JPH021773B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH021773B2 JPH021773B2 JP61239497A JP23949786A JPH021773B2 JP H021773 B2 JPH021773 B2 JP H021773B2 JP 61239497 A JP61239497 A JP 61239497A JP 23949786 A JP23949786 A JP 23949786A JP H021773 B2 JPH021773 B2 JP H021773B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- mouth
- minimum diameter
- guide plate
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 8
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 5
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 4
- 235000014171 carbonated beverage Nutrition 0.000 description 2
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この発明はガラスびん口部の成形方法に関し、
特にはガラスびん口部内側一定位置に最小径部を
形成する方法に関する。 (従来の技術) 一般にガラスびんの成形はセツツルブローおよ
びカウンターブローという圧縮エアーのブローイ
ング工程によつて行なわれている。しかるに、び
んの外形状はさておき、びんの内形状、特にびん
口部の内形状を所定の設計形状に成形することは
極めて困難であつた。この原因としては、金型
各部品との接触具合によつてガラスの温度が局部
的に変化すること、ブローエア(カウンタブロ
ー)の入り方が一定でないことなどによると考え
られている。 従来では、びん口部内側の形状の厳密性がさほ
ど要求されることはなかつた。びんの口部内側形
状の不定性は他の条件によつて、例えばパツキン
を用いるとかしてこれを補うのが通常であつた。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、近年、ガラスびんにおいても各
種のタイプのびんが要求されるようになり、その
うちでも次のようなびんにおいてはその口部の内
側形状の特定が厳密に求められる。 (イ) 例えば炭酸飲料のようにあらかじめびん内部
に封入した密栓部材によつて内容物を密封する
ようにした容器構造のもの。 (ロ) 例えば化粧品容器のように密封のための内栓
形状が非常に複雑でびん口部内側の一定位置に
一定の最小径部を形成することが厳密に要求さ
れるもの。 この発明は、このような状況に鑑みて開発され
たものであつて、その目的するところは、びん口
部内側の一定位置に所定の最小径部を形成する方
法を提供することにある。 (問題点を解決するための手段) 上の目的を達成するために、この発明は、ガラ
スびん口部内側の一定位置に最小径部を形成する
に際して、口部成形金型のガイドプレートに前記
びん口部内の最小径部を規定する突条部を形成し
該突条部をびん口部内に没入するようにして成形
を行なうことを特徴とするガラスびん口部の成形
方法を提案するものである。 (作用) びん口部内側の一定位置に最小径部を形成する
ようなことは従来のガラスびん製法では要求され
ることがなかつたのであるが、この発明では、こ
のような要請を実現するために、口部の成形にガ
イドプレート(フイニツシユガイドプレート)を
用いることに着目して、このガイドプレートに前
記最小径部を規定する突条部を形成し該突条部を
びん口部内に没入してびん成形を行ない、ガラス
びん口部内部の形状を変化させてガラスの伸び位
置を調整し、もつて所期の最小径部を形成しよう
とするものである。 (実施例) 以下、添付の図面とともにこの発明方法の実施
例を説明すると、添付の図面第1図は粗型による
びん成形の一例を示す要部の断面図、第2図はガ
ラスびん口部の拡大断面図、第3図はガイドプレ
ートの要部の拡大断面図である。 まず第1図について説明すると、ガラスびん口
部の成形は通常粗型10による第一次ブローイン
グによつてなされる。なお、第1図の第一次ブロ
ーイングの後ガラス製品(パリソン)は仕上型に
反転移動され第2次ブローイングによつて最終製
品に成形される。 第1図において、符号11はキヤビテイ、12
は口型、20はガイドプレート(フイニツシユガ
イドプレート)、21は突条部、30はプランジ
ヤ、31はプランジヤのエア吹き出し口、35は
シンブル、36はホルダーである。なお、同図に
おいては図の左半部がプランジヤ30が前進した
位置30Aを、右半部がプランジヤ30が後退し
てエアが吹き込まれる位置30Bをそれぞれ表わ
している。 第2図は、口部41内側の一定位置に最小径部
42を形成した炭酸飲料用のガラスびん40の要
部の断面図である。このびん40は、あらかじめ
びん内部に封入した密栓部材49によつて内容物
を密封するようにした容器構造を有するもので、
当該密栓部材49による密閉および器具による開
栓器の関係上、びん口部41の天面から所定の長
さH位置に所定直径Iの最小径部42を形成する
ことが要求されるものである。 第3図は上述したびん容器のための成形型の要
部を示す断面図で、口部成形金型のガイドプレー
ト20に前記びん口部内の最小径部を規定する突
条部21が形成されている。この突条部2は、前
記びん口部41天面に対応するガイドプレート2
0の凹陥部23から所定の長さH1位置に所定の
直径I1の最小径部をもつて形成される。突条部2
1は図示のように鋭角的なテーパ部として形成さ
れることが望ましい。 このような突条部21を形成したガイドプレー
ト20をびん口部内に没入するようにして成形を
行なうことにより所期の最小径部42がガラスび
ん口部内に形成される。 次にこの発明方法によつて成形したびんの実験
データを示す。 ・ ガイドプレート突条部21 長さH1…3.9mm 同 直径I1…12.2mm ・ 成形したびん口部内側の最小径部42
特にはガラスびん口部内側一定位置に最小径部を
形成する方法に関する。 (従来の技術) 一般にガラスびんの成形はセツツルブローおよ
びカウンターブローという圧縮エアーのブローイ
ング工程によつて行なわれている。しかるに、び
んの外形状はさておき、びんの内形状、特にびん
口部の内形状を所定の設計形状に成形することは
極めて困難であつた。この原因としては、金型
各部品との接触具合によつてガラスの温度が局部
的に変化すること、ブローエア(カウンタブロ
ー)の入り方が一定でないことなどによると考え
られている。 従来では、びん口部内側の形状の厳密性がさほ
ど要求されることはなかつた。びんの口部内側形
状の不定性は他の条件によつて、例えばパツキン
を用いるとかしてこれを補うのが通常であつた。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、近年、ガラスびんにおいても各
種のタイプのびんが要求されるようになり、その
うちでも次のようなびんにおいてはその口部の内
側形状の特定が厳密に求められる。 (イ) 例えば炭酸飲料のようにあらかじめびん内部
に封入した密栓部材によつて内容物を密封する
ようにした容器構造のもの。 (ロ) 例えば化粧品容器のように密封のための内栓
形状が非常に複雑でびん口部内側の一定位置に
一定の最小径部を形成することが厳密に要求さ
れるもの。 この発明は、このような状況に鑑みて開発され
たものであつて、その目的するところは、びん口
部内側の一定位置に所定の最小径部を形成する方
法を提供することにある。 (問題点を解決するための手段) 上の目的を達成するために、この発明は、ガラ
スびん口部内側の一定位置に最小径部を形成する
に際して、口部成形金型のガイドプレートに前記
びん口部内の最小径部を規定する突条部を形成し
該突条部をびん口部内に没入するようにして成形
を行なうことを特徴とするガラスびん口部の成形
方法を提案するものである。 (作用) びん口部内側の一定位置に最小径部を形成する
ようなことは従来のガラスびん製法では要求され
ることがなかつたのであるが、この発明では、こ
のような要請を実現するために、口部の成形にガ
イドプレート(フイニツシユガイドプレート)を
用いることに着目して、このガイドプレートに前
記最小径部を規定する突条部を形成し該突条部を
びん口部内に没入してびん成形を行ない、ガラス
びん口部内部の形状を変化させてガラスの伸び位
置を調整し、もつて所期の最小径部を形成しよう
とするものである。 (実施例) 以下、添付の図面とともにこの発明方法の実施
例を説明すると、添付の図面第1図は粗型による
びん成形の一例を示す要部の断面図、第2図はガ
ラスびん口部の拡大断面図、第3図はガイドプレ
ートの要部の拡大断面図である。 まず第1図について説明すると、ガラスびん口
部の成形は通常粗型10による第一次ブローイン
グによつてなされる。なお、第1図の第一次ブロ
ーイングの後ガラス製品(パリソン)は仕上型に
反転移動され第2次ブローイングによつて最終製
品に成形される。 第1図において、符号11はキヤビテイ、12
は口型、20はガイドプレート(フイニツシユガ
イドプレート)、21は突条部、30はプランジ
ヤ、31はプランジヤのエア吹き出し口、35は
シンブル、36はホルダーである。なお、同図に
おいては図の左半部がプランジヤ30が前進した
位置30Aを、右半部がプランジヤ30が後退し
てエアが吹き込まれる位置30Bをそれぞれ表わ
している。 第2図は、口部41内側の一定位置に最小径部
42を形成した炭酸飲料用のガラスびん40の要
部の断面図である。このびん40は、あらかじめ
びん内部に封入した密栓部材49によつて内容物
を密封するようにした容器構造を有するもので、
当該密栓部材49による密閉および器具による開
栓器の関係上、びん口部41の天面から所定の長
さH位置に所定直径Iの最小径部42を形成する
ことが要求されるものである。 第3図は上述したびん容器のための成形型の要
部を示す断面図で、口部成形金型のガイドプレー
ト20に前記びん口部内の最小径部を規定する突
条部21が形成されている。この突条部2は、前
記びん口部41天面に対応するガイドプレート2
0の凹陥部23から所定の長さH1位置に所定の
直径I1の最小径部をもつて形成される。突条部2
1は図示のように鋭角的なテーパ部として形成さ
れることが望ましい。 このような突条部21を形成したガイドプレー
ト20をびん口部内に没入するようにして成形を
行なうことにより所期の最小径部42がガラスび
ん口部内に形成される。 次にこの発明方法によつて成形したびんの実験
データを示す。 ・ ガイドプレート突条部21 長さH1…3.9mm 同 直径I1…12.2mm ・ 成形したびん口部内側の最小径部42
【表】
上の実験データからわかるように、びん内部に
成形される最小径部42の長さHと直径Iは、ガ
イドプレート突条部21の長さH1および直径I1
よりも実際上わずかに(0.05〜0.25mm程度)大き
くなる傾向がある。この数値は成形条件、例えば
プランジヤの長さおよびその挿入時間等によつて
も異なるが、経験的に一定範囲内のものとするこ
とは可能で、許容範囲内のものとなるように成形
条件を整えればよい。 (効果) このように、この発明によれば、口部成形金型
のガイドプレートにびん口部内の最小径部を規定
する突条部を形成し該突条部をびん口部内に没入
するようにして成形を行なうことによつて、びん
口部内側の一定位置に所定の最小径部を形成する
ことができるようになつた。従つて、この発明は
近年におけるびん口部内側形状の特定の要請に対
して、十分対応することができたものである。
成形される最小径部42の長さHと直径Iは、ガ
イドプレート突条部21の長さH1および直径I1
よりも実際上わずかに(0.05〜0.25mm程度)大き
くなる傾向がある。この数値は成形条件、例えば
プランジヤの長さおよびその挿入時間等によつて
も異なるが、経験的に一定範囲内のものとするこ
とは可能で、許容範囲内のものとなるように成形
条件を整えればよい。 (効果) このように、この発明によれば、口部成形金型
のガイドプレートにびん口部内の最小径部を規定
する突条部を形成し該突条部をびん口部内に没入
するようにして成形を行なうことによつて、びん
口部内側の一定位置に所定の最小径部を形成する
ことができるようになつた。従つて、この発明は
近年におけるびん口部内側形状の特定の要請に対
して、十分対応することができたものである。
添付の図面第1図は粗型によるびん成形の一例
を示す要部の断面図、第2図はガラスびん口部の
拡大断面図、第3図はガイドプレートの要部の拡
大断面図である。 10…粗型、11…キヤビテイ、12…口型、
20…ガイドプレート(フイニシユガイドプレー
ト)、21…突条部、30…プランジヤ、40…
びん、41…びん口部、42…最小径部。
を示す要部の断面図、第2図はガラスびん口部の
拡大断面図、第3図はガイドプレートの要部の拡
大断面図である。 10…粗型、11…キヤビテイ、12…口型、
20…ガイドプレート(フイニシユガイドプレー
ト)、21…突条部、30…プランジヤ、40…
びん、41…びん口部、42…最小径部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガラスびん口部内側の一定位置に最小径部を
形成するに際して、口部成形金型のガイドプレー
トに前記びん口部内の最小径部を規定する突条部
を形成し該突条部をびん口部内に没入するように
して成形を行なうことを特徴とするガラスびん口
部の成形方法。 2 突条部が鋭角的なテーパ部として形成された
特許請求の範囲第1項記載のガラスびん口部の成
形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23949786A JPS63239131A (ja) | 1986-10-08 | 1986-10-08 | ガラスびん口部の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23949786A JPS63239131A (ja) | 1986-10-08 | 1986-10-08 | ガラスびん口部の成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63239131A JPS63239131A (ja) | 1988-10-05 |
JPH021773B2 true JPH021773B2 (ja) | 1990-01-12 |
Family
ID=17045661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23949786A Granted JPS63239131A (ja) | 1986-10-08 | 1986-10-08 | ガラスびん口部の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63239131A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04500484A (ja) * | 1988-09-09 | 1992-01-30 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 自動車用表示装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6933376B2 (ja) * | 2018-12-03 | 2021-09-08 | 日本耐酸壜工業株式会社 | ガラス容器の製造方法及びガラス容器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1995276A (en) * | 1931-10-21 | 1935-03-19 | Hartford Empire Co | Glass working apparatus and method |
US2987854A (en) * | 1957-11-27 | 1961-06-13 | Owens Illinois Glass Co | Method for forming neck finishes on glass containers |
-
1986
- 1986-10-08 JP JP23949786A patent/JPS63239131A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1995276A (en) * | 1931-10-21 | 1935-03-19 | Hartford Empire Co | Glass working apparatus and method |
US2987854A (en) * | 1957-11-27 | 1961-06-13 | Owens Illinois Glass Co | Method for forming neck finishes on glass containers |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04500484A (ja) * | 1988-09-09 | 1992-01-30 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 自動車用表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63239131A (ja) | 1988-10-05 |
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