JP2978031B2 - 中空ガラス製品を成形する方法ならびに装置、およびそれにより成形された製品 - Google Patents

中空ガラス製品を成形する方法ならびに装置、およびそれにより成形された製品

Info

Publication number
JP2978031B2
JP2978031B2 JP5123935A JP12393593A JP2978031B2 JP 2978031 B2 JP2978031 B2 JP 2978031B2 JP 5123935 A JP5123935 A JP 5123935A JP 12393593 A JP12393593 A JP 12393593A JP 2978031 B2 JP2978031 B2 JP 2978031B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collar
die
blow
forming
hollow glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5123935A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0624755A (ja
Inventor
バルビエール ルネ
レッス ミッシェル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAN GOBAN ANBARAAJU
Original Assignee
SAN GOBAN ANBARAAJU
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAN GOBAN ANBARAAJU filed Critical SAN GOBAN ANBARAAJU
Publication of JPH0624755A publication Critical patent/JPH0624755A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2978031B2 publication Critical patent/JP2978031B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B9/00Blowing glass; Production of hollow glass articles
    • C03B9/30Details of blowing glass; Use of materials for the moulds
    • C03B9/32Giving special shapes to parts of hollow glass articles
    • C03B9/325Forming screw-threads or lips at the mouth of hollow glass articles; Neck moulds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B9/00Blowing glass; Production of hollow glass articles
    • C03B9/13Blowing glass; Production of hollow glass articles in gob feeder machines
    • C03B9/14Blowing glass; Production of hollow glass articles in gob feeder machines in "blow" machines or in "blow-and-blow" machines
    • C03B9/16Blowing glass; Production of hollow glass articles in gob feeder machines in "blow" machines or in "blow-and-blow" machines in machines with turn-over moulds
    • C03B9/165Details of such machines, e.g. guide funnels, turn-over mechanisms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Adornments (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中空ガラス製品を成形す
るための方法および装置、更にそれにより成形された製
品に関する。具体的には、ねじ山をもつネックを有する
瓶等の製品に関し、上記製品は所謂『ブロー・ブロー
法』(blown-blown technique) を使用して成形される。
【0002】
【従来の技術】当分野に周知のこの方法は大きく3段
階、即ち、初期段階、移送段階、および仕上げ段階に分
けることができる。上記初期段階はパリソン型内の圧縮
下のゴブを出発物質としてブランクを成形する工程であ
り、機械的作業により最初にそのカラーまたはネックを
打抜き、次いで上記ブランクの内側からブローをするこ
とにより実際の孔抜き作業を行う。上記移送段階は上記
ブランクを仕上型へ吊り下げて上記カラーを介して上記
ブランクを保持する工程から成る。上記仕上げ段階は上
記ブランクを第2ブロー作業により上記仕上型内で最終
形状にする工程である。このように、上記方法は瓶の内
形を成形する瓶の内壁へ付与される空気圧力により実質
的に成形し、上記空気圧力付与は初期段階および仕上げ
段階の両段階時に行われる。これに対して所謂『プレス
・ブロー法』(Pressed-blown technique) では初期段階
時にパンチと呼ばれる形状型によりブランクを機械的に
プレスする。これはブロー・ブロー法が生産速度の点で
特に有益であることを意味するが、瓶の内形の精確な制
御が比較的困難であり、特に、瓶壁を均一かつ十分な厚
みにすることができない。従来、ブロー・ブロー法では
特定機械要求に合わせて内形を局部的に変形させた信頼
性のある瓶を成形することは不可能であった。従って、
例えば、医療用または化粧用に使用される液体物質を収
納するために設計される瓶の場合、例えば、ヘアーブラ
ッシングするために注出する液体量を調整するために狭
窄域を形成したり、また瓶の蓋と共働する領域を形成す
ることにより、そのカラーまたはネックの内部形状を局
部的に変化させることができれば非常に有益である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は『ブロー・ブロー法』を基礎とした中空ガラス瓶を成
形するための方法および装置を開発することにあり、精
確、局部的かつ融通性のある瓶ネックの内部形状の変形
を可能にする中空ガラス瓶の成形方法および装置を提供
しようとする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はカラーもしくは
ネックを有する中空ガラス製品を製造するために『ブロ
ー・ブロー法』の概ねの工程を利用する。この方法は初
期成形段階、移送段階、および仕上げ段階から成る。し
かし、本発明によれば、上記初期成形段階において、上
記製品のカラーの内形の全部または部分は機械的手段に
より成形されることを特徴とする。
【0005】従って、本発明は上記カラーの内形の部分
と上記製品もしくは瓶の残部を含む他の部分とを分離し
て成形できる利点を有する。機械的成形方法はその全長
またはその一部に沿って変形された内形をもつカラーを
形成するのに最適である。なぜならば、機械成形は形成
しようと望む変形に関しても、またそのカラー内の変形
位置に関しても非常に精確であるからである。このよう
にして、究極的に該瓶に収容される液体流をより良く制
御できる狭窄部を形成することにより上記カラーが成形
できる。しかも、上記ネックにわたる瓶の内形を形成す
るためにブロー・ブロー法によるブロー成形作業は妨害
されない。従って、ブロー・ブロー法の原理を基本的に
変形することなく本発明の方法を利用することにより、
工業的生産ラインを著しく変更させることなく本発明の
利点が達成される。
【0006】上記カラーの初期打抜きは、機械的手段に
よる上記初期成形段階中に、機械的手段により従来変形
されていた上記カラーの内形の深さよりも深くまで行わ
れる。実際には、上記機械成形は所定高さまで上記カラ
ーの内側へ侵入する少なくとも1つの機械部により達成
され、上記初期打抜きは製品ブランクのカラー内の空洞
の形成を意味し、これは上記機械的成形領域を越えて行
われるブローによる孔抜きを促進する効果を有する点で
望ましい。更に、上記孔抜きは、機械成形により変形さ
れるカラーの形状を保持する方法で、上記機械成形およ
び上記初期打抜きの後にブロー・ブロー法の特徴のごと
く初期成形中のブローにより達成されるのが好ましい。
事実上、このようにして成形される内形はガスジエット
に直接的に暴露されないので、かかる内形が制御されな
い方法においてクリープにより変形するといった危険は
ない。
【0007】成形された形状を変化させずに維持する目
的を達成するために、仕上げ段階中にブロー作業が行わ
れる。しかし、本発明において、ネックレベルのガラス
はパリソン型におけるよりも仕上型においては相当に低
い温度レベルにあり、従ってクリープ傾向は低いので従
来のものと異なり、この仕上げブロー作業は瓶ネックの
観点からは臨界的でない。上記カラーの内部成形および
初期打抜きは、好ましくは、ダイおよびパンチにより行
われる。上記ダイの先端は所望形状に適合して上記カラ
ーに適宜の内部形状を付与することができる。
【0008】具体的には、上記パンチは上記ダイの内側
へ設置され、両者は同軸に、かつ独立に同軸に沿って摺
動するように設置される。上記ダイは上記カラーと上記
カラーのリップの内側を機械的に成形できるものである
のが有利である。このようにして、上記ダイは外型と共
に作用することにより上記カラーの外形の成形にも関係
する。
【0009】本発明の方法の好ましい態様によれば、上
記初期成形段階は少なくとも2つの工程に小分割され、
第1工程は変形されるべき上記カラーの内形をダイによ
り機械的に成形しかつ同時にパンチにより初期打抜きを
行うことから成り、上記パンチおよび上記ダイは共に実
質的垂直軸に沿って「高い」位置にあり、これは上記ダ
イの先端が上記カラーの内側を成形するための位置にあ
り、かつ上記パンチは同様に上記ブランクの内側でより
深い位置にあることを意味する。
【0010】続く工程は、上記パンチからのブローによ
り孔抜きをする工程であり、この間、上記パンチは「中
間」位置へ運ばれて上記ダイが「高い」位置に保持され
る。他方、従来ブロー・ブロー法では、上記パンチはブ
ロー孔抜き時に部分的に除去される。しかし、本発明で
は上記カラー内に機械部を保持し、かつその成形位置に
一部を有することを特徴とする。このようにして、上記
カラーの内部成形形状がブロー中にガスジエットと直接
接触しないようにされている。
【0011】上記初期成形段階を終了させる工程はその
ブランクを上記仕上型へ移送するために上記成形装置組
立体を位置決めすることから成る。具体的には、上記ダ
イおよびパンチの両者を上記ブランクの抜気のために
「低い」位置へ運ぶ。このようにして、上記パンチは初
期成形過程にわたって少なくとも3位置を採り、上記ダ
イは少なくとも2位置を採る。
【0012】本発明は、また、同一目的をもって上記方
法を実施するための装置に関し、上記装置は初期成形時
に特定ダイおよびパンチの介入および仕上げ時に採用さ
れるのが好ましいブロー手段の利用を含む。本発明によ
る装置および方法はカラーをもつ中空ガラス製品の成形
に好適であり、上記カラーはその内形に沿って変形され
て、かつ具体的には局部的狭窄部を有する。上記局部的
狭窄部は、例えば、円筒形であり、上記リップの内径の
略半分の直径を有する。
【0013】上記製品は外ねじ山を有するネックを具備
した瓶の場合、上記ネックの内形に局部的変形、具体的
には上記狭窄部は、上記外ねじ山のレベル、更に精確に
は、上記外ねじ山の終端するシームのレベルに位置決め
されることが有益である。このようにして、上記狭窄部
はより厚い壁を有する上記カラーのレベルへ位置決めさ
れる。これは内径の変形に付随する上記カラーの潜在的
脆化の危険を相当に減衰させる。
【0014】内部狭窄部の形成は上記瓶に収容されるべ
き流体、例えば、瓶の蓋に確りと取り付けられるブラシ
型アプリケータを利用する医療用または化粧用に利用さ
れる液体、の流れを制御する上で非常に効果的である。
当然ながら、その利用範囲は制限されない。本発明の範
囲において、成形手段により形成される種々の内部形状
の変形が可能であり、例えば蓋と共働する設計の瓶等で
あってよい。本発明に必須の特徴について、本発明の好
適例を示す添付図面を参照して以下に説明する。
【0015】
【実施例】図1から4の方法は本発明の説明のために簡
略化されている。従って、添付図面は本発明の1断面を
示すのみである。図示された図面は化粧水を入れるため
に設計された小型瓶の製造に関し、この瓶の高さは約5
0mm、略四辺形の基部辺は約25mmである。外ねじ山を
有するネックの高さは約13mmである。本発明の製品は
本発明による方法および装置を利用して製造され、その
シームのレベルで前記ネックの内部狭窄部が形成され、
前記ネックのリップの内径は約7mmである。
【0016】図1および2はブロー・ブロー法(blown-b
lown technique) の初期成形工程と本発明による方法と
を比較するために示されている。図面は前記ネックの成
形に焦点を絞っている。従って、前記ネック上にある成
形ブランクもしくはパリソンは図示されていない。図1
は(a)から(c)の工程で知られるブロー・ブロー法
の初期成形段階を示す。図面において、リング12によ
り中心に位置決めされる2分割成形部の形態の外ネック
型11を示す。この2分割部は共働してネック13とリ
ップ14の外形を成形する。パンチ15はそのカラーを
最初に打抜く働きをし、前記パンチはセンタリングピー
ス16内へ摺動自在に設置される。センタリングピース
16は略垂直の軸に沿って摺動し、他方、前記2分割部
の運動は当分野の熟練者に既知のバネおよび/または空
気圧手段等の機械的方法により制御される。
【0017】工程1(a)はゴブをパリソン成形におい
て受ける工程を示し、前記ネック型11とリング12は
圧縮によりネック13の外形を形成し、センタリングピ
ース16内で同軸に設置されるパンチ15は初期打抜き
を行うために高い位置に設置される。工程1(b)はブ
ロー孔抜き工程を示す。パンチ15は中間位置に設置さ
れる。そのセンタリングピース16は高い位置に保持さ
れる。パンチ15から発射されるガスジエットがパンチ
15により先に形成された初期打抜き部からそのブラン
クへ噴射される。工程1(c)は仕上型へ移送する準備
中の前記ネックの成形装置の位置を示す。パンチ15と
そのセンタリングピース16は同時に下降し、移送アー
ム(図示せず)はネック型11およびリング12内へ保
持されているネック13を介してそのブランクを掴み、
仕上型へ移送する。
【0018】図2は上述と同様の連続工程を示すが本発
明による方法を示す。図2において、工程2(a)は、
工程1(a)と同様に、ネック型21によりネックまた
はカラー23の外形を圧縮成形する工程を示す。工程1
(a)と対比して、リップ24はリング22により成形
されず、ネック型21と部材26(以下ダイと言う)と
の両者によるセンタリングによりキャストされる。この
ダイ26はそのブランクの内側へ進入して、そこで最終
瓶ネックの全長を越えない高さでネック23の内形を成
形する。ここで、この高さは前記ネックの外ねじ山を終
端させるシームの高さに略対応する。パンチ25はその
断面が通常よりも小さく、同時に、ダイ26による成形
で形成する深さよりも深いところまで前記ネックの内側
に初期打抜きを行う。即ち、これは従来のものよりも相
当に深い深さであることを意味する。ダイ26とパンチ
25は、上述のパンチ15とそのセンタリングピース1
6と同様に、摺動自在に設置される。両者は『高い』位
置にある。
【0019】工程2(b)はブロー孔抜き工程に対応す
る。この時、ダイ26は『高い』成形位置に保持され、
他方、パンチ25は中間位置に設置され、そこからガス
ジエットが送られる。従って、ガスジエットはダイ26
により成形されたネックの内壁と直接的に接触しない。
工程2(c)は工程1(c)の仕上型へ移送する準備中
の前記ネック成形装置の位置に対応する。ダイ26とパ
ンチ25は、前例と同様に、そのブランクの抜気のため
に低い位置へ下降する。
【0020】本発明の相違点および利点を上記図面に基
づいて比較する。本発明による方法および装置はリング
12とリング22の機能を完全に変化させている。本発
明のリングはもはや如何なる成形の役割をもせず、その
構造は極めて単純化されている。他方、上記パンチ15
のセンタリングピース16はダイ26により置換されて
おり、これはネック23の形状を機械的に変形するため
に上記ネックへ侵入する。この場合、上記シームのレベ
ルで狭窄部を形成することにより変形がなされる。この
ようにして、この内部形状を完全に制御できる。従っ
て、ブロー成形中にこの内部形状を「保護する」ことは
クリープ、特に、上記内部形状の最高狭窄部のレベルで
のクリープを回避する上で有益である。パンチ25の断
面は従来パンチ15の断面よりも大幅に小さく、そのブ
ランクのネックへ非常に高いところまで進入するように
設計される。これはネック位置にダイ26が存在するこ
とにより必要な構成を表す。
【0021】他方、本発明は全体的に『ブロー・ブロー
法』におけると同様の連続3段階の工程で処理されるこ
とに注意されるべきである。このようにして、『ブロー
・ブロー法』製造ラインにおいて本発明はいかなる大き
な変更をも必要とすることなく実施できる。上記瓶の外
壁の成形はその内壁の成形と同様に、ネックレベルで行
うことを除いて、いかなる悪影響をも受けない。これは
工業的見地から非常な利点となる。従来技術とは対照的
に、本発明では特に上記ネックの内形の一部または全部
が均一成形できる。
【0022】図3および4は従来『ブロー・ブロー法』
による仕上げ段階と本発明の方法による仕上げ段階との
比較を示す。図3および4はブランク全体の成形装置の
断面を概略的に示す。図3は従来法による仕上げ段階を
2つの異なる工程3(a)(b)で示す。図3(a)に
おいて、ネック型11とリング12はそのブランクのネ
ック13を把持する。仕上型31はブランク32と共に
示されている。後者は、図3(b)に示されたように、
ネック13から噴射されるガスジエットのブロー運動に
暴露される。ブローヘッド33はネック13のリップ1
4のレベルへ精確に運ばれ、ブロー作業はブランク32
の外壁が仕上型31の形状になるまで継続される。この
ようにして、その最終瓶は2つのブロー作業、即ち、そ
の1つは初期成形、他方は仕上げ成形、により最終的に
成形される内壁を有する。これは、また、前記ネックの
レベルで実際に行われ、そのために前記ネックの内形は
僅かに拡がっている(図3(c))。
【0023】図4において、(a)はリング22とネッ
ク型21が上述と同様にネック23を把持している。ブ
ロー・ブロー法が実行する方法と本発明の方法との間に
は重大な相違がある。ブローヘッド43は、初期成形時
に前記ダイにより成形されたネックの内形に比較的類似
の幅の形状を有する保護管44により被覆されたものの
使用が望ましい(図4(c))。このようにして、前記
ダイにより成形される形状の深さに大体等しい深さまで
ネック23へ進入する保護管44を具備したブローヘッ
ド43を形成することが可能である。このようにして、
ブローヘッド43からのブローがダイ26により成形さ
れる形状を、具体的には、最大の内部狭窄部のレベルで
劣化させることとなるいかなる危険をも相当に減少させ
ることができる。他方、本発明の範囲において、若干の
予防策および/またはブロー力の適用を犠牲にして、図
3に示したような従来ブローヘッド33を使用すること
が考えられている。
【0024】本発明により形成された最終瓶は図4
(c)に示されている。図5において、本発明によるネ
ックの断面は拡大図で示されている。全高さHを有する
本発明のネックの内形P1はダイ26の介在により高さ
H1に沿って変形されている。外ねじ山のシームのレベ
ルで狭窄部が成形される。この場合、直径D1はネック
23のリップ24の内径Dの略半分である。他方、高さ
H2の内形P2はブロー作業のみにより達成されてい
る。従って、この場合、その型の離型角度αは僅かであ
り、具体的には、5゜未満程度である。上記シームのレ
ベル、従って、余剰壁厚のレベルでの狭窄部の位置決め
は脆化の危険を減少する。
【0025】更に、本発明の方法はネックの内形を部分
的または全体的に機械成形することによって、不十分な
制御空気圧によってのみ瓶の内形を成形できる従来『ブ
ロー・ブロー法』の場合には容易に達成されないような
非常に高度の再現可能性をもってネックのレベルにおけ
る瓶壁厚を素晴らしく確実に制御する。結果として、本
発明は『ブロー・ブロー法』を使用する生産ラインを妨
害することなく、具体的には、生産速度の低下を来すこ
となく、ネック型の構造的かつ機能的変形によりネック
の内側の形状を容易かつ精確に変形できる瓶成形を可能
にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)から(b)は初期成形時の従来標準的
『ブロー・ブロー法』による工程を示す図である。
【図2】(a)から(c)は初期成形時の本発明による
製法工程を示す図である。
【図3】(a)から(c)は仕上げ時の従来標準的『ブ
ロー・ブロー法』による工程を示す図である。
【図4】(a)から(c)は仕上げ時の本発明による製
法工程を示す図である。
【図5】本発明により得られた瓶のネックの断面図であ
る。
【符号の説明】
11,21…ネック型 12,22…リング 13,23…ネックまたはカラー 14,24…リップ 15,25…パンチ 16…センタリングピース 26…ダイ 31,41…仕上型 43…ブローヘッド 44…保護管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−3028(JP,A) 特開 昭61−247627(JP,A) 特公 昭59−15085(JP,B2) 特公 昭49−37405(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C03B 9/14 C03B 9/325

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 初期成形段階、移送段階、および仕上げ
    段階から成るブロー・ブロー法によりカラーを有する中
    空ガラス製品を成形する方法において、初期成形段階中
    に、実質的垂直方向に同軸に設置されかつその垂直軸に
    沿って摺動する2部材(25,26)から成る機械的手
    段により、上記製品のカラー(23)の内形(P1)の
    全部または部分を成形し、かつ前記機械的手段により変
    形された内形(P1)の深さよりも所定長深くまで前記
    カラー(23)を前記機械的手段により初期打抜きをす
    ることを特徴とする中空ガラス製品成形方法。
  2. 【請求項2】 前記機械的手段によりカラー(23)を
    成形しかつ初期打抜きをした後に変形されたカラー(2
    3)の内形(P1)を維持するブランクの内側へガスを
    ブローすることにより孔抜きを行う、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記2部材(25,26)はパンチ(2
    5)とダイ(26)から成る、請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 前記ダイ(26)により前記カラー(2
    3)とそのカラーに属するリップ(24)の内形の全部
    または部分を同時に機械的に成形する、請求項3の方
    法。
  5. 【請求項5】 前記初期成形段階は前記ダイ(26)の
    先端部により前記カラー(23)の内形(P1)の全部
    または部分を成形し、かつ同時に前記ダイ(26)の内
    側を摺動する前記パンチ(25)により初期打抜きを行
    うことから成り、前記ダイおよびパンチの両者は高い位
    置に保持され、次いで、前記ダイ(26)を高い位置に
    保持して前記パンチ(25)へブローすることにより孔
    抜きが行なわれ、前記パンチ(25)を中間位置へ、か
    つ次に移送位置へ下降させ、前記パンチ(25)および
    ダイ(26)の両者を低い位置へ下降させる、請求項3
    または4の方法。
  6. 【請求項6】 前記初期成形段階中に前記機械的成形に
    より変形された前記カラー(23)の内形(P1)を維
    持して最終形状とするために、前記仕上げ段階中に前記
    ブランクの内側へガスをブローする、請求項1から5の
    いずれか1の方法。
  7. 【請求項7】 ブロー・ブロー法によりカラーを有する
    中空ガラス製品を成形する装置であって、前記製品のカ
    ラー(23)の内形(P1)の全部または部分を成形
    し、かつ前記成形された内形(P1)の深さよりも所定
    長だけ深くまで前記カラー(23)の初期打抜きを行
    う、実質的垂直方向に同軸に設置されかつその垂直軸に
    沿って摺動する2部材(25,26)を具備した機械的
    手段を有する初期成形装置を含むことを特徴とする中空
    ガラス製品成形装置。
  8. 【請求項8】 前記カラーの成形および初期打抜きのた
    めの前記2部材はダイ(26)およびパンチ(25)か
    ら成り、前記パンチ(25)は前記ダイ(26)の内側
    上を摺動し、前記ダイ(26)は実質的垂直軸に沿って
    摺動する、請求項7の装置。
  9. 【請求項9】 前記ダイ(26)は初期成形中に実質的
    垂直軸に沿って少なくとも2位置を採ることができ、そ
    の第1位置は前記ダイ(26)の先端部により前記カラ
    ー(23)の内形を機械的に成形する時およびその製品
    ブランクの内側をブローすることにより孔抜きをする時
    の高い位置であり、第2位置は仕上型へ前記ブランクを
    移送するときの後退した低い位置である、請求項8の装
    置。
  10. 【請求項10】 前記パンチ(25)は初期成形時に実
    質的垂直軸に沿って少なくとも3位置を採ることがで
    き、その第1位置はそのパンチ(25)の先端部による
    前記カラー(23)の内部打抜き時の高い位置であり、
    第2位置はブローによる孔抜き時の中間位置であり、か
    つその第3位置は仕上型への前記ブランクの移送時の後
    退した低い位置である、請求項8または9の装置。
  11. 【請求項11】 仕上げ用の成形装置は最終形状を付与
    するために前記ブランクの内側へブローするための手段
    を具備し、この手段は初期成形時に機械的成形により変
    形されたカラー(23)の内形(P1)を維持するもの
    である、請求項7から10のいずれか1の装置。
  12. 【請求項12】 前記ブロー手段は幅広い形状を有する
    保護管(44)により被覆されたブローヘッド(43)
    から成り、前記ブローヘッドはブロー時に初期成形時に
    機械的成形により変形されたカラー(23)の内形(P
    1)の深さと少なくとも同じ深さまで前記ブランクへ進
    入する構成である、請求項11の装置。
  13. 【請求項13】 内形(P1)に局部的狭窄部をもつカ
    ラー(23)を有する中空ガラス製品を成形する請求項
    1から12のいずれか1の方法または装置を利用する方
    法。
  14. 【請求項14】 内形(P1)に局部的狭窄部をもつカ
    ラー(23)を有する中空ガラス製品を成形する請求項
    1から12のいずれか1の方法または装置を利用する装
    置。
  15. 【請求項15】 カラー(23)の内形(P1)の全部
    または部分が前記カラーの全長を越えないレベルで前記
    カラーのブランクへ侵入する部材によって機械的成形に
    より変形されていることを特徴とするブロー・ブロー法
    により成形された中空ガラス製品。
  16. 【請求項16】 前記変形されたカラー(23)の内形
    (P1)は内径(D1)の局部的狭窄部、または円筒状
    狭窄部を形成している、請求項15の製品。
  17. 【請求項17】 前記狭窄部レベルでの前記カラー(2
    3)の内径(D1)対前記カラーのリップ(24)レベ
    ルでの直径(D)の比は約1対2である、請求項16の
    製品。
  18. 【請求項18】 前記カラー(23)は外ねじ山を有
    し、かつ前記カラーの内形(P1)の狭窄部は前記外ね
    じ山のレベル、または前記外ねじ山のシームのレベルに
    形成されれている、請求項16または17の製品。
  19. 【請求項19】 化粧用または医療用物質の流出を精確
    に制御できる前記物質を収容するための請求項15から
    18のいずれか1の製品。
  20. 【請求項20】 その内部の液体の流れを制御するため
    の円筒状の局部的狭窄部を有するネック(23))を有
    し、前記ネックの狭窄部の内径(D1)と前記ネックの
    リップの内径(D)の比が約1:2であることを特徴と
    する中空ガラス製品。
  21. 【請求項21】 前記ネックに外ねじ山を有する、請求
    項20の中空ガラス製品。
  22. 【請求項22】 前記狭窄部は前記外ねじ山のシームの
    位置にある、請求項20の中空ガラス製品。
  23. 【請求項23】 本ガラス製品の高さは約50mm、略正
    方形のベース部の一辺は約25mm、かつ前記外ねじ山を有
    するネックの高さは約13mmである、請求項20から22
    のいずれか1の中空ガラス製品。
  24. 【請求項24】 蓋と共働するように設計されたブロー
    成形により形成された変形した内部を有する、請求項2
    0から23のいずれか1の中空ガラス製品。
  25. 【請求項25】 外ねじ山へ固定可能なブラシ型アプリ
    ケータを含む、請求項22または24の中空ガラス製
    品。
JP5123935A 1992-05-26 1993-05-26 中空ガラス製品を成形する方法ならびに装置、およびそれにより成形された製品 Expired - Lifetime JP2978031B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9206396A FR2691647B1 (fr) 1992-05-26 1992-05-26 Procédé et dispositif de formage d'objets en verre creux, objets obtenus.
FR9206396 1992-05-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0624755A JPH0624755A (ja) 1994-02-01
JP2978031B2 true JP2978031B2 (ja) 1999-11-15

Family

ID=9430164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5123935A Expired - Lifetime JP2978031B2 (ja) 1992-05-26 1993-05-26 中空ガラス製品を成形する方法ならびに装置、およびそれにより成形された製品

Country Status (7)

Country Link
US (2) US5407457A (ja)
JP (1) JP2978031B2 (ja)
BE (1) BE1005934A5 (ja)
DE (1) DE4317558C2 (ja)
FR (1) FR2691647B1 (ja)
IT (1) IT1272451B (ja)
PT (1) PT101278B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2729643B1 (fr) * 1995-01-23 1997-04-04 Saverglass Verrerie Dispositif de detection de premiere utilisation d'un recipient et procede de fabrication
US6907756B2 (en) * 2002-10-28 2005-06-21 Joseph W. Kozora Plunger for bottle forming I.S. machine
US6709181B1 (en) * 2003-04-11 2004-03-23 Crown Cork & Seal Technologies Corporation Mascara product sampler
US7223035B1 (en) * 2005-12-16 2007-05-29 Access Business Group International Llc Device for containing and applying cosmetics
US8333287B2 (en) * 2009-04-21 2012-12-18 Owens-Brockway Glass Container Inc. Bottle neck with internal embossments and method manufacture
US10000405B2 (en) * 2010-06-29 2018-06-19 Owens-Brockway Glass Container Inc. Stelvin/cork glass wine bottles
EP2683663A1 (de) * 2011-03-11 2014-01-15 Saint-Gobain Oberland AG Pegeleinrichtung zum ausformen eines külbels in einer form einer glasmaschine
FR3006683B1 (fr) 2013-06-06 2015-07-17 Pochet Du Courval Procede de fabrication d'un recipient en verre.

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE181866C (ja) *
BE517284A (ja) *
US491198A (en) * 1893-02-07 Bottle
DE325004C (de) * 1917-04-08 1920-09-08 Carl Schnuerle Glasblasemaschine zur Herstellung von Flaschen mit innerer Tropfoeffnung
US1419747A (en) * 1921-02-10 1922-06-13 Miller Albin Bottle
US1698528A (en) * 1927-09-13 1929-01-08 Joseph W Batchelor Ethyl-chloride tube
US2142954A (en) * 1936-04-18 1939-01-03 Hartford Empire Co Method of and apparatus for forming hollow glass articles
DE685409C (de) * 1936-09-20 1939-12-16 Degussa Essigsaeureflasche mit stark verengtem Durchflusskanal
CH204685A (de) * 1938-05-16 1939-05-15 Zumofen Lothar Gefäss mit Innenverschluss mittels einer Kugel.
DE802997C (de) * 1948-12-28 1951-02-26 Carl Schnuerle Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Essigsaeure- oder Tropfflaschen
DE844795C (de) * 1950-04-02 1952-07-24 Carl Schnuerle Flasche mit stark verengtem Durchflusskanal fuer den Durchtritt von Luft und Fluessigkeit
US3272612A (en) * 1963-06-03 1966-09-13 Lynch Corp Parison mold with finish pin and plunger construction for glassware forming machines
US3339229A (en) * 1964-12-09 1967-09-05 Dow Chemical Co Plastic bottle blowing and reaming apparatus
US3403016A (en) * 1965-04-15 1968-09-24 Anchor Hocking Glass Corp Glassware forming apparatus with blow head control
US3528793A (en) * 1966-11-22 1970-09-15 Owens Illinois Inc Single stage forming of glass container in neck ring arm mold
FR2551731B1 (fr) * 1983-09-12 1985-11-08 Oreal Ensemble pour le conditionnement et l'application d'une substance du type vernis

Also Published As

Publication number Publication date
US5407457A (en) 1995-04-18
ITMI931078A1 (it) 1994-11-25
DE4317558C2 (de) 1997-06-19
US5687862A (en) 1997-11-18
FR2691647B1 (fr) 1994-10-21
FR2691647A1 (fr) 1993-12-03
PT101278B (pt) 1999-11-30
DE4317558A1 (de) 1993-12-02
ITMI931078A0 (it) 1993-05-25
IT1272451B (it) 1997-06-23
PT101278A (pt) 1994-07-29
BE1005934A5 (fr) 1994-03-15
JPH0624755A (ja) 1994-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3468648A (en) Method and apparatus for forming hollow glass articles
JP2978031B2 (ja) 中空ガラス製品を成形する方法ならびに装置、およびそれにより成形された製品
KR970010085A (ko) 적어도 하나의 브랜치를 가진 중공의 몸체를 생산하는 방법 및 장치
US3634182A (en) Preformed plastic blank for making open mouth plastic containers
CA2926222A1 (en) Container with sharply outlined indicia
CN107671132A (zh) 一种车速变矩器盘毂的成形工艺
US1127381A (en) Method of forming glass vacuum-receptacles.
US4317793A (en) Process for the production of oriented hollow bodies
CA1134112A (en) Method and apparatus of making molecularly oriented plastic bottles
GB1294865A (ja)
JPS6140605B2 (ja)
US4066428A (en) Method of applying vacuum while constricting the neck portion
US3967947A (en) Method of making a hollow glass article
US2205382A (en) Method of making hollow glassware
US2288029A (en) Apparatus for forming hollow glass articles
US3412187A (en) Method for forming plastic articles
US3047982A (en) Method of controlling the wall thickness of blown glass articles
JPS592818A (ja) 延伸吹込成形方法
JP2001087832A (ja) ネック部を有する壷状金属製品の成形方法およびその装置ならびに該成形方法に使用する中間成形体
US3271127A (en) Parison forming apparatus
AU2007201945B2 (en) I.S. Machine
US11534952B2 (en) Method for manufacturing a plastic container equipped with a handle obtained using boxing technique
DE60020630T2 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Hohlglasgegenständen und hergestellte Gegenstände
JPS62234625A (ja) バルジ加工方法
JPH021773B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990803

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120910

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term