところで従来の画像記録再生装置は、ディジタルデータ
化された画像（これを画像データという）が入力される
と、これをほぼそのままの状態でその画像データを識別
する患者登録情報と対応づけて記憶装置に記憶させてい
る。このため上述したような手順によって診断する場合
、処理装置によって記憶装置と表示装置の間でデータ量
の大きな一ヒ記画像データの転送を何度も繰り返して行
うことになり、多大な時間を要した。またその際の画像
データ検索に当たっては、画像に対応づけられた詳細な
愚者登録情￥Ｕのみによって検索せざるを得ず、作業が
煩雑となった。

（発明の目的） 本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、多
数の画像を見比べて必要な画像を選択する場合の時間及
び画像検索の手間を大幅に減少することができる、特に
医用に好適な画像記録再生’ＡＭを提供することを目的
とする。

〔発明の概要〕

本発明装置は、ディジタルデータ化された入力画像デー
タにつき、その縮小画像データを編集作成してその被検
体登録データ及び原画像データと共に記憶装置に記憶さ
せると共に、画像データ検索時には前記被検体登録情報
中の任意の項目の指定に該当する全ての縮小画像データ
を表示装置の一画面又は数百回で可視像として並置表示
させ、かつその一画面又は数画面中に表示した縮小画像
の各々を識別可能に前記被検体登録情報中の適宜項目の
情報を各縮小画像近傍に可視情報として表示させ、さら
に表示された縮小画像中の任意の縮小画像の原画像デー
タを検索して前記表示装置で可視像として表示可能にし
て上述目的を達成するようにしたものである。

〔発明の実施例〕

以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明による画像記録再生装置の一実施例を示
すブロック図で、図中１ａ、ｌｂ、・・・１ｎは各々画
像人力装置である。この画像入力装置１３〜１ｎは、画
像をディジタルデータ（画像データ）として出力するも
ので、例えばフィルム画像をディジタルデータとして読
み取るフィルムディジタイザ、Ｘ線ＣＴ、ＤＳＡ、ＭＲ
ＣＴなどである。

２は処理装置で、上記画像入力装置１ａ〜１ｎからの画
像データ（入力画像データ）の編集、処理画像データと
その各画像データを識別する被検体登録情報、ここでは
患者登録情報（例えば、患者氏名、性別、生年月日、↑
最影年月日、撮影部位。

１影方法１診療科などの情報）との人出力制御及び前記
愚者登録情報による画像データの検索などを行う。３は
この処理袋Ｗ２との間で画像データ及び患者登録情報の
記憶、読出を行う記憶装置、４は前記処理装置２からの
画像データ、その患者登録情ＩＮ及び操作に必要な情報
（オペレーション情報）を可視像、可視情報として表示
する表示装置である。

ここで前記処理装置２は、本発明では前記入力画像デー
タにつき、その縮小画像データを編集作成してその患者
登録情報及び原画像データ（縮小前の入力画像データ）
と共に前記記憶装置３に記憶させると共に、画像データ
検索時には前記登録情報中の任意の項目の指定に該当す
る全ての縮小画像データを前記表示装置４の一画面、一
画面で足りない場合は一定時装置いて連続する数百回で
可視像として並置表示させる。この場合処理装置２は、
上記一画面又は数画面中に表示した縮小画像の各々を識
別可能に前記登録情報中の適宜項目の情報を各縮小画像
近傍に表示させる。さらに処理装置２は、表示された上
記縮小画像中の任意の縮小画像の原画像データを検索し
て前記表示装置４で可視像として表示可能になされてい
る。

５は患者登録情報や装置各部の操作に必要な情報を処理
装置２に与えるコンソール、６は表示装置４の画面位置
を指定して操作に必要な情報を処理装置２に与える画面
入力装置、ここではライトベンである。７は表示装置４
に可視像として表示された画像データや情叩などをフィ
ルムや紙などの記録媒体、ここではプリントシート８に
記録するプリント装置である。

次に上述本発明装置の動作を操作手順に従って説明する
。まず画像入力装置１　ａ　−１ｎのうらから画像デー
タの提供を受けたいいずれか、例えば画像入力装置１ａ
をコンソール５によって指定する。これにより処理装置
２は、前記入力装置１ａからの画像データ（これを原画
像データという）の量など原画像データファイル作成に
必要な情報を前記入力装置１ａから受け、その情報に従
って記憶装置３に原画像データファイル４作成し、これ
に原画像をファイルする。また処理装置３は、前記入力
装置１ａから原画像データ量などの情報に付随して、又
はコンソール５から独立して入力された患者登録情報を
原画像データの検索に必要な情報として前記°原画像デ
ータファイルと対応づけてなる患者登録情報のデータフ
ァイルを記憶装置３に作成し、これに患者登録情報をフ
ァイルする。さらに処理装置２は、前記原画像データフ
ァイルの作成及び原画像のファイリングと並行して、又
は別個に入力装置１ａからの原画像データの縮小画像デ
ータを演算により編集作成すると共にそのデータファイ
ル（縮小画像データファイル）を作成し、これに上記縮
小画像データをファイルする。この場合、縮小画像デー
タファイルは前記患者登録情報のデータファイルと対応
づけられており、患者登録情報によりそれと対応した縮
小画像データを検索することが可能である。なお縮小画
像データは、原画像データにより表示される原画像の大
きさを所定の率で縮小した像（縮小画像）が表示される
ようにＩＩしたデータである。

以上の手順が原画像データが入力される度に繰り返され
るもので（第２図参照）、これによって記憶装置３に多
数の患者登録情報、原画像及び縮小画像の各データがフ
ァイリングされたデータファイルが記憶されることにな
る。

次に記憶装置３から所望のデータを検索し、再生表示す
る手順について述べる。まずコンソール５から再生表示
したい画像を識別する情報、通常は患者登録情報を指定
する。この指定は次の４ｉ１りに大別される。

■指定した患者登録情報から特定の１つの画像の表示に
限定できる場合・・・例えば、１つの画像データを識別
するための全患者登録情報、すなわち画像の種類＝フィ
ルム、−Φ者氏名−日立太部、撮影年月日＝１９８５年
３月１日、撮影部位＝食道、盪影方法＝第１斜位など、
患者登録情報の全ての項目をもうらして指定する場合 ■１つの画像の表示に限定できる指定における１つの項
目を複数指定する場合・・・例えば上記■の例において
、１最影年月日の項目を、１９８５年３月１日、３月５
日、４月１０日、５月３日とし、イ也の項目は同様にし
て指定する場合 ■指定した患者登録情報から１つの画像の表示に限定で
きない場合・・・例えば１つの画像データを識別するた
めの全患者登録情報（全項目）が■の例のように５つあ
るにもかかわらず、画像の種類＝フィルム、患者氏名−
日立太部、↑最影年月日＝１９８５年３月１日のみ指定
する場合 ■１つの画像の表示に限定できない指定における１つの
項目を複数指定する場合・・・例えば上記■の例におい
て、撮影年月日の項目を、１９８５年３月１日、３月５
日、４月１０日、５月３日とし、他の項目は同様にして
指定する場合 上述のように患者登録情報を指定すると、表示装置４に
は例えば第３図に示すようにｍ　ｘ　ｍ以内の大きさの
縮小画像（可視像として表示された縮小画像データ）２
１が複数並置表示される。以下、上記■〜■の各場合に
おける縮小画像２１の表示のされ方を第３図を参照して
説明する。まず患者登録情報の指定が上記■の場合には
、該当する１つの縮小画像、ここでは食道の縮小画像２
１が例えば領域１１に表示され、指定、愚者登録情報覧
１１に指定した患者登録情報が表示される。なお、この
場合には表示される画像は１つであるので、縮小画像表
示を省略して、直接その原画像（可視像として表示され
た原画像データ）２２を表示するようにしてもよい。上
記■の場合は、撮影年月日を異にした食道の縮小画像２
１が日付の古い順に領域１−１〜１−４に表示され、画
像識別記号覧１２に該当する撮影年月日が表示される。

指定患者登録情報覧１１の表示内容については、撮影年
月日が除かれる他、上記■の場合と同様である。■、■
の場合は、指定に該当する縮小画像２１全て、すなわち
■の場合は１９８５年３月１日に撮影されたちの全て、
■の場合は１９８５年３月１日、３月５日、４月１０日
、５月３日に撮影されたちの全てが領域１１〜１−４に
順次表示され、各縮小画像２１下部の画像識別記号覧１
２に各々該当する撮影部位、撮影方法が（■の場合はＩ
最影年月日も）表示される。指定患者登録情報覧Ｈ１に
は、その画像２１を識別する全患者登録情報（患者登録
情報の全項目）から上記画像識別記号覧１２で表示され
たものを除いたもの全てが表示される。

以上の縮小画像表示は、コンソール５により指定された
患者登録情報に基づき処理装置２がその内部のメモリ上
に編集し、その内容に従って縮小画像データを記憶装置
３から表示装置４に転送して行うものである。この場合
該当縮小画像２１が多数（図示例では１７以上）あって
表示装置４の一画面に収まらない場合は、複数の編集画
面を記憶装置３などに記憶させておき、それらを順次表
示装置４で表示（全縮小画像２１を数百回で表示）する
。

この場合の操作は、例えばライトペン６によってオペレ
ーション表示部１３の画面切替覧を指定することにより
行う。さらに縮小画像２１では診断しにくい場合、上記
ライトペン６で診断したい縮小画像２Ｉの画像識別記号
覧ＩＯとオペレーション表示部１３の原画像表示覧を指
示することにより、高画質の原画像２２を記憶装置３か
ら呼び出して第４図に示すように表示装置４でその画面
のほぼ全面にわたって表示する。複数の縮小画像２１を
指定した場合には、公知の手段を用いて原画像２２を上
記縮小画像２１よりは大きな画像になるように若干縮小
し、−画面中Ｇこ並置表示することも可能である。さら
に表示装置４に表示された画像、例えば原画像２２を必
要に応じてプリント装置７で第５図に示すようにプリン
トシート８に記録することも可能である。

以上の画像表示方法をより詳細にフローチャートで示せ
ば第６図の通りである。

なお縮小画像２１の原画像２２に対する縮小率は常に一
定としてもよく、又は原画像２２の大きさによって変化
させ、並置表示される縮小画像２Ｉの大きさが揃うよう
にしてもよい。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明は、入力画像データにつき、そ
の縮小画像データを作成し、記憶しておき、画像データ
検索時には指定情報に該当する縮小画像を表示装置の一
画面中に一度に複数並置表示するようにし、かつそのう
ちの任意の縮小画像の原画像（縮小前の品画質画像）を
少ない情報の指定で表示可能としたので、多数の画像の
中から必要とする画像を選択する場合の時間や手間を従
来装置に比べて大幅に減少させることができ、特に医用
の画像保管、検索システムに適用して大なる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一実施例を示すブロック図、第２
図は同上装置による画像データファイルの作成動作を示
すフローチャート、第３図及び第４図は同上装置による
画像表示動作を説明するための図、第６図は同しくフロ
ーチャート、第５図は第１図中のプリントシートの記録
画像の一例を示す図である。 ｌ　ａ　−１ｎ・・・画像入力装置、２・・・処理装置
、３・・・記憶装置、４・・・表示装置、５・・・コン
ソール、６・・・ライトペン、１１・・・指定患者登録
情報覧、１２・・・画像識別記号覧、２１・・・縮小画
像、２２・・・原画像。 特許出願人　　株式会社　日立メディコ代理人　弁理士
　　秋　　本　　正　　実第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　画像をディジタルデータ化して得られた画像データの
   編集、処理、上記画像データとその各画像データを識別
   する被検体登録情報との入出力、制御及び前記被検体登
   録情報による前記画像データの検索を行う処理装置と、
   この処理装置との間で前記画像データ及び被検体登録情
   報の記憶、読出を行う記憶装置と、前記処理装置からの
   画像データ及びその被検体登録情報を可視像及び可視情
   報として表示する表示装置とを備えてなる画像記録再生
   装置において、入力された前記画像データにつき、その
   縮小画像データを編集作成してその被検体登録情報及び
   原画像データと共に前記記憶装置に記憶させると共に、
   画像データ検索時には前記被検体登録情報中の任意の項
   目の指定に該当する全ての縮小画像データを前記表示装
   置の一画面又は数画面で可視像として並置表示させ、か
   つその一画面又は数画面中に表示した縮小画像の各々を
   識別可能に前記被検体登録情報中の適宜項目の情報を各
   縮小画像近傍に可視情報として表示させ、さらに表示さ
   れた縮小画像中の任意の縮小画像の原画像データを検索
   して前記表示装置で可視像として表示可能に、前記処理
   装置を構成したことを特徴とする画像記録再生装置。