JPH0624755A - 中空ガラス製品を成形する方法ならびに装置、およびそれにより成形された製品 - Google Patents

中空ガラス製品を成形する方法ならびに装置、およびそれにより成形された製品

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JPH0624755A
JPH0624755A JP5123935A JP12393593A JPH0624755A JP H0624755 A JPH0624755 A JP H0624755A JP 5123935 A JP5123935 A JP 5123935A JP 12393593 A JP12393593 A JP 12393593A JP H0624755 A JPH0624755 A JP H0624755A
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molding
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    • C03B9/325Forming screw-threads or lips at the mouth of hollow glass articles; Neck moulds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は中空ガラス製品を成形する方法なら
びに装置、およびそれにより成形されたガラス製品に関
する。 【構成】 本発明は初期段階、移送段階、および仕上げ
段階から成るブロー・ブロー法により、カラーを有する
中空ガラス製品を製造する。初期段階において、上記製
品のカラーの内部形状が機械的手段により成形される。
本発明の製品は上記方法を実施する装置により製造され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中空ガラス製品を成形す
るための方法および装置、更にそれにより成形された製
品に関する。具体的には、ねじ山をもつネックを有する
瓶等の製品に関し、上記製品は所謂『ブロー・ブロー
法』(blown-blown technique) を使用して成形される。
【0002】
【従来の技術】当分野に周知のこの方法は大きく3段
階、即ち、初期段階、移送段階、および仕上げ段階に分
けることができる。上記初期段階はパリソン金型内の圧
縮下のゴブを出発物質としてブランクを成形する工程で
あり、機械的作業により最初にそのカラーまたはネック
を打抜き、次いで上記ブランクの内側からブローをする
ことにより実際の孔抜き作業を行う。上記移送段階は上
記ブランクを仕上げ金型へ吊り下げて上記カラーを介し
て上記ブランクを保持する工程から成る。上記仕上げ段
階は上記ブランクを第2ブロー作業により上記仕上げ金
型内で最終形状にする工程である。このように、上記方
法は瓶の内形を成形する瓶の内壁へ付与される空気圧力
により実質的に成形し、上記空気圧力付与は初期段階お
よび仕上げ段階の両段階時に行われる。これに対して所
謂『プレス・ブロー法』(Pressed-blown technique) で
は初期段階時にパンチと呼ばれる形状型によりブランク
を機械的にプレスする。これはブロー・ブロー法が生産
速度の点で特に有益であることを意味するが、瓶の内形
の精確な制御が比較的困難であり、特に、瓶壁を均一か
つ十分な厚みにすることができない。従来、ブロー・ブ
ロー法では特定機械要求に合わせて内形を局部的に変形
させた信頼性のある瓶を成形することは不可能であっ
た。従って、例えば、医療用または化粧用に使用される
液体物質を収納するために設計される瓶の場合、例え
ば、ヘアーブラッシングするために注出する液体量を調
整するために狭窄域を形成したり、また瓶の蓋と共働す
る領域を形成することにより、そのカラーまたはネック
の内部形状を局部的に変化させることができれば非常に
有益である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は『ブロー・ブロー法』を基礎とした中空ガラス瓶を成
形するための方法および装置を開発することにあり、精
確、局部的かつ融通性のある瓶ネックの内部形状の変形
を可能にする中空ガラス瓶の成形方法および装置を提供
しようとする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はカラーもしくは
ネックを有する中空ガラス製品を製造するために『ブロ
ー・ブロー法』の概ねの工程を利用する。この方法は初
期成形段階、移送段階、および仕上げ段階から成る。し
かし、本発明によれば、上記初期成形段階において、上
記製品のカラーの内形の全部または部分は機械的手段に
より成形されることを特徴とする。従って、本発明は上
記カラーの内形の部分と上記製品もしくは瓶の残部を含
む他の部分とを分離して成形できる利点を有する。機械
的成形方法はその全長またはその一部に沿って変形され
た内形をもつカラーを形成するのに最適である。なぜな
らば、機械成形は形成しようと望む変形に関しても、ま
たそのカラー内の変形位置に関しても非常に精確である
からである。このようにして、究極的に該瓶に収容され
る液体流をより良く制御できる狭窄部を形成することに
より上記カラーが成形できる。しかも、上記ネックにわ
たる瓶の内形を形成するためにブロー・ブロー法による
ブロー成形作業は妨害されない。従って、ブロー・ブロ
ー法の原理を基本的に変形することなく本発明の方法を
利用することにより、工業的生産ラインを著しく変更さ
せることなく本発明の利点が達成される。上記カラーの
初期打抜きは、機械的手段による上記初期成形段階中
に、機械的手段により従来変形されていた上記カラーの
内形の深さよりも深くまで行われる。実際には、上記機
械成形は所定高さまで上記カラーの内側へ貫通する少な
くとも1つの機械部により達成され、上記初期打抜きは
上記ブランクのカラー内の空洞の形成を意味し、これは
上記機械的成形領域を越えて行われるブローによる孔抜
きを促進する効果を有するのが望ましい。更に、上記孔
抜きは、機械成形により変形されるカラーの形状を保持
する方法で、ブロー・ブロー法の特徴のごとく上記機械
成形および上記初期打抜きの後に初期成形中のブローに
より達成されるのが好ましい。事実上、このようにして
成形される内形はガスジエットに直接的に暴露されない
ので、かかる内形が制御されない方法においてクリープ
により変形するといった危険はない。
【0005】成形された形状を変化させずに維持する目
的を達成するために、仕上げ段階中にブロー作業が行わ
れる。しかし、本発明において、ネックレベルのガラス
はパリソン金型におけるよりも仕上げ金型においては相
当に低い温度レベルにあり、従ってクリープ傾向は低い
ので従来のものと異なり、この仕上げブロー作業は瓶ネ
ックの観点からは臨界的でない。上記カラーの内部成形
および初期打抜きは、好ましくは、ダイおよびパンチに
より行われる。上記ダイの先端は所望形状に適合して上
記カラーに適宜の内部形状を付与することができる。具
体的には、上記パンチは上記ダイの内側へ設置され、両
者は同軸に、かつ独立に同軸に沿って摺動するように設
置される。上記ダイは上記カラーと上記カラーのリップ
の内側を機械的に成形できるものであるのが有利であ
る。このようにして、上記ダイは外金型と共に作用する
ことにより上記カラーの外形の成形にも関係する。本発
明の方法の好ましい態様によれば、上記初期成形段階は
少なくとも2つの工程に小分割され、第1工程は変形さ
れるべき上記カラーの内形をダイにより機械的に成形し
かつ同時にパンチにより初期打抜きを行うことから成
り、上記パンチおよび上記ダイは共に実質的垂直軸に沿
って「高い」位置にあり、これは上記ダイの先端が上記
カラーの内側を成形するための位置にあり、かつ上記パ
ンチは同様に上記ブランクの内側でより深い位置にある
ことを意味する。続く工程は、上記パンチからのブロー
により孔抜きをする工程であり、この間、上記パンチは
「中間」位置へ運ばれて上記ダイが「高い」位置に保持
される。他方、従来ブロー・ブロー法では、上記パンチ
はブロー孔抜き時に部分的に除去される。しかし、本発
明では上記カラー内に機械部を保持し、かつその成形位
置に一部を付加することを特徴とする。このようにし
て、上記カラーの内部成形形状がブロー中にガスジエッ
トと直接接触しないようにされている。上記初期成形段
階を終了させる工程は上記ブランクを上記仕上げ金型へ
移送するために上記成形装置組立体を位置決めすること
から成る。具体的には、上記ダイおよびパンチの両者を
上記ブランクの排気のために「低い」位置へ運ぶ。この
ようにして、上記パンチは初期成形過程にわたって少な
くとも3位置を採り、上記ダイは少なくとも2位置を採
る。本発明は、また、同一目的をもって上記方法を実施
するための装置に関し、上記装置は初期成形時に特定ダ
イおよびパンチの介入および仕上げ時に採用されるのが
好ましいブロー手段の利用を含む。本発明による装置お
よび方法はカラーをもつ中空ガラス製品の成形に好適で
あり、上記カラーはその内形に沿って変形されており、
かつ具体的には局部的狭窄部を有する。上記局部的狭窄
部は、例えば、円筒形であり、上記リップの内径の略半
分の直径を有する。上記製品は外ねじ山を有するネック
を具備した瓶の場合、上記ネックの内形に局部的変形、
具体的には上記狭窄部は、上記ねじ山のレベル、更に精
密には、上記ねじ山の終端するシームのレベルに位置決
めされることが有益である。このようにして、上記狭窄
部はより厚い壁を有する上記カラーのレベルへ位置決め
される。これは内径の変形に付随する上記カラーの潜在
的脆化の危険を相当に減衰させる。内部狭窄部の形成は
上記瓶に収容されるべき流体、例えば、瓶の蓋に確りと
取り付けられるブラシ型アプリケータを利用する医療用
または化粧用に利用される液体、の流れを制御する上で
非常に効果的である。当然ながら、その利用範囲は制限
されない。本発明の範囲において、成形手段により形成
される種々の内部形状の変形が可能であり、例えば蓋と
共働する設計の瓶等であってよい。本発明に必須の特徴
について、本発明の好適例を示す添付図面を参照して以
下に説明する。
【0006】
【実施例】図1から4の方法は本発明の説明のために簡
略化されている。従って、添付図面は本発明の1断面を
示すのみである。図示された図面は化粧水を入れるため
に設計された小型瓶の製造に関し、この瓶の高さは約5
0mm、略四辺形の基部辺は約25mmである。外ねじ山を
有するネックの高さは約13mmである。本発明の製品は
本発明による方法および装置を利用して製造され、その
シームのレベルで上記ネックの内部狭窄部が形成され、
上記ネックのリップの内径は約7mmである。図1および
2はブロー・ブロー法(blown-blown technique) の初期
成形工程と本発明による方法とを比較するために示され
ている。図面は上記ネックの成形に焦点を絞っている。
従って、上記ネック上にある成形ブランクもしくはパリ
ソンは図示されていない。図1は(a)から(c)の工
程で知られるブロー・ブロー法の初期成形段階を示す。
図面において、リング12により中心に位置決めされる
2分割成形部の形態の外ネック金型11を示す。この2
分割部は共働してネック13とリップ14の外形を成形
する。パンチ15はそのカラーを最初に打抜き働きを
し、上記パンチはセンタリングピース16内へ摺動自在
に設置される。センタリングピース16は略垂直の軸に
沿って摺動し、他方、上記2分割部の運動は当分野の熟
練者に既知のバネおよび/または空気圧手段等の機械的
方法により制御される。工程1(a)はゴブをパリソン
成形において受ける工程を示し、上記ネック金型11と
リング12は圧縮によりネック13の外形を形成し、セ
ンタリングピース16内で同軸に設置されるパンチ15
は初期打抜きを行うために高い位置に設置される。工程
1(b)はブロー孔抜き工程を示す。パンチ15は中間
位置に設置される。そのセンタリングピース16は高い
位置に保持される。パンチ15から発射されるガスジエ
ットがパンチ15により先に形成された初期打抜きから
そのブランクへ噴射される。工程1(c)は仕上げ金型
へ移送する準備中の上記ネックの成形装置の位置を示
す。パンチ15とそのセンタリングピース16は同時に
下降し、移送アーム(図示せず)はネック金型11およ
びリング12内へ保持されているネック13を介してそ
のブランクを掴み、仕上げ金型へ移送する。
【0007】図2は上述と同様の連続工程を示すが本発
明による方法を示す。図2において、工程2(a)は、
工程1(a)と同様に、ネック金型21によりネック2
3の外形を圧縮成形する工程を示す。工程1(a)と対
比して、リップ24はリング22により成形されず、ネ
ック金型21と部26(以下ダイと言う)との両者によ
るセンタリングによりキャストされる。このダイ26は
そのブランクの内側へ進入して、そこで最終瓶ネックの
全長を越えない高さでネック23の内形を成形する。こ
こで、この高さは上記ネックの外ねじ山を終端させるシ
ームの高さに略対応する。パンチ25はその断面が通常
よりも小さく、同時に、ダイ26の成形で形成する深さ
よりも深いところまで上記ネックの内側に初期打抜きを
行う。即ち、これは従来のものよりも相当に深い深さで
あることを意味する。ダイ26とパンチ25は、上述の
パンチ15とそのセンタリングピース16と同様に、摺
動自在に設置される。両者は『高い』位置にある。工程
2(b)はブロー孔抜き工程に対応する。この時、ダイ
26は『高い』成形位置に保持され、他方、パンチ25
は中間位置に設置され、そこからガスジエットが送られ
る。従って、ガスジエットはダイ26により成形された
ネックの内壁と直接的に接触しない。工程2(c)は工
程1(c)の仕上げ金型へ移送する準備中の上記ネック
成形装置の位置に対応する。ダイ26とパンチ25は、
前例と同様に、そのブランクの排気のために低い位置へ
下降する。
【0008】本発明の相違点および利点を上記図面に基
づいて比較する。本発明による方法および装置はリング
12とリング22の機能を完全に変化させている。本発
明のリングはもはや如何なる成形の役割をもせず、その
構造は極めて単純化されている。他方、上記パンチ15
のセンタリングピース16はダイ26により置換されて
おり、これはネック23の形状を機械的に変形するため
に上記ネックへ貫通する。この場合、上記シームのレベ
ルで狭窄部を形成することにより変形がなされている。
このようにして、この内部形状を完全に制御できる。従
って、ブロー成形中にこの内部形状を「保護する」こと
はクリープ、特に、上記内部形状の最高狭窄部のレベル
でのクリープを回避する上で有益である。パンチ25の
断面は従来パンチ15の断面よりも大幅に小さく、その
ブランクのネックへ非常に高いところまで進入するよう
に設計される。これは同一ネックにダイ26を使用する
ことにより必要とされる対応措置である。他方、本発明
は全体的に『ブロー・ブロー法』におけると同様の連続
3段階の工程で処理されることに注意されるべきであ
る。このようにして、『ブロー・ブロー法』製造ライン
において本発明はいかなる主要な装置をも必要とするこ
となく実施できる。上記瓶の外壁の成形はその内壁の成
形と同様に、ネックレベルで行うことを除いて、いかな
る悪影響をも受けない。これは工業的見地から非常な利
点となる。従来技術とは対照的に、本発明では特に上記
ネックの内形の一部または全部が均一成形できる。
【0009】図3および4は従来『ブロー・ブロー法』
による仕上げ段階と本発明の方法による仕上げ段階との
比較を示す。図3および4は全体ブランクの成形装置の
断面を概略的に示す。図3は従来法による仕上げ段階を
2つの異なる工程3(a)(b)で示す。図3(a)に
おいて、ネック金型11とリング12はそのブランクの
ネック13を把持する。仕上げ金型31はブランク32
と共に示されている。後者は、図3(b)に示されたよ
うに、ネック13から噴射されるガスジエットのブロー
運動に暴露される。ブローヘッド33はネック13のリ
ップ14のレベルへ精確に運ばれ、ブロー作業はブラン
ク32の外壁が仕上げ金型31の形状になるまで継続さ
れる。このようにして、その最終瓶は2つのブロー作
業、即ち、その1つは初期成形、他方は仕上げ成形、よ
り絶対的に成形される内壁を有する。これは、また、上
記ネックのレベルで実際に行われ、そのために上記ネッ
クの内形は僅かに拡がっている(図3(c))。図4に
おいて、(a)はリング22とネック金型21が上述と
同様にネック23を把持している。ブロー・ブロー法が
実行する方法と本発明の方法との間には重要な相違があ
る。ブローヘッド43は、初期成形時に上記ダイにより
成形されたネックの内形に比較的類似の幅の形状を有す
る保護管44により被覆されたものの使用が望ましい
(図4(c))。このようにして、上記ダイにより成形
される形状の深さに大体等しい深さまでネック23へ進
入する保護管44を具備したブローヘッド43を形成す
ることが可能である。このようにして、ブローヘッド4
3からブローがダイ26により成形される形状、具体的
には、最大の内部狭窄部のレベルで劣化させることとな
るいかなる危険をも相当に減少させることができる。他
方、本発明の範囲において、若干の予防策および/また
はブロー力の適用を犠牲にして、図3に示したような従
来ブローヘッド33を使用することが考えられている。
【0010】本発明により形成された最終瓶は図4
(c)に示されている。図5において、本発明によるネ
ックの断面は拡大図で示されている。全高さHを有する
本発明のネックの内形P1はダイ26の介在により高さ
H1に沿って変形されている。外ねじ山のシームのレベ
ルで狭窄部が成形される。この場合、直径D1はネック
23のリップ24の内径Dの略半分である。他方、高さ
H2の内形P2はブロー作業のみにより達成されてい
る。従って、この場合、その金型の離型角度は僅かであ
り、具体的には、5゜未満程度である。上記シームのレ
ベル、従って、過剰壁厚のレベルでの狭窄部の位置決め
は脆化の危険を減少する。更に、本発明の方法はネック
の内形を部分的または全体的に機械成形することによっ
て、不十分な制御空気圧力によってのみ瓶の内形を成形
できる従来『ブロー・ブロー法』の場合には容易に達成
されないような非常に高度の再現可能性をもってネック
のレベルにおける瓶壁厚を素晴らしく確実に制御する。
結果として、本発明は『ブロー・ブロー法』を使用する
生産ラインを妨害することなく、具体的には、生産速度
の低下を来すことなく、瓶形成を可能にし、その瓶の内
ネック形状はネック金型の構造的かつ機能的変形により
容易かつ精確に変形できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)から(b)は初期成形時の標準的『ブロ
ー・ブロー法』による工程を示す図である。
【図2】(a)から(c)は初期成形時の本発明による
製法工程を示す図である。
【図3】(a)から(c)は仕上げ時の標準的『ブロー
・ブロー法』による工程を示す図である。
【図4】(a)から(c)は仕上げ時の本発明による製
法工程を示す図である。
【図5】本発明により得られた瓶のネックの断面図であ
る。
【符号の説明】
11,21…ネック金型 12,22…リング 13,23…ネック(カラー) 14,24…リップ 15,25…パンチ 16…センタリングピース 26…ダイ 31,41…仕上げ金型 43…ブローヘッド 44…保護管

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロー・ブロー法における初期成形段
    階、移送段階、および仕上げ段階から成るカラーを有す
    る中空ガラス製品の成形方法であって、初期成形段階中
    に上記製品のカラー(23)の内形の全部または部分を
    機械的手段により成形することを特徴とする中空ガラス
    製品形成方法。
  2. 【請求項2】 上記初期成形段階中に、機械的手段によ
    り成形されることにより変形された内形(P1)の深さ
    よりも深くまで上記カラー(23)を機械的手段により
    初期打抜きする、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 上記機械的手段によりカラー(23)を
    成形しかつ初期打抜きを行った後に変形されたカラー
    (23)の形状(P1)を維持するブランクの内側へガ
    スをブローすることにより孔抜きを行う、請求項2の方
    法。
  4. 【請求項4】 上記初期成形段階中のカラー(23)の
    機械的手段による初期打抜きによる成形がダイ(26)
    とパンチ(25)のそれぞれにより行われ、上記ダイと
    上記パンチが同軸に設置されかつ実質的垂直軸に沿って
    摺動する、請求項1から3のいずれか1の方法。
  5. 【請求項5】 上記ダイ(26)がカラー(23)と上
    記カラーに属するリップ(24)の内形の全部または部
    分を同時に機械的に成形する、請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 上記初期成形段階がダイ(26)の先端
    部によりカラー(23)の内形の全部または部分を成形
    し、かつ同時に、上記ダイ(26)の内側を摺動するパ
    ンチ(25)により初期打抜きを行うことから成り、上
    記ダイおよびパンチの両者は高い位置に保持され、次い
    で、ダイ(26)を高い位置に保持してパンチ(25)
    へブローすることにより孔抜きが行なわれ、パンチ(2
    5)を中間位置へ、かつ次に移送位置へ降下させ、パン
    チ(25)およびダイ(26)の両者を低い位置へ降下
    させる、請求項4または5の方法。
  7. 【請求項7】 上記仕上げ段階中に、上記ブランクの内
    側へガスをブローして、初期成形中に機械的成形により
    変形されたカラー(23)の内形(P1)を維持する形
    状に成形する、請求項1から6のいずれか1の方法。
  8. 【請求項8】 ブロー・ブロー法によりカラーを有する
    中空ガラス製品を成形する装置であって、上記製品のカ
    ラー(23)の内形の全部または部分を成形することの
    できる機械的手段から成る初期成形装置を有することを
    特徴とする中空ガラス製品成形装置。
  9. 【請求項9】 機械的成形により変形された形状(P
    1)の深さよりも深く上記製品のカラー(23)の初期
    打抜きを行う機械的手段から成る初期成形装置を含む、
    請求項8の装置。
  10. 【請求項10】 上記製品の上記カラーの機械的成形お
    よび初期打抜きのための手段はダイ(26)およびパン
    チ(25)のそれぞれであり、上記パンチ(25)はダ
    イ(26)の内側上を摺動し、ダイ(26)は実質的垂
    直軸に沿って摺動する、請求項8または9の装置。
  11. 【請求項11】 上記ダイ(26)は初期成形中に実質
    的垂直軸に沿って少なくとも2位置を採ることができ、
    その第1位置はその先端部によりカラー(23)の内形
    の機械的成形時およびそのブランクの内側をブローする
    ことにより孔抜きする時の高い位置であり、第2位置は
    仕上げ金型へ上記ブランクを移送するときの収縮した低
    い位置である、請求項10の装置。
  12. 【請求項12】 上記パンチ(25)は初期成形中に実
    質的垂直軸に沿って少なくとも3位置を採ることがで
    き、その第1位置はその先端部によるカラー(23)の
    内部打抜き中の高い位置であり、第2位置は上記パンチ
    のブローにる孔抜き中の中間位置であり、かつその第3
    位置は仕上げ金型へのブランクの移送中の収縮した低い
    位置である、請求項10または11の装置。
  13. 【請求項13】 仕上げ用の成形装置は最終形状を付与
    するために上記ブランクの内側へブローするための手段
    を具備し、上記手段は初期成形中の機械的成形により変
    形されたカラー(23)の内形(P1)を維持するもの
    である、請求項8から12のいずれか1の装置。
  14. 【請求項14】 上記ブロー手段は幅広い形状を有する
    保護管(44)により被覆されたブローヘッド(43)
    から成り、上記ブローヘッドはブロー中に初期成形中に
    機械的成形により変形されたカラー(23)の内形(P
    1)の深さと少なくとも同じ深さまで上記ブランクへ進
    入する、請求項13の装置。
  15. 【請求項15】 内形が局部狭窄部をもつカラー(2
    3)を有する中空ガラス製品を成形する請求項1から1
    4のいずれか1の方法および/または装置を利用する方
    法および/または装置。
  16. 【請求項16】 カラー(23)の内形が上記カラーの
    全部または部分に沿って機械的成形により変形されてい
    ることを特徴とするブロー・ブロー法により成形された
    中空ガラス製品。
  17. 【請求項17】 上記変形形状はカラー(23)の内径
    (D1)で局部的狭窄部、または円筒状狭窄部を有す
    る、請求項16の製品。
  18. 【請求項18】 上記狭窄部レベルでの上記カラー(2
    3)の内径(D1)対上記カラーのリップ(24)のレ
    ベルでの直径(D)の比率は約0.5である、請求項1
    7の製品。
  19. 【請求項19】 外ねじ山をもつカラーを有し、かつ上
    記カラーの内形の狭窄部は上記ねじ山のレベル、または
    上記ねじ山のシームのレベルに設けられている、請求項
    17または18の製品。
  20. 【請求項20】 化粧用および/または医療用物質の流
    出を精確に制御できる上記物質を収容するための請求項
    16から19のいずれか1の製品。
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