JP2939394B2 - 平版印刷版用版面洗浄剤 - Google Patents

平版印刷版用版面洗浄剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は平版印刷版の版面洗浄剤に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】平版印刷は、水と油が本質的に混り合わ
ない性質を巧みに利用した印刷方式であり、印刷版面は
水を受容し油性インキを反撥する領域と水を反撥して油
性インキを受容する領域から成り、前者が非画像域であ
り、後者が画像域である。従ってその均衡がくずれ、例
えば非画像域の親水性が何らかの原因で劣化するとしば
しばその領域にインキが付着し、所謂「地汚れ」と成
る。このような地汚れが発生する場合は多種多様ある
が、代表的なものは平版印刷版を高耐刷力とするために
施されるバーニング等の処置を施した場合や、平版印刷
版の版面を不感脂化ガムで保護することなく大気中に放
置した場合がある。この様な現象は印刷中に印刷機のト
ラブル又は休憩時間等で印刷機を停止した場合等に於い
ても同様に起きることがある。従って通常、印刷機を停
止する場合印刷関係者等は不感脂化ガム液を塗布する慣
習がある。また、不感脂化ガムが塗布されていない平版
印刷版の非画像域に親油性の物質が付着し放置された場
合、その部分が感脂化され、汚れと成る。例えば指紋等
の跡が印刷物の背景に現れるのも同様な原因によるもの
である。更にまた非画像域に傷が付いた場合でありこの
場合は傷の中にインキが詰まり、次第に感脂化されて汚
れと成る。
【0003】上述のような、汚れの発生した平版印刷版
は、版面のインキを除去すると共に非画像域の親水性を
回復せしめるための所謂版面洗浄剤(プレートクリーナ
ーと呼ぶことも有る。)で処理されるのが通例である。
かかる版面洗浄剤の一つとして、従来例えば特公平3−
47198号公報に記載されているような珪酸ナトリウ
ム水溶液から成るものが知られていた。しかし乍ら、こ
の版面洗浄剤は不感脂化作用が極めて高いという効果を
有するものの、アルカリ性のため、水性アルカリ現像液
で現像される感光性平版印刷版、例えば特公昭43−2
8403号、米国特許第3046120 号明細書等に記載され
ているo−キノンジアジド化合物からなる感光層を有す
るポジ作用感光性平版印刷版又は特開昭54−9861
3号、英国特許1,350,521 号に記載されているような酸
性基を有するバインダとジアゾ樹脂からなる感光層を有
するネガ作用感光性平版印刷版等から製版された平版印
刷版に使用すると画像域の一部が侵されたり、インキの
付着性が劣化するとう問題があった。
【0004】他方、米国特許第3,489,561 号明細書に記
載されている蓚酸を用いたプレートクリーナーは不感脂
化力が弱く、金属支持体を腐食する作用が強いため、ア
ルミニウム板を支持体とする通常の感光性平版印刷版
(PS版と称されている。)の支持体表面に施されてい
る親水層(例えば米国特許第2,714,066 号明細書に記載
されているような親水化処理により形成された層)が破
壊され、汚れを引起し易いので金属支持体には適性がな
い。一般に印刷中に汚れが発生した場合は先ず版面のイ
ンキを洗浄剤(灯油又は炭化水素系溶剤)で除去し、次
いでプレートクリーナで処理する。上記のプレートクリ
ーナーも版面上のインキを洗浄剤で除去した後に使用す
る必要があるため、処理工程としては2工程となり作業
が繁雑となる。そのため近年両機能を統合させた乳化型
即ちインキ洗浄剤作用及び不感脂化作用を兼ね備えた版
面洗浄剤も開発されている。例えば特開昭52−157
02号にはアルカリ性の乳化型版面洗浄剤が開示されて
おり、特開昭53−2102号には酸性の乳化型版面洗
浄剤が開示されている。
【0005】しかし乍ら、このような乳化型版面洗浄剤
はバーニング処理した平版印刷版に対する汚れ除去力が
劣り又傷汚れ等に対しては、不感脂化の持続性が不充分
であって、印刷の途中でしばしば汚れが再発するという
欠点が有った。又一般的にネガ作用感光性平版印刷版か
ら製版されたプレートは画像領域は硬化し強じんになる
が、ポジ作用感光性平版印刷版から製版されたプレート
は画像領域は変化しないため、版面洗浄剤に使用されて
いる成分の界面活性剤又は溶剤等で画像領域が侵され、
劣化し易いという問題点も有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は画像領
域に悪影響を与えることがなく、非画像領域に対する不
感脂化作用に優れ、且つ優れた汚れ除去能力、又防止効
果を有する版面洗浄剤を提供することにある。本発明の
他の目的は平版印刷版の非画像域の親水性表面を破壊す
ることなく、優れた汚れ除去能力を発揮する版面洗浄剤
を提供することである。本発明の更に他の目的は全ての
平版印刷版に対して優れた汚れ除去能力と不感脂化作用
を発揮する版面洗浄剤を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、平版印
刷インキを溶解する有機溶媒、アニオン型界面活性剤お
よびノニオン型界面活性剤からなる群から選ばれた少な
くとも1つの界面活性剤、不感脂化剤、水並びに下記一
般式〔I〕〜〔VI〕で示される化合物群から選ばれた少
なくとも1つの化合物を含有することを特徴とする平版
印刷版用版面洗浄剤により達成される。
【0008】
【化2】 (式中、R1 〜R3 は各々独立に水素原子、炭素原子数
1〜4のアルキル基(直鎖及び分枝のものを含む。)、
炭素原子数1〜4のヒドロキシアルキル基、ヒドロキシ
ル基、ハロゲン原子(例えば塩素原子、臭素原子な
ど)、メルカプト基、−SO3 4 または−COOM5
を示す。R4 〜R11は各々独立に炭素原子数1〜12の
アルキル基(直鎖、分枝および環状のものを含む。)、
炭素原子数1〜4のヒドロキシアルキル基、ベンジル
基、または置換(例えばメチル基などの炭素原子数1〜
4のアルキル、ヒドロキシル、ハロゲンなど)もしくは
無置換のフェニル基を示す。R12〜R16は各々独立に水
素原子、炭素原子数1〜6のアルキル基(直鎖及び分枝
のものを含む。)、ヒドロキシル基、−SO3 6 、炭
素原子数1〜6のヒドロキシアルキル基を示す。R17
水素原子、炭素原子数1〜12のアルキル基(直鎖及び
分枝のものを含む。)、または炭素原子数1〜12のヒ
ドロキシアルキル基を示す。M1 〜M6 は各々水素原
子、アルカリ金属(Na、Kなど)またはNH4 を示
す。ZはN、PまたはBを示す。X1 は対イオンを示
し、ZがNまたはPのときはアニオン(例えば、塩素イ
オン、臭素イオン、沃素イオンなどのハロゲンイオン、
硝酸イオン、硫酸イオン、燐酸イオン、水酸イオン、 P
F6 - 又は BF4 - など)を示し、ZがBのときはカチオン
(例えば、Li+ 、Na+ 、K+ などのアルカリ金属イオン
又は NH4 + など) を示し、X2 はアニオン(例えば前記
のような例が含まれる。)を示す。nは1〜5の整数を
示す。)
【0009】本発明に使用される平版印刷インキを溶解
する作用を有する有機溶媒としては、炭化水素系溶剤で
沸点が120℃〜350℃の範囲の石油留分が好まし
く、炭化水素系溶剤は版面洗浄剤の10〜60重量%の
範囲で用いることが好ましい。この場合、下記溶剤を少
量添加とするインキ溶解性を更に高めることができる。
例えば、アルコール系の溶媒として2−エチルブタノー
ル、n−ヘプタノール、2−ヘプタノール、2−オクタ
ノール、2−エチルヘキサノール、3,5,5−トリメ
チルヘキサノール、ノナノール、n−デカノール、ベン
ジルアルコール、シクロヘキサノール、フルフリルアル
コール又はテトラヒドロフルフリルアルコール、下記一
般式で示されるグリコール系のエーテル化合物、 (a) R18O-(CH2CH2O) p -R19 (b) R20O-(CH2CH2O) q -R21 (式中、R18およびR20は各々炭素原子数1〜7のアル
キル基またはアリール基(例えばフェニル基など)を示
し、R19およびR21は各々水素原子、炭素原子数1〜7
のアルキル基またはアリール基を示す。pおよびqは1
〜4の整数を示す。) メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチル
−n−アミルケトン、メチル−n−ヘキシルケトン、メ
チル−n−ブチルケトン、ジイソブチルケトン、シクロ
ヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、ジメチルスルホ
キシド、γ−ブチロラクトン、等が挙げられる。これら
の化合物は炭化水素系の溶媒に対して1〜30重量%の
範囲で混合することによって版面に付着したインキの除
去性を大巾に促進させることができる。
【0010】本発明に使用されるアニオン型界面活性剤
およびノニオン型界面活性剤からなる群から選ばれる界
面活性剤は、前記の平版印刷インキを溶解する作用を有
する有機溶媒と水との安定な乳化物を形成させる為の乳
化剤として使用される成分である。例えば、アニオン型
界面活性剤としては、脂肪酸塩類、アビエチン酸塩類、
ヒドロキシアルカンスルホン酸塩類、アルカンスルホン
酸塩類、ジアルキルスルホ琥珀酸塩類、直鎖アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩類、分岐鎖アルキルベンセンスルホ
ン酸塩類、アルキルナフタレンスルホン酸塩類、アルキ
ルフェノキシポリオキシエチレンプロピルスルホン酸塩
類、ポリオキシエチレンアルキルスルホフェニルエーテ
ル塩類、N−メチル−N−オレイルタウリンナトリウム
塩類、N−アルキルスルホ琥珀酸モノアミド二ナトリウ
ム塩類、石油スルホン酸塩類、硫酸化ひまし油、硫酸化
牛脂油、脂肪酸アルキルエステルの硫酸エステル塩類、
アルキル硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル硫酸エステル塩類、脂肪酸モノグリセリド硫
酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンスチリ
ルフェニルエーテル硫酸エステル塩類、アルキル燐酸エ
ステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸
エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル燐酸エステル塩類、スチレン−無水マレイン酸共
重合物の部分けん化物類、オレフィン−無水マレイン酸
共重合体の部分けん化物類、ナフタレンスルホン酸塩ホ
ルマリン縮合物類等が挙げられる。これらの中でもジア
ルキルスルホ琥珀酸塩類、アルキル硫酸エステル塩類及
びアルキルナフタレンスルホン酸塩類が特に好ましく用
いられる。
【0011】非イオン型界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリス
チリルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンアルキルエーテル類、グリセリン脂肪酸
部分エステル類、ソルビタン脂肪酸部分エステル類、ペ
ンタエリスリトール脂肪酸部分エステル類、プロピレン
グリコールモノ脂肪酸エステル類、蔗糖脂肪酸部分エス
テル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸部分エス
テル類、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸部分エ
ステル類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、
ポリグリセリン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチ
レン化ひまし油類、ポリオキシエチレングリセリン脂肪
酸部分エステル類、脂肪酸ジエタノールアミド類、N,
N−ビス−2−ヒドロキシアルキルアミン類、ポリオキ
シエチレンアルキルアミン類、トリエタノールアミン脂
肪酸エステル類、トリアルキルアミンオキシド類などが
挙げられる。その他、弗素系界面活性剤、シリコン系界
面活性剤も使用することができる。その中でもポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエ
チレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマー類等が
好ましく用いられ、そのHLB値が12以下のもの、特
に10以下のものが更に好ましい。これらの界面活性剤
は一種もしくは2種以上併用して使用することもでき
る。特にアニオン型界面活性剤とノニオン型界面活性剤
を併用することが好ましい。このような乳化剤として使
用される界面活性剤の好適に使用される範囲は、0.5重
量%〜30重量%である。
【0012】本発明に使用される不感脂化剤は、平版印
刷版の非画像領域に作用して、その親水性を向上させる
成分であり、酸性プレートクリーナーに使用されるもの
とアルカリ性プレートクリーナーに使用されるものに大
別される。 酸性型不感脂化剤はその水溶液のpHが1〜5付近の
範囲で不感脂化作用を発揮する化合物であり、具体例と
してはリン酸、亜リン酸、メタリン酸、ポリリン酸、ポ
リビニルホスホン酸、有機ホスホン酸、フイチン酸、ス
ルファミン酸等が挙げられる。これらの化合物は単独
で、又は2以上併用して使用できる。 アルカリ型不感脂化剤は、そのpHが10〜13の範
囲で不感脂化作用を発揮する化合物であり、例えばケイ
酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、ケイ酸リチウム、ケイ
酸ルビジウム、ケイ酸セシウム、ケイ酸テトラメチルア
ンモニウム、ケイ酸テトラエチルアンモニウムなどの珪
酸のアルカリ金属塩又は有機アンモニウム塩、リン酸ナ
トリウム、リン酸カリウム、リン酸リチウム、リン酸ア
ンモニウム等の燐酸のアルカリ金属塩又はアンモニウム
塩、ピロリン酸カリウム、トリポリリン酸ナトリウム、
ヘキサメタリン酸ナトリウム等のアルカリ金属ポリ燐酸
塩、フイチン酸ナトリウム、フイチン酸カリウム、フイ
チン酸リチウム、フイチン酸アンモニウム等のフイチン
酸のアルカリ金属塩又はアンモニウム塩、ホウ酸ナトリ
ウム、ホウ酸カリウム、ホウ酸アンモニウム等の硼酸の
アルカリ金属塩又はアンモニウム塩等が挙げられる。こ
れらの化合物は単独でもしくは2種以上併用して使用す
ることもできる。これら不感脂化剤の添加量は0.01〜
40重量%の範囲であり、特に0.5〜10重量%の範囲
が好ましい。本発明に使用される不感脂化剤は、前記の
ように、その水溶液のpHを適切な範囲とすることによ
り、不感脂化作用が発揮される。従って、このようなpH
範囲とするためのpH調整剤又は緩衝剤が必要により添加
される。このようなpH調整剤又は緩衝剤は上記の不感脂
化剤として例示した化合物の中から選択することもで
き、又、その他に硫酸、亜りん酸、くえん酸、酢酸、蓚
酸、マロン酸、酒石酸、りんご酸、乳酸、レブリン酸、
酪酸、マレイン酸、ピコリン酸などの酸;水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムなどのアルカリ
も使用することができる。本発明に使用される水の量
は、版面洗浄剤の総重量に対して45〜85重量%、よ
り好ましくは50〜80重量%の範囲で使用される。本
発明の版面保護剤には、有機溶媒及び界面活性剤の影響
で印刷版の画像領域が劣化するのを防止するために、前
記一般式〔I〕〜〔VI〕で示される化合物の少なくとも
1種を含有させる。
【0013】上記化合物の具体例としては、安息香酸、
サリチル酸、イソフタリルスルホン酸、没食子酸、チオ
サリチル酸、及びこれらのナトリウム塩、カリウム塩、
リチウム塩及びアンモニウム塩;テトラフェニルホスホ
ニウムヨーダイド、テトラフェニルホスホニウムブロマ
イド、テトラフェニルホスホニウムクロライド、テトラ
フェニルホスホニウム硫酸塩、テトラフェニルホスホニ
ウム硝酸塩、テトラフェニルホウ素ナトリウム、テトラ
n−ブチルホスホニウムヨーダイド、テトラn−ブチル
ホスホニウムブロマイド、テトラn−ブチルホスホニウ
ムクロライド、テトラ−n−ブチルホスホニウム硫酸
塩、テトラn−ブチルホスホニウム硝酸塩、テトラブチ
ルアンモニウム硫酸塩、テトラブチルアンモニウム硝酸
塩、エチルトリフェニルホスホニウムブロマイド、ベン
ジルトリフェニルホスホニウムクロライド、テトラブチ
ルホスホウニムハイドロオキサイド、テトラブチルホス
ホニウムリン酸塩、エチルトリフェニルホスホニウムブ
ロマイド、ブチルトリフェニルホスホニウムブロマイ
ド、ベンジルトリフェニルホスホニウムクロライド、テ
トラトリルホスホニウムブロマイド;1,2−ビス(ジ
フェニルホスフィノ)エタンブロマイド;フェニルフェ
ノールスルホン酸、ジフェニルエーテルスルホン酸、こ
れらのアルカリ金属塩(Na、K、Li塩)、アンモニウム
塩等が挙げられる。これらの内、一般式〔II〕および
〔VI〕で示される化合物はより少ない量でその効果が発
現するので好ましい。これらの化合物は1種もしくは2
種以上併用することもできる。好適な使用範囲は0.01
重量%〜30重量%であり、好ましくは0.1重量%〜1
0重量%である。本発明の版面洗浄剤には更に必要に応
じて、(a)水溶性高分子化合物、(b)硝酸の金属塩
又はアンモニウム塩、(c)湿潤剤、(d)防腐剤およ
び(e)その他の成分を添加することができる。
【0014】(a)水溶性高分子化合物 本発明に使用できる水溶性高分子化合物は、有機溶剤の
分散安定性、又は粘度調節に有効に使用される。その具
体例としてはアラビアゴム、澱粉誘導体(例えばデキス
トリン、酵素分解デキストリン、ヒドロキシプロピル化
酵素分解デキストリン、カルボキシメチル化澱粉、リン
酸澱粉、オクテニルコハクエステル化澱粉等)、アルギ
ン酸、繊維素誘導体(例えば、カルボキシメチルセルロ
ース、カルボキシエチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、それ
らのグリオキザール変性体等)等の天然物及びその変性
体、ポリエチレングリコール及び共重合体、ポリビニル
アルコール及びその誘導体、ポリビニルピロリドン、ポ
リアクリルアミド及びその共重合体ポリアクリル酸及び
その共重合体、ビニルメチルエーテル/無水マレイン酸
共重合体、酢酸ビニル/無水マレイン酸共重合体、ポリ
スチレンスルホン酸及びその共重合体の合成物等が挙げ
られる。これらの高分子化合物は単独で又は混合して使
用することができる。好ましい使用範囲は、0.1重量%
〜30重量%である。
【0015】(b)硝酸の金属塩又はアンモニウム塩 本発明に使用される硝酸の金属塩及びアンモニウム塩は
アルミニウム支持体を用いた印刷版の腐食を有効に抑制
する。これらの化合物の具体例としては、硝酸ナトリウ
ム、硝酸カリウム、硝酸リチウム、硝酸アンモニウム、
硝酸マグネシウム、硝酸カルシウム、硝酸ベリリウム、
硝酸アルミニウム、硝酸亜鉛、硝酸ジルコニウム、硝酸
ニッケル、硝酸マンガン、硝酸クロム、等が挙げられ
る。これらの塩は1種もしくは2種以上併用してもよ
い。これらの塩の好適な使用範囲は0.01重量%〜5重
量%である。
【0016】(c)湿潤剤 本発明に使用される湿潤剤は、版面洗浄剤に良好な拡が
り特性を与え乾燥を抑制する効果を示す有用な成分であ
る。具体的な化合物としては、一般式 HO-(CnH2n O)m -
H(nは2〜6の整数、mは1〜500の整数)で表さ
れる化合物が挙げられる。好ましい化合物の一例を掲げ
ると、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
チレングリコール、ペンタンジオール、ヘキシレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ジ−プロピレングリコール、トリプロピレングリコ
ール、等であり他の湿潤剤としてはグリセリン、ジグリ
セリン、ソルビトール、ペンタエリスリトール等が挙げ
られる。これらの化合物は1種もしくは2種以上併用す
ることができる。好適に使用される範囲は0.05重量%
〜5重量%である。
【0017】(d)防腐剤 更に本発明には、防腐剤も使用される。これは使用して
いる水溶性高分子化合物のカビ、バクテリヤ、酵母菌等
による腐敗を防止する。具体的な化合物としては、例え
ばフェノール又はその誘導体、ホルマリン、イミダゾー
ル誘導体、デヒドロ酢酸ナトリウム、4−イソチアゾリ
ン−3−オン誘導体、ベンゾトリアゾール誘導体、アミ
ジン又はグアニジンの誘導体、四級アンモニウム塩類、
ベンゾイソチアゾリン及びその誘導体、ピリジン、キノ
リン又はグアニジンの誘導体、ダイアジン又はトリアゾ
ールの誘導体、オキサゾール又はオキサジンの誘導体等
が挙げられる。好ましい添加量は、細菌、カビ、酵母菌
等に対して、安定に効力を発揮する量であって、細菌、
カビ、酵母菌の種類によっても異なるが、版面洗浄剤組
成物に対し、0.01〜4重量%の範囲が好ましく、ま
た種々のカビ、細菌、酵母菌に対して効力のあるような
2種以上の防腐剤を併用することが好ましい。
【0018】(e)その他の成分 更に本発明の版面洗浄剤にはその他成分として上記成分
の他にシリカ粉末、パミス、コロイドシリカ、キレート
化合物、染料等も使用することができる。 (平版印刷版)本発明の版面洗浄剤は種々の平版印刷版
に対して使用することができるが、特にアルミニウム板
を支持体とし、その上に感光層を有する感光性平版印刷
版(予め感光性を付与した印刷版で、PS版と呼ばれ
る。)を画像露光および現像して得られた平版印刷版に
対して好適に使用できる。かかるPS版の好ましいもの
は、例えば、英国特許第1,350,521 号明細書に記されて
いる様なジアゾ樹脂(p−ジアゾジフェニルアミンとパ
ラホルムアルデヒドとの縮合物の塩)とシェラックとの
混合物からなる感光層をアルミニウム版上に設けたも
の、英国特許第1,460,978 号および同第1,505,739 号の
各明細書に記されているようなジアゾ樹脂とヒドロキシ
エチルメタクリレート単位またはヒドロキシエチルアク
リレート単位を主なる繰返し単位として有するポリマー
との混合物からなる感光層をアルミニウム板上に設けた
もの、米国特許第4,983,491 号明細書に記載されている
ような、カルボキシル基を持つポリウレタン樹脂とジア
ゾ樹脂からなる感光層を陽極酸化アルミニウム板上に設
けたもののようなネガ型PS版、および特開昭50−1
25,806号公報に記されているようなo−キノンジア
ジド感光物とノボラック型フェノール樹脂との混合物か
らなる感光層をアルミニウム板上に設けたポジ型PS版
が含まれる。更に米国特許第3,860,426号、同第4,
079,041号、欧州特許公開第443742号の各明
細書の中に具体的に示されているような光架橋性フォト
ポリマーの感光層をアルミニウム板上に設けたPS版、
米国特許第4,072,528号、同第4,072,527号お
よび同第4,687,727号の各明細書に記されているよ
うな光重合型フォトポリマー組成物の感光層をアルミニ
ウム板上に設けたPS版、英国特許第1,235,281号
および同第1,495,861号の各明細書に記されている
ようなアジドと水溶性ポリマーとの混合物からなる感光
層をアルミニウム板上に設けたPS版も好ましい。
【0019】上記のようなPS版を製版処理して作製さ
れた平版印刷版を使用して印刷を行なっている途中に、
何らかの理由で非画像部に汚れが発生するようになった
場合に、本発明の版面洗浄剤で平版印刷版が処理され
る。より具体的には、印刷機を止めて、その版胴に装着
されている平版印刷版の版面を、本発明の版面洗浄剤で
浸潤させたスポンジで拭うという方法により行なわれ
る。このようにして版面洗浄を終了させたのち、再び印
刷機を起動させて印刷を行なうことにより、汚れのない
印刷物を継続して得ることができる。
【0020】
【実施例】次に実施例により本発明を更に具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。なお、「部」及び「%」は他に指定のない限りそ
れぞれ重量部および重量%を示す。 実施例1 純水547部にメタリン酸15部を攪拌しながら加えて
溶解した。次に硝酸マグネシウム20部を溶解してから
水酸化ナトリウムを添加しpH2.0に調節した後、テトラ
ブチルホスホニウムリン酸塩3部を溶解し、つづいて保
護コロイド物質としてアラビアガム水溶液(ボーメ度1
4)150部と湿潤剤のプロピレングリコール50部を
溶解し水相を調製した。
【0021】一方、3号ソルベント(日本石油(株)
製、沸点255〜287℃炭化水素系溶剤)180部、
乳化剤ペレックスOFP(花王(株)製、ジアルキルス
ルホコハク酸ナトリウム)を10部、エマルゲン#70
3(花王(株)製、ポリオキシエチレンノニルフェニル
エーテル)15部、スパン−20(花王(株)製、ソル
ビタンモノラウレート)10部、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル10部を混合し、油相を調製した。次
に上記のように調製した水相を攪拌し、約35〜40℃
に調整し、この中へゆっくりと油相を滴下し分散液を作
成しホモジナイザーを通して乳白色の粘稠の乳化型版面
洗浄剤(実施例1)を作成した。更に比較用の版面洗浄
剤として、テトラブチルホスホニウムリン酸塩を含有さ
せなかった点を除いて、上記版面洗浄剤と全く同じ組成
の乳化型版面洗浄剤(比較例1)を作成した。一方特公
昭43−28403号公報に記載されているアセトンと
ピロガロールの縮重合により得られたポリヒドロキシフ
ェニルのナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スルホ
ン酸エステル1部とノボラック型クレゾール・ホルムア
ルデヒド樹脂2部を40部のメチルセロソルブに溶解し
て感光液を作製した。厚さ0.2mmの砂目立されたアルミ
ニウム版をよく洗浄した後に乾燥し、その上に上記感光
液を回転塗布機によって塗布乾燥し、約2.0g/m2の感
光層を有するポジ型PS版を作成し、これらのプレート
に対して版面洗浄剤で処理して網点ポジフィルムを用い
て露光し、富士写真フィルム(株)製、ポジプレート用
現像液DP−4(1:8希釈)水溶液で現像後、水洗乾
燥した。上記印刷版を4分割し、下記のテスト条件の表
1のプレートを作成し、汚れ除去能力及び画像安定性に
ついてテストを実施した。
【0022】
【表1】 〔表1〕 ─────────────────────────────────── テスト項目 テ ス ト 条 件 ─────────────────────────────────── A 空気酸化汚れ ガム塗布なしの状態で、150℃の乾燥機中に3時間保 管した。 B 傷汚れ 引掻き試験器(新東科学(株)製を用いてダイヤ針4R に荷重100g、200g、300gで引掻き傷をつけ 大気中に3日間放置した。 C オイル汚れ オレイン酸1gをミネラルスピリット10gに溶解し、 脱脂綿に浸してバフドライする。 D 画像部安定性 印刷を始めてから1000枚刷るたびごとに版面を版面 洗浄剤で処理する操作を繰り返し、版面洗浄剤の処理を 10回まで行なう。このとき、画像部のハイライト部の 着肉性が劣化しはじめる時の版面洗浄剤の処理回数を数 える。 ─────────────────────────────────── この様に作製したテスト版をハイデルベルグSORM型
印刷機上で、先に調製した洗浄剤で版面洗浄を実施した
結果を表2にまとめた。なお、結果は次の評価基準で示
した。 A.空気酸化汚れ:全く汚れが発生しない…………A 僅かに汚れが発生する…………B 明確に汚れが発生する…………C B.傷汚れ :全く汚れが発生しない…………A 荷重200g以下は汚れが発生しないが300gでは汚
れが発生する……………B 荷重100gでは汚れが発生しないが200g以上では
汚れが発生する…………C C.オイル汚れ :全く汚れが発生しない…………A 僅かに汚れが発生する…………B 明確に汚れが発生する…………C D.画像部安定性: ・10回以上…………A ・9回…………………B ・8回…………………C ・5回…………………D
【0023】
【表2】 〔表2〕 ─────────────────────────── テスト項目 結 果 実施例1 比較例1 ────────────────────────── A 空気酸化汚れ A A B 傷汚れ A A C オイル汚れ A A D 画像部安定性 A D ─────────────────────────── 上表に示したように(D)の画像部安定性について、本
発明による版面洗浄剤は画像部のハイライト部の着肉性
が劣化しなかったのに対して、比較例1の版面洗浄剤は
早くからハイライト部の画像が着肉しなくなってしまう
ことが判る。 実施例2〜6、比較例2 実施例1の版面洗浄剤と同様にして、表3に示す成分を
含有する版面洗浄剤(実施例2〜6、比較例2)を調製
した。これらの版面洗浄剤について、実施例1の場合と
同様に汚れ除去能力及び画像部安定性を評価し、その結
果を表4に示した。
【0024】
【表3】 〔表3〕 ─────────────────────────────────── 実 施 例 比較例 成 分 ────────── 2 3 4 5 6 1 ─────────────────────────────────── 水相 水溶性高分子 純水(最終的に加えて1000mlとする) アラビアガム − 50 50 − 50 50 カルボキシメチルセル ロース − − 5 50 − − ポリビニルアルコール − − − 2 − − ───────────────────────────────── 不感脂化剤 リン酸 10 10 − − 10 10 メタリン酸 − − 10 − − − ヘキサメタリン酸ナト リウム 10 10 − − − 10 ピロリン酸カリウム − − 10 − − − 3号ケイ酸ナトリウム − − − 10 − − メタケイ酸ナトリウム − − − 5 − − ───────────────────────────────── pH調節剤 水酸化ナトリウム 3 3 − − 3 3 ───────────────────────────────── 硝酸塩 硝酸アンモニウム − 5 5 5 5 − 硝酸マグネシウム − 10 10 10 10 − ───────────────────────────────── 画像劣化防止剤 テトラフェニルホスホ ニウムブロマイド 3 3 − 1 1 − テトラn−ブチルホス ホニウムブロマイド − − 3 − − − 安息香酸ナトリウム − − 3 − − − フェニルフェノールス ルホン酸 − − − 1 − − ラウリルイソキノニウ ムブロマイド − − − 2 − − n−ブチルジフェニル エーテルスルホン酸 − − − − 2 − ─────────────────────────────────── 油相 界面活性剤 ジアルキルスルホコハ ク酸ナトリウム 10 10 10 10 10 10 ポリオキシエチレンノ ニルフェニルエーテル 10 10 10 10 10 10 ソルビタンモノオレート 10 10 10 10 10 10 ポリオキシエチレンポ リオキシプロピレン 5 5 5 5 5 5 ブロックポリマー ───────────────────────────────── 有機溶剤 Kソルベント(*) 150 150 − − 150 150 3号ソルベント(*) − − 150 75 − − 5号ソルベント(*) − − − 75 − − シクロヘキサノン − − − 10 − − ベンジルアルコール − − 10 − − − ───────────────────────────────── 防腐剤 ベンゾイソチアゾリン − 2 2 2 2 2 −3−オン ───────────────────────────────── 湿潤剤 グリセリン − 20 20 20 20 20 ─────────────────────────────────── (*) 日本石油(株)製
【0025】
【表4】 〔表4〕 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 テスト項目 ──────────────────── 2 3 4 5 6 2 ────────────────────────────────── A 空気酸化汚れ A A A A A A ────────────────────────────────── B 傷汚れ A A A A A A ────────────────────────────────── C オイル汚れ A A A A A A ────────────────────────────────── D 画像部の安定性 A A A A B D ─────────────────────────────────── 比較例2の版面洗浄剤は画像部のハイライト部が劣化
し、インキの着肉不良が生じた。しかし、実施例2〜5
の版面洗浄剤は全く画像部の劣化が認められず、また実
施例6の版面洗浄剤も比較例2のものに比べて画像部の
劣化が少なかった。
【発明の効果】本発明の版面洗浄剤は、画像部を劣化さ
せることなく、優れた汚れ防止効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−122196(JP,A) 特開 昭60−225798(JP,A) 特開 昭61−261095(JP,A) 特開 平1−172498(JP,A) 特開 平2−107492(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41N 3/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平版印刷インキを溶解する有機溶剤、ア
    ニオン型界面活性剤およびノニオン型界面活性剤からな
    る群から選ばれた少なくとも1つの界面活性剤、不感脂
    化剤、水並びに下記一般式〔I〕〜〔VI〕で示される化
    合物群から選ばれた少なくとも1つの化合物を含有する
    ことを特徴とする平版印刷版用版面洗浄剤。 【化1】 (式中、R1 〜R3 は各々独立に水素原子、炭素原子数
    1〜4のアルキル基、炭素原子数1〜4のヒドロキシア
    ルキル基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、メルカプト
    基、−SO3 4 または−COOM5 を示す。R4 〜R
    11は各々独立に炭素原子数1〜12のアルキル基、炭素
    原子数1〜4のヒドロキシアルキル基、ベンジル基、ま
    たは置換もしくは無置換のフェニル基を示す。R12〜R
    16は各々独立に水素原子、炭素原子数1〜6のアルキル
    基、ヒドロキシル基、−SO3 6 、炭素原子数1〜6
    のヒドロキシアルキル基を示す。R17は水素原子、炭素
    原子数1〜12のアルキル基または炭素原子数1〜12
    のヒドロキシアルキル基を示す。M1 〜M6 は各々水素
    原子、アルカリ金属またはNH4 を示す。ZはN、Pま
    たBを示す。X1 は対イオンを示し、X2 はアニオンを
    示す。nは1〜5の整数を示す。)
  2. 【請求項2】 更に水溶性高分子化合物を含有すること
    を特徴とする請求項1に記載の平版印刷版用版面洗浄
    剤。
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