JP2962162B2 - 計器用表示板 - Google Patents
計器用表示板Info
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 34
- 238000004040 coloring Methods 0.000 claims description 12
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 9
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 9
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 26
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- Instrument Panels (AREA)
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば自動車などのウォ
ーニング表示部を備える計器用表示板に関する。
ーニング表示部を備える計器用表示板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の計器用表示板としては、
例えば実公平4−17974号公報に示されている様
に、ウォーニング表示部は透明な基板の裏面に表示すべ
き形象を設け、基板の表面には暗色系の半透明層を設け
た後、ウォーニング表示部を除いた範囲に暗色系の艶消
し層を設けている。この様なウォーニング表示は表示板
の裏面側に設けたランプが点灯した時にのみ記号などが
現れ、ランプ不灯時には光線の当たり具合の如何にかか
わらず、表示板の表面から見てウォーニング表示が見え
ない様に形成してある。
例えば実公平4−17974号公報に示されている様
に、ウォーニング表示部は透明な基板の裏面に表示すべ
き形象を設け、基板の表面には暗色系の半透明層を設け
た後、ウォーニング表示部を除いた範囲に暗色系の艶消
し層を設けている。この様なウォーニング表示は表示板
の裏面側に設けたランプが点灯した時にのみ記号などが
現れ、ランプ不灯時には光線の当たり具合の如何にかか
わらず、表示板の表面から見てウォーニング表示が見え
ない様に形成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記表
示板の場合、ランプ不灯時、ウォーニング表示部の記号
などは見えにくいが、表示板の表面に設けたウォーニン
グ表示部の暗色系の半透明層と、ウォーニング表示部を
除いた暗色系の艶消し層とが同色系であっても全く同一
の層ではないため、わずかな光線反射や色味の違いがあ
る。またウォーニング表示部の印刷と他の印刷が別工程
のため、それぞれの印刷の境目に段差が現れる。そのた
め、その箇所に何かの存在を予感させ、ウォーニング表
示としての注意喚起効果を薄れさせたり、またデザイン
的にも見苦しい面があった。
示板の場合、ランプ不灯時、ウォーニング表示部の記号
などは見えにくいが、表示板の表面に設けたウォーニン
グ表示部の暗色系の半透明層と、ウォーニング表示部を
除いた暗色系の艶消し層とが同色系であっても全く同一
の層ではないため、わずかな光線反射や色味の違いがあ
る。またウォーニング表示部の印刷と他の印刷が別工程
のため、それぞれの印刷の境目に段差が現れる。そのた
め、その箇所に何かの存在を予感させ、ウォーニング表
示としての注意喚起効果を薄れさせたり、またデザイン
的にも見苦しい面があった。
【0004】本発明はこの様な点に鑑みなされたもの
で、ウォーニング表示部の周縁に印刷による段差の現れ
ない計器用表示板を提供することを目的とする。
で、ウォーニング表示部の周縁に印刷による段差の現れ
ない計器用表示板を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、透光性樹脂製の基板と、この基板の表面に設
けられ、目盛・数字などからなる表示部を形成するため
の有色の表示層と、この有色の表示層の少なくとも前記
表示部と重ならない前記基板の裏面に設けられ、ウォー
ニング表示部を形成するための透過性着色層と、少なく
とも前記表示部および前記ウォーニング表示部と対応す
る箇所を除いた前記基板の裏面に設けた暗色系の不透過
層と、前記表示部を除いた前記基板の表面に設けた暗色
系の半透過性地色層とからなる。また前記表示層と半透
過性地色層の表面全域に透明消し層を設ける。あるい
は、少なくとも前記半透過性地色層を艶消し層とする。
するため、透光性樹脂製の基板と、この基板の表面に設
けられ、目盛・数字などからなる表示部を形成するため
の有色の表示層と、この有色の表示層の少なくとも前記
表示部と重ならない前記基板の裏面に設けられ、ウォー
ニング表示部を形成するための透過性着色層と、少なく
とも前記表示部および前記ウォーニング表示部と対応す
る箇所を除いた前記基板の裏面に設けた暗色系の不透過
層と、前記表示部を除いた前記基板の表面に設けた暗色
系の半透過性地色層とからなる。また前記表示層と半透
過性地色層の表面全域に透明消し層を設ける。あるい
は、少なくとも前記半透過性地色層を艶消し層とする。
【0006】
【作用】目盛・数字などの有色の表示層を設けた表示部
を除いた基板の全域に暗色系の半透過性地色層を設ける
ことにより、ウォーニング表示部周縁が平坦となる。
を除いた基板の全域に暗色系の半透過性地色層を設ける
ことにより、ウォーニング表示部周縁が平坦となる。
【0007】
【実施例】本発明を各実施例に基づいて説明する。図1
〜2は本発明の第1実施例を示すもので、図1に示す計
器用表示板は自動車の車速を表す目盛・数字などからな
る表示部1と、通常は視認不可能で背後に配設した光源
(図示せず)が点灯した時のみ文字・記号などが黒色に
視認され、この文字・記号などの背景が透過するネガ型
表示のウォーニング表示部2(図中、円形の破線内を指
し、通常は視認不可能)とを備えている。
〜2は本発明の第1実施例を示すもので、図1に示す計
器用表示板は自動車の車速を表す目盛・数字などからな
る表示部1と、通常は視認不可能で背後に配設した光源
(図示せず)が点灯した時のみ文字・記号などが黒色に
視認され、この文字・記号などの背景が透過するネガ型
表示のウォーニング表示部2(図中、円形の破線内を指
し、通常は視認不可能)とを備えている。
【0008】この計器用表示板の断面は図2に示す様
に、透光性樹脂製の基板3の表面には目盛・数字など表
示部1を形成するための例えば白色の表示層4を印刷に
より設け、その後表示部1を除いた全域に例えば黒色の
半透過性地色層5を印刷により設ける。そして全域を透
明艶消し層6で覆う。
に、透光性樹脂製の基板3の表面には目盛・数字など表
示部1を形成するための例えば白色の表示層4を印刷に
より設け、その後表示部1を除いた全域に例えば黒色の
半透過性地色層5を印刷により設ける。そして全域を透
明艶消し層6で覆う。
【0009】一方、基板3の裏面には前記白色の表示層
4の少なくとも前記表示部1と重ならない箇所に、ウォ
ーニング表示部2を形成するための例えば赤色の透過性
着色層7を印刷により設け、その後、少なくとも前記表
示部1およびウォーニング表示部2と対応する箇所を除
いて、例えば黒色の不透過層8を印刷により設ける。こ
の黒色の不透過層8を印刷する際に、前記赤色の透過性
着色層7の上に文字・記号などを黒色の不透過層8で同
時に印刷する。
4の少なくとも前記表示部1と重ならない箇所に、ウォ
ーニング表示部2を形成するための例えば赤色の透過性
着色層7を印刷により設け、その後、少なくとも前記表
示部1およびウォーニング表示部2と対応する箇所を除
いて、例えば黒色の不透過層8を印刷により設ける。こ
の黒色の不透過層8を印刷する際に、前記赤色の透過性
着色層7の上に文字・記号などを黒色の不透過層8で同
時に印刷する。
【0010】この様な計器用表示板において、ウォーニ
ング表示部2の背後に配設したウォーニング表示部専用
のランプなどの光源を点灯させると文字・記号などが黒
色に視認され、この文字・記号などの背景が赤色で発光
表示する。
ング表示部2の背後に配設したウォーニング表示部専用
のランプなどの光源を点灯させると文字・記号などが黒
色に視認され、この文字・記号などの背景が赤色で発光
表示する。
【0011】この様に本実施例では透光性樹脂製の基板
3の表面に目盛・数字などの表示部1を除いた全域に黒
色の半透過性地色層5を設けたことにより、基板3の表
面に従来行っていたウォーニング表示部2の暗色系の半
透明層を設ける必要がなく、従って異なる印刷を行うこ
とによる段差や色味、艶などの違いが現れることがな
い。また、基板3の表面側全域を透明艶消し層6で覆っ
たため外部光線による反射が押さえられ、表示部1やウ
ォーニング表示部2の視認性が向上する。
3の表面に目盛・数字などの表示部1を除いた全域に黒
色の半透過性地色層5を設けたことにより、基板3の表
面に従来行っていたウォーニング表示部2の暗色系の半
透明層を設ける必要がなく、従って異なる印刷を行うこ
とによる段差や色味、艶などの違いが現れることがな
い。また、基板3の表面側全域を透明艶消し層6で覆っ
たため外部光線による反射が押さえられ、表示部1やウ
ォーニング表示部2の視認性が向上する。
【0012】なお、本実施例においては基板3の裏面に
ウォーニング表示部2を形成するための赤色の透過性着
色層7を印刷し、この赤色の透過性着色層7の上に文字
・記号などを黒色の不透過層8で印刷したが、黒色の不
透過層8を印刷した後、赤色の透過性着色層7を印刷し
ても良い。また前記不透過層や前記半透過性地色層を視
認性を考慮して暗色系とすることが好ましいものであ
り、この場合の暗色系とは黒色、濃灰色、濃青色など明
度が低い色を指す。
ウォーニング表示部2を形成するための赤色の透過性着
色層7を印刷し、この赤色の透過性着色層7の上に文字
・記号などを黒色の不透過層8で印刷したが、黒色の不
透過層8を印刷した後、赤色の透過性着色層7を印刷し
ても良い。また前記不透過層や前記半透過性地色層を視
認性を考慮して暗色系とすることが好ましいものであ
り、この場合の暗色系とは黒色、濃灰色、濃青色など明
度が低い色を指す。
【0013】図3〜4は本発明の第2実施例を示すもの
で、図3の部分正面図は前記第1実施例と同一である
が、この断面は図4に示す様に、透光性樹脂製の基板3
の表面には目盛・数字など表示部1を形成するための例
えば白色の艶消し表示層9を印刷により設け、その後表
示部1を除いた全域に例えば黒色の艶消し半透過性地色
層10を印刷により設ける。
で、図3の部分正面図は前記第1実施例と同一である
が、この断面は図4に示す様に、透光性樹脂製の基板3
の表面には目盛・数字など表示部1を形成するための例
えば白色の艶消し表示層9を印刷により設け、その後表
示部1を除いた全域に例えば黒色の艶消し半透過性地色
層10を印刷により設ける。
【0014】一方、基板3の裏面には少なくとも前記表
示部1およびウォーニング表示部2と対応する箇所を除
いて、例えば黒色の不透過層8を印刷により設ける。こ
の黒色の不透過層8を印刷する際に、ウォーニング表示
部2に対応する箇所に文字・記号などを黒色の不透過層
8で同時に印刷する。その後、ウォーニング表示部2を
形成するための例えば赤色の透過性着色層7を印刷によ
り設ける。
示部1およびウォーニング表示部2と対応する箇所を除
いて、例えば黒色の不透過層8を印刷により設ける。こ
の黒色の不透過層8を印刷する際に、ウォーニング表示
部2に対応する箇所に文字・記号などを黒色の不透過層
8で同時に印刷する。その後、ウォーニング表示部2を
形成するための例えば赤色の透過性着色層7を印刷によ
り設ける。
【0015】本実施例における計器用表示板において、
ウォーニング表示部2の背後に配設したウォーニング表
示部専用のランプなどの光源を点灯させると、前記第1
実施例同様に文字・記号などが黒色に視認され、この文
字・記号などの背景が赤色で発光表示する。
ウォーニング表示部2の背後に配設したウォーニング表
示部専用のランプなどの光源を点灯させると、前記第1
実施例同様に文字・記号などが黒色に視認され、この文
字・記号などの背景が赤色で発光表示する。
【0016】この様に本実施例では透光性樹脂製の基板
3の表面に目盛・数字などの表示部1を除いた全域に黒
色の艶消し半透過性地色層10を設けたことにより、前記
第1実施例と同様な効果を得ることができる。
3の表面に目盛・数字などの表示部1を除いた全域に黒
色の艶消し半透過性地色層10を設けたことにより、前記
第1実施例と同様な効果を得ることができる。
【0017】なお、本実施例においてはウォーニング表
示部2を形成するために基板3の裏面に文字・記号など
を黒色の不透過層8で印刷し、この黒色の不透過層8の
上に赤色の透過性着色層7を印刷したが、前述した第1
実施例と同様に赤色の透過性着色層7を印刷した後、黒
色の不透過層8を印刷しても良い。
示部2を形成するために基板3の裏面に文字・記号など
を黒色の不透過層8で印刷し、この黒色の不透過層8の
上に赤色の透過性着色層7を印刷したが、前述した第1
実施例と同様に赤色の透過性着色層7を印刷した後、黒
色の不透過層8を印刷しても良い。
【0018】図5〜6は本発明の第3実施例を示すもの
で、図5の部分正面図に示す様に目盛・数字などからな
る表示部1と、通常は視認不可能で背後に配設した光源
(図示せず)が点灯した時のみ文字・記号などが透過す
るポジ型表示のウォーニング表示部2とを備えている。
で、図5の部分正面図に示す様に目盛・数字などからな
る表示部1と、通常は視認不可能で背後に配設した光源
(図示せず)が点灯した時のみ文字・記号などが透過す
るポジ型表示のウォーニング表示部2とを備えている。
【0019】この計器用表示板の断面は図6に示す様
に、透光性樹脂製の基板3の表面には目盛・数字など表
示部1を形成するための例えば白色の表示層4を印刷に
より設け、その後表示部1を除いた全域に例えば黒色の
艶消し半透過性地色層10を印刷により設ける。
に、透光性樹脂製の基板3の表面には目盛・数字など表
示部1を形成するための例えば白色の表示層4を印刷に
より設け、その後表示部1を除いた全域に例えば黒色の
艶消し半透過性地色層10を印刷により設ける。
【0020】一方、基板3の裏面には少なくとも前記表
示部1およびウォーニング表示部2と対応する箇所を除
いて、例えば黒色の不透過層8を印刷により設ける。こ
の黒色の不透過層8を印刷する際に、ウォーニング表示
部2に対応する箇所に文字・記号などを抜いた形で黒色
の不透過層8を同時に印刷する。その後、ウォーニング
表示部2を形成するための例えば赤色の透過性着色層7
を印刷により設ける。
示部1およびウォーニング表示部2と対応する箇所を除
いて、例えば黒色の不透過層8を印刷により設ける。こ
の黒色の不透過層8を印刷する際に、ウォーニング表示
部2に対応する箇所に文字・記号などを抜いた形で黒色
の不透過層8を同時に印刷する。その後、ウォーニング
表示部2を形成するための例えば赤色の透過性着色層7
を印刷により設ける。
【0021】本実施例における計器用表示板において、
ウォーニング表示部2の背後に配設したウォーニング表
示部専用のランプなどの光源を点灯させると、文字・記
号などが赤色で発光表示する。
ウォーニング表示部2の背後に配設したウォーニング表
示部専用のランプなどの光源を点灯させると、文字・記
号などが赤色で発光表示する。
【0022】この様に本実施例では透光性樹脂製の基板
3の表面に目盛・数字などの表示部1を除いた全域に黒
色の艶消し半透過性地色層10を設けたことにより、前記
第1実施例と同様に印刷の違いによる段差や色味・艶な
どの違いが現れることがない。また基板表面側の半透過
性地色層を艶消し層としたことにより、外部光線による
反射が押さえられ、表示部1やウォーニング表示部2の
視認性が向上する。
3の表面に目盛・数字などの表示部1を除いた全域に黒
色の艶消し半透過性地色層10を設けたことにより、前記
第1実施例と同様に印刷の違いによる段差や色味・艶な
どの違いが現れることがない。また基板表面側の半透過
性地色層を艶消し層としたことにより、外部光線による
反射が押さえられ、表示部1やウォーニング表示部2の
視認性が向上する。
【0023】なお、本実施例においてはウォーニング表
示部2を形成するために基板3の裏面に文字・記号など
を抜いた形で黒色の不透過層8を印刷し、この黒色の不
透過層8の上に赤色の透過性着色層7を印刷したが、赤
色の透過性着色層7を印刷した後、黒色の不透過層8を
印刷しても良い。
示部2を形成するために基板3の裏面に文字・記号など
を抜いた形で黒色の不透過層8を印刷し、この黒色の不
透過層8の上に赤色の透過性着色層7を印刷したが、赤
色の透過性着色層7を印刷した後、黒色の不透過層8を
印刷しても良い。
【0024】なお、本発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、例えば前記各実施例の組み合わせでも良
い。
ものではなく、例えば前記各実施例の組み合わせでも良
い。
【0025】
【発明の効果】本発明は透光性樹脂製の基板と、この基
板の表面に設けられ、目盛・数字などからなる表示部を
形成するための有色の表示層と、この有色の表示層の少
なくとも前記表示部と重ならない前記基板の裏面に設け
られ、ウォーニング表示部を形成するための透過性着色
層と、少なくとも前記表示部および前記ウォーニング表
示部と対応する箇所を除いた前記基板の裏面に設けた暗
色系の不透過層と、前記表示部を除いた前記基板の表面
に設けた暗色系の半透過性地色層とからなるため、ウォ
ーニング表示部専用の印刷層を設ける必要がなく、従っ
て異なる印刷を行うことによって生ずる段差や色味・艶
などの違いが現れることがなく、注意喚起効果、デザイ
ン的効果が高まる。
板の表面に設けられ、目盛・数字などからなる表示部を
形成するための有色の表示層と、この有色の表示層の少
なくとも前記表示部と重ならない前記基板の裏面に設け
られ、ウォーニング表示部を形成するための透過性着色
層と、少なくとも前記表示部および前記ウォーニング表
示部と対応する箇所を除いた前記基板の裏面に設けた暗
色系の不透過層と、前記表示部を除いた前記基板の表面
に設けた暗色系の半透過性地色層とからなるため、ウォ
ーニング表示部専用の印刷層を設ける必要がなく、従っ
て異なる印刷を行うことによって生ずる段差や色味・艶
などの違いが現れることがなく、注意喚起効果、デザイ
ン的効果が高まる。
【0026】なお、ウォーニング表示部専用の印刷層を
廃止できることにより、印刷工程も低減できる。また前
記表示層と半透過性地色層の表面全域に透明艶消し層を
設けたり、あるいは少なくとも半透過性地色層を艶消し
層とすることにより、外部光線による反射が押さえら
れ、表示部やウォーニング表示部の視認性が向上する。
廃止できることにより、印刷工程も低減できる。また前
記表示層と半透過性地色層の表面全域に透明艶消し層を
設けたり、あるいは少なくとも半透過性地色層を艶消し
層とすることにより、外部光線による反射が押さえら
れ、表示部やウォーニング表示部の視認性が向上する。
【図1】本発明の第1実施例を示す計器用表示板の正面
図。
図。
【図2】同実施例を示す計器用表示板の部分断面図。
【図3】本発明の第2実施例を示す計器用表示板の部分
正面図。
正面図。
【図4】同実施例を示す計器用表示板の部分断面図。
【図5】本発明の第3実施例を示す計器用表示板の部分
正面図。
正面図。
【図6】同実施例を示す計器用表示板の部分断面図。
1 表示部 2 ウォーニング表示部 3 基板 4 表示層 5 半透過性地色層 6 透明艶消し層 7 透過性着色層 8 不透過層
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01D 13/04 B60K 37/00
Claims (3)
- 【請求項1】 透光性樹脂製の基板と、この基板の表面
に設けられ、目盛・数字などからなる表示部を形成する
ための有色の表示層と、この有色の表示層の少なくとも
前記表示部と重ならない前記基板の裏面に設けられ、ウ
ォーニング表示部を形成するための透過性着色層と、少
なくとも前記表示部および前記ウォーニング表示部と対
応する箇所を除いた前記基板の裏面に設けた暗色系の不
透過層と、前記表示部を除いた前記基板の表面に設けた
暗色系の半透過性地色層とからなることを特徴とする計
器用表示板。 - 【請求項2】 前記表示層と半透過性地色層の表面全域
に透明艶消し層を設けたことを特徴とする前記請求項1
記載の計器用表示板。 - 【請求項3】 少なくとも前記半透過性地色層を艶消し
層としたことを特徴とする前記請求項1記載の計器用表
示板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6230362A JP2962162B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 計器用表示板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6230362A JP2962162B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 計器用表示板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0868671A JPH0868671A (ja) | 1996-03-12 |
JP2962162B2 true JP2962162B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=16906675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6230362A Expired - Fee Related JP2962162B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 計器用表示板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2962162B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010014551A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Honda Motor Co Ltd | 車両用メータ |
US7752992B2 (en) | 2006-12-19 | 2010-07-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Instrumental device for vehicle |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000338907A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-08 | Nippon Seiki Co Ltd | 表示板およびその製造方法 |
JP5180794B2 (ja) * | 2008-12-01 | 2013-04-10 | カルソニックカンセイ株式会社 | 計器表示装置 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP6230362A patent/JP2962162B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7752992B2 (en) | 2006-12-19 | 2010-07-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Instrumental device for vehicle |
JP2010014551A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Honda Motor Co Ltd | 車両用メータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0868671A (ja) | 1996-03-12 |
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