JP2951579B2 - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置

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JP2951579B2
JP2951579B2 JP7305179A JP30517995A JP2951579B2 JP 2951579 B2 JP2951579 B2 JP 2951579B2 JP 7305179 A JP7305179 A JP 7305179A JP 30517995 A JP30517995 A JP 30517995A JP 2951579 B2 JP2951579 B2 JP 2951579B2
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忠彦 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に装着して車
椅子、台車その他の貨物等を乗降、積降ろすための昇降
装置に係り、とくにバン型車(箱形車両)の後部に装着
するのに適した昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の昇降装置としては、本出願
人提案の実公昭63−44272号に示す装置が知られ
ている。この従来装置は、平行リンク機構で昇降される
サイドフレーム下端部にプラットホームを取り付けた構
造を有するものであり、平行リンクを回動させることに
よりプラットホームを着地位置とバン型車等の車体床面
と略一致した上昇位置との間で昇降させることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来装
置を車椅子の乗降に利用する場合、プラットホームがバ
ン型車等の車体の床面と略一致した高さとなった状態に
て、車椅子の使用者は車両外側のプラットホームから車
体床面上に車椅子を移動させる操作又は逆の操作が必要
不可欠であり、車両外側のプラットホームと車体床面と
の間に多少の段差や隙間が存在することにより、円滑な
車椅子の移動の妨げになる恐れがあった。また、車両外
側で上昇位置にあるプラットホーム上での車椅子操作が
必要であるため、車椅子使用者に不安感を与えるきらい
もある。
【0004】さらに、プラットホームの格納はバン型車
等の車体の後部開口を塞ぐようにプラットホームを立て
て行うようになっており、プラットホームの昇降を必要
としない貨物の積み降ろしの場合、昇降装置の存在が積
み降ろし作業の邪魔になる問題もあった。
【0005】本発明の第1の目的は、上記の点に鑑み、
プラットホームを昇降させるだけでなくバン型車等の車
体内部に引き込み可能として、車椅子、台車等の使用者
の操作性を良好にし、車椅子、台車等の円滑な使用を実
現し、安全性の向上を図ることのできる昇降装置を提供
することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、プラットホームの
引き込み乃至格納時にプラットホームを使用しない貨物
等の積降ろしの妨げとなることのない昇降装置を提供す
ることにある。
【0007】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願第1の昇降装置は、車体床面に固定された本体
フレームと、該本体フレームに一端が枢着された平行リ
ンクをなす第1及び第2のアームと、該第1及び第2の
アームの他端に枢着されたステイアームと、該ステイア
ーム下端部に取り付けられていて展開状態で水平に支持
されるプラットホームホルダと、該プラットホームホル
ダに対し摺動自在に取り付けられたプラットホームと、
前記第1又は第2のアームを回動させて前記プラットホ
ームを昇降駆動するシリンダと、前記プラットホームホ
ルダに枢着されていて前記プラットホームの上下方向の
位置規制を行う第1のローラー及び前記プラットホーム
の水平方向の位置規制を行う第2のローラーと、前記プ
ラットホームを、前記プラットホームホルダに対して引
き出し限位置、引き込み限位置及び少なくとも1箇所以
上の中間位置にて係止可能な逸走防止機構と、前記プラ
ットホームの前縁に起伏自在に連結された前側車止め板
と、前記プラットホームの引き出し限位置にて前記前側
車止め板を起立状態に保つストッパ機構とを備えた構成
としている。
【0009】また、本願第2の昇降装置は、車体床面に
固定された本体フレームと、該本体フレームに一端が枢
着された平行リンクをなす第1及び第2のアームと、該
第1及び第2のアームの他端に枢着されたステイアーム
と、該ステイアーム下端部に取り付けられていて展開状
態で水平に支持されるプラットホームホルダと、該プラ
ットホームホルダに対し摺動自在に取り付けられたプラ
ットホームと、前記第1又は第2のアームを回動させて
前記プラットホームを昇降駆動するシリンダと、前記プ
ラットホームホルダに枢着されていて前記プラットホー
ムの上下方向の位置規制を行う第1のローラー及び前記
プラットホームの水平方向の位置規制を行う第2のロー
ラーと、前記車体床面上に固定されたスライドレール
と、駆動手段により駆動されて該スライドレールに沿っ
て移動するトロリーとを備え、 前記プラットホームの上
昇限位置にて前記プラットホームを前記トロリー上に載
置し、前記トロリーを移動させることで前記プラットホ
ームの引き込み又は引き出し動作を行う構成としてい
る。
【0010】本願第2の昇降装置において、前記プラッ
トホームの前縁に前側車止め板を起伏自在に連結し、前
記プラットホームの引き出し限位置にて前記前側車止め
板を起立状態に保つストッパ機構を設ける構成としても
よい。
【0011】前記プラットホームが引き出し限位置でか
つ前記前側車止め板が起立状態にあることを検出する検
出手段をさらに設け、前記プラットホームの引き出し限
位置で前記前側車止め板が起立状態にあるときのみ前記
プラットホームの昇降を可能とする構成としてもよい。
【0012】前記プラットホームの後縁に後側車止め板
を起伏自在に連結し、該後側車止め板を前記プラットホ
ームの非着地状態において起伏駆動機構により起立状態
に保持する構成としてもよい。
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る昇降装置の実
施の形態を図面に従って説明する。
【0015】図1は本発明に係る第1の実施の形態の全
体構成であって、プラットホームの下降状態から上昇状
態(引き出し状態)に至る動きを示す側面図、図2は同
じくプラットホーム上昇状態の側面図、図3は同部分平
面図、図4は同正面図、図5はプラットホーム引き込み
状態の側面図、図6は同平面図、図7はプラットホーム
を垂直に立てた格納状態の正面図である。
【0016】これらの図において、1はバン型車(箱形
車両)であり、該バン型車の車体の後面開口に近い後部
床面1a上に、本体フレーム2が立設固定されている。
本体フレーム2には平行リンクを構成するメインアーム
3の一端部寄り位置がピン3aで、サブアーム4の一端
がピン4aでそれぞれ枢着されている。メインアーム
3、サブアーム4の他端にはピン3b,4bでステイア
ーム5が枢着されている。ステイアーム5は下部が二股
に分岐しており、図3、図4のように分岐部5a下端に
ホルダ取付ブラケット6が固着され、ホルダ取付ブラケ
ット6及び分岐部5b下端にプラットホームホルダ10
の垂直側板14a,14bがピン19で枢着されてい
る。
【0017】図1及び図2に示すように、前記本体フレ
ーム2には昇降駆動用複動油圧シリンダ20の一端がピ
ン21で枢着されており、該複動油圧シリンダ20のピ
ストンロッドがピン22でメインアーム3の一端に枢着
されている。従って、複動油圧シリンダ20が伸動時は
プラットホームホルダ10が上昇位置に、複動油圧シリ
ンダ20が縮動時はプラットホームホルダ10が下降位
置となる。なお、本体フレーム2には油圧回路を通して
昇降駆動用複動油圧シリンダ20に作動油を供給するた
めのパワーユニット25が取り付けられている。なお、
プラットホームホルダ10及びプラットホーム30の上
昇、下降動作はステイアーム5側に設けられた押しボタ
ンスイッチ26で行えるようになっている。
【0018】前記プラットホームホルダ10上にはプラ
ットホーム30が前後方向にスライド自在に取り付けら
れている。すなわち、図8乃至図9に示すように、プラ
ットホームホルダ10にはプラットホーム30の上下方
向の位置規制を行うとともにプラットホーム30に加わ
る縦方向負荷を受ける縦方向負荷用ローラー(垂直面内
で回転するローラー)11,12a,12b及びプラッ
トホーム30の横方向振れ防止用ローラー(水平面内で
回転するローラー)13がそれぞれ枢着されている。ま
た、図10及び図11に示すように、プラットホーム3
0の底面側には縦方向負荷用ローラー11が内部を滑動
する断面略コ字状案内レール31と、前記縦方向負荷用
ローラー12a,12b間を走行する角パイプの水平案
内部材32と、横方向振れ防止用ローラー13に接して
走行して当該ローラー13で横振れしないように規制さ
れる横振れ防止用案内部材33とがそれぞれ固着されて
いる。一方のローラー13は水平案内部材32の側面に
接し、他方のローラー13は案内部材33に接する。ま
た、プラットホーム30の底面にブラケット34を介し
て走行用ローラー35が枢着されている。該走行用ロー
ラー35はプラットホーム30がバン型車1の車室内の
床面1a上を引き込み時に走行して円滑な引き込み、格
納動作が行えるようにするものである。
【0019】図10及び図11のように、プラットホー
ム30の前後縁には前側車止め板40及び後側車止め板
50がそれぞれヒンジで起伏自在に連結されている。
【0020】前側車止め板40の両側には操作板41が
一体に固着されており、該操作板41を足等で踏むこと
又は手の操作で伏せた状態の前側車止め板40を先端が
起き上がった起立状態(車止め状態)に操作することが
できる。なお、機構の詳細は省略するが前側車止め板4
0は起立状態を保持できるようになっている。レバー4
2は起立状態を解除するためのものである。
【0021】図12及び図13に示すように、後側車止
め板50はプラットホーム30の後縁にヒンジ51を介
し起伏自在に連結されており、この後側車止め板50を
起伏駆動するために起伏駆動機構が設けられている。こ
の起伏駆動機構は、プラットホーム30の着地時に後側
車止め板50を自動的に伏せた状態とし、非着地状態で
は後側車止め板50を起立させた状態に保持(ロック)
する機能を有する。すなわち、後側車止め板50の連結
端縁近傍の裏面に穴あき係合板52が固着され、該係合
板52に略く字状係合穴53が形成されている。また、
プラットホーム30の後縁部裏側には取付金具54が形
成され、該取付金具54に細長い三角形状の着地検知板
55の上端(三角形状の1つの頂点近傍)がピン56で
枢着されている。着地検知板55の下端(三角形状のも
う1つの頂点近傍)には着地ローラー57が枢着されて
いる。そして、着地検知板55の三角形状の残りの頂点
近傍を貫通して取り付けられたピン58が前記係合板5
2の略く字状係合穴53を貫通するようになっている。
なお、後側車止め板50を起立状態に付勢するために2
本のトーションバー59,60が設けられている。すな
わち、第1のトーションバー59の一端はプラットホー
ム30の裏面に固定され、他端はピン58に嵌められた
プーリー61の溝に上から当接し押圧している。第2の
トーションバー60の一端はプラットホーム30の裏面
に固定され、他端は係合板52の端部に固着された引掛
金具62に上から係合し押し下げている。従って、図1
2の実線のように、プラットホーム30の非着地状態で
は、着地検知板55はトーションバー59で右回りに付
勢されて着地ローラー57が下がった位置となってお
り、トーションバー60で穴あき係合板52下端が下向
きに付勢されることで後側車止め板50の先端が起き上
がった状態となっている。
【0022】図12の実線のように、着地ローラー57
が地面で押されていない状態では、着地検知板55に設
けられたピン58が略く字状係合穴53の左端係止部
(長い傾斜部分に対し折れ曲がった部分)に落ち込んで
係合しており、起立状態の後側車止め板50に押し下げ
方向の力が加わっても略く字状係合穴53の左端係止部
の右壁部53aは略垂直に立ち上がっており、ピン58
を横方向に押すのみでピン58を上向きに押し上げるよ
うには作用しない。このため、プラットホーム30上の
車椅子側の荷重では開かず、後側車止め板50は実線の
起立状態を維持でき、先端が下がることは禁止(阻止)
されている。プラットホーム30が下降しプラットホー
ム30の自重が作用して着地ローラー57が地面で押さ
れるようになると、図12仮想線の如く着地検知板55
が左回りに回動し、ピン58が略く字状係合穴53の左
端係止部から外れて右方向に移行し、図12の仮想線の
ように後側車止め板50の先端が下降した伏せた状態と
なる。すなわち、プラットホーム30の着地位置にて自
動的に後側車止め板50が伏せた状態となって車椅子や
台車等の地面からプラットホーム30上への移動又はプ
ラットホーム30から地面への移動が可能となる。ま
た、プラットホーム30の非着地状態では後側車止め板
50は常に起立状態に保持され、先端が下がることは禁
止されており、プラットホーム30後縁からの車椅子や
台車の落下を確実に防止している。プラットホーム30
が車体床面上に載った状態でもプラットホーム30と床
面間にプラットホームホルダ10が介在するため、着地
ローラー57は下がった位置であり、後側車止め板50
は起立を継続する。
【0023】なお、プラットホーム30の引き出し限位
置は、プラットホーム30の裏側に固定の断面略コ字状
案内レール31の端部に設けられた図6のストッパ板3
6で規定され、プラットホーム30の引き込み限位置は
図示しない別のストッパ手段によりプラットホーム30
及び前後の車止め板40,50がバン型車1の車室内に
完全に引き込まれかつプラットホームホルダ10から外
れてしまわないように規定されている。
【0024】傾斜地等においてプラットホーム30を前
後に摺動して引き出しまたは引き込み動作を実行する場
合、プラットホーム30が自重により逸走する危険があ
る。このため、図14及び図16に示す逸走防止機構が
設けられている。すなわち、プラットホーム30は側縁
に垂直に立ち上がった縁板61を一体に有し、一方の縁
板61に多数のロック用穴61aが設けられている。ス
テイアーム5の下部には、図16のようにロック用穴6
1aに嵌合するロックピン62を一体に持つロックリン
ク63が枢着され、該ロックリンク63は連結リンク6
4を介しステイアーム5(分岐部5b)に固定の逸走防
止用ソレノイド65(逸走防止用駆動手段)に連結され
ている。ソレノイド65の伸長時にロックピン62は前
進してロック用穴61aに嵌合でき、ソレノイド65の
縮動時にロックピン62は後退してロック用穴61aか
ら外れた位置となる。この場合、ソレノイド65は通電
していないときに伸長状態でロックピン62を突出方向
に付勢している。ソレノイド65への通電のオン、オフ
はロック解除用近接スイッチ74で行うようになってい
る。
【0025】前記逸走防止用ソレノイド65によるロッ
クを解除するために、二等辺三角形状のロック解除部材
70と該ロック解除部材70を連結リンク81を介して
揺動させるスライド操作レバー80とが設けられてい
る。二等辺三角形状のロック解除部材70は下辺両端部
にローラー70aを設けたものであり、プラットホーム
30の前端位置(水平案内部材32の前端位置)に上端
部がピン82で枢着され、そのロック解除部材70の下
部ローラー70aで押し下げ可能な位置に長尺の近接ス
イッチ作動部材71が配設されている。この近接スイッ
チ作動部材71はプラットホーム30の引き出し、引き
込みに伴うロック解除部材70の全移動範囲にわたって
車体床面1a側に設けられており、車体床面1aに固定
のLアングル72にヒンジ73を介して取り付けられ、
Lアングル側に固定のロック解除用近接スイッチ74
(検出手段)を作動させるためのスイッチ作動用金属片
(鉄片等の磁性体片等)75が一体化されている。但
し、ロック解除部材70により押し下げられていないと
きは図示しないばね手段により近接スイッチ作動部材7
1は図16の実線位置にあり、金属片75は近接スイッ
チ74から離れた位置となって近接スイッチ74はオフ
となっており、ソレノイド65には通電されない。な
お、スライド操作レバー80は操作者がこれを持ってプ
ラットホーム30の引き出し、引き込みを行うためのも
ので、プラットホーム30の後端位置(水平案内部材3
2の後端位置)に固定の取付ブラケット83にピン84
で枢着されている。
【0026】前記スライド操作レバー80は通常ばねに
よって中立位置に保たれているが、プラットホーム30
の引き込み、引き出しのために操作者がスライド操作レ
バー80を前方又は後方に傾動させると、二等辺三角形
状のロック解除部材70が揺動し、当該ロック解除部材
70の下辺両端部のローラー70aのいずれか一方で床
面側の近接スイッチ作動部材71が押されて図16の仮
想線状態となって、これと一体の金属片75がロック解
除用近接スイッチ74に近接対向する。この結果、近接
スイッチ74がオンとなり、ソレノイド65に通電さ
れ、ロックピン62はロック用穴61aから外れた状態
(図16仮想線状態)となり、スライド操作レバー80
でプラットホーム30をプラットホームホルダ10に対
して摺動させて引き込み、引き出し動作を実行すること
ができる。なお、プラットホーム30の引き出し限位置
では図14の右端P1のロック用穴61aにロックピン
62が嵌合し、引き込み限位置では左端P2のロック用
穴61aにロックピン62が嵌合するようになっている
が、傾斜地等でのプラットホーム操作の際に逸走の危険
があるときはスライド操作レバー80を中立位置に戻す
ことで最寄りの中間位置にあるロック用穴61aにロッ
クピン62を嵌合させて一旦プラットホーム30の動き
を止めることができ、操作上の安全性を確保している。
【0027】前記プラットホーム30がプラットホーム
ホルダ10に対して引き出し限位置にないと前側車止め
板40が車両バンパーに干渉する(引っ掛かる)危険が
あり、しかも前側車止め板40はプラットホーム30昇
降時に車椅子、台車の落下防止のために起立している必
要があるので、前記プラットホーム30が引き出し限位
置でかつ前側車止め板40が起立状態にあることを検出
するために、図15及び図16に示す如く検出手段とし
ての昇降時スライド防止用近接スイッチ90がステイア
ーム5(分岐部5b)側に固定されている。この昇降時
スライド防止用近接スイッチ90は前側車止め板40と
一体の操作板41に固着されたスイッチ作動用金属片
(鉄片等の磁性体片等)91が近接対向したとき(プラ
ットホームが引き出し限位置でかつ前側車止め板が起立
状態となった図15の状態のとき)にオンとなって前記
昇降駆動用複動油圧シリンダ20が作動可能となるよう
に油圧回路を制御している。なお、前記プラットホーム
30が引き出し限位置にないか、前側車止め板40が起
立状態となっていない場合、前記スイッチ作動用金属片
91は昇降時スライド防止用近接スイッチ90に近接対
向せず、当該スイッチ90はオフであり、昇降駆動用複
動油圧シリンダ20を作動させることはできない。これ
により、誤操作による装置故障や危険の発生を未然に防
止している。
【0028】さらに、安全性の確保のために前側車止め
板40はプラットホーム30の昇降時に起立状態に維持
(ロック)されている必要があり、このため、図15に
示すように、プラットホーム30の引き出し限位置にて
前側車止め板40を起立状態に保つストッパ機構100
が設けられている。該ストッパ機構100はプラットホ
ームホルダ10の垂直側板14bに固着された逆L字形
ストッパロッド102であり、前側車止め板40に一体
の操作板41の上辺に固着された板材103に近接対向
しており、前側車止め板40の先端が下がろうとする動
きを板材103の上面を押さえることで阻止している。
【0029】前記プラットホームホルダ10及びプラッ
トホーム30は、プラットホーム30を引き込み限位置
とした場合において図7仮想線の水平状態から同図実線
の垂直に立てた格納状態に手動操作可能である。そし
て、プラットホームホルダ10及びプラットホーム30
の展開動作は自重を利用するため、着地時にプラットホ
ームホルダ10及びプラットホーム30が傾斜してしま
わないように、図14に示すホルダロック機構110が
設置されている。すなわち、プラットホームホルダ10
の垂直側板14aにホルダ水平ロック穴111が形成さ
れ、このロック穴111に嵌合するホルダロックピン1
12がステイアーム5(分岐部5a)に固定の取付金具
113を貫通して圧縮ばね114によって突出方向に付
勢されている。また、ホルダロックピン112を後退さ
せてロックを解除するためのロック解除レバー115が
ステイアーム5(分岐部5a)に固定の取付板116に
ピン117で枢着されており、ロック解除レバー115
の端部が、ホルダロックピン112に固着された止めリ
ング118とホルダロックピン112に嵌められて圧縮
ばね114の一端が当接する中間リング119との間に
係合している。そして、図14の仮想線のようにロック
解除レバー115を回動操作することでステイアーム5
とプラットホームホルダ10間のロックを外すことがで
きるようになっている。
【0030】前記プラットホームホルダ10に対しプラ
ットホーム30を引き込み限位置とした後、図7仮想線
の水平状態から同図実線の如く垂直に立てて格納するこ
とができるが、この格納状態でロックするためにプラッ
トホームの側方起立ロック機構120が図7、図17等
のように設けられている。すなわち、ステイアーム5の
上端面に係止部材としてのアイボルト121が固定さ
れ、図17のようにアイボルト121に嵌合する穴部1
31を有するロック金具130がヒンジ132を介しプ
ラットホーム30の側端に連結されている。そして、プ
ラットホームホルダ10及びプラットホーム30の側方
起立格納時は、図7仮想線のようにロック金具130を
反転してアイボルト121にロック金具130の穴部1
31を嵌めてプラットホームホルダ10及びプラットホ
ーム30が水平に展開しないようにロックする。
【0031】次に、この第1の実施の形態の全体的な動
作説明を行う。
【0032】まず、バン型車1の車室後部の側方に図7
のようにプラットホームホルダ10及びプラットホーム
30が起立状態で格納されている場合、昇降装置を使用
可能とするために、プラットホームの側方起立ロック機
構120のロック金具130をアイボルト121から外
し、手動操作によってプラットホームホルダ10及びプ
ラットホーム30を水平に展開する。プラットホームホ
ルダ10が水平に展開された時点で図14のホルダロッ
ク機構110のホルダロックピン112がプラットホー
ムホルダ10側の水平ロック穴111に嵌合し、プラッ
トホームホルダ10はステイアーム5に対し水平にロッ
クされる。このとき、一旦前側車止め板40を伏せた状
態とすることで、車室内の車椅子等をプラットホーム3
0上に移載することができる。このとき、後側車止め板
50は、プラットホーム30と車体床面1aとの間に十
分隙間があって着地ローラー57が下がった状態を保っ
ているので、起立状態にロックされており、車椅子等の
転落を防止している。
【0033】そして、プラットホーム30の引き出し操
作の前に前側車止め板40を起立状態としておき、その
後、図5、図6のように、引き込み限位置となっている
プラットホーム30を、その後端位置に起立したスライ
ド操作レバー80を持って図2、図3、図4の引き出し
限位置にまで引き出す。このとき、スライド操作レバー
80を操作者の手前に引いて傾けることで図16のロッ
クピン62がプラットホーム30側の引き込み限位置に
対応した図14の左端位置P2のロック用穴61aから
外れるから、プラットホームホルダ10上を摺動させて
プラットホーム30を引き出し限位置にまで手動で引き
出すことができる。引き出し完了後、スライド操作レバ
ー80を離すことで、スライド操作レバー80は中立位
置に戻り、ロックピン62がプラットホーム30側の引
き出し限位置に対応した図14の右端位置P1のロック
用穴61aに嵌合し、プラットホームホルダ10に対し
てプラットホーム30を引き出し限位置にロックする。
なお、プラットホーム30の引き出し操作前に前側車止
め板40を起立状態としておいたので、図15のように
ストッパ機構100の逆L字形ストッパロッド102で
操作板41の動きが阻止された状態となる。この状態に
設定することで、昇降時スライド防止用近接スイッチ9
0にスイッチ作動用金属片91が近接対向して昇降時ス
ライド防止用近接スイッチ90がオンとなり、昇降駆動
用複動油圧シリンダ20が作動可能となる。
【0034】図1の実線及び図2のようにプラットホー
ム30の引き出し限位置から、昇降駆動用複動油圧シリ
ンダ20を作動(縮動)させ、メインアーム3及びサブ
アーム4を回動させてプラットホーム30を車体床面の
後縁位置から着地状態に下降させる。このとき、前側車
止め板40はストッパ機構100で起立状態にロックさ
れており、後側車止め板50も引き続き起立状態にロッ
クされているから、図1、図2に仮想線で示す車椅子C
H等の転落を確実に防止することができる。
【0035】図1の仮想線に示すようにプラットホーム
30が完全に着地した状態では、図12の着地ローラー
57が地面に当たって着地検知板55の下端が持ち上げ
られるため、図12の仮想線のように後側車止め板50
は伏せた状態に変わり、車椅子CH等を地上に移し変え
ることができる。
【0036】逆に、地上の車椅子等をバン型車1内に積
載する場合、図1の仮想線に示すように着地状態のプラ
ットホーム30上に、伏せた状態の後側車止め板50を
経由して車椅子CH等を載せ、昇降駆動用複動油圧シリ
ンダ20を作動(伸動)させてプラットホーム30を上
昇限位置にまで上昇させる(図1実線のプラットホーム
ホルダ10が床面1a上に載る位置にまで移動させ
る。)。
【0037】次いで、図2乃至図4のように引き出し限
位置となっているプラットホーム30を、その後端位置
に起立したスライド操作レバー80を持って引き込み限
位置にまで押し出す。このとき、スライド操作レバー8
0を操作者の前方に押して傾けることで図16のロック
ピン62がプラットホーム30側の引き出し限位置に対
応した図14の右端位置P1のロック用穴61aから外
れるから、プラットホームホルダ10上を摺動させてプ
ラットホーム30を引き込み限位置にまで手動で引き込
むことができる。引き込み完了後、スライド操作レバー
80を離すことで、スライド操作レバー80は中立位置
に戻り、ロックピン62がプラットホーム30側の引き
込み限位置に対応した図14の左端位置P2のロック用
穴61aに嵌合し、プラットホームホルダ10に対して
プラットホーム30を引き込み限位置にロックする。
【0038】図5のようにプラットホーム30を引き込
み限位置とした後、前側車止め板40を伏せた状態とし
て車椅子CH等を床面1aに移し変える。
【0039】なお、前側車止め板40は引き込み状態と
なっているとき以外、図15のストッパ機構100で起
立状態にロックされており、後側車止め板50はプラッ
トホーム30が着地しているとき以外は起立状態にロッ
クされているから、車椅子CH等の転落を確実に阻止す
ることができる。
【0040】この第1の実施の形態によれば、次の通り
の効果を得ることができる。
【0041】(1) プラットホーム30を昇降させるだ
けでなく車体内部に引き込み可能として、車椅子、台車
等の使用者の操作性を良好にし、車椅子、台車等の円滑
な使用を実現し、安全性の向上を図ることができる。す
なわち、車体外部で上昇位置にあるときのプラットホー
ム上での車椅子操作が不要であり、車椅子使用者に不安
感を与えることがない。
【0042】(2) プラットホーム30の引き込み状
態、あるいはプラットホームホルダ10及びプラットホ
ーム30をさらに90度回動させて車体内部の側方位置
に垂直に立てた図7の格納状態とした場合、プラットホ
ームを使用しない貨物等の積降ろし作業を円滑に実施で
き、プラットホーム等の存在がその他の貨物の積降ろし
の妨げとなることがない。
【0043】(3) プラットホームホルダ10はプラッ
トホーム30の上下方向の位置規制を行う縦方向負荷用
ローラー11,12a,12bと、プラットホーム30
の水平方向の位置規制を行う横方向振れ防止用ローラー
13とを有しており、プラットホーム30の円滑な引き
出し及び引き込み動作が可能である。
【0044】(4) プラットホームホルダ10に対して
プラットホーム30を引き出し限位置、引き込み限位置
及び複数の中間位置にて係止可能な逸走防止機構を設け
ており、傾斜地等でのプラットホーム30の手動による
引き出し、引き込み動作も安全に実行できる。
【0045】(5) プラットホーム30の前縁に前側車
止め板40が起伏自在に連結されており、プラットホー
ム30の引き出し限位置にて前側車止め板40を起立状
態に保つストッパ機構100が設けられているため、前
側車止め板40はプラットホーム30の昇降時を含むプ
ラットホーム30の引き出し限位置で常に起立状態にロ
ックされている。また、後側車止め板50はプラットホ
ーム30の非着地状態において起伏駆動機構により常に
起立状態にロックされている。このため、車椅子、台車
等の転落事故を確実に防止し、安全性を十分確保するこ
とができる。
【0046】(6) プラットホーム30が引き出し限位
置でかつ前側車止め板40が起立状態にあることを検出
する検出手段として昇降時スライド防止用近接スイッチ
90を設けており、プラットホーム30の引き出し限位
置で前側車止め板40が起立状態にあるときのみプラッ
トホーム30の昇降を可能としており、誤操作による装
置の破損や事故の発生を未然に防止することができる。
【0047】(7) プラットホームホルダ10は水平に
展開したときにホルダロック機構110でステイアーム
5にロックされるようになっており、プラットホーム3
0片側が持ち上がることを防止できる。
【0048】図18は本発明の第2の実施の形態を示
す。この場合、スライド操作レバー80をプラットホー
ム30側に固定し、該スライド操作レバー80上に押し
ボタンスイッチ140を設け、該押しボタンスイッチ1
40を押圧することで逸走防止用ソレノイド65に通電
してロックピン62をロック用穴61aから外す構成と
している。押しボタンスイッチ140と逸走防止用ソレ
ノイド65間の連携は、有線方式(例えばフレキシブル
ワイヤ利用)又はワイヤレス方式(赤外線リモコン等)
のいずれであってもよい。
【0049】なお、第2の実施の形態のその他の構成
は、前述した第1の実施の形態と同様である。
【0050】図18に示した第2の実施の形態の場合、
逸走防止用ソレノイド65を作動させるための機械的構
造が簡素化される利点がある。
【0051】図19乃至図21は本発明の第3の実施の
形態を示す。これらの図において、バン型車1の車体床
面1a上に、プラットホーム30側縁の移動経路に沿っ
たスライドレール150が固定されており、該スライド
レール150に対し摺動自在にトロリー160が設けら
れている。該トロリー160は図20、図21のように
スライドレール150内を走行するローラー161を回
転自在に取り付けたランナー162と、スライドレール
150の上面を摺動するように配置されていてスライド
レール150の側面スリットを通してランナー162に
連結、固着された載置板163とを備えている。
【0052】前記トロリー160をスライドレール15
0に沿って移動させるために、図19の如くスライドレ
ール150に固定の軸受152でボール螺子軸151が
スライドレール150に平行に支持されており、該ボー
ル螺子軸151に螺合するボール螺子ナット153が前
記トロリー160(ランナー162)側に固定されてい
る。そして、ボール螺子軸151をスプロケット15
5,156及びチェーン157の巻き掛け伝動機構を介
して回転駆動する電動機154がスライドレール150
側方に取り付けられている。
【0053】この第3の実施の形態の場合、第1の実施
の形態で採用した図14乃至図16の逸走防止用ソレノ
イド65を用いた逸走防止機構は不要となるが、その他
の部分の構成は第1の実施の形態と同様の機構を採用で
きる。
【0054】この第3の実施の形態ではプラットホーム
30の上昇動作の最終位置が上部死点位置を通過して数
ミリ降下した位置であることを利用して、プラットホー
ム30を昇降駆動用複動油圧シリンダで上昇位置に駆動
した際に、図19のようにプラットホーム30の前端部
分をトロリー160上に載置することができる。そし
て、電動機154でボール螺子軸151を回転させるこ
とでボール螺子ナット153及びこれと一体に動くトロ
リー160をスライドレール150に沿ってプラットホ
ーム引き込み方向に移動させることができる。また、電
動機154を逆転することで引き込み状態のプラットホ
ーム30を引き出し状態に移行させることが可能であ
る。すなわち、プラットホーム30の引き出し限位置と
引き込み限位置間の移動を自動化することができる。
【0055】なお、プラットホーム30が引き込み限位
置に到達する手前で前側車止め板40を自動的に起伏す
る機構を採用することもできる。
【0056】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る昇降
装置によれば、プラットホームを昇降させるだけでなく
バン型車等の車体内部に引き込み可能として、車椅子、
台車等の使用者の操作性を良好にし、車椅子、台車等の
円滑な使用を実現し、安全性の向上を図ることができ
る。とくに、車体外部で上昇位置にあるときのプラット
ホーム上での車椅子操作が不要であるから、車椅子使用
者に不安感を与えることがない。
【0058】また、プラットホーム引き込み状態、ある
いはプラットホームホルダ及びプラットホームを車体内
部の側方位置に垂直に立てた格納状態とすれば、プラッ
トホームを使用しない貨物等の積降ろし作業を円滑に実
施でき、プラットホーム等の存在がその他の貨物の積降
ろしの妨げとなることがない。
【0059】さらに、プラットホームホルダはプラット
ホームの上下方向の位置規制を行う第1のローラーと、
プラットホームの水平方向の位置規制を行う第2のロー
ラーとを有しているとともに、前記プラットホームを、
前記プラットホームホルダに対して引き出し限位置、引
き込み限位置及び少なくとも1箇所以上の中間位置にて
係止可能な逸走防止機構を設け、加えて前記プラットホ
ームの前縁に起伏自在に連結された前側車止め板と前記
プラットホームの引き出し限位置にて前記前側車止め板
を起立状態に保つストッパ機構を設けたことにより、プ
ラットホームの円滑かつ安全な引き出し及び引き込み動
並びに昇降動作を実現可能であり、操作性及び安全性
の改善を図ることができる。また、駆動手段により駆動
されて車体床面上のスライドレールに沿って移動するト
ロリーを備える構成とした場合、プラットホームの上昇
限位置にてプラットホームを前記トロリー上に載置し、
前記トロリーを移動させることで前記プラットホームの
引き込み又は引き出し動作を行うようにして、プラット
ホームの引き出し及び引き込み動作の自動化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る昇降装置の第1の実施の形態の全
体構成であってプラットホームの昇降動作を示す側面図
である。
【図2】同じくプラットホームが上昇位置(引き出し限
位置)にあるときの側面図である。
【図3】同部分平面図である。
【図4】同じく車体後面からみた正面図である。
【図5】第1の実施の形態においてプラットホームを引
き込み限位置とした側面図である。
【図6】同平面図である。
【図7】第1の実施の形態においてプラットホームホル
ダ及びプラットホームを垂直に立てて格納した状態の正
面図である。
【図8】第1の実施の形態で使用するプラットホームホ
ルダの正面図である。
【図9】同平面図である。
【図10】第1の実施の形態で使用するプラットホーム
の側面図である。
【図11】第1の実施の形態で使用するプラットホーム
の正面図である。
【図12】第1の実施の形態における後側車止め板及び
これに付随する機構部分を示す部分拡大側面図である。
【図13】同部分拡大底面図である。
【図14】第1の実施の形態における逸走防止機構を示
す側面図である。
【図15】同拡大側面図である。
【図16】同部分拡大正面図である。
【図17】第1の実施の形態におけるプラットホームの
側方起立ロック機構を示す部分拡大平面図である。
【図18】本発明の第2の実施の形態の側面図である。
【図19】本発明の第3の実施の形態の平面図である。
【図20】同要部側面図である。
【図21】同要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 バン型車 1a 車体床面 2 本体フレーム 3 メインアーム 4 サブアーム 5 ステイアーム 6 ホルダ取付ブラケット 10 プラットホームホルダ 11,12a,12b 縦方向負荷用ローラー 13 横方向振れ防止用ローラー 20 昇降駆動用複動油圧シリンダ 30 プラットホーム 31 案内レール 32,33 案内部材 34 ブラケット 35 走行用ローラー 40 前側車止め板 41 操作板 50 後側車止め板 52 穴あき係合板 53 略く字状係合穴 55 着地検知板 57 着地ローラー 59,60 トーションバー 61 縁板 61a ロック用穴 62 ロックピン 63 ロックリンク 65 逸走防止用ソレノイド 70 ロック解除部材 71 近接スイッチ作動部材 74 ロック解除用近接スイッチ 80 スライド操作レバー 90 昇降時スライド防止用近接スイッチ 100 ストッパ機構 102 逆L字形ストッパロッド 110 ホルダロック機構 111 水平ロック穴 112 ホルダロックピン 120 側方起立ロック機構 140 押しボタンスイッチ 150 スライドレール 160 トロリー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−334630(JP,A) 特開 平4−55134(JP,A) 特開 平4−55135(JP,A) 特開 平7−215120(JP,A) 登録実用新案3023975(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60P 1/43 B60P 1/44 B60P 1/46 A61G 3/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体床面に固定された本体フレームと、
    該本体フレームに一端が枢着された平行リンクをなす第
    1及び第2のアームと、該第1及び第2のアームの他端
    に枢着されたステイアームと、該ステイアーム下端部に
    取り付けられていて展開状態で水平に支持されるプラッ
    トホームホルダと、該プラットホームホルダに対し摺動
    自在に取り付けられたプラットホームと、前記第1又は
    第2のアームを回動させて前記プラットホームを昇降駆
    動するシリンダと、前記プラットホームホルダに枢着さ
    れていて前記プラットホームの上下方向の位置規制を行
    う第1のローラー及び前記プラットホームの水平方向の
    位置規制を行う第2のローラーと、前記プラットホーム
    を、前記プラットホームホルダに対して引き出し限位
    置、引き込み限位置及び少なくとも1箇所以上の中間位
    置にて係止可能な逸走防止機構と、前記プラットホーム
    の前縁に起伏自在に連結された前側車止め板と、前記プ
    ラットホームの引き出し限位置にて前記前側車止め板を
    起立状態に保つストッパ機構とを備えたことを特徴とす
    る昇降装置。
  2. 【請求項2】 車体床面に固定された本体フレームと、
    該本体フレームに一端が枢着された平行リンクをなす第
    1及び第2のアームと、該第1及び第2のアームの他端
    に枢着されたステイアームと、該ステイアーム下端部に
    取り付けられていて展開状態で水平に支持されるプラッ
    トホームホルダと、該プラットホームホルダに対し摺動
    自在に取り付けられたプラットホームと、前記第1又は
    第2のアームを回動させて前記プラットホームを昇降駆
    動するシリンダと、前記プラットホームホルダに枢着さ
    れていて前記プラットホームの上下方向の位置規制を行
    う第1のローラー及び前記プラットホームの水平方向の
    位置規制を行う第2のローラーと、前記車体床面上に固
    定されたスライドレールと、駆動手段により駆動されて
    該スライドレールに沿って移動するトロリーとを備え、 前記プラットホームの上昇限位置にて前記プラットホー
    ムを前記トロリー上に載置し、前記トロリーを移動させ
    ることで前記プラットホームの引き込み又は引き出し動
    作を行うことを特徴とする昇降装置。
  3. 【請求項3】 前記プラットホームの前縁に前側車止め
    板が起伏自在に連結されており、前記プラットホームの
    引き出し限位置にて前記前側車止め板を起立状態に保つ
    ストッパ機構が設けられている請求項2記載の昇降装
    置。
  4. 【請求項4】 前記プラットホームが引き出し限位置で
    かつ前記前側車止め板が起立状態にあることを検出する
    検出手段を設け、前記プラットホームの引き出し限位置
    で前記前側車止め板が起立状態にあるときのみ前記プラ
    ットホームの昇降を可能とする請求項1又は3記載の昇
    降装置。
  5. 【請求項5】 前記プラットホームの後縁に後側車止め
    板が起伏自在に連結されており、該後側車止め板は前記
    プラットホームの非着地状態において起伏駆動機構によ
    り起立状態に保持されている請求項1,2,3又は4記
    載の昇降装置。
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