JP2963613B2 - 基礎構造およびその施工方法 - Google Patents

基礎構造およびその施工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の地盤に構築さ
れる基礎構造に関し、特に建築現場でのフーティング構
築作業を簡略化できる基礎構造およびその施工方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】建築物を安定した状態で構築するために
は、まず地盤に基礎部を安定かつ的確に構築する必要が
ある。従来、住宅用の基礎部は、まず建物構築部分の地
盤を連続的に掘削して根切り部を形成し、この根切り部
に玉砂利を敷いて連続的に型枠を組み、支持手段を介し
てこの型枠を立設支持させ、そして、この型枠内にコン
クリートを打設し、養生して固化させた後、型枠を取り
外しモルタルによって表面処理して構築されていた。
【0003】しかし、上記従来の基礎構築作業におい
て、型枠を根切り部に沿って連続して立設する作業は、
手間のかかるもので工期の長期化につながり、コストを
上昇させるものであった。また、コンクリートを養生す
る作業も、数日を必要とするもので工期を長引かせる原
因となっており、さらに、型枠の取り外しやモルタル処
理も手間のかかる作業であった。
【0004】そこで、建築現場における基礎部構築作業
をより簡略化かつ迅速化するために、特開平3−129
018号公報に記載されるように、工場段階において予
め製造されたプレキャストコンクリート(以下PCとい
う)基礎を根切り部に設置する構築形式が考えられた。
【0005】さらに、出願人は、特願平5−25106
3号において、立上り部の下端部にフーティング部が一
体的に形成されたPC基礎を提案した。このPC基礎に
よればコンクリートの打設養生作業を簡略化できること
となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構築形式
によっても、PC基礎同士を接続する部分で両者を結合
するためには、このPC基礎の接続部分の下部にコンク
リートを打設しなければならない。
【0007】そのためには、型枠を組まねばならない
が、型枠は従来一般に木によって構成されており、この
型枠は埋設して使い捨てとなることから、近年の木材価
格の高騰に鑑みるとコストを十分に抑えることができな
い。また、防腐防蟻上ふさわしくない。
【0008】また、基礎のコーナー部においてPC基礎
を直角に接続した部分においては、型枠も直角に組み立
てなければならないが、このような形状に型枠を構築す
ることは、木質では防腐防蟻上不可能となる。
【0009】なお、特開昭59−22854号公報に
は、プラスチック製の型枠について開示されているが、
この型枠は現場打ちの基礎を構築するために用いられる
もので、PC基礎同士を結合するための型枠とは異なる
ものである。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、フーティング部を有するPC基礎を
用いることでフーティング構築養生作業を簡略化し、か
つ、PC基礎同士の接続部分の結合用コンクリート打設
のための型枠を安価な材料で簡単に設置できる基礎構造
およびその施工方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、請求項1記載の発明は、建物の構築領域
で地盤を連続的に掘削して形成された根切り部に所定間
隔で複数のプレキャストコンクリート底盤を設置する工
程と、このプレキャストコンクリート底盤を避けて一体
的に形成され、かつ、地盤との間に所定間隔を形成して
下部側方に突出するフーティング部を有する複数のプレ
キャストコンクリート基礎を、前記プレキャストコンク
リート底盤上に架設する工程と、隣接する前記プレキャ
ストコンクリート基礎同士の接続部分の周囲に、コンク
リート打設領域区画のための型枠を設置する工程と、を
含み、前記型枠は、合成樹脂製または金属製のシート状
部材によって構成されることを特徴とする。
【0012】この施工方法では、建物構築領域で地盤を
例えば布掘りして根切り部を形成し、この根切り部に所
定間隔を置いて複数のPC底盤を設置し、このPC底盤
にPC基礎を架設する。
【0013】このPC基礎は、PC底盤間に掛け渡して
設置すればPC基礎が独立して直立でき、フーティング
部を有していることから建築現場でのコンクリート打
設、養生作業を簡略化できる。
【0014】また、フーティング部は、PC底盤を避け
るように形成されているので、PC底盤間にPC基礎を
掛け渡すときの妨げにならない。そして、フーティング
部は地盤との間に所定間隔が形成されるようになってい
るので、コンクリートを流し込めば地盤と一体化できる
こととなる。
【0015】さらに、基礎が予め工場で製造されるPC
製であって表面が仕上げ処理された状態となるため、建
築現場でのモルタル処理を省略できる。
【0016】このようなPC基礎を用いることで、フー
ティング構築作業は簡略化できるものの、PC基礎のフ
ーティング部はPC底板を避ける形状とされ、このPC
底板上に載置されるPC基礎同士の接続部にコンクリー
トを打設して両者を結合する必要がある。
【0017】そこで、この施工方法では、シート状部材
によって、PC基礎同士の接続部分の周囲に、コンクリ
ート打設領域を区画するための型枠を組み立てることと
している。
【0018】ここで、シート部材が、合成樹脂製または
金属製のシート状部材によって構成されているので、腐
蝕されることがなく、木質の型枠よりも安価な型枠とす
ることができてコストを削減できる。
【0019】このシート部材として、平板状のものの他
に、例えば、波板状のものや網状のものであってもよい
が、いずれの場合も土砂を塞き止められる程度の強度を
有するものでなければならない。また、網状のものにあ
っては、土砂が流入しない程度の網目の細かさを有する
必要がある。
【0020】次に、請求項2記載の発明は、建物の構築
領域で地盤を連続的に掘削して形成された根切り部に所
定間隔で複数のプレキャストコンクリート底盤を設置す
る工程と、このプレキャストコンクリート底盤を避けて
一体的に形成され、かつ、地盤との間に所定間隔を形成
して下部側方に突出するフーティング部を有する複数の
プレキャストコンクリート基礎を、前記プレキャストコ
ンクリート底盤上に直角に架設する工程と、隣接する前
記プレキャストコンクリート基礎同士の直角接続部分の
周囲に、コンクリート打設領域区画のための型枠を設置
する工程と、を含み、前記型枠は、屈曲または折り曲げ
可能な合成樹脂製または金属製のシート状部材によって
構成され、このシート状部材を屈曲させまたは折り曲げ
て前記直角接続部分に対応するコンクリート打設領域を
区画することを特徴とする。
【0021】この施工方法では、請求項1記載の発明の
構成およびその作用効果に加えて、複数のPC基礎が直
角に接続されており、型枠が、屈曲または折り曲げ可能
なシート状部材によって構成されている。したがって、
直角の接続部分に対応して直角方向に屈曲または折りま
げることで、簡単に型枠を形成することができる。
【0022】次に、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2記載の基礎構造の施工方法によって構築さ
れることを特徴とする。
【0023】この基礎構造は、請求項1または請求項2
記載の構成を備えて構築されるもので、これらの作用効
果を奏するものである。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0025】図1は、実施例に係る基礎構造における型
枠設置前の状態を示す斜視図である。同図において、P
C布基礎10が、根切り部20に設置されたPC底盤3
0間に架設されている。
【0026】根切り部20は、地盤100を布掘りして
形成されており、この根切り部20のコーナー部および
所定位置にPC底盤30が設置されている。
【0027】このPC底盤30は、補強鉄筋(図示せ
ず)を内部に有して強化されたコンクリート板であるた
め、建築現場で補強鉄筋をこのPC底盤30上に配設す
る作業を省略できる。また、このPC底盤30は、上面
が滑らかな平面となっており、PC布基礎10を架設す
るときにこの上面に位置合わせのための墨出しを行える
ようになっている。
【0028】そして、このPC底盤30を根切り部20
に設置するときには、このPC底盤30の設置位置にモ
ルタル22の山を載置し、このモルタル22の山を潰す
ようにしてPC底盤30を載置する。そして、このPC
底盤30を掛矢等で叩いて所定の高さで上面がほぼ水平
になるよう調整作業を行う。なお、この作業は、水糸や
水準器やレーザー光線による水準装置等を用いて水平レ
ベルおよび高さを確認しながら行う。
【0029】次に、こうして設置されたPC底盤30間
に架設されるPC布基礎10について説明する。図1に
示すように、PC布基礎10には二種類があり、両端部
に凹部11が形成されたPC布基礎12(図1中右側)
と、一方の端部に凹部11が形成され他方の端部に凸部
13が形成されたPC布基礎14(図1中左側)とがあ
る。
【0030】図2は、両端部に凹部11が形成されたP
C布基礎12を示し、(1)はその平面図、(2)はそ
の正面図である。このPC布基礎12は、立上り部16
とフーティング部18とを有する。
【0031】立上り部16は、上端面に建物を載置して
支持するもので、所定の厚さで直方体形状に形成され、
内部に図示しない補強用の鉄筋が埋設されてコンクリー
トにて構成され、両端部には、肉厚が厚くなって横断面
コ字状の凹部11が形成されている。そして、PC布基
礎12同士を直線状に接合するときには、それぞれの凹
部11を対向させて設置し、この凹部11の内部に鉄筋
を配設してコンクリートを打設し、連結部の強化を図れ
るようになっている。
【0032】フーティング部18は、立上り部16を直
立させて支持するものであって、立上り部16の両側面
において、内部に図示しない鉄筋を有して下端から側方
および下方に突出して形成されている。また、このフー
ティング部18は、立上り部16の中央部に形成されて
おり、上記凹部11の側面にはこのフーティング部18
は形成されない構成となっている。したがって、図1に
示すように、このPC布基礎12は、凹部11の下面を
架設部としてPC底盤に載置できる。そして、このフー
ティング部18は、根切り部20の地盤との間に所定間
隔の隙間が形成されて、この隙間にコンクリートを打設
できるようになっている。
【0033】また、このフーティング部18にはコンク
リート充填口19が形成されている。このコンクリート
充填口19は、図2(1)に示すように、フーティング
部18の上面から下面に貫通する複数の矩形の穴であっ
て、このコンクリート充填口19からコンクリートを打
設養生し固化させて、フーティング部18を地盤100
に強固に固定できるようになっている。
【0034】次に、図3は、一方の端部に凸部13が形
成され他方の端部に凹部11が形成されたPC布基礎1
4を示し、(1)はその平面図、(2)はその正面図で
ある。このPC布基礎14は、一方の端部に凸部13を
有する点で上記PC布基礎12と異なる。
【0035】凸部13は、基礎のコーナー部において、
上記PC布基礎12と直角に接合するため、立上り部1
6の一方の端部に軸に直角に突出して形成されるもので
ある。そして、この凸部13の前端面には図示しない鉄
筋が突出しており、この鉄筋を接合されるPC布基礎1
2の凹部11に挿入し、この凹部11にコンクリートを
打設、養生し固化したときに、PC布基礎12とPC布
基礎14とをしっかりと結合することができる。
【0036】また、この凸部13が形成された端部には
フーティング部18が形成されず、フーティング部18
は立上り部16の中央部に形成された構成となってい
る。その他の構成は上記PC布基礎12と同様である。
【0037】なお、PC布基礎12およびPC布基礎1
4は、いずれも予め工場で表面が処理された状態となっ
ている。
【0038】そして、これらのPC布基礎10は、PC
底盤30の上面に設置位置の墨出しを行い位置合わせを
して、PC底盤30間に掛け渡して載置される。このP
C布基礎10にはフーティング部18が一体的に形成さ
れているので、建築現場でフーティングを構築する作業
を簡略化できる。
【0039】ただし、上述したように、PC布基礎12
における凹部11の側面にはフーティング部18が形成
されず、PC布基礎14における凸部13の側面にもフ
ーティング18が形成されない構成となっている。
【0040】したがって、図1に示すように、PC布基
礎12とPC布基礎14とを直角に接続した部分には、
フーティング18が形成されないこととなる。そして、
この直角接続部分には、建築現場でコンクリートを打設
して両者を一体的に結合することとしている。
【0041】このため、コンクリート打設領域を土砂か
ら区画するために型枠を設置する必要がある。図4は、
図1の示すPC基礎構造に型枠を設置した状態を示す平
面図である。
【0042】同図において、型枠は、直角に接続される
PC基礎12、14の内角側に設置される波板42と、
外角側に設置される波板44、44と、によって構成さ
れる。そして、これら波板42、44の斜視図を図5に
示す。
【0043】図5において、波板42、44は、いずれ
も波状に形成された薄板で合成樹脂にて製造されたもの
で、例えば、車庫や渡り廊下の屋根などとして広く使用
されて周知のものが利用される。また、この波板42、
44は、安価で簡単に入手可能なものであり、新たに製
造する必要がないこととも併せて、コストを削減するこ
とができる。
【0044】図4または図5に示すように、PC布基礎
12、14の内角側の波板42は屈曲させて設置されて
おり、屈曲しやすいように横方向に波が形成される状態
で設置されている。これとは逆に、外角側の波板44、
44は、図5に示すように、縦方向に波が形成される状
態で設置されており、一対の波板44、44を直角に接
合させることで、PC布基礎12、14の外角側に対応
して区画している。
【0045】そして、波板44を設置するときには、図
5に示す状態で一方の面をフーティング部18の側面に
当接させて他方の面側に土砂を埋め戻す。また、波板4
2を設置するときには、図5に示すように屈曲させ、図
4に示すように一方の面をフーティング部18の側面に
当接させ他方の面側に土砂を埋め戻す。こうして、図4
に示すように、フーティング部18と地盤100とによ
って挟まれた状態で波板42、44は支持され、型枠と
してコンクリート打設領域50を区画できることとな
る。
【0046】こうして、型枠が設置されると、コンクリ
ート打設領域50にコンクリートを打設し養生すれば、
直角に接続されるPC布基礎12、14を結合して一体
化することができる。なお、波板42、44は、取り外
さずに埋め戻し、取り外し作業を省略することが好まし
い。
【0047】また、フーティング部18に形成されたコ
ンクリート充填口19にコンクリートを打設、養生し固
化する作業を行って、フーティング部18を地盤100
に固定する。ここで、打設されたコンクリートは、フー
ティング部18がカバーとなるので、打設直後で養生前
に埋め戻しを行っても良い。
【0048】このとき、地盤100とフーテイング部1
8との間に隙間が形成されるので、コンクリートを打設
したときにこの隙間から侵入したコンクリートが上記コ
ンクリート充填口19に下から満たされて、上端部から
溢れ出たことを確認してコンクリートの充填を確実に行
うことができる。
【0049】この作業は、フーティング全体を構築する
作業と比較すると、打設するコンクリートが少量なので
養生期間も短期間で足り、コンクリート打設、養生作業
を簡略化できる。そして、コンクリート充填口19内に
コンクリートを打設、養生し固化すると、このフーティ
ング部18を地盤100にしっかりと固定することがで
きる。
【0050】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能
である。
【0051】例えば、上記実施例では、L字状に接続さ
れたPC基礎同士の結合部分に本発明を適用したもので
あるが、これに限定されず、T字状に接続されたPC基
礎同士の結合部分に本発明を適用してもよい。T字状に
接続された場合でも、直角に接続されていることに変わ
りはないからである。
【0052】また、図4または図5において、波板44
も波板42と同様にして直角に屈曲させて設置してもよ
く、あるいは、波板42を波板44と同様に一対を直角
に接合して設置してもよい。また、これら波板42、4
4は、合成樹脂にて製造されたものに限定されず、土砂
を塞き止める強度を有するものであれば金属であっても
よい。
【0053】または、図6に示すように、網状シート5
2、54を用いてもよい。この網状シート52、54も
合成樹脂または金属にて製造されるものであるが、土砂
を塞き止められる強度を有し、かつ、土砂が侵入できな
い程度の網目の細かさを必要とする。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、シート部材が、合成樹脂製または金属製の
シート状部材によって構成されているので、安価な型枠
とすることができてコストを削減できるという効果があ
る。また、PC基礎がフーティング部を有しているの
で、建築現場でのフーティング構築作業を簡略化できる
という効果がある。
【0055】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の効果に加えて、シート部材が屈曲また
は折り曲げ可能であるため、直角の接続部分に対応して
直角方向に屈曲または折りまげて、簡単に型枠を形成で
きるという効果がある。
【0056】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
または請求項2記載の構成を備えて構築されるもので、
これらの効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る基礎構造における型枠設置前の状
態を示す斜視図である。
【図2】両端部に凹部が形成されたPC布基礎を示し、
(1)はその平面図、(2)はその正面図である。
【図3】一方の端部に凸部が形成され他方の端部に凹部
が形成されたPC布基礎を示し、(1)はその平面図、
(2)はその正面図である。
【図4】図1の示すPC基礎構造に型枠を設置した状態
を示す平面図である。
【図5】図4における波板を示す斜視図である。
【図6】本実施例の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 PC布基礎 16 立上り部 18 フーティング部 20 根切り部 30 PC底盤 42、44、52、54 波板 50 コンクリート打設領域 100 地盤

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の構築領域で地盤を連続的に掘削し
    て形成された根切り部に所定間隔で複数のプレキャスト
    コンクリート底盤を設置する工程と、 このプレキャストコンクリート底盤を避けて一体的に形
    成され、かつ、地盤との間に所定間隔を形成して下部側
    方に突出するフーティング部を有する複数のプレキャス
    トコンクリート基礎を、前記プレキャストコンクリート
    底盤上に架設する工程と、 隣接する前記プレキャストコンクリート基礎同士の接続
    部分の周囲に、コンクリート打設領域区画のための型枠
    を設置する工程と、を含み、 前記型枠は、合成樹脂製または金属製のシート状部材に
    よって構成されることを特徴とする基礎構造の施工方
    法。
  2. 【請求項2】 建物の構築領域で地盤を連続的に掘削し
    て形成された根切り部に所定間隔で複数のプレキャスト
    コンクリート底盤を設置する工程と、 このプレキャストコンクリート底盤を避けて一体的に形
    成され、かつ、地盤との間に所定間隔を形成して下部側
    方に突出するフーティング部を有する複数のプレキャス
    トコンクリート基礎を、前記プレキャストコンクリート
    底盤上に直角に架設する工程と、 隣接する前記プレキャストコンクリート基礎同士の直角
    接続部分の周囲に、コンクリート打設領域区画のための
    型枠を設置する工程と、を含み、 前記型枠は、屈曲または折り曲げ可能な合成樹脂製また
    は金属製のシート状部材によって構成され、このシート
    状部材を屈曲させまたは折り曲げて前記直角接続部分に
    対応するコンクリート打設領域を区画することを特徴と
    する基礎構造の施工方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の基礎構造
    の施工方法によって構築されることを特徴とする基礎構
    造。
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