JPH02152384A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH02152384A
JPH02152384A JP63306422A JP30642288A JPH02152384A JP H02152384 A JPH02152384 A JP H02152384A JP 63306422 A JP63306422 A JP 63306422A JP 30642288 A JP30642288 A JP 30642288A JP H02152384 A JPH02152384 A JP H02152384A
Authority
JP
Japan
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white balance
lens
macro
microcomputer
flag
Prior art date
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Pending
Application number
JP63306422A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeya Tsukamoto
剛也 塚本
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02152384A publication Critical patent/JPH02152384A/ja
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ビデオカメラなどに搭載される撮像装置に係
り、特にそのホワイトバランス補正に関する。
[従来の技術] ビデオカメラなどの撮像装置にあって、ワイド端マクロ
機構が設けられているものがあり、撮影レンズをズーム
駆動したとき、テレ端からワイド端さらにマクロ域へと
駆動可能となっている。
この種のビデオカメラなどにおいては、オートフォーカ
スによる測距情報を基に撮影レンズを合焦動作させるた
めの演算処理時に、フォーカスレンズ(前玉レンズ)の
最短被写体距離よりもさらに近側に被写体が位置すると
判別されると、フォーカスレンズを最短撮影位置に固定
し、ズームレンズをマクロ領域へと繰り出し、合焦さぜ
るようにしている。
このような合焦状態では、被写体とビデオカメラ本体と
は極めて接近した状態にある。このため、被写体が強い
有彩色である場合、ホワイトバランス調整制御用の測色
センサが強い有彩色の影警を大きく受けて誤測色した出
力を発生することがあり、ホワイトバランスか正常でな
くなるといった問題かある。
ところで、ホワイトバランス、制御に関しては、例えは
、低照度および高照度検知時にホワイトバランス装置の
出力を標準の色温度に固定し、また、検知直前の色温度
に固定するもの(特開昭62−159595号公報参照
)、色温度センサに対する入射光量が所定値以下になっ
たときにはホワイトバランスを予め定められたバランス
状態に固定するもの(特開昭57−26976号公報)
、あるいは、照度がホワイトバランス補正装置の受光素
子の限界照度値以下になったとき、ホワイトバランスを
所定のバランス状態に固定するもの(特開昭62−57
93号公報)などが知られている。
しかしながら、これらのいずれにもマクロ撮影状態での
対応については何ら具体的に示唆されていない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記従来の問題点を解消するもので、マクロ
領域での撮影状態ではホワイトバランス補正をロックす
ることにより、ホワイトバランスが異常になることを防
止した撮像装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、マクロ撮影機構を有した撮影レンズと、ホワ
イトバランスを自動調整するホワイトバランス補正装置
とを備えた撮像装置において、撮影レンズがマクロ撮影
状態にあることを判断するマクロモード判別手段と、前
記マクロモード判別手段により、撮影レンズがマクロモ
ードにあると判断されたとき、前記ホワイトバランス補
正装置の出力をマクロモードになる前の出力値に固定す
る手段を備えたものである。
[作用] この構成によれば、マクロ撮影状態あるいは近距離撮影
状態に入ると、ホワイトバランス補正装置の出力は、マ
クロ撮影状態あるいは近距離撮影状態に入る直前のホワ
イトバランス出力値に固定される。そのため、撮影レン
ズに近接して強い有彩色の被写体が位置していても、そ
の影響を受けて、ホワイトバランスがくろうことがなく
なる。
[実施例コ 以下、本発明の撮像装置の一実施例について第1図を参
照して説明する。
本装置は、光学系と映像処理回路系とに分けられる。
光学系は前玉レンズ部1、変倍系レンズ部2、ハーフプ
リズム3、絞り羽根4およびマスターレンズ部5により
構成されており、前玉駆動モータ部14、変倍系レンズ
駆動モータ部16がレンズ本体に取り付けられている。
映像処理回路系は、撮像素子6、映像信号処理回路7、
各可変利得制御回路8,9およびプロセス回路10から
構成されている。
次に、各ブロックについて詳細説明する。
被写体からの光像の一部は、前玉レンズ部1、変倍系レ
ンズ部2を通り、ハーフプリズム3により送られ、この
測距モジュール部11において光電変換され、測距処理
IC12に送られ、被写体の距離情報に置き換えられる
。一方、残りの光像は、絞り羽根4、マスターレンズ部
5を通り、撮像素子6に与えられ、ここで光電変換され
、電気信号に変えられる。なお、前記測距情報に関する
入出力制御および測距処理演算については、本発明の要
旨ではないので、ここでは、その詳細説明は省略する。
前記測距処理ICI2で得られた被写体の距離情報は、
マイクロコンピュータ13に送られる。
そして、マイクロコンピュータ13内では、距離情報を
基に、合焦演算をし、さらに、この演算結果を基にマイ
クロコンピュータ13がら前玉駆動回路15に前玉駆動
命令が出力される。この前玉駆動回路15は、駆動命令
に応じて前玉駆動モータ14を駆動し、合焦動作を行な
う。このとき、前記前玉駆動モータ14には、前玉用パ
ルスエンコータ18が取り付けられており、前玉レンズ
部1の移動量をカウントしている。前玉用パルスエンコ
ーダ18の出力は、マイクロコンピュータ13に送られ
、合焦演算結果と前玉用パルスエンコーダ18の出力カ
ウント数とはマイクロコンピュータ13において比較演
算される。この比較演算の結果、両者が同数になると、
マイクロコンピュータ13から前玉駆動回路15に駆動
信号停止命令が出力される。
また、前玉レンズ部1には、近側リミットスイッチ25
、遠側リミットスイッチ26が取り付けられており、各
スイッチにおいて、レンズの駆動範囲を規制している。
また、実施例においては、オートマクロフォーカス機構
が付いている。本実施例に用いられているレンズ部は第
2図に示すような構成になっている。矢印31は従来の
変倍系レンズの可動範囲を示し、矢印32はワイド端マ
クロ部の可動範囲を示している。また、30は変倍系レ
ンズ29のカム環の展開状態を示しており、28は前玉
レンズである。
前記測距演算の結果に基き、近側方向駆動信号が出力さ
れると、同信号は前玉駆動回路15に送られ、前玉レン
ズ部1を駆動する。前玉レンズ部1による合焦可能範囲
は、近側リミットスイッチ25がONされるまでである
。近側リミットスイッチ25がONされなにもかかわら
ず、測距演算の結果が、さらに近側方向駆動を指示する
場合、マイクロコンピュータ13は、変倍系駆動回路1
7に変倍系レンズ部2をワイド端方向に駆動する信号を
出力し、変倍系レンズ部2をマクロ領域(第2図の矢印
32の範囲)に駆動し、近側における合焦動作を行う。
変倍系レンズ駆動モータ16にも、前玉駆動モータ14
と同様に、変倍系パルスエンコーダ24が収り付けられ
ており、マクロ領域内での合焦動作時に用いられる。ま
た、変倍系レンズ部2には変倍系エンコーダ1つが取り
付けられており、変倍系レンズ部2の位置を検知する。
さらに、変倍系レンズ部2を駆動するための信号をマイ
クロコンピュータ13に与えるための変倍系レンズ駆動
キー23を備え、このキー23を操作することにより、
変倍系レンズ部2を駆動することができるようになって
いる。
次に、映像処理回路系について説明する。
光学系を通った光像は、撮像素子6にて光電変換され電
気信号に変換される。この変換された信号は、映像処理
回路7に送られ色差信号と輝度信号に分けられる。色差
信号はR,−Y可変利得制御回路8、B−Y可変利得制
御回路9にそれぞれ送られる。また、各可変利得制御回
路8.9には、マイクロコンピュータ13よりD/A変
換回路20を通してホワイトバランスを調整する信号が
入力される。一方、前記輝度信号は、プロセス回路10
に送られる。前記各可変利得制御回路8.9においてホ
ワイトバランス調整された色差信号は、輝度信号と共に
プロセス回路10に送られ、NTSCなどの映像信号に
変換される。
また、マイクロコンピュータ13には、ホワイトバラン
スをロック(固定)するためのホワイトバランスロック
スイッチ27の操作信号が入′力されると共に、被写体
を照らしている光源の色温度を測色する測色センサ21
の出力信号がセンサ出力処理回路22を介して入力され
るようになっている。
この測色センサ21は、第16図に示すように、カメラ
本体100の全面部に取り付けられており、測色センサ
21およびセンサ出力処理回路22は、第3図に示すよ
うに、R,G、Bの各センサ34゜33.35および減
算回路36.37、増幅回路38.39から構成されて
いる。そして、測色センサ21 (34,33,35)
からは対数圧縮した信号か出力され、この出力を減算図
1i11)36.37に入力して、センサ出力比をとり
、次に、この減算回路出力を増幅回路38.39にて増
幅する。
この増幅回路出力は被写体を照らしている光源の色温度
を示す情報となり、マイクロコンピュータ13に出力さ
れる。
マイクロコンピュータ13は、前記の入力された色温度
情報に基き、ホワイトバランス調整のためのデータを選
択し、D/A変換回路20に出力する。D/A変換回路
20は、前記データを次のデータ入力があるまで保持す
ると共に、各可変利得制御回路8.9に出力する。かく
して、ホワイトバランス調整が行なわれる。
以上、本発明装置の構成について説明した。
次に、前記マイクロコンピュータ13による制御動作を
フローチャートを参照して説明する。前記マイクロコン
ピュータ13に電源が投入されるとリセツトがかかり、
第4図に示した手順にてホワイドバランスの調整制御、
レンズ部の駆動制御が行なわれる。
まず、マイクロコンピュータ13にリセットがかかると
、イニシャライズが行なわれる。この動作は、第5図に
示すように、最初に、マクロモードフラグがリセットさ
れ(MCRF=0)(#6)、各割り込み禁止フラグが
セラ1−される(#7)。
近側リミットスイッチ25、遠側リミットスイッチ26
が入ると、それぞれ外部割り込み1、外部割り込み2(
第9図、第10図)ががけられ、また、フォーカス(合
焦)演算において求められた駆動パルス数だけレンズが
動いて合焦状態になると、カウンタ1割り込み、カウン
タ2割り込み(第8図、第13図)がそれぞれがけられ
る6以上の4つの割り込みをイニシャライズ時には、前
記割り込み禁止フラグのセットにより禁止しておく。
次に、ズームレンズ位置リセット演算(#2)が行なわ
れる。このズームレンズ位置リセット演算について第6
図を参照して説明する。まず、ズームレンズ位置の情報
を得るため、マイクロコンピュータ13はズームエンコ
ーダ値を読込む(#9)。このエンコータ値に基き変倍
系レンズ部2がマク口頭域に位置するかどうかを判断す
る(#10)。この判断において、変倍系レンズ部2が
マク口頭域に位置する場合、−度、変倍系レンズ部2を
マクロ領域から脱出させるなめ、変倍系レンズ部2をテ
レ側方向へ駆動する(#11)。このとき、変倍系レン
ズ部2を駆動することについての判断のため、変倍系レ
ンズ部駆動中フラグ2MVP=1を立て(#12>、再
度、変倍系エンコーダ値を読み込みに行<(#9.)。
マクロ領域に変倍系レンズ部2が位置していないと判断
された場合、変倍系レンズ部駆動中フラグZMVFが1
′°か“0”かを判断しく#13)、“1パである場合
、変倍系レンズ部2の駆動を止め(#14)、フラグZ
MVFをクリアすなわち“0“にする(#15)。レン
ズ部2の駆動が停止されている場合は(ZMVF=O)
 、元のルーチンへリターンする。
次に、フォーカス演算(#3)の処理が行なわれる。こ
の演算のフローを第7図に示す。マイクロコンピュータ
13は測距処理IC12より入力された被写体の距離情
報よりレンズ部の駆動パルス数ΔPDを算出する(#1
6.#17)。この測距系の演算における詳細な説明は
省略する。次いで、前記の算出された駆動パルス数ΔP
Dが不感帯幅に1より大きいか小さいかを判断しく#1
8)、不感帯幅に1より小さい場合、フォーカスレンズ
つまり、前玉レンズ部1を駆動することなく、元のルー
チンにリターンする。
一方、駆動パルス数ΔPDが不感帯幅に1より大きいと
判断された場合、レンズ駆動演算のステップに進む。な
お、前記の判断に用いられる駆動パルス数ΔPDは、駆
動方向により正、負で求められるため、絶対値化してい
る。レンズ駆動演算のステップでは、変倍系レンズ部2
がマクロ領域にあるかどうかを示すフラグMCRFによ
り判断する(#9)。マクロ領域フラグMCRFが“0
”である場合、つまり、変倍系レンズ部2が変倍系範囲
にある場合、カウンタ1割り込みに駆動パルス数ΔPD
を入力する(#25>。次に、カウンタ1割り込みをセ
ットしく#26)、カウンタ2割り込みを禁止する(#
27)。次に、前記測距演算により求められた駆動パル
ス数ΔPDが正であると判断されると(#28でYES
)、前玉レンズ部1を繰り出し駆動する命令を前玉駆動
回路15に出力する(#30)。逆に、前記駆動パルス
数ΔPDが負であると判断されると(#28でNO)、
繰り込み駆動する命令を前玉駆動回路15に出力する(
#29)。
そして、カウンタ1割り込みに入力された駆動パルス数
ΔPDだけ、前玉レンズ部1が駆動した時点で、カウン
タ1割り込み(第8図)がかかる。
カウンタ1割り込みがかかると、まず他のずべての割り
込みが禁止される(#37)。次に、前玉レンズ部lの
駆動ストップ制御が行なわれ(#38)、合焦動作が完
了し、カウンタ1割り込みルーチンから復帰する。
また、#29.#30での前玉レンズ部1の駆動におい
て、近側リミットスイッチ25または遠側リミットスイ
ッチ26がカウンタ1割り込みより先にONされた場合
、外部割り込み12がそれぞれかかる。すなわち、近側
リミットスイッチ25がONされると、外部割り込み1
がかかり、第9図に示したルーチンが実行される。この
外部割り込み1のルーチンでは、カウンタ1割り込みを
禁止しく#39)、前玉レンズ部1の駆動をストップす
る。次に、カウンタ割り込みに入力された駆動パルス数
ΔPDの残りがいくらあるかを判断するため、カウンタ
値CNTlを入力する(#41)。前記カウンタ値CN
T1が零の場合(#42でNO)、リミット位置でレン
ズが合焦したことになる。この場合には、マクロモード
領域フラグMCRFを“0”にセットする(#43)。
方、カウンタ値CNTlが残っている場合(CN下1〜
0)、被写体が前玉レンズ部1における近側撮影範囲よ
りさらに近側に存在すると考えられる。そこで、このと
きは、マクロモード領域フラグMCRFを1″にセット
しく#44)、次回の合焦?i4Hにおいては、マクロ
モード領域での合焦動作を指示する。このようにモード
判断フラグかセットされた後、マイクロコンピュータ1
3のスタックは復帰され(#45 ) 、再度、測距演
算のルーチンに入る。
一方、遠側リミットスイッチ26がONされると、外部
割り込み2がかかり、第10図に示したルーチンが実行
される。まず、カウンタ1割り込みが禁止され(#46
)、前玉レンズ部1の駆動をストップする(#47)。
次いでマイクロコンピュータ13のスタックを復帰させ
た後(#48)、フォーカス(測距)演算のルーチンに
戻る。
第7図に戻り、フォーカス演算のルーチンについて説明
する。#19にてマクロモードフラグMCRFが“1′
°である場合、#20へ進む。#20では変倍系レンズ
部2がワイド端、もしくはマクロ領域に駆動されている
かどうかワイド端フラグLWFで判断する。前記フラグ
が“1”であれば、変倍系レンズ部2がワイド端、もし
くはマクロ領域に位置していることを示し、前記フラグ
が“0″であれば、変倍系レンズ部2が未たワイド端よ
りテレ方向に位置していることを示す。
前記フラグLWFが“0″である場合、#21に進み、
変倍系レンズ部2をワイド端方向に駆動する。マイクロ
コンピュータ13は、前記レンズ部2の駆動後、同レン
ズ部2の位置検知のため、変倍系エンコータの値を読み
込む(#22)。この読み込みは、第11図に示したサ
ブルーチン“′ズームエンコータ値入力″を実行するこ
とにより行なわれる。ます、各変倍系レンズ2がどの位
置にあるかをメモリするためのリミットフラグをイニシ
ャライズ(リセット)する(#49)、このステップで
は、第12図に示すように、マクロモードフラグMCR
F、変倍系レンズ部2がマクロ領域端に位置することを
示すフラグMCNF、テレ端に変倍系レンズ部2が位置
することを示すフラグLTF、変倍系レンズ部2がワイ
ド端に位置することを示すフラグLWFが、それぞれ“
0゛′にイニシャライズされる(#59.#60.#6
1、#62)。
各フラグのイニシャライズ後、第11図の#50に進む
。ここでは、変倍系エンコーダの値を読み込む。次いで
、この読み込みに基き、変倍系レンズ部2がマクロ領域
に位置するかどうかを判断する(#51 )。ここで同
レンズ部2がマクロ領域に位置していると判断されると
、#52に進み、マクロ領域のリミット位置にあるかど
うかが判断され(#52)、この判断の結果、リミット
位置にある場合は、マクロ領域リミットフラグMCNF
、およびワイド端フラグLWFをそれぞれ“1パにセッ
トしく#54.#64) 、元のルーチンにリターンす
る。一方、前記のマ久ロ領域のリミット位置判断におい
て、変倍系レンズ部2がリミット位置にない場合は、マ
クロ領域フラグMCRF、ワイド端フラグLWFのそれ
ぞれが“1′°にセットされ(#53.#63)、元の
ルーチンにリターンする。
前記#51でのマクロ領域かどうかの判断において、マ
クロ領域でないと判断されると、変倍系レンズ部2がワ
イド端に位置するかどうかを判断する(#55)。この
判断において、ワイド端に位置すると判断されると、ワ
イド端フラグLWFが“1″にセットされ(#56)、
元のルーチンにリターンする。一方、前記#55におい
て、ワイド端でないと判断されると、変倍系レンズ部2
がテレ端に位置するかどうかの判断を行う(#57)、
この判断において、テレ端に位置していると判断される
と、テレ端フラグLTFが“1パにセットされ(#58
)、元のルーチンにリターンする。逆に前記の判断にお
いて、テレ端でないと判断された場合は、そのまま、元
のルーチンにリターンする。
第7図の#22に戻り、以下のステップの説明を続ける
。まず、ワイド端フラグLWFをチエツクする。このフ
ラグLWFが“1′であるかどうか判断し、フラグが“
0″と判断されると、再び、ズームエンコーダ値入力(
#22)に戻り、再度、変倍系レンズ位置の判断を行う
(#23)、このステップは、前記フラグLWFが“1
”にセットされるまで繰り返される。前記フラグLWF
が“1”と判断されると、変倍系レンズ部2の駆動を停
止しく#24>、フォーカス演算に移る。そして、次回
の演算からはマクロモード領域での合焦動作になる。
再び第7図の#20に戻り、前記フラグLWFか“1n
であると判断されると#31に進み、以下、マクロ領域
での合焦動作演算が行なわれる。
まず、測距演算により得られた駆動パルス数ΔPDをカ
ウンタ2割り込みに入力する(#31)。
次いで、カウンタ2割り込みをセットしく#32)、カ
ウンタ1割り込みを禁止する(#33)。次に、前記測
距演算により得られた駆動パルス数ΔPDの符号を調べ
(#34)、前記符号が正ならば、変倍系レンズ部2を
繰り出し駆動する(#35)。一方、負ならば、変倍系
レンズ部2を繰り込み駆動する(#36)。変倍系レン
ズ部2が駆動されると、変倍系レンズ駆動モータ部16
に取り付けられている変倍系用パルスエンコーダ24か
らパルスが出力される。
マイクロコンピュータ13は前記パルス数をカウントし
、前記測距演算により得られた駆動パルス数ΔPDだけ
変倍系レンズ部2が駆動されると、合焦位置まで駆動さ
れたことになり、第13図に示すカウンタ2割り込みが
かがる。カウンタ2割り込みがかかると、すべての割り
込みが禁止され(#65)、次に、変倍系レンズ部2の
駆動を止める(#66)。これでもってレンズ部2は合
焦位置に止められることになる。モータが止められると
、割り込みルーチンがら復帰し、通常の演算ルーチンに
戻る。以上のように、第7図に示したルーチンにより合
焦動作が行なわれる。
第4図に戻り1、説明を続ける。フォーカス演算(#3
)を終了すると、ズーム演算(#4)が行なわれる。以
下、このズーム演算処理を第14図を参照して説明する
。ズーム演算においては、後述するように、変倍系レン
ズ駆動キー23(以下手動キーという)の入力によるズ
ームレンズ駆動を行うかどうかが判断される。ズーム演
算に入ると、ズームエンコーダ値入力(#67)が行な
われ、変倍系レンズ部2の位置を調べる。この入力処理
は、先に述べた通りである。次いで、変倍系レンズ部2
がマクロ領域に存在しているかどうかを示すMCRFフ
ラグが°″1″であるかどうかを判断する(#68)。
変倍系レンズ部2がマクロ領域に存在している場合(M
CRF=1 ) 、次に、変倍系レンズ部2がマクロ端
に位置している(MCNF=1)であるかどうかを判断
する(#69)。変倍系レンズ部2がマクロ端に位置し
ている場合、変倍系レンズ部2の駆動を止め(#70)
、元のルーチンにリターンする。逆に、マクロ端に存在
していないと判断された場合(MCNF=0)、手動キ
ー23の入力の有無にかかわらず、マクロフォーカスの
ためリターンする。
一方、変倍系レンズ部2がマクロ領域にない場合、手動
キー23によるレンズ駆動がテレ方向駆動かどうかを判
断する(#71 ) 、前記レンズ駆動がテレ方向であ
る場合、#72に進み、変倍系レンズ部2がテレ端にi
f!、flしているかどうかを判断しく#72)、レン
ズ部2がテレ端に位置している場合(LTF=1)、ズ
ームレンズ駆動を止める(#73)。一方、テレ端に位
置していない場合(LTF=0)、レンズ部2をテレ方
向に駆動するための駆動信号を出力しく#74)、その
後、リターンする。
前記#71で手動キー23による変倍系レンズ部2の駆
動方向がテレ方向でないと判断されると、ワイド方向へ
の駆動指示がなされているかどうかを判断する(#75
)。このとき、テレ側方向駆動と同様、ワイド端にある
ときは、レンズ部駆動を止め(#76、#78) 、そ
うでないときは、レンズ部2をワイド方向に駆動する命
令を出しく#77)、リターンする。一方、テレ方向、
ワイド方向とも駆動方向が指示されていない場合は、そ
のままリターンして第4図のルーチンに戻る。
次に、AWB演算処理に移る。この処理について第15
図を参照して説明する。まず、ホワイトバランスロック
スイッチ27が撮影者によりONされているかどうかを
判断し、ホワイトバランスロックスイッチ27がONさ
れてホワイトバランスがロックされている場合には、ホ
ワイトバランス演算を止めリターンする(#79)。一
方、ホワイトバランスロックスイッチ27がONされて
いない場合、次に、変倍系レンズ部2カニマクロ領域に
存在しているかどうか(MCRF=1 ? >を判断す
る(#80)。マクロ領域に変倍系レンズ部2が存在し
ている場合(MCRF=1) 、ホワイトバランス演算
を止め、リターンする。したがってホワイトバランスの
調整は、前回、D/A変換回路20に入力された補正デ
ータに基いて行なわれる。変倍系レンズ部2がマクロ領
域に存在している場合、被写体とカメラ部との距離が極
めて近い状態にあることを示している。この状態におい
てホワイトバランス補正演算を行なうとホワイトバラン
ス補正が正確に得られないことがある。
つまり、被写体が強い有形色である場合、センサ21が
感じる色温度は、被写体を照らしている光源ではなく、
有彩色による色温度を感じてしまい、誤測色してしまう
恐れが多分にある。このため、フラグMCRFが“1″
である場合は、ホワイトバランス補正データの更新を止
めている。
次に、フラグMCRFが“0”である場合には、ホワイ
トバランス補正データの更新を行なうために、測色セン
サ21の出力データをマイクロコンピュータ13に収り
込む(#81)。そして、前記潤色データを基に、被写
体を照らしている光源が蛍光灯であるかどうかを判断す
る(#82)。
蛍光灯でない場合は、潤色センサ21の出力データに対
応した(色温度に対応した)補正データを選択しく#8
4)、出力する。一方、光源が蛍光灯であると判断され
た場合、蛍光灯用ホワイトバランス補正演算か行なわれ
(#83)、求められたデータ(色温度)より補正デー
タを選択し出力する。前記演算により得られた補正デー
タは、D/A変換回路20に送られ、アナログ電圧に変
換された後、ホワイトバランス補正電圧として、両可変
利得制御回路8.9に送られる。
以上のホワイトバランス演算(#5)が終ると、再びフ
ォーカス演3L(#3)からの処理が繰り返し行なわれ
る。
以上、本発明の一実施例について説明した。本実施例に
おいては、オートマクロ機能を有した撮像装置について
説明したが、マニュアル・マクロ機能を有したものにお
いても同様に適用することができる。つまり、変倍系レ
ンズの位置検知に基き、どの位置にレンズが位置してい
るかを判断し、ホワイトバランス出力を固定するかどう
かの判断をすればよい。
また、本実施例においては、外側光式のホワイトバラン
ス調整方式を用いて説明したが、TTL測光式のホワイ
トバランス調整方式においても実施することができ、マ
クロ領域でのホワイトバランスのズレをなくすることが
できる。
また、本実施例では、レンズがマクロ領域に入ったこと
を検知し、ホワイトバランス補正をロックする方式につ
いて述べたが、被写体距離により同様に機能するように
してもよい。この場合には、被写体が予め定められた距
離よりも近距離に位置するときの撮影状態になったこと
を検知して、ホワイトバランス補正をロックするように
すればよい。
[発明の効果] 以上のように本発明によれは、撮影レンズがマクロ撮影
状態になったとき、ホワイトバランスをこれらの状態に
なる直前の値に固定するようにしているので、撮影レン
ズに近接して強い有彩色の被写体が位置したとしてら、
その影響を受けてホワイトバランスがくろうことがなく
なる。また、撮影者が撮影中にホワイトバランスロック
を手動にて行なう必要がなく、通常の距離の撮影からマ
クロ域の撮影に至るまで色ずれを気にすることなく、オ
ートで撮影することができ、撮影者に煩わしい操作を要
求せず、使い勝手の大巾な向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によるブロック図、第2図は本
発明の一実施例に用いられるレンズ部の説明図、第3図
は本発明の一実施例に用いられる潤色センサ出力処理回
路のブロック図、第4図〜第15図は本発明の一実施例
に用いられるマイクロコンピュータの動作を示すフロー
チャート、第16図は本発明の実施例装置を搭載したカ
メラ本体の外観図である。 1・・・前玉レンズ部、2・・・変倍系レンズ部、6・
・・撮像素子、7・・・映像信号処理回路、8.9・・
・可変利得制御回路、13・・・マイクロコンピュータ
、18・・・前玉用パルスエンコータ、19・・・変倍
系エンコーダ、21・・・測色センサ、24・・・変倍
系パルスエンコーダ、25・・・近側リミットスイッチ
、26・・・遠側リミットスイッチ。 出願人     ミノルタカメラ株式会社代理人   
  弁理士 板 谷 康 大第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マクロ撮影機構を有した撮影レンズと、ホワイト
    バランスを自動調整するホワイトバランス補正装置とを
    備えた撮像装置において、 撮影レンズがマクロ撮影状態にあることを判断するマク
    ロモード判別手段と、前記マクロモード判別手段により
    撮影レンズがマクロモードにあると判断されたとき、前
    記ホワイトバランス補正装置の出力をマクロモードにな
    る前の出力値に固定する手段を備えたことを特徴とする
    撮像装置。
JP63306422A 1988-12-02 1988-12-02 撮像装置 Pending JPH02152384A (ja)

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JP63306422A JPH02152384A (ja) 1988-12-02 1988-12-02 撮像装置

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Family

ID=17956831

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04165883A (ja) * 1990-10-30 1992-06-11 Canon Inc 撮像装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04165883A (ja) * 1990-10-30 1992-06-11 Canon Inc 撮像装置

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