JP2940654B2 - 自動車用内装部品の製造方法とその装置 - Google Patents

自動車用内装部品の製造方法とその装置

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JP2940654B2
JP2940654B2 JP5343952A JP34395293A JP2940654B2 JP 2940654 B2 JP2940654 B2 JP 2940654B2 JP 5343952 A JP5343952 A JP 5343952A JP 34395293 A JP34395293 A JP 34395293A JP 2940654 B2 JP2940654 B2 JP 2940654B2
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/1418Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用内装材である
ドアトリム等の自動車用内装部品の製造方法とその装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように自動車用ドア30の内
部側にはドアトリム31と呼ばれる内装材が嵌め込ま
れ、車体本体ボディの金属部分を覆って車室内の見栄え
をよくし、柔らかな雰囲気を醸し出している。
【0003】このドアトリム31は通常合成樹脂で成形
されるものであり、アームレスト32やドアポケット3
3が一体に成形されるほか、さらに、装飾効果を向上せ
しめるために、その表面には上、下部31a、31b及
び中間部31cで表皮層または材質を異ならせているこ
とが多い。
【0004】そして、前記ドアトリム31は、図10に
示すように例えばABS、ポリプロピレン複合材等の射
出成形が可能な熱可塑性の合成樹脂よりなる芯材34
と、表皮材35との積層成型体であり、表皮材35は、
基布36に発泡PVC37を張り合わせ、この発泡PV
C37に、PVC38を張り合わせてなるシート等が用
いられ、プレスモールド法により成形される。
【0005】このプレスモールド法には、図8、図9に
示すように前記ドアトリム31の外形に相当するクリア
ランス(キャビティ)39を形成する上、下型40、4
1を有する成形型42が用いられる。
【0006】この成形型42において、下型41には木
目込み溝部43が形成してあり、また、上型40には木
目込み溝部43に対応する木目込み溝賦形部44が形成
してあり、上型40が可動型であり、下型41が固定型
であって、この下型41には樹脂射出部45が設けてあ
る。
【0007】そして、開型状態で、前記上、下型40、
41間に前記表皮材35をセットし、この表皮材35の
外周部をクランプ46で固定し、その後に、前記上型4
0を下降して行き、その間に前記下型41の樹脂射出部
45からクリアランス39内の、前記表皮材35の下方
に芯材用溶融樹脂47を射出し、やがて上型40と下型
41とが合わさった状態で前記表皮材35及び芯材用溶
融樹脂47がほぼ所定の形状に成形される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動車用内装部品の製造方法にあっては、前記ドア
トリム31の図面形状を基本にして前記上、下型40、
41が作製されており、プレス下死点直前の状態で、図
11に示すように前記木目込み溝賦形部44が前記表皮
材35を前記木目込み溝部43に押し込んだ場合、前記
表皮材35は、その外周部がクランプ46により押えら
れているために、表皮材35に引っ張り応力が生じ、こ
の表皮材35の基布36の布目が広がり、また、表皮材
35が前記木目込み溝部43の縁部43aに接触する状
態になり、前記表皮材35の下方に射出された芯材用溶
融樹脂47の流動が遮断されるという問題点があった。
【0009】また、プレス下死点では、図12に示すよ
うに圧力が加えられた芯材用溶融樹脂47が、上記のよ
うに引っ張り応力により布目が広った基布36を通過し
て発泡PVC37まで達し形状賦形が成されるようにな
り、前記表皮材35の芯材用溶融樹脂47の流動を遮断
した部分(図12に斜線で示す部分)において、前記表
皮材35と芯材34とが接着しないことになり、木目込
みクロスの外周処理を図13に示すようにカット刃48
で行った場合、クロスの外周カット面が表皮材35と一
緒に前記芯材34から剥がれるという問題点があった。
【0010】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第1の目的とするところは、芯材
用溶融樹脂の流動が円滑になって、表皮材と芯材との接
着が確実になされ、木目込みクロスの外周処理をカット
刃で行った場合、クロスの外周カット面が表皮材と一緒
に前記芯材から剥がれるという問題点を解消することが
できる自動車用内装部品の製造方法を提供することにあ
る。
【0011】また、本発明の第2の目的とするところ
は、内装部品の製造を円滑に行わしめる自動車用内装部
品の製造装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明の自動車用内装部品の製造方法は、
他方の金型側に突出可能な賦形部材を設けて、この賦形
部材を所定量突出させて木目込み溝賦形部を形成した一
方の金型と、木目込み溝賦形部に対向する木目込み溝部
と樹脂射出部とを有する他方の金型とを備えた成形型が
開型状態において、両金型間に表皮材をセットし、次
に、一方の金型を、樹脂充填モード位置L2まで移動し
て、前記木目込み溝賦形部で前記表皮材を押圧し、この
表皮材と前記木目込み溝部の縁部との間に隙間ハを形成
し、次に、樹脂充填モード位置L2で、前記樹脂射出部
から前記表皮材の裏側に芯材用溶融樹脂を射出して、こ
の芯材用溶融樹脂を前記隙間ハを介して樹脂を流動させ
て前記表皮材の裏側に充填し、次に、一方の金型を成型
モード位置L3まで移動すると共に、前記賦形部材を所
定量突出して前記表皮材を押圧して加圧を行い形状賦形
を行うようにしたことを特徴とする。
【0013】また、上記の第2の目的を達成するため
に、本発明の自動車用内装部品の製造装置は、成形型の
一方の金型に設けられた木目込み溝賦形部を、可動式の
賦形部材と、この賦形部材を他方の金型側に突出させる
移動操作部とにより構成し、前記賦形部材を一方の金型
に形成された賦形部材摺動孔に摺動可能に設け、前記移
動操作部を一方の金型に形成された収容部内に収容した
ことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の自動車用内装部品の製造方法によれ
ば、樹脂充填モード位置L2では、前記木目込み溝賦形
部が前記表皮材を押圧するが、この表皮材は前記前記木
目込み溝部の縁部に接触することはなく、これらの間に
は隙間ハが形成されるために、前記芯材用溶融樹脂は表
皮材に遮断されることなく、樹脂流動方向に流動して前
記表皮材の裏側に充填されるし、また、前記木目込み溝
賦形部の移動距離Lは、これが前記表皮材を押し下げて
も、この表皮材の基布の布目が広がらないようにあらか
じめ設定することができるために、前記木目込み溝賦形
部が前記表皮材を押圧しても基布の布目は広がらず、圧
力が加えられた芯材用溶融樹脂が、布目が広がった基布
を通過して発泡PVCまで達し形状賦形が成されるとい
うことはない。したがって、前記芯材用溶融樹脂の流動
が円滑になって、表皮材と芯材との接着が確実になされ
る。このために、木目込みクロスの外周処理をカット刃
で行った場合、クロスの外周カット面が表皮材と一緒に
前記芯材から剥がれるという問題点を解消することがで
きる。
【0015】また、本発明の自動車用内装部品の製造装
置によれば、一方の金型を、樹脂充填モード位置L2ま
で移動して、前記木目込み溝賦形部で前記表皮材を押圧
し、この表皮材と前記木目込み溝部の縁部との間に隙間
ハを形成するにあたって、予め賦形部材を所定量突出さ
せた状態の木目込み溝賦形部を形成し、また、一方の金
型を成型モード位置L3まで移動して前記表皮材を押圧
して加圧を行い形状賦形を行う場合に、前記移動操作部
を操作して前記賦形部材を所定量突出させることができ
て、自動車用内装部品の製造を円滑に行うことができ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係わる自動車用内装部品の製造装
置の開型状態における一部省略した断面図、図2は同自
動車用内装部品の製造装置の閉型状態における一部省略
した断面図、図3は同自動車用内装部品の製造装置にお
ける木目込み溝賦形部の構成と樹脂充填モードの説明
図、図4は同自動車用内装部品の製造におけるモード説
明図である。
【0017】自動車用の内装部品であるドアトリムの製
造方法(プレスモールド法)には、ドアトリム31の外
形に相当するクリアランス(キャビティ)2を形成する
上、下型3、4を有する成形型5が用いられる。この成
形型5において、可動金型である上型(一方の金型)3
には木目込み溝賦形部8が設けてあり、固定金型である
下型(他方の金型)4には前記木目込み溝賦形部8に対
応する木目込み溝部6と樹脂射出部7が設けてある。
【0018】前記木目込み溝賦形部8は、可動式の賦形
部材9を備えており、この賦形部材9は、移動操作部を
構成するシリンダー10のピストンロッド11に固着さ
れていて、前記上型3に形成された賦形部材摺動孔12
に摺動可能に設けてある。また、前記シリンダー10は
前記上型3に形成されたシリンダー収容部13内に収容
されている。
【0019】したがって、前記シリンダー10を伸縮作
動させることにより、前記賦形部材9を上下方向に摺動
させて、木目込み溝賦形部8の移動距離Lを変えること
ができる。また、前記成形型5には表皮材35の外周部
を把持固定するクランプ14が設けてある。
【0020】次に、ドアトリム31の製造方法について
説明する。ドアトリム31は従来例で説明したように、
芯材34と表皮材35との積層成型体であり、この芯材
34は、例えばABS、ポリプロピレン複合材等の射出
成形が可能な熱可塑性の合成樹脂が用いられ、前記表皮
材35は、基布36に発泡PVC37を張り合わせ、こ
の発泡PVC37に、PVC38を張り合わせてなるシ
ート等が用いられる。
【0021】まず、図1に示すように開型状態で、前記
上型3がプレス上死点ロに位置するとき、上、下型3、
4間に前記表皮材35をセットされ、この表皮材35の
外周部がクランプ14で固定される。この場合、前記シ
リンダー10は作動されず、前記賦形部材9は所定量下
方に突出して所定長さの前記木目込み溝賦形部8を形成
している。
【0022】次に、前記上型3を、図3及び図4に示す
ように樹脂充填モード位置L2(前記木目込み溝賦形部
8の下端部8aとプレス下死点ニとの間の距離が10〜
20mmの位置)まで下降させる。この場合、前記上型
3の下降により、前記木目込み溝賦形部8の下端部8a
が前記表皮材35を押し下げるが、この表皮材35は前
記前記木目込み溝部6の縁部6aに接触することはな
く、これらの間には隙間ハが形成される。また、前記木
目込み溝賦形部8の移動距離Lは、これが前記表皮材3
5を押し下げても、この表皮材35の基布36の布目が
広がらないようにあらかじめ設定されているために、前
記木目込み溝賦形部8の下端部8aが前記表皮材35を
押し下げても基布36の布目は広がらない。
【0023】次に、樹脂充填モード位置L2で、前記下
型4の樹脂射出部7からクリアランス2内の、前記表皮
材35の下方に芯材用溶融樹脂47が射出される(図4
に示せ樹脂充填モード参照)。この場合、前記表皮材3
5と前記前記木目込み溝部6の縁部6aとの間には隙間
ハが形成されているために、前記芯材用溶融樹脂47は
表皮材35に遮断されることなく流動して前記クリアラ
ンス2内の、前記表皮材35の下方に充填される。
【0024】次に、前記上型3が成型モード位置L3
(プレス下死点ニ)まで下降する。この位置で、前記シ
リンダー10が伸長作動されて前記賦形部材9が所定量
(5〜7mm)下方に突出して前記表皮材35を押し下
げて加圧が行われ、形状賦形が成される(図4に示す成
型モード参照)。この場合、前記木目込み溝部6の底部
では芯材用溶融樹脂47の硬化が開始しているが上部は
若干流動するので形状賦形は可能である。また、前記基
布36の布目が広がっていないために、圧力が加えられ
た芯材用溶融樹脂47が、布目が広った基布36を通過
して発泡PVC37まで達し形状賦形が成されることは
ない。
【0025】上記の実施例にあっては、前記上型3の樹
脂充填モード位置L2までの下降により、前記木目込み
溝賦形部8の下端部8aが前記表皮材35を押し下げる
が、この表皮材35は前記前記木目込み溝部6の縁部6
aに接触することはなく、これらの間には隙間ハが形成
されるために、前記芯材用溶融樹脂47は表皮材35に
遮断されることなく、樹脂流動方向イに流動して前記ク
リアランス2内の、前記表皮材35の下方に充填され、
また、前記木目込み溝賦形部8の移動距離Lは、これが
前記表皮材35を押し下げても、この表皮材35の基布
36の布目が広がらないようにあらかじめ設定すること
ができるために、前記木目込み溝賦形部8が前記表皮材
35を押圧しても基布36の布目は広がらず、成形モー
ドにおいて圧力が加えられた芯材用溶融樹脂47が、布
目が広った基布36を通過して発泡PVC38まで達し
形状賦形が成されるということはない。
【0026】したがって、前記芯材用溶融樹脂47の流
動が円滑になって、表皮材35と芯材34との接着が確
実になされる。このために、木目込みクロスの外周処理
をカット刃48で行った場合、クロスの外周カット面が
表皮材35と一緒に前記芯材34から剥がれるという問
題点が解消される。
【0027】また、図5に示すように、前記上型3に孔
明け機構15を設け、下型4にパンチ受け機構16を設
けてもよい。この孔明け機構15は、可動式の賦形部材
17を備えており、この賦形部材17の下端部には孔明
けパンチ18が形成してある。そして、賦形部材17は
シリンダー19のピストンロッド20に固着されてい
て、前記上型3に形成された賦形部材摺動孔21に摺動
可能に設けてある。また、前記シリンダー19は前記上
型3に形成されたシリンダー収容部22内に収容されて
いる。
【0028】前記パンチ受け機構16は、前記下型4に
設けられた孔部23内に受け部材24と、この受け部材
24を支えるばね25とを備えている。
【0029】そして、成型モードにおいて、前記シリン
ダー19が伸長作動されて前記賦形部材17が所定量下
方に突出して前記表皮材35を押し下げて加圧が行わ
れ、形状賦形が成される。さらに、前記シリンダー19
を伸長作動させて、賦形部材17の下端部の孔明けパン
チ18で表皮材35及び芯材34を打ち抜き、孔加工を
行う。このようにして成形されたドアトリム31には図
6に示すように孔26が形成される。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる自
動車用内装部品の製造方法にあっては、樹脂充填モード
位置L2では、前記木目込み溝賦形部が前記表皮材を押
圧するが、この表皮材は前記前記木目込み溝部の縁部に
接触することはなく、これらの間には隙間ハが形成され
るために、前記芯材用溶融樹脂は表皮材に遮断されるこ
となく、樹脂流動方向に流動して前記表皮材の裏側に充
填されるし、また、前記木目込み溝賦形部の移動距離L
は、これが前記表皮材を押し下げても、この表皮材の基
布の布目が広がらないようにあらかじめ設定することが
できるために、前記木目込み溝賦形部が前記表皮材を押
圧しても基布の布目は広がらず、圧力が加えられた芯材
用溶融樹脂が、布目が広がった基布を通過して発泡PV
Cまで達し形状賦形が成されるということはない。
【0031】したがって、前記芯材用溶融樹脂の流動が
円滑になって、表皮材と芯材との接着が確実になされ
る。このために、木目込みクロスの外周処理をカット刃
で行った場合、クロスの外周カット面が表皮材と一緒に
前記芯材から剥がれるという問題点を解消することがで
きる。
【0032】また、本発明の自動車用内装部品の製造装
置にあっては、一方の金型を、樹脂充填モード位置L2
まで移動して、前記木目込み溝賦形部で前記表皮材を押
圧し、この表皮材と前記木目込み溝部の縁部との間に隙
間ハを形成するにあたって、予め賦形部材を所定量突出
させた状態の木目込み溝賦形部を形成し、また、一方の
金型を成型モード位置L3まで移動して前記表皮材を押
圧して加圧を行い形状賦形を行う場合に、前記移動操作
部を操作して前記賦形部材を所定量突出させることがで
きて、自動車用内装部品の製造を円滑に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる自動車用内装部品の製造装置の
開型状態における一部省略した断面図である。
【図2】同自動車用内装部品の製造装置の閉型状態にお
ける一部省略した断面図である。
【図3】同自動車用内装部品の製造装置における木目込
み溝賦形部の構成と樹脂充填モードの説明図である。
【図4】同自動車用内装部品の製造におけるモード説明
図である。
【図5】同自動車用内装部品の製造装置における他の溝
賦形部の断面図である。
【図6】図5に示す他の溝賦形部により成形されたドア
トリムの斜視図である。
【図7】自動車用ドアの内方から視た斜視図である。
【図8】従来の自動車用内装部品の製造装置の開型状態
における一部省略した断面図である。
【図9】同自動車用内装部品の製造装置の閉型状態にお
ける一部省略した断面図である。
【図10】ドアトリムの一部断面図である。
【図11】従来の自動車用内装部品の製造装置における
木目込み溝賦形部のプレス下死点直前の作用説明図であ
る。
【図12】同自動車用内装部品の製造装置における木目
込み溝賦形部のプレス下死点の作用説明図である。
【図13】ドアトリムの木目込みクロスの外周処理の説
明図である。
【符号の説明】
3 上型(一方の金型) 4 下型(他方の金型) 5 成形型 6 木目込み溝部 7 樹脂射出部 8 木目込み溝賦形部 9 賦形部材 31 ドアトリム(自動車用内装部品) 34 芯材 35 表皮材 47 芯材用溶融樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−15672(JP,A) 特開 平4−67919(JP,A) 特開 平2−231118(JP,A) 特開 昭63−132014(JP,A) 特開 昭62−256619(JP,A) 特開 昭61−230920(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他方の金型側に突出可能な賦形部材を設
    けて、この賦形部材を所定量突出させて木目込み溝賦形
    部を形成した一方の金型と、木目込み溝賦形部に対向す
    る木目込み溝部と樹脂射出部とを有する他方の金型とを
    備えた成形型が開型状態において、両金型間に表皮材を
    挿入し、 次に、一方の金型を、プレス下死点に対し所定間隔が設
    定される樹脂充填モード位置L2まで移動して、前記木
    目込み溝賦形部で前記表皮材を押圧し、この表皮材と前
    記木目込み溝部の縁部との間に隙間ハを形成し、 次に、樹脂充填モード位置L2で、前記樹脂射出部から
    前記表皮材の裏側に芯材用溶融樹脂を射出して、この芯
    材用溶融樹脂を前記隙間ハを介して樹脂を流動させて前
    記表皮材の裏側に充填し、 次に、一方の金型を実質上プレス下死点である成型モー
    ド位置L3まで移動すると共に、前記賦形部材を所定量
    突出して前記表皮材を押圧して加圧を行い形状賦形を行
    うようにしたことを特徴とする自動車用内装部品の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 成形型の一方の金型に設けられた木目込
    み溝賦形部を、可動式の賦形部材と、この賦形部材を他
    方の金型側に突出させる移動操作部とにより構成し、前
    記賦形部材を一方の金型に形成された賦形部材摺動孔に
    摺動可能に設け、前記移動操作部を一方の金型に形成さ
    れた収容部内に収容したことを特徴とする自動車用内装
    部品の製造装置。
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