JP2952518B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、近接撮影に好適なホワイトバランス調整手
段を備えた撮像装置に関するものである。
〔従来の技術〕
ビデオカメラ,電子スチルカメラ等の撮像装置には、
再生した白色が正しい白となるようにホワイトバランス
調整手段が備えられている。一方、近接撮影を可能とす
るマクロレンズを装着した撮像装置も多数見られるよう
になっている。
第12図は、マクロレンズ使用の従来の撮像装置のブロ
ック図である。図において、1はマクロレンズ、2はCC
D等光電変換を行う撮像素子、3は撮像素子2の出力か
ら輝度信号Yを導出する輝度信号処理部、4は撮像素子
2の出力から輝度信号の低周波成分YLと赤信号R,青信号
Bを導出するクロマ信号処理部、5,6は各々クロマ信号
処理部4の出力信号R,Bの信号レベルを変えるR利得制
御部及びB利得制御部、7,8はクロマ信号処理部4の出
力YLとR,B利得制御部5,6の出力R′,B′から色差信号R
−Y,B−Yを導出するマトリックス・アンプ、9は輝度
信号処理部3の出力Yとマトリックス・アンプ7,8の出
力R−Y,B−Yを規定の信号に変調し、不図示の記録媒
体等への記録やモニタへの出画を可能とする変調処理部
である。10,11はマトリックス・アンプ7,8の出力R−Y,
B−Yを積分するなどして数画面分を平均化する平均化
部で、21は、平均化部10,11の出力からホワイトバラン
スに適正な制御電圧を導出し、R,B利得制御部5,6を制御
する制御電圧導出部である。
以下、第12図を用いて従来例の動作を説明する。
近接撮影では、マクロレンズを通って撮像素子2上に
結像した被写体像を電気信号に変える。撮像素子2から
の出力信号は、輝度信号処理部3,クロマ信号処理部4へ
送られ、輝度信号処理部3では輝度信号Yを、クロマ信
号処理部4では輝度信号の低域成分YLと赤信号R,青信号
Bを導出する。ここで、YLはYL=0.30R+0.59G+0.11B
の比率で、赤:R,青:B,緑:Gを混合した信号である。クロ
マ信号処理部4で導出された出力のうち、R,Bは各々R
利得制御部5,B利得制御部6へ送られ、ここでホワイト
バランス調整のためにその信号レベルが変えられ、信号
R′,B′が導出される。クロマ信号処理部4の出力YL
びR,B利得制御部5,6の出力R′,B′は、マトリックス・
アンプ7,8へ送られ、色差信号R−Y,B−Yが得られる
(ここで、R−Y=0.70R−0.59G−0.11B B−Y=0.8
9B−0.59G−0.30R)。
信号Y,R−Y,B−Yは、変調処理部9へ送られ、記録媒
体等への記録あるいはモニタへの出画を可能とするよう
規定の信号形態に変調され出力される。
一方、マトリックス・アンプ7,8の出力R−Y,B−Y信
号は、平均変部10,11にも送られ1画面以上数画面分の
平均地を導出する。そして、制御電圧導出部21にて、そ
の平均信号レベルが0レベル(すなわちR=G=B)と
なるよう、R,B利得制御部5,6への制御電圧を導出するこ
とによりホワイトバランス調整を行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来例では、マクロレンズを使用
した近接撮影時に、近接撮影でありがちな高彩度被写体
が画面中央に大きく写し出されるような場合には、好適
なホワイトバランス調整した撮像が困難となる問題があ
る。
また、前記従来例のような色差信号の平均地を用いず
に、輝度信号が一定レベル以上の部分の色差信号をサン
プルしてホワイトバランス調整に用いるピーク方式の場
合、マクロレンズ使用時のホワイトバランス劣化は少な
いと考えられるが、通常撮影時(マクロレンズ非使用状
態)でのホワイトバランスが一般的に良くないので解決
策とはならない。
本発明はこのような事情のもとでなされたもので、近
接撮像の際にも良好なホワイトバランス調整のできる撮
像装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、前記目的を達成するため、撮像装置を次
の(1),(2)のとおりに構成する。
(1)撮像素子と、該撮像素子の出力を平均化した信号
を含む信号に基づいてホワイトバランス調整を行う第1
のホワイトバランス調整手段と、輝度信号レベルが所定
範囲内の前記撮像素子の出力信号に基づいてホワイトバ
ランス調整を行う第2のホワイトバランス調整手段と、
近接撮影の実行を検出する検出手段と、該検出手段が近
接撮影の実行を検出した場合、前記第2のホワイトバラ
ンス調整手段を優先的に選択してホワイトバランス調整
を行わせる選択手段とを備えた撮像装置。
(2)撮像素子と、該像素子の出力信号を用いてホワイ
トバランス調整を行うホワイトバランス調整手段と、近
接撮影の実行を検出する検出手段と、該検出手段が近接
撮影の実行を検出した場合、輝度信号レベルが所定範囲
内の前記撮像素子の出力信号に基づいてホワイトバラン
ス調整を行うホワイトバランス調整手段とを備えた撮像
装置。
〔実施例〕
以下本発明を実施例で詳しく説明する。
第1図は本発明の第1実施例である“撮像装置”のブ
ロック図である。
第1図において、1〜11は第12図に示す従来例と同じ
ブロックである。12はA/D(アナログ−ディジタル)変
換器、13はマイクロコンピューターシステム(以下マイ
コンという)、14はD/A(ディジタル−アナログ)変換
器、15は外光の明るさを測定する測光センサである。第
2図は第1図のマイコン13の動作を示すフローチャー
ト、第3図,第4図は平均化部10,11の動作を説明する
ための構成図及びタイミングチャートである。
また、第5図は本実施例におけるホワイトバランス制
御電圧の限定範囲を説明する図である。
以下第1図〜第5図を用いて第1実施例について説明
する。
まず、第1図において、1〜11の動作は従来例と同じ
であるが、平均化部10,11の動作について第3図,第4
図を用いて説明する。
第3図のスイッチ101の入力側には、ブロック10の場
合ならば、R−Y信号が入力され、ブロック11の場合な
らばB−Y信号が入力される。この際、スイッチ101
は、第4図のINTEがハイレベルの時にクローズ、ローレ
ベルの時にオープンとなり、クローズの場合のみ各信号
が抵抗102,コンデンサ104,基準電圧源105,差動アンプ10
6から成る積分回路に入力される。一方、スイッチ103
は、第4図のRESETがハイレベルの時にクローズされる
ので、その期間でコンデンサ104に蓄えられた電荷は放
電される。
以上の結果、平均化部10,11の出力は、第4図のSIGNA
Lに示すような波形となり、第4図のSAMPLEがハイレベ
ルの期間にその出力をA/D変換することにより、各R−
Y,B−Y信号の一画面内における平均レベルが検出でき
る。なお、VDは垂直駆動信号である。
さて、以上のようにして得られた各平均値は、A/D変
換器12を介してマイコン13に入力され、この値をもとに
ホワイトバランスの制御電圧をマイコン13内で導出す
る。以下に、第2図及び第5図を用いてその動作を説明
する。
まず、第2ステップ1に示すように、マイコン・メモ
リ内に初期値として、あらかじめ決められた値をα,
β,A,B,C,D,X,Y,LO,RC,BC,FOとして与えておく、次にス
テップ2に示すように、測光センサ15の出力LSをA/D変
換器12を介して読み込み、定数LOで除算してLを得る
(ステップ3参照)。ここで、LOは屋外光の平均的な明
るさを示す値である。そして、得られたLが1以上であ
った場合はL=1に固定してしまい(ステップ4,5)、
L<1であればステップ4から直接ステップ6へ進む。
次に、平均化部出力(R−Y)S,(B−Y)を読み込
み(ステップ6)、 (R−Y)<−αならばRC=RC+1 (R−Y)>αならばRC=RC−1 (B−Y)<−βならばBC=BC+1 (B−Y)>βならばBC=BC−1 それ以外であれば、制御電圧RC,BCはそのまま、すなわ
ち初期値とする(ステップ7〜14)。ここで、R利得の
制御電圧RCは値が大ならばR利得制御部5のゲインが増
してR信号レベルは大きくなり、B利得の制御電圧BC
逆に値が大ならばB利得制御部6のゲインが減少しB信
号レベルは小さくなるように設定しておく。また、制御
電圧RC,BCの初期値は、RC,BCの最終出力確定を速くする
ために、各々のとりうる範囲の中間値としておく。以上
のようにして、制御電圧RC,BCの値を設定したのち、本
撮像装置がマクロレンズ使用状態であるかを検出する
(ステップ15)。
そして、マクロレンズが非使用状態であれば、ステッ
プ16のように制御電圧の限定範囲a,b,c,dを初期値A,B,
C,Dとする。一方、マクロレンズ使用状態であれば、ま
ずステップ17で測光センサ15の出力から外光のフリッカ
成分Fを導出し、基準値FOと比較し、F<FOであれば非
フリッカ光源、F≧FOであればフリッカ光源、つまり蛍
光灯と見なす。
そこでF<FOならば a=(X−A)×L+A b=(B−X)×L+X c=(C−Y)×L+Y d=(Y−D)×L+D と設定し、(ステップ18、第5図参照)、F≧FOならば
a=X,b=B,c=Y,d=Dと設定する(ステップ19)。こ
れは、ステップ20〜27での動作で、制御電圧RC,BCの各
々の値がとりうる範囲を限定する定数である。つまり、 RC≧aがNOならば RC=a RC≦bがNOならば RC=b BC≧cならば BC=c BC≦dならば BC=d と設定することで、第5図に示す□klmnで囲まれた制御
電圧の制限範囲が設定できることになる。
このようにして得られた制御電圧RC,BCをD/A変換器14
を介してR,B利得制御部5,6へ送り、各色差信号レベルを
変化させ、さらにその変化した出力をもとにステップ2
−28の動作を行うことでホワイトバランス調整を好適に
行うことができる。
さて、第5図を用いて本第1実施例の特徴をより詳細
に説明する。
本実施例では、第2図ステップ15でマクロレンズ使用
状態か、非使用状態かを検出し、非使用状態ならば制御
電圧の限定範囲は、第5図の□klmn内となり広範囲にわ
たって制御電圧RC,BCの値をとるよう設定されている
(ステップ16)。
一方、マクロレンズ使用状態の場合、画面内の大部分
を高彩度被写体が占めることが多いと想定されるので、
平均化部の出力はその物体色の影響を強く受け、ホワイ
トバランスは大きくずれるおそれがある。そこで、マク
ロレンズ使用状態の場合は、制御電圧のRC,BCの限定範
囲をより狭くし、かつ他のセンサ等の情報から限定範囲
の位置を最適な所に設定する。本実施例では、まずステ
ップ17で光源が蛍光灯であるか否かを検出し、蛍光灯で
あれば限定範囲を□oqmsとする。また、非フリッカ光源
であれば外光の明るさLSによって屋外光であるか室内光
であるかを判別し、 であれば完全に屋外光とみなし青味を帯びた光源を想定
して、制御電圧限定範囲は第5図の□orlqとする。一
方、たとえば、L≦0.001であれば限定範囲はほぼ□osn
pとなる。この場合は、かなり暗いので室内光と見なし
て赤味を帯びた光源を想定して、限定範囲を設定してい
るわけである。かつ、タングステン光等は、一般的に暗
くなればなるほど赤味を帯びでいくので、この限定範囲
の設定とうまく合っていると考えられる。Lが中間的な
値であれば、L=0.001→L=1に伴い限定範囲は□osn
p→□orlqと移動していくことになる。
以上のように、マクロレンズ使用時には、制御電圧の
限定範囲を測光センサ15からの情報(外光の明るさとフ
リッカ量)によって、より狭くすることによって物体色
の影響を強く受けることなく、ホワイトバランス調整を
行うことができる。
なお、前記実施例において、制御電圧RC,BCが限定範
囲のリミット一杯となった場合に、撮影者に注意を促す
警告装置を設けても良い。
第6図は本発明の第2実施例のブロック図である。
第6図において、1〜15は第1実施例と同じブロック
で、16は10,11と同様の構成の平均化部である。以上に
本第2実施例の動作と説明するが、1〜11,14,15のブロ
ックの動作は第1実施例と同じである。
本実施例では、マイコン13に入力する信号をR−Y平
均値、B−Y平均値,測光センサ出力の他、クロマ信号
処理部4のYL出力を平均化部16平均化した信号をA/D変
換器12を介してマイコン13に入力する。マイコン13で
は、YL,R−Y,B−Yの各々の平均化信号YS,(R−Y)S,
(B−Y)からR,G,B信号を導出する。例えば、以下
のような演算を行う。
R=(R−Y)+YLS=R B=(B−Y)+YLS=B G=(YLS−0.30・R−0.11・B)/0.59 このようにして導出したR,B,G信号からRとG,BとGの
比を導出し、各比R/G,B/Gが各々1となる制御電圧RC,BC
を演算する。そして、算出した制御電圧RC,BCをD/A変換
器14を介して、各々R利得制御部5,B利得制御部6へ送
ることによりホワイトバランス調整を行う。そして、本
実施例においてもマクロレンズ1の使用を検出し、検出
した場合には第1実施例と同じように制御電圧RC,BC
対して、測光センサ15の出力から得られる光量値及びフ
リッカ量値から制御電圧RC,BBの範囲に更に限定を加え
る。このことにより、マクロレンズ使用時にも好適なホ
ワイトバランス調整が行える。と同時に本実施例では各
(R−Y)S,(B−Y)S,YLS信号から、即時に制御電
圧RC,BCが演算できるので、電子スチルカメラ等即時性
が必要な撮像装置のホワイトバランス調整装置に適して
いる。また、一度色差信号(R−Y,B−Y)にしてから
R,G,B信号を演算しているので、高彩度被写体信号に対
して色クリップがかけやすく、該被写体物体色に悪影響
を及ぼすことを防止できる。なお、このクリップの必要
が無ければ、色差信号にする以前のR,G,B信号状態で直
接平均化部へ送っても良い。
第7図は本発明の第3実施例のブロック図で、1〜1
4,16は第2実施例と同じブロックであり、17は露出時間
を決定するシャッタ、18は絞りである。
本実施例では、第2実施例で用いた測光センサを除去
し、代わりにシャッタ,絞り及びYL出力から外光の明る
さとフリッカ量を測定する構成となつている。つまり、
マイコン13で制御され、YL信号レベルが適正な時のシャ
ッタスピード及び絞り値とから明るさを、また、間欠的
に撮像素子2から出力を得てそのYL出力の時間変化を測
定することからフリッカ量を検出する。以上の情報によ
り、マクロレンズ使用時の制御電圧RC,BCの限定範囲を
決定する。本実施例では、測光センサ15を省略できるた
めコストの低減が可能となる。
第8図は本発明の第4実施例のブロック図で、1〜15
は第1実施例と同じブロックで、19は撮像光学系の焦点
距離を変更するズームレンズである。
本実施例は、特に電子スチルカメラ等、撮像信号を常
時出す必要の無い撮像装置において、マクロレンズ使用
(装着)が検出された場合、まず、データ測定としてズ
ームレンズの焦点距離をいったん短くし、ワイドレンズ
状態として制御電圧RC,BCを決定し、本撮影時には任意
の焦点距離に戻して撮影を行う。その結果、画面内の高
彩度物体色の面積を極力小さくすることができ、より好
適なホワイトバランス調整のデータが得られる。
第9図は本発明の第5実施例要部のタイミングチャー
トで、第1図の平均化部10,11に対応する平均化部のス
イッチング期間,平均期間を示す。本実施例は平均化に
関する箇所以外は第1図と同様の構成である。
第9図からもわかるように、本実施例ではマクロレン
ズ使用(装着)が検出されたら平均化する期間を一部断
続的にする。つまり、マクロ撮影時には画面中央部に高
彩度被写体が大きな面積を占める場合が多くなるので、
第9図INTEのように中央部(水平走査期間,住直走査期
間ともに)をとびとびのパルスとすることで、その影響
を防ぎ良好なホワイトバランスの撮影を可能とする。
すなわち、本実例では、平均化の際、画面の一部エリ
アに重みづけをするものである。なお、前述のように、
とびとびのパルスとするかわりに、画面中央部のエリア
で色差信号に適当な係数をかけつ重みづけをし平均化し
ても良い。
第10図は本発明の第6実施例のブロック図で、1〜16
は第2実施例と同じブロックで、20はYL信号が一定レベ
ル範囲内かを検出するYLPEAK検出器(コンパレータ部)
で、第11図にその回路を示す。
以下に本実施例の動作を説明するが、1〜11,14,15,1
6については第2実施例と同様の動作を示す。YLPEAK検
出器20ではYL信号が、 E2<YL<E1 つまり、ある一定レベル範囲ならばハイレベルが出力さ
れ、それ以外であればローレベルとなる。
この際、E1,E2は例えばYLレベルの105%,90%の信号
レベルに対応するように設定する。
すなわち、YLレベルが90〜105%ならばYLPEAK検出器
出力YLPはハイレベルとなる。YLPレベルがハイレベルと
なるのは、輝度が高くかつ色飽和が起こっていない状況
なので低彩度の被写体に対していると考えられる。そこ
で、YLPハイの時の色差信号R−Y,B−YをA/D変換器12
によりサンプリングしてマイコン13へ送り、この信号
YL,R−Y,B−Yによりホワイトバランスを行う。信号YL,
R−Y,B−Yから制御電圧RC,BCを導出する手段は第2実
施例と同様である。
さらに、マイコン13では、前記YLPEAK検出器を用いた
ホワイトバランス調整手法と平均化部を用いた調整手法
とを組み合わせ、両方式の欠点を補うように制御電圧を
導出する。例えば、両方式の検出色差信号のうち、より
彩度の低い信号を検出した方式の情報を優先的に用いる
ことが考えられる。その上で本実施例では、マクロレン
ズ使用時には、YLPEAK検出方式を優先的に用いることに
より、マクロ撮影時に平均化方式によるホワイトバラン
ス調整が劣化することの影響を最小限にすることができ
る。
なお、以上の各実施例は、マクロレンズの使用をたと
えばその装着により検出して、ホワイトバランス調整手
段に補正を加えるものであるが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、通常の撮像レンズまたはマクロレン
ズのマクロ領域(マクロ機構)の使用を検出してホワイ
トバランス調整手段に補正を加えるようにして実施して
もよい。
また、主として被写に用いる“マイクロレンズ”と称
するレンズも本発明でいうマイクロレンズに含まれるこ
とはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、マクロレンズ
使用または撮像レンズのマクロ領域の使用にかかわら
ず、好適なホワイトバランス調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例のブロック図、第2図は同
実施例の動作を示すフローチャート、第3図は平均化部
の構成図、第4図は平均化部のタイミングチャート、第
5図はホワイトバランス調整の限定範囲を説明する図、
第6図は本発明の第2実施例のブロック図、第7図は本
発明の第3実施例のブロック図、第8図は本発明の第4
実施例のブロック図、第9図は本発明の第5実施例要部
のタイミングチャート、第10図は本発明の第6実施例の
ブロック図、第11図はYLPEAK検出器の回路図、第12図は
従来例のブロック図である。 1……マクロレンズ 2……撮像素子 5……R利得制御部 6……B利得制御部 10,11……平均化部 13……マイコン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像素子と、 該撮像素子の出力を平均化した信号を含む信号に基づい
    てホワイトバランス調整を行う第1のホワイトバランス
    調整手段と、 輝度信号レベルが所定範囲内の前記撮像素子の出力信号
    に基づいてホワイトバランス調整を行う第2のホワイト
    バランス調整手段と、 近接撮影の実行を検出する検出手段と、 該検出手段が近接撮影の実行を検出した場合、前記第2
    のホワイトバランス調整手段を優先的に選択してホワイ
    トバランス調整を行わせる選択手段とを備えたことを特
    徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】撮像素子と、 該撮像素子の出力信号を用いてホワイトバランス調整を
    行うホワイトバランス調整手段と、 近接撮影の実行を検出する検出手段と、 該検出手段が近接撮影の実行を検出した場合、輝度信号
    レベルが所定範囲内の前記撮像素子の出力信号に基づい
    てホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整手
    段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
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JP2640168B2 (ja) * 1990-07-23 1997-08-13 シャープ株式会社 カラー撮像装置

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